ミステリー サスペンス小説一覧

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「あなたを救いたいのです。人生をやり直したい……そう思いませんか?」
会社を辞め、途方に暮れる元サラリーマン、金谷律也。人生をやり直したいと思っていた彼の目の前にNPO団体「ホワイトリップル研究所」と名乗る白装束を纏った二人組が現れる
リツのこれまでの行動を把握しているかのごとく、巧みな話術で謎の薬“人生をやり直せる薬”を売りつけようとした。
リツは自分の不幸を呪っていた。
苛烈なノルマに四六時中の監視。勤めていた会社は碌なもんじゃない。
人生のどん底に突き落とされ、這い上がる気力すら残っていない。
もう今の人生からおさらばして、新しい人生を歩みたい。
そんなリツに、選択肢は残されていなかった。
――買います。一つください
白装束が去った直後、ホームズのような衣装をまとい、探偵となった幼なじみ神原椿と、なぜか小学生の姿になった妹の神原紅葉が部屋に乱入。
―― この薬、絶対飲んじゃ駄目よ。飲んだら最後、あなたは……消されるかもしれない
なぜ薬を飲んではいけないのか。そして、なぜ消されるのか。
白装束の奴らは何者で、その目的とは。
消えた人はどこに行くのか。
陰謀渦巻くサスペンス・ミステリーが始まる……!
※10月より毎週土曜夜6時30分公開予定
文字数 78,947
最終更新日 2025.05.03
登録日 2024.09.06
「探し出して、俺が絶対に殺してやる。お前をこんな姿にした奴を、お前の代わりに……」
横浜中華街ので骨董店を営む主人公・橿淵晃は5年前、何者かに弟を殺され、その遺体からはお守りとして彼女にもらったという『黒い石』が持ち去られていた。
だが、その石は国立博物館から盗まれた時価10憶とも言われるセレンディバイトという宝石で――。
宝石を誰が弟に渡したのか。
弟は誰に殺されたのか……。
石を取り戻し、犯人への復讐を誓う男が主人公の、現代を舞台にしたサスペンス・ミステリーです。
(15万字、5/3完結予定)
【あらすじ】
ある日、晃は中華街の友人である劉憂炎から「大岡川で女性の死体があがり、そこから大量の宝石が見つかった」と聞かされる。
現場に向かった晃は、宝石がセレンディバイトと同じく国立博物館から盗まれたものであることに気づき、個人的に捜査することを決める。
「過去の事件にも繋がる糸口だ。手繰り寄せて、絶対に真実を突き止めてやる」
過去に囚われ、復讐に燃える晃が最後に手にしたものとは――。
※ハードボイルドなので人は死にますが、読後感はあまり悪くないと思います。
『BANANA FISH』『WILD ADAPTER』『龍が如く』あたりの作品がお好きなら、楽しんでいただけるかなーと思っています。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
また法律・法令に違反する行為を容認・推奨するものでもありません。喫煙は二十歳から。
文字数 153,627
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.03.29
主人公、水無月 奏(みなづき かなで)はひょんな事件から警察の特殊捜査官に任命される。
そして、同じ特殊捜査班である、透(とおる)、紅蓮(ぐれん)、槙(しん)、そして、室長の冴子(さえこ)と共に、事件の「真実」を暴き出す。
その事件がなぜ起こったのか?
本当の「悪」は誰なのか?
そして、その事件と別で最終章に繋がるある真実……。
こちらは全部で第七章で構成されています。第七章が最終章となりますので、どうぞ、最後までお読みいただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたしますm(__)m
文字数 417,591
最終更新日 2025.05.03
登録日 2024.01.27
※楽して稼ぎたいけど、納得できないことには、周りに流されない精神を発揮したため、デスゲームの出演者にされてしまった青年が主人公。
楽して稼ぎたかった。
スマホのアプリでデスゲームを見て、コメントするだけ。
まさか、本当に人が。
動画は本物だから、関わりたくない、と仕事を解約しにいった。
目覚めたら、デスゲームの舞台として見覚えがあるビルの中に俺はいた。
持ち込めたのは、デスゲーム用のアプリだけが入ったスマホ一台。
俺は、生きて、『正義が勝たない』デスゲームから脱出を目指す。
※R15(ニ話目から、R15。)
※現実世界。
※ファンタジー要素皆無。
※成人男女でデスゲームを構成するための純然たる暴力と残虐表現あり(予定)。
※主人公視点、一人称での、人の生き死にの描写、多数あり(予定)。
※デスゲームからの脱出がテーマ。
※具体的性描写はなし(予定)。
文字数 724,468
最終更新日 2025.05.02
登録日 2024.02.29
渓子は、子供の頃特殊な能力に目覚めた。
リング状の物体を自在に操れる能力。
大きさを変えたり、高速で飛ばしたり、破壊したり。。
人に言えない能力を抱え、生きる意味に悩み続けてきた渓子。
やがて渓子は特殊能力を使い、人助けや、世の中に蔓延る悪人達に対し制裁を加える事を”裏の仕事”とし、自身の存在価値を見出す様になる。
そんな渓子には運命的な出会いをし、パートナーとして付き合っている穂(みのる)という女性がいた。
渓子にとって穂は、裏の仕事の疲れやプレッシャーを癒してくれる大切な存在だったが、自身の秘密を打ち明けられる筈もなく、背信の日々を送っていた。
穂にも、渓子同様裏の顔がある事も知らずに。。
文字数 22,401
最終更新日 2025.05.02
登録日 2021.09.02
【2024/9/4~21、24~25、28~29 エブリスタでミステリージャンルトレンドランキング1位、2024/9/15~26 同人気ランキング1位】非上場の大手ゼネコンの創業家社長の一人娘である久保亜美は、父の勧めで出世頭のエリート俊介に婿に入ってもらって結婚した。見合い結婚ながらも夫の愛を感じて幸せに暮らしていた。だが結婚3年目に無言電話や怪文書が舞い込み、亜美は俊介に徐々に不信を抱くようになる。それは誰が何の意図でしているのか。単なる浮気かと思えた不可解な現象は、思いもかけぬ真相を明らかにしていき、亜美と俊介の関係も変えていく。
ネタバレ防止の為、連載終了間際まで入れられないタグがあります。ご了承ください。
性描写のあるエピソードのタイトルには*を付けています。
エブリスタとムーンライトノベルズ、Nolaノベルでも投稿しています。
表紙は、装丁カフェさんで作りました。
文字数 61,522
最終更新日 2025.05.02
登録日 2024.02.27
数年前、凄惨な通り魔事件で妻と幼い息子を亡くした刑事・須藤直也。心に深い傷を抱え、未だ事件の記録を読み返すことすらできず、職務でも問題を抱えていた。
そんな彼の元にある日、無記名で届く一冊の“スクラップブック”。中には、事件当時の新聞記事の切り抜き、現場写真、司法解剖所見、さらには一般には公開されていないはずの内部資料までが克明に記されていた。
そして、何より異常なのは、殺人鬼自身の視点で書かれたようなメモや思考の断片が含まれていたこと。まるで、須藤に何かを伝えようとするかのように 。
妻子を失った事件が「通り魔」ではなく「計画的な猟奇事件」であった可能性が浮上し、須藤は警察組織の反対を押し切って独自に調査を開始する。
文字数 8,149
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.24
ギフト(贈り物)には差出人、受取人、配達人の想いがこもっています。
これは、一つのギフトに関わる、差出人、受取人、配達人のストーリーです。
ジャンルは恋愛+ミステリーとしています。ただし、恋愛とミステリー要素は薄目です。
なお、直接的な暴力表現、性的表現はありませんが、対象物が特殊なので成人向けに書いています。また、普通の人間はこの物語に登場しません。予めご了承ください。
文字数 22,724
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
文字数 2,664
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.27
「映像は記憶を記録する。しかし、それが“未来の記憶”だったとしたら?」
——30年前のロンドンに残された映像が告げる、運命のメッセージ。
過去か、未来か。記録か、予言か。
“Code:Mn-137”に秘められた真実——。
『Code-Mn137』は、映像編集者・古澤憲吾が過去の記録映像をきっかけに、不可解な出来事へと巻き込まれていくサスペンスミステリーです。
物語は、古澤がJHKの歴史ドキュメンタリー制作を担当することになり、アーカイブ映像を整理していた最中に一本の奇妙な映像を発見するところから始まります。映像に映っていたのは、まるで“未来の自分”のような初老の男。その男は何かを語りかけているように見えましたが、映像には音声がありません。過去の記憶にも存在しないその映像に、古澤は強い違和感と疑問を抱きます。
やがて彼は、知人である認知科学者・植木肇の協力を得て、AI技術を用いた音声復元に取りかかります。
その解析の結果、映像にはまるで未来を予言するようなメッセージが浮かび上がりました。
「君は見るべくしてこの映像を見ている。もうすぐ転機が訪れる。私の言葉を信じろ……」
そして最後に現れたのは、謎のキーワード──「Code:Mn-137」。
この映像の意味を探るうちに、古澤の身のまわりでは次々と奇妙な出来事が起こり始めます。宮城県黒川郡での大震災、台湾のホテル火災で知人が「別人」として現れる出来事、さらにはベトナムで再会したスポンサー企業の幹部が、以前会った人物とどこか違って見える……まるで中身が入れ替わったかのように。
果たして、あの映像は偶然の産物だったのか、それとも未来を変えるための明確な意図があったのか──。
古澤は、映像編集者として歩んできた人生を背負いながら、「過去」と「未来」の狭間で真実を追い求めていきます。
本作の魅力は、映像メディアという題材を巧みに取り入れたストーリーテリングにあります。AIによる音声復元やアーカイブ映像といった現代的な要素を背景に、「記録された過去」と「予測される未来」とを行き来する構成が特徴的です。
単なるサスペンスやミステリーにとどまらず、「すべてを知ることは、本当に人間にとって幸福なのか?」という哲学的な問いも作品の根底に流れています。
そして物語の終盤、古澤は「Code-Mn137」の意味を解き明かし、自らの人生に関わる重大な決断を下すことになります。
「今、見ているものをそのまま撮れ」──その言葉の真意が明かされたとき、読者のみなさんもまた、ご自身の“現実”を見つめ直すことになるかもしれません。
『Code-Mn137』は、時間と記憶、映像と真実の境界を問いながら、物語の終わりまで読者を引き込んでいく一作です。
文字数 49,312
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.24
レイカは悪を許さない。
そのためには、手段を選ぶことはない。
時にはパパ活ギャルを装い、ターゲットに近づくのだ。
そして男達は、美し過ぎるレイカにひれ伏し泣いて許しを乞うことになる。
魔境東京で起こる摩訶不思議な事件。
男と女の間に絡み合う糸をスルリとほどくレイカを、他の刑事はパパ活刑事と揶揄する。
「好きなように呼んで構わないわ。
私はただ被害者を助けたいの。悪がのさばるのを許せないだけ。」
美し過ぎる刑事レイカ。
今日もどこかに彼女の助けを待っている人がいる。
文字数 971
最終更新日 2025.04.24
登録日 2025.04.24
異 能 の 共 鳴
久住晴翔(くずみはると)
直木賞を受賞した小説家だ。十八歳の時に日本を離れ十年間、世界中を放浪し帰国する。十年間の間に身体に落とし込んだ能力…不思議な異能の持ち主だった。政治が絡んだ事件を追及する久住は世間から、《異能作家》《異能探偵》と呼ばれていた。
沢渡涼子(さわたりりょうこ)
フリージャーナリスト。緻密な論理構成で悪しき政治家を追い詰めていく姿を、人は《美獣》《雷光天女》と呼ぶ。久住晴翔の理解者であり、真のジャーリストだ。
ダーク・テミス
昭和の時代から政界を牛耳る巨悪を葬る闇の裁き神。その素性はやがて明らかになるが。久住晴翔、沢渡涼子と共に、日本の闇を切り裂く異能の力の持ち主。
三人の異能の力が共鳴し、見えない闇を切り裂き…光を地の底に届けていく。
文字数 121,440
最終更新日 2025.04.18
登録日 2025.02.17
「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」
幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。
だが……しばらく経った頃、仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。
それは洋壱の死の報せであった。
朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。
悲しみの最中、朝倉から提案をされる。
──それは、捜査協力の要請。
ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。
──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?
文字数 45,871
最終更新日 2025.04.13
登録日 2024.01.25
北海道で育った野上尚樹は不思議な特性?がある事に気づく。それは動物の意思や想いを読み取る能力…彼は富良野の草原で動物達と意識を共有して育った。成長した尚樹は千葉の叔母と暮らす事になった。
大学卒業を控えやりたい仕事が見つからない尚樹、彼の選んだ道は『迷子猫の捜索だ』だった。尚樹は半径300メートル程度まで探す猫の意識とコンタクトできる。その事を知っている妹が猫の探偵になる事を進めた。
猫の捜索依頼から人が絡む事件や謎、神がかり的なサスペンスが尚樹を待っている。事件の中で出会う事になる探偵社の副所長、本条尚子…卒業度同時に探偵社の副所長になった空手の達人、そして優秀な探偵。彼女は猫の捜索ではなくミステリアスな案件を好む
そして…探偵社の所長・黒猫のノアール
漆黒の毛並みとつぶらな瞳の生後三カ月の子猫は、不思議な能力を持つ《進化した猫》だった。
二人と一匹のミステリーな旅が始まる。
文字数 207,294
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.02.13
文字数 96,513
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.02.18
「俺は絶対、真実に辿り着いてみせる」
19世紀。北海のど真ん中にある島国。
そこのスラム街で彼は生まれた。
ダン・エルトン。19歳。
若き探偵として数々の何事件を解決していく。
レストランオーナー殺人事件。
恋人の幽霊騒ぎ。
無人の放火事件。
そして……。
だが彼が事件を推理するのは正義のためではない。
あくまで金のため。
他人は石ころ以下の価値しか無い。
スラムで生きてきた彼は、頭は冴えていても、心は空っぽだった。
そんなダン・エルトンの推理の先に、真実という名の光は見い出せるのだろうか……。
●ヨーロッパの架空の国が舞台です。
●荒んだ性格の主人公で、少し毒舌です。
文字数 52,904
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.02.22
絶海の孤島、灰島。その地下に眠る〝涅下の館(でっかのやかた)〟に10人の人間が集まった。そこで巻き起こる連続殺人。仲間がひとり、またひとりと殺されていく。犯人の狙いは何だ!? エントランスに飾られた奇妙な〝詩〟の真実とは!?
悪夢の一週間を生き延びるため、内島無人(ないとうないと)は残された仲間たちと共に推理を開始する。
推理が先か、死が先か―――
【登場人物】
◆内島 無人(ないとう ないと)
本作主人公。二十歳の大学二年生。
◆木塚 伊織(きづか いおり)
無人の幼馴染。穏やかな性格だが、しっかり者で頭の回転は速い。常識人のため、友人たちのお世話役的ポジション。
◆軽井 幸一(かるい こういち)
無人とは小学一年からの友人。明るい性格のムードメーカーだが、理絵に告白して振られて以降は元気が無い。
◆文哉(ふみや)・アッカーソン
灰島の所有者。大柄な金髪紳士。
◆箱空 里来(はこそら りく)
文哉の友人。口が悪いが、根は優しい。読書家。小型船舶の免許を持つ。
◆三日月 杏子(みかづき きょうこ)
文哉の友人。男勝りな美女。性格が残念。ダイビングの免許を持つ。
◆東郷 正孝(とうごう まさたか)
文哉の友人。酒と煙草に目が無い髭男。魚釣りが上手い。
◆イズミ
アッカーソン家の使用人。全使用人のトップに立つ存在。
◆ヒュウガ
アッカーソン家の使用人。シェフとして料理を担当する。
◆チトセ
アッカーソン家の使用人。ドリンク担当。
◇翼葉 理絵(よくば りえ)
無人の幼馴染。無人に恋心を抱いており、自分に告白してきた幸一のことを振っている。
文字数 142,194
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.02.06
ニートとは、英語でNot in Education, Employment。
就学、就労、職業訓練のいずれも行っていないことを意味する。
日本では、15~34歳までの働かず、通学や家事を行っていない若い無職の人のことを言う。
ニートが増えることを危惧した政府はニート撲滅委員会を結束し。
ニートに適材適所な仕事を与えることにした。
久留里 大輔もそのひとりだった。
大輔のもとに委員会から一通の書類が届く。
その書類は、大輔がひらかた警察の特殊課へと配属されることが決まったことを伝えるものだった。
大輔に拒否権はない。
大輔は、静かにうなずき。
それに従った。
※以前書いた作品のリメイクです。
亀更新になりますが楽しみます。
文字数 99,028
最終更新日 2025.03.30
登録日 2021.07.24
名門・天野家の令嬢であり、剣道と合気道の達人——天野千影。
彼女が会長を務める「ミステリー研究会」は、単なる学園のクラブ活動では終わらなかった。
ある日、母の失踪に隠された謎を追う少女・相原美咲が、
不審な取引、隠された地下施設、そして国家規模の陰謀へとつながる"闇"を暴き出す。
次々と立ちはだかる謎と敵対者たち。
そして、それをすべて見下ろすように動く謎の存在——「先生」。
これは、千影が仲間とともに"答え"を求め、剣を抜く物語。
学園ミステリー×クライムサスペンス×アクションが交錯する、極上の戦いが今、始まる——。
文字数 73,765
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.02.20
物語はシャッター街化の進む商店街を活性化させようと企画された婚活パーティーから始まります。猿上町のリバーウエスト商店街では若い世代が青年会を組織し、何とか町を活気づけようと頑張っていました。
青年会の一員であるスズ(硯徳)の妹愛は度を越していて、25歳になっても恋人がいません。そんなスズも婚活パーティーに参加者として加わっていましたが、そのパーティーで一人の女性に惹かれます。そしてその女性と意気投合する中、妹の鋭い視線が突き刺さってくるのでした…。
一方猿上町ではここ数年、連続放火事件が相次いで起き、犯人は捕まらないままに町民を不安にさせています。一体、犯人は誰なのか?物語はそんなミステリー要素も含みながら進み、やがて町民たちは町の存続に関わる大きな陰謀に巻き込まれていくのでした───。
文字数 358,298
最終更新日 2025.03.22
登録日 2024.07.17
文字数 12,977
最終更新日 2025.03.19
登録日 2024.05.02
宗一郎は、森という男に不信感を抱いた。森はこの現場で総務という仕事をしている男だが、総務の仕事をしているにしては、つっけんどん過ぎるし、人の話を聞こうとはしない。第一森のアパートに事情徴収をしにいった警察を居留守を使って追い返したというのだから、そうとう偏屈な人間なのだろう。疋田を殺した犯人という確証はないが、マスターキーが閉まってあるキーボックスの暗証番号を知っているのは多田とこの男だけだ。五日前から休んでいたというのも気になる。殺人事件が起きる前、オオスズメバチに刺されたから休んでいたというが……。
文字数 2,311
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.03.16
『☆あなたの体験談を聞かせてください☆1回2000円☆所要時間20分!☆継続依頼有り☆ほのぼのトーク株式会社』
大学生の片瀬響(かたせひびき)はこんな怪しいバイトに応募した。
一ノ瀬玲奈(いちのせれな)から毎日のように目的不明のオンラインインタビューを受けることになる。玲奈の隠れた特技はセクシーボイス♡
ある時、響の声紋ファイルが悪用されていることに気づいた玲奈。
二人は陰謀を阻止するために立ち上がる。
…ただし二人の間の連絡手段は音声通話アプリのみ!
ヴォクサス・グループ(VOXUS GROUP)CEO黒川竜司の目的とは。
響そっくりの声を持った天才科学者藤堂晴彦の事故死の真相とは。
国家機密システムの「ヴォイス・ロック」の争奪戦が始まる。
響と玲奈は声と国家機密を守ることができるのか!?
※ちなみに元ネタは実体験エッセイです>アルバイト失敗談あれこれ>目的不明のSkypeインタビュー~わかってる事は相手が関西人~
文字数 12,855
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.02.07
赤い瞳を持つ黒ウサギを見つけたときは、よく目を凝らすべきだ。
それが敵なのか味方なのか、はたまたそのどちらでもないのか、きちんと見定めなくてはならない。
黒ウサギが微笑んでいるのか、それとも嘲笑っているのか……。
もしも影が嘲笑っているのなら、追いつかれる前に必死に逃げた方がいい。
その赤い瞳にとらわれてしまったら、もうおしまいなのだから。
黒ウサギは、可愛い草食動物などではない。愛でるべきものでもない。それは、笑顔で誰かの血肉を貪り喰らう、冷酷で獰猛な獣なのだ。
みなさん、街中で美しい瞳の黒ウサギを見かけたら、くれぐれも気を付けて……。
文字数 30,134
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.02.26
「託した未来、揺るがない希望」
銃社会と化した2025年の日本。
フランスからの帰国早々、高校生の流雫(るな)は出迎えた澪(みお)と共にとある少女の襲撃事件に遭遇し、助ける。その半日後、アルスは彼女と全く同じ少女をパリの空港で目撃する。それはフランスの新宗教、太陽騎士団の聖女アリスだった。
翌日、流雫は前日助けた少女と再会する。彼女の名はプリィ。流雫がフランス人だった頃、何度か遊んだ仲だった。
そのプリィが告げたのは、アリスは自分をベースとしたクローンと云う事実だった。しかし、そのクローンのデータが流出していることが発覚する。
日本とフランス、2つの国を跨ぐサスペンスアクション。技術と宗教倫理に挟まれる人工生命体の在り方とは。6発の銃弾で、大きな陰謀に立ち向かえ。
文字数 83,289
最終更新日 2025.03.03
登録日 2024.02.29
異能者を監視し管理する秘密施設「囚所」。
そこに拘束された城田雅樹は、嘘をついている人の瞳孔が赤く見える「偽証読取」の能力を持つ。
謎の「三人目の参加者」とは誰なのか。
三人の記憶に埋もれた共通の過去とは何か。そして施設の真の目的とは—。
文字数 112,216
最終更新日 2025.03.03
登録日 2025.02.27
フランス、パリ。高校生のアルスとアリシアは、敵対する教団の聖女に招かれ、世界最大のVRメタバース「アルカバース」上に現れた「UP」と名乗るバーチャル教団を調べるよう頼まれる。
日本では、流雫が生徒交換で少しの間、澪と同級生になる。その2人をよく思わない生徒会長の愛理明と有人。
アルカバースを始めてみた澪は、愛理明がUPの聖女アリアの「中の人」ではないかと怪しむ。
ある日、学校帰りに愛理明が狙われ、代わりに有人が撃たれる。同時にパリでは、無関係の教会が何者かに襲撃される。
VRメタバース上の教団UPは、何を目的としているのか。そして、その裏に潜む陰謀とは。
銃社会と化した2025年の日本を舞台とした、ミステリーアクション。
文字数 470
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.28
『初めてのさよならのために』作品紹介
静かに降る雨の夜、事件は再び幕を開けた。
三年前、連続殺傷事件の舞台となった公園──ウエストパークは、新たな名を与えられた。過去の惨劇を拭い去るかのように、名前を変え、明るい照明を灯したその場所。しかし、時間は罪を流し去ることはなかった。
刑事・飯田駿介は、静かに現場へ向かう。彼の目の前に横たわるのは、一人の若い女性の遺体。そして、その手がかりは三年前の未解決事件を思い起こさせた。過去に決着がついたはずの事件が、今になって再び姿を現したのだ。
「事件が再び動き出したのは、先月始めの蒸し暑い六月の夜のことだった」
飯田の脳裏に、かつての記憶がよぎる。
かつて愛した女性がいた。
奥沢麻理江──彼女は三年前の事件と、奇妙な繋がりを持っていた。かつて結婚し、すぐに別れた夫の連れ子。年齢の近い義理の息子。彼の名は、小菅利治。
事件が再び動き始めた時、麻理江の周囲の人々が次々と命を落としていった。過去と現在、交錯する事件の中で、彼女の存在はひとつの鍵を握っていた。しかし、その姿はいつしか捜査線上から消えてしまう。
そして、もう一人の少女がいた。
夜の闇の中で、静かに語りかける少女。彼女の声は、現実と幻想の狭間に響く。
「迷わないで」
彼女は何者なのか? 彼女の言葉は何を意味するのか?
飯田は、かつての事件の記録を洗い直しながら、真実へと近づいていく。三年前に自殺したとされた犯人。遺された証拠の数々。再び繰り返される犯行。そして浮かび上がる一つの可能性──本当の犯人は、まだ生きているのではないか?
事件の裏に潜む、誰もが見落としていた歪んだ感情。
愛と憎しみ、執着と孤独、罪と罰。
そして、やがて辿り着く“さよなら”の瞬間。
それは、愛する人のために選ばれた結末だったのか。
それとも、避けようのない運命だったのか。
静かに、深く、心に残るクライム・サスペンス。
『初めてのさよならのために』──
その言葉の意味を、あなたは最後に知ることになる。
文字数 16,784
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.28
有美と渉は、謎の道化師に導かれ、森や遺跡、村を巡る過酷な試練に挑むこととなる。その旅の中で、彼らは過去の傷や隠された記憶、自らの弱さと向き合い、時に葛藤しながらも絆を深めていく。旅の終わりに現れた「光の鍵」は、この地の解放を意味するものなのか。それともさらなる犠牲を求めるものなのか――。
選択を迫られる二人は、数々の試練で得た経験を胸に最後の決断を下す。その答えは、すべてを解き放つ真実を導き出し、やがて新たな希望の世界を生み出す。彼らが手にした「未来」とは何だったのか。
命の重み、愛の強さ、そして真実を求める心を描いた、壮大な冒険と心の旅路。果たして光の鍵は二人に何をもたらしたのか――その結末を見届けよ。
文字数 36,323
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.02.08
「パパとママを殺してください」
13歳の少女リリィは、仕事ばかりで自分を顧みない両親を殺すため、都市伝説の殺し屋《ゴースト》にメールを送る。
しかし依頼を進める中で、リリィは愛と憎しみ、孤独と後悔の狭間で揺れ動く。
ゴーストは本当に存在するのか? そして迎えるクリスマスの夜、少女が知る“真実”とは――。
裏切りと再生のサスペンス・ストーリー。
文字数 16,233
最終更新日 2025.02.19
登録日 2025.02.19