「吸収」の検索結果
全体で172件見つかりました。
完結しました。ありがとうございました。
衝撃のJ Kデスゲーム!バトルロワイヤル!
名門高等女学院に通う17歳の天乃優笑(あまの・ゆえ)はある日ベッドの上で意識を取り戻す。
傍らには双子の妹の優楽(ゆら)もいたが何が起きたのか理解できない。
医者が話すには、学院行事で配られたお茶に毒物が混入され双子を含む32名以外の約300名が死亡したという。
優笑達は経過観察のために入院する事になる。
自由のない入院生活のあと、32名は意識のないままある場所へ集められた。
そこで現れたゲームマスターは『一人になるまで殺し合ってもらう』と突然のデス・ゲームを彼女達に突きつけた。
デスマスターは将来、国にとって有益な兵器になるために全員を捕食しその力を吸収した最強の吸血姫になることを望むと叫ぶ。
しかしレベル1の吸血鬼ができる事は血を長い針のように硬化させ武器にする程度。
ほぼ普通の女子高生の彼女達が島で寮生活をしながらも喰うか喰われるかのバトルの日々を送る事になる。
(異能バトルというよりは、必死の肉弾戦が多いかもしれません)
個性的な人物達が闘い、または結束し、そして吸血姫の秘密を探りながら毎日を生き延びる。
優笑は優楽と脱出することができるのか……それとも……。
※後半少し異能バトルになってます。
※表紙絵、作中の挿絵は全てAI(Meitu、Waifu Labs、お絵描きばりぐっどくん)によるものです
なので顔や髪の毛の長さなど絵によって違う場合もありますが雰囲気として見て頂けるとありがたいです。
島の地図が稚拙すぎますが笑って許してください。
文字数 196,745
最終更新日 2023.03.31
登録日 2023.02.28
エロい事と異世界系ラノベ小説が大好きな佐川春人(さがわはるひと)はある日不幸にもトラックにひかれて人生を終えてしまう。
次に目が覚めた時には既に赤ん坊に転生していて?
転生した彼に与えられた一部の能力は美・運・愛に部類されるものだった
能力の内の一つは、美がイケメン補正で運が極運に愛がハーレム王の神格者。そしてエロ女神からの祝福。
エロが大好きな俺にとって最高の能力じゃねーか!
イケメン補正
{顔・雰囲気・行動の全てにイケメン要素をプラス}
極運
{運に対するパラメーターに絶大補正}
ハーレム王の神格者
{魅力的な異性との性的行為を行った場合 回数・行為・愛度によって全パラメーター上昇:スキルレベル上昇:スキル吸収:好感度上昇}
{愛する者同士で念話が可能になる:無制限}
{好感度上昇}
{美少女遭遇率絶大上昇:美女遭遇率絶大上昇:}
{ラッキー{エロ}行動:絶大上昇}
エロ女神の祝福
{異性との性的行為を行った場合、相手は他の異性と性的行為は永久に行えなくなり 他の異性に魅力を感じなくなる、または拒絶反応を起こす}
{子孫を授かった場合産まれるまで母親には女神の加護が付き、完全状態異常耐性やその他多様の恩賜で護られる
しかし産まれてくる子孫は男2:女8の割合になる}
{精力絶大上昇}
――――――「俺の女に手を出したヤツは神だろうと許さない」―――
※紹介した能力はあくまで一部でしかありません、他にも主人公が最強になる為の能力が出てきます
第4話まで主人公の親視点の物語となっています。基本主人公視点は第5話からです。
作品の都合上主人公には最強になってもらはなくてはなりません。
女を護れない主人公は求めません
文字数 28,203
最終更新日 2017.03.19
登録日 2017.03.13
『悪魔』に拉致られ、勝手に改造手術を施され、
『野球の神様』との試合に無理やり駆り出された三人の高校生、田中・佐藤・鈴木。
試合後、現世に戻された三人に悪魔は言う。
『三年後にまた神と試合やるから。それまで鍛えておけ。
あ、でも、お前ら魔人だから、練習とかしても意味ないぞ』
魔人になった三人の身体能力は、絶望と希望を吸収することでしか上昇しない。
『幸い、お前らは高校生。うってつけの舞台がある』
甲子園。高純度の絶望と希望で満ちている大会。
『とりあえず、最低ノルマは五連覇な』
時速1500キロという異常な速度の球も投げられる野球魔人に改造されている三人なら高校生など楽勝でひねりつぶせるが、
『あ、神からの伝言。現世で野球やるのはいいが秩序は乱すな、とさ』
「おいおい、ふざけんな。ワシらの高校、超々進学校やで。万年一回戦どころか、毎年、出場すら危うい、野球に関しては超クソ高校。そこで五連覇? 達成してもうたら、バッチリ秩序が乱れてまう。前提から詰んでんねんけど」
無理難題に挑む事となった三人の魔人。絶対不可能かと思われたその難題。
だが、田中は活路を見出す。
「最初から詰んどるゲームをひっくり返す。やったろやないか。ワシをナメんなよ」
彼が導き出した答えは、その優れた頭脳をフルに活用し、『三年間、全試合、一投一打すべて緻密に計算して、完璧に、まぐれで勝っているように魅せる』という事。
「ワシの頭脳ならできる。これはワシにしかできん不可能や。みとけよ、あほんだら」
文字数 85,327
最終更新日 2019.02.02
登録日 2019.02.01
俺ジジイは、寄生生命体に取り付かれ魔素吸収能力が開花します。これ幸いと、日頃のうっ憤を払おうとアンチエイリアシングをして人生のやり直しを図ります。ついでに、コンプレックス部分も直しちゃいます。更に家族にもお裾分けし、全員美男美女、頭脳明晰ハッピーハッピー。ところがジジイが全然別方向に突っ走り世界が壊れそう。うっ憤とコンプレックスがジジイを暴走させるそんな話。
登録日 2021.02.28
3対6枚の翼を持つ熾天使。地上に降りることを許された天使であり、神の天啓を伝える。また、勇者を見定めて加護を与え、共にダンジョンの奥に潜む魔物を討つ。
そんな嘘で塗り固められた世界キョード。
本当の熾天使の姿は、ダンジョンマスター。全ての力の源となる魔力は、大地の奥深くから湧き出し、その魔力を吸い上げる為の装置がダンジョン。
ダンジョンを大きくする為の唯一の方法は、冒険者を疲弊させダメージを与え、ダンジョンに生命力を吸収させること以外にない。だからこそ、熾天使は冒険者をダンジョンの奥へと誘う。
そして、そのダンジョン管理の役目を担うのが黒子天使とよばれる、頭上に黒い輪を持つ裏方の天使達。
ただ、神々であってもダンジョンには未知が多く、禁忌事項の『需要魔力が供給魔力を超えてはならない』ということしか分かっていない。
禁忌を犯した場合の代償は大きく、原因となった者やダンジョンマスターには災厄が降りかかり、ダンジョンは崩壊する。
だから、神々は熾天使にダンジョンマスターを任せる。
そんな事は、黒子天使の俺には関係ないし、どうでも良かった。幼馴染みの熾天使ブランシュが、新設された第13ダンジョンのダンジョンマスターにされてしまうまでは!
決して表に出ることのない裏方の黒子天使の物語が、今ここに始まる。
※ファンタジー世界の裏側は意外と現代的。大真面目だけどクスッと笑える。そんな世界観です。
なろうに追いつくまでは毎日更新。
文字数 88,407
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.09.14
ダンジョンコアに転生し主人公。
もと人間だった為に、人間や亜人を殺したくない。
しかし、魂を吸収しないと存在できない。
そこで、吸収するモノを変更した。
羞恥心に…。
主人公の話→被害者の話→冒険者たちの話の繰り返し。
※「小説家になろう」・「ハーメルン」・「カクヨム」にも掲載中。
文字数 8,878
最終更新日 2022.01.04
登録日 2022.01.01
聖女を幾人も輩出した名門エルロン家の長女、リアナは父親が運営しているギルドに所属している。
彼女には生まれつき右手に悪魔の刻印が刻まれており、それが原因で聖女にはなれず冷遇され続けいた。
リアナの父のギルドはパワースポットと呼ばれており、何故か所属している魔法士の力が上がると有名で、多くの依頼を受けている。
「せっかくのパワースポットも穢れた血が邪魔をして評判を下げる」
リアナは妹のティナが聖女としてギルド入りをするのと同時に勘当され追放されてしまう。
途方に暮れながら隣国まで仕事を探しに行った彼女。
そこで宮廷鑑定士だと名乗る青年エルヴィン出会い、右手の刻印が精霊たちの魔力を吸い込み周囲に分け与えているという事実が判明する。
「自然界の精霊たちから永続的に魔力を吸収出来るなんて、実質的に“魔力が無限”にあるってことだよ。とんでもない逸材だ。リアナなら最高の精霊魔術士になれる」
なんとパワースポットの正体はリアナだった。
新しい才能をスカウトする仕事をしているというエルヴィンはさっそく彼女を王立ギルドに紹介。
無限の魔力を他人に分け与えることが出来る彼女の存在は隣国で大きな注目を集めることになる。
一方、パワースポットではなくなった両親のギルドは次々と依頼を失敗して信用がガタ落ちになっていた。
登録日 2020.12.22
俺の名は高橋透。ある日学校で友達四人で異世界転生について盛り上がっていたので、本当に転生できるのかという一生で一度限りの挑戦をした。
結果、五人とも無事に異世界転生に成功。
死から目覚めて俺たちは大喜びした。本当に生きてる、異世界に転生したんだと。そして転生先は見知らぬ王国。
念願のステータス鑑定に心が躍る。しかし俺の鑑定結果が来た途端、その能力とあまりの歪さにその場の全員はドン引き。
俺はパーティを追放された。
文字数 17,390
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.20
人間最強の賢者である主人公。
強くなり暗黒魔族と戦う為、魔界の魔王を吸収して転生。
転生後はどこまで強くなれるのか。
文字数 1,607
最終更新日 2020.03.13
登録日 2020.03.13
山陰の雪の季節が終わりを告げようとしていた頃、交通事故から幼子を助けようとした父が亡くなり、数年後、同じ様に淡雪が舞う頃、母が亡くなった。
京都の大学に通っていた椎谷遼一が、恋人の中林秋乃が職場の同僚男性と結婚すると云う、背信の報せを聞かされたのは、母の葬儀の暫く後のことだった。
椎谷遼一と中林秋乃は高校生の頃に将来を誓い合っていた。両家の家族も、周りの誰もが認める似合いのふたりだった。
職場の男性と結婚した秋乃も、社会人になってから結婚した遼一も、共に離婚を経験する。
秋乃は離婚後、直ぐに故郷を離れた。東京に出て専門学校を卒業すると、ビジネス支援会社に就職した。転勤で大阪に勤務していた時、会社が他企業に吸収され退社を余儀なくされる。
大阪の伯母の処に身を寄せていた秋乃は、故郷に帰るか再就職するか迷っていたが、帰郷を決めて京都と故郷を直結するローカル特急に乗った。
プロジェクトチームのチーフとして故郷の県内にある製紙会社に出張を命ぜられた遼一は、特急のグリーン車内で高校時代と変わらない笑顔の秋乃と遭遇する。
ふとした事から一緒になる機会を逸し、離婚を経験したふたりが過ごした十数年の歳月は、嘗ては愛し合い、結婚を誓いながらも破綻した辛く寂しい歳月でもあった。
歳月を経たふたりの恋する想いの移ろいは~。
春先に舞う雪は、儚く消える淡雪なのか、それとも春の到来を告げる淡雪なのだろうか~。(固有名詞など、全てフィクションです。)
文字数 57,363
最終更新日 2024.02.16
登録日 2024.02.11
魔剣使いのおっさんは魔力吸収が得意な魔術師の女の子・ローナを連れて王都観光を楽しんでいた。魔物の大群が王都に迫っていることなど知る由もなく……
文字数 15,614
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.01
天体の巨星の一つ、アルタイル。地球から16.5光年という距離にあるため目立つ存在ではないが、実質的には太陽の10倍の明るさ、太陽の1.8倍の大きさがある。そんなアルタイル、一般的には、夏の大三角形の一つ、そして、七夕の彦星の名前で知られ親しまれているが、実は、邪念や恨みなどマイナスのエネルギーを吸収して大きくなっていく性質を持つ「滅び」の星であった。
そのアルタイルに異変が起きた。地上では、特殊な能力を持った者たちが現れ、次々とカオスを創り出していく。両者に繋がりはあるのか……?
アルタイルを取り巻く善悪様々な人間や魑魅魍魎が、自分達の目的を達成するために戦いを繰り広げる。
文字数 19,350
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.07.07
加宮映司は交通事故により僅か15年の人生を終えた。しかし目を覚ますとそこは地獄でも天国でもなく、なんと異世界だった。映司は異世界で倒した相手のステータスを奪う『ステータス吸収』と様々な能力を使って、レベルが1から上がらないけど冒険へ行ったり、魔王を倒したりなど必死に頑張って最強を目指す物語。
文字数 9,562
最終更新日 2016.07.25
登録日 2016.07.02
獣化症の主人公「B」は、周囲から嫌悪の目で見られ、やけになって自殺しようと行動にでる。だが、目が覚めたら、そこは見知らぬ異世界。そして、そばにいるのはエルフの美少女。だが、それは平穏な世界ではなかった。ナイトゴーレムと呼ばれる、カスタム化された魔力吸収型のゴーレムがエルフを襲おうとしていたのだ。なんとかナイトゴーレムを退治するBだが、自分が獣化症だとエルフたちに知られてしまう。でていくしかない。そう考えていたBに、エルフたちは歓迎の笑顔をむけた。
「Bこそは自分たちを守ってくれる」
エルフたちがBを歓迎する理由は? ナイトゴーレムとは? 一度は自殺を考えたBだが、この世界でやり直すことを決意する。Bは、はたしてエルフたちの希望になれるのか
登録日 2021.05.28
スキル無限収納は、別名を亜空間収納といわれているわ。このスキルを所持する人間たちは、底無しとも言われる収納空間を利用出来るの。古の人間たちは誰もが大気中から体内へ無限に魔力を吸収巡回していた。それ故に誰もが亜空間を収納スペースとして利用していた。だけどそれが当たり前では無くなってしまった。それは人間の驕りからきたもの。
やがて…………
無限収納は無限では無く己の魔力量による限りのある収納となり、インベントリと呼ばれるようになった。さらには通常のスキルと同じく、誰もが使えるスキルでは無くなってしまった……。
主を亡くしたインベントリの中身は、継承の鍵と遺言により、血族にのみ継承ができる。しかし鍵を作るのは複雑て、なおかつ定期的な更新が必要。
だから……
亜空間には主を失い、思いを託されたままの無数のインベントリが……あてもなく……永遠に……哀しくさ迷っている…………
やがてその思いを引き寄せるスキルが誕生する。それがミラクルマスターである。
なーんちゃってちょっとカッコつけすぎちゃった。私はミラクルマスター。希少なスキル持ちの王子たちをサポートに、各地を巡回しながらお仕事してまーす!苺ケーキが大好物だよん。ちなみに成人してますから!おちびに見えるのは成長が遅れてるからよ。仕方ないの。子は親を選べないからね。あ!あのね。只今自称ヒロインさんとやらが出没中らしいの。私を名指しして、悪役令嬢だとわめいているそう。でも私は旅してるし、ミラクルマスターになるときに、王族の保護に入るから、貴族の身分は捨てるんだよね。どうせ私の親は処刑されるような罪人だったから構わない。でもその悪役令嬢の私は、ボンキュッボンのナイスバディらしい。自称ヒロインさんの言葉が本当なら、私はまだまだ成長する訳ですね!わーい。こら!頭撫でるな!叩くのもダメ!のびなくなっちゃうー!背はまだまだこれから伸びるんだってば!
【公開予定】
(Ⅰ)最後まで優しい人・㊤㊦
(Ⅱ)ごうつくばりじいさん・①~⑤
(Ⅲ)乙女ゲーム・ヒロインが!転生者編①~⑦
短編(数話毎)読み切り方式。(Ⅰ)~(Ⅲ)以降は、不定期更新となります<(_ _*)>
文字数 121,280
最終更新日 2020.05.22
登録日 2019.12.29
「ごめんねぇぇぇぇぇっ!!」
『ゴァァァァッッッ!!!』
サキュバスとのハーフであるフェイ・ユリウスは、今日もダンジョンで謝り続ける――
モンスターとのハーフという異例故に、街の人全員から嫌われ、冒険者学校に通っていた頃からいじめにあってきたフェイは、人の暖かさを知らない。
それでも彼は人を恨まない――
「ごめんね!」
と、いつも謝り続けていた。
そんなある日、同級生に嵌められたフェイは、ダンジョンのトラップに引っかかり絶体絶命のピンチに陥る。
「クスクス、あなた助かりたい? 助かりたいなら私のこれ……買わない?」
そこに現れたのはアイテム生成だけが得意なヒューマンの女の子――
そこから使い道のなかったフェイの魔力吸収は大活躍し!?
これは味方ゼロ人の世界から、不便な性格と体を駆使して成り上がっていく、英雄だった父に憧れた少年の物語――
「他の人が不幸になるなら……全部僕が引き受ける――!」
あと見た目で人を判断するのはやめようね☆
文字数 15,541
最終更新日 2020.07.01
登録日 2020.06.23
【愛のあるホラー&バトル・ストーリー】
さしすせそのソの二つ前の「ズンビ」。それは「ゾンビ」より格上の最強の生物だった。
強酸性雨に濡れた街で宇宙から到達したウイルス性微生物(ミズウイルス)が雨水に混在し、人間が感染して最強の生物が誕生した。
それは生物学者と少年の研究により、ゾンビより二つ格上のズンビと呼ばれ、腹部の吸収器官より脳細胞のエキスを吸い取って知能と至高の快楽を得る。
しかも崩れた肉体を修復し、稀に記憶と知性を持つ者も存在した。
隼人は母親が強酸性雨に濡れて感染し嘆き苦しんだが、狂ったモンスターに殺されそうになった時、何故か他のズンビを倒して助けられ、スーパーズンビと呼んで慕い始め母の記憶が戻るのではないかと微かな希望を抱いた。
そしてスーパーズンビの力を借りて、友人の家族と一緒に生き延びようと街から逃走した。
[表紙イラスト、まかろんkさまからお借りしてます。]
文字数 22,613
最終更新日 2022.02.10
登録日 2021.08.26
僕、高橋悠人は冴えない大学生だった。成績も平凡、運動神経も平凡、容姿も……うん、平凡。目立つことなく、誰かに必要とされることもなく、そんな日々を過ごしていた。
しかし、ある日を境に、僕の人生は180度変わることになる。いや、正確には人生じゃなくて、"存在"そのものが変わったんだ。
その日、僕はいつものように大学からの帰り道、頭を空っぽにして家路を急いでいた。すると突然、空から謎の光が降り注ぎ、僕を包み込んだ。気がつくと、僕は見知らぬ場所にいた。目の前に広がるのは、異様な光景。空は紫がかり、地面は黄金色に輝く砂が広がっている。そして、僕は……ごみ箱だった。
そう、文字通りのごみ箱。四角く、蓋もなく、中を覗くと何も入っていない。でも、なぜか意識はある。視界もある。ただ、体は動かせない。これが転生ってやつか……。
最初は混乱した。でも、すぐにこの新しい"体"に秘められた力に気づく。この世界では、人々が捨てる"ごみ"が、僕にとっての"力"になるのだ。ごみを吸収することで、僕は強くなれる。そして、この異世界ではごみがとても価値のあるものらしく、人々はごみを捨てるために僕のもとを訪れる。
最初に吸収したのは、小さな紙くず。それを吸収した瞬間、僕の内部に微かな力が宿るのを感じた。次に吸収したのは、壊れた剣。これを吸収したとき、僕の中に新たな感覚が生まれた。まるで、その剣の持つ歴史や物語まで吸収しているようだった。
日が経つにつれ、僕のもとには様々なごみが持ち込まれるようになった。食べ残し、壊れた武器、さえも古い魔法の書。それらを吸収するたびに、僕の中の力は大きくなっていった。そして、それと同時に、この世界に隠された秘密や、人々の生活に深く関わる真実も少しずつ理解していくことになる。
ごみ箱として転生した僕は、この異世界で何を成し遂げることができるのだろうか。そして、本当の意味での"価値"とは何なのか。そんな冒険が、今、始まろうとしている。
登録日 2024.02.20