ファンタジー小説一覧
主要人物は4人です。異才を持つ狂った一般人と吸血鬼を身に宿す独学霊媒師、才色兼備の天才一般人と呪いをかけられた自殺願望者の、暗くジメジメした感じのお話かもしれません。
ライトノベル風に紹介しますと、
友の幸せを叶えるため、自己犠牲を絶やさない狂った少年、川世 私道。とある友人、証子の悩みに深入りし、日常が非日常へと一変。別の友人、継夜は霊媒師だったり、証子の幼馴染、守は才色兼備の彼氏だったり!彼らの運命を滅茶苦茶に結んだ私道が自業自得の物語を生み出す!半分事実で半分フィクションの異型ファンタジーなのかもしれない!
みたいな感じですかね。
ちなみに、ハーフフィクションと名付けます。
文字数 3,262
最終更新日 2016.04.15
登録日 2016.04.15
もう、タイトルの通りなんですが
小説は書いた事がなかったけどこんな設定の小説があったら見たいなぁって思う事があったので
試しに短編を書いて見ました
少しずつ練習して行きたいので、評価やコメントを出来たらお願いします
文字数 1,889
最終更新日 2016.10.30
登録日 2016.10.30
勇者にあっけなく負けて貧乏になってしまいました。
はっきり言って金がないです。
新しい城はハリボテで、飯は節約して野菜スープです。
もう限界です。魔王城をテーマパークにして一攫千金を狙います。
見学料は激安1,200G! です!
今は客引きをしたり、お土産を作ったりしています。
お客さんの美少女と一緒に頑張りながら、魔王城を復興させられたらいいな……*重複投稿
【物語は次へと続く……】
主人公が代わり、物語が進んでいきます。
魔王は、勇者は、クリスはどうなっていくのか……
お時間がありましたら、読んでいただけると幸いです。
文字数 13,335
最終更新日 2017.03.01
登録日 2017.02.24
昔々ある貧乏な北方の国に、国王とその一人娘がおりました。
娘を女王よりもと、国王は娘に弟の息子を婿に迎えます。
しかし、次期国王は放蕩王太子として、仕事もせず遊び回る日々。
その両親である叔父夫婦も、財政が緊迫しているにも関わらずお金をばらまきます。
お姫様は夫やその両親を見限り、自分自身が王太子となると宣言しました。
文字数 65,594
最終更新日 2017.06.21
登録日 2017.02.27
魔術指輪は鉄砲だ。魔法適性がなくても魔法が使えるし人も殺せる。女神から奪い取った〝能力付与〟能力と、〝魔術指輪の効果コピー〟能力で、俺は世界一強い『魔法適性のない魔術師』となる。その途中で何人かの勇者を倒したり、女神を陥れたり、あとは魔王を倒したりしながらも、いろんな可愛い女の子たちと仲間になってハーレムを作ったが、そんなことは俺の人生のほんの一部でしかない。無能力・無アイテム(所持品はラノベのみ)で異世界に手違いで転生されたただのオタクだった俺が世界を救う勇者となる。これより紡がれるのはそんな俺の物語。
※この作品は小説家になろうにて同時連載中です。
文字数 127,830
最終更新日 2018.11.13
登録日 2017.05.26
貧しい暮らしのせいか、お金にがめつくなってしまったルォシー。10年に一度の竜魂祭に出稼ぎに行くと誘拐されて、脅されて、竜巫女様の身代わりになって…ってどうゆうこと?!
竜と身代わり竜巫女のラブファンタジー!
文字数 2,347
最終更新日 2018.10.08
登録日 2018.10.07
文字数 56,114
最終更新日 2019.02.19
登録日 2019.01.06
単なるおふざけです。
何の意味もありません。
何の展開もありません。
本当に単なるおふざけです。
気が向いた方は暇潰しに軽く読み流して下さい。
文字数 3,017
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.06.09
あるところに、お姫さまがおりました。お姫さまはご自分の結婚に、それはそれは厳しい条件を付けました。
昔話の始まり、始まり。
文字数 35,370
最終更新日 2020.08.01
登録日 2020.03.15
2037年10月10日に発売したDMMO RPGゲーム〈バハムート〉
バハムートは非常に職業の種類が多く、下級職から中級職、上級職に分かれていてどんどん強くなっていく。さらに、ステータスやスキルも細かく選ぶことができる。
そんな世界で、最強を目指す。
文字数 1,740
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.18
背中にステータスの現れる異世界に転生したメイドリフレ従業員の兎海(うみ:愛称ラビ)が
背中へのリフレ(ボディオイル塗るだけ)と一緒に鑑定スキルでなんやかやする
とか言う話
文字数 57,408
最終更新日 2020.11.12
登録日 2020.08.27
異世界転生したら大切な人の一日先の死亡エンドが見れるチートスキルを手に入れたが、
こんなゴミスキルでは生き延びることしかできない。
異世界転生してどうやって生きて行くかと困ってた所、ポーション士のプリモの元住み込みでポーション士見習になる事に。
このままポーション士として生きて行くのも良いし、プリモの事を好きになっていたのだが
プリモに盗難の罪をきせられ解雇追放される事に。
「行き場のないよそ者を拾ってやった恩も感じず財布を盗むとは。お前にはがっかりしたよ。
恥も恩も知らない下劣な女め。お前のような汚れた者が触った金なぞ触りたくもない。
その財布を持って出て行け。」
「貴方、明日にはゴブリンに殺されるのだけれど」
幾ら言っても聞かないので、望み通り出て行く事に。
望み通りゴブリンに殺されてろバーカ。
街でポーション士として働くようになるも王都仕えのポーション士になるも
錬金術師になるにも結局こんなゴミスキルでは生き延びる事しか出来ない。
もう一回異世界転生してマシなチートスキルが欲しい。
文字数 1,191
最終更新日 2020.10.04
登録日 2020.10.04
一人前の魔法士になるのを夢見る少女リリカは、病気の祖母からネックレスを受け取る。祖母は、異世界からパートナー(従者)がネックレスの力で呼び出せる事をリリカに教え、魔法の国アバルディーンへ向かうよう言い残し亡くなった。
祖母の言葉に従い、村を出てアバルディーンへと旅立つが、途中でスリに会い困っていた所、自分のパートナーになる春馬を初めて呼び出してしまう。
パートナーと出会ってからリリカは、旅で困難に遭遇するたびに春馬を呼び出した。
盗賊にさらわれると、春馬を呼び出し救出してもらう。
獣人の国に訪れると帝国軍の侵略の危機に直面し、思わず魔法で救ってしまった。
リリカの身を案じた春馬は、獣人の国の軍司からの申し出を受け、帝国の排除とエルフの協力を取り付けるため彼らに協力した。
リリカと春馬は、港町でつかの間の休息を経るが、病で倒れたリリカは遊牧民の少女に助けられた。
旅の途中で訪れた連邦国で帝国兵士に狙われ、遺跡で幽霊と遭遇しながらもパートナー春馬と問題を解決していく。
目的地まで後一歩と言う所で、民主主義国家アルテナ国の大統領暗殺事件に巻き込まれてしまう。それまで旅で出会った人達との再会、そして、大統領を陥れようとする陰謀に立ち向かう。
難題に立ち向かいながら、パートナー春馬と共に目的地アバルディーンへ無事到着するお話し。
文字数 154,605
最終更新日 2021.01.26
登録日 2020.12.06
27歳。その日俺はマンションの屋上から飛び降りた。
一面真っ白な場所で巡ったその莫大な記憶で察する。自殺は最大の罪らしいが徳を積んだ俺は地獄には行かせられない。そう言われ、記憶を消され転生すること9回目、俺はまた自殺してしまった。
激怒した神の体裁により俺は記憶を持ったまま10度目の人生を『シュンガイト』として転生したのだった。
これは、すぐ自殺してしまう青年が過酷な環境で天寿を全うしようとするお話である。
文字数 2,224
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.13
100年前に勇者を失ってしまった国に召喚された勇者。
その国は平和すぎて勇者がいる事に周りの国から反対を受けていた。
そんな中でもせっかく勇者になれたのだからそれらしいことをしたいという俺の願いを叶える為、勇者という事を隠して冒険に出る。
文字数 19,788
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.07.18
トラップだらけの異世界で、僕だけがトラップにかかり続ける。
しかし幸いなことに、罠にかかって死ぬようなことはない。
だが、罠を解除するには、罠を解除する適正のあるスキルを身に付けた職業の者がいなければならない。
罠を解除する場合は、スキルを使用して解除できるまでに時間を必要とする。
罠を解除できるまでにかかる時間は、罠によってそれぞれ違う。
文字数 401
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.29
ダンジョン、それは経済の要。
ダンジョンから見つかるマジックアイテムやモンスターからとれる魔石は技術の発展と共に生活に欠かせない必須アイテムになっている。
大国だろうが小国だろうが、冒険者の育成に力を入れている。
大体の国では一定の魔力を持つ子供は、冒険者になるべく一部の例外を除き学園・学院に入学する事となる。
これは、そんな世界に住むグランと言う少年の物語だ。
文字数 5,110
最終更新日 2022.03.24
登録日 2022.03.10
魔物娼館『MONSTAR LOVER』は古今東西、あらゆる魔物の女の子とエッチできる店として、知る人ぞ知る名店だ。
しっかりと調教されたモンスター娘達は人に客に襲いかかることはなく(ある意味、襲いかかる娘は居るが)、逆に男性客に襲われることを今か今かと待ち望んでいるのである。
人間の女の子じゃ満足できない。普通のプレイじゃ物足りない。人間業を超えた性技を味わいたい。
そんな欲望を胸に秘めた男達が、今夜も魔物娼館『MONSTAR LOVER』の扉を叩く。
文字数 11,825
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.04.13
必中叶(ひっちゅうかなえ)は現実世界で機械仕掛けの悪の組織「メルベータ」と戦う戦隊ヒーローの一人。
彼の趣味は必殺技を編み出すことだが周りの人間は誰一人として気づいていない。
これまで自分専用の技や仲間との連携技など多くの技を使い機械仕掛けの敵を倒し、人々を救う内に周囲に真面目な男と勘違いされたまま数多くの敵を屠り味方や市民から信頼されていた。
ある日、必殺技の練習台を求めて敵組織のロボット研究者「サン」の基地に単独突撃した叶。必殺技を巨大ロボにぶつけ楽しむが仲間が駆けつけ邪魔が入りさらに、巨大ロボが暴走して強力な技を発動し始め叶は駆けつけた仲間の力を合わせた新技を発動し、ロボの攻撃を食い止めるためるが空間が歪み異世界へ飛ばされた叶。
「魔法だとぉ!! よし、俺が魔法を使った新しい技を生み出してやる!!」
異世界で新たな技を生み出すべく奔走する叶。
必殺技の研究のために清掃や病人の治療。魔物退治など積極的に仕事をこなし周囲からし信用される。さらに、横暴な王子が持つ無敵の鎧や強力な悪魔など新たな必殺技の練習台を見つけ異世界を旅する叶はいつしか国や人々から英雄扱いされるが叶は特に気にせず必殺技考案に没頭するのであった。
必殺技好きの戦隊ヒーローの少年がファンタジー世界にて、周囲に勘違いされながら必殺技を編み出してく作品です。
第2回次世代ファンタジーカップに投稿しました。皆さま、よろしくお願いいたします。
文字数 21,371
最終更新日 2022.05.12
登録日 2022.04.20
「私」アイダの元に、学校時代の友人、子爵夫人リーシャがやってきた。怯える彼女が持ってきたのは数年前に亡くなった義母の遺した手紙の束だった。黒リボンで括られたそれは果たして。
文字数 4,109
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.09
悪行を行い処刑された悪の令嬢ミランダが、無垢な少女レイチェルを乗っ取り成り上がろうと目論むが…
注意:アブノーマルな性格の人ばかりです
文字数 133,516
最終更新日 2023.06.11
登録日 2023.05.11
交通事故に遭い、気付いたら盗賊に転生していた男子中学生は仲間から虐げられていた。モンスターの群れの中に置き去りにされ、ついに復讐を心に決める。その結末は?
文字数 3,378
最終更新日 2023.07.20
登録日 2023.07.20
転生したエラグは、そのことをある時期まで忘れていた。
文字数 10,863
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.08.08
平凡なオタク。
高校二年生 九十九 凪 ( ツクモ ナギ) は
いつものように学校へ登校していた。
だがある日。偶然通り魔に襲われてしまい、死亡してしまう。
その後転生する前に、神様にチートスキルを与えられるが扱い方が分からず
神様まで連れ込み転生先の異世界へ?!
文字数 6,502
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.08.11
何でも願いが叶う猫の眼を求めて海賊達が争う。
その争いに主人公の海賊は1匹の猫と出会うことで巻き込まれる。
文字数 12,601
最終更新日 2023.10.05
登録日 2023.09.26
目次
序章:突然の来訪
第一章:不思議な訪問者
第二章:秘められた目的
第三章:隠された真実
第四章:二つの世界の間で
第五章:脅威の影
第六章:絆を超えて
終章:星渡りの未来
エピローグ
文字数 13,621
最終更新日 2023.12.06
登録日 2023.12.06
小さな町、サウスクラップの郊外で悪党たちが集う廃墟。
用心棒として雇われていた主人公はいつものように暮らしていた、だがその日の夜だけは違った。
文字数 3,438
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
時計だらけの街、クロック・シティ。ここの各所で動く時計は、時間がバラバラ。同じ時を刻むものの方が少ない。そう、この街は時間が狂っているのだ。ある区域では、朝なのに、別の区域では夜だったり、どこかで雨なときに、他ではカンカン照りだったりするのである。ともかく、事象が滅茶苦茶だ。住む人々もとこか変人が多い。その中で、夢魔ミラーリアを相棒に「夢占い師」ドリムアート・アイゼンは自分で自分を占って、お得意先の錬金術師「ムーンジェルマン」の醜女の娘「ミストブルー」と結ばれる卦が出る。これを回避する方法を占うと「100の迷える子羊を助ければ理想の女性と結ばれる」という卦が出た。彼はこれに臨むべく、今日もこの、クロックシティで「夢占い」をする…。
文字数 14,138
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.04.19
「あなたの死んだ回数は9999回目~」その一言から始まった物語。
バカップル主人公のバトルストーリー、完結しました。
いつもお読みいていただいている方、始めて読まれた方もありがとうございました。おかげさまで完結まで仕上げることができました。本当にありがとうございました。
主人公の技を5章中盤までの分をまとめて公開中
1章は設定関連、2章前半は戦闘重視、2章後半から3章は人間描写が多くなります。4章はバトル回となります。技を捻ったせいかノリがファンタジーの枠から外れてしまった感がありますが楽しめると思います。
5章は学園編となりクライマックスへと突入します。
敵役はかなり不快な言動をとります。その報いは受けますが残酷な表現が時々見られますので、苦手な方はご注意ください。
主人公とヒロインが時々バカップルなことをしますので、こちらも苦手な方はご容赦ください。ハーレムがない分、こそばゆい場面がでてきます。
小説、初挑戦です。不備な点が多々あるかとは思いますが温かい目で見ていただけると幸いです。
文字数 199,283
最終更新日 2015.10.20
登録日 2015.09.27
1人の少女は家族と離れ、たった1人で異国の地、ヘリドラ王国にいた。
全ては--父と共に元いた国で幸せになるために。
その願いを叶える為に、彼女は父から言われた『太陽の逸材』と呼ばれる人間を何年も探していた。
ある日、ヘリドラの町に『太陽の家族』が最近帰国したと聞き、その人たちがいる屋敷へと少女は向かった。
屋敷の偵察中、ある男に見つかってしまったがその正体は『太陽の家族』の中の、仕事もせず遊び呆けてる所から周りに『太陽の黒点』と呼ばれる少年だった。
彼に殺し屋と疑われてしまうが、突如屋敷が何者かに荒らされ一旦保留になったが少女の容疑は晴れずに少年は一緒に屋敷に向かうと彼を殺しにやって来た殺し屋がそこにはいた。
殺し屋の仲間と疑われた少女だったが少年は少女の容疑を晴らす条件としてこういった。
「お前がコイツを追い払ったらお前が犯罪者じゃないと認めてやる。」
容疑を晴らすためにも自分の能力を使わずに殺し屋と戦うが、慣れない武器を使いこなせず悪戦苦闘。自分が殺し屋に殺されかけた時…少女の能力が開放される--
これは、似ているようで似ていない。そんな二人の成長物語。
文字数 8,257
最終更新日 2018.01.19
登録日 2018.01.04
「神」に復讐を誓うグロウの物語。
今まで更新ができていませんでしたが、タップリの時間ができたので今までの分頑張ります
(イラストがほしい方がいらしたら感想などで一言お伝えください)
文字数 6,192
最終更新日 2018.02.26
登録日 2018.01.10
高校生の荒走空那《あらばしりくうな》は最近、三つ年下の義理の妹、砂月《さつき》の奇行に頭を悩ませていた。
まあ、それはそれとして……実は今週末、幼馴染で恋人の大霧雪乃《おおきりゆきの》との甘いデートが待っているのだ! それもなんと、夜景の綺麗なホテルでディナーなのである! しかもしかも、食事の後は休める部屋まで用意してるとか……そそそ、それってぇ!?
彼は、大いに期待に胸を膨らませるのだった。
しかし、デート当日の朝である。
玄関で砂月が、目を潤ませて空那に抱きつく。
「ねえ、行かないでぇ……」
「ちょ、ちょっと……砂月さん? 離していただけませんか?」
砂月の唇が、ゆっくりと近づく。
「おにいちゃん……行っちゃ、やだよぉ。なんでもするから、今日は家にいて……?」
「いやあのね。俺達、一応は義理とは言え兄妹だし……その、これ以上はいけ……むぐっ」
唇と唇が重なり、静寂の中、二人の息遣いだけが聞こえた。
と、その時、不意に玄関がガチャリと開く。
そこには険しい顔をした雪乃が立っていた。その背後では空が怪しく曇り、雷がゴロゴロと不穏な音を立てている。
空那の目が驚愕で見開かれる。しかし、弁解しようにも口は塞がれ、言葉にならない。んーんーと呻く空那。
雪乃は唇を重ねる砂月を指差し、声も高らかに吠えた。
「そこまでよ! 魔王シェライゴス! 一度ならず二度までも、よくもこの私の恋人を!」
砂月が、ぷはぁと唇を離し、哄笑してそれに答える。いつのまにやらその肩には漆黒のマントが翻《ひるがえ》り、頭にはグロテスクで巨大な角が乗っかっていた。
「ふはははははは! よくぞ我が城へ来たと言っておこう、勇者アルカっ!」
火花を上げる少女二人に囲まれて、空那は呆然とその顔を交互に見比べる。
なんと、彼の妹は前世で魔王、幼馴染は勇者をやっていたと言う!
そして空那自身はと言うと……知将!? しかも、女だっただとぉ! なんじゃ、そら!
そんな中で知り合った先輩は驚愕の人物で、さらには町全体を巻き込む大事件に発展して……?
集英社ライトノベル大賞に入選したので、過去作品を小説家になろう用に改変して投稿してみました。できるだけ毎日3000~4000字を目安に更新していきたいなーと思ってます。最終選考はこれからです。小説家になろうにも投稿してます、がんばるからよろしくね。
文字数 129,674
最終更新日 2018.07.08
登録日 2018.04.11