「デ」の検索結果
全体で29,765件見つかりました。
文字数 682
最終更新日 2026.03.26
登録日 2026.03.26
侯爵令嬢のアンジュは、子供の頃から大好きだった幼馴染のデイビッドに5度目の婚約を申し込むものの、断られてしまう。さすがに5度目という事もあり、父親からも諦める様言われてしまった。
自分でも分かっている、もう潮時なのだと。そんな中父親から、留学の話を持ち掛けられた。環境を変えれば、気持ちも落ち着くのではないかと。
彼のいない場所に行けば、彼を忘れられるかもしれない。でも、王都から出た事のない自分が、誰も知らない異国でうまくやっていけるのか…そんな不安から、返事をする事が出来なかった。
そんな中、侯爵令嬢のラミネスから、自分とデイビッドは愛し合っている。彼が騎士団長になる事が決まった暁には、自分と婚約をする事が決まっていると聞かされたのだ。
大きなショックを受けたアンジュは、ついに留学をする事を決意。専属メイドのカリアを連れ、1人留学の先のミラージュ王国に向かったのだが…
文字数 151,246
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.09.11
「お前に食指が動くことはない、後はしみったれた余生でも過ごしてくれ」
そんな言葉を最後に婚約者のランドルフ・ファルムンド王子はデイジー・ルドウィンを捨ててしまう。
人生の全てをかけて愛してくれていた彼女をあっさりと。
正妃教育のため幼き頃より人生を捧げて生きていた彼女に味方はおらず、学園ではいじめられ、再び愛した男性にも「遊びだった」と同じように捨てられてしまう。
人生に楽しみも、生きる気力も失った彼女は自分の意志で…自死を選んだ。
再び意識を取り戻すと見知った光景と聞き覚えのある言葉の数々。
デイジーは確信をした、これは二度目の人生なのだと。
確信したと同時に再びあの酷い日々を過ごす事になる事に絶望した、そんなデイジーを変えたのは他でもなく、前世での彼女自身の願いであった。
––次の人生は後悔もない、幸福な日々を––
他でもない、自分自身の願いを叶えるために彼女は二度目の人生を立ち上がる。
前のような弱気な生き方を捨てて、怒りに滾って奮い立つ彼女はこのくそったれな人生を生きていく事を決めた。
彼女に起きた心境の変化、それによって起こる小さな波紋はやがて波となり…この王国でさえ変える大きな波となる。
文字数 199,627
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.07.08
第一王子アルバートに婚約破棄をされてから二年経ったある日、自分には前世があったのだと思い出したマルフィルは、己のわがままボディに絶句する。
それも王命により屋敷に軟禁状態。肉襦袢を着込んだ肉塊のニート令嬢だなんて絶対にいかん!
改心を決めたマルフィルは、手始めにダイエットを始めた。そして今年行われるアルバートの生誕祝賀パーティーに出席することをスタート目標に、更生計画を開始する!
※こちらはアルファポリス様、小説家になろう様で投稿させて頂きました「婚約破棄から〜2年後〜からのおめでとう」の連載版です。タイトルは仮決定です。
文字数 14,209
最終更新日 2018.11.18
登録日 2018.11.13
王国随一の名門ハーランド公爵家の令嬢エリシアは、第一王子の婚約者でありながら、王宮の陰謀により突然追放される。濡れ衣を着せられ、全てを奪われた彼女は極寒の辺境国家ノルディアへと流される。しかしエリシアには秘密があった――前世の記憶と現代日本の経営知識を持つ転生者だったのだ。荒廃した辺境で、彼女は持ち前の戦略眼と人心掌握術で奇跡の復興を成し遂げる。やがて彼女の手腕は王国全土を震撼させ、自らを追放した者たちに復讐の刃を向ける。だが辺境王ルシアンとの運命的な出会いが、彼女の心に新たな感情を芽生えさせていく。これは、理不尽に奪われた女性が、知略と情熱で世界を変える物語――。
文字数 167,971
最終更新日 2026.01.16
登録日 2025.10.28
学生時代最後のゴールデンウィークを楽しむため、伊達冬馬(21)は高校生の従弟たち三人とキャンプ場へ向かっていた。
途中の山道で唐突に眩い光に包まれ、運転していた車が制御を失い、そのまま崖の下に転落して、冬馬は死んでしまう。
だが、魂のみの存在となった冬馬は異世界に転生させられることに。
「俺が死んだのはアイツらを勇者召喚した結果の巻き添えだった?」
しかも、冬馬の死を知った従弟や従妹たちが立腹し、勇者として働くことを拒否しているらしい。
「勇者を働かせるための餌として、俺を異世界に転生させるだと? ふざけんな!」
異世界の事情を聞き出して、あまりの不穏さと不便な生活状況を知り、ごねる冬馬に異世界の創造神は様々なスキルや特典を与えてくれた。
日本と同程度は難しいが、努力すれば快適に暮らせるだけのスキルを貰う。
「召喚魔法? いや、これネット通販だろ」
発動条件の等価交換は、大森林の素材をポイントに換えて異世界から物を召喚するーーいや、だからコレはネット通販!
日本製の便利な品物を通販で購入するため、冬馬はせっせと採取や狩猟に励む。
便利な魔法やスキルを駆使して、大森林と呼ばれる魔境暮らしを送ることになった冬馬がゆるいサバイバルありのスローライフを楽しむ、異世界転生ファンタジー。
※カクヨムにも掲載中です
文字数 651,109
最終更新日 2024.12.16
登録日 2022.05.09
悪役は静かに退場したい
レンタル有り旧題:悪役は静かに退場したい・オメガバース
横断歩道の信号待ちをしているとき、突然大きな音が耳に飛び込んだ。咄嗟に近くにいる小学生を助けたが、自分がトラックに跳ねられてしまう。
『三人の攻略対象のルートをクリアしたので、隠しシナリオが現れたよ。やってみる?』
落としたスマホの画面から現れたゲーム説明のテロップに、迷わず『はい』を選択した。その瞬間、スマホの画面から現れている光に包まれる。
目を開ければ、既視感を覚える西洋風の建物の中に立っていた。
トラックに跳ねられたはずなのに、何故生きているのか。
不思議に思っていたら、目の前を通った学生の肩が、黒髪の学生の肩とぶつかってしまう。学生はバランスを崩して階段から落ちそうだ。咄嗟に学生の腕を掴んで引き寄せるが、自分の方が反動で階段から落ちてしまう。
トラックに跳ねられた続きだろうかと思う程の出来事に、これは夢ではないかと感じられる。
「危ないっ」
緊迫した低い声が耳に入った瞬間、体中を包み込まれるような衝撃を感じた。下腹に疼くような違和感を覚えながら、鼻腔に香ってくる甘い匂いを辿ると、この世の者とは思えないほど美しい青年に助けられていた。
再び目を開けたら、ベッドに寝かされていて、若い男性たちに叱責されている。何故だか「リアム」と呼ばれ首を傾げるが、鏡に映った自分の姿に衝撃が走る。ゲームに出ていた悪役令息リアム・ベルに転生しているではないか。
――雪。
主人公。クリスマスパーティー。攻略対象。王太子。そして悪役令息、断罪イベント。
脳内に次々とキーワードのような言葉が流れ込んでくる。
『デスティニー~ あなたと恋する未来へ~』は、ボーイズラブのゲームだ。プレイヤーは主人公になり、選択肢した攻略対象の好感度を上げて、ハッピーエンドを目指す。攻略対象は、王太子や騎士系、文官系の学生たちが用意されている。
主人公の恋の邪魔をするのが悪役令息リアム・ベルだ。
そのリアムに、何故自分が転生しているのか。
悪役令息リアム・ベルは、必ずバッドエンドになり、王太子ルートには死亡エンドまで用意されている。
ゲーム終了の卒業パーティーまで、あと三ヶ月。
バッドエンドの未来を回避出来るのだろうかと頭を抱えながら、ゲームの舞台である学園に向かうと、校門の前には、王太子オーウェンが待っていた。
好感度を上げることに失敗したら死亡エンドという状況の中、転生前からの夢を叶える為に、まずは生死を分けるテストイベントのクリアを目指す。
爽やか王太子アルファ×クール系だけれど甘えたがりなオメガ。
オメガバース・悪役令息系・シリアス、不憫切ない系からの、愛されざまあ系。
文字数 183,941
最終更新日 2023.07.12
登録日 2022.05.19
「--リリアナ、貴様との婚約は破棄する! そして妹の功績を盗んだ罪で、この国からの追放を命じる!」
公爵令嬢リリアナは、腹違いの妹・ミナの嘘によって「偽聖女」の汚名を着せられ、婚約者の第二王子からも、実の父からも絶縁されてしまう。 身一つで放り出されたのは、凶暴な魔獣が跋扈する北の禁足地『帰らずの魔の森』。
死を覚悟したリリアナが出会ったのは、伝説の魔獣フェンリル——ではなく、呪いによって巨大な白狼の姿になった隣国の皇帝・アジュラ四世だった!
人間には効果が薄いが、動物に対しては絶大な癒やし効果を発揮するリリアナの「聖女の力」。 彼女が何気なく白狼をブラッシングすると、苦しんでいた皇帝の呪いが解け始め……?
「余の呪いを解くどころか、極上の手触りで撫でてくるとは……。貴様、責任を取って余の専属ブラッシング係になれ」
こうしてリリアナは、冷徹と恐れられる氷の皇帝(中身はツンデレもふもふ)に拾われ、帝国で溺愛されることに。 豪華な離宮で美味しい食事に、最高のもふもふタイム。虐げられていた日々が嘘のような幸せスローライフが始まる。
一方、本物の聖女を追放してしまった祖国では、妹のミナが聖女の力を発揮できず、大地が枯れ、疫病が蔓延し始めていた。 元婚約者や父が慌ててミレイユを連れ戻そうとするが、時すでに遅し。 「私の主人は、この可愛い狼様(皇帝陛下)だけですので」 これは、すべてを奪われた令嬢が、最強のパートナーを得て幸せになり、自分を捨てた者たちを見返す逆転の物語。
文字数 19,100
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.22
ヴィリジアの王女ロザリアは、大国アルデラ王国のエアル王子の婚約者として王城で暮らしていたが、エアル王子には罵倒され遠ざけられ続け、次第に周辺の人々も近づかなくなっていた。
しかし、エアル王子が故郷ヴィリジアを滅ぼしたことをきっかけに、ロザリアは何もかもを諦める。「殿下。あなた様との婚約は、破棄いたします」、そう宣言して、ロザリアは——。
文字数 24,564
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.23
スパダリでヤンデレな溺愛彼氏に愛されすぎる!! モテモテな二人はどうなる!? 運命の人と激甘同居生活が始まる…!! スパダリでヤンデレな溺愛彼氏 朝霧奏多(28) 色気が半端ない みれあにだけ愛が重い×ピュアな美人彼女 二瀬みれあ(22) 芯はあるが素直すぎて無自覚な時がある 奏多しか見えてない
文字数 6,852
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.05.01
今作の要素:極道/ヤクザ/幼馴染/初恋/再会/執着愛/溺愛/描写激しめR18(快楽堕ち、潮吹き、連続絶頂、愛あるドSえっち調教・愛ある拷問)
無口な幼馴染やくざ(一途・激重・絶〇巨根)×笑い方を忘れた地味OLのR18恋愛!
地味OLがクソデカ感情を抱えたアブナイ男にこれでもかと愛される、ヤクザヒーロー×一般人ヒロインのR18王道超溺愛モノの決定版(?)が、堂々登場!
【あらすじ】
自他ともに認める地味OLの佐藤 笑美花(サトウ エミカ)は子供の頃はその名前の通り、笑顔がトレードマークの女の子だった。そんな彼女が笑わなくなったのは元カレに「誰にでもいつもへらへらして気持ち悪い」と振られたからだ。
自分の笑顔を気持ち悪いと言われたあの日から、笑美花の表情筋は死んだ…はずだった。
子供の頃、幼馴染だった彼、“トラくん”と再会を果たすまでは――。
――ぼく、エミカちゃんのわらったかお、だいすきだよ!
――おおきくなったら、ぼくのおよめさんになってくれる?
ありふれた淡い初恋。
笑美花はもう彼の顔すら思い出せない遠い日の記憶。
でも、その可愛らしいプロポーズの言葉だけは憶えていた。
自分の笑った顔を、大好きだと言ってくれた。小さな小さな婚約者。
……けれどまさか、Barで初めて会ってワンナイトしてしまった相手――寅田さん(仮)が、あの“トラくん”だったなんて、しかも、あの可愛かった少年が、裏社会の、黒田組の若頭なんて。
「目が覚めたか? 良かった。いくら普段、堂々と陽の下を歩けない俺でも好きな女を同意なく抱くような真似はしたくなかったからな……」
「……? あ、あの、誰……? と、寅田さん……っ!? ……これって、どういう……っ」
「お前を、迎えに来た」
こんな展開は、誰も望んでいませんが――!?
「今からお前を俺の女にする。悪いが、泣こうが喚こうが拒否権はねえ。約束は契りと同じだ。分かるだろ。夫婦の契りは絶対に互いに破らせちゃならねーってことを」
この夜を境に、笑美花の人生は一変する。
男の本当の姿は、――黒田組若頭、黒田虎之助。
やっとつかまえた初恋を男はけっして逃がしはしない。
完全な包囲網で、多くを語らず、彼女のすべてを自分の色に染めるまで。
そして過剰な重たい愛に犯された笑美花は、
彼とワンナイトしたあの日から、無口なその男の心の声だけが勝手に脳内へ流れ込んでくるようになって…?
章タイトルの前に(※)があるものが性描写あり回。
※シェリーラブノベルズコンテスト落選作につき、
大幅改稿したうえで、こちらに掲載、連載していきます。
文字数 169,879
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.06.01
ある日、自身が所属していた冒険者パーティを追い出された薬師のメディ。
まぁ、どうでもいいので特に気にもせずに、会うつもりもないので別の国へ向かってしまった。
だが、密かに彼女を大事にしていた人たちの逆鱗に触れてしまったようであった‥‥‥
たまにやりたくなる短編。
ちょっと連載作品
「拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~」に登場している方が登場したりしますが、どうぞ読んでみてください。
文字数 9,995
最終更新日 2018.07.05
登録日 2018.07.05
コートニーの世界は黄色で溢れている。
家族は皆、美しい金色の髪をしており、婚約者も王族ゆかりの金髪である。晩秋の今は、鮮やかな銀杏の葉で足下まで黄色一色になっている。
コートニーただ一人が焦げ茶の髪で、黄色の世界にぽつんと身を置いていた。
コートニーには、公爵令息である婚約者ベネディクトがいる。
見目よく知的で社交的でもある彼は友人も多く、カリスマ的な魅力がある。
彼の周りは直ぐに人が集まり、華やかな集団となる。
コートニーはそんなベネディクトの婚約者として隣に並び立ち、彼らの会話に耳を傾けるのだった。
❇こちらの作品は、他サイトへも別名義にて公開致しております。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
文字数 76,224
最終更新日 2025.11.17
登録日 2025.11.01
「シモーニ公爵令嬢、ジェラルディーナ! 私はお前との婚約を破棄する。この宣言は覆らぬと思え!!」
婚約者である王太子殿下ヴァレンテ様からの突然の拒絶に、立ち尽くすしかありませんでした。王妃になるべく育てられた私の、存在価値を否定するお言葉です。あまりの衝撃に意識を手放した私は、もう生きる意味も分からなくなっていました。
婚約破棄されたシモーニ公爵令嬢ジェラルディーナ、彼女のその後の人生は思わぬ方向へ転がり続ける。優しい彼女の功績に助けられた人々による、恩返しが始まった。まるで童話のように、受け身の公爵令嬢は次々と幸運を手にしていく。
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/10/01 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、二次選考通過
2022/07/29 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、一次選考通過
2022/02/15 小説家になろう 異世界恋愛(日間)71位
2022/02/12 完結
2021/11/30 小説家になろう 異世界恋愛(日間)26位
2021/11/29 アルファポリス HOT2位
2021/12/03 カクヨム 恋愛(週間)6位
文字数 104,691
最終更新日 2022.02.12
登録日 2021.11.27
今作の要素:年下部下/配信者/イケボ/メロい/オフィスラブ/執着愛/溺愛/ギャップ/激しめR18
塩対応の年下部下ヒーロー(実は配信者)×仕事しかないと思っている上司ヒロイン(実はファン)。
えっちでシリアス、最後はメロを目指したオフィス・ラブ。過去作を改稿して完結。
大手オーディオメーカー企業で働いている久坂 凛子(くさか りんこ)は、夢なし・金なし・恋人なしの29歳、独身女子。自宅と職場の往復のみの社会人生活に慣れきってしまった彼女だが、そんな毎日に癒しと潤いをくれる存在がいた。凛子の人生で初めて出来た推し≪イケメンボイスで人気の配信者≫KANATA。
彼の声をご褒美に、何とか自分を保っている。
職場で主任になり初めて新人の教育係を任され、同じ部署に配属された新入社員、芦谷 奏汰(あしや そうた)に世代間ギャップで悩まされる毎日。
ある日、彼が社会人の常識『ホウレンソウ』を自分にしなかったことで、あるミスが発覚し、凛子は彼を初めて強く叱責する。凛子に『テキトーに仕事をしている』と言われ、本気で怒った彼がオフィスを出て行ってしまったことで、物語は大きく動き出す。
初めて二人で飲みに行った夜、普段の塩対応ではなく優しくあたたかな声で話す彼に、一緒にいて安心感を覚える自分自身に凛子の中で育っていたある疑惑が、確信へと変わっていって――?
「……あ、あの。芦谷くんってもしかして」
――芦谷くんが、KANATA……なの?
「え、ここ、どこ……!?」
――っていうか、何で私の隣に彼が、芦谷くんが!?
見知らぬ部屋のベッドで目を覚ました時、隣にいたのは部下の芦谷で――!?
状況が飲み込みきれない凛子に彼が言った。
「その様子じゃ、昨夜の事、何にも覚えてないっすよね?」
酒に酔ってうっかり部下の芦谷と寝てしまったのかと動揺する凛子に
芦谷は彼の部屋を案内し、あるものを見せ――。
「つまり、『初めまして、あなたの推しです』って事っすね。配信、いつも聴いてくれてありがとな――Rinさん。俺、ずっと会いたかった。俺は、――凛子さんとシたい。凛子さんは? 俺に、抱かれたくないですか?」
これまでずっと塩対応だった部下。
彼には秘密の顔があった。彼は、凛子の推し、イケボ配信者で!?
第18回らぶドロップス恋愛小説コンテスト応募落選後、
R18シーンを中心に改稿しこちらで連載→完結済み(5/31(日))
文字数 186,004
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.21
「何もできませんし、何もしませんよ?」
神託によって聖女に選ばれた伯爵令嬢フローレンス・フィレンツェは、最初からそう告げていた。
けれど帝国は、彼女がいずれ奇跡に目覚めると期待し、第一皇子トロウの婚約者として迎え入れる。
しかし、どれだけ祈ってもフローレンスは目に見える奇跡を起こせない。
やがて炎と水の力を操る新たな聖女エリアが現れたことで、フローレンスは“偽聖女”と断じられ、婚約破棄と追放を言い渡されてしまう。
行き場を失った彼女を救ったのは、隣国トスカーナの第二王子フェルディナンドだった。
「何もしなくていい。君は、そこにいてくれるだけでいい」
そう言われ、フローレンスはトスカーナで紅茶を飲み、昼寝をし、穏やかな日々を過ごし始める。
すると、病に伏していた国王は目を覚まし、花は咲き、水は澄み、人々の心は癒されていく。
一方、フローレンスを追放した帝国では、作物が枯れ、水が濁り、病が広がり始めていた。
本当に国を守っていたのは、派手な奇跡を起こす聖女ではなく――
「何もしない」と言い続けていた、彼女の存在そのものだった。
紅茶と昼寝を愛する“何もしない聖女”が、隣国で大切にされながら、傷ついた国と人々を静かに癒していく物語。
文字数 196,758
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.05.26