絵本小説一覧
ある山奥に、真っ赤な赤鬼が住んでいた。
赤鬼には家族がおらず、いつも1人だった。
赤鬼は、ずっと1人だったので、友達が欲しかった。
ある時、そんな赤鬼の家に、人間の男の子が迷い込んだ。
男の子は、目が見えなかったので、赤鬼を怖がらなかった。
赤鬼は、男の子を心配して家に連れ込んだ。
赤鬼は、男の子と話すうちに、少しづつ仲良くなった。
でも、赤鬼の正体がバレたら、きっと怖がられ、嫌われてしまう。
赤鬼はそんな不安を抱えつつ、男の子と過ごしていく。
文字数 2,806
最終更新日 2022.08.18
登録日 2022.08.18
ある町に、一人の男の子がいました。
どこにでもいる平凡な男の子、ノア。
ノアにはひとつの夢がありました。
それは、月へ行くこと。
でも、ノアには月へ行く方法がありませんでした。
平凡なノアには、宇宙に行くロケットなんて持っていませんし、そんなお金もありません。
ノアはどうにかして月へ行こうと、友達のメープルと、双子の弟のニアと、試行錯誤します。
文字数 2,534
最終更新日 2022.08.18
登録日 2022.08.18
キャッチコピー
「誰だって障がい者になる」
本作は先天性障害と後天性障害の差別をテーマにした絵本原作となります。
※障がい者を酷く差別するシーンがあるので閲覧にはご注意ください※
知的障がいの弟みちるを持つかける。
ある日ママと三人でおばあちゃんの家に遊びに行く。
健常者であるかけるは可愛がられ、障がい者のみつるはおばあちゃんに冷たくされる。
ママが三人目が出来たと報告をすると、おばあちゃん怒った。
かけるのパパが発達障がい者だから、
「障がい者が子供を作ると、障がい者が出来る!」と……。
絶望するママを見て、かけるとみちるが取った行動とは?
文字数 3,437
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.11
文字数 1,909
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
ここは、なんでも願いが叶う星。
叶える方法は、頭の中で願うだけ。
どんなものでも、どんな事でも、思いのままに叶えられる。
これは、この星で生きる、5人の子供たちのお話。
文字数 1,307
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
にぎやかな公園に生まれた大きなセミ。
公園で一番大きな木のてっぺんで、誰もよりも大きくな声で鳴いて、生きてることをアピールします。
暑い夏を生きた、セミの短い一生のお話。
文字数 2,198
最終更新日 2022.07.23
登録日 2022.07.23
あるところに、4人の仲良し家族がいた。
みんな、食べることが大好き。
朝も夜も、仲良くみんなで食べていました。
ある日、隣のおばさんがカニをくれました。
とっても大きな、美味しそうなカニ。
4人はみんな、カニが大好き。
隣のおばさんがくれた、ひとつのカニを巡り、仲良し家族の戦いが始まる…。
文字数 2,059
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
かわいいふたごの男の子
泣いて笑って
けんかして
お互いきらいって言ってるのに
いつもくっついてる
その名もさくらんぼ兄弟
文字数 428
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.05.10
夜中にノックが聞こえても、絶対に出ちゃいけないよ。
それはお母さんでも、お父さんでもない。
ましてや、夜中に友達は来ない。
それは、こわいこわーい妖怪かもしれないよ。
文字数 233
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.09
ぐっちーは世界の中のいろんなことが気になるなる!
今日もいろんなことをなんで?なんで?と聞いていくよ
文字数 5,367
最終更新日 2022.05.09
登録日 2021.09.07
学校で聞いた不思議な噂。
誰もいない教室で、ある儀式を行うと、もう一人の自分を作り出せる。
顔の形も体の作りもそっくりの、もう一人の自分。
もしもう一人の自分がいれば、学校を代わりに行ってもらって、毎日ゲームし放題。めんどくさい塾だってサボれちゃう。
「最高!最高!」
この噂を聞いた、小学四年生ののぞみちゃん。
面倒くさがりで、毎日好きなことだけしたいと思ったのぞみちゃんは、早速儀式の準備に取り掛かります。
しかし、その儀式の恐ろしさを全く知りませんでした…。
文字数 4,542
最終更新日 2022.05.06
登録日 2022.05.06
全てはスイカの爆発から……
不運な青年『ムラサキ』がひき逃げ事件から過去を振り返る。
そして、ある秘密を持つ幼馴染『水色』との思い出と……交わした約束。
暗くて友達のいないムラサキが、天真爛漫な水色と過ごす、少し笑えてどこかほっとする日常?を送る!
文字数 7,919
最終更新日 2022.04.11
登録日 2022.04.06
文字数 9,639
最終更新日 2022.03.22
登録日 2022.03.19
大人の絵本ずきの人たちのために、少し残酷で悲しい話を書いてみました。
もちろん、子供である、あなたが読まれても、楽しんでいただけると思います。
話の内容ですか、それはお読みになってください。
文字数 1,837
最終更新日 2022.02.09
登録日 2021.11.09
ある日、パパから貰った大きな箱。
「大きくなったら、開けなさい」
パパは僕にそう言った。
中には何が入っているんだろう。
5歳になった僕は、その箱を開けてみた。
文字数 1,656
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.02.02
文字数 4,170
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.01.20
絵本作家を夢見る彩絵は進学を控えた中学三年生。幼馴染の高校生・大樹に心配されながらも、三者面談が間近に迫るある日のこと。彩絵は町を訪れた絵描きのニーナと出会ったのでした。
一方、喫茶店『マダムの庭』を営むミツとの約束を果たすために来日していたニーナですが、もうひとつ明かせずにいる理由があったのです。
彩絵とニーナ、大樹。彩絵と家族。そしてニーナとミツ。それぞれの関係が変化し、それぞれが選び取った選択は?
彩絵の成長を通して描く人間模様。笑いあり涙あり、になっているといいな。
※自身が書いた芝居用の台本を小説に書き起こしたものです。
文字数 60,093
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.12.29
マフィは元気なウサギの女の子。
今日はお友達のカエルくんとお散歩に行く約束。
でも、マフィったら寝坊しちゃって、カエルくんと喧嘩しちゃった。
さて、どう謝ればいいのかな…?
文字数 2,657
最終更新日 2022.01.05
登録日 2022.01.05
朝、起きると外は真っ白。
マフィは生まれて初めて雪を見ました。
早速、小さな雪だるまを作りました。
ころころ、ころころ、心を込めて。
「作ってくれてありがとう!」
雪だるまができると、なんと喋りだしました。
小さな女の子マフィと小さな雪だるまのお話です
文字数 2,361
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.12.30
今年もやってきた、クリスマス。
年に1度、欲しいものが手に入る。
でも、タフィにとっては違った。
貧しい家で育ったタフィには、クリスマスなんて関係ない。
「あぁ。本当にサンタさんがいるならば、なぜ僕の所へは来てくれないんだろう」
文字数 2,835
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.12.24
ねずみくんは、歩くのが遅い。
足が短いから。歩幅が小さいから。体が小さいから。
大きなゾウさんにも、足の長いキリンさんにも、たくましいライオンさんにも、つやつやカブトムシくんにさえ、置いてかれちゃう。
でも、歩くのが遅くたって、ねずみくんはねずみくん。
文字数 719
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.12.22
いつも口うるさいお母さん。
あれしなさい、これしなさいって、いつもうるさい。
でもある日、お母さんが帰ってこなくなっちゃって…。
文字数 2,670
最終更新日 2021.12.15
登録日 2021.12.15
焼肉を無限に食べたい…。
そう願って眠りにつくと、なんと超巨大な焼肉が目の前に…。
「わーい!焼肉食べ放題だー!!」
文字数 566
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.12.14
魚は空を飛べない。
鳥は海を泳げない。
キリンは鼻が長くない。
ゾウは首が長くない。
ウサギは硬い甲羅がない。
カメは早く歩けない。
文字数 763
最終更新日 2021.12.08
登録日 2021.12.08
精霊たちはふわふわと浮かんでは飛んでいく。漂って、流れて、そして言葉を交わす。でもうそばかりついてしまう。それは本当なのか、うそなのかもわからない。あるものはなんども生まれ変わって、うそをついて、自分が言った言葉すら忘れてしまう。
文字数 1,052
最終更新日 2021.12.01
登録日 2021.11.20
ハムスターに似ているから「ハム君」。公太郎はみんなにそう呼ばれている六歳の男の子。
ある日、妹と二人お使いに出かけた先で、道に迷います。夕立にあい小さな、小さなお稲荷様に駆け込んで雨宿りをします。夕立が雷雨となっていく中で心細くなっていくハム君。
そんな中、煙管で煙草をくゆらして、人の言葉を操る不思議な蛙に出会います。蛙は妹が事故にあわないように気をつけた方がいいとハム君に忠告しました。
その後、ハム君は蛙に会うため、何度もあのお稲荷様を探しに行きましたが、あの場所を見つけることはできませんでした。
小さな兄妹が、その不思議な体験を忘れたころ、ハム君の妹と母親が交通事故にあい、危篤状態となります。
心配と不安のあまり眠れない夜、ハム君は雨の日にお稲荷様で出会った不思議な蛙の忠告を思い出します。二人を助けたくて、いてもたってもいられなくなったハム君は、夜中こっそり家を抜け出し夜道を一人駆けだします。蛙に会うためにお稲荷様を目指します。
そうして、ハム君の不思議な冒険が始まるのでした。
文字数 20,575
最終更新日 2021.12.01
登録日 2021.12.01