歴史・時代 小説一覧

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歴史・時代 連載中 長編
北条氏康の次女夏は、世間知らずの我儘な姫だった。家のために己を捨てるのが当たり前の戦国時代。その時代の普通が、夏には耐え難かった。 輿入れを命じられたある日の晩、夏は悪心に誘われるまま小田原城から出奔した。 ほんの少し、自由を堪能したら帰城する心づもりではあった。 だが、父氏康が護衛を命じた風魔、室生花月に淡い恋心を抱くようになりーー 身分を越えた二人の恋物語。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 60,799 最終更新日 2025.06.02 登録日 2024.05.28
762
歴史・時代 連載中 長編
藤小町は”ある大名あなた始末したいの警告受けて、でも、長生きしたい
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 1,063 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.02.22
763
歴史・時代 連載中 長編
 縁故採用が密やかに横行していた江戸後期の同心。父の死により見習いから同心に格上げされた高山喜七は――あがり症であった。見ていると男前で寡黙で切れ者で優秀なのだが、あがり症なので喋れないのを周囲が勘違いしているだけであった。必死に仕事に追われて帰宅し、まだ父の死後色々と雇ったり出来ていないため、一人で屋台へ食べに行く日々(町人の格好で、そのふりをして)。するとある日出会った美味な屋台の店主が、専属両人になってくれることになった。
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小説 17,927 位 / 223,585件 歴史・時代 187 位 / 3,076件
文字数 4,737 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.29
764
歴史・時代 連載中 長編
 通称・猫又長屋で暮らす大工の喜助は、ある日同じく裏長屋で暮らす下っ引きの十兵衛に、長屋の近くに新しい居酒屋が出来たらしいと聞いて、二人で食べに行くことに決める。そこにいた店主・亮吉は二人と同じ二十代前半くらいで、無愛想だったが、料理の腕は本物だった。次第に亮吉の店には、個性豊かな裏長屋の面々が集まるようになり――? 猫又長屋の面々の人情噺が今宵もまた一つ、美味しいお酒と料理とともに語られる。
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小説 11,936 位 / 223,585件 歴史・時代 139 位 / 3,076件
文字数 5,589 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.29
765
歴史・時代 完結 短編 R18
比翼の鳥はあり得ても、鳳凰は番えない。鳳に翼二つ、凰にも翼二つあるからだ。 鎌倉、延福寺。 権勢を誇った足利直義が、ひっそりと鳳笙の音に耳を傾けている。 比翼の鳥は、翼が一つずつの雌雄の鳥。二羽は常に一緒に飛ぶという。 二羽で翼二つ。 一対。 鳳凰は雄が鳳、雌が凰。 しかし、二羽にはそれぞれ翼が二つずつ。 両雄並び立たず。 鳳凰は二羽存在してはならない。 南北朝時代。 二朝廷に帝が二人。 将軍も…… 足利直義は、その時、何を思ったか。兄・尊氏をどう見たか。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 24,814 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.07
766
歴史・時代 完結 短編
― 任務か、飯か。それが問題だ ― 江戸末期。 伊賀のくノ一・**お糸(おいと)**は、幕府の密命を受け、相棒・弥吉と共に東北を巡る旅へ出る。 その使命は、各地で起きる密書の奪還、密偵の摘発、謀反の兆しを調査すること―― しかし彼女には、もうひとつの重大任務があった。 それは…… 「地元メシを食い尽くす」こと。 忍びながらも食いしん坊、任務よりも鍋に反応してしまうお糸。 彼女が巻き込まれるのは、爆発する味噌天丼、幽霊が食す焼きおにぎり、暗号が仕込まれた塩辛、涙が出るそば打ち勝負―― 食×任務×笑い×人情が交錯する、十五の土地と十五の味の物語。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 26,236 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.30
767
歴史・時代 完結 短編
まだ言葉が火と共に芽吹いて間もない、恐竜が闊歩する太古の世界―― そこに、「大阪弁」によく似た言語で語り、笑い、愛し合う民族がいた。 ナニワ族の片隅で生きる貧しき少年・ヤンゴ。 村の誰からも疎まれ、空腹と孤独に耐える日々。 彼にだけ、そっと手を差し伸べたのは、酋長の娘・ユーリだった。 やがて始まる「婿選びの儀」。 ――五日間で、最も巨大な獲物を狩った者が、娘の婿となる。 槍もない、斧もない、仲間もいない。 それでも少年は、自らの知恵と誇りを武器に、 巨獣ティラノザウルスへと、命を賭けた戦いに挑む。 これは、 一人の少年が“選ばれない存在”から“選ばれる男”になるまでの、 命と誇りの物語。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 24,562 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.31
768
歴史・時代 連載中 長編 R15
脱走……それは 新撰組を捨て 懇願する仲間の想いを絶ち切って 自ら壇上へ向かう行い 切腹と云う名の壇上へ…… 山南敬助の想いを私的な妄想でえがいたお話…『恵と凛の妄想幕末1』です
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 9,157 最終更新日 2025.06.02 登録日 2019.04.01
769
歴史・時代 連載中 長編
 斬られし者の魂を刃紋に浮かび上がらせ、凄絶に妖しく輝く魔性の刀、喘月。その刃紋に魅入られし者は、新たな美を求め人を斬る殺刃漢と化す。  鎌倉相州の時代に生み出されし妖刀は、数多の魂を贄に、いま最高の輝きを求め将軍徳川秀忠に献上されようとしていた。将軍が呪われれば世は再び戦国の世に。  妖刀の呪いを解くため、ひとりの男に白羽の矢が立つ。 「この柳生宗章、しかと承知仕った。――」
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 113,903 最終更新日 2025.06.01 登録日 2024.05.28
770
歴史・時代 連載中 短編
寺での生活に嫌気が差して脱走した元坊主・清行は、江戸の端っこで寺子屋を営みながら市井の人々からの相談事に乗り、半ば何でも屋のようにして気ままに暮らしている。 天涯孤独の少年・朝之助は、清行が営む寺子屋に身を寄せつつ、几帳面な性格と家事の技術を生かして清行の身の回りの世話を担っていた。 正反対の二人は穏やかに、時には賑やかに暮らしているが、朝之助には大きな秘密があるようで──。 のんきな大人と賢い子供が共に暮らしながら、様々な事情を抱えた人々の心の内に触れていくお話。一話完結のオムニバス形式です。 ※話の都合上、つらい過去を持つ人物が登場します。詳細すぎる描写は控えていますが、読むのがおつらくなったら引き返してください。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 12,055 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.28
771
歴史・時代 完結 長編 R15
 若き侍、久澄陸郎は、幼馴染であり妹として一緒に育った、そよと久しぶりに相対する。それはそよの兄・春日達彦の江戸からの帰還を知らせるためだった。達彦とともに御前仕合を観覧した幕府惣目付・柳生但馬守は、そよに将軍家光への輿入れ話を持ってくる。しかし城内は春日派と黒川派の勢力争いが進行しており、そよの輿入れは黒川派の標的となった。  陸郎はそよを江戸まで連れていく警護役となるが、途中襲撃を受け山中に住む老人、空斎に助けられる。陸郎は空斎が剣の達人であることを知り、愛する娘・そよを守るために剣の修行を受けるのだった―
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 127,410 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.03
772
歴史・時代 連載中 長編 R18
 家康がもっと早く江戸幕府を開けなかったのか?・・・今の科学知識では常識の技術を、当時の工業技術で再現させつつ、無理やり検証してみたいと思います。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 3,459 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.14
773
歴史・時代 連載中 長編
江戸時代後期――。日本全国の街道筋を気ままに旅するのは、流れの料理人・空人(くうと)。 温厚でとぼけた風体の彼は、行く先々でその土地の旬の食材を使った絶品料理を振る舞い、人々を笑顔にしていた。 しかし、この男、ただの料理人ではない。 空人の持つ仕込み杖には、誰も知らぬ秘密が隠されている。実は彼は、かつて闇に生きた元忍者であり、その仕込み杖は悪を断つための得物なのだ。 旅の道中で目にする、強欲な悪党や理不尽な仕打ち――。人々の涙を見る時、空人の内に静かな怒りが燃え上がる。彼はまず、料理の腕前と人懐っこさで悪党の懐に入り込み、周到な「仕込み」を行う。そして、許せぬ非道に及ぶ者には、その怒りを込め、料理道具のように鮮やかな仕込み杖の一撃をもって、容赦なく鉄槌を下す! 涎を誘うグルメ描写と、手に汗握る仕込み杖アクション。温厚な料理人と凄腕の元忍者――二つの顔を持つ主人公の魅力が満載! 旅情と人情、そして痛快な仕置きが詰まった、読めば元気が出る時代小説、ここに開幕!
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 128,647 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.14
774
歴史・時代 完結 短編
江戸・享保の頃。 浅草裏町の長屋にひっそりと佇む小さな茶屋――その名は「春や」。 夫に先立たれた女将・おはるが、囲炉裏の火とぬか漬け、湯気立つ茶碗でもてなす日々。 ここには、迷い、傷つき、立ち止まった人々が、ふと足をとめてやって来る。 浪人・弥助、芸者見習い・お染、丁稚の政吉、八百屋のおたね…… それぞれの人生が、茶の香りに溶け合っていく。 一杯の茶が心をほどき、 ぬか漬け一切れが過去を癒やす―― 変わらぬ味と、やさしい沈黙が息づく、江戸人情連作短編。 季節とともにめぐる、二十の“ひととき”をあなたへ。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 30,164 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.17
775
歴史・時代 連載中 長編
1928年12月10日の空母赤城艦長の就任式終了後、赤城の甲板に立ち夕暮れを見てた時だった。ふと立ちくらみのような眩暈が起きた瞬間、山本五十六「それ」を見た。 燃え上がる広島と長崎、硫黄島で散る歩兵、ミッドウェーで沈む空母、そして1943年ブーゲンビル島上空で戦死した事…… あまりに酷い光景に五十六は倒れそうになった、「これは夢ではない……現実、いやこれは未来か」 その夜、山本五十六は日記に記した。 【我、帝国の敗北を見たり。未来を変えねば、祖国は滅ぶ】
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小説 9,356 位 / 223,585件 歴史・時代 120 位 / 3,076件
文字数 1,463 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.31
776
歴史・時代 連載中 短編 R15
 連合艦隊司令長官・山本五十六は大東亜戦争の開戦には大反対でした。しかし、役職上戦わざるを得ないという皮肉に翻弄されて命を落としました。  そんな山本五十六に最適な開戦環境を与えた話が合っても良いのでは・・・と思いました。  思いっ切りご都合主義のお話ですが、お付き合いいただけましたら幸いです。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 4,998 最終更新日 2025.06.01 登録日 2022.11.13
777
歴史・時代 完結 短編
――詞(ことば)は、生きるということ。 詠む者として生まれ、女として生き、風となって消える。 時は平安末期。 都に仕える一人の女房・藤原高子は、紅の衣とともに「詠う女」として注目を集める。 だが、彼女が紡ぐ和歌は、やがて政(まつりごと)の具となり、人の妬みと恐れを呼び、 ついには「詞によって裁きを下す者」となる。 火に晒され、誤解に傷つき、沈黙に包まれながらも、 それでも高子は、ただ詞を詠み続けた。 己の生を、心の風を、時代の片隅にそっと残すように。 やがて、紅の裾を翻し、彼女は都を去る。 そのあとに残ったのは、名ではなく――詞だけ。 “くれなゐの かぜとなりたる ことのはは こゝろにふれし ときぞまことと” この詞に触れたとき、 あなたの中にも、静かに風が吹くかもしれません。 歴史の陰に咲いた、もうひとつの女の生。 すべての「詠う者」に贈る、静謐なる時代抒情。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 49,324 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.17
778
歴史・時代 完結 ショートショート R15
信長の叱りを複数詰め合わせています。 舞台設定は適当です。 光秀、秀吉、家康、蘭丸、等々、がそれぞれ信長に叱られます。ただ叱られる話。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 6,428 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.30
779
歴史・時代 完結 短編
戦乱の世に咲いた、名もなき恋。 紫陽花の約束は、命を越えて――。 時は戦国、天正元年。 織田信長の裏切りにより、浅井家は滅亡の危機に晒される。 小谷城の姫・綾は、ある雨の日に正体不明の青年と出会い、紫陽花咲く庭で心を通わせる。 だが彼の正体は、敵将・織田軍の若き使者、柴田信継だった。 敵味方に引き裂かれながらも、来年の紫陽花の季節に再会を誓ったふたり。 戦火と裏切り、血と誠の狭間で、生きる意味を問い続けた恋の行方は――。 歴史に名を残さなかった者たちが、季節の花とともに語り継ぐ、儚くも強い愛の物語。 名を捨ててでも守りたかった想いが、あなたの胸に静かに咲く。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 16,359 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.30
780
歴史・時代 完結 長編
Webコンテンツ大賞にエントリー 飢饉の時代、若き小作人・五助は痩せた土地と降らぬ雨に苦しみながらも、懸命に畑を耕し続ける。村の窮状は深まり、腐った米や干し野菜でしのぎながらも、五助は仲間や幼馴染のお芳と共に、笑いと工夫を忘れずに暮らしをつなぐ。 やがて、村の外からの支援や隣村との交流が始まり、五助はただ耐えるだけでなく、未来を耕す決意を固めていく。病や役人の圧力、自然の厳しさが襲いかかる中で、人々は火を分け合い、言葉と食を通じて結束を深めていく。 五助の歩みは、飢えの闇の中で見つけたかすかな希望の光となり、村に新しい命と笑顔を取り戻してゆく——これは、誰もが胸に抱く「明日を生きる」物語。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 161,533 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.31
781
歴史・時代 完結 長編
第11回歴史・時代小説大賞 あの人物の知られざる異伝賞受賞
 徳川吉宗が将軍として権勢を振るう時代、その嫡子である徳川家重の元に新たに小姓として仕える少年が現れた。  名を田沼龍助という。  足軽出身である父に厳しく育てられ武芸や学問に幼少から励んでおり、美少女かと見間違う程の美貌から受ける印象に反して、恐ろしく無骨な男である。  世間知らずで正義感の強い少年は、武家社会に蠢く様々な澱みに相対していく事になるのであった。
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小説 17,927 位 / 223,585件 歴史・時代 187 位 / 3,076件
文字数 128,783 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.04.25
782
歴史・時代 連載中 短編
貞姫は、4歳の春にすべてを失った。甲府の山を越え、叔母・松姫に抱かれて八王子に逃れた幼い日、見上げた空は血の色だった。父・武田勝頼と兄・信勝の最期は語られぬまま、心の奥に焼きついたまま、彼女の成長を静かに支配していく。 家康の命によって高力正長に引き取られ、徳川の庇護のもとで育つも、「朝敵の娘」であることは密やかに囁かれる。 父・勝頼の顔を、貞姫ははっきりとは覚えていない。兄も同様に、記憶は霧のように淡い。だが、父は敗者であった、ということだけは幼いころから知っていた。 その「敗者の影」を背負いながら、彼女は武士の女として品位を保ち、徳川の庇護下で慎ましく生きることを選ぶ。養父も養母も優しかったが、父を語ることはなかった。 ただ静かに、礼儀と節度を守る女として成長していく。 やがて宮原義久に嫁ぎ、ひとりの母となった日、ふと、父と兄が消えた武田の山々が夢に現れる。彼女は己の中にまだ「武田の血」が脈打つのを感じる。 老いの入り口に差し掛かった彼女は、亡き夫の十三回忌を前に、ひそかに甲府を訪れる。かつて火の手が上がったその坂で、彼女は初めて涙を流す――父と兄のために、生き残ったことへの贖いとして。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 19,086 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
783
歴史・時代 完結 短編
慶応四年三月。桜には早く、しかし名残の雪が江戸の空を淡く舞う。薩摩藩邸、田町。灰色の空の下、西郷隆盛は黙して待つ。頬に残る薩摩の陽射しは、ここでは通じぬ。彼はこの地で、幕臣・勝海舟を迎えようとしていた。 勝は、どこか滑稽なほど急いでいた。懐に忍ばせた書簡は、徳川慶喜の意思を綴ったもの。「江戸を守りたい」と書かれたその筆跡に、勝はかつて見た将軍の瞳を思い出していた。栄華を捨て、命を捨て、それでもなお人々の暮らしを想う男。その影を背負いながら、勝は雪を踏みしめる。 会談は、言葉少なに始まった。 西郷は軍略を持つ男であり、血を流すことに慣れた男である。それでも、その大きな掌は震えていた。江戸に火を放てば、十万の命が消える。それは敵ではない。女や子ども、老いたる町人、彼らの炊事場、火鉢、布団、書物――ただの日常が、黒煙に包まれる。 「おいは……江戸を焼きたくはない」 そう語った西郷の声は、低く、確かだった。勝はそこで初めて、この男が真に恐れているのは戦の勝敗ではなく、人心の断絶であると知る。幕が下り、新たな時代が来る。そのことは避けられぬ。だが、西郷もまた未来を見ていた。武ではなく、誠意で国を結び直す覚悟が、彼の背にあった。 ふたりは語る。 江戸という町の美しさを。 人々が炊き立てた飯の匂いを。 火消しの纏が立つ火の見櫓を。 明日も、明後日も、生きていく人々の鼓動を。 「戦に勝つことと、この国を守ることは、別の話でごわす」 西郷が言ったとき、勝は静かにうなずいた。 そして春雪の中、ふたりの男は、歴史に残る選択をする。 それは、刀を抜かずして成された、もっとも激しい戦い。 己の名を捨てる覚悟と、時代を超えて語り継がれる、沈黙の勝利だった。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 16,482 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
784
歴史・時代 完結 短編
本能寺の変の前夜、六月一日の宵。 本能寺の奥座敷にて、織田信長と森蘭丸は他愛ない会話を交わしながら夕餉をともにする。 天気、夢、家族の話、かつての戦の記憶、安土の噂話―― 静かで、温かく、どこか切ない時間がゆっくりと流れる。 だが、蘭丸はその背後にじわじわと迫る「終わり」の気配を感じ取っている。 信長自身もまた、薄々そのことに気づいているのではないか―― しかし、互いに口には出さず、静かな夜を壊さぬように過ごす。 やがて夜は更け、灯りが消える。 襲撃の火はまだ遠い。 だが、すでに主従の世界は、終焉の予兆に包まれていた――。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 12,019 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
785
歴史・時代 完結 短編
毎日をぼんやりと水茶屋で生きる美桜に、思いがけない邂逅が訪れる。剣士との、たった一夜の邂逅のあと、美桜に明日への希望が生まれる。この出会いは僥倖か、それとも……。明けない夜はないと信じる心が、再び朝陽を連れてくる。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 7,007 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
786
歴史・時代 完結 短編
天保11年。 かの五尺竹刀の使い手である大石進が、二度目の江戸出府し、老中首座の水野忠邦の邸宅に招かれた。 その中に、かつて彼に敗れた一人の剣士の姿があった。 彼の名は常政子こと伏見十郎太。 かつて伊庭道場にて二刀流の達人として知られたこの男が、雪辱の機会を狙ってここに入り込んだことを、まだ誰も知らない。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 13,540 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
787
歴史・時代 完結 短編
江戸時代初期の肥前を舞台に、復讐と剣の道が交錯する時代小説。 宮本武蔵が、龍造寺家の血と鍋島家の秘密に迫る。 武蔵は神君家康の養女にして現藩主光茂の祖母高源院に不穏な匂いを感じとる。 龍造寺家遺児、又七郎と武蔵の剣。沖田畷の裏切り、化け猫伝説の裏に隠された真実とは? 又七郎の剣は呪縛を断ち切れるのか。結末はぜひ本編で。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 18,494 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
788
歴史・時代 完結 短編
歴史系の物語です。 設定は細かいところまで凝りました(架空設定ですが、奥行きが深い物語にするために資料をたくさん取り寄せて作りました)。かなり作り込んだ自信作です。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 25,599 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.11
789
歴史・時代 完結 長編
第11回歴史・時代小説大賞 あの時代の名脇役賞 受賞
「代官とは百姓の皮をはぐ仕事。皮むきだ、皮むきよ」  『算用の鬼』彦坂元正。その男、豪放にして型破り。  徳川家康の天下取りを算盤一つで支えんと三河の地に降り立つ。  徳川の道が流れを変える時、彦坂の進む道もまた変わる。三河から相模、そして江戸へと。  彼の前に立ちはだかるは、旧北条の残党、そして闇に生きる者ども。  さらに、北条の忘れ形見、数奇な天命を背負う姫・沙耶との出会いが、元正の心を、彼の「算用」を揺るがす。 「豊臣が、徳川の犬めが憎い!…だが、お主は…」  知略と胆力、そして何よりも民を思う熱き心。  元正は、愛する者と関東の民を守り、新しい世の礎を築くため、策謀と欲望渦巻く乱世の激流に、その身一つで挑む。  果たして『算用の鬼』は、地を喰らうが如きその才覚で真の安寧をもたらすことができるのか。  そして、勝者が紡ぐ歴史の裏で彼が見たものとは——。  徳川治世二百六十年の礎を築いた、稀代の算用師、魂の記録。
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小説 14,296 位 / 223,585件 歴史・時代 159 位 / 3,076件
文字数 160,310 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
790
歴史・時代 完結 短編
昭和十九年、戦火が日本本土を覆い始めた頃。 十八歳の綾子は、ある夜の出来事をきっかけに「女であること」を捨てる決意をする――自らの黒髪を剃り落とし、己を守るための鎧としたのだ。 その決意はやがて他の女性たちにも波紋を広げ、「坊主の娘たち」と呼ばれる連帯が生まれていく。 空襲、焼け野原、失われる命――髪を刈ったことで守れたもの、守れなかったもの。 女たちは、それでも前を向き、己の誇りとともに立ち上がっていく。 髪を失って、強くなった女たちの、静かで力強い戦いの物語。
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小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 11,011 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
791
歴史・時代 完結 長編
明治五年――文明開化の激流の中、東京・銀座に生きる一人の女教師がいた。 名は澄江。女子師範学校で教鞭を執る彼女は、政府からの“断髪令”に直面する。 「女性も髪を切り、洋装をせよ」 時代の流れは、女性の髪型までも飲み込もうとしていた。 それでも澄江は、己の信念を貫いた。 和装を守るために――その象徴である日本髪を、自らの手で剃り落とした。 坊主頭となった女教師は、冷たい視線と嘲笑の中で教壇に立ち続ける。 だがその姿は、やがて少女たちに“誇り”と“自由”を教え、 社会を静かに、しかし確かに変えていく。 髪を失い、得たものは何か。 女性としての尊厳と、生きる意味を問い直す、感動の歴史長編。
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文字数 10,137 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
792
歴史・時代 完結 短編
大正デモクラシーの春、新しい生き方を模索する少女が、断髪という決断を通して“自分の道”を選び取るまでの成長の物語。
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文字数 10,431 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
793
歴史・時代 完結 短編
江戸の闇に咲いた、血染めの純真の花。   文政年間、爛熟と退廃の空気が漂う江戸。 裏長屋に流れ着いた浪人の名は柚子島小三郎。 彼の心は妻を奪い、藩を捨てさせた男への復讐の炎だけで燃えていた。 過去の栄光も武士としての誇りも捨て、ただ憎悪を研ぎ澄ます日々。 そんな彼の前に現れたのは垢じみた着物をまといながらも、子犬のように人懐っこい瞳を持つ少女さくら。 「字を教えてほしい」 その無邪気な願いは小三郎の凍てついた心に、思いがけず温かな光を灯し始める。 さくらとの交流を通して、彼は忘れかけていた人間性を取り戻し、過去の自分の過ち、元妻お実乃の心に寄り添えなかった後悔と向き合い始める。 江戸の片隅で懸命に生きようとする人々の儚い願いの物語。
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文字数 12,654 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
794
歴史・時代 完結 長編
戦国乱世、天下人・織田信長と、その傍に咲いたひとりの美しき小姓・森蘭丸。 忠義を超えた主従の絆は、やがて香のように甘く、そして切なく燃え上がる。 政と裏切りが交錯する時代の中、信長の“夢”にすべてを捧げた少年と、彼を愛した天下人。 支配と服従、愛と忠義、そして魂の融和を描く―― 本能寺の炎の奥、誰にも知られぬ「香る恋」の物語。 これは、花ではなく“香”として咲いた影の記録。 そして、燃え尽きるその瞬間まで、決して途切れることのなかった主従愛の、永遠の約束。 アルファポリス限定投稿。
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文字数 26,097 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.18
795
歴史・時代 完結 長編
大阪夏の陣で命を落とす運命だった真田大助は、豊臣秀頼公から授かった宝刀によって窮地を脱し、芸州広島藩の山間の村へと落ち延びた。そこは、江戸幕府の監視下に置かれた土地。武士としての誇りを胸に秘めつつ、大助は村の警護役として生きる道を選ぶ。 一方、村では庄屋や百姓たちが協力し、厳しい自然環境や度重なる災害に立ち向かいながら、地域の発展を目指していた。領民たちと共に村の運営に力を尽くす中で、大助は武士としての鍛錬だけでなく、村人との絆を深めていく。 しかし、次第に自らの宿命と向き合う必要に迫られることとなる。果たして、彼は己の命と村の平和を守り抜き、新たな道を切り拓けるのか──。 *本作は歴史的事実に基づきつつも、フィクションとして再構成した物語です。 *この物語は、過去に執筆した原稿をもとに加筆・修正を加えた再編集版です。
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文字数 108,128 最終更新日 2025.05.31 登録日 2019.10.19
796
歴史・時代 完結 短編
「描けば、現れる――」 京の夜に蠢く、忘れられた妖たち。 絵師の筆が封じたはずの百鬼が、いま、都に甦る。 室町時代中期、絵師・土佐光信の弟子・矢代練之介は、封印された古絵巻を開いたことで、現実世界に妖怪を呼び寄せてしまう。 絵と現実が交差する中、練之介は“封絵師”として、己の命と魂を賭して、妖たちと向き合っていく――。 歴史×妖怪×芸術。 一枚の絵に宿る“闇”と“哀しみ”を描く、室町怪奇幻想譚。
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文字数 16,485 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.30
797
歴史・時代 完結 短編
一九四二年一二月二四日、絶望の中でひとりのドイツ人が描いた聖母像の物語
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文字数 4,893 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
798
歴史・時代 完結 短編
敗戦間もない日本の空で米兵が見た「異形」 太平洋戦争の終戦間もないその日、福岡へ派遣された1機のB-29は未知の日本機と遭遇した……
24h.ポイント 0pt
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文字数 2,026 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
799
歴史・時代 完結 短編
「しょうじょう寺の狸ばやし」をナチス・ドイツのお歴々が踊るという異色のコラボレーション童話
24h.ポイント 0pt
小説 223,585 位 / 223,585件 歴史・時代 3,076 位 / 3,076件
文字数 1,462 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
800
歴史・時代 完結 短編
第二次世界大戦、ドイツが本土防空の為に創った巨大な要塞「高射砲塔」 時が経ち、ある日一人の少女が立ち止まります。霧のような、涙のような雨の中で、ささやくようなかすかな声に呼び止められて……
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文字数 5,124 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
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