「日々」の検索結果
全体で13,335件見つかりました。
初めて社会人になった方や日々なんとなく働きづらさを感じている方へ。
心身不調を訴えるほど人間関係や仕事内容が悪いわけでもない。けれど週初めの出勤日は気が重いし常に「転職したいな」と考えるくらいにはつらい。そんなモヤモヤの原因はこれなんじゃないかい、と社会人としてそこそこ年齢のいっている作者が好き勝手に語ります。
文字数 24,022
最終更新日 2020.01.30
登録日 2019.12.11
オタクJKの雨宮雫《あめみやしずく》は、日々の日課の中古のゲームあさりをしていると、あるVRゲームのソフトを見つける。
そのソフトのタイトルは『あなたも勇者になりませんか?』というもので、私はMMORPGゲームだと確信。
私は、その《VRMMORPG》のゲームに興味をいだき、買うことにする。
家に帰ると、私は早速ゲームを始める。
ゲームを始めてある程度時間も経ち、お腹が空いてきた私はゲームを終わるためにログアウトしようとする。けど、、ログアウトのボタンはどこにもない!?
というか、これだけやって今頃気づいたんだけど、パッケージの裏の紹介の画像と実際の世界《ゲーム》はちょっと違うし......。
「私は、ゲームがしたかっただけなのに、どうしてこんなことになっちゃったのー!」
※現在の登場人物 勇者:雨宮雫 魔法使い:マギア 聖職者:マリア 荷物管理:ミリア スライム:ハンディー メイド兎:うさちゃん 魔王:サティー 魔女:ウィレア ???:アルート
※プロローグは読んでも読まなくても大丈夫です。たぶん
※カクヨムにて、この作品のリメイク版(加筆修正されたもの)が公開されています! https://kakuyomu.jp/works/1177354054919297615
文字数 118,617
最終更新日 2021.03.13
登録日 2020.06.04
魔王を倒し人間界を救った勇者たちを称えるため、女神たちは天界へと招く。
豊作の女神であるセミリアは平和になった世界で人間たちによる連日の収穫際が行われ、忙しい日々を過ごしていた。
勇者たちを招く当日、セミリアは多忙が原因で寝坊し遅刻してしまう。しかし、勇者たちの謀反により天界はすでに変わり果てた姿と化していた。
天界を救うため新たな転生者を召喚するが、現れたのはとてつもなく癖の強い男だった。
そして、すでに平和になった世界では何の脅威もなく、ちゃんとした武器おろかレベルを上げるための魔物すら存在しない。
果たしてセミリアは天界を支配した勇者達を倒すことは出来るのか?
―――チート勇者VSチート転生者の戦いやいかに。
登録日 2021.09.02
道で拾ったイケメン社長が極上のスパダリになりました
レンタル有り亡き両親の事務所を継いだ、社長兼インテリアコーディネーターの風花。真摯な仕事をモットーとするも、お人好しが過ぎて経営は厳しく、短期の派遣仕事でしのぐ日々。そんなある夜、風花は大雪の中で行き倒れているイケメンを助ける。セクシーで魅力的な彼と思いがけず意気投合するけれど、もう会うことはないだろうと名前も聞かずに別れた。ところが後日、驚くほど好条件な派遣の仕事先で、社長である彼・加賀谷と再会し!? 恩返しを理由に至れり尽くせりなアプローチで心も身体も甘やかされるうちに、惹かれる気持ちが止められなくなって――。極上のスパダリ社長と甘え下手デザイナーの、ドラマチックな運命の恋!
文字数 174,599
最終更新日 2024.02.15
登録日 2024.02.15
『一日一習慣: 小さな変化が人生を大きく変える』は、日常生活で少しずつ実践できる「小さな習慣」の力を最大限に活用する方法について解説した自己改善書です。大きな目標を達成するためには、劇的な変化や努力が必要だと考えがちですが、本書では逆に、継続可能な小さな行動を積み重ねることで、人生に大きな変化をもたらす方法を提案します。日々の小さな選択が、やがて大きな成果へと繋がるプロセスを示し、あなたの目標達成に向けた具体的な方法を提供します。
本書の第一章では、なぜ「小さな一歩」が大きな変化を生み出すのかについて、その理論と実践法を紹介します。人間の脳は、大きな変化を嫌う傾向があり、突然の大きな努力を強いることは、しばしば挫折を引き起こします。しかし、小さなステップを重ねることで、脳が変化に対する抵抗を感じにくくなり、行動が持続しやすくなるのです。
第二章では、習慣化の力について探り、毎日のルーチンを見直し、最適化するための方法を解説します。特に、朝の習慣がその日の生産性や気分に大きな影響を与えることを強調し、成功に繋がる「モーニング・リチュアル」の重要性について述べます。
第三章と第四章では、健康と心のバランス、そして人間関係の改善について焦点を当てています。身体と心を整えるための習慣を取り入れることで、日々のストレスや不安を軽減し、より豊かな人間関係を築くための信頼を高める小さな行動を紹介します。特に、感謝の習慣やポジティブなフィードバックの重要性について詳しく解説しています。
第五章では、長期的な目標達成のための具体的な戦略として、目標の設定方法や進捗の追跡方法について解説します。モチベーションを持続させるためには、目標を明確に設定し、それを定期的に見直すことが重要です。本書では、目標達成に必要なフィードバックループの活用法も紹介しています。
そして最終章では、「一日一習慣」を続けるための実践ガイドを提供します。習慣を追跡し、定期的に見直すことで、効果を最大限に引き出し、長期的にモチベーションを維持する方法を学ぶことができます。
この本は、忙しい現代社会において、自分を改善し、望む未来を手に入れるための最良のツールとなるでしょう。大きな変化を目指すのではなく、小さな一歩を積み重ねることで、確実に未来を変える力を手に入れる方法を、一緒に見つけていきましょう。
文字数 53,422
最終更新日 2024.09.30
登録日 2024.09.30
幕末。泰平の世を築いた江戸幕府の屋台骨が揺らぎだした頃、怡土藩中老の三男として生まれた谷原睦之介は、誰にも言えぬ恋に身を焦がしながら鬱屈した日々を過ごしていた。未来のない恋。先の見えた将来。何も変わらず、このまま世の中は当たり前のように続くと思っていたのだが――。
<本作は、小説家になろう・カクヨムに連載したものを、加筆修正し掲載しています>
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
文字数 96,616
最終更新日 2017.06.01
登録日 2016.12.10
現実世界では平凡なOLをしていた29歳のジュリ。
ある日金髪の王子アンリと出会い、異世界へと連れて行かれることに。
その世界では前国王の呪いによって女性が全て男性にされてしまっていた。
空前絶後の女性不足。
そこで異世界から来たジュリは、二人の王子どちらかの子を身篭らないといけないことになる。
アンリは太陽のような笑顔の美しい男性。
その双子の弟、リュカは黒髪で女性嫌いの気難しい男性だった。
昼はアンリ、夜はリュカ、と……体を奪われる日々になる。
そのうちジュリは二人の秘密を知ることになり……。
異世界ファンタジー。
【R18】です。ご注意ください。
文字数 104,112
最終更新日 2019.09.16
登録日 2017.10.31
『最強の存在は死にたくても死ねない』
勇者クラトスは王の勅命を受けて、幼馴染である魔法使いヘカテーと共に竜人である最悪の魔王二ケを討伐するべく、故郷の街を離れ魔王城へと向かった。紆余曲折はあったが、何とか魔王を倒して勇者の旅は終わりを告げた。
魔王を倒した勇者は、世界の人々から英雄として称賛を受けた。
そんな勇者クラトスであったが、称賛を受けると同時に魔王ニケから世界の秘密について聞かされ絶望する。その秘密とは、『魔王を倒したものが次の魔王になる』というものと、もう一つどうしようもない絶望的な秘密だ。
その秘密の結果、勇者はいつか自分が守った世界を自分自身の手で破壊することになると知り、自らの死を望むが、勇者として選ばれた際に発生した『自殺やそれに準ずることは行えない』という神との盟約によって、自ら死ぬことは出来ない。クラトスは魔王としての力も得たために、以前よりずっと強くなってしまい、ヘカテーでもニケでも倒すことが出来なくなってしまった。
最強の勇者は、世界を救うべく自信を殺してくれる相手を探して戦いの日々に身を投じるのであった。
文字数 166,908
最終更新日 2019.12.22
登録日 2019.03.17
世界の秩序を乱さんとする邪神は勇者とその仲間と死闘を繰り広げたのち、遂に完全に消滅した。彼らに救われた者はその偉業を讃え、その行いを見守ってきた神も彼らの功績を認めた。
神は彼らを英霊として神界に迎えた。神は「新たに救ってもらいたい世界もあるかもしれないから、その時に力を振るってもらいたい」と言った。神界に来た勇者たちはその時に備えるため、日々その力を切磋琢磨していた。神界にいる他の神にも教えを請い、彼らの実力はメキメキと伸びていった。
英霊は定命の限界を超えた存在、基本的に寿命は存在しない。その力も常人では遥かに及ばない。英霊となった彼らは人であった時より比べ物にならない程に強くなった。そして、彼らはほぼ同時にあることに疑問を抱いた……
文字数 2,613
最終更新日 2019.03.29
登録日 2019.03.29
感情能力<イモーションアビリティ>に目覚めてしまった少年、刻国 信(コクグニ シン)。
ーー信の目的はただ一つ。
「感情能力をこの世から完全に消し去ること」
信が感情能力に目覚めたのは、「イモーション・インパクト事件」に巻き込まれた時、当時は7歳であった。
この事件により、信の生活は一変した。
感情能力事件史上、最も犠牲者が多かった事件だった。
信の友人達や実の母親はその事件の犠牲者となり、遺体すら残らなかった。
信と散歩していた父親の刻国零次(コクグニ レイジ)は信を庇ったことにより、負傷。
彼の父親は感情能力の扱いに長けており、その仲間達も優秀であったため、彼らが事件対応に尽力することになる。
イモーション・インパクト事件は数時間後に無事解決……したはずだった。
ーー事件から数日後、なぜか世間は信の父親をイモーション・インパクトを起こした張本人だと決めつけ、連日に渡り報道し、零次は証拠が無いまま逮捕されてしまった。
父親が逮捕後、信にとって最も辛い日々が始まる。
大好きだった父が帰ってくる日をいまか今かと待っている間、信は村八分の扱いを受けた。
周りからは「悪魔の子」、「犯罪者の息子」、「早く消えろ」などと言われ、家には張り紙がされる。町を歩いただけで生ゴミや石を投げつけられた。小学校に行くと誰からも話しかけられなくなった。
そんな中、零次の親しい知り合いだったという統國家に引き取られてからは転校し、感情能力に目覚めた青少年が通う保護学校で児童期間は過ごした。
その学校を卒業後、5年間も冤罪で囚われた父親はようやく無罪だと判決され、自宅に帰ってきた。
ーー帰ってきた父親はもうすでに信の知っている父ではなかった。
髪の毛はボサボサでほとんど白髪になり、身体の至る所にミミズ腫れがあった。引き締まっていた身体は痩せ細り、何か話しかけても表情を何一つ変えずに返事をし、昔のように遊んではくれなくなった。
また、感情能力の後遺症により、ほとんどの感情が消え去っていることに加え、5年間拷問を受けていた様子だったのだ。
「なんで自分の父はこんな目に遭わないと行けないのか」
「なんで自分は他の人たちのように普通に生活できなかったのか」
「なんでこんな能力のせいで自分たちがイジメられなきゃ行けないのか」
信の感情はドス黒く渦を巻き、自分の世界に感情能力を創った者への復讐を決意するのだった。
文字数 40,682
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.01.13
文字数 58,093
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.10.17
カノジョの元カレがTSして美少女になっちゃった?!その上カノジョから俺をNTRとしてる?!
意を決して付き合って一か月ほどのカノジョをラブホに誘った俺(童貞)は、そこでカノジョの元カレが今カノとラブホに入るところでばったりと出会ってしまう。そして発生する胸糞な修羅場!しかも突然俺たちの方に事故って来たバイク便!俺はとっさに轢かれそうになっていたカノジョの元カレをバイクから庇ってしまった!そして目を覚ますとそこにはボロボロと泣く謎の美少女がいた!それはなんとバイク便が運んでいた謎の新薬を浴びてTSして美少女になってしまったカノジョの元カレ!そしてカノジョの元カレはマジで何の見返りもなく自分を助けてくれた俺に女の子としてガチ惚れしてしまう!そして始まるばかばかしいコメディというにはあまりにも雑な修羅場の日々!
俺は果たして誰と結ばれるんだ…?
文字数 10,325
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.11.23
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大賞応募作品です。開催期間になったら順次公開します!
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待望の第一子・陽太が産まれ、忙しくも幸せな日々を送る美咲。
ある日、AIの研究者である弟の律が何気なく話した「最新の育児AI」の噂を聞いた直後、美咲のスマートフォンには見覚えのないアプリがインストールされていた。
「マリカ」と名乗るそのAIは、完璧だった。
夜泣きを即座に鎮め、最適な離乳食を提案し、孤独な育児に寄り添う唯一の理解者。
「律が教えてくれたアプリのおかげで、私は世界一幸せな母親になれる」
美咲はそう信じて疑わなかった。
しかし、マリカの言う「最適化」は、次第に育児の枠を超えていく。
育児AIに侵略されていく日常を描いたサスペンスミステリーの開幕です。
文字数 15,495
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.02.22
【あらすじ】
その日、会社をリストラされた中沢は、夕食のステーキを口に運びながらも喋りつづける妻の蠢く唇を見ていて殺意をいだく。中沢は「妻が浮気をしている」そう思いこんでいた。
殺意をいだきながら、中沢もまたステーキを口に運び、赤ワインを飲んでいるうちに酔いが回ってしまった。妻に支えられながら2階の寝室に入り、ベッドに倒れこむように横になると、急速に闇に引き込まれてしまったのだった。
ふと目を覚まして時計を見ると10時を過ぎており、中沢は3時間ほど眠ってしまっていた。
ベッドから出て、1階に下りリビングに入ると、妻がスマートフォンで誰かと話していた。
中沢はとっさにキッチン身を隠すと、神経を集中して聞き耳を立てた。
相手の話しにうなずきながら、妻の声は歓喜していた。
浮気相手の男なのだと中沢は確信した。そのとたん、胸に狂気が芽生え、それは嫉妬の炎となり、こみ上げる怒りと憎悪が中沢の理性を断ち切った。中沢は妻の背後へと近づいていき、それに気づいてふり返った妻の首を絞めて殺害した。
殺してしまった妻の身体をシーツにくるみ、車のトランクに入れて山林へと運ぶと、中沢は地中に埋めて自宅へともどった。
翌日、解雇されたにもかかわらず、会社のあるオフィスビルの前まで来てしまい、しばらくそのオフィスビルを眺めていた。行くあてもないまま新宿の街を徘徊し、夕刻にになって自宅へともどってリビングのソファに坐っていると、死んだはずの妻が姿を現したのだった。
パニックに陥る中沢だったが、キッチンで夕食の料理を作っている妻の背を見ていて、「妻を殺したのは、悪い夢だったのだ」と思うようにした。しかし、中沢はまた、妻を殺してしまう。
中沢はそうして、妻を殺すという日々をくり返すこととなってしまった。
まるでメビウスの環のように、そこから逃れることは出来ないのだった。
文字数 74,062
最終更新日 2022.03.31
登録日 2018.11.29
どこにでもいる平凡な――なんてことはない、異世界転移経験済みの男子高校生、倉田敏志。
彼は異世界『シーズヘイン』を『魔王』と呼ばれる脅威から救った後、現地で親交を深めた女性三人と一緒に日本へと戻り、平凡――かと言われると甚だ疑問だが、特に大きな問題もなく日々を過ごしていた。
そうして、シーズへインから戻って約一年。
「えー、まだ先の話にはなるが、修学旅行について話をしておこうと思う」
ホームルームで修学旅行の話が上がった。例年通り京都だろう、割と色々回ってしまっているから、今回はどこに行こうか――等と考えていると、
「……今年の行き先は、ウチのクラスだけ異世界になった」
「…………は?」
行先が異世界だと、担任に告げられた。
文字数 32,239
最終更新日 2022.09.04
登録日 2019.11.30
フィクションのようなノンフィクションのようなお話
翻訳家の土橋サクラは30歳にして、別れを切り出されてから過去の失恋からなかなか立ち直れない。
シェアハウスしているイラストレーターの田仲由実と愚痴を言っては過ごす日々だったが、サクラのメールボックスに読めない海外からのメールが間違って届く。
それは、アジアでもあまり知られていない小さな国で小説を書いている青年からのメールだった。
言語も世界では、あまり知られていない青年とサクラのSNSでの交流が始まるが....。
※土橋サクラ 30歳 翻訳家 未婚
※田仲由実 30歳 イラストレーター
サクラとシェアハウスをしている未婚女性
※ 青年 クテ・グテ・ジョン 25歳 世界で知られていない小さなアジアの国eakjkrok(イークジロク)の小説家
※青年 クテ・グテ・ジン 28歳ジョンの兄
※犬飼 叶多(かなた) 42歳 サクラの担当出版社の女性 既婚 アメリカ人の旦那と暮らす
文字数 7,111
最終更新日 2021.11.15
登録日 2021.07.10
軍の事務員として働いている全力隠れゲイのジャックは、第三部隊隊長のモーリスに頼まれて、モーリスに料理を教えることになった。
モーリスの姪っ子トレーシーも一緒に楽しい日々を過ごすうちに、じわじわとモーリスに惹かれ始めるジャックの小さな幸せのお話。
全力隠れゲイ地味眼鏡君(26)✕ゴリゴリマッチョな男前軍人(39)
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております!
文字数 49,319
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.01
古いマンションで、夫・雅也と暮らす智子。彼女は「完璧な妻」としての日々を送っているが、その内面では、無関心で支配的な夫に対する静かな殺意にも似た絶望を募らせていた。物語は、冬の湿った空気の中、ガス湯沸かし器が唸るキッチンで展開される。
智子は雅也との会話の中で、丁寧な言葉遣いとは裏腹に、心の中で毒のある独白を繰り返す。夫のために淹れるお茶、準備するシャツ、義母の来訪。それらすべてが彼女を「沸騰直前のやかん」のように追い詰めていく。ある夜、些細なきっかけから智子は空のやかんを火にかける「空焚き」をしてしまう。金属の焼ける匂いと共に、彼女の中で何かが決定的に壊れ、同時に解放される。
智子は夫に対し、長年演じてきた「背景としての妻」を辞めることを告げ、冬の夜の街へと裸足同然で飛び出していく。すべてを捨てて冷たい外気に身をさらした時、彼女は初めて、誰のためでもない自分自身の体温を感じるのだった。清々しいまでの「断念」が導いた、静かな自立の物語。
文字数 3,130
最終更新日 2026.03.10
登録日 2026.03.10