「源氏物語」の検索結果
全体で34件見つかりました。
時は平安。
三条天皇が、後一条天皇に譲位した頃のことである。
太皇太后・藤原彰子に仕える女房たちのうち、紫式部はまだ「源氏物語」を、赤染衛門は「栄花物語」を書き続けていた。
その頃、橘綾子(たちばなのあやこ)という少女が、新たに彰子に出仕したのである。
百人一首の和歌をモチーフにした、軽いコメディです。
登場人物をもう少し詳しく説明します。
女房連中について。
主人公の橘綾子(たちばなのあやこ)の父親は橘道貞。母親が例のお人。綾子の名前は、架空です。
仲良しの藤原賢子(ふじわらのかたいこ)の父親は藤原宣孝。母親は藤式部(紫式部)後の大弐三位。
もう一人つるんでいる大江匡子(おおえのまさこ)の父親は大江匡衡。母親は赤染衛門。
綾子と賢子の指導役の、小馬命婦(こまのみょうぶ)の父親は藤原棟世。母親は清少納言。
皇太后(後の太皇太后)は、一条天皇の中宮・藤原彰子。父親は藤原道長。
一条天皇は、三条天皇に譲位しますが、三条天皇の父親は冷泉天皇で、円融天皇の息子の一条天皇とは従兄弟関係にあります。三条天皇が譲位した、後一条天皇は、一条天皇と彰子の子です。
匡子が仕える中宮(後の皇太后)は、三条天皇の中宮の藤原妍子で、彰子の妹にあたります。
左府、左大臣と名前だけ出てくるのが、彰子・妍子の父親の藤原道長。
道長を支えた「四納言」の一人が藤原公任で、その息子が綾子に恥をかかされた定頼。実は大弐三位こと、藤原賢子と関係を持ちました。それはまた後のお話。
綾子の方は、道長の五男の、藤原教通と関係を持ちます。
高階のお嬢さんというのは、後々継子の孝標女にねだられて「源氏物語」を懸命に思い出してくれる、あの継母です。これもまた後のお話。
写真は、和泉式部と言えば、貴船神社。ということで、貴船神社のそばの川です。
文字数 7,737
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.26
ある朝突然目覚めたら源氏物語の登場人物 薫大将の君の正室・女二の宮の体に憑依していた29歳のOL・葉宮織羽は決心する。
この世界に来た理由も、元の体に戻る方法もわからないのなら____この世界の理(ことわり)や思惑など、知ったことか。
この男(薫)がこれ以上女性を不幸にしないよう矯正してやろう、と。
美少女な外見に中身はアラサー現代女性の主人公、誠実じゃない美形の夫貴公子、織羽の正体に勘付く夫の同僚に、彼に付き従う影のある青年、白い頭巾で顔を覆った金の髪に青い瞳の青年__謎だらけの物語の中で、織羽は生き抜き、やがて新たな物語が動き出す。
*16部分「だって私は知っている」一部追加・改稿いたしました。
*本作は源氏物語ではありません。タイトル通りの内容ではありますが古典の源氏物語とはまるで別物です。詳しい時代考証などは行っておりません。
重ねて言いますが、歴史小説でも、時代小説でも、ヒューマンドラマでもありません、何でもありのエンタメ小説です。
*平安時代の美人の定義や生活の不便さ等は忘れてお読みください。
*作者は源氏物語を読破しておりません。
*第一部完結、2023/1/1 第二部開始
!ウイルスにやられてダウンしていた為予定通りのストックが出来ませんでした。できる範囲で更新していきます。
文字数 75,101
最終更新日 2023.01.29
登録日 2021.05.01
【源氏物語】及び光源氏やその他の登場人物ファンの皆様は夢が壊れるかもしれませんのでご入室はお勧めいたしません。あくまで曲解ですのでかなり歪みます(薬物使用 拘束具 射精管理 ショタ 複数プレイ有 全話R18)。主人公はバイセクシャルですので女性との絡み・妊娠もありますが、BLですのでそこはほぼ割愛した内容になります。※未成年者の喫煙・飲酒表現がございますが、現実世界ではお酒とタバコは二十歳になってから!でお願いします。なお、架空の大人のオモチャも使いますが、このお話はあくまでも【フィクション】ですのでご理解とご注意お願いします。 こちらは不定期更新になる予定です。お楽しみいただけると幸いでございます。
文字数 432,310
最終更新日 2021.11.15
登録日 2019.08.11
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文字数 8,142
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.01.07
高校2年生の少女源煇(みなもとひかり)。大好きなのは源氏物語。ずっと読んでいたら現実で女の子や女性教師に声をかけられ始め…?百合現代源氏物語へとなった!?
文字数 7,624
最終更新日 2020.10.15
登録日 2020.05.03
女性関係にだらしなくろくでなしの主人公は、ある日二股がバレ、付き合っていた彼女だけでなく、浮気相手にまで見限られてしまう。
そんな時目にしたのは『源氏物語』。
色んな女性と浮き名を流す光源氏を羨ましく思っていた主人公は、何故かその源氏物語の世界に酷似した本の世界にトリップしてしまう。
でもそこは何かおかしな世界で……。
平安ファンタジー世界と現実世界を行き来するろくでなし主人公が総受けになる話。アホエロ平安ファンタジーです。設定はゆるゆるですので、そういうものだと思ってお読み下さい。
R描写があるものには*マークがついています。
ムーンライトノベルズ様にも同時投稿。
文字数 56,812
最終更新日 2020.05.15
登録日 2019.08.01
❀平安時代や『源氏物語』に詳しくない方でもお楽しみいただけるようになっています❀
「生きる意味って何?」と思っている人、夢に一歩踏み出せない人に読んでほしい、もちろんそれ以外の人にも。
この時代には超えてはいけないものがある。破ってはいけないものがある。
たとえ光源氏になれなくても。
僕は……あなたの願いを叶えたいんだ。
時は平安時代。源氏物語が記された一条帝の治世から少し時を経た頃。
朝廷で下級役人として働く雅行は「歌嫌い」で、何事にも興味を示さない青年だったが……。
「桜を見せてはいただけませんか?」
自分を助けてくれた少女の願いを知った時から、雅行の心は少しずつ変わり始めていた――その時。
雅行の前にある人物が現れる。人知を超える「桜」の力で現れたというその人物は雅行が最も知りたくない真実を雅行に告げるのだった。
偽ることのできない自分の心と、自らと少女の間にある決して越えられない壁。
それを目の当たりにした先に、雅行は何を選ぶのか――?
「桜」を巡る思惑のなかで、「若紫」を映した少女と「光源氏」にはなれない青年が秘められていた自分の願いと生きる意味を見出していく、平安青春ファンタジー。
・カクヨムでも掲載しています。
・時代考証は行なっておりますが、物語の都合上、平安時代の史実とは違う描写が出てくる可能性があります。
文字数 61,129
最終更新日 2019.05.25
登録日 2019.03.07
「母親は故按察使の大納言の娘で祖母は尼。そして父親は兵部卿の宮・・・。もしかして私って紫の上に転生しちゃったりする!?」
後に紫の上と呼ばれる少女に転生したと気が付いた見た目は美少女、中身は腐女子である、二十一世紀の日本ではある会社で働いていた社会人の彼女は頭を抱える。
だって紫の上って筋金入りのマザコンで脳と下半身が直結している光源氏に拉致られた挙句、無理やり純潔を奪われるわ、女三の宮の降嫁によって隅に追いやられてしまう脆い立場の女性なのだ。
「紫の上って実家と疎遠だから、いざという時は父親に頼れないんだよね~」
幸いな事に彼女の祖母はまだ生きているし、祖母は光源氏とも顔を合わせていない。
「だったらBLを布教して金を稼げばいいじゃない!」
最初は華奢な美少年受け、それから雄っぱい受けにゴリマッチョ受け、精悍な武士の青年が貴族の青年を手籠めにするのだけど彼の不器用な優しさに触れていくうちに身も心も開いていくとか・・・
平安時代の日本は二十一世紀の日本と比べたら娯楽が少ない。そこに娯楽を持ち込めば大金を稼げるはずだ。
これは光源氏に拉致られるはずだった少女がBLを布教する事で大金を稼いで自力で生きて行く話である。
勉強中の息抜きで思い付いた話なので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義である事を先に言っておきます。
文字数 1,796
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.11.12
時は桐壺帝の御代。
先帝の皇女として生を受けた幼い女四の宮は前世の記憶を取り戻す。
元女子プロレスラーだったクリムゾン一花(リングネーム。本名は藤沢 愛美)という日本人として生きていた前世を。
「え~っと・・・今の時代の帝は桐壺帝だっけ?で、私は先帝の四女・・・。つー事は私って後の藤壺!?」
桐壺の更衣の代わりとして入内して光源氏と密通。結果、冷泉帝を産んじゃうあの藤壺の女御に生まれ変わっている事に気が付いた愛美は蒼褪める。
マザコンを拗らせて藤壺に対する想いを募らせてしまった光源氏は、彼女の身代わりとなる女性を求めて数多の女性を渡り歩くのだ。
(光源氏のせいで不幸になった人って確か・・・六条の御息所、葵の上、朧月夜。そして何と言っても最大の被害者は紫の上と朱雀帝、弘徽殿大后、女三の宮、柏木、頭中将だよな)
某少女漫画で源氏物語のストーリーを知った愛美こと女四の宮は、自分ひいては彼女達の身に起こる悲劇を回避するべくこれから取るべき行動を考える。
・桐壺帝への入内が避けられないとしたら、光源氏が成人してから入内すればいい
・六条の御息所に光源氏を相手にしないようにと訴える
・物語では紫の上と呼ばれる事になる少女を養女として引き取って将来有望な公達の元に嫁がせる
・光源氏の魔の手から右大臣家の六の君こと朧月夜を守りつつ東宮の女御として入内させる
・六条の御息所の娘である斎宮を朱雀院の女御として入内させる
・朱雀帝と異母妹の娘である女三の宮を不思議ちゃんではなく立派な淑女にする
やるべき事は色々あると思うけど、まずは男から身を護る術を身に付ける事が最優先だ。
だが、平安時代の女性は家に閉じ籠っているのが通常運転である。
どうすれば光源氏に弄ばれる女達を護れるのだろうか?
(そうだ!劉備の奥方となった孫夫人は武芸の誉れが高かったはず。それに神功皇后!!)
彼女達に憧れていると訴えたら母后と女房達も自分が身体を鍛えたり、武術を身に付ける事に対して文句など言わないだろう。
本当は女の敵である光源氏をフルボッコにする為に鍛錬をしていたのだが、孫夫人と神功皇后を前面に出した事により女四の宮の行動は称賛され、やがて都の女性達を強くしていく。
深く考えた話ではないので設定はゆるふわ、源氏物語に出てくる女性達が藤壺に感化されてプロレス技や柔道、空手や某暗殺拳で光源氏を撃退してしまうという実にご都合主義です。
昔読んでいた某少女漫画を最近になってスマホで読んだ事で思い付いた話です。
文字数 5,880
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.09.11
平安時代の皇子様に生まれ変わっていた。
母親は身分が低い桐壺の更衣というではないか!
転生先は「源氏物語」の世界だった。しかも自分は主人公の「光源氏」だというから、さあ、大変。
折角、皇子様に生まれたのに波乱万丈の家庭崩壊フラグなど御免だ!
平穏で楽な人生をまっとうするために原作改変に取り込む。
ターニングポイントである桐壺の更衣の死を回避させ事によって物語は違う方向に動いてゆく。
本来、桐壺帝には数多の皇子と皇女がいたが、桐壺の更衣の存在によって、生まれてくる気配は全くない。それでも物語は続いてゆく。
源氏物語のヒロインである「紫の上」と彼女の最大の恋敵「明石の上」。二人の女性の縁は違った形を見せる事になるが、光源氏が気付くのは遠い未来。
華やかな宮中を舞台に様々な人間ドラマが巻き起こる。
笑いあり、涙あり、暴力あり、陰謀あり、呪いあり。
果たして主人公は無事に平穏を勝ち取れるのか!?
他サイトにも連載中。
文字数 131,171
最終更新日 2023.09.09
登録日 2022.05.09
愛宮とは幼名らしく、成長してからは『○子』と成人名が有ったのであろうが、成人名は不明だ。
皇族でもないのに幼名に『宮』を付けたのは、生母が雅子内親王であったからだろう。
高明と愛宮の間に出来た明子(めいし)は、後に藤原道長の妻となった。
藤原道長の正室・倫子の長女・彰子(一条天皇の中宮)の家庭教師として道長の舘に勤めたのが紫式部であり、『源氏物語』の執筆の後援者となっていたのが、他ならぬ道長である。
光源氏のモデルとして、源融や道長自身と合わせて源高明の名も上げられる。
藤原氏の氏の長者である道長が何故『源氏』を主人公にした物語を後援したのか謎であるし、一旦失脚したが復権する光源氏に、失脚し隠棲した高明の復権を願った誰かの想いが反映されていると考えられないこともない。
文字数 6,663
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
平日は会社で働き、休日はショッピングやゲームを楽しんでいた日本人女性が転生したのは玉鬘の長女である大君だった。
玉鬘の長女は冷泉院の女御として参院するのだけど、皇女と皇子を産んだ事で叔母の弘徽殿女御と秋好中宮に嫉妬される姫君のはず・・・。
お母ちゃん・・・上皇が権力を握っている院政時代ならともかく、摂関政治時代の上皇に娘を嫁がせるなんて何考えてるの!?
娘の結婚相手として選ぶのは薫か夕霧の息子でしょうが!!
でも薫って出家するする詐欺だし、腋臭だから却下!
ここは夕霧の息子である蔵人少将一択だ。
源氏物語のストーリーを思い出した大君は自分の幸せの為、ひいては兄弟の出世の為に入内を阻止するべく奮闘する。
竹河を読んだ時に思い付いた話です。
文字数 2,782
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.06.10
『げんこいっ!』第一弾「死ぬほどキミに恋してる」の続編!! なんとseason2!!
三千年に一度の超絶イケメン源ちゃんとプリンセス達、それから彼らをとりまく従者、女房たちが巻き起こすなんちゃって平安時代のラブコメディー。
恋が生きがい、恋に生きる恋多きオトコ、源ちゃんが巻き起こす平安ファンタジー。
どこか憎めない源ちゃんと個性豊かなプリンセスたちとのラブコメディ。
彼らをとりまく従者たちのあくまでも平安なる日常生活。
読んでくださる皆さまにくすり笑いのプレゼント。
かのベストセラー源氏物語に最大級のオマージュを捧げます。
紫式部センセイさま、怒らないでくださいね。呪ったりしないでくださいね。
平安コメディ源氏ア・ラ・モード(現代風)、恋クリームをたっぷりかけて召し上がれ(^_-)-☆
登録日 2018.12.18
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モテるために源氏物語(原文)を読もうとした俺。
もちろんそんな簡単に読めるはずもなく、1日いや1秒で挫折する。
だか俺は諦めない。
究極のモテを学ぶため。
童貞を脱するため。
文法書を手に取り、古典の勉強を開始する。
そう俺は童貞を捨てるため、なぜか古典文法の勉強を始めてしまったのであった。
そんな俺と一緒に古典文法を学ぶお話。
文字数 414
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.04.07
誰でもその物語のタイトルくらいは聞いたことがあるでしょう。
世界最古の長編小説とも言われています。(諸説あり)
古典の授業で、受験で、この物語に関わらざるをえない中高生のみなさんへ
有名現代語訳を挫折してしまった私のようなみなさんへ
よかったらこの【超訳】をお手に取ってみてください。源氏物語の各帖を1エピソードにまとめました。各話3000字程度で、気軽に読んでいただけるよう書きました。各エピソードの冒頭でざっくりあらすじを載せています。中高生のみなさん、その部分だけでも読んでみてください。
わかりやすく話し言葉で書いています。
予備知識も予習も必要ありません。
ほんの少しでも皆様のお役に立てるならこれほど幸せなことはありません。
物語は有名な書き出しで始まります。
いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
ワケがわからない方。本作へどうぞ(^_-)-☆
初心者向けの【超訳】です。古典を専門に研究されている方、源氏物語に造詣の深い方にはお勧めできません。広いお心で受け止めてくださる方におススメします。
登録日 2019.01.08