「初」の検索結果
全体で23,848件見つかりました。
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
文字数 13,102
最終更新日 2025.05.22
登録日 2025.01.13
貴族の伝統が根づく由緒正しい学園、ヴァルクレスト学院。
そんな中、初の平民かつ特待生の身分で入学したフィナは卒業パーティの片隅で静かにグラスを傾けていた。
すると隣国クロニア帝国の王太子ノアディス・アウレストが会場へとやってきて……。
文字数 4,772
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.23
婚約者のアルベルトは、優しい人だった。
ただ――いつも、私より優先する存在がいただけで。
「君は分かってくれると思っていた」
その一言で、リーシェは気づいてしまう。
私は、最初から選ばれていなかったのだと。
これは、奪われた恋を取り戻す物語ではない。
後悔する彼と、もう戻らないと決めた私、
そして“私を選ぶ人”に出会うまでの、静かな恋の終わりと始まりの物語。
文字数 33,337
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.03.13
帝国初の男性の正妃として輿入れしたベルフランは、嫁いで早々に結婚相手である皇太子ヴェレスに「子のあてはあるから」と白い結婚を言い渡される。
親が決めた結婚だし男同士だし色々思うところもあるのだろうが「それはそれ、これはこれ」と、結婚相手の皇太子を怒ったり寝所に引っ張り込んだりして立ち回りを模索していく中、ベルフランは皇女の秘密を知ってしまう。
兄弟を守りたい気持ちは分かるからと、ベルフランはその秘密を隠すために、気苦労の絶えないヴェレスに協力をしていくことになるのだが……
真面目で堅物の皇太子×他国から嫁いできた貴族の令息
・「悪役令嬢の子」というお話の主人公夫夫の息子ベルフランが主人公のお話ですが、未読でも大丈夫です。
・描写はありませんが、NL的な話や近親ネタが出てきます。苦手な方はご注意ください。
・ムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 145,857
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.04
文字数 10,748
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.26
過労死したブラック企業のサラリーマン、佐藤健司。目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界だった。しかも人間と戦争中の魔王軍で、いちばん弱くていちばん人が死ぬ「墓場」部隊の参謀に転生していた。
前世で働きすぎて死んだ俺の願いは、たった一つ。今度こそ健康に、毎日ちゃんと定時で帰ること。
そのために残業をやめさせ、有給を配り、部下を無駄死にさせない段取りを組んだだけ。なのに、なぜか兵は誰も死ななくなり、誰も落とせなかった砦は戦わずに落ち、魔王軍はどんどん強くなっていく。
「兵の命を大事にする、恐ろしく冷酷な策略家」
そんな勘違いが勝手に広まって、俺は魔王様に見初められ、人間の国は次々と白旗を上げていく。俺はただ、定時で帰りたいだけなのに。
無自覚に最強なダメ社畜の、ホワイト企業化コメディ、はじまります。
※本作は、既存作品を全面的に改稿(リライト)した作品です。
文字数 109,688
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.07.20
伯爵令嬢アントニアには相思相愛の婚約者ゴットフリートがいた。過去形なのは、後2年で結婚するという年に彼の家の没落で婚約が破棄されたからだ。それからというものの、アントニアは新たな婚約を拒んできた。ところが、そろそろ嫁き遅れと言われる20歳になった年にアントニアは、12歳年上の辺境伯アルブレヒト・フォン・シャウエンブルクと王命で結婚することになった。だが、彼はとんでもない地雷物件だった――アントニアが不幸な結婚生活を経て幸せを掴むまでの物語。
【読む前にご注意】
アントニアの最初の結婚の話が結構長く、これでもかというほどドアマットヒロインですが、最後は必ず幸せになります。
前作『始まりは偽装デキ婚から』(完結済)の主人公カップルの夫ラルフの兄ゴットフリートとその元婚約者アントニアのお話です。『始まりは偽装デキ婚から』を読まなくてもわかるようには書いていますが、読んでいただければより楽しんでいただけるかと思います。完結保証。
タイトルに*が付いているエピソードには、軽い性的描写がありますが、具体的に描写はしていません(R15)。
『始まりは偽装デキ婚から』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/741700187
他サイトでも投稿しています。
文字数 40,027
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.14
施工班に、高額の仕事が入った。
内容は、ごく普通の分譲マンションの一室に「葬祭用品サンプル保管室」を作ることだた。
責任者は、最初、住所の入力ミスだと思ったらしい。けれど工具を抱えて現場に来たとき、私が本気だとようやく理解した。
理由は単純だった。同じ階の斜め向かいに住む女が、靴箱、古い収納棚、ゴミ袋を共用廊下いっぱいに並べ、私の玄関前まで占拠していたからだ。扉を開けるたび、こちらが身を縮めなければならないほどだった。
私は、ここは火災時の避難経路だから私物を置かないでほしいと伝えた。
すると彼女は、目だけで人を踏みつけるような顔をした。
「管理費はうちも払ってるのよ。共用部分なら、私にも使う権利があるでしょ。賃貸暮らしの貧乏会社員が、何様のつもり?」
その後、私はその部屋を買った。
同時に、地下駐車場の平置き駐車区画の専用使用権も引き継いだ。
けれど彼女は、私が出張している間に、自分の赤いレクサスを私の区画へ停め、さらに黄色い車止めまで勝手に取り付けた。
家に車が多いから少し借りてあげているだけ。
彼女は、そう言った。
だから私は、施工班に頼んだ。
駐車区画の線の内側に、取り外し可能な鋼製フェンスをぐるりと立ててもらった。
ついでに、自分の部屋を葬祭用品サンプル保管室にした。
どちらのほうが気味悪いか、比べてみればいい。
文字数 14,225
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.07.21
ロクサーヌは婚約者に疑心を抱いている。
彼が妹ではなく自分を望んだのは、それが贖罪だからである。
あれは事故だった。
それなのに、彼は責任を感じてロクサーヌを引き受けてくれた。
ロクサーヌは、拭いきれない疑心を心の奥底に沈めている。そうまでしても、彼に惹かれていた。
十六歳のロクサーヌと十四歳のベティーナは、仲のよい姉妹である。
ラドラー侯爵家のパトリックと、バーランド伯爵家のルーファスとは、互いに婚約者を選ぶために交流していた。
初夏のある日、四人で湖水を遊覧していた時に事故が起こった。
それをきっかけに、ロクサーヌは婚約することとなる。
同時にベティーナも婚約するのだが、どうやら妹は、ロクサーヌの婚約者への憧れを捨てきれずにいるようだった。
❇こちらの作品は、カクヨム様でも公開致しております。
❇誤字脱字によるお目汚しがございましたら申し訳ございません。公開後に度々修正が入ります。間を置いてお楽しみ下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
文字数 83,042
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.07.07
女子高生と一緒に異世界へ聖女召喚された、アラサー女子・一ノ瀬玲。
ところが、召喚された二人を待っていたのは、あまりにも残酷な現実だった。
聖女として期待される女子高生とは対照的に、玲は年齢を理由に無視され、王城で居場所すら与えられない。
それでも何とか生きようとしていた玲だったが――ある日、食事に毒を盛られる。
「……私、命狙われてる?」
愛犬の柴犬・雷電とチワワのアビーに助けられ、玲は王城から逃げ出すことを決意する。
逃亡先で冒険者となった玲のランクは、まさかのFランク。
そんな玲を助けてくれたのは、辺境へ向かう騎士団長・レオンハルトだった。
そして玲のスマホには、異世界へ来た時から謎の【異世界モード】が存在していた。
【異世界通販】
【異世界銀行】
【アイテム収納】
【マップ】
【翻訳】
【ステータス】
「……これ、もしかしてチートじゃない?」
王家から逃げながら、愛犬たちと辺境を目指す玲。
魔物と戦ったり、旅をしたり、異世界通販で買い物したり。
ちなみに、記念すべき異世界通販の初購入は――犬のウンチ袋。
王城では散々だったけれど、もう戻るつもりはない。
アラサー女子と愛犬たちの、ちょっと騒がしくて、時々ほのぼのな異世界辺境生活が始まります。
【AI(ChatGTP無料版)使用について】
本作品は、作者が考えた物語の設定・構成・展開をもとに、AIを補助的に活用して文章の作成・表現調整を行っています。
AIによる完全自動生成ではなく、作者が内容を確認・編集しながら制作しています
文字数 239,610
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.11
伯爵家の初代夫人イザベルは、百年前、魔術師の眠りの術で眠りについた。老いず、十八の顔のまま。
目覚めると、屋敷は曾孫レオンスの代で、曾孫の嫁ジョルジェットが屋敷を仕切っていた。「どこの小娘」と嗤われ、離れに追いやられる。
イザベルは言い返さない。ただ、ジョルジェットが「家訓」を盾に使用人を追い出そうとするたびに、「その家訓、続きがございますのよ」と原本を示すだけ。家訓を書いたのは、イザベル自身。屋敷の隠し扉も、当主だけが知る合言葉も、全部、イザベルが作ったもの。
嫁は自分の嘘で自滅し、最後に「怖かった。この家に居場所がなくて」と白状する。イザベルは「居場所は、作るものですのよ」と一室を与える。
一方、百年前に眠りの術をかけた魔術師の末裔、王宮魔術師の伯爵カジミールが、屋敷を訪ねてくる。「曾祖父の日記に、あなたの目覚める日が書いてあった。私はその日を、待つために生まれた」。
疎まれた長所が、正しく愛される場所で花開く。
文字数 16,788
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.08
カスタム王国の伯爵令嬢ことアリシアは、慕っていた侯爵令息のランドールに婚約破棄を言い渡された
「理由はどういったことなのでしょうか?」
「なに、他に好きな女性ができただけだ。お前は少し固過ぎたようだ、私の隣にはふさわしくない」
悲しみに暮れたアリシアは、兄に婚約が破棄されたことを告げる
それを聞いたアリシアの腹違いの兄であり、現国王の息子トランス王子殿下は怒りを露わにした。
腹違いお兄様の復讐……アリシアはそこにイケない感情が芽生えつつあったのだ。
文字数 24,589
最終更新日 2020.04.29
登録日 2020.04.14
「当旅館では、お客様に日常のストレスから完全に解放されていただくため、デジタルを遮断した『デジタルデトックス体験』をコンセプトとしております。そのため、スマートフォンをはじめとする通信機器は、こちらで大切にお預かりさせていただきますね」
仕事は完璧、周囲からも一目置かれる凛としたキャリアウーマンの沙織。
多忙を理由に恋人と別れ、心も身体も限界まで渇ききっていた彼女が、自分へのご褒美に選んだのは、人里離れた山奥の高級プライベート旅館『朧月夜』での1泊2日の温泉旅行だった。
スマホを預け、衣服を脱ぎ捨て、贅沢な温泉旅行が始まる――筈だった。
しかし、差し出された美しいピンク色のお湯に浸かり、意識が甘く混濁するなか、沙織がサインしてしまったのは――【一泊二日・身心解放契約(=●奴隷契約)⁉︎】。
「契約、完了です。……さあ、始めましょうか。氷室沙織様。……いえ、『沙織』」
「これから明日まで、君に拒否権はない。俺が与える快楽を、ただ受け入れ続けるんだ」
微笑む極上イケメンの若旦那・蓮、そして瓜二つの絶倫な弟・蒼。
衣服もスマホも奪われた完全密室で、高慢だった沙織の理性とプライドは、双子のドSな愛撫によって無残にも、甘美に、ドロドロに溶かされていく。
媚薬風呂、性感マッサージに始まり、玩具責め、初めてのアナル開発、背徳の女体盛り朝食、など止まることのない、絶頂地獄。
現実を忘れた山奥の隠れ宿で、地獄の快楽の責めを刻み込まれた、決して忘れることのできない一泊二日のご褒美旅行。
文字数 32,937
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.05.16
☆【コミカライズ企画進行中】☆
🎉【祝】書籍3巻 発売開始♪
~2026年度9月7日出荷開始~
『祝』第17回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞!
ここは、とある恋愛ゲームの舞台……かもしれない場所。
主人公は、まったく情報を持たない前世の知識を持っただけの女性。
王子様との婚約、学園での青春、多くの苦難の末に……婚約破棄されて修道院に送られる女の子に転生したただの女性。
修道院に送られる途中で闇に屠られる、可哀そうな……やってたことを考えればさほど可哀そうでも……いや、罰が重すぎる程度の悪役令嬢に転生。
しかし、この女性はそういった予備知識を全く持ってなかった。
だから、そんな筋書きは全く関係なし。
レベルもスキルも魔法もある世界に転生したからにはやることは、一つ!
やれば結果が数字や能力で確実に出せる世界。
そんな世界に生まれ変わったら?
レベル上げ、やらいでか!
持って生まれたスキル?
全言語理解と、鑑定のみですが?
三種の神器?
初心者パック?
肝心の、空間収納が無いなんて……無いなら、努力でどうにかしてやろうじゃないか!
そう、その女性は恋愛ゲームより、王道派ファンタジー。
転生恋愛小説よりも、やりこみチートラノベの愛読者だった!
子供達大好き、みんな友達精神で周りを巻き込むお転婆お嬢様がここに爆誕。
この国の王子の婚約者で、悪役令嬢……らしい? かもしれない?
周囲の反応をよそに、今日もお嬢様は好き勝手やらかす。
周囲を混乱を巻き起こすお嬢様は、平穏無事に王妃になれるのか!
死亡フラグを回避できるのか!
そんなの関係ない!
私は、私の道を行く!
王子に恋しない悪役令嬢は、可愛いものを愛でつつやりたいことをする。
コメディエンヌな彼女の、生涯を綴った物語です。
文字数 679,629
最終更新日 2026.09.07
登録日 2024.08.24
『拝啓 セシリア・ヴァルモント様。第37回・王立親睦茶会へのご参加を、心よりお慶び申し上げます』
便箋を裏返す。
『※本茶会は、会場内のご参加者が一名になるまで終了いたしません』
……ん?
王家主催の由緒正しい親睦茶会は、その実、令嬢32人の潰し合いだった。最後の一人になるまで、誰も帰れない。負けても命は取られない。取られるのは家名のほうだ。辞退も同じ値段。武具の持ち込みは、おひとりさま3点まで。
剣術・可。体術・可。魔法実技・不可。実技オール最下位の悪役令嬢セシリアに、勝ち目は1ミリもない。単勝180倍。何分で脱落するかの賭けも立っていて、本命は2分。
だから彼女はトランクに、刃物でも杖でもないものを詰めた。紅茶の缶と、アルコールランプと、ティーセット一式を。
「武具は3点まで。武具以外については、一行も書いていないもの」
硝子張りの庭の隅、園丁小屋にこもって湯を沸かす。すると追い詰められた令嬢が、一人、また一人と匂いに引き寄せられてくる。誰も倒れない場所が、殴り合いの真ん中に、勝手にできていく。
最初の客は、単勝1.1倍の最強令嬢だった。彼女は一口も飲まずに去り、扉の閂だけを折っていった。それなのに何日かのちの夜、閉まらなくなった扉の外に、板越しに背中を預けに来る。
これは、優勝しなかった令嬢の話。
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 95,928
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.08.08
カクヨム累計220万PV突破!
「我の眠りを妨げるモノ。貴様は……誰だ?」
子猫を助けて死んでしまった男子高校生、桃山ホムラ。
彼は幼い命を救った功績を認められ、女神ポルテトの計らいにより異世界に転生することになった。
しかしポルテトが転生操作をミスってしまい、隠しダンジョン『炎神龍の岩窟』の最深部に飛ばされてしまう。
そこにいたのは異世界で猛威を振るっている魔王よりも強いドラゴン、『炎神龍クルースニク』だった。
転生したばかりの初期ステータスではもちろん倒せるわけもなく、最悪死んでもう一度転生する覚悟を決めて、炎神龍にダンジョンの脱出方法を尋ねるホムラ。
それに対するクルースニクの返答は驚くべきものであった。
「不運な転生者、ホムラよ。貴様は今日から我……灼熱の炎神龍、クルースニクの弟子になるのだ」
こうして裏ボスの弟子となったホムラは、一人で最高難易度の隠しダンジョンを攻略できる実力を身に着け、いよいよクルースニクの元を旅立つことに。
無事にダンジョンを脱出したホムラは、転生予定だった始まりの街へ向かい、冒険者としてギルドに所属することになるのだが……
「ぼ、冒険者ランクFなのにレベル3000!?」
「この素材はどこで手に入れたんだ!?」
初心者なのに最強の冒険者ホムラは、師匠の教えを胸に今日ものんびり異世界ライフを楽しむのであった。
「おい、お前が勇者のボクより強いなどと冗談を言っているホムラか? ふざけやがって、今ここでボクと勝負しろ!」
「なんだコイツ……めんどくせえ……」
……のんびり異世界ライフを楽しみたいホムラであった。
※完結まで執筆済みのため、安心して最後までお楽しみください!
文字数 412,033
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.08.30
借金のカタに悪評高い辺境伯の元へ嫁ぐことになった主人公。しかし、嫁いだ先にいたのは辺境伯の甥と名乗る人物で——。
「俺たち、本当は……っ、こんな、こと、しちゃ……ダメ、な関係なのに――あっ!」
「まだ、そんなことを……っ!言って、いる、のか……っ!俺を、朝までずっと……!毎日、咥えて、おいて……っ!」
主人公が前辺境伯を愛していて、待ち続けていると思い込んでいる現辺境伯×辺境伯の甥(本当は現辺境伯)が、忘れられない恋人を想いながら自分を抱いていると思い込んでいる貧乏子爵令息の両片想いストーリー。
文字数 9,175
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.06
滅亡した祖国の代償として、亡国の王子フェリクスは”処刑人”ギルベルトのもとへ人質として引き渡される。政敵も反逆者も、慈悲なく葬ってきたと噂される男。だが屋敷での日々は、拍子抜けするほど穏やかだった――穏やかすぎて、逆に恐ろしいほどに。
微笑みを崩さぬまま人を裁く男の底知れなさに怯えながらも、フェリクスは決して媚びず、意志を曲げなかった。その頑なさに、ギルベルトは初めて”興味”を抱く。
甘やかされるほどに募る違和感。優しさの奥に潜む、いつ牙を剥くか分からない危うさ。それでもフェリクスは、この檻から出ていくことを選ばなかった――
殺されるはずだったのに、なぜか誰よりも大切にされている。狂気と紙一重の溺愛譚。
文字数 11,728
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.09.05
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
文字数 30,968
最終更新日 2026.07.07
登録日 2025.10.15