「Sランク」の検索結果
全体で284件見つかりました。
「くそっ!くそっ!くそくそくそ!」
地面に跪き、怨嗟の声を上げる若者の名は――セドリ。
【アイテム無消費】ユニークスキルを持つ冒険者だった。
だが彼はつい先ほど、パーティーメンバーに裏切られダンジョン奥地へと追放される。
彼のスキルは経費を0に出来るという優れた物だった。
その恩恵でパーティーは消耗品を湯水の如く惜しみなく使えていたのだが――パーティーがSランクに上がった事で状況が一変する。
Sランク冒険者は国から毎月多額の援助を受けることが出来た。
その結果不要になったのだ。
経費を0にするだけのメンバーが。
だが普通に追放したのでは悪い噂が立ってしまう。
だから彼らはセドリを排除する。
ダンジョン奥にある転移トラップに彼を突っ込んで。
「くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそぉ!!!俺は生きのびてやる!生きて帰って復讐してやる!」
セドリの硬い決意。
本来なら、それは空しい夢絵空事だった。
だが彼はダンジョン最奥で、数々の強力なアイテムを手に入れる事に成功する。
そして【アイテム無消費】でそれらを無限に使い続ける事で、彼は最強の力を手に入れた。
これは最強の力を手に入れた男が、自分を始末しようとした仲間達に復讐する物語。
文字数 249,783
最終更新日 2022.11.24
登録日 2021.08.24
――広大な世界‟ロスワール”
そこは人間の他にエルフやドワーフといった種族や魔族が住み、地上には魔物が徘徊する危険な世界で、住む者は剣や魔法といった技能を駆使して毎日を強く生きていた。
そんな中、魔族のトップである大魔王メギストスは人間達の領地を狙う武を力の象徴とした先代を倒し、長く続いた人間との争いを止めて魔族側から人間に手を出さないように決めた。
だが、六人いる大魔王の配下である【王】の一人、魔王軍のNo.2である冥王ザガムはそれを良しとせず、魔族のために領地を拡大したい彼は大魔王メギストスへ侵略を進言するもあっさり棄却される。
どうしても人間達を支配して領地を拡大したいなら自分を倒し、お前がトップになれと返されるのだった。
そして999回目の敗北を喫した時、勇者が覚醒したとの話を聞いたザガムは勇者に大魔王を倒させ、油断した勇者を自分が倒せばいいのではないか? そう考え勇者を探すべく魔族領を出奔。
――かくして、冥王ザガムは邂逅する。
ため息を吐きたくなるような弱さの女勇者、ギャンブル好きの聖女見習い、魔族よりも陰湿な魔法使い達と――
しかし勇者の力は本物であることを目にし、鍛えればあるいはとザガムは考えるようになる。
果たして彼は勇者と共に大魔王を倒すことができるだろうか……?
かくして真面目で女性が苦手な冥王と、歴代最弱勇者の冒険が始まる。
文字数 400,550
最終更新日 2022.02.17
登録日 2021.10.01
ダンジョンが現れて100年、今ではすっかり人々の生活の一部となっている世界。16の誕生日を迎えた男子高校生、由良 夏希 は探索者となりスキルを得るが、それはSランクのサキュバス変化スキルだった!
Sランクスキルでダンジョンも楽勝の筈!でもモンスターを倒しても経験値を貰えないし、レベルアップも出来ない。強くなる手段は一つ、レベルドレインだけ。しかしその発動条件は──
ちょっとまって、えっちな事されなきゃ強くなれないって事!?
サキュバス的手段でしか強くなれないけど、その成長率はSランクのチート級。これは、楽々チート人生と男の子の間で揺れ動く少年(♀)のお話。
文字数 10,889
最終更新日 2020.05.11
登録日 2020.05.09
王太子の婚約者として、常に控えめに振る舞ってきたロッテルマリア。
尽くしていたにも関わらず、悪役令嬢として婚約者破棄、国外追放の憂き目に合う。
でも、実は転生者であるロッテルマリアはチートな魔法を武器に、ギルドに登録して旅に出掛けた。
新米冒険者として日々奮闘中。
のんびり冒険をしていたいのに、ヒロインは私を逃がしてくれない。
自身の目的のためにロッテルマリアを狙ってくる。
王太子はあげるから、私をほっといて~
(旧)悪役令嬢は年下Sランク冒険者の弟子になるを手直ししました。
26話で完結
後日談も書いてます。
文字数 42,458
最終更新日 2020.01.05
登録日 2019.12.23
現実世界最強の殺し屋一族式家。そこで生まれた育った式創二は、十八年間人を殺し続けた。
ある日彼は、美しい碧眼の少女を殺してしまう。その出来事がきっかけで、殺し屋としての人生を振り返った創二は――自殺した。
転生した先は、モンスターやスキルという異能が蔓延る異世界。そして出会った、碧い瞳をした少女――イオ。
彼女の助けもあり、創二は冒険者ギルドに辿り着く。そこで自身のスキルを診断すると、彼が得ていたのは最弱のFランクスキル「愛」だと判明した。
スキルの強さがイコールで実力に直結するこの世界で、Fランクスキル持ちは冒険者にならない。だが、創二は殺し屋として培った類稀なる戦闘能力で、次々とAランクモンスターを討伐していく。パーティーを組んだイオの冒険者ランクも順調に上がっていき、彼らのギルドでの生活は順風満帆に見えた。
しかし、とある人物の登場により、その日常が崩れ去る。
次第に明らかになる互いの過去。立ちはだかるのは、Sランクスキルを持った冒険者。
愛を知らない殺し屋は、愛を失った少女を愛することができるのか。
文字数 127,118
最終更新日 2022.01.10
登録日 2021.12.29
「ケンシン、てめえは今日限りでクビだ! このパーティーから出て行け!」
ある日、サポーターのケンシンは勇者のキースにそう言われて勇者パーティーをクビになってしまう。
そんなケンシンをクビにした理由は魔力が0の魔抜けだったことと、パーティーに何の恩恵も与えない意味不明なスキル持ちだったこと。
そしてケンシンが戦闘をしない空手家で無能だったからという理由だった。
ケンシンは理不尽だと思いながらも、勇者パーティーになってから人格が変わってしまったメンバーのことを哀れに思い、余計な言い訳をせずに大人しく追放された。
しかし、勇者であるキースたちは知らなかった。
自分たちがSランクの冒険者となり、国王から勇者パーティーとして認定された裏には、人知れずメンバーたちのために尽力していたケンシンの努力があったことに。
それだけではなく、実は縁の下の力持ち的存在だったケンシンを強引に追放したことで、キースたち勇者パーティーはこれまで味わったことのない屈辱と挫折、そして没落どころか究極の破滅にいたる。
一方のケンシンは勇者パーティーから追放されたことで自由の身になり、国の歴史を変えるほどの戦いで真の実力を発揮することにより英雄として成り上がっていく。
文字数 299,871
最終更新日 2023.10.01
登録日 2023.09.15
ある日気づいたら私は、物語世界のビッチに転生していた。そのビッチは余りにも酷い仕打ちを主人公様にしてしまったので、そのビッチは複数のシナリオ、IFで必ず無残な死を迎える事になる。仮に生き残ったとしても、私ことビッチに救いはない。なので全力で謝りました。
※注意、この女主人公は口が悪いです
※発作的に作った話しなので、続くかは分かりません
※今回はタイトルをなろうRaWiに全力忖度しました。Sランク9368の結果はどうなるっ!?
文字数 2,892
最終更新日 2022.02.21
登録日 2022.02.21
〜あらすじ〜
超回復の能力や、上位魔法、上位剣技などを取得してるSランクの勇者で冒険者のルイーネの正体は、その超回復の能力を覚醒すると……とある能力へと覚醒する超エリートの人物は正体を隠していた為、仲間に殺されていた。
そして、仲間からは「目立ちすぎ、そして強すぎるから私の場がないから別れて」と言われ、今度は国からも「お前は、危険人物だ。よって、この国からされ」と追放され……行く宛てもなくさ迷っていた。
すると、そこに小さな村があった。
そこに突如、現れた冒険者達は……
噂のZランクの男が居ない女だらけの冒険者達だらけの所に勧誘され、新たに第2の人生として過ごしていた。
そして、元Sランクの仲間達にも国からも助けを求められた……が、知らんがな。
俺は、今の仲間達で……スローライフを目指すんだ。
だが、俺には……今の仲間にも国にも元Sランクの奴らにも秘密にしていた事がある……。
それは……。
追放ざまぁ系ハイファンタジー小説。
今後の展開をどうぞ、お楽しみに🎶
文字数 14,430
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.19
万年Eランクで弓使いの冒険者【クルス】には目標があった。
十数年かけてため込んだ魔力を使って課題魔法を獲得し、冒険者ランクを上げたかったのだ。
そんな大事な魔力を、心優しいクルスは仲間の危機を救うべく"状態異常耐性"として使ってしまう。
おかげで辛くも勝利を収めたが、リーダーの魔法剣士はあろうことか、命の恩人である彼を、嫉妬が原因でパーティーから追放してしまう。
夢も、魔力も、そしてパーティーで唯一慕ってくれていた“魔法使いの後輩の少女”とも引き離され、何もかもをも失ったクルス。
彼は失意を酩酊でごまかし、死を覚悟して禁断の樹海へ足を踏み入れる。そしてそこで彼を待ち受けていたのは、
「獲物、来ましたね……?」
下半身はグロテスクな植物だが、上半身は女神のように美しい危険度SSの魔物:【アルラウネ】
アルラウネとの出会いと、手にした"状態異常耐性"の力が、Eランク冒険者クルスを新しい人生へ導いて行く。
*前作DSS(*パーティーを追い出されたDランク冒険者、声を失ったSSランク魔法使い(美少女)を拾う。そして癒される)と設定を共有する作品です。単体でも十分楽しめますが、前作をご覧いただくとより一層お楽しみいただけます。
また三章より、前作キャラクターが多数登場いたします!
文字数 380,181
最終更新日 2020.08.03
登録日 2020.04.18
リリアは孤児院出身の女性だったが、類稀なる才能でソロ冒険者として名を馳せる。そんなリリアはある日、悪名高いドラゴンの討伐依頼を受けるがドラゴンは実は勘違いされているだけで人を喰ったりなどしていなかった。人を喰っていたのはドラゴンと同じ火山に住むモンスターで、平和主義のドラゴンはずっとお腹が空いても他の生き物を食べることなくその辺の草を食んで暮らしていたのだ。それを涙ながらに最期の言葉として語られたリリアは、人喰いのモンスターを討伐して真実を確認して、ドラゴンに「討伐したことにしてあげようか」と提案する。ドラゴンは頷き、リリアが討伐の証として取ってくるよう指定された一枚の鱗を差し出した。ドラゴンは永く生きたため魔力だけは高いので、人の姿を取ることができる。ドラゴンは人間の子供に化け、リリアと共に国を旅することになる。リリアから与えられたドラゴンの名はリオル。リオルはリリアに連れられて、初めて食べる食堂の食べ物に感動してはしゃいで、その姿を見て心を打たれたリリアは毎日美味しい物をリオルに食べさせると心に決める。長々と書いたがようは美味しいものをお姉さんとちびっこが堪能するだけの物語である。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 69,353
最終更新日 2022.10.07
登録日 2022.09.07
瀬戸内の海で怪魚を釣り上げた、釣りが命よりも上位なヘンタイ――「島野大和」は気がつけば異世界の無人島にいた。
日本に帰ろうと必死に島内を動き回り、やっと島の中心の社から帰れると気がつく。
帰ろうとしたやさき、社の奥に黄金に輝く神の遺物とされる釣り道具――【ゴッド・ルアー】を見つけてしまう。
ダメだ! やめろ! ふれるな! 帰るんだろう!? と心が叫ぶが、釣りに狂った魂はそれを許さない。
震える両手で握れるほどの、魚の形をしたゴッド・ルアーを握りしめた瞬間、大和を囲む四つの真紅のとりい。
そこから無機質な声が響くと同時に、この島独自の風土病が発症し、体が急速に崩壊しだす。
痛く、苦しく、熱くもだえる大和。
そんな彼に無機質な存在は非常識な提案をする。
そう――このまま死ぬか、【釣りをするか】を選べ、と。
その結果、何故か十二歳ほどの子供の体になってしまい、さらにゴッド・ルアーへ触れたことで禁忌の島と呼ばれる〝神釣島〟の封印を解いてしまっていた。
異世界で伝説とまで呼ばれ、莫大な富と幻の資源。さらには貴重な薬草までが雑草として生える。
そんな神釣島だからこそ、世界の権力者がノドから手が出るほどに欲っするチカラがある。
そのチカラは、過去の傲慢な世界を一ヶ月で崩壊させ、あまりの凶暴さから自らが再封印したとされる、強力無比な神の特級戦力――四聖獣。
それら四つが神釣島に封印されており、その一つがとある条件をクリアした事で今、解き放たれた――すげぇ~でっけぇ~ヒヨコになって!!
「ぽみょ?」
「うぉ!? なんだ、あのでかいヒヨコは?! よし、焼いて食おう」
「ぽみょっぉぉ!?」
「そんな顔するなよ……ちっ、仕方ない。非常食枠で飼ってやる」
「ぽぽぽみょ~ん♪」
そんな、ビッグなひよこや、小狐のもふもふ。聖女にお侍まできちゃって、異世界でスローライフをする予定だが、世界はそれを許さず……
文字数 187,152
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.05.19
「最強を目指せ」
それはアノクが別れ際師匠に言われた言葉だった。
支援職【罠師】であるアノクにとってそれは過酷な道のりだったが
それ以降冒険者として最強の称号であるSランクを目指し日々奮闘していた
アノクはある時
魔物討伐数がパーティー内で一番低く役立たずの烙印を押され
【勇者】バートン率いる冒険者パーティー《蒼の聖剣》から追放される。
だが追放の本当の理由が余りにも自分勝手な理由だと知ったアノクは新しい仲間と共に最強を目指し次々と実績を積んでゆく
一方アノクを追い出した《青の聖剣》は次々に失敗を重ね........
※初投稿です。少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
※念のためR-18にしております
文字数 55,041
最終更新日 2020.09.15
登録日 2020.07.25
俺はアルディウス。とある貴族の生まれだが今は冒険者として悠々自適に暮らす26歳!
実は俺には秘密があって、前世の記憶があるんだ。日本という島国で暮らす一般人(サラリーマン)だったよな。事故で死んでしまったけど、今は転生して自由気ままに生きている。
一人で生きるようになって数十年。過去の人間達とはすっかり縁も切れてこのまま独身を貫いて生きていくんだろうなと思っていた矢先、事件が起きたんだ!
前世持ち特級Sランク冒険者(α)とヤンデレストーカー化した幼馴染(α→Ω)の追いかけっ子ラブ?ストーリー。
!注意!
初のオメガバース作品。
ゆるゆる設定です。運命の番はおとぎ話のようなもので主人公が暮らす時代には存在しないとされています。
バースが突然変異した設定ですので、無理だと思われたらスッとページを閉じましょう。
!ごめんなさい!
幼馴染だった王子様の嘆き3 の前に
復活した俺に不穏な影1 を更新してしまいました!申し訳ありません。新たに更新しましたので確認してみてください!
文字数 136,421
最終更新日 2022.05.28
登録日 2021.10.12
【あらすじ】
唯一のSランクパーティのメンバーの一人として活躍していた青年、フレイはダンジョンに巣食う怪物を撃破後、理不尽な理由でパーティから追放されてしまう。
悩み嘆いていた彼に声をかけたのは褐色肌の女神であった。さらに、混乱するフレイの前でダンジョンが崩壊してしまい、怪物が解放されてしまう。
人々の悲鳴、ヒロインの危機。
全てを解決し、英雄となるためフレイはわずかな期待をかけて、女神の契約を受け入れる。
すると自分の姿は。
身長100mの巨大な褐色肌の女神に変身していた……!?
巨大×異世界のファンタジーバトル開幕!
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 89,136
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.11.30
書籍版「Sランクの少年冒険者」が販売中です!2/21~
貴族の家に生まれ、莫大な魔力を保有していたヒスイだったが、魔力適性を受けて無能だと判断されて勘当されてしまう。その時代に認識されていなかった闇魔法を保有していたのだが……――そして、約十年後。闇魔法を世間に認識させる実力を持つSランク冒険者が現れた。その冒険者はヒスイと言い、とある依頼で魔法学園に在籍することになった。
※書籍化に伴いタイトルを変更しました。
「Sランクの少年冒険者が依頼を受けて学園へ」→「Sランクの少年冒険者~最強闇使いが依頼を受けて学園へ~」
※書籍化に伴い書籍化該当部分を一部非表示にしました。ご了承いただければと思います。
※完結しました
文字数 348,976
最終更新日 2017.12.22
登録日 2016.05.05
数々の高難度クエストを攻略し、ようやくSランクの冒険者パーティーに昇格したと思ったらいきなりの戦力外通告を受けてしまったルーク。
それもそのはず、彼の役割は冒険に必要な物資を運搬するただの【荷物持ち】だったからだ。
今後の身の振り方をギルド職員に相談したところ返ってきた言葉は意外なものだった。
※2019年6月2日から更新頻度と投稿文字数を以下の通りに変えます
更新頻度はメインで投稿している作品もありますので不定期の投稿となります。
文字数は2000文字程度を予定しておりますので、以上の点を踏まえてご理解とご了承いただければなと思います。
※この小説はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時投稿されています。
文字数 64,727
最終更新日 2019.06.02
登録日 2019.02.24
冒険者の主人公・ウェイドは、せっかく苦心して入ったSランクパーティーを解雇され、失意の日々を送っていた。
しかし、あることがきっかけで彼は自分が古代からの転生者である記憶を思い出す。
前世の記憶と古代魔法・古代スキルを取り戻したウェイドは、現代の魔法やスキルは劣化したもので、古代魔法には到底敵わないものであることを悟る。
ウェイドは現代では最強の力である、古代魔法を手にした。
この力で、ウェイドは冒険者の頂点の道を歩み始める……。
文字数 39,368
最終更新日 2018.09.29
登録日 2018.09.20
辺境伯家には昔から受け継がれている仕来りがあった。
ーー15歳になった子どもは、冒険者として旅に出す、という仕来りだ。
セリーヌは今年15歳。彼女もその道を進むことになった。
そして初めての依頼で、騙されそうになった彼女を助けた冒険者ロランとパーティーを組む。
そんなロランが頭を悩ませたのが、セリーヌの魔法である。
帝都のお偉い魔導士や、ベテラン冒険者しか使えないと思われていた上級魔法を使ったと思えば、
実はそれが彼女の改良した初級魔法だったり。料理で包丁が上手く使えないと思ったら、魔法を使ったり。
そんな彼女に振り回されながらも、旅は続いていく。
*基本ほのぼの、戦闘シーンあります。でも余りグロいのは好きでないので、描写は少なめにする予定。
念の為R15を入れてあります。
毎日1話更新予定。大体17時前後の投稿です。
文字数 119,638
最終更新日 2019.04.14
登録日 2019.02.25
「お前みたいな、役立たずはいらない」そう言われ、Sランクパーティ「翡翠の天秤」に所属していた冒険者アランは追放を言い渡される。
それは「黄昏の墓所」と呼ばれるダンジョンを探索中の最中の出来事だった。
そんな場所で一人置き去りにされては堪らないと、アランは彼のスキル「全自動過去改変」の力をアピールしては何とか彼らに思い留まるように願う。
しかしその願いは、聞き届けられることはなかった。
スキル「全自動過去改変」、その名の通り「過去」を「自動的」に「改変」し、現実を塗り替える力。
その力は圧倒的であったが、一つ欠点があった。
それは、「過去」を「改変」した事をそれを行ったアラン本人にしか認識出来ない事であった。
当然の如く、これまで散々助けてきた実績を否定され、その能力すら妄想だと片付けられてしまったアランは、パーティのリーダーであるクリスに殴りつけられ気絶させられ、ダンジョンに置き去りにされてしまう。
一人、ダンジョンに置き去りにされ魔物達から逃げ惑うアランは、そこでとてつもない実力を秘める冒険者の少女レアと出会う。
そんな彼女のピンチを自らのスキル「全自動過去改変」で助けると、不思議な事に彼女はアランに惚れてしまっていた。
訳も分からず混乱するアラン、そこに彼女のパーティ「紅蓮の盾」の仲間達も合流してきて・・・。
これはそんな家族のように温かな仲間達と、アランがもう一度冒険に旅立つ物語。
この作品は「小説家になろう」様にも投稿しています。
文字数 20,853
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.03.06