「横取り」の検索結果
全体で65件見つかりました。
12歳の子爵令嬢マーゴットが、相棒の喋るミノカサゴを連れて、友人兼側近の男爵令嬢キャスリーヌと一緒に外国の学校へ入学して、学園で無双する。
評判の良い学校だから、選んだのに、学校に向かおうとしたら、案内を申し出てくれた学校のOBの企みに巻き込まれそうになったので、OBの妹の伯爵令嬢を味方に引き入れ、OBを撃退。
主人公は、コーハ王国の子爵令嬢マーゴット・ガラン。
同い年で、マーゴットの幼馴染みの側近兼友人。
コーハ王国の男爵令嬢キャスリーヌ・ベイモン。
OBはアレックス・オッドア伯爵子息。
OBの妹は、バネッサ・オッドア伯爵令嬢。
ニンデリー王国に着いてからは、寮の部屋を横取りされたり、ニンデリー王立学園に登校したら、先生や学校の仕事を押し付けられそうになったり。
学生は、第1王子派と第2王子派と中立派に分かれていてギスギス。
入学前に聞いた評判と全然違う。
国や大人の思惑、学生の悩みやいら立ち、家族その他の願いが入り乱れるニンデリー王立学園での学園生活がスタート。
マーゴットは、キャスリーヌと共に、勃発するトラブル、不可解な事故や事件、策略に毅然と立ち向かい、権力や資金力、知恵、剣、魔法、ミノカサゴの助言などを思う存分使って、快適な学園生活の実現を目指す。
マーゴットは、コーハ王国のガラン子爵家当主の末っ子長女。上に4人の兄がいる。
学園入学より前に、ニンデリー王国とは別の外国の海に遊びにいったら、ミノカサゴがマーゴットについてきた。
その日から、ミノカサゴは、マーゴットの相棒。
ガラン領にいるときは、マーゴットの顔の横にミノカサゴが浮いている。
毒針の刺さらない距離を保って。
学園でのマーゴットは、特注品の鞄にミノカサゴを入れて持ち歩いている。
最初のうちは、喋るミノカサゴの出番が少ない。
※話が進むごとに、伏線を回収したり、謎を解いたりしながら、新たな伏線がはられたり、謎が盛り込まれたりして話が進む。
※ニンデリー王立学園は、学生1人1人が好きな科目を選択して受講し、各自の専門を深めたり、研究に邁進する授業スタイル。
※転生者は、同級生に複数いる。
※悩み傷付き狼狽えるのは、主人公以外の登場人物。
主人公マーゴットが自分のしたいように過ごした結果、同級生の悩みや事件を解決したり、物事の潮目を変えたりする。
※主人公マーゴットは、最強。
※主人公マーゴットと幼馴染みのキャスリーヌは、学園で恋愛をしない。
※学校の中外、たまに国をまたいでの活動を予定。
※マーゴットは、誇り高く、自分に自信がある女の子。
※容姿は、茶色い髪と茶色い瞳。ぱっちり二重で、小柄で細身。
派手さはない。
第16回ファンタジー小説大賞エントリー。
文字数 727,859
最終更新日 2024.05.21
登録日 2023.08.30
「エナ、僕は真実の愛を見つけたんだ。その相手はもちろん、きみじゃない。だから僕が何を言いたいのか分かるよね?」
男爵令嬢のエナ・ローリアは、幼い頃にリック・ティーレンスからのプロポーズを受けた。
将来を誓い合った二人は両家公認の仲になったが、ティーレンス家が子爵に陞爵した日を境に、すれ違う日が増えていった。
そして結婚式を前日に控えたある日、エナはリックから婚約を一方的に破棄されてしまう。
リックの新しい相手――カルデ・リスタは伯爵令嬢だ。しかし注目すべきはそこじゃない。カルデは異世界転生者であった。地位や名誉はもちろんのこと、財産や魔力の差においても、男爵令嬢のエナとは格が違う。
エナはリックの気持ちを尊重するつもりだったが、追い打ちをかける出来事がローリア家を襲う。
カルデからリックを横取りしようとした背信行為で、ローリア家は爵位を剥奪されることになったのだ。
事実無根だと訴えるが、王国は聞く耳を持たず。異世界転生者と男爵家の人間では、言葉の重みが違う。貴族の地位を失った父――ロド・ローリアは投獄され、エナ自身は国外追放処分となった。
「悪いわね~、エナ? あんたが持ってたもの、ぜーんぶあたしが貰っちゃった♪」
荷物をまとめて王都を発つ日、リックとカルデが見送りにくる。リックに婚約破棄されたことも、爵位剥奪されたことも、全てはこいつのしわざか、と確信する。
だからエナは宣言することにした。
「婚約破棄の次は爵位剥奪ですか? 構いませんよ、金の力で取り戻しますから」
※異世界転生者有り、魔法有りの世界観になります。
文字数 26,931
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.01
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
文字数 3,346
最終更新日 2022.07.16
登録日 2022.07.16
ウサギの獣人でΩであることから閉じ込められて育ったラフィー。
隣国の豚殿下と呼ばれる男に売られることが決まったが、その移送中にヒートを起こしてしまう。
単騎で駆けてきた正体不明のαにすれ違い様に攫われ、訳が分からないまま首筋を噛まれ番になってしまった。
口数は少ないけど優しいαに過保護に愛でられるお話。
文字数 18,291
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.03.10
〜あらすじ〜
主人公のライルとハルトは腹違いな兄弟。
仲睦まじく暮らしていたはずなのに、ある日ライルは盗賊に襲われる。
母親と妹の三人でいる時を狙ったかのような凶行。そこでライルは盗賊の一人から、兄が自分達を殺すよう指示したのだと聞かされた。
……なんで?
追い詰められ馬車は崖から落とされたが、運良く一人だけ生き残ったライル。
たまたま遭遇した男性に守られ、ラウルは家族の復讐を誓う。
そして成長した彼は復讐を成し得た。
兄を陥れ、領地や爵位を横取りし、彼は満足した。
……が、鉱山奴隷として死んだ兄の死に顔を見て、その満足感が薄れていく。
『なんで笑って死ねるんだよっ?!』
あらゆる疑問が飛び交い、ライルは真実を求めて身悶え、足掻きまくる。
そうして彼は知らず突き止めていった。あの事故が起きた十年前の真実を。
さらには、その前に起きた、過去の凄惨な記憶を。
後悔に後悔を重ねて絡まる兄弟の激情。その涯に待つものは、一体、なんなのか。
〜注意〜
近親相姦あります。サイコパス出ます。輪姦がデフォです。☆←つきな回は濡れ場あります。後半御注意を。
文字数 77,727
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.24
公爵令嬢が、異世界から召喚された聖女に婚約者である皇太子を横取りし婚約破棄される。
そのうえ、聖女の世話役として、侍女のように働かされることになる。理不尽な要求にも色々耐えていたのに、ある日「もう飽きたつまんない」と聖女が言いだし、冤罪をかけられ牢屋に入れられ毒殺される。
死んだと思ったら、時をさかのぼっていた。皇太子との関係を改めてやり直す中、聖女と過ごした日々に見聞きした知識を生かすことができることに気が付き……。殿下の呪いを解いたり、水害を防いだりとしながら過ごすあいだに、運命の時を迎え……え?ええ?
文字数 21,287
最終更新日 2022.10.18
登録日 2022.10.08
【番外編更新に向けて再編集中~内容は変わっておりません】禁断の恋に身を焦がし、来世で結ばれようと固く誓い合って二人で身投げした。そうして今生でもめぐり会い、せっかく婚約者同士になれたのに、国の内乱で英雄となった彼は、彼女を捨てて王女と王位を選んだ。
最愛の婚約者である公爵デリアンに婚約破棄を言い渡された侯爵令嬢アレイシアは、裏切られた前世からの恋の復讐のために剣を取る――今一人の女の壮大な復讐劇が始まる!!
※なろうと重複投稿です。★番外編「東へと続く道」「横取りされた花嫁」の二本を追加予定★
文字数 145,828
最終更新日 2019.04.05
登録日 2017.01.28
帝国の東都に暮らす伯爵華族の箱入り息子である鶯院麟太(おういん りんた)は、両親が航海中の事故で亡くなった後叔父に財産を横取りされて困窮していた。そこにヤクザの樺島(かばしま)がやってきて父親が連帯保証をしていた借金3億圓の返済を迫られる。
華族のオメガであることを売りにして、嫁入りの代償に借金を払ってくれる成金を親友の棚垣(たながき)の協力で探すも全く見つからず。そんな返済期限前日の夜に、麟太の家にかつての初恋の女の子キヨミちゃんが訪ねてきたが、何故かキヨミちゃんはアルファのイケメン男になっていた!?【オメガバース要素あり】
【CP】腹黒財閥御曹司アルファ攻×おバカ無自覚華族オメガ受
※やや主人公総受け風味ですが、基本は固定カップルです。他のCP要素は借金取りヤクザ×主と親友×主。
傾向:フェラ、乳首責め、前立腺責め、精嚢責め、連続絶頂
【世界観が気になる方への補足】
・オメガバース設定は基本テンプレ踏襲で、アルファは優秀で性別関係なく孕ませられる、オメガは魅力的で性別関係なく孕める、くらいのゆるい感じです。今のところは。
・大正から昭和初期くらいの社会文化イメージですが、そんなに史実や考証には力を入れていません。異世界だしという体でライトに楽しんでいただければ。
文字数 42,909
最終更新日 2021.07.20
登録日 2021.05.04
「イリスリア=マーベン、貴様との婚約を破棄する!」
学園の卒業パーティーの席で婚約者ではない女性の腰を抱き声高らかに宣言するのはこの国の第一王子であるライノール。
ざわついていた会場が一気に静まり注目を浴びてしまう。そんな中わたくしは返事をする。
「はい、喜んで!」
それはもう満面の笑みで。
※短めな話です。
※1/16、少し題名を追加変更しました。
文字数 21,327
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.01.15
「カレン、すまない。僕は君の姉のキャシーを愛してしまったんだ。婚約破棄してくれ」
公爵家の令嬢の私、カレンは、姉であるキャシーの部屋で、婚約者だったはずのエリックに突如そう告げられた。
エリックの隣で勝ち誇ったようにこちらを見つめるのは、姉のキャシーだ。
昔からキャシーはずるい。
私の努力を横取りするだけでなく、今回は婚約者まで奪っていく。
けれど、婚約者が愛していたのは本当は姉ではなく──!?
姉も、そんな婚約者も、二人揃って転落人生!?
最後に笑うのは、婚約破棄された私だ。
文字数 3,350
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.11.18
【16日0時に一話以外削除予定しました】
※小説家になろうにて最新話まで更新中です。
錬成師の家系に生まれた長女アリア・ローレンス。彼女は愛人との間に生まれた子供で、家や周囲の人間からは良くない扱いを受けていた。
それでも錬成師の才能があった彼女は、成果を示せばいずれ認めてもらえるかもしれないという期待の胸に、日々努力を重ねた。しかし、成果を上げても妹に奪われてしまう。成果を横取りする妹にめげず精進を重ね、念願だった宮廷錬成師になって一年が経過する。
宮廷付きになっても扱いは変わらず、成果も相変わらず妹に横取りされる毎日。ついには陛下から『給与泥棒』と罵られ、宮廷を追い出されてしまった。
途方に暮れるアリアだったが、小さい頃からよく素材集めで足を運んだ森で、同じく錬成師を志すユレンという青年と再会する。
「行く当てがないなら、俺の国に来ないか?」
実は隣国の第三王子で、病弱な妹のために錬成術を学んでいたユレン。アリアの事情を知る彼は、密かに彼女のことを心配していた。そんな彼からの要望を受け入れたアリアは、隣国で錬成師としての再スタートを目指す。
これは才能以上に努力家な一人の女の子が、新たな場所で幸せを掴む物語。
文字数 1,155
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.06.28
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
文字数 3,237
最終更新日 2020.05.06
登録日 2020.05.06
番外編が一個短編集に入ってます。時系列的に66話辺りの話になってます。
読んで下さる皆様ありがとうごぜえまーす!! V(>▽<)V
恋人に振られた夜、何の因果か異世界の悪役令嬢アイリスに転生してしまった美琴。
目覚めて早々裸のイケメンから媚薬を盛ったと凄まれ、自分が妹ニコルの婚約者ウィリアムを寝取った後だと知る。
これはまさに悪役令嬢の鑑いやいや横取りの手口!でも自分的には全く身に覚えはない!
記憶にございませんとなかったことにしようとしたものの、初めは怒っていたウィリアムは彼なりの事情があるようで、婚約者をアイリスに変更すると言ってきた。
更には美琴のこの世界でのNPCなる奴も登場し、そいつによればどうやら自分には死亡フラグが用意されているという。
右も左もわからない転生ライフはのっけから瀬戸際に。
果たして美琴は生き残れるのか!?……なちょっとある意味サバイバル~な悪役令嬢ラブコメをどうぞ。
第1部は62話「ああ、寝ても覚めても~」までです。
第2部は130話「新たな因縁の始まり」までとなります。
他サイト様にも掲載してます。
文字数 547,819
最終更新日 2024.05.17
登録日 2019.12.07
男爵令息クリフは、悪意の噂から一部生徒から嫌われていた。ある日、寮に帰宅すると公爵令息セルドアと同室にされてしまう。元々1人部屋だった公爵令息セルドアが、何故クリフの元にやってきたのか分からず、寮の決まりで一緒に生活することになる。
一緒に生活をするうちに、セルドアに片思いをしていると噂されるクリフ。クリフは普通に女の子が好きで、好きになった子を教えると横取りされるため言えなかっただけだった。ポーションと偽って貰った媚薬を飲んで、クリフは倒れてしまう。
苦しむクリフを助けようとセルドアと一線を越えてしまい、クリフが断るが強制的にふたりは恋人同士になる。いくら否定してもセルドアはクリフを諦めず、学生の間だけだと約束をする。
隠れて付き合っていたが、前世の記憶があるヒロインや悪役令嬢に全校生徒の前で咎められる。
そこに現れたセオドアは彼女たちに告げるのは――。
文字数 8,319
最終更新日 2024.03.21
登録日 2024.03.21
伯爵家の二人目の後妻の息子ビュワードは、先妻の息子で嫡男のトリードに何かにつけ虐められている。
実の母ヌーラはビュワード出産とともに鬼籍に入り、ビュワードもトリードとも血の繋がりのない3人目の後妻アニタは、伯爵に似た容姿の人懐こい嫡男トリードを可愛がり、先妻に似たビュワードを冷遇している。
家庭教師からはビュワードがとても優秀、心根も良いと見做されていたが、学院に入学してからはトリードとアニタの策略により、ビュワードは傲慢でいつも屋敷で使用人たちを虐めており、またトリードのテキストやノートを奪うためにトリードはなかなか勉強に専念できずに困っていると噂を流され、とんでもない性悪と呼ばれるようになっていた。
試験の成績がよくてもカンニングや兄の勉強の成果を横取りしていると見做されて、教師たちにも認めてもらうことができず、いくら訴えても誰の耳にも届かない。屋敷の使用人たちからも目を背けられ、その服は裾がほつれ、姿は汚れていた。
最低のヤツと後ろ指を指され、俯いて歩くようになったビュワードは、ある日他の学院で問題を起こして転入してきたゴールディア・ミリタス侯爵令嬢とぶつかってしまう。
ゴールディアは前の学院を虐めで退学させられた、所謂悪役令嬢であった。
∈∈∈∈∈∈∈
設定上こどもの虐待シーンがあります。直接的な表現はなるべく避けていますが、苦手な方はご注意ください。
※設定は緩いです。
※暫くお返事ができないため、コメント欄を閉じています。
※全60話を一日一話、朝8時更新予定です。見直しで話数が前後するかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。
文字数 74,796
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.06.05
元冒険者にして現冒険者ギルド職員のサズは左遷された。
原因は、大臣にコネを持つヒンナルという男。
理不尽にも、彼がサズの仕事を横取りしたのだ。
冒険者引退後、必死になって仕事を覚えたギルド職員。
周囲から認められ、初めて任された新規ダンジョン攻略の計画立案。
その準備が整い、あとは実行に移すだけという時に、これ幸いとばかりにヒンナルは権力を使って仕事を奪い取った。
このままでは自分だけでなく、ダンジョン攻略する冒険者にも迷惑がかかるとサズは抗弁。
それが悪かったのか、辺境の支部へと左遷が決まってしまった。
行き先はピーメイ村。
かつて世界樹と呼ばれる大ダンジョンが存在し、今では廃れた消滅寸前の集落だった。
このまま山奥で一生を過ごすのだろうか、そう思っていたサズだったが、事態は思いも寄らぬ方向に転じる。
辺境で起こる様々な事件、
それに対応するための冒険者復帰、
新たな力、
頼れる同僚、
素晴らしい温泉、
そんな多くの出会いと出来事が、左遷され、将来を断たれたはずのサズの未来を照らし出していく。
一方、諸悪の根源のヒンナルは、想像以上に難しい仕事に直面し、徐々に破滅への道を歩んでいた。
登録日 2023.04.11
義妹の代わりに呪いを受けた王女。ようやく目覚めたと思ったら、目の前にいたのは魔法使い。なんとここに来るはずの幼なじみの婚約者は義妹が横取りしてしまい、自分との婚約はすでに破棄されてしまったのだという。
しかも王女がいたのは辺境の小さな村。義妹が泣き叫んで手がつけられないからという理由で王城から追い出されたらしい。それならばこの土地でスローライフを始めると開き直る王女。
アフターフォローを申し出た魔法使いと一緒に田舎暮らしを始めることに。そこへ辺境の地の噂を聞きつけた王子さまがやってきて……。
仕事から離れて憧れの田舎暮らしを楽しむ図太いヒロインと、ヒロインをずっと追いかけてきたヒーロー、それを見守る義妹の恋物語。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:5047928)をお借りしています。
文字数 10,379
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.11.26
養子である妹と折り合いが悪い貴族の娘。
彼女には許嫁がいた。彼とは何度かデートし、次第に、でも確実に惹かれていった彼女だったが、妹の野心はそれを許さない。
着実に彼に近づいていく妹に、圧倒される彼女はとうとう行き過ぎた二人の関係を見てしまう。
そこで、自分の全てをかけた挑戦をするのだった。
文字数 2,648
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.12.16
「ローラン・フッガー。お前との婚約は破棄とする。その者を捕らえよ!」
幼い頃に母と共にヘプトアーキー帝国に逃れてきたローランは貴族に見初められた母のオマケで男爵令嬢になっていた。
しかし、良いことは長くは続かないもの。
母の死後、義父の後添えとなった義母と義妹に陥れられ、婚約者のアウグスト伯爵には裏切られ、母親が呪術師だったという理由だけで呪殺未遂の濡れ衣を着せられて断罪の塔に投獄されてしまう。
このままでは奴隷に落とされるか、塔にひしめく悪霊にとり殺されるか。
そんなどちらかの運命がローランを待っているはずだった。
うまく婚約者をローランから横取りし、バラ色の未来を予想して祝杯を挙げる義母と義妹。
だが、彼女たちもローランを裏切った婚約者のアウグスト伯爵もローランを平民上がりと侮り彼女のことをまるで知らなかった。
実はローランが密かに亡き母親から呪術師の才能と技術を受け継いだ本物であったこと。
そして、何よりもお金を稼ぐのが大好きでちょっとやそっとの逆境にはまるでめげない性格であることを。
貴族であることをぺいっと投げ捨てがめつくたくましく、感心されたり呆れられたりするうちに様々な事件に巻き込まれていくのだった。
※雰囲気優先のわりと緩い感じです。楽しんでいただければ幸いです。
※書き直している部分に誤字脱字が潜んでいたりする可能性が高いので、ご指摘いただければ嬉しいです。
※婚約破棄からの騒動に区切りがついたところで、いったん完結とさせていただきました。
文字数 170,163
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.08.31