「息子」の検索結果
全体で3,686件見つかりました。
侯爵令嬢マリエルは、ヴァルモン公爵夫妻の一人息子であり、次期公爵と定められたロランと結婚した。
祝福に満ちた結婚式を終え、夫婦となった二人きりの夜。夫は深刻な顔で告白する。
「母上が、子を身ごもったんだ」
義父である公爵の子なら、何も問題はない。だが、お腹の子の父親は公爵ではなく、義母の愛人だった。
さらに夫は、信じられない提案を口にする。
「母上の子を、僕たちの子として育てよう。君が産んだことにすれば、誰も困らないだろう?」
妊娠したふりをして別邸へ籠もり、夫の異父弟か異父妹を、自分たちの実子として公爵家へ迎える。そんな計画に従うつもりなど、マリエルにはなかった。
結婚初夜に妻を閉じ込めたマザコン夫と、爵位も愛人も手放したくない義母。すべてを知った公爵は、妻との離婚と実子ロランの廃嫡を決断し、花嫁へ自由を返す。
婚姻を白紙に戻し、自分の人生を取り戻したマリエルを、やがて一人の女性として大切に思い始めたのは――かつて義父となるはずだった公爵だった。
文字数 44,094
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.09.12
ある日、本条さやかは見てしまった。
夫と息子と若い女性が並んで歩いているところを…。
さやかはすべてを悟った。
あの場所に私の居場所はないのだ。
ならば、あるべき姿を正しく築けるように私は去ってしまえばいい。
さやかは離婚届を机に置いて家を出ていった。
そして10年後
母親の消息を知った息子が突然やってくる。
「母さん、どうしてオレを捨てたんだ?」
しばらく新作の執筆はしないと宣言した作者ですが…。
最近流行りの
『不貞→離婚→海外逃亡』
作者が書いたらどうなるんだろうという発想から、この話を思いつきました。書き始めたら、えぇ…。思わぬ方向に着地しております。
本来、この手の小説にあるはずのザマァは、一切ございません。
作者らしいと言えば作者らしいのですが、ご了承くださいませ。
現在、前半まで執筆いたしました。後半は頑張って取りかかっております。またお待たせするかもしれません。申し訳ありません。
この物語を書き始めたきっかけなど
『自称作家と担当編集者クロ』
というタイトルでnoteにエッセイとして掲載しております。
もし、ご興味がございましたらお読みください。
※クロ→ Claudeです。
※ 文章・プロットなどは全て著者によるオリジナルですが、誤字脱字・文法チェックはAIを使用しております。
文字数 16,855
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.07
フローレンスは結婚して2年になる夫デクスターから、思わぬ告白をされた。
夫は家族ぐるみで交流していた幼馴染みで、彼女の初恋の相手でもあった。
そんな間柄のデクスターとの婚姻は、政略関係無しの純粋な恋愛だと信じていた。
それは夫も同様だろう、と疑う事も無かった。
だが、彼から告げられた言葉は……
「君じゃなくて、愛していた人が居る」
夫から本心を聞かされたショックで邸を出たフローレンスが向かった先は……
✳✳✳✳✳
拙作『この悲しみも。……きっといつかは消える』と同じ世界線(数年後)の話です
ヒロインの息子達が出てきます
多人数視点で進行するので、同じ日の出来事も違う視点で書いています
ヒロインは誰にも言えなかった、実家に対する闇を抱えています
R15タグは閨や密会の話題を出すので付けましたが、実際の性描写はありません
文字数 26,628
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.06
五歳のスキル授与式で「無能スキル」と判定された第三王子レイニード。
その結果、俺は母様と一緒に王宮を追放された。
だが、正直に言おう。
むしろ大歓迎である。
王宮では母様も俺も冷遇されていたのだから。
こうして辿り着いた辺境伯領で、俺はある決意をした。
――母様を幸せにしよう。
実は辺境伯は昔から母様に想いを寄せているらしい。
ならば息子として全力で応援するしかない。
一方、無能と言われた俺のスキルは全然無能ではなかった。
【カタログ通販】【ヒャッキーン】【錬金術】
便利な道具や生活用品を次々と生み出し、さらに光・土・空間・生活魔法まで使えるため、辺境はどんどん発展していく。
ついでに世間から無能扱いされていた人材たちを集めてみたら、なぜか有能な人ばかりだった。
異母兄である第一王子は次期国王に。
第二王子は騎士団長に。
俺は二人を陰ながら支えながら、のんびり暮らしたいだけなのに――。
「レイニード、次の辺境伯はお前だ」
「嫌です」
「駄目だ」
「嫌です」
母様の再婚を成功させたら、なぜか辺境伯を継がされそうです。
これは、家族大好きな元・無能王子が、大切な人たちを幸せにしながら平穏な生活を目指す、ほのぼの辺境発展ファンタジー。
文字数 73,547
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.20
王立学園を卒業し、王宮文官になるはずだった僕――セオ。
けれども、初出勤の日に人生は一変した。
今は番のいないオメガとして、三歳の息子リノをひとりで育てながら、王宮の下働きをしている。それでも、いつか文官になる夢だけは捨てられずにいた。
そんな僕が近衛騎士団の手伝いで出会ったのは、年上の副騎士団長レオンハルト・ヴァルナーだ。仕事を評価してくれる彼と過ごすうち、なぜだか少しずつ距離が縮まりはじめていく。
息子と二人で生きてきた僕が、諦めた夢と芽生えた恋を手にしていくお話。
文字数 46,399
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.13
「お前を棄てた父上が、そんなに恋しいなら――オレが、慰めてやる」
皇帝の夜伽役のユーリーには、誰にも言えない秘密がある。
転生者であること。
十三歳で殺される皇子アズールを、密かに救ったこと。
夜ごと皇帝ムスタファに愛される退廃的な生活の中にあって、輝くような少年に惹かれていく。
彼を生かすためユーリーは裏切り者を演じ、過酷な北方へ追放させた。
アズールは生き延びたーーユーリーを憎みながら。
十八歳になったアズールは、英雄として帰還。新たな皇帝へと即位した。
五年間、ユーリーは前帝に寄り添ってきたが、退位した彼からアズールへ引き渡されてしまう。
「父上を夢中にさせた方法、オレにも見せてみろ。男娼」
復讐と嫉妬からユーリーを寝所に囲い、激しく求める年下皇帝。
それでも――ユーリーの心にはまだ、彼の父がいた。
救うために嫌われた男娼と、憎むほど手放せない年下皇帝。
身体は近く、心は遠い。
五年越しの誤解とこじらせが絡み合う、異世界転生×後宮政治BL。
※性描写・暴力描写あり。性描写は成人のみ。(R18回は◆)
※第一部(1-16)イケオジ皇帝の歪んだ囲い込み&溺愛メイン。
第二部(17-)年下皇帝の執着&愛憎どろどろメイン。攻めが一部と二部で変わります。
前半重め、後半〜結末は溺愛・ハッピーエンド。
※攻め視点と間話がたまに入ります
※ムーンライトノベルでも掲載中
文字数 70,410
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.10
「アリシア。婚約破棄をしてほしい」
「婚約破棄…ですか」
「君と僕とでは、やはり身分が違いすぎるんだ」
「やっぱり上流階級の人間は、上流階級同士でくっつくべきだと思うの。あなたもそう思わない?」
「はぁ…」
なんと返したら良いのか。
私の家は、一代貴族と言われている。いわゆる平民からの成り上がりである。
そんなわけで、没落貴族の息子と政略結婚ならぬ政略婚約をしていたが、その相手から婚約破棄をされてしまった。
理由は、私の家が事業に失敗して、莫大な借金を抱えてしまったからというものだった。
もちろん、そんなのは誰かが飛ばした噂でしかない。
それを律儀に信じてしまったというわけだ。
金の切れ目が縁の切れ目って、本当なのね。
文字数 94,030
最終更新日 2026.09.17
登録日 2021.10.23
姉アナスタシアの代わりとして、コンウェイ公爵ダグラスに嫁いだ伯爵令嬢レティシア。
「アナスタシアの劣化版」「無能な代用品」と蔑まれ、西の塔に追いやられる日々。
亡き婚約者を心から愛するダグラスは、彼女が遺した美しい刺繍と、知性溢れる手紙だけを胸に生きていた。
何もできないと言われ続けたレティシアは、ただ静かに役目を終えるはずだった。
そんな彼女の人生を変えたのは、ダグラスの息子・ルシアン。
誰にも懐かなかった聡明な少年は、たった一度の会話でレティシアの本質を見抜き、彼女の傍にいることを選ぶ。
「俺はアンタが来たことで、これからの人生が良いものに変わると思ってる」
蔑まれることに慣れた令嬢と、大人を見下す孤独な天才。
二人が築く絆は、やがて屋敷を、そしてダグラス自身さえも変えていく。
だが、ダグラスが愛してやまないアナスタシアの面影には知らぬ秘密が隠されていて——
文字数 252,106
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.07.01
伯爵夫人セレスティアは、結婚初夜から三年間、夫アーヴィンに「飾りの妻」として放置されてきた。
父を亡くし、母から継いだルクレール商会を守るために結んだ婚姻。大恋愛ではなかった。それでもセレスティアは、いつか穏やかな夫婦になれるかもしれないと、ほんの少しだけ期待していた。
しかし半年ぶりに屋敷へ戻ったアーヴィンは、婚姻前から隠していた愛人リディアと五歳の息子ノエルを連れていた。
「この子を、オルブライト伯爵家の跡継ぎにする。君は今まで通り、飾りの妻でいればいい」
そう告げられたセレスティアは、静かに婚姻契約書を取り出す。
第七条。
夫が妻の書面同意なく婚外の子を跡継ぎとし、妻の持参財や商会権利をその子の相続財産に含めようとした場合、妻は即時離縁、持参財返還、違約金、資産回収を請求できる。
一か月前、王立契約院の立会人ユリウスに問われて、セレスティアはようやく自分の望みを言葉にした。
愛ではなく、自分の名を取り戻したい。
夫の契約違反が公の場で明らかになる時、飾りと呼ばれた妻は、自分の人生を取り戻す。
文字数 14,065
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.12
朝、父親が置き忘れた新聞の見出しを見て、俺は全てを思い出した。
ここは前世で熱中した陣取り合戦系戦略シミュレーションRPG『クロス・クロニクル』の世界。そして俺は、主人公たちが最初に滅ぼす悪徳伯爵の馬鹿息子、悪役令息ベルカに転生していた。
モブ顔の低能馬鹿貴族。戦闘スキル皆無。物語が進めば追放され、破滅するだけのザコキャラ。 仲間になる隠しキャラではあるが、入手難易度は鬼、ステータスはゴミ。このままでは確実に死ぬ。
だが、ベルカにはたった一つだけ、ゲームで使い道があった。
未加入仲間キャラを自動で仲間にできる『政略結婚システム』。仲間にしたベルカは全ての仲間キャラと政略結婚ができ、結婚相手のステータスを倍加させた。
前世の知識が戻り、それが俺に宿るスキル『房中術』せいだと分かる。
メインストーリーに巻き込まれれば終わりだ。 だから俺は、主人公と出会う前に動いた。ゲームのメインストーリーで自動的に仲間になるため、主人公陣営が政略結婚できない例外キャラの中で、唯一手の届く男——辺境伯アルフレート。 しかも、ゲーム内で想い人がいると匂わせる彼なら、形だけの「白い結婚」で済むはず。
伯爵家の権力を総動員し、強引に婚姻を成立させる。 式すら挙げず、黒い石造りの居城で交わしたのは書面だけの契約。 美丈夫の辺境伯は俺を一瞥もせず渋面のまま署名し、即座に魔族討伐へ出撃した。
「白い結婚で確実だ」 そうほくそ笑み、形だけ整えられた初夜の寝室で、透けた夜着一枚の俺は眠りかけていた。
——扉が開く。
黒い軍服のまま帰還したアルフレート。 黒狼の異名を持つ黒髪と黄金の瞳が、俺を捕らえる。
空気が変わった。
「待たせた」
次の瞬間、細い顎を掴まれ、容赦なく口を塞がれる。 熱く湿った舌が、形だけの初夜を、一気に本物へ変えようとしていた。
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短編連作。
一話完結。
9/17次話『破滅を覆すため辺境伯と政略結婚した転生悪役令息は白い結婚のつもりがスキル関係無く執着される』更新
文字数 41,640
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.12
五百年も前に使われなくなった後宮制度を持ち出し、異世界から現れた聖女を側妃として迎えたい。
夫である国王フリードリヒからそう告げられた王妃ジュリエットは、怒るより先に呆れてしまった。
ジュリエットは、国境紛争を避けるための和平の証として隣国モンレーヴから嫁いできた王女だった。
王妃として国を支え、ただ一人の王子リュシアンにも恵まれた。
けれど、王族とは国民に恥じることのない振る舞いを求められる存在だと考えるジュリエットにとって、フリードリヒの判断は到底受け入れられるものではなかった。
「分かりました。それでは私は、祖国へ帰らせていただきます」
まだ幼い息子と、母国から連れてきた者たちとともに。
フリードリヒは、それが里帰りになる程度にしか考えていなかった。
――和平のために結ばれた婚姻が、何によって成り立っていたのかを知るまでは。
文字数 182,224
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.08.15
佐藤太郎は辺境の領主の息子、キース・アクロイドとして転生する。
初めのうちは気が付かなかったけど、どうやらここは佐藤太郎が大好きだったゲーム『レインボー・ファンタジー』の世界らしい。
しかし、廃人プレイヤーだったキースの知識をもってしても、アクロイド男爵など聞いたことがなかった。どうやら主要登場キャラではなくモブのようだ。
これは、前世では両親に恵まれなかったキースが、今世では親の愛情をしっかりと受けて成長し、知識チートを使って両親と一緒に成り上がっていく物語である。
文字数 201,660
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.03
今年成人を迎え、ラナンダ伯爵当主になった息子を持つマーガレットは未亡人だ。五年前、愛人とともに夫は事故で亡くなっている。
十八歳の息子サミュエルはある日、母に再婚を促す。
息子が用意した再婚相手は問題がありすぎる者が多かったため、マーガレットは自身で相手を探そうとする。夜会で出会った青年にアプローチされ、夫しか知らない初心な熟女は簡単に恋に落ちてしまう。しかし青年がマーガレットに迫ったのは彼の生活のためであり、そこには愛はなかった。
人伝に「ばばあ」と呼ばれていたことを知ったマーガレットは、ヤケになり若返りの薬を飲む。目覚めた彼女は自身が幼女になっていることに気がついた。息子や義理の両親に可愛がられるが、大人のマーガレットは違和感しかない。
*タイトル回収は二話目です。ヒーロー登場は四話目から。
文字数 61,485
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.15
結婚して7年。幼馴染だった夫との仲も良好、息子もすくすく育ち、幸せだと思っていた。5歳の息子の誕生日に、夫の不貞が発覚するまでは。
文字数 35,216
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.08.23
五年前、王太子レオポルドは「子など要らぬ」と婚約を破棄した。破棄状には、殿下自身の署名で「子は認めぬ」の一文。クレマンスは反論せず、辺境の町で息子を産み、石鹸屋として一人で育てた。息子サシャは五歳で、辺境の花の香りを全部言い当てる。
五年後、世継ぎのいない殿下は焦り、「子がいるなら返せ」と使者を寄越した。
クレマンスは言い返さない。ただ、五年前の破棄状の写しを、使者の前に置く。「五年前、要らぬと仰いましたわ」。殿下自身が署名した一文が、殿下の口を塞ぐ。誰も呪っていない。署名は、正直なだけ。
一方、辺境で五年、石鹸屋の隣で息子に字を教えてきた元・王立学者の子爵オーバンが、初めて、母の前に立つ。「父親には、なれない。だが、あの子の先生は、五年、私だ」。
疎まれた長所が、正しく愛される場所で花開く。
文字数 15,850
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.08
シャッティア王国、宰相の息子ゼルナ(二十歳)は美しい青年だった。
その髪は『名宰相になる証』と古くから言い伝えのある蒼い髪で、ゆくゆくは宰相の職につかねばならない義務があった。
しかし、二つ年上の姉ミレーニアに、『出来損ないの悪役令息』だと吹聴されてしまう。ゼルナを嫌う彼女は、ゼルナの評判を下げては彼を執拗に虐めていた。
父、母、屋敷に勤める者達も、姉のことを信じている。ゼルナは屋敷でも浮いた存在だった。
ある日、姉に大切な船の模型を壊されてしまったゼルナ。その模型は、父が会議で使うものだった。怒られると思って、呼ばれ向かった父の部屋にいたのは二人の騎士。名誉を挽回するために、ガバル王国へ行けと命令されてしまう。
ガバル王国は隣国なれど、その道中は危険がたくさんあって……とてもゼルナだけでは、たどりつけそうにない。命を軽んじられ、落ち込むゼルナ。
護衛として、二名の騎士が付いてきてくれることになった。果たして彼らはちゃんとガバルへ連れていってくれるのか……実は、彼らはシャッティア王国でかなりの実力者だった。
道中は意外にも楽しく……護衛騎士の堅物ファリアスと、陽気なエイモンに見守られながら、ゼルナは成長していく。
そして、次第にゼルナはファリアスに憧れと尊敬と恋心を抱くようになって──。
文字数 14,992
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.17
伯爵令嬢リシェルは、侯爵令息エドワードの婚約者として、長年彼を支え続けてきた。
社交の調整、侯爵家との付き合い、夜会での立ち回り。
婚約者として必要な役目を果たしてきたつもりだった。
けれど、エドワードが最優先するのは、いつだって乳兄妹のフィオナだった。
体調を崩したと聞けば予定を変えて駆けつけ、夜会でも当然のように隣へ立つ。
「昔から家族同然なんだ」
そう言って、エドワードは何度もリシェルへ理解を求めてきた。
侯爵夫人だけは、そんな息子を何度も諫めていたけれど――本人は、自分がどれほどリシェルへ甘えているのか、まるで分かっていなかったのだ。
そして、ある日。
「フィオナは俺にとって特別なんだ。君とは違う」
その言葉を聞いた瞬間、リシェルはようやく気づく。
ああ、この人は最初から、私を一番に選ぶつもりなどなかったのだと。
ですから、もう結構です。
そこまで乳兄妹の方が大事なのでしたら、私は婚約者を降ります。
リシェルが去ったあと、エドワードは少しずつ思い知っていく。
自分がどれほど彼女に支えられていたのかを。
文字数 235,032
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.05.06
ゼネラル侯爵家に嫁いで三年、私は子が出来ないことを理由に冷遇されていて、とうとう離縁されてしまいました。なのにその後、ゼネラル家に嫁として戻って来いと手紙と書類が届きました。息子は種無しだったと、だから石女として私に叩き付けた離縁状は無効だと。
その他にも色々ありましたが、今となっては心は落ち着いています。私には優しい弟がいて、頼れるお祖父様がいて、可愛い妹もいるのですから。
文字数 14,800
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.06.29