「名前」の検索結果
全体で7,059件見つかりました。
施設育ちの辻村夏樹、十八歳。物心ついた頃から施設で育ち、誰かと繋がることを諦めてきた青年だ。退所後に一人暮らしを始めた直後、孤独と疎外感に耐えかねて死を決意する。観光雑誌で見た月の美しい川辺を最後の場所に選び、ロープをリュックに詰めてその場所へ向かった夜、夏樹は一人の少女と出逢う。
月城夏希、十八歳。余命一ヶ月を宣告された少女で、月の絵を描くためにその場所に毎夜通っていた。同じ読み方で字の違う名前を持つ二人は、お互いが死に近い位置にいたからこそ引き寄せられたのだと夏希は言う。夏樹の死への衝動を真正面から受け止めながら、自らの余命を淡々と告げる夏希の存在が、夏樹の中の何かを動かしていく。
夏希は毎夜その場所で月の絵を描き、夏樹はその隣に通い続けた。月の下でおにぎりを食べ、雨の夜には電話で話し、笑い合ううちに二人は恋に落ちた。夏希は夏樹への想いを胸に抱えながら月の絵を描き上げ、続いて夏樹の肖像画を描き始めた直後に倒れる。駆けつけた夏樹に、死に際の夏希は「生まれ変わって会いに来る」と約束し、二枚の絵と長い手紙を残して息を引き取った。手紙には夏希の想いと、生まれ変わりへの確信と、夏樹に生きていてほしいという願いが綴られていた。
夏希の死後、夏樹は清掃会社に就職し一人で生き続けた。部屋には夏希の絵を飾り、毎年命日に近い満月の夜にあの場所を訪れた。三十年間、一度も欠かさなかった。後輩の面倒を見て、偶然再会した施設の職員・静江さんに二十年越しのお礼を伝えながら、夏希の言葉を信じて生きてきた。しかし四十八歳になった夏樹はついに限界を迎える。信じ続けることと、信じ続けられることは違った。ある夜、食卓で箸が止まった。夏希と月の下でおにぎりを食べたあの夜だけが、三十年間の中で違った。もう十分だという気持ちになった夏樹は、再びロープをリュックに詰めてあの場所へ向かう。
川辺を右往左往しながら歩く夏樹の耳に、忘れるはずのない声が届く。「多分、ここだと思うよ」。コンクリートの上に、あの日のままの姿の夏希が座っていた。三十年ぶりの再会だった。夏希は月の王国での三十年間を経て約束を果たしに戻ってきていた。夏樹の三十年間の報告を聞き、今夜ここに来た理由を打ち明けさせ、笑い合って泣き合って、最後に手を繋いで月を見上げた。来ないとわかっていても三十年間あの場所に来続けたこと自体が、夏樹がまだ諦めていなかった証拠だった。今日も月が綺麗だ。でも今は、月より綺麗なものが隣にいる。
文字数 76,753
最終更新日 2026.04.28
登録日 2026.04.28
真面目なだけが取り柄の地味男子、畠中秀悟。
入学した高校は、ごく普通の公立高校かと思いきや、男子生徒にとって“青春の墓場”と言われるくらい女尊男卑の世界だった。
元々おとなしい秀悟は、その中でも女子と話したこともなければ名前を呼ばれたこともない部類に属し、他の男子に“断食系”だとか“離乳食系”と言われるくらい筋金入りの奥手男子。
秀悟が心惹かれたのは学校屈指のモテ女子だった。
非モテな地味男が淡い恋心に戸惑いながら、一進一退に成長していく初恋物語です。
※設定は現代ですが、随所にリアリティに沿わない部分があります。あくまでフィクションですので、どうかご了承くださいませ。
登録日 2016.02.22
事故で異世界に転生してしまった僕は、名前のない村で育てられる。だけど、5歳の時、事件は起きた。
盗賊に襲われてしまった村で、生き残ったのは僕と妹の二人だけ。僕たちはお爺ちゃんの家で過ごすことになったけれど、それももう終わり。
お爺ちゃんが寿命を迎えてしまい、僕の物語が紡がれる。
文字数 50,792
最終更新日 2016.10.13
登録日 2016.10.04
悪魔なメイド(メニュミ)。
名前は、『ノスビ・メリッサ・メニュミ』和名「有山・明真美(めにみ)」
幼い少年がヨウロッパのアルプスの山の草原にいる。
小年は、蝶々が好きであった。
いろんな珍しい蝶を収集せずにはいられない。
幼い心は何かを求めている?
マゼンタ虚空痣あげ蝶(マゼンタコクウアザアゲチョウ)。
目の前を一匹の蝶。(奇麗)。
蝶は、少年を誘(いざな)う。
草原の奥、崖の下に、
そこには、一人の女性とバスケットに入った赤ちゃんが倒れていた。
赤ちゃんの胸には蝶のあざ。
そこから物語は、始まる。
少年は、赤ちゃんを救い、海外の孤児院に預けた。
やがて、
赤ちゃんは、高校生になり恩を返すべく『メビ・セキュレタ女学院』に入る。
そして、彼女は、何を求めるのか?
:
メビ・セキュレタ女学院、高等部秘書科。
そして、形見の服を抱きメイド部をつくる。
『何かと戦ってるの?』
そう心が問いかける。
では、物語をどうぞお楽しみください。
文字数 14,429
最終更新日 2023.08.07
登録日 2022.03.03
ある街に暮らす、独身29歳の女。
名前は成瀬 美香(なるせ みか)。
モテる人生を歩める程の容姿を持っているが、条件が多過ぎて、結婚は愚か彼氏すら出来ないまま、30歳を迎えそうになっていた。
そんなある日、会社の同僚でもあり幼馴染の早川 直也(はやかわ なおや)にご飯に誘われる。
早川 直也は結婚しており、妻の真由美とも高校生からの仲であった。
直也の家でご飯を食べていると、婚活アプリを勧められ、酔った勢いで渋々始めてみると、その日から成瀬 美香の人生は360°変わっていく…
文字数 8,266
最終更新日 2023.05.10
登録日 2023.05.04
ティルキア国は神が最初に舞い降りた国として多くの国を侵略して大陸を制覇してきた国だったが、長い歴史の間に侵略された国は次々に独立して行き10数年前には始まりの時と同じ領土を有する国になっていた。
長い間の戦争で国は衰退し貴族制度は廃止となり、男たちが戦地に駆り出されたせいで女性も仕事をするようになった。何より問題なのは人口の減少だった。
そのため国は結婚や育児にと力を入れて来たが、そんな政策もあまり効果はなく遂に王立学園であるペンダル学園の生徒の卒業には婚約者がいることが必須条件となった。
ペンダル学園はティルキア国の中でもパブリックスクールをして名をはせており元貴族やお金持ちの子供たちが通う学校だった事もあり元貴族たちは一般市民との婚姻を嫌いより一層この制度は重宝がられた。
そして今年も卒業をまじかに控えた生徒で婚約が決まっていない女子生徒がいた。それがバイオレット・レスプランドールだった。
いきなり婚約者だと名乗った男が現れた。名前はヴィルフリート・バルガン。彼は3か月前に入って来た学園の騎士練習生の講師だった。
文字数 162,528
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.04.20
女子高の校庭に、突如として響き渡る拡声器。
「二川原ミカぁ!貴様と婚約破棄してやる!」
――だが、当の本人にはまったく心当たりがない。
ここは名門・私立女子学園。
静かで規律正しい日常に投げ込まれた、あまりにも場違いな騒動。
呼ばれ続ける名前。
知らない男。
そして、誰一人として事情を理解していないという事実。
主人公が選んだ対応は、
怒りでも、弁明でも、断罪でもない。
ただ一言。
「記憶にございませんが、どちら様でしょう?」
過剰な感情も、劇的な復讐もない。
あるのは、礼儀正しさと冷静さだけ。
それがどれほど残酷で、
どれほど美しい“ざまぁ”になるのか――
最後まで読めば、きっと分かる。
✔ 婚約破棄ざまぁ
✔ 勘違い男
✔ 上品・淡々・静かな逆転
✔ 主人公最強(メンタル)
文字数 3,483
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.14
これはきっかけにならなかった、一日にも満たない恋の記憶。
卒業旅行で韓国を訪れた“私”は、道に迷い、偶然出会った青年に助けられる。日本好きな彼と一緒に香水を作ったり、お昼ごはんを食べる内、距離は縮まり、その日のうちに一線を越える。一瞬でも交差した二人の人生。混ざりあった匂い。取り戻せないがゆえに、熱い余韻を残していく。
※ムーンライトノベルズにも掲載。
文字数 3,358
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.19
俗に読書が大好きな人のことを揶揄して、本の虫と言うことがある。
もちろん実際にそんな名前の虫が存在するわけではない。
と、佐藤アカリもそう思っていた。
その日までは・・・。
文字数 9,621
最終更新日 2018.01.03
登録日 2018.01.03
文字数 23,527
最終更新日 2020.01.03
登録日 2019.02.21
シェイクスピアのから騒ぎを本家撮りしてみました。一目惚れから始まる恋と陰謀物語でございます。シェイクスピアはライト文芸の基本をかなり抑えてますね。
名前はちょっと変えてあります。
文字数 38,819
最終更新日 2022.05.21
登録日 2021.11.25
図書室に通うようになってからというもの、同じ顔を見掛けることに気付いた。
強面というか、近寄りがたい印象の顔つきで、何ともふてぶてしい態度でその人は6人掛けのテーブルをいつも独占している。
名前は先輩の友人が探しに来た時の会話から知ったけれど、それ以外は噂話でしか聞かない。
学校の七不思議だか伝説になりかけているようだけれど、私からすればただの本の虫で、同じ穴のムジナかもしれない。
今日もその人が何を読んでいるのか、遠くからこっそり覗いてみる。
一方的なその時間は、悪くはなかった。
***
先輩と後輩の、図書室での出会いと周り人のお話。
文字数 1,139
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.11.12
月島は、腹痛で
入院してしまう
だが、そこにある金貸しの事件の
服役者と出会う
その事件とは?
文字数 3,093
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.02
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デスゲーム。
それは、何人かの人間が特定の場所に幽閉や隔離され、目的のために命を懸けて行うゲームのこと。
近年、そのデスゲームにブームが巻き起こっていた。
不定期に開催されたデスゲームを閲覧し、日頃の鬱憤を晴らす国民たち。
経済効果の向上が見られるデスゲームに、デスゲームを作り出す会社がいくつも立ち上げられる。
そんな中、あるデスゲーム会社に一人の新人が入社してきた。
新人の名前は【ロクド】。
ロクドは教育係の【アズマ】の指導の下、主催者としてデスゲームを開催するが―――…。
⚠️カクヨム様とエブリスタ様にも投稿しています。
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文字数 894
最終更新日 2023.11.27
登録日 2023.11.27
ラピスラズリ王国には国王に仕える一匹の妖精がいる。名前は『リリモ』。桃の木の妖精で国王の使い魔である。そして特殊な事に前世では人間だったのです。この物語はリリモの日常を綴ったほのぼのな物語。
文字数 15,394
最終更新日 2016.10.31
登録日 2016.10.19
とある夫婦の日常を筆者(旦那)目線で書いていくライブ型小説
何故このタイトルになったのかというと、まず、先日私の友人が離婚を決意し、その時に相手から日記を突きつけられてそれが証拠になった。と聞いて日常を書き留めておくことは大切なんだなと思ったことが1つ。
もう1つは筆者は離婚をしたくないが、嫁はことあるごとに離婚を突きつけてくるので、万が一の時のためにと思ったのがきっかけです。
自分自身文才も無ければ日記をつけた経験もないので読みづらい内容になるとは思います。またご意見等頂けると大変助かります。
※身元バレ、嫁バレを防ぐため名前等はフィクションを織り交ぜます。ただし、日常に起こった内容に関してはノンフィクションです。
登場人物
旦那
名前 ぽん太
年齢 30歳
趣味 ゲーム、カラオケ
嫁
名前 まりこ
年齢 29歳
趣味 音楽活動、服
愛犬
名前 まめ
年齢 生後半年
犬種 豆柴
家族構成は以上3名その他登場する人物はその都度更新していきます。
文字数 1,283
最終更新日 2018.11.24
登録日 2018.11.24
この国の名前はアレスティア
300年前、魔法使いが国盗りを仕掛け国王はなんとか退けた。
二度と同じ事が起きぬよう、15歳になったら審判を降し
死刑か奴隷にしていた。
この世界では気力という力を生まれ持っており
気力を使い体を強化して魔物を倒していた。
この世界から魔法が消えて300余年、主人公:ハリムが織りなす建国物語。
『どうして俺が死刑なんですか!!この世界は間違っている!!』
鑑定を使い、国づくり開始。気づいたら強国で自分だけのハーレムになってた。
文字数 21,995
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.07.12
