「轟」の検索結果
全体で375件見つかりました。
──1995年1月16日・深夜、神戸市長田区。
夜の住宅街を、自転車のライトが一本の線のように滑っていた。
17歳の西本慎吾は、コンビニで買った缶コーヒーを手に、人気のない坂道を下っていた。
「なんや…やけに静かやな。」
ポケットには、仲間からもらった安物のライター。彼はふと空を見上げた。
黒々とした雲の切れ間に、星が一つだけ浮かんでいた。
──神戸市中央区・中村家。
8歳の翔太は、布団の中で目をこすりながら母のぬくもりを探していた。
キッチンからは、夕食の残り物を片付ける音が聞こえる。
「ママ、明日も学校あるの?」
「もちろん。お弁当も作るよ。…焼きそばパン、入れとこうか?」
「やったー!」
そんな他愛のない会話が、日常の最後になるとは、この時はまだ誰も知らなかった。
──神戸市兵庫区・消防第3出張所。
佐伯修平は、詰所のデスクで仮眠をとっていた。
妻と口論して家を出たまま、今日で3日目だった。
「地震…なわけないか。」
小さく軋む鉄筋の音に、彼は目を開けた。
窓の外には、いつも通りの静かな街があった。
彼は、眠りの中に戻っていった。
数時間後、その静寂が音を立てて崩れることも知らずに。
──午前5時46分──。
空気が破れるような轟音とともに、地面が跳ねた。
アスファルトが裂け、建物が潰れ、天井が落ちる。
誰かの悲鳴、遠くで鳴る警報、火花、崩れる瓦。
恵子は、翔太の叫び声で目を覚ました。
「ママっ、こわいっ!!」
佐伯はヘルメットを掴み、無線機を手に怒鳴った。
「全隊員、出動準備急げッ! 震度…いくつだ、これッ!」
慎吾は、地面に投げ出され、瓦礫の山の中で意識を失っていた。
彼のそばには、まだ温かい缶コーヒーが転がっていた。
街は壊れた。
でも、それは始まりにすぎなかった。
文字数 12,895
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.07.08
凍てつく大地。空は重くたれこんだ雲により陽の光が遮られ、地表は常に氷点下。
地吹雪は四方八方より襲いかかりブリザードは嘲笑うかのように吹き荒ぶ。
旧暦5534年。蒼い空と海、緑が生い茂っていた理想の星。これが現在の地球の姿だ。
氷河期に突入した地球では、寒さで人が死に、飢えで人が死に、奪い合いで人が死に、今では大半の人類が潰えた。
そんな極限状態の中追い打ちをかけるように現れた黒の物体『グロウ』によって生き残った人類も駆られていく。
これに耐えるべく数少ない人類が集まり形成された叡智の結晶であり最後の砦である最終要塞集落[アビスネスト]
対グロウ用に研究されていたコアビーストプロジェクトにより力を得た4姉妹は『グロウ』に対して反攻作戦を開始する。
(今のところは大丈夫ですが後々に流血描写などが入るので一応R-15タグ失礼します)
文字数 24,398
最終更新日 2018.07.28
登録日 2018.03.14
西域幻夢奇譚 ―草原のクロニクル― 序 滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫の夢~妖狐をだった乙女の誓い~
妖狐としての禁忌を犯した飛蝶は、茅山の道士・紫陽と驪龍の力を借りて西域へと逃れ、金(アルタイ)山の魔女との邂逅する。そして妖狐の力を手放し、人として生きることになった彼女は、陰謀に巻き込まれた高昌国王子一行と運命の出逢いをする。
これは飛蝶が、西域にその名を轟かせる義賊団の女頭領・女狐となるまでの物語。
※第2部 高昌夢花録~復讐の終わりと新たな旅立ち~は2026年4月12日より連載中
後日譚 西域幻夢奇譚 ―草原のクロニクル―1 鎮綏椀傳奇(ちんすいわんでんき)~血塗られた呪いと贄の姫~(完結済)
文字数 156,767
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.02.19
周辺基地は壊滅し、補給も援護も望めない絶望的な状況。それでもなお——東雲中将は巧みに身を隠し、戦い続けた。やがて彼は「北部戦線の残響」と呼ばれ、恐怖と尊敬の両方を背負う存在となる。
だが、ついに彼にも最後の時が訪れる。
敵の爆撃が戦場を揺るがす時、その轟音とともに彼の物語は終焉を迎えるはずだった——。
しかし、運命は奇なり。死の瞬間、身に着けていた軍服、手に握る銃、そして父の形見である家宝の刀とともに、東雲中将はまったく異なる世界で目を覚ます。
死を超えた先で、北部戦線の残響は再び戦場に立つこととなる。銃と刀、そして魔法を駆使し、戦乱の地でその名を轟かせる——新たな伝説が、今、幕を開ける。
※他サイトにも投稿しております。
文字数 16,575
最終更新日 2026.03.08
登録日 2025.10.26
ダンジョンショーのサポート、それが俺の仕事。冒険者の戦う魔物を用意したり、立ちはだかったり。そういうのが俺の仕事・・・のはず。
文字数 51,923
最終更新日 2019.03.22
登録日 2017.10.25
ーここは遊都(ゆうと)。ここに住まう人々は皆、金持ちで………そしてー
そんな世界で最近名を轟かせている大企業の社長の弓削傑(ゆげすぐる)は、遊郭で出会った美少年の瑠亜(るあ)に心奪われる……
そして、この出会いがどんどん2人の運命を愛しく狂わせていく。
瑠亜は傑以外との行為もします!
無理矢理のものも書く予定ですので苦手な方は飛ばしてください!!
(人を選びそうなシチュエーションの前には注意書き入れます!)
傑以外との行為を書いた話には※を入れてます
小説を書くのは初めてですが、読んでいただけると幸いです。
感想もお待ちしております!
文字数 13,498
最終更新日 2020.05.12
登録日 2018.05.25
ビス一本、0.5ミリの精度が、世界を救う。
黒田匠(くろだ・たくみ)、32歳。一人親方の大工として日銭を稼ぐ日々。元請けの監督からは罵倒され、インボイス制度で手取りは減り、腰痛と孤独に耐えながら、それでも「いい仕事」だけを信じて生きてきた。
ある日、足場からの転落事故で命を落とした匠は、異世界「エルドガルド」に転生する。神から授けられたのは「神匠の指金(しんしょうのさしがね)」——あらゆる建造物の構造・欠陥・最適解が「見える」チート能力だった。
魔王軍の侵攻で荒廃した辺境の村に流れ着いた匠は、その技術で防壁を築き、人々を救う。やがて彼の名は「建築聖人」として王国中に轟き始める。
だが、匠の前に現れたのは、かつて彼をパワハラで追い詰めた元請け監督・蛭間(ひるま)。彼もまた異世界に転生し、敵国「ヴァルム帝国」の宮廷建築士として暗躍していた。
神に選ばれた二人の建築者。一人は「人を守る城」を、一人は「人を殺す兵器」を造る。ミリ単位の精度と、譲れぬ矜持を賭けた「異世界建築戦争」が、今始まる——。
※この物語は小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで掲載されています。
文字数 72,771
最終更新日 2026.01.13
登録日 2026.01.13
ポーション屋の女主人、キャラメル・ナンコー。
彼女は、駄目だと分かっていながら、ついついボスモンスターにエリクサーを使ってしまった。
使ってから後悔してももう遅い。仲間から非難轟々雨あられ。
それ以降、村八分ならぬ街八分状態となってしまい、客足がぱったりと途絶えた。
金がなくては生きてはいけない。彼女は、従魔となったボスモンスター、ホワイトドラゴンの背に乗り、街を出た。
立ち寄ったゾンビの集落で、ポーション片手に医者の真似事をする事となったキャラメル。
診察の対価として、彼女は様々な魔物から加護、そして魔力を少しづつ貰う日々を送る。
ボスモンスターを最高級のエリクサーで助けた最低最悪な最下級冒険者キャラメル・ナンコーは、知らず知らずのうちに最強の魔女へと変化していく……。
登録日 2021.05.22
まだこの世界に神が沢山いた頃。
『我が君』『我らが君』
そう、守護神と定めた神を呼び慕い、時に神の求めに応じて神の花嫁を出す国があった。
テュティは王の娘にして、数えで六つの時、此度の神の花嫁に選ばれた。
けれど、テュティが数えで十七を迎えようとするある時、婚姻は破棄された。
突如起こった轟音と閃光によって、テュティの嫁ぐ『我が君』『我らが君』はおろか、今まであった凡その神の気配がすべて消えてしまった。
神が去った後。
残されたのは、なにがしかがあったと思わしき、変わり果てた大地と、今まで盲目に神に縋っていた人々。
残虐なテュティの実の兄は、この機に己を神と立てる計画をまことしやか、父王に吹き込む。
新たな神となる為には、前の神から花嫁を奪う必要がある。
実の兄妹での契りは絶対の禁忌。神はもういない。
そんな中で、テュティはある決断をする。
これは、神に棄てられた巫女姫の決断と、確かな恋の物語。
文字数 31,936
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
桜木花道、彼は一流の数学者でありながら、巧妙な経済犯罪を次々と成功させる知能犯。その天才的な頭脳と冷静な判断力を駆使し、数々の大企業や銀行を欺き、多額の利益を手にしてきた。しかし、その裏には孤独と葛藤が潜んでいた。彼のスリリングな人生は、常に法の境界線を行き来するものだった。
本作『完全犯罪経済小説』は、桜木花道の幼少期から始まる。小さな田舎町で育った花道は、異常なまでの数学の才能を持ち、早くからその名を轟かせていた。やがて東京に移り住み、一流大学でさらにその才能を磨く中で、彼は友人の田中雄二と出会う。雄二は花道にインターネットの闇の世界を紹介し、二人は共にハッキング行為にのめり込んでいく。
大学を卒業した花道は、経済犯罪の道に進むことを決意する。彼は巧妙な手口で銀行のシステムに侵入し、不正取引を行う計画を練り上げ、次々と成功を収めていく。しかし、その一方で心の中には深い葛藤が芽生え始める。「こんなことを続けていて、本当に幸せになれるのか?」という疑念が彼を苦しめる。
そんな中、彼の人生に大きな転機が訪れる。大学時代の友人であり、現在はエリート法人監査官として活躍する高嶋玲子が再び彼の前に現れる。玲子は花道の過去を知り、彼を追い詰めるために捜査を開始する。二人の間で繰り広げられる知能戦は、次第に激化していく。
玲子の追及が厳しくなる中で、花道は新たな計画を立てる。彼は証券会社の内部情報を入手し、不正取引を行うことで莫大な利益を得ようとする。しかし、玲子の捜査は彼の一歩先を行き、花道は次第に追い詰められていく。仲間の裏切り、計画の露見、そして玲子との知恵比べ。花道は自らの才能を駆使し、幾度も危機を乗り越えていくが、心の中の葛藤は深まるばかりだ。
最終的に花道は、彼の全ての知識と経験を結集させた大きな計画に挑む。成功すれば莫大な利益を得るが、失敗すれば全てを失うリスクを伴う。この最後の勝負に臨む花道は、自らの行為を正当化し続けるのか、それとも新たな道を見つけるのか。玲子との対決を通じて、彼は自身の未来を見据え、過去の犯罪を清算し、新たな生き方を模索することを決意する。
本作は、桜木花道という一人の天才知能犯の成長と葛藤を描き出し、その内面の変化や倫理観との戦いを通じて、読者に深い感情移入を促す。花道と玲子の緊迫感あふれる知恵比べや心理戦は、最後まで目が離せない展開となっている。読者は彼らの物語を通じて、人間の本質や正義と悪の狭間に揺れる心情を深く感じ取ることができるだろう。
『完全犯罪経済小説』は、知能犯としての桜木花道のサクセスストーリーであり、彼とエリート監査官高嶋玲子とのスリリングな駆け引きが見どころの長編巨編小説。都会の闇と光の中で繰り広げられる緻密なストーリーを、ぜひお楽しみください。
文字数 19,771
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.05.21
主人公は、山本史緒里。
都内のマンションの1階に住んでいる
ある日の夜ーー
台風と梅雨前線の影響で激しい雷雨がその街を襲っていた。
強烈な稲光と共にかなりの雷鳴が轟いき、
焦る主人公の史緒里。
次の日、昨日までの嵐が嘘と言わんばかり。台風一過の晴天。ベランダに出た史緒里は昨日の台風の凄まじさを目の当たりにする。
前日が台風だったなんて思えないほど晴天だった。
ベランダで深呼吸して家に入る途中、
ふと、室外機の所に光るものがあり、手に取る。
それは、青く光る宝石のような石だった。
その石を手に取り、眺めていると、
ドクンと大きな鼓動を感じる史緒里。
体調不良と思い、石を手に持ったまま部屋へ入っていく。
ここからこの謎の石と史緒里の奇妙な生活が始まる。
===================================================================
文字数 8,917
最終更新日 2023.11.16
登録日 2020.10.07
「なんで毎回殺しちゃうのー!!私の純愛はいつになったら成就するのー!!!」
愛されたい一心で始まった異世界生活は、なぜか出会うイケメンたちを次々と斬り捨てていく殺戮の道へと変わり、いつしか彼女は世界に名を轟かせる「BLOOTY SAINT(血塗れの聖女)」として恐れられる存在に…。強くなればなるほど、求めれば求めるほど、愛は遠ざかり、手にかける命は増えていく——それでも少女は諦めません。たった一つの真実の愛を求めて、血塗れの神器を片手に、今日も新たな出会いと戦いの旅。
純粋すぎるがゆえに歪み、狂気すらも抱きしめて前に進む少女の姿は、痛々しくも勇ましく、読む者の心を強く揺さぶります。笑いあり、絶叫あり、そして切なさが心に染み渡る、他では決して読めない唯一無二の物語。「愛」とは何か、「幸せ」とは何かを問いかけながら、愛を求める覇道の旅は今、始まる…
文字数 5,153
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.06.02
~生配信中のVtuber、配信が切れないまま異世界に転移してしまう~
ゲーム実況していたVtuber黒湖ナイルは、異世界もののアニメや漫画をこよなく愛す男の子。
フルダイブゲームが一般的に流通し始めたこの世界で、初見ゲームにフルダイブすれば異世界転移を疑似体験できるのでは?
という安直な理由から初見ゲームを攻略情報なしにプレーするというゲーム実況企画を生配信していた。
しかし、【ヘリオポリス・インカーズ】という一昔前に発売した知る人ぞ知る神ゲーを購入して早速実況しようとした日、家の外では雷が轟いておりこのまま配信したら停電してしまうのでは?
と不安に思いながらも、SNSサイトで事前告知していた矢先中止するわけにはいかず、そのまま生配信を始めてしまう。
だが、チュートリアルのゴブリン討伐を進めている途中に雷の影響でゲームが一瞬フリーズ。 問題なくプレーはできていたのだが、戦闘中に自身の違和感に気づき始め……
生配信したまま異世界転移してしまったVtuberの異世界大冒険。
間抜けな光景を視聴者たちに笑われたり、視聴者たちの助言を聞きながら面白おかしく旅をしていく不思議な冒険譚!
ここに開幕!
登録日 2026.07.02
オレ・轟木霊(とどろきこだま)十五歳は高校生活を開始して、一人の少女遠野えるふに出会う。
黒髪ロングの似合う童顔の女の子だ。
最新のスマホが欲しいという不純な動機で彼女に近付き、ようやく念願の最新スマホをゲットした。
その翌日、オレは殺人事件に巻き込まれてしまう。
スマホを買った帰りに出会った人物が死んだと言うのだ。
警察はオレを犯人として逮捕しようと考えている。
折角出会った彼女もオレを見捨てて逃げようとした。
「私の正体を見たね?」
オレは怒りに任せて彼女の髪の毛を掴むと、彼女がおかしな事を語り出した。
唖然とするオレが黙って彼女を見ていると、彼女自身が自分の秘密を教えて行く。
彼女が髪の毛をポニーテールにすると、髪の毛の色が変わり、幻獣の姿になってしまった!
彼女は、口封じとしてオレに付き纏う代わりに、事件を解決してやると交渉してきた。
オレは、ドキドキしながら彼女に全てを任せる事にした。
ここから、怪奇幻獣クラブが設立され、奇妙な奴らと生活が開始された。
ギネス記録を狙っているかのように事件に巻き込まれる格闘少女・鏡野真里、変態科学巨乳少女のメアリー・ブラットソンなどと一緒に、不思議な学校生活が始まった!
皆さん、お気に入りにしてくれたら嬉しいです!
文字数 337,460
最終更新日 2017.10.22
登録日 2017.10.19
ヴェルヴァス王国は小国ながら、どの国の属国ともならず健在している。
領地争いの他国を横目に、自国の豊かな気候、豊かな資源を存分に利用し各国に輸出を行い、今では貿易主要国としてその名を轟かせている。
誰もが欲しいヴェルヴァス王国であるがこの国にはかつて、聖女が存在しこの国を侵略しようとした大王国が、侵略時に天変地異が起こり大惨事となったという。
それでもヴェルヴァス王国には被害は無かったという言い伝えにより、どの国もヴェルヴァス王国を敵対することはなかった。
それから数百年後、大王国から各王国に王太子妃候補を献上せよとの通達が入る。それは王太子妃を選ぶ、今で言うコンテストが開催されるのである。
大陸ではその通達により、慌ただしく令嬢たちが動き出した。
文字数 45,558
最終更新日 2023.05.12
登録日 2023.04.18
社畜として働いていた四十になるサラリーマンのおっさん。
残業した帰り道、疲れ果てて電車に揺られている時。突然の轟音と爆風が電車をひっくり返し気を失う。
目を覚まして目の当たりにしたのは地獄絵図だった。なんとか人を助けようと救助する。自分の力がついていることに戸惑いながらも人命を優先していた。
あるものがステータスが見れると言い、自分も見てみると53レベルだった。他の人が1レベルの中なぜ自分だけ?
疑問に思うが、ステータスを見て納得した「情けは人の為ならず」それがスキルの名前だった。
自分の優しさでまさか、強さを手に入れるとは。
天変地異の起きたこの世界で果たして生きて行けるのか?
文字数 43,792
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.08.15