歴史・時代 女性主人公 小説一覧
小説AI検索
18件
1
悪役令嬢 玉藻前
彼女を「狐」と呼んだ。 その噂が、やがて本物の九尾を生んだ。
「きっと、狐なのよ」
化粧もせず、愛想も悪い。
それなのに雅仁親王から愛される少女・藻女は、いつしか宮中で「男を化かす狐」と呼ばれるようになっていた。
そんな彼女には、愛する家族と男、そしていつも自分を庇ってくれる親友がいた。
不器用ながらも、穏やかな日々は続いていく。
――そのはずだった。
ある日突然、藻女のすべてが崩れ始める。
誰が。
何のために。
そして、なぜ自分なのか。
これは一人の少女が――
後の世に「九尾の狐・玉藻前」と呼ばれるまでの物語。
※玉藻前伝説をモチーフに独自解釈・再構成したフィクションです。実在の人物・歴史上の出来事とは異なります。
※ 原案・設定・展開は、ニカオが制作し、本文の文章化にAIを使用。対話と修正を重ねて、仕上げています。
2
【完結】芸者お糸、名を売らず
女の名に、誰が値をつけるのか――
天保十三年、大坂。
ある日、一枚の町触が下りた。
芸者も舞子も仲居も、遊郭の外では稼いではならない――。
十六から六年、唄と三味線で座敷を渡ってきた芸者・お糸。
だが役所の紙一枚で、その仕事も、「芸者」という名も消されようとしていた。
店を残すために名を変える者。
借金のため、新町へ送られる者。
町触を商いに変えようとする者。
灯が一つずつ消えていく大坂で、お糸は思う。
芸者でなくなれば、自分は何になるのか。
役所が仕事の名を決めても、女の生き方まで決められるのか。
紙に名を奪われようとする一人の芸者が、
唄と三味線、そして座敷で磨いた目を武器に、自分の残り方を探してゆく。
天保の改革に揺れる大坂を描く、実際の町触れを膨らませた歴史サスペンス。
◆◇◆
本作は、日本歴史時代作家協会にて2026年7月26日に開催された合評会へ提出した
『糸の名を奪う――天保の町触』に、事件・サスペンス要素などを大幅に加筆・再構成した作品です。
よろしければ、旧稿との違いもあわせてお楽しみください。
【旧稿『糸の名を奪う――天保の町触』】
https://rekishijidai.com/2026/07/sanryu_ryoshiro01/
【参考文献】
吉元加奈美(2013)
「近世大坂における遊所統制――町触を素材に――」
『都市文化研究』15巻、pp.13-27.
3
千歳の桜~藤原得子物語
平安時代の末期。
公家政治から武家政権へと移りゆくその直前に。
一人の姫君が誕生した。
名を藤原得子(ふじわらのなりこ)と言う。
稀代の悪女として、後の世に妖狐の化身と言われ。
九尾の狐、玉藻の前のモデルとなった。
このお話は、もしかしたら本当はこうだったかも?
史実を限界まで捻じ曲げた、あるいは限界突破して、
ねじ切ってしまったかも知れない物語。
挿絵はAI画像を使用。
4
風の歌よ、大地の慈しみよ
舞台は17世紀初頭のアメリカ。ポカホンタスはインディアンのポウハタン族の娘。旺盛な好奇心と豊かな知性に恵まれ、自然を愛し森の木々や妖精とも会話の出来る彼女は、豊かな大自然の中を自由に駆け回って暮らしていた。
ある日、彼女の前にイギリスから新大陸開拓の為に海を越えて来た男、ジョン・スミスが現れる。通じる筈のない言葉を心で理解し、互いの名を告げ、運命の出逢いに一瞬にして恋に落ちた。
しかし、二人の前には幾多の試練が待ち受ける……。異なる人種の壁に阻まれながらも抗い続けるポカホンタスとスミスの行く末は!?
大自然の中で紡がれる伝説の物語、ここに開幕!
ポカホンタス(Pocahontas、1595年頃~1617年)は、ネイティブアメリカン・ポウハタン族の女性。英名「レベッカ・ロルフ」。本名はマトアカまたはマトワで、ポカホンタスとは、実際は彼女の戯れ好きな性格から来た「お転婆」、「甘えん坊」を意味する幼少時のあだ名だった(Wikipediaより引用)。
ジョン・スミス(John‐Smith、1580年~1631年6月21日)はイギリスの軍人、植民請負人、船乗り及び著作家である。ポウハタン族インディアンとの諍いの間に、酋長の娘であるポカホンタスと短期間だが交流があったことでも知られている(Wikipediaより引用)。
※本作では、実在の人物とは異なる設定(性格、年齢等)で物語が展開します。
5
花嫁御寮 ―江戸の妻たちの陰影― :【第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞】
【♪♪♪第11回歴史・時代小説大賞27位 ありがとうございました(^^)♪♪♪】
名家に嫁いだ若き妻が、夫の失踪をきっかけに、江戸の奥向きに潜む権力、謀略、女たちの思惑に巻き込まれてゆく――。
舞台は江戸中期。表には見えぬ女の戦(いくさ)が、美しく、そして静かに燃え広がる。
結城澪は、武家の「御寮人様」として嫁いだ先で、愛と誇りのはざまで揺れることになる。
失踪した夫・宗真が追っていたのは、幕府中枢を揺るがす不正金の記録。
やがて、志を同じくする同心・坂東伊織、かつて宗真の婚約者だった篠原志乃らとの交錯の中で、澪は“妻”から“女”へと目覚めてゆく。
男たちの義、女たちの誇り、名家のしがらみの中で、澪が最後に選んだのは――“名を捨てて生きること”。
これは、名もなき光の中で、真実を守り抜いたひと組の夫婦の物語。
静謐な筆致で描く、江戸奥向きの愛と覚悟の長編時代小説。
全20話、読み終えた先に見えるのは、声高でない確かな「生」の姿。
6
もどろきさん
昭和六年の春
十六歳になる秋川千佳は、ある日突然訪ねて来た佐々木隆と出会う
『この人がお前のお婿さんだ』
父にそう言われ、千佳は今日初めて出会った軍人さんとその日のうちに祝言を上げた。
突然のことに戸惑いながらも、千佳は少しづつ隆に惹かれていく。
だが、時代はそんな夫婦の幸せを黙って見守ってはくれなかった。
世間の空気が不穏さを増し、日本全体が戦争への道をひた走っていく時代。それは、当たり前の夫婦の幸せを引き裂いて行く時代でもあった。
『ただ、無事に帰って来て欲しい』
激動の昭和を生きた、一組の夫婦の物語
この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』に掲載しています。
アルファポリスのみR-18版となります。
7
彼方へ -皆鶴姫伝説異聞-
文治3年(1187)霜月、動乱を目前にした平泉を訪れる者がいた。
名を皆鶴。陰陽師、鬼一法眼の娘であり、鞍馬から出奔した源義経を追い、長い旅の末この地に辿り着いたのだという。
彼女を快く受け入れる者、或いは警戒する者、様々な思いが彼女を取り巻く中、やがて皆鶴は藤原一門の一人として迎えられることになる。
しかし鎌倉・源頼朝の執拗な圧力により、泰衡達兄弟の軋轢は深まっていき――
というようなつもりで書いた話です。
(モチーフ : 岩手県・皆鶴姫伝説)
※ご注意
わざわざ書くまでもないことですが、作中における「鎌倉」とは一部描写を除き主人公側と敵対する鎌倉殿またはそれに連なる武士団等を指しており現代における特定の地域・団体または居住者等を指して作者が悪い意図を持ってあれこれ書いているわけではありません。ましてや地方間の対立を煽るような大それた目論見もありません。念のため。
日本が平和でありますように☆
8
天翔姫
「その手に掴んだものを、守り抜く。それが使命と心得よ」
時は江戸。かつて「独眼竜」の異名で恐れられた伊達政宗の次女、牟宇姫は、もうじき はとこ の石川宗昭に嫁入りすることが決まっている。自身の「むう」という変わった名前や、許婚である宗昭との関係に悩みながらも、信頼する乳母のすみや、異母姉の五郎八姫らの支えを受けながら穏やかに暮らしていた。
しかし、そんな平穏な暮らしを妨げるように、牟宇姫毒殺未遂事件が勃発。犯人の正体を探るため牟宇姫は自ら立ち上がるが――。
9
煮売屋おはるの江戸繁盛期
江戸の裏長屋の入り口にぽつんと佇む小さな煮売屋『春亭(はるてい)』。十七歳の看板娘・おはるは、半年前に亡くなった父の跡を継ぎ、たった一人で店を切り盛りしている。
しかし、肉体労働で汗を流す江戸の職人たちが好む「ガツンと濃い甘辛味」をどうしても再現できず、喧嘩っ早いが情に厚い常連客の大工・辰次からは「味が薄え!」と文句を言われる毎日。父の味を守るべきか、己が信じる出汁を活かした新しい味に挑むべきか、おはるは思い悩んでいた。
そんなある日の昼下がり。店の隅で酒を飲んでいた初老の客・源兵衛が、ぼそりと一言「大根の面取りが甘い。冷める時に味を含ませろ」と呟く。そのたった一つの助言に従っただけで、おはるの大根の煮付けは驚くほど深く、澄み渡った極上の味へと変化した。
凄まじい舌と料理の知識を持つ源兵衛は、一体何者なのか?
正体を明かさない彼からの、そっけなくも的確な「料理指南」を受けながら、おはるは料理人としての才能を少しずつ開花させていく。食欲の落ちた長屋の女将さんや、喧嘩した丁稚たち……ワケありの客たちの悩みをおはるの作る「人情めし」が温かく解きほぐし、店は次第に活気を取り戻していく。
だが、そんなおはるの前に、やがて『春亭』と彼女自身の料理人としての矜持を揺るがす、思いがけない試練が立ちはだかる――。
一杯の汁、一皿の惣菜に込められた真心が胸を打つ。読めば必ずお腹がすき、明日への元気が湧いてくる絶品のお仕事時代。
10
薄明色の神衣
持統天皇8年(西暦694年)の4月。女丁として田舎の邑から飛鳥の京にやってきた八木郎女は、突如荷物をまとめて飛鳥浄御原宮を出るようにと指示される。事情を知らない郎女はどこへ行って何をするのか見当もつかない。分かったことは行けば死ぬかもしれないということだけ――。人ならざるものを見る『見鬼』の才を持つ郎女は、たどり着いた先の寺で異形の荒神が周りの人々を殺していく様を目の当たりにする。はたして郎女は神の怒りを鎮めて無事古里に帰ることができるのか?のちに吉備真備の母となる楊貴氏を主人公とした、飛鳥時代末期が舞台の歴史ファンタジー。
11
少将様の紅袖
時は平安、華やかにして魑魅魍魎が跋扈する京の都。
検非違使(けびいし)として都の治安を守る権少将・高篠是実(たかしなのこれみつ)
京随一の文化人であり女人好きの色男のもとに仕える側女、呉乃(くれの)。
都に渦巻く愛憎と陰謀の中で、是実の「紅袖(くれないそで)」と呼ばれる彼女は
知恵と観察力を武器に、主君と共に次々と事件を解き明かしていく。
――いつか都に巣食う鬼を退治するために。
美しき歌人と冷淡な側女の、静かなる戦いが今始まる。
平安京×サスペンス×復讐劇。
12
大罪人の娘・前編
戦争はなぜ起こり、なぜ終わらないのでしょうか?
国境問題、資源獲得、イデオロギーの対立、宗教問題の4つが一般的に挙げられていますが……
至って単純な、5つ目を忘れてないでしょうか?
それは軍需産業、つまり『武器商人』の存在です。
「犯罪が行われた時、その犯罪によって利益を得た者こそが真犯人である」
と。
日本にも『戦国時代』という長く続いた戦国乱世の時代がありましたが……
この戦国乱世の原因が、京都や堺などの『武器商人の都』が経済面で日本を裏から支配していたせいだとしたら……?
実際。
京都や堺などの主要都市において、高い利息でお金を貸して人々を苦しめるに留まらず、武器弾薬の売買を盛んに行って平和を邪魔し、戦場での略奪行為にまで手を染めて女性や子供を攫い、人身売買で大金を稼いでいた『富裕層』が存在していたのは紛れもなき事実なのです。
「『戦争の黒幕』を倒さない限り……
長く続いた戦国乱世を終わらせることはできない」
この結論に達した織田信長と豊臣秀吉、そして徳川家康が……
表向きは笑顔で彼らと手を組みつつも、その裏で激しい敵意と憎悪を燃やし、彼らを根絶やしにする機会を虎視眈々と狙っていたとしたら?
織田信長が比叡山、そして京都で手を染めた未曾有の虐殺と略奪。
豊臣秀吉が民衆から武器を取り上げるために出した検地刀狩令、人身売買の温床となった南蛮貿易の停止を目的に出した伴天連追放令。
徳川家康が豊臣家を滅ぼすの際に残党狩りと称して行った大阪商人たちの大量虐殺。
歴史書においてこの上なく『冷酷非道』と非難されている行為も……
本当の狙いが戦争の黒幕の根絶やしにあったとすれば?
きっと。
皆様の読んできた歴史書の中身は、大きく書き換えられることになるでしょう。
この小説は……
『表面』からしか見ていない歴史書へのアンチテーゼとして、『裏側』から見た歴史を、歴史書の逆方向から同じ温度と質量で描くことを目的とした歴史小説です。
【前編】
第壱章 前夜、凛の章
第弐章 戦国乱世、お金の章
第参章 武田軍侵攻、策略の章
第肆章 武器商人の都、京都炎上の章
第伍章 引き金、弦の章
第陸章 長篠設楽原、決戦の章
凛を中心とした女たちの闘いが開幕するまでの序章を描いています。
【本編】
第漆章 女の闘い、開幕の章
第捌章 石山合戦、復讐の章
第玖章 義父追放、謀反の章
第拾章 本能寺の変、黒幕の章
第拾壱章 関ヶ原合戦、ガラシャの章
最終章 女帝誕生、春日局の章
(他、いずもカリーシで掲載しています)
13
『海民』―マージナル・ウーマン―
三つの名前を持つ少女がいる。
マリア,梅,美玲。
ポルトガル人の父と,日本人の母の間に生まれ,寧波で育ち,今は平戸の商家に身を寄せている。十八歳。どの国にも,どの旗にも,属さない。
言語は武器だ。日本語,中国語,ポルトガル語を操り,港で通訳として生きている。しかし言葉を運ぶ者は,荷を持てない。どの言葉も完全に自分のものではなく,どの岸にも根を張れない。孤独と自負が,同じ形をして,胸の内に住んでいる。
ある夜,かつて父の仲間だった海商の配下が接触してくる。石見銀のマカオへの輸送,その橋になれ,という申し出。断る理由は,ない。受ける理由も,まだ,ない。
三日,考えた。
海を見た。波が来て,砕けて,返るのを,見た。
受けた。
その選択が,六年間消息を絶っていた父との再会へ,そして自分がこの海に存在することの意味へと,マリアを引っ張っていく。
父は,生きていた。南の海の,どこかに。
父が残したアストロラーベには,途中で終わった目盛りがある。続きを,お前が刻けばいい,と父は言った。
橋は,二点を繋ぐ。しかし結び目は,複数を繋ぎ続ける。
どこにも属さないことは,欠損ではない。どこへでも行けることだ,とマリアは,この航海で,少しだけ,信じ始める。
16世紀の東アジア海域。銀が動き,言語が混ざり,国家の枠組みが意味をなさない「海民のネットワーク」の中で,一人の少女が,自分の地図を刻き始める物語。
14
混血の守護神
まだ歴史の記録すら曖昧な時代の日本に生まれた少女「円(まどか)」事故から偶然、大陸へ流される。
皇帝の不死の秘薬の実験体にされ、猛毒を飲まされ死にかけた彼女を救ったのは神様を自称する子供だった、交換条件で半不死者と成った彼女の、決して人の記録に残らない永久の物語。 一応世界史ベースですが完全に史実ではないです
15
チルーの拳 琉球美少女拳士の闘いと恋の物語
男なら誰もが一目惚れしちゃう超絶美少女!
なのに腕自慢の男たちが束になってかかっても敵わない剛力で拳法の使い手。
こんな女の子が実在したって、あなたは信じられる?
19世紀の琉球王国(現在の沖縄県)に実在した、類まれなる美少女でありながら最強・無敵の唐手(トーデ=現在の空手)の使い手であった、”与那嶺の武士”こと与那嶺チルーの物語。
裕福な商家に生まれたチルーは、美しい容姿の少女であったが幼少のころより手組(沖縄相撲の原型)を好み、力比べでは男子でも敵うもの無しの剛腕の持ち主。
そんなチルーの父親の悩みは、このお転婆娘を嫁に貰ってくれる男が居るだろうか・・ということ。
ある日、妹のカミーとふたりで川に涼みに出かけたときに乱暴者に危うく凌辱されそうになったことがきっかけで、トーデの使い手に弟子入りを志願する。美少女拳士・チルーの闘いと恋の物語。
※この作品は史実にヒントを得たフィクションです。時代考証、特に沖縄空手史に関する考証は作者の個人研究に基づくものであり、異説・諸説あると思われますが、物語の進行のため断定的に書き進めておりますのでご了承ねがいます。
16
小さな国だった物語~
キエフとモスクワ。
現在まで続く、1000年の呪いの物語――
12世紀、現在のウクライナ~西ロシアの一帯は、キエフを中心とする、ルーシと呼ばれる諸公国の集合体によって統治されていた。
1132年、ル-シの間で大公の座を巡る争いが勃発すると、リャザン公グレプは西方への備えとして、トゥーラの地に小さな砦を築くことにした。
さらに臣下の意見を容れたリャザン公は、ロイズと名乗る青年を、彼の伴侶と共にトゥーラに送る――
『専守防衛』
小さな国を守ろうとする二人だが、ルーシの大地には戦禍が拡がっていく――
小さな国にも、家族があり、絆は紡がれ、恋が生まれる――
それらを守るため、二人が選ぶ道は?
-------
*より良い作品とする為、物語の軸は崩さぬ範囲で都度、改稿しております。ご了承下さい。
*良いも悪いも気になるも、感想、ご意見よろしくお願いします。
反戦のメッセージを表した作品になります。
読み進めて頂ける内容だと感じましたら、是非ツイッター等SNSで紹介してみて下さい。励みになります。
参考文献:
ロシア原書年代記(名古屋大学出版会)
中沢敦夫 『イパーチイ年代記』翻訳と注釈 /富山大学人文学部
日本古代ロシア研究会 各資料 ほか
17
鋼に咲く花 — 戦国鍛冶女房記
――刀は、命を奪うためだけにあるのか。
戦国時代、名もなき農家の娘・お千代は、刀鍛冶の家に嫁いだ。
鋼に火を入れ、命を宿すその仕事に、女の居場所はないと言われた時代。
それでも彼女は、火を絶やさず、刃に“祈り”を打ち込んだ――。
斬るためではなく、護るための刀を。
そして、傷ついた土地に生きるための鍬や釜を。
火を守り、命を繋ぐ、ひとりの鍛冶女房の生き様を描いた、静かに燃える歴史小説。
18
花の舞う海〜倭寇に勝った女の物語
【本作は、大幅加筆修正し、『倭寇英傑列伝 瓦氏夫人〜倭寇に勝ったスーパーヒロイン』と改題のうえ、ペーパーバック&電子書籍化いたしました。本欄では引き続き、各章の冒頭部分を公開させていただきます】
日本では川中島の合戦がおこなわれていたころ、上海近郊の海岸で倭寇軍と明軍とが激突した。勇猛な倭寇の大軍に対し連戦連敗を喫した明朝は中華一精強といわれる「狼兵」の投入を決める。狼兵を率いるのは「私もう決めたから。あとはやるだけ」が口癖の天真爛漫な美女将軍、花蓮。中国南部の覇者だった夫の不幸な死や、その後の激しい後継争い、知の巨人王陽明との出会いなど、波乱万丈の半生を生きてきた彼女は、無双の弓術と卓越した戦術、自ら鍛え上げた兵により、「胡蝶の陣」を駆使する日本人軍師を打ち破り明朝に初めての勝利をもたらす。
16世紀の広西壮族のスーパーヒロイン瓦氏夫人をモデルとして描く大河小説。リアル『ムーラン』。
◆単行本500ページ超の長編です。ウェブ掲載のためにかなり圧縮したのですが、主人公の人生があまりに波乱万丈で、どうしても長くなってしまいました。
◆全4章で、第1章は主に広西右江流域の覇者だった岑猛の視点で描かれます。第2章は岑猛死後の後継争いで、第3章でようやく主人公は海に出て、日本との関わりが始まります。タイトルにある倭寇との戦いは第4章なので掲載は4月後半ころからとなります。末長くお付き合いくださいませ。
◆登場人物、地図、明代の官職名等については、いつでも参照いただけるよう、各話の末尾に「登場人物」「関連地図」「単語の説明」ページへのリンクを付けてあります。
◆縦書きで読んでいただくことを想定し、数字は漢数字で表記し、改行ごとの一行空けを原則していません。なるべく縦書きの設定でお読みください。
18件
アルファポリスの歴史・時代小説のご紹介
アルファポリスの歴史・時代小説の一覧ページです。
架空戦記から時代ものまで様々な歴史・時代小説が満載です。
人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。