「光景」の検索結果
全体で689件見つかりました。
十四歳の誕生日は、最初はいつもと変わらない日だった。
顔なじみの友人と遊び笑い合い、帰り道に鼻歌を歌い、家の扉を開けば温かな匂いと、大切な二人の声が出迎えてくれた。
だが永遠に忘れられない夜へと変化した。
正体不明の何かによる襲撃。
机上に並べられた料理は吹き飛び、崩れ落ちた天井、床一面に広がる赤い景色。
霞んでいく視界の中で、両親の声を聞いていた。
逃げろ、と背中を押されるように言われ。
震える足で、逃げだした。
逃げることしか、できなかった。
逃げ延びた夜、瓦礫と化した家の前で僕の胸に残っていたのは安堵ではなく、
ただ、後悔だけだった。
だから赤い月に見降ろされた瓦礫の前で誓った。
「もう二度と、大切なものが壊される光景を見たくはない」と。
「次に二人と会うその時には、胸を張って認めてもらえる自分になる」と。
けれど自分に宿る力は、"無属性"。
尖った特性は持たず、誰かに話せば一般的には価値のないようなモノを見るような視線が浴びせられる、属性。
強さへの道は、最初から平坦ではなかった。
でも、無属性も自分も使い方次第でどうとでもなることを知った。
進めば進むほど自分が恵まれていたことを実感した。
でも恵まれていたからこそ、進むにつれその反動で、
増え続ける守りたいものが両手からボロボロと零れ落ちていく。
自分の中で、何かが少しずつ、欠けていく。
それでも、歩き始める。
怒りを努力に変えて。悲しみを力に変えて。想いを勇気に変えて。
自分がどうなるかもわからずに世界の運命を"創成"する。
友情と裏切り、喪失と再生、恋と戦いが幾重にも絡み合うこの物語の果てに、
選ぶ答えは───忠義か救いか、平和か破滅か。
『最初に始まり、最後に終わる───そんな物語を今、始めよう。』
───犯した罪を精算するために。
でも、それでも君を止めなければならない。
何を思って今まで過ごしていたのか私だけが理解できてしまうから。
全てを話して、そして謝ろう。
紡がれ始めた物語はどんなに頑張っても止まらないとわかっているからこそ.......
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基本毎週金曜日 18時 更新orストックあれば毎日更新orリアル繁忙期は不定期更新となります。
■2021年8月 アルファポリス様で連載開始
(元々2016年からハーメルン様で公開していたものをアルファポリス様に修正入れつつ移動中)
■2024年12月 修正の為一旦非公開
■2026年1月24日 順次公開&執筆再開
(ldwkの存在が誕生し 電子の海の中に漂い始めて...10年!?)
文字数 25,690
最終更新日 2026.01.25
登録日 2021.08.30
中立派の公爵令嬢、ロベリア・タンジーは《支配者》というレアスキルを持っていたが為に、齢10歳にして自国の王太子と婚約締結の日を迎えていた。頭のネジが外れた言動をする元男爵令嬢の王妃、宰相に頭が上がらない国王。見栄えの無い女は嫌だとワガママを宣う王太子。そしてそんな王家を見て尚、嫁げと宣言する父親。
予知夢で見た光景を変えようと、少女は動き出す。
一方その頃、墓守はスライムと共にスローライフな霊園生活を送っていた。
しかし、同じ毎日の繰り返し。
暇を持て余した墓守とスライムは新しいビジネスを立ち上げる事にした。
ーーそう、マッチポンプである。
異例の墓守×悪役令嬢ファンタジー、ここに開幕。
※グロ注意です。
ブクマ、感想や評価、頂けると励みになります。
文字数 31,403
最終更新日 2021.10.07
登録日 2021.07.12
(ある日、私は記憶喪失になった。)
いつも見ていた光景がこんなに一瞬でなくなっていく。
そんな私は、あるものと出会うことになった。
文字数 7,630
最終更新日 2023.01.15
登録日 2023.01.15
ある日のこと、アマレリスは、婚約者と見知らぬ女性が寝室で抱きしめ合っている光景を目にすることとなってしまった……。
文字数 3,554
最終更新日 2021.05.06
登録日 2021.05.04
わたくしは海の底で、日々を淡く夢みておりました。
けれどもある日のこと、きらめく波間に、あのお方のお姿を見つけてしまったのです。
王子様……そして、いつも傍らに寄り添う従者殿。
おふたりの視線がふと絡み合う、そのひととき。
胸の奥が甘く震え、わたくしは海の泡よりも儚く身をよじらせました。
――ああ、これこそ乙女の夢、乙女のときめき。
どうしてわたくしは、この光景を前にして涙がこぼれてしまうのでしょう。
わたくしは決意いたしました。
この胸の高鳴りに殉じるためならば、声を失おうと、痛みに苛まれようと、陸へ上がりましょう。
だって、乙女ですもの。
けれども……。
けれどもですわ。
そのお方が、あろうことか隣国の姫君との婚約をなさると聞いたとき、
わたくしの胸は張り裂けるようでございました。
「野郎、日和りやがった…!」
その一言が、ひび割れた唇からこぼれ落ちたとき、わたくしは自らの心の真実を知ったのです。
これは恋などではございません。萌え、でございます。
文字数 314
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
卒業パーティーでの婚約破棄。よくある光景だが、公爵令嬢アリスは「やったあああ!」と歓喜の絶叫を上げ、自作の魔導パラシュートで王城の窓からダイブした!
自由な研究ライフを求めて飛び立ったアリスを、なんと恋敵であるはずの聖女ルミアが魔改造ホウキで猛追してくる。
「私を置いていくなんて! その魔道具の特許、共同名義にする約束でしょう!?」
実はルミア、無能な王子など眼中にない「超・経営ガチ勢(CEO)」。
材料費の計算ができない研究バカのアリスと、裏で事業計画を完璧に進めていたルミアは、二人で隣国へ亡命し、魔導ベンチャー企業『A&L』を設立!
彼女たちの規格外な才能に目をつけた隣国の若き大公(兼・冷徹なパトロン)から莫大な投資を引き出し、画期的な魔導具で世界市場を次々と席巻していく。
一方で、技術と資金源を完全に失った祖国の王子は絶望の淵に立たされていて……?
無能な元凶を置き去りにした最強タッグが世界経済を掌握し、やがて冷徹大公と甘い契約(ロマンス)を結ぶまでの、超ハイスピード・痛快ラブコメディ!
ですが、恋愛要素少なめかもしれません(´>∀<`)ゝ
※小説家なろうでも連載中です
文字数 84,007
最終更新日 2026.05.19
登録日 2026.04.18
耳の不自由な青年が描く、異星からの侵略に立ち向かう静かな戦い。
プログラマーになる夢を胸に、熊本から福岡へ移り住んだ聴覚障がいを持つ主人公。しかし現実は厳しく、ハローワークで紹介されたのは介護の仕事だった。本意ではない日々を送りながらも、同じろう者の友人と共に新生活を築こうとしていた。
ある日、施設の屋上から不可解な光景を目撃する。次の瞬間、爆発音と共に街全体が混乱に包まれた。瓦礫の中で友人と再会した主人公は、恐るべき事実を知る—警察官や自衛隊員が何者かに操られ、無差別に市民を襲っているのだ。
その黒幕は地球侵略を企む異星人だった。彼らは特殊なウイルスで人間を感染させ、音に過敏に反応する攻撃的な兵士へと変えていた。しかし皮肉にも、音の世界から離れて生きてきた聴覚障がい者たちは、このウイルスの影響を受けにくかった。
静寂の中で培った感覚を武器に、ろう者たちはレジスタンス組織を結成。主人公と友人の平石もその一員となり、地球支配を目論む侵略者に立ち向かう。かつての上司との再会で真実の一端を知るが、彼もまた敵に操られていたことが明らかになる。
圧倒的な不利な状況の中、主人公たちはエイリアンのアジトへの潜入に成功。そして最終決戦の場となった屋根付き球場で、人間を操る音波発生装置を破壊し、警察官や自衛官たちを解放することに成功する。
世間には決して知られることのない静かな戦いを終えた彼らは、新たな旅立ちを決意するのだった。
登録日 2025.04.30
文字数 16,655
最終更新日 2019.04.18
登録日 2018.09.17
「君の食べる姿が好きだった」
それは、何気ない日々の中で私が見つけた、いちばん美しい光景だった。
スイカ、かき氷、栗、うどん――季節ごとに変わる食べ物とともに、少年と過ごした時間は、やさしく、あたたかく、そしてどこか儚いものだった。
やがて訪れる別れの朝、語り手は気づく。
食べることは、生きることそのものであり、誰かのいのちを受け継ぐことなのだと。
やさしさの中にある痛みを描いた、命と記憶の物語。
文字数 1,790
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.12.09
それは、たいていの異世界転移にあるまじき光景だった。
普通ならリストから選ぶスキルを物理的に選べと、いうのである。この見渡すかぎりの荒野で。
文字数 2,670
最終更新日 2024.02.25
登録日 2024.02.25
残業を終えた会社からの帰途、「僕」は、郊外を走る電車の中で目を覚ました。
それは平凡な会社員であり、美しい妻を得たばかりの「僕」にとって、代り映えしない日常の一コマ。
夜遅くなってしまったけれど、妻は待っていてくれるだろうか?
そんな事を呑気に思う内、「僕」は何時しか普段通りでも、平凡でも無い状況の発生に気付く。
各駅停車の電車が、どの駅にも停まらないのだ。
なのに乗客は無反応。
唯一、動きがあったのは各車両に一人ずついる不気味な女達で、何故だか「僕」につきまとい、意味あり気な眼差しを向ける。
先頭車両の運転手に事情を聞こうと移動を始めてみるものの、それは無駄だった。車内は果てしなく同じ光景が繰り返されるループへ陥っている。
一体、何が起きたのか?
妻の待つ家へ戻る為、考え付く全ての手段を試す「僕」だが、その末路は……
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+、カクヨムにも投稿しております。
文字数 11,102
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.14
夢のない高校生、斑木(まだらぎ)コペルはある日、吸血鬼の存在を知る。1歩を踏み出す勇気と夢の在処を探して、コペルと仲間たちは吸血鬼の野望に巻き込まれていく……。
夢と楽園、過去の因縁を巡るバトルファンタジーです!
キャラクター
斑木コペル
夢のない高校生。不思議な光景を夢に見ることがある。ある日、吸血鬼の存在を知ることになり、何事にも1歩踏み出せない自分を変えるために吸血鬼の存在と向き合う。
白金龍一(しらかねりゅういち)
夢を持てないでいる高校生。夢について考えないことを全く意に介していなかったが、戦いの中で夢の在処を探し始める。
斑木星子(まだらぎせいこ)
皆からはホシコと呼ばれている。爆発したい気持ちを心に持っている。
文字数 129,148
最終更新日 2021.01.05
登録日 2020.04.15
『教師の鏡』
高校一年生の少女、斎川朱音は毎週金曜日の放課後のみ学校へと姿を見せる。と言うのも――ある時期から不登校になっていた朱音に、担任の男性教師である碓氷博臣が特別に勉強を教えてくれるから。
そして、勉強を教えてくれるのみならずどんな悩みでも真摯に耳を傾けてくれる博臣に、いつしか特別な想いを自覚する朱音。だけど、彼には既に愛する妻がいて――
すると、ある日のこと。楽しみにしていた小説を購入すべく大通りの書店へと向かう朱音の視界に映ったのは、思わず目を疑うような光景で――
*R15指定は、当作品のみです。
『三年越しの逢瀬』
時は、平安の前期――京都にて、10代後半の姫君の下へ訪れる30代前半の男性。彼は葉陰――官職を務める身で、平時は遥か遠くの陸奥国にて務めを果たしているため、なかなか京都に戻って来ることが叶わない。
それでも、三年に一度はどうにか都合をつけ逢いに来る。理由は、三年間夫が妻の下に通わなければ婚姻関係が自然消滅してしまうためで――
『最愛』
時は、戦争の最中――ある立派な邸宅に、二人の女性が住んでいた。あどけなくも妖麗な21歳の女性・朔夜と彼女に仕える16歳の可憐な少女・君乃の二人で。
朔夜には、婚約者がいた。彼女の六つ歳上の秀麗な男性・唯月という婚約者が。だけど、二年前に朔夜を護るため彼は戦場へと旅立った。
そして、唯月から定期的に届く手紙をこの上もなく幸せそうに読む朔夜。そんな彼女に対し、君乃の心はある感情に苛まれ――
文字数 11,293
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.23
虐げられている者の気持ちは、色で表すとするならば”真っ黒”だ。
どうしようもないくらいに憎悪の念は膨れ上がり、殺意と復讐心だけが上昇し続ける毎日。
典型的ないじめられっ子は、とうとう抑えきれなくなってしまった。
とある学校の校舎にて、昔ながらの部室に四人。
彼は這いつくばり靴を舐めさせられた。
三人がニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべながら煙草を咥えている。
きっととても良い気分なんだろう。
そこで彼は反撃を決意した。
勢い良く飛び上がり舐めていた靴の所持者の顎に頭突きをする。
動揺する彼らだが、すぐさま殴りかかる。
彼の体はとても体重があり、横に広い。避けることなど敵わずたちまち顔が赤く腫れ上がってしまう。
彼は短い足で、豚足と呼ばれた太い脚で足を掛けた。転んだ二人の上に押しかかる。さながらカビゴンがサトシに襲いかかるような光景。
押しかかったまま、彼は重い腕を振るい上げた。
何度も何度も叩きつける。
二人の動きは完全に止まってしまったのだった。
慌てて飛び上がると……いや、体重のせいでそうはいかなかったのだが、とにかく彼は飛び上がった。
最初に頭突きを食らわせたいかにもな不良の容貌の男、金に染めた髪はとてもくすんでいて所々が黒い。その不良がふらつく足でなんとか立ち上がろうとしていた。
彼は腕を振るい上げた。視界が狭くなっているのか、拳に付着した赤黒い液体には気づいていない。
そして三人目の犠牲者が出てしまったのだった…………
――ああ、殺ってしまった。
彼は人殺しという称号を授かった。
※こんな前世から始まる異世界転生王道チーレムです。
登録日 2015.07.09
「ああ、この光景は何度見ただろうか・・・」
主人公、獅子崎藍(ししざきあい)はとあることにより謎の世界に飛ばされる。
しかし、彼には能力を一つもらうことが出来た。
その能力は、「真実を選ぶことのできる能力」
文字数 774
最終更新日 2018.05.15
登録日 2018.03.22