「沈」の検索結果
全体で1,973件見つかりました。
この物語は、エプリスタ様と小説家になろう様とカクヨム様にて同時掲載中です。(あらすじ)
江戸時代、実在の豪商(紀文)若き頃の物語である。
寛文九年(一六六九年)有田郡湯浅別所で、山本文旦の次男と生まれ幼名は文吉だった。
四歳に祖父武兵衛に、連れられ広八幡神社に修業の為行った。
関口流柔術を習う為だが、其処で修験者の林長五郎に会い、忍術と合気術習うが会得成らず。
ある日に剣の打ち込みで小猿が落下。治療し小猿と仲良くなり猿飛びの術や、合気技を会得する。
武兵衛が迎えに来た。名前は文兵衛と改めた、途中船頭になる為の教育を受ける。
延宝五年八月、文兵衛九歳の時祖父武兵衛(明心丸)が沈んだ。
熊野屋に丁稚奉公に出された其処のお嬢さんとの仲を疑われ、北山村に行き筏流しをする。騙されと知り湯浅に帰る支度をする。
船違え大地に着く、鯨取り本を読み漁に出て銛の実技を積む。
帰り湯浅過ぎ和歌浦で降りる。
頼る者無く歩き玉津島神社で喉潤す、神主に呼び止められ、事情を話すと馬小屋の隣り部屋を紹介され、馬の世話して家賃が無料に。
和歌浦で魚の小売り仕事を見つけ、町中を桶担ぎ売り歩く。
魚市場突然閉鎖される。下津にホホジロ鮫現れて漁が止まる。
藩より鮫退治の命が下り見事鮫を退治、褒美に武士の名を許され紀ノ国屋文左衛門と名乗る。
下津で、外国の難破船を見つけ修理改造し、凡天丸と名付ける。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸に送れず蜜柑方役人問屋は頭を抱える。
困り果てた紀州藩は、紀ノ国屋文左衛門に白羽の矢を立てた。
紀文が立ち上がる。蜜柑を八万籠積み下津から江戸へと、嵐に揉まれながらも遠乗り航海で成功。
江戸で蜜柑売り、江戸の生類憐れみ令で暴落した魚を買いこむ。
奈良屋茂左衛門と、やくざに襲われるも皆と協力して撃退する。
奈良茂の差し金で、馬庭念流の使い手と他流試合をする羽目に。
帰り船で海賊に襲われるが、花火を大砲の如く横打ちにし、驚かせて海賊を撤退させる。
摂津で魚売り大儲け。甲賀忍者盗賊団の襲撃受けるが撃退する。
紀ノ国屋文左衛門、晴れて無事紀州和歌浦に帰る。この時若干十七歳で約二十七万両を手にし、後江戸で百万両儲ける礎と成す。
文字数 92,149
最終更新日 2019.07.19
登録日 2019.07.19
今日はクリスマス。だと言うのに残業になってしまった。予約していたディナーはもう食べられないだろう。沈むような足取りで待ち合わせ場所へ向かうと……
文字数 1,203
最終更新日 2022.12.23
登録日 2022.12.23
本作は〈影咒記(EIJUKI)〉の江戸咒譚 第三篇 ― 湯煙鬼火奇譚(ゆけむりおにびきたん) ―です。
江戸の闇に息づく恋と祈りの記録を描きます。
――影は祈りを映し、咒は恋を刻む。
江戸の夜に咲いた十の物語、それを人は『影咒記』と呼ぶ。
鬼火は、忘れられた言葉の温度で燃える――江戸怪異伝奇。
湯の香の奥で、ひと夜だけ灯る鬼火。
江戸の夜を照らす、影咒記第三篇。
江戸・深川。湯気の消えた湯屋の中で、ひとすじの火が揺れていた。
それは怒りの炎ではない。怨みの炎でもない。
ただ、伝えられなかった言葉の温度が、闇の底でまだ息づいている。
榊原新右衛門。南町奉行所の同心。
理(ことわり)を信じ、人の道で事を裁こうとする男。
だがこの夜ばかりは、法も理も、ひとつの声の前に立ちすくむ。
――「忘れないでください」
声の主は、十七年前に千歳湯で焼け死んだ娘・お蓮。
鬼火と呼ばれ、夜ごと深川の水面を漂うと噂された。
けれど彼女は怒っていない。ただ、言えなかった。
火事の裏で隠された帳簿の記録、封じられた名、嘘で塗り固められた裁き。
それらを「誰かに伝えたい」と願っただけなのだ。
おせん。
かつて新右衛門が愛した女。今はこの世とあの世のあいだに立つ影。
彼女は夜ごと湯気の中に現れ、誰も聞かぬ声を拾い上げる。
その瞳には涙も笑みもない。だが、残された者の痛みだけは知っている。
そして道明。
修験の徒。山を下り、祈りとともに火を封じる男。
「怨みは祓えば消えるが、想いは祓ってはならぬ」
彼はそう言って、焔影(えんえい)と呼ばれる霊刀を授ける。
焔影は斬るための刃ではない。
声を受け止めるための器だ。
その刃に映るのは敵ではなく、訴えである。
そして静かに語りかける。
――「罪を斬るためじゃない。声を届かせるために、俺はここにいる」
鬼火の謎は、やがて人の罪に触れる。
火事の夜、なぜお蓮は逃げなかったのか。
湯屋の帳場に残された焼け跡は何を語るのか。
望月家、与力・香坂、そして沈黙を守り続けた老人。
ひとつの火事に織り込まれた欲と愛憎が、再び炎を上げる。
おせんの指先が灯をなぞるたびに、記憶の残滓が蘇る。
そこに映るのは、ただ人の生と死の形。
鬼火とは、誰かに見てほしかった命の記録なのだ。
物語は、裁きでも祓いでも終わらない。
最後に残るのは、「伝える」というたった一つの救い。
――「忘れない。それが、俺の務めだ」
それは終わりではなく、始まりだった。
『影咒記』連作はこちら → 明神恋咒変/紫陽花庵夢死帳/湯煙鬼火奇譚
※毎晩21時頃更新予定。
江戸に残る“祈りと咒”の記録を、どうぞゆるやかにお読みください。
文字数 53,904
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.10.18
警視庁組織犯罪対策部に所属する潜入捜査官・織原那美は、男たちから「軽い女」だと噂されることがある。だが、実際の彼女は恋愛に不器用で、素直になれない性格が災いして恋愛経験も乏しい。そんな彼女が憧れる相手は、無骨で真面目な先輩刑事・神林拓磨。彼の冷静沈着な態度に翻弄されながらも、ふと見せる優しさに胸をときめかせてしまう。
今回の任務は「新婚夫婦」として暴力団のアジトに潜入すること。狭いワンルームでの疑似夫婦生活に胸を高鳴らせつつも、冷静すぎる彼の態度に悩まされる毎日。
「先輩は私をどう思っているの?」
任務の裏で揺れる那美の心と、募る恋心。二人の危険な生活が、彼女の恋の行方を大きく変えていく――。
文字数 12,761
最終更新日 2025.01.16
登録日 2025.01.13
舞台は、我々が知る歴史とは異なる道を辿った昭和106年の『大日本帝国』・東京。そこには、『異能を持つ化け物』が密かに生きていた。彼らは軍の監視下に置かれ、決して世に放ってはならない――。
放たれてしまえば、戦争と混乱の火種となるから。
若き軍人・佐藤類は、突如その「化け物たち」の監視役に任命される。彼らは一見、普通の人間と何ら変わらず、しかし類の存在を決して歓迎していない。
脅しのような沈黙、逆に友好的すぎる微笑み。
その奇妙な日常の中、類は少しずつ知っていく――
なぜ監視が必要なのか。なぜ彼らは軍を憎むのか。
そしてこの世界に隠された、誰も語ろうとしない“真実”を。
「正直者は誰か? 嘘つきは誰か?」
類は選ばなければならない。
どんな選択をしても、待っているのは――同じ結末なのだが。
※この物語はフィクションです。
実在する団体・人物などには、全く関係ございません。
文字数 10,170
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.15
文字数 9,989
最終更新日 2026.02.04
登録日 2026.02.04
雨は、祈りであり、力であり、呪いでもあった。
古来より雨を呼び、人々の暮らしと心を潤してきた「雨降師(アメフラシ)」。その末裔の少女シューヴァは、祖父とともに干ばつに苦しむ村へ赴く。しかし彼女を待っていたのは、恵みを乞う祈りではなく、飢えと欲望が渦巻く陰謀だった。
人々は雨を救済と信じながらも、その力を奪い合い、血を流す。シューヴァの目の前で繰り広げられる裏切り、惨劇、狂気。泥に沈む死体や雨に溶ける悲鳴の中で、彼女は恐怖と同時に得体の知れぬ昂ぶりを覚えていく。
祈りの力は、人を癒すのか、狂わせるのか。
生と死の境で揺れる少女の視線を通して、「信仰」と「暴力」、「希望」と「奈落」の交錯を描き出す。
ひとりの雨降師が辿る成長と堕落、その先にある“雨の正体”を問う物語である。
文字数 24,588
最終更新日 2025.08.21
登録日 2025.08.21
神の涙から生まれたという美しき島セレイア。
清らかな水路と白亜の城が輝き、豊穣に恵まれたその地は、人々に「永遠の安寧」を約束されたはずだった。
だが、平穏な朝は長くは続かない。
静けさに潜む不穏の影が、リュシアンの日常を揺るがしていく。
※暴力や残忍な表現があります。
冷静沈着で策士の攻めと温和な主人公の話です。
文字数 100,511
最終更新日 2026.03.23
登録日 2025.09.03
「予算は金貨3枚。これであのSランク勇者を殺す迷宮を作れ」
株式会社・魔王軍の第4工兵師団で「迷宮建築士」として働く青年・グンツ。
彼の仕事は、侵入してくる人間たちから魔王軍の拠点を守るための防衛設備——つまり『ダンジョン』を設計・建築することだ。
しかし、現場は常にブラックだった。
状態異常無効、絶対防御、空間切断……理不尽なチート能力を持った勇者たちが次々と押し寄せる中、
ドケチな経理担当からは予算を削られ、
能天気な営業担当は身の丈に合わない強敵をバズ目的で誘い込み、
労務担当からは「モンスターを休ませろ」と監査が入る。
「……勇者の防御力が無限でも、肺の中の酸素量には限界があるだろう?」
剣も魔法も使えないし、予算もない。
ならば「物理法則」と「地形」で殺すまで。
グンツは、致死量バグ探しのQAテスターや、マッドなR&D研究員ら、クセが強すぎる各部署の美女たちと連携をしながら、泥臭い即興建築でチート勇者たちを容赦なくハメ殺していく。
これは世界を救う物語ではない。
理不尽なクライアントを地の底へ沈め、定時退社を勝ち取るための、魔王軍職人たちの防衛戦記である!
文字数 240,921
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.04.05
恋愛スキャンダルで芸能界を追われた元アイドルの男は、五十歳を前に映画オーディションへ挑む。
作品は、警察を辞めた男が愛犬、元、同僚だった仲間たちと過去の事件を追う物語。
役者は無名に近い中堅ばかり、犬もタレント犬ではなく海外生まれの家庭犬。
たった一度のTV出演だった。
だが、大型犬の出演が話題になり、犬を利用して子どもを売り込みたい母親たちが騒ぎ出した。
「あの犬は昔、うちで飼っていた」とネットに投稿する。
テレビ取材、専門家の対立、過去のデマが絡み合う中。
ネット、芸能界の騒ぎ、だが、制作、役者は沈黙を守り、静観状態。
その中で、静かに動き始める側もいた。
他サイトにも重複投稿しています。
文字数 42,965
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.06.09
“彼女”は死後、一枚のカードを手に取った。
そこに書かれていたのは「役:悪役令嬢」。
『いいかい? 君はそこに書かれた君の役目を果たせばいい。失敗すれば死。一つでも取りこぼせば死。分かった?』
彼女を転生させるという謎の少年はそう言った。
アルベラ・ディオールとして転生した彼女は時に頼れる仲間を作り、時に誰かを敵に回し、“悪役令嬢”という役を成し遂げるべく二度目の人生を奔走する。
※「追放」「復讐」主体の話ではありません
※◆=イラストありページ
・「アスタッテ」って何? 転生の目的は何? をさくっと知りたい方は「65話」と「151話」をどうぞ
第一章、怪しいお薬 十歳偏 ―完―
5年後に迎える学園生活&悪役業に備えるべくアルベラは模索する。そんな中、10歳時のヒーロー達と出会ったり、父の領地で売られている怪しげな薬の事を知ったり、町で恐れられてるファミリーと出会ったり……。※少しずつ文章を修正中
第二章、水底に沈む玉 十三歳偏 ―完―
高等学園入学まであと2年。アルベラは行き倒れの奴隷の少年を見つける。それから少しして魔族の奴隷も拾い……。
彼らの出会いとアルベラの悪役令嬢としてのクエストが関わり何かが起きる?
第三章、エイヴィの翼 前編 学園入学編
高等学園の入学前に、とある他人種の少女と出会ったアルベラ。少女にもらった地図が切っ掛けで、学園一度目の長期休暇は十日前後の冒険に出ることに。
ヒロインやヒーローとも新たに出会い、自分を転生させた少年とも再会し、アルベラの悪役業も本番に。彼女の賑やかで慌ただし学園生活が始まる。
第三章、エイヴィの翼 後編 一年生長期休暇と冒険編
学園入学後の初の長期休暇。入学前に出会った他人種の少女の里観光を口実に、手に入れた地図を辿りお宝探しへ。その先でアルベラ達一行はダークエルフの双子の企てに巻き込まれる事に。
文字数 1,877,833
最終更新日 2023.04.29
登録日 2020.11.19
好きだった風景がまたひとつ消えた。
意気消沈しながら歩いていると、車の運転席から声をかけられた。
誰かと思ってみていると、男性は車から降りてきて━━━━
過去に公開した作品を削除して、書き直したお話です。他のサイトにも公開しています。
※『繚乱ロンド』とは別作品です。
関連作品
花物語『カサブランカ・ダディ』
『コスモスゆれて~若頭と私 2 ~』
文字数 2,165
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.03.21
海は永遠を知っている。
されど、永遠とは決して穏やかなものではない。
寄せては返す波のように、美しさと痛みが有象無象に溶けあっている。
美しい人魚は孤独を友としていた。
けれどある日、波打ち際で貝殻を拾う少女と出会う。
太陽のような微笑みは、人魚の世界を揺らし、
静寂の底に沈んでいた心をゆっくりと浮かび上がらせた。
彼女と過ごす時間は、そっと光に包まれるような幸福。
けれど、触れれば壊れてしまいそうな脆さを孕んでいた。
人魚は決して結ばれない恋を知り、そして恐れを覚える。
“永遠に傍にいたい”という願いが、
やがて“忘れられたくない”という呪いに変わることを。
この愛は、海より深く、泡より儚い。
文字数 10,134
最終更新日 2025.11.01
登録日 2025.10.14
都会の片隅、小さな路地にひっそりと佇む「Cafe 縁《えにし》」
そこには、言葉少なな店主と気ままな猫がいる。
元編集者の有村 篤は心に深い傷を抱えながら、この店で静かに時を重ねていた。
ふらりと店の扉を開ける。
誰にも話せなかった本音。
誰にも届かなかった悲しみ。
カフェの静けさと店主のやさしい沈黙が少しずつ心に風を通してゆく……
人と人との「縁」が織りなす、ささやかな癒しの物語。
「あなたの心にも、そっと寄り添う“言葉”が見つかりますように。」
文字数 15,158
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.05.03
T地区とP地区はあるウイルス汚染により人間が人間でなくなってしまった。そのウイルスから逃げるようにして祖母と一緒に故郷のT地区を離れたツキヤ。ツキヤは立ち入り禁止地域となってしまったT地区にいつか祖母を帰してあげたいと考え、そのウイルスの抗体を見つけようとウイルスの研究をするようになる。しかし、祖母はその時を迎える事なく亡くなってしまう。それでもツキヤは研究を続けていた。そんなある日、久しぶりの休日に納車したばかりの新車に乗って自身の故郷であるT地区の隣町までドライブをしに出かけた。懐かしい森の中の風景に心躍らせていたツキヤ。しかし、ツキヤの車は道路に置かれていた小さな何かを轢いてしまいタイヤがパンクしてしまう。焦ったツキヤがスマホを取り出しロードサービスに電話をしようとするも電波は入らず、ひと気も全くない。ツキヤは仕方なく森の中にある道路沿いを歩いて民家まで向かおうとするが、いつの間にか森の中へと迷い込んでしまい、おまけに雨まで降り出してしまう。最悪な状況になってしまったツキヤが意気消沈していたその時、大きな雷の音が鳴り響き、咄嗟に身を縮こめたツキヤはぬかるんだ地面に足を取られ転んでしまい、頭を強打し意識を失ってしまう。ツキヤが次に目を覚ました時にはツキヤの目の前にはある男がいたのだが……
文字数 25,061
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.04.02