純文学小説一覧
文字数 25,181
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.04.28
「第7回 ほっこり・じんわり大賞」コンテスト参加作品です。2020年、世界中を襲った感染症。主人公が営む居酒屋も大打撃を受けた。だが、家族のため、従業員のため仕事を守らなければならない。全力を挙げ経営維持に努める中、主人公が体調を壊す。感染が疑われる症状が出たが、幸いにも陰性だった。その直後、今度は腰を痛める。2度続いて経験した体調不良に健康の大切さを肌で感じた。その経験から主人公は一大決心をする。その内容とは・・・。責任者としての心の苦悩をリアルな時代背景の下、克明に綴っていく。
文字数 190,461
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.06.06
引っ越し先には危険な隣人が一杯。
部屋を紹介してくれた親切な裏の爺さんは人が変わったように不愛想に。
真向いの風呂好きはパーソナルスペースを侵害して近づくし。
右隣の紛らわしい左横田さんは自意識過剰で俺を変態ストーカー扱いするし。
左隣の外人さんは良い人だけど何人隠れ住んでるか分からないし。
唯一の救いの彼女は突然いなくなっちゃうし。
警察は取り合わないし。
やっぱり俺たちがあんなことしたから……
文字数 31,816
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.08
代々受け継がれてきた箪笥には、様々な噂が付き纏っているが、確実な話が一つだけ存在している。
それは、〝箪笥が開くと必ず人が死ぬ〟ということ。
呪具とまで言われ一族から忌避されてきた箪笥だが、現所有者である正子だけは箪笥の秘密を知っていた。
所有者は一人。
しかし、来たるべき時が訪れるまでは、触れることも眠っているモノを取り出すことも出来ない箪笥。
新たに受け継ぐ者を選び、口伝すれば所有していた者の役目は終わる。
だが、抽斗の中には大切なモノが収められていて。
あの世に持っていけるのかも、この世で使い果たせるのかもわからない箪笥の中身。
収められていた〝何か〟を手にしたとき。
人は何を感じ、何を思い出すのだろうか。
これは時代を繋ぎ、人々を見守ってきた、見失われた時間を与える不思議で温かい箪笥と所有者達の物語である。
文字数 49,927
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.06.30
覚えているのは、その人が私を傘に入れてくれなかったことだーーー
2連休、ごめんねーーー
手に入れることができないから、ある時から祈り始めた、ある人のこと。
過去の忘れられない瞬間を閉じ込めたような、短編集です。
順不同、気になるタイトルの物語から読んで下さい。
文字数 20,536
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.05.22
1000文字前後で書いた一話完結の短いお話。恋あり、SF風あり、ファンタジーあり、散文詩的なものもありとバラエティ豊かな物語の数々です。すぐ読めるので、何か少しでも心に残れば幸い。いわゆるショートショート的なオチはあまりないので悪しからず。
文字数 48,683
最終更新日 2024.07.24
登録日 2022.05.14
文字数 152,290
最終更新日 2024.07.21
登録日 2023.04.16
ガラス工芸職人の師匠を亡くした亮介は失意の中にいたが、職場見学にきていた小学生たちの熱と師匠と交わした最後の言葉から作品制作を再開する。立ち止まっていた人間の新たな一歩を描いた物語。
文字数 3,786
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
文字数 497
最終更新日 2024.07.18
登録日 2024.07.18
両親が養育機能不全で、施設と自宅をいったりきたりして育った少女リコは、
愛着障害と気分障害を抱える。
何度も自傷を繰り返し、入院したリコは、病棟でレンという同じ境遇の男の子に出会い、恋や生きる意味を初めて見つける。
しかし、レンは……。
人生の苦しみを描きながらも、はかない恋の美しさを描いた物語。
※エロ、グロ、ありません。
文字数 31,280
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.05.23
忘却と再生ー
信じた「真実」は、まやかし。思い過ごし。
信じるものは、救われるー確かに。
真実は、恐らく一つではない。
見る者によって、見えるものは違ってくる。それこそが、真実。
真実を旅する幸せ者のお話し。
文字数 323
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
「山の杜」「私の話」に続く山の杜三部作の一つです。
留年を機に重圧と自分への失望から自殺を考える主人公。
そこである少女に命を救われ、山の杜へと招待される。
そこでおなじみの動物たちとの触れ合いの中で自分の大切なものを見つけていくお話です。
文字数 9,148
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
「山の杜」の同舞台にて起きたスピンオフ作品です。
ある少女が子ぎつねを助けたことをきっかけに山の杜へと招待されます。
果たして少女の運命は?
文字数 5,475
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
いじめを受け自殺を考える主人公「僕」。
自殺をしに山に来るとそこで言葉を話す不思議な動物たちと出会う。。。。
彼らとの出会いを通して、詩、音楽、絵など、また、他者からの愛を受けて
果たして「僕」はどのような答えを出すのか?
宮沢賢治とくまのぷーさんのような世界観と評された小説です。
おたのしみに!
文字数 12,334
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.07.13
文字数 1,188
最終更新日 2024.07.10
登録日 2024.07.10
安楽死制度が可決した、芸術の国“フランス”。
フランスの安楽死技術は世界一と評されており、海外からの自死希望者の申請も殺到している。
希望者は安楽死の申請が通り次第、国の施設機関“永眠センター”で、40日間優雅な時間を過ごす事を義務付けられている。
そこでは動機は違えど、同じ境遇者同士が出会い、“生”からの解放・“死”を望む、それぞれの希望者達が友情・愛・共感・喪失感など様々な“感情”を体感する。
そして人々には、天と地の狭間の“休息園”と呼ばれている。
文字数 67,206
最終更新日 2024.07.08
登録日 2024.06.29
登場するもの:Árbol de Cerezo「チェリーブロッサム(桜花)」
思い人:「wakonia 48006 テキーラ 死体解体人 真相 (組織に従順、冷酷無敵)」
明海界の王:「明鏡の桜花、桜花の宿敵、衝撃のラスト現実世界で殺害される」
組織:「ベンチャーキャピタル」
資本主義:「キャピタリズム、18世紀のイギリスで芽生えた思想(政府改造計画その表裏一体の穢れ)」
テキサス麦畑「主人公の故郷、夢の中の故郷」、ブラックファンタジーの世界観、ジャポネ「日本」
他、「すずりはさくらの本棚」にある本を参考資料に組み立てる、または組み立てた物語。
セックス改造計画書提案まで・・・・・・。
プロットの内容:Arbol de Cerezo 「チェリーブロサッム(桜花こと遠藤さくらの夢の中の出来事)」
ふくみだし:シエスタ「昼下がりの就寝」と夢の中にて出会った場所で起きる数々の出来事。
主人公は、桜花。桜花は、殺人事件へと巻き込まれて行く。次第にその夢に耐え切れなくなる。
お祈りしても、神々の栄光を唱えても、逃れられない残酷な日々。それを綴ったいちを学術研究書。
精神売買、夢の中で取引されるものへの嫌悪、ホラーを通り過ごした日常から学ぶべきものとは?
ひとりの小説家の日常とその道を描く。
ジャンル:「ブラックファンタジー」、「実話」、「夢の中での出来事」、「日常」、「精神医学」。
医学的見地:精神医学界「医学」と著作権「政治家とカネ(金)そして、弁護士を含む(共著)」。
闇の利権を描く。性とは?人間とは?に焦点を当てた物語構成。
心がけた点:一部に五千文字を割いた「虚構」での汚点の改修作業と読みやすさ。
文体:現代法とかな法、および、「」法に基づく知見。知見に基づく、医学的見地。社会的な模倣。
「さく者のひとりごと」
途中から「文学作品」としての価値は認められるも、賞には満たないと言われる。三社検討していただき、全落ちしたので、まあ、まあ、満足している。エロに偏りすぎず、毎回殺人を含めるのはどうしてかしら?編集部長さんの問い。これに関しては何も返す言葉が無く、文学的価値はあるけどどうかな?これも、編集部長さんのどうかな?は「無い」を意味している。三社目、「翻訳版も落ちた。」英語を勉強し始めたので、アメリカ英訳に挑戦した。芥川候補作品などと銘を打つが、その実態は、さらに汚点を拡げる波紋を呼んだ作品となる。無理矢理嵌め込んだ、スペイン語も意味不明との指示を受けてこりゃダメだなと思う。原文の読み直しと次作へ気持ちを「がんばる」へ繋いだ。今回感じた最も強い言葉:「読んだ物や聞いた物しかかけない。小説家はいらないらしい。」
文字数 103,014
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.06.20
宅配便の配達をしている僕の小学生の息子が学校でほとんど話をしていないらしい、と分かる。幼稚園の時は元気な子だったのに。夫婦で思い悩みつつ、内向的な性格を今も完全に克服はできていない自分自身の半生についても思いを巡らせる。
文字数 32,809
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.05.04
中下大学に通う大学二年生、辺野人成は、軽音サークルで出来た友人達と平和な夏休みを過ごそうとしていた。そんなある日、辺野の元に高校時代の同級生、初恋の人青井空が訪ねてきて言った。
「また高校のメンバーとバンドを組んでほしい」
なんでも、高校時代の恩師、川瀬先生が重い病にかかってしまい、その川瀬先生が最後の願いとして、辺野がかつて組んでいたバンド、『バンドリバース』の演奏が聴きたいらしいのだ。ためらう辺野だったが、高額の報酬に目がくらみ、結局その提案を承諾してしまう。その後、順調に元メンバーを集める辺野達だったが、一人のメンバーが既に死亡していることを知る。しかもその元メンバーは呪い殺されたというのだ。これをきっかけに辺野達は、呪いとはなにか、そして呪いに関わる人々の苦悩と後悔を知ることになる。
文字数 50,404
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.09
文字数 7,928
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.22
文字数 7,982
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.22