「同種」の検索結果
全体で19件見つかりました。
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神界で魂の管理をする、死ノ神リュドシエル。
しかし訳あって自身が何のために神として生きる存在だったのか、大半の記憶を失って人界に転生することになる。
二度目の人生、それは人界でリヒト・レンベルとしての暮らしだった。幸せを掴んでいたその日々も、ロベルト王国の騎士団による不条理な行為によって失ってしまう。
そんななか同じ境遇の少女、リーズを連れてとある教会にたどり着く。そこからミレーユと名乗る人間では珍しい緑色をした髪を持つ女性と出会い、そこからリヒトは少しずつ力を手にして行くこととなる。
魔王と手を組んだり、魔族のため同種族(人間)と戦ったりと次第に死ノ神としての力と記憶を取り戻していく物語である。
文字数 111,031
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.04.27
モンスターや魔物の生態から戦闘時の注意、ステータスまで完全網羅!?
異世界、ファンタジー世界に登場する架空の生物の図鑑です。
異世界召喚、異世界転生への備え、または創作活動のお供にどうぞ。
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ここに記載されているのはあくまで一例であり、著者が実際に冒険で出会って観察して記録をつけたものや各地の伝承を元にまとめたモノにすぎない。
この世界には他にも数多くのモンスターが存在している。
種類により特性や能力が大きく異なるのはもちろんのこと、生息地によっては同種でも独自の進化を遂げている可能性も高い。
冒険者は事前にそれらのモンスターに対して対策を十分に寝る必要があるだろう。
この本がその助けになればと願っている。
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もし本文をそのまま利用したい方がいましたら、Twitterの方にDMお願いいたします。
表紙は作者がAIを使用して作成しました。
カクヨム、小説家になろう、ノベルバ、ノベルピアにも投稿しています。
文字数 286,163
最終更新日 2023.07.12
登録日 2023.04.24
しがない薬師のソニアは森で珍しい薬草を見つけた。高く売れると浮かれてたら現れた高慢ちきな高等薬師に薬草を寄越せと絡まれてしまう。高く売りつけようとするソニア。それに腹を立てた高等薬師は魔法でソニアを猫に変えてしまう。魔法を解くには同種族の精液が必要と言われ…。失意のなか魔物植物に襲われるソニア。お終いかと思ったとき、鳴き声を聞きつけた引きこもり薬師のダーレンがソニアを救う。ソニアは人間に戻れるのか?
文字数 6,015
最終更新日 2024.01.03
登録日 2023.12.31
フェロモンは動物が同種の個体に対し一定の行動や発育を促す生理活性物質である。
例えばミツバチは巣に危険が迫った際、針からフェロモンを出し仲間に危険を知らせる。雄のブタは発情期の雌に対し、アンドロステノンというフェロモンを出し、交尾を誘引したり、排卵を活性化させる。
生殖行為を促すフェロモンに絞っても 1600 種以上が既に発見されており、生物界におけるフェロモンによる行動促進は枚挙に暇がない。
動物の場合、フェロモンを感受する器官は主に鼻、嗅覚となる。そこから脳へ伝わり、無意識下で生理変化を促される。
対してヒトに関するフェロモンに存在が証明されたものはない。感受器官である嗅覚に関しては、視覚の進化に伴いヒトは退化を選んだ。
特にコミュニケーション手段が多様化している昨今、嗅覚に頼る必要も薄れてきているのかもしれない。
ただそんな現代社会で自由にフェロモンを操るヒトが存在したらどうだろうか。行動誘導、体質改造、生理現象管理を本人にすら気づかれずコントロールできるようなヒトが、下劣な下心を持ってしまっていたら…
※ノクターンノベルズにアップしていた同名作品を加筆修正したものです
※同一作者です< 麻色 = ちゅー太 >
文字数 50,472
最終更新日 2020.02.07
登録日 2020.01.29
『〝アイドロイド〟の秘密とは!?(微グロ注意)』
ショートショート・ホラーSFです。
次の作品を見て感動し、書きました。
動画 『Help me!!』 (iDOLM@STER) https://www.youtube.com/watch?v=9XShnWPkp1U
奇想譚から文明論まで湧き出すような、
素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に感謝します。
昔、アイマスキャラの可愛さとダークな映像美の対照に衝撃を受け、
通っていたネカフェで何度となく見ていました。
こんなにギリギリの音声スプラッターを妄想してしまったのは
当時の私的事情のせいか、歌詞の内容への嫉妬のせいか!?(笑)
でもよく考えると、昔『ブラックマジック M-66』なんて、
軍用アンドロイドが暴走するアニメもありました。
その後の『化物語』やドラマ『ザ・ボーイズ』では妖怪や超人が暴れ、
最近では『Vivy -Fluorite Eye's Song-』でも、同種場面がありましたね。
悪い異星人の作戦は、小説『地球への追放者』などのパターンです。
TVドラマ『V』と同じく、人間に偽装した爬虫類人が懐かしい!
ちなみに拙作群のアスモデウスちゃんもレプティリアンですが、
リボンが可愛い善玉(笑)です。
最期に救いを残そうと思ったら結局、
『Lucifer(ルシファー)』シリーズの一編になりました。
良くも悪くもとれるメリーバッドエンドですが、
お好みにより、この部分は読み飛ばしてもいいかもです。
ご興味のある方は、『Lucifer(ルシファー)』シリーズの他作品や、
エッセイ『文明の星』シリーズなども、ご覧いただけましたら幸いです。
文字数 1,804
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
体が植物で覆われた、【植物人間】という未確認生命体が現れた街。
街は巨大植物に覆われ、植物人間は人間を同種へと変えていく。
植物人間に蝕まれ始めた人類には、まだ危機意識などなく…
この植物が、地球にどれほどの不幸を呼ぶものかも知らずに。
この物語には犠牲者がいる。
非道な実験で、植物人間にされてしまった子達
植物人間に人生を壊された、罪のない子達
運命の鍵を握る、植物人間の子
植物人間の驚異が迫る時、彼等は動き出すのだ。
どんなに傷を背負っても…
それでも子供達は、親に愛を注ぐ。
※この物語には暴力、心無い描写等が含まれます。
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※公開日
第一章『精神病質―サイコパシー―』 2021/12/29~2022/01/16 一日置きの22時に投稿
第二章『正体―アイデンティティ―』 2022/01/20~2022/02/15 一日置きの22時に投稿
第三章『平穏―ピースフル―』 2022/02/19~2022/03/03 一日置きの22時に投稿
第四章『侵食―エローション―』 2022/03/07~2022/04/06 一日置きの22時に投稿
第五章『大絶滅―グレートダイイング―』 2022/04/10~2022/04/26 一日置きの22時に投稿
番外編(章が終わる毎に投稿)
第一章番外編 五島麗奈―植物人間の妻― 2022/01/18 22時投稿
第二章番外編 九重芙美香―毎日が楽しい理由― 2022/02/17 22時投稿
第三章番外編 奈江島喜一郎―傍人は踏み込まない― 2022/03/05 22時投稿
第四章番外編 セオーネ・バーリン―遺恨のプラズマ― 2022/04/08 22時投稿
第五章番外編 高倉夢月―育んでいたもの― 2022/04/28 22時投稿
文字数 486,079
最終更新日 2022.04.28
登録日 2021.12.29
受けるとも受けずとも、いずれにせよ末路には死あるのみ。斯様な暗殺依頼をねじ込まれた芹嘉門は、心中にあったわずかな欲からそれを受諾する。斬るべきは堀田春元。振るわれるは秘剣鎌風。遅れてきた男は、同種同類との剣舞の果てに何を見、そしてどこへ落ちるのか。
登録日 2017.05.31
同種の殺害は永遠の罪である。それは、この世界にかつて存在した神が言った言葉だ。例えば、人間が人間を殺せば、その殺人者の魂は輪廻転生の輪からはずされ、二度と生まれ変わることはできない。殺意とはあるきっかけで偶然発生するもので、それをコントロールできない弱い者が罪を犯す。かつて人間は共に助け合い、文明を開花させてきた。時には戦争が起こり、殺し合いが起こった。しかし、その汚れた魂は浄罪師によって処分され、罪人の魂はこの世に戻ってこれないようになっていた。しかし、300年ほど前に突然浄罪師は消えた。理由は不明。噂では反逆者に封印されたとか。
神といっても過言でない存在の浄罪師が消えた世では、汚れた魂はそのまま生まれ変われるようになり、まるで生物濃縮のように罪が重なり、いつしか殺人は当たり前のように起こるようになった。中には人間とは思えないほど凶暴化し、人を食らう悪魔のような者も生まれた。
人々は彼らをこう呼んだ「囚われのカルマ」。前世から持ち込んだ罪を背負って生まれた哀れな生物。彼らはその残酷な定めに抗えず、ひたすら罪を重ねるのだ。意思とは関係なく止めどない殺意にさいなまれ、いつかは誰かに殺される運命。
だが、人間もバカじゃない。罪を持たずに生まれてきた者達で巨大な組織「アンダーグラウンド」を作り、「囚われのカルマ」達を牢獄に監禁し始めた。彼らは街に散らばる罪人を捕まえ、地下牢獄に閉じ込めている。このおかげで何とか人々は地上で生活ができるようになっていた。しかし、死と隣り合わせの生活。治安は最悪である。しかも自分がいつ殺意を発症させるか分からないのだ。汚れた魂をもって生まれてくると、遅かれ早かれいつか必ず、殺意が芽生え、人を殺す。
魂の清潔さを知れるのはこの世には神である浄罪師とその使徒である「死神」しかいない。
死神は人の魂の情報をすべて知っている。飼い主である浄罪師が不在の今、彼らはアンダーグラウンドの人々と手を組み、汚れた魂狩りに協力していた。
死神の好物は汚れた魂。彼らにとって、アンダーグラウンドの保有する地下牢獄は格好の餌場だ。年中殺し合いが行われ、汚れた魂が楽に手に入るのだから。
死神と手を組んだ人類の行く末は、、、彼らに希望の光は見えるのか。
文字数 11,302
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.09.06
「恐竜になって、大昔(ジュラ紀)に行ってもらうのじゃ!」
マッドサイエンティストの爺さんに誘拐され、変な機械に閉じ込められ……そして俺は今、恐竜(おそらく始祖鳥)の姿で、鬱蒼とした森の中にうずくまっていた。偶然、その森の中で同種の恐竜であるカグヤと出会い、彼女の群れにおせわになることになった。
マッドな博士は現代に戻れると言っていたが一向にその気配はない。恐竜時代に来て数年が経ち、その頃になると現代に戻ることはあきらめた。この時代で生きていくことを決めた俺はカグヤと結婚し、子供も生まれ、幸せに暮らした。
俺の子供たちは成長すると、誰よりもうまく空を舞うように滑空した。数世代後には、完全に空へ向かう者が現れるかもしれない。
俺らの子供たちは脈々と進化し続け、いつか鳥になるのだろうか。
登録日 2018.05.13
ワンダリング・インは、英語圏で人気沸騰中のWebファンタジー小説です。英語版「小説家になろう」ともいえる、"Royal Road"というサイトにおいては、評価ランキング3位を獲得しました。私(訳者)自身、この作品の大ファンでして、この度、原作者のpirateaba先生から承諾を頂いたので、日本語版を掲載できることになりました。
ファンタジー✖︎RPG✖︎異世界転生という主題であり、ありふれたライトノベルのような世界観とも思えますが、厳しい世界で生き残る苦痛・葛藤、多種族間(又は同種族間)の複雑な人間関係、生きる意味の探究等が、登場人物の詳細な心理描写を通じて絶妙に描かれています。もちろん、ファンタジー小説に欠かせない要素である、心躍る冒険・戦い・発見のシーンや、ウィットに飛んだセリフ等もみどころです。世界観も、壮大で、細部まで凝ったものとなっています。
登録日 2020.12.01
悪魔の王女『アイリ』と、魔獣の側近『ディア』の恋愛物語。
気弱な『アイリ』は、魔王の娘で、悪魔の王女。
奥手な『ディア』は、魔王の側近で、本当の姿は魔獣。
アイリの高校卒業の日、二人は婚約する。
1年間不在の魔王の代わりに、アイリは兄と一緒に魔界を治める事に。
しかし、ディアは希少種の魔獣だと判明し、密猟者に狙われる。
その上、アイリにドSな別人格が現れて、ディアに迫る。
さらに、ディアと同種族の魔獣の女性が現れて、ディアに迫る。
『悪役令嬢』ならぬ『悪魔令嬢』と、側近。
二人が婚約してからの、波乱の日々の物語。
【表紙イラストは自分で描いています】
文字数 78,442
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.07.19
西暦20XX年、某国の強硬姿勢に端を発した領土問題は激化し、アジア内部での多国間紛争に発展。日本もこれに巻き込まれ、これを機にアジアにおける影響力を高めようとした欧米諸国によって争いは全世界に飛び火、文字通り世界中が戦場になる第三次世界大戦がはじまった。各国が資源、食料などを求めて争ったこの戦争はその資源を損なわぬよう局地戦の様相を呈していた。しかし東南アジア諸島で核が使用されたことにより全世界の争いは急速に激化、世界人口は3分の2近くまで減少した。その後世界各地で人間とは明確に異なるが人間と同種であり、人間と全く変わらない思考能力を有する生物が世界中で発見され始める。人間と異なりながら、同種であり遺伝的にも似通う彼らは「亜人」と呼称されるようになる。しかし異形であり、人にはもちえない身体能力などを持っていた彼らは戦時下のこの情勢において人々に受け入れられず、迫害、『人体』実験などの極めて非人道的な扱いを受けた。これに対し彼らは集結し、人間に対して自らの生存圏確保を求めテロ組織化。彼らの組織は急速にに拡大しその身体能力と人間にはない個々の特殊な能力により人類戦力に匹敵するほどに成長、本格的な抵抗を開始した。この事態を重く見た各国首脳部は急遽形骸化していた国際連合の名のもと多国籍軍を組織。亜人との本格的な戦闘を開始した。こうして第三次世界大戦の決着も見えぬまま第四次世界大戦、通称:人類戦争は開始した。それから15年。終結の兆しはいまだ見えぬままである。
(国防軍公式発表より一部抜粋)
*ストックが無い&書くの遅いので投稿不定期です。駄文ですがもしよければ読んでやってください。酷評でも感想があるときっと喜びますm(_ _)mただ、合間縫って書いてるので返信できるかはわかりませんが必ず読むのでお許しください(懇願)
小説家になろうとの同時投稿です
文字数 25,763
最終更新日 2016.04.28
登録日 2016.04.28
地球が滅亡を迎えた現在、人類が移住可能な惑星アナスタシアに向かう宇宙船地球号でコールドスリープから目覚めたばかりの上杉圭介は職場の同僚たちと共に、船内の無重力空間を漂う宇宙服を着た男の死体を発見した。誰もがその場で固まる中、男の死体が作業場に入ってくる。そして、その瞬間から圭介たちの壮絶な未来への戦いが始まる。
圭介たちは船内における安住の地を求め、洋館、擬似活火山、地下労働施設などを渡って行く。そこで様々な人々と絡み合い宇宙船地球号の謎が少しずつ解き明かされていく――ノンストップSFパニックホラーミステリー長編
登場人物
上杉圭介(ウエスギ・ケイスケ):日本支部IT部署。中肉中背。
渋沢絵麻(シブサワ・エマ):圭介の同僚、茶髪のワンレングス、オッドアイ。身長165、体重48。
竜宮城美雪(リュウグウジ・ミユキ:圭介の同僚。ポニーテール、胸が大きい。身長155、体重48。
漆原洋平(ウルシバラ・ヨウヘイ):圭介の同僚。身長195と背が高く顔は良い。
八神(ヤガミ):日本支部警備隊所属。銀髪。左利き。ぶっきらぼう。身長178。
早野耕太(ハヤノ・コウタ):芽衣と一年前に出会い、そこから行動を共にしている。
如月芽衣(キサラギ・メイ):十二歳。年齢の割に身長が低い。二年前から同種の襲撃をやり過ごし生き延びている。早野をお兄ちゃんと呼び慕っている。初期はワンピース。今は背後にゴリラのプリントがある迷彩服を着ている。
右京芹香(ウキョウ・セリカ):東北ユーラシア支部にある大学の教授。金髪、ロシア人と日本人のハーフ。八神と何かしらの関係がある。
田中麗(タナカ・ウララ):東北ユーラシア支部警備隊所属。コードネームはレヴィ・ジェット・リー。八神、芹香と何かしらの関係がある。
柳生十兵衛姫神楽(ヤギュウ・ジュウベエ・ヒメノカグラ):着物を着た少女。芽衣と同じくらいの年齢と思われる。
宍戸刑馬(シシド・ケイマ):姫の従者。身長が高い。
又佐(マタザ):姫の従者。村一番の鍛冶屋。
空蝉(カラセミ):?
映蝉(ウツセミ):?
用語
宇宙船地球号: 全人類、全動植物が搭乗するその体長、船内の全容など様々な事柄が秘密のベールに包まれている。
宇宙船地球号2021ネット小説用編集バージョン
文字数 218,640
最終更新日 2022.12.17
登録日 2022.11.01
気がついたら龍に転生していた私。
ゲームのようなステータスが開け、その中には『不死身』『魂魄攻撃無効』の文字が。
あれ? 私ってすごく強くないか。
たが、現実は厳しかった。食料を求めウロウロしてたら、でっかい竜に食べられたんだ。龍じゃないよ? 竜にだよ?
でも、そこは流石の『不死身』。目を覚ましたら腸の中だった。まずは脱出からだね。一泡吹かせてやろうじゃないか。
それはともかく、龍っていうのは同種に会ったら殺意が沸いてくるらしい。そんな超絶な闘いに、私も参加しちゃうよ? 気楽に生きるってのはできないみたいだ。
登録日 2016.01.11
福岡市中央区大名。
先祖代々、この土地で暮らす三十路の【狐太郎】は狐妖怪の末裔で、普段はしっかりと人間に化けて大学講師をしている。
しかし本来の姿は福岡妖狐グループの次期当主で、料理屋などからあやかし花街の運営まで幅広く事業を展開している裏社会の実力者の息子でもある。
今まで結婚願望は一切なかったが、たまたま意気投合し一夜を共にした人間の【小田部蘭】と身体も心もピッタリの相性だったことをきっかけに、将来を意識しはじめる。
そんな矢先、狐太郎は母親から存在すら知らない許嫁2人の存在を聞かされる。
狐妖怪は寿命が五百年近くあるので、同種同士の結婚が望ましいのだが、
長期間、独り身になるリスクを取っても狐太郎は蘭と添い遂げることを密かに決意。
狐太郎は蘭と真剣交際するために、
蘭には内緒のまま、河童の末裔である親友【正臣】を無理矢理引き連れて、長崎と京都に在住している許嫁の狐妖怪女子の元に婚約破棄を申し出にいく……
のだが、その旅路は波乱に満ちたものだった。
主な登場人物
●狐太郎(33)
先祖代々、福岡の大名に暮らす狐妖怪の末裔。
普段は大学講師として、水質の研究をしている。実は福岡妖狐グループの次期当主で、料理屋などからあやかし花街の運営まで幅広く事業を展開している裏社会の実力者の息子。従業員からは若旦那と呼ばれている。
蘭と交際中で身体の相性がバツグンらしい。
ご先祖様がお世話になった鶴原雁林先生を敬愛している。
●小田部 蘭(23)
明太子メーカーの経理部で働く一般女性。男女交際が続かないのが悩みだったが、狐太郎と性に貪欲な部分で一致し交際している。
●河田 正臣(33)
狐太郎の大学からの友人で、河童の末裔。現在は婚約者の美波と二人で暮らしている。
●高取 美波(23)
蘭の幼馴染みで、同じ明太子メーカーに勤めている一般女性。
正臣とは先祖代々の掟で生まれたときから主従関係にあったが、現在は解消して、晴れて恋人同士。
●胡 雹華(こ ひょうか)
長崎中華街に暮らす九尾狐の末裔で、狐太郎の花嫁候補その一。
●篠崎 梅子
京都に暮らす狐太郎の花嫁候補その二。
●玉藻(年齢不詳)
狐太郎の部下、お世話係、遊び相手を兼務する女性妖狐。
幻影術や薬の調合にも長けている。
※冒頭の雁林さんと狐さんの話は、実際に福岡市にある言い伝えです。
※大人描写には★マークが付いています。
※姉妹作 胡瓜にくびったけ
イラスト いーりす様@studio__iris
文字数 18,053
最終更新日 2023.01.17
登録日 2022.12.27
【食肉会社を立ち上げた、人間を喰う地獄の鬼の集団】
『閲覧は自己責任で』
この動画はかなり刺激の強いものになっている【閲覧注意】です。
ホラー映画に慣れた方でも体調により気分が悪くなるかもしれません。また食事に関する過激な部分を含んだ箇所もありますので、ご視聴頂く際はくれぐれもお気をつけください。
我々人間は雑食動物で、牛豚鶏その他家畜と称していろいろな肉を食べています。要するに毒さえなければ何でも食べる種族なのだと思います。
ただ、同種の肉だけは倫理上食べてはいけないと認識しておりますが、女性の出産時の胎盤、その他を医療用及び健康食品用に利用するのは大丈夫なのでしょう。
知らないあいだに私達は同種の肉を体内に取り込んでいるということです。
咀嚼して食べていないから許されるのでしょうか、でも錠剤になってくると口に入れてますよね。
それと近隣国では胎児の料理もあるとか・・・
そういうことを考えると、人が人を喰うというのは
想像上の怖い話ではなくなってくるんですよねえ。
もしもソレしか食べるものがなくなったら、食べるしかないのでは・・・?
(あらすじ)
あるいは戦争で、あるいは航空機事故で、食料はもちろん水すら思うように飲めない環境の中、目の前に死んでしまった肉体があったら、それはもうヒトではなく食肉としか見えなくなる。共食いしなくては生きられなかった人達が集まり、涙とヨダレにまみれてむさぼり喰った「あの味」が忘れられなくて、食肉会社を立ち上げた。人間を喰う地獄の鬼の集団、それは絶対に知られてはならない禁断の闇の組織なのである。
登録日 2019.09.25
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