「柱」の検索結果
全体で547件見つかりました。
俺にとってトイレとは地獄の門そのものだ。腹の重みに耐えかねて、渋々便座に腰を下ろす。便意に促されたものの、どれだけ力を入れても息を吐くだけ吐いて、肝心のブツを落とそうとしない。この幻覚めいた便意を何年にも渡り、経験してきた。全身に汗が吹き出し、嘔吐を伴わない気持ち悪さに支配されながら、ひたすら長い時間をかけて肛門と向き合う。
ボタンを掛け違えて、よもや異世界への門を開くことになるとは、神様だって驚くに違いない。
文字数 178,094
最終更新日 2023.11.02
登録日 2022.12.31
登場人物
藤川優斗
都内の心療内科クリニックの医師。エリートコースを歩んできた精神科医。患者の話を丁寧に聞く姿勢と誠実な人柄で信頼されている。
新田里奈
同じクリニックの精神科医。薬物療法の知識と処方能力は一流。しかし患者との距離は冷たく、合理主義。
一条雅人
医師。院内の空気を読む調整役。トラブルを穏やかにまとめる「ムードメーカー」。
尾上紀子
クリニック院長。優秀な経営感覚を持ち、都市型クリニックとして成功させた人物。
富田さゆり
看護師。患者に一番寄り添う存在。院長の愚痴を聞く役でもあり、スタッフの精神的支柱。
文字数 29,384
最終更新日 2026.03.05
登録日 2026.03.05
空を覆い尽くすほどに巨大な星間移民船マザー。今から数千年の昔、多くの人々をその胎内に抱え、マザーは母星を旅立った。
未知の移住星を求めて彷徨う巨大な移民船。この船を護り未知の移住星を開拓するため、マザーセントラルには強大な力を持った護衛軍が存在する。
護衛軍探索部第3課に所属するハイダ・トール軍曹は、ある星での”事件”をきっかけに、出航時刻に間に合わなくなってしまう。 飛び立つマザーを必死に追いかけるハイダ軍曹は、指揮官の助言に従い、船の最末端部から内部へと侵入することに成功した。 しかしそこは、護衛軍の力の及ばない未知の領域だった。
マザー本体から伸びる長大な柱……その内部はセントラルの管理が及ばない世界。何千年もの歴史を積み重ねた、移民たちによる異文明が支配する地であった。 セントラルへの帰還を目指すハイダ軍曹は、移民世界での試練と人々との邂逅の中、巧みな交渉力や戦闘技術を駆使し苦難の旅路を行く。しかし、マザー中心部への道のりは険しく遠い。 果たして、ハイダ・トール軍曹は無事帰還を果たすことができるのだろうか。
文字数 12,584
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.03
工事現場から落下した鉄柱が降ってくる。
ああ、めのあなんてきらきらネームに苦しみ続けた十七年の人生も、ここで終わりか――
死を覚悟したその時、私と全く同じ顔をした少女が現れ、こういった。わたしは魔女、この状況を切り抜けることができる。けどわたしも“あっち”の世界でツミかけてるから、入れかわって互いに互いを救ってみない?
一も二もなく引き受けた時、私は見たこともないような異世界で、十字架に手足をぐるぐるに巻き付けられて、下に設置されたでっかい焚火に今にも火をつけられようとしていた――
入れ替わったもう一人の私、シェラ・オーディスは、王国史上最強にして最低最悪、悪の権化、悪魔の心をもち、悪逆非道の限りを尽くす、悪い魔女だった。魔法も封じられ、剣は折られ、身柄は拘束されて、助けにきてくれる味方はいない。 死刑の火にかけられようとしたとき、彼女はつんだと覚悟したらしい。
って、“めのあ”より最悪な状況じゃん!
魔人ヴィランのおかげで死刑の危機は脱し、私は憤然と立ち上がった。平穏な日々を送りたい。この奈落の底まで叩き落とされたブランドイメージを一新し、「よい魔女」となって、ステキな異世界ライフをつかんでやる。
まずはこの悪名をどうにかすべく、善行をすることにしよう。手っ取り早いのは、魔法とかを倒せばいいのだ。するとなんと都合がいいことに、この世界には五つも魔王がいるらしい! 魔王が復活したことにより、危機に瀕している王国。てことは、全魔王討伐コンプリートして王国に恩を売っておけば一生安泰に違いない!
そうしてシェラは、新たな世界で、魔人ヴィランと最低最悪の名声を抱え、魔王討伐に向かったのだった。
文字数 12,185
最終更新日 2014.11.26
登録日 2014.11.21
都内の公園で浮浪者の溺死事件が発生する。偶然その公園のカフェで、先輩である里見清史郎と朝食を摂っていた私は、その事件の真相解明に立ち合う事になる。探偵里見清史郎登場。
文字数 17,431
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.07
主人公は、とある学校に隣接する飲食店の店長。
元気いっぱいな男の子、おしゃべりに夢中の女の子、小難しい顔をしている大学生、眠たそうに歩いて電柱にぶつかりそうな高校生、そんな学生たちを横目に今日も俺は店先の花に水をやる。
放課後になると暇な学生たちのたまり場になることから「AOHARUキッチン」なんて呼ばれているが、俺自身そんなものとは無縁だったので、皮肉にしか聞こえない。
この物語は、枯れていくオジサンと眩しすぎる若者たちの話を作れたらいいなと思います。
文字数 4,803
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.06.05
《 》──終わりを告げる始まり。
神の御業により姿を見せた神ならざる者《魔神》戦力に乏しい人族は、幾年にも渡り魔神との戦闘を繰り広げ、数多くの人間を帰らぬ者へと変えてしまった。
戦力の差は天と地、到底勝てる相手ではない。
そんな中、魔神に立ち向かえる英雄が姿を見せた。その者は魔人を封印し《エレス》を救った。
──だが、円環の門は閉じる事はなく、開いた門からは魔獣が溢れ返り、国や街を襲い人族に牙を向け続ける。
それを見ていた一柱の神は、人族を見捨てる事が出来ず、魔獣と渡り合える力を人族に託し、忽然と姿を消した。
それから魔神を封印した英雄を筆頭に、冒険者と言う職業を作り上げ、魔獣討伐へと精を出す。が、知識も無ければ経験もない、そんな者の末路は火を見るより明らかだった。
だからこそ【ビルディスタ】は冒険者育成学校を立ち上げ学ばせた。知識に力、精神に魔力。
5年の歳月を過ごし卒業──15歳にして自分の進路を決め、冒険者になる者、商人になる者、魔法研究に励む者、学んだ知識を生かす為、悩み決断する。
中でも、新米冒険者となった者は──命を落とす事も少なくない。
昨日いた者が今日はいない、そんな事は日常茶飯事。
順調に成果を出した冒険者は、魔獣の強さに当てられてしまい。愚かさに気付いた頃には、死がその者を呼ぶ。
助かった者は挫折し、冒険者として返り咲く者は少ない。
そして……最弱にして最強となる冒険者が──冒険者育成学校を卒業する、誇り高き夢を抱き、恐れを抱かず、死ぬ事すら厭わない《最弱ランカー》名はデュリエル・ネイト。
偶然の出会い──それとも運命──龍神の恩恵は神をも超える?
文字数 57,839
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.10.24
世界同時多発人間消失事件
これは、そんな消失事件に巻き込まれつつも無事に帰還し、だが異世界での事は固く口を閉ざした、1人の日本人女性の話である。
何だか不穏な書き出しをしていますが、ただのエロコメです。
江戸時代くらいの日本っぽいような異世界に転移した現代日本人女性がエロ事情に革命を起こす!
かもしれない、話です。
※一章は主人公の転移と今後の行動に関しての導入です。
※二章からエロ回スタートで、悩みを持つ女性達へ主体が移ります。
R1.12.23 追記
すみません。書けば書くほどコメ感がどこかに行ってしまったので、
エロコメ タグを外しました。
固有名詞とかの読み方と簡易説明まとめ
・御柱様 みはしらさま …異世界の国生みの神様
・御蔵様 みくらさま …御柱様の子供の神様
・白天国 しらまのくに …異世界の国の一つ
・沖見郷 おきみさと …白天国にあるちょっと栄えた郷
・丹張屋 にはりや …沖見郷にある古着屋
・西小都 にしこみやこ …大街道の一つが通る栄えた都
・海青屋 かいせいや …西小都の大店
・七桑郷 ななくわごう …湧水の美味しい酒造りが盛んな郷
・紅花楼 こうけろう …白天国にある遊郭
文字数 47,787
最終更新日 2020.01.26
登録日 2019.12.12
異世界召喚には代償が必要。
ある時は召喚術を使った者、人柱となる者…。
とある世界の召喚は、代償にその世界の者と異世界の者を交換(トレード)する方法であった。
万年低ランクのテイマー、イサークは勇者と交換条件に異世界に行く事となった。
召喚された先でイサークが見たモノとは…。
(カクヨム様にて先行配信中)
文字数 57,068
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.08.07
震災の時、折れた電柱に頭を強打した総司は記憶喪失になってしまった。
そして、記憶のないまま妻の葉月と夫婦生活を再開させる。
しかし、妻である葉月は何かを隠しているようだった。
記憶をなくす前に何があったのか?
それを知るために、記憶を早く取り戻したいと思う総司。
しかし、妻は記憶を取り戻さないで今の関係を望んでいた。
二人の真相の先に訪れる展開とは・・・・?
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book bearと申します。
小説執筆の駆け出しです。
拙い文章で、作品に引き込ませる力、細かい描写力等が皆無ですが、今作は今までの作品とは違って、悩みに悩んでやっと生まれた作品です。
荒い部分や詰めの甘い所はたくさんありますが、どうか最後まで暖かく読んでいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
文字数 51,656
最終更新日 2020.06.18
登録日 2020.06.12
文字数 85,837
最終更新日 2025.09.14
登録日 2025.07.05
西暦1804年。
フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト、35歳。
戴冠を終え、栄光の頂に立ったはずのその瞬間――彼の視界は、突如として白く弾けた。
「何だ……?」
轟くような音。揺れる大地。
次の瞬間、ナポレオンは見たこともない場所に立っていた。
石畳ではない平らな道。奇妙な箱のような乗り物が唸りを上げ、空には見たこともない柱や建物が突き刺さっている。行き交う人々の服装も、言葉も、何もかもが理解できない。
「ここは……どこだ」
皇帝である彼にとってさえ、それは未知そのものだった。
そのとき――
「うるせぇよ、てめぇ! 少しは俺の気持ち考えろよ!」
鋭い怒鳴り声が通りの向こうから響く。
目を向けると、ひとりの若い女が数人の若者に囲まれていた。地味な色合いの服をまとい、派手さはない。だが、姿勢は凛としていて、怯えの中にも品があった。
「だから、俺と付き合えって言ってんだろ」
「やめなさい、常盤木くん。教師にそういうことを言うものではありません」
落ち着いた声。しかし相手は聞く耳を持たない。
「教師教師うるせぇんだよ!」
男が腕を掴もうとした、その瞬間。
「控えろ」
低く、場を制する声が響いた。
全員が振り向く。そこに立っていたのは、この国の者とも思えぬ異様な男。眼光と気迫だけで、その場の空気を変えていた。
「婦人に対して無礼が過ぎるぞ」
「はぁ? 誰だよ、おっさん」
侮辱だと悟ったナポレオンは眉をひそめる。男が肩をいからせて近づくが、ナポレオンは一歩も退かない。
「退け。さもなくば、後悔するぞ」
その一言で、不良たちは思わずたじろいだ。目の前の男が、数え切れぬ死線を越えてきた者だと本能で悟ったのだ。
「……っ、なんだよ!」
吐き捨てるように去っていく若者たち。静けさが戻る。
ナポレオンはゆっくりと女を振り向き、そして息をのんだ。
風に揺れる艶やかな黒髪。白く整った顔立ち。慎ましやかな装いの奥にある、凛とした気配。
その美しさは、宮廷の貴婦人たちとも違っていた。もっと静かで、もっと気高い。
――美しい。
「……ヤマトナデシコ……」
思わず、そんな言葉が口をつく。
女はきょとんと彼を見た。
「え……?」
ナポレオンは目を離せなかった。
「ビューティフル……いや、違う。貴女は――大和の美人、というべきか」
常磐京子、25歳。
彼女はまだ知らない。目の前の異国風の男が、かつて世界を震わせた皇帝ナポレオンその人であり、この出会いが自分の平穏な日常を根こそぎ変えてしまうことを。
文字数 90,544
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.03.18
成り行きから神様(絶対神)という役割を引き継いでしまった、天涯孤独、貧乏、童貞、彼女無しのアルバイト青年(武人)が、人々の心の闇から派生する「魔」を相手に、神の「つかわしめ」である8柱の「コアオブジェクト」と協力しながら戦いを繰り広げる架空現代日本を舞台にしたファンタジー。
絶対神の切実な願いによってのみ顕現する様々な「コアオブジェクト」と魔に魅入られた人心から生み出された魔獣をどうにかこうにか退治し、人々の平穏な生活を守るべく、悪戦苦闘する武人の姿と成長を描ければ良いなあと思っています。
とりあえずキリの良いところで最終回としてますが、続きちまちま書いていきます。
文字数 65,921
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.10
路地裏の奥、猫だけが訪れることのできる不思議な居酒屋「ねこ又亭」。
暖簾をくぐれば、そこには焼き魚の香ばしい匂いと、ほんのり甘いマタタビ酒の香りが漂う。
この店には、毎晩さまざまな猫たちが集まる。
🐾 仕事帰りにふらりと立ち寄る黒猫のクロ。
🐾 つい飲みすぎてしまう酔いどれ親父猫・トラ吉。
🐾 書店で働きながら夢を語る白猫のシロ。
🐾 迷子になり、ここで温かさを知るサビ猫の子猫・コマ。
そして店の奥には、無口で渋い店主「又五郎(またごろう)」が、黙々と料理を作っている。
🐾 「初めての客は、まず爪を研げ」
🐾 「店の中では喧嘩禁止。どうしてもやるなら、外でやれ」
🐾 「飲みすぎた猫は、箱送り」
ねこ又亭には、猫たちが安心してくつろげるよう、独自のルールがある。
それは、ただの決まりではなく、この店が「帰る場所」になるための約束でもあった。
初めて訪れる猫も、常連の猫も、
ここで「また来るよ」という印を爪とぎ柱に残し、それぞれの夜へ帰っていく。
猫たちが夜な夜な集う、もうひとつの家――。
今宵もねこ又亭の暖簾が、そっと揺れる。
文字数 23,614
最終更新日 2025.03.03
登録日 2025.03.03