「・」の検索結果
全体で56,246件見つかりました。
ゾンビが蔓延る世界でリンデール王国は壁を築いてひと時の安寧を得る。
王都である中央は1番安全なため、貴族は従来通りの生活を送っているが、ユール家の侯爵令嬢ユール・グレイシアは貴族令嬢の嗜みやマナーは後回しに、日々、剣と銃と武闘を磨いている変わり者令嬢であるため周りから笑われ、貶されているが…?
文字数 14,887
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.09.22
エクリシア男爵家令嬢ミリーナは、幼い頃にジェンという名の少年と知り合い、その笑顔に淡い恋心を覚えた。
指切りをして再会を約束するも、ジェンとはその後、音信不通になってしまう。
それから10年が経った。
ジェフリー王太子主催のパーティに出席したミリーナは、偶然にもテラスで王太子と2人きりになり、少しだけ会話をかわす。
特になんということのない会話だったのだが、その数日後、ミリーナは『王太子付き女官』に指名されてしまう。
これは王太子の未来の妃候補となったことを意味していた。
突然のことに驚くミリーナに対して、ジェフリー王太子は積極的なアプローチを開始する。
思い出の中にあるジェンの笑顔と、目の前のジェフリー王太子の笑顔。
2人の間で揺れるミリーナの恋心が描かれます((注)2人は同一人物です)
しかしミリーナが王太子妃になったことを快く思わない人間がいた。
国家簒奪を企むリフシュタイン侯爵とその娘アンナローゼである。
時に命を狙われ、時に強制ロストバージンさせられそうになるミリーナの、スリリングでドキドキな王宮恋愛を、ぜひ読んでいただければ嬉しいです!
胸キュンポイント
・本当は相思相愛なのに、思い出の彼とは別人だと勘違いして過去と現在の間で揺れる心に苦悩するヒロイン
・普段は優しいのに、ヒロインとの恋にだけは荒々しく強引で俺様系になる王太子
・過去の自分を思うヒロインに嫉妬して身が焦がれそうな王太子
・強引にキスをされたけどなぜか嫌じゃなかった
・触れた唇が焼けるように熱い
・ヒロインの危機に助けに来る王太子のヒーローイベント
・王太子との婚約をめぐって張り巡らされたヒロインへの悪意と陰謀
・最後はハッピーエンド
(*)カクヨム併載です。
文字数 106,479
最終更新日 2021.12.01
登録日 2021.10.15
主人公システィア・ホーリー公爵令嬢は第四王子のアルバート・スミスと婚約していた。
いわゆる政略のための婚約で、本当は婚約などしたくなかったが公爵令嬢の使命として受け入れるしかなかった。
しかしある日、義姉のマーティがアルバートを誘惑し、さらにマーティを虐めていたことにされて婚約破棄を叩きつけられる。
だが、面倒な婚約をマーティに押し付けられると分かったシスティアは、喜んで婚約破棄を受け入れる……。
その後は婚約破棄の慰謝料で夢だった商会を設立し、システィアは自由に生きる。
そしてなんとシスティアが予め考えていた商品ざ国内で大ヒットし、商会は僅か数年で大商会へと変わった。
マーティとアルバートはそれを悔しそうな目で見ており……?
文字数 4,960
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.12.20
サンドボックスのゲームを小説化したファンタジー小説をずっと書きたいとネタだけ温めていたんですが、とりあえず骨組みだけは決まったため、投下しておこうと思います。
本人の魔法のスキルに応じて様々な事が簡略化して起こせる便利な装置である精霊装置によって建築をしていく職種の、精霊建築士の資格を持った青年が、精霊の加護があり、精霊の遺跡もある地区の、土地の再開発を命じられ、そこで何やかやがある話。
再開発地域は昔は栄えていたと思わしき名残の残るレトロな雰囲気が特徴的な市街地のある、半島のような場所だった。その中には海に面したエリア、精霊の遺跡がある街の中心地区、山、川、湖……と自然にも恵まれているしご飯も美味しそうだ。
更に自分が構える事務所には、受付・接客担当、経理と在庫管理事務、見習い建築士と従業員も紹介して貰い。ここでどういう事が起こるのか。
今回はハーレムがやりたくなったので18禁です。楽しい話になれるといいなと思います。
文字数 132,551
最終更新日 2023.09.28
登録日 2022.02.21
ルリー・エットリーフ、オリーブ色の長い髪を持つ彼女は、魔法でお茶を淹れるのが大好き。
文字数 1,450
最終更新日 2022.05.04
登録日 2022.05.04
ぼくはひとりで電車に乗って、団地に住むおばあちゃんに会いに行きますが、いろいろなトラブルにまきこまれてしまい・・・。小さなぼくの、小さな冒険のお話。
文字数 3,616
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.23
嫌なことには目標にする価値がある。
1、嫌だってことを目標にする。
2 、「快感」って言い聞かせる。
↓↓生死の境(別世界)であがくって快感。
行かなくても ここで出来ちゃってる
同等の生死の境(別世界)って何?
↓↓
断崖絶壁から落下。冬山で遭難。敵陣に潜入して暗殺。綱渡り。トライアスロン。滝行。千日回峰行。空中ブランコ。ライオンに喰われる。強盗と殺しあう。
やり過ごすとは
戦略と思って 戦略を練る、やり方を工夫する。こと。
料理の、喧嘩の、抵抗の、建設の、ルートの、解体の、勉強の、整理の、訓練の
臨死のユーフォリア(幸福感)。 あれはドーパミンです。
闘う事もも逃れる事もできない深刻で重大なストレスにさらされると「心の最期の救い」とも呼べる処置を脳がするんです。
極度の緊張状態で脳内麻薬様物質(オピオイド)を多量に放出し、精神の麻痺や感情鈍麻を起こし、夢うつつのまま捕食者の餌食となるのです。
臨死体験などは呼吸停止くらいから意識が無くなる瞬間くらいにユーフォリアがあるみたいです。
感覚が無くなってしまうから、死の直前は苦しい訳ではないみたいです、試しようがないですが。
ガゼルなど大型草食獣が、ライオンやハイエナ等の捕食者に襲撃され、追跡と闘争の結果として捕食されるような場合、実は被捕食者は殆ど痛みを感じていません。
むしろ、擬人化を行うならば「恍惚とした」感覚に近いのではないかと推測されます。
動物は恐怖・驚愕の刺激を受けるとノルアドレナリンという物質を脳内で分泌し、闘争か逃避か、ストレス体験を終息させるための行動を選択します。
このとき、ノルアドレナリンの過剰分泌は強い疲労感を生むため、基本的には抑制ホルモンであるセロトニンも分泌されて沈静化が図られます。
しかし、回避不能のストレスにさらされ続けると、セロトニンの分泌が生成を上回るために枯れ、興奮が続くことで脳内麻薬物質(オピオイド)が分泌されることになります。
このオピオイドが脳内で分泌されることにより、沈痛・無痛・褒賞・傾眠といった感覚がもたらされます。
全てを合わせると何も感じることができず、むしろ心地よく眠りに就く寸前のような感覚と推測されます。
主観が可能な人間でも、オピオイドが大量分泌されることにより、離人症的な症状がもたらされることが確認されています。
症状については、
現実感の喪失、自己と外界を隔てる透明な壁のある感じ、
自分のことを遠くで自分が観察している感じ、
自分の手足の消失する感じ、等と述べられています。
追跡時や闘争時に負わされる痛みについては感覚があるとも考えられますが(こちらもアドレナリンやドーパミンの作用で緩和されている可能性もありますが)
最後の瞬間にはもはや何も感じていないのでしょう。
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文字数 3,256
最終更新日 2023.02.17
登録日 2023.02.17
魔法と多種多様な種族が共存する現代社会。
舞園(まいぞの)月神(つぐみ)は、市役所の『遺跡管理課』課長の五百蔵(いおろい)真珠(しんじゅ)・ヴァレンチノのことが好きだ。
真珠の幼馴染の息子である月神は、幼い頃から真珠に想いを抱いていていたが、ある時、己が吸血鬼であることを知らずに真珠の血を吸ってしまう。
吸血鬼は生涯に一度、その血がものすごく甘美に感じられるという運命のひとと出会う。運命のひとを伴侶にした吸血鬼は、運命のひとと寿命を同じくする。
真珠を運命のひとと確信した月神は大人になったら真珠に告白しようと思っていたが、成長が止まってしまって諦めかけていた。
そんなときに、真珠は遺跡の探索で怪我をして、月神は真珠に想いを告げる。
真珠は真珠で、月神に強い想いを抱いていて……。
月神の視点と真珠の視点で交互に進行する、年の差溺愛ラブストーリー。
文字数 100,276
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.31
「――綺麗だ」
五歳の頃にかかった顔の難病により、常に顔全体に包帯を巻いているイギリスハーフの少女、宝条・ルーシー・凛奈。
小学四年生のある日、雨の降りしきる公園のドーム型遊具の中で一人泣いていた時、そこに同い年の少年、九藤光流が現れる。
周囲にはいない金髪碧眼の彼女に目を奪われた光流は、包帯の下の顔も見たいと半ば強引に包帯を取ってもらう。
爛れた肌に無数の吹き出物で埋め尽くされた彼女の顔を見た光流は本気で綺麗だと言った。
ルーシーは彼の言葉を信じ初めての友達になったが、このあと二人には思いも寄らない悲劇が起きてしまい離れ離れになってしまう。
これは、何も持っていなかった少年と顔の難病を持った少女が出会ったことで、奇跡が生まれ、友情を通して成長し、音楽で心が繋がり――そして、恩返しされる青春と純愛の物語。
文字数 1,530,044
最終更新日 2024.12.13
登録日 2024.01.10
まさかの国王陛下×お父様が成立。異世界転生した挙句にBLを見守る羽目になった私、王子様を巻き込み、お城で家族団欒をしています。
全くくつろげないけど……
・キラキラした王様×しょんぼり中年男性のBLカップリングが華々しく繰り広げられる世界線で、大型動物風超人王子×小動物系平凡令嬢(心は庶民)が成立してしまったお話。
・とにかくゆるゆるで軽め。内容皆無。
文字数 18,735
最終更新日 2024.12.09
登録日 2024.11.28
イギリス人通訳アーネスト・サトウの見た幕末。イギリス軍艦「イカルス号」の水夫が長崎で殺された。イギリス領事パークスは容疑者は土佐海援隊隊士だと推測する。煮え切らない幕府の対応に激昂するパークスは、土佐に乗り込み訊問に臨むがはかどらない。パークスの推測が間違っているのではないかと考えるアーネスト。パークスの命令で後を任されたアーネストは更なる証人訊問のため長崎へ向かう。幕府と薩摩・長州・土佐各藩の思惑に影を落とす「イカルス号事件」。果たして犯人は土佐海援隊隊士なのか。武力討幕か大政奉還かの瀬戸際に大きな影がのし掛かる。
文字数 59,303
最終更新日 2024.04.09
登録日 2024.04.01
【これは俺が、世界と彼女を救いたかった物語──】
*
神話を元に描かれたと言われる
この世の破滅を題材にした世界的に有名な絵本
「せかいのおわり」
絵本の登場人物は
水、雷、地、風、火 を司り
それを操る力を神より授けられた、五つの種族の英雄達。
人間達の身勝手な振る舞いに激昂した五人は
その力で世界を滅ぼしてしまう。
英雄と呼ばれていた彼らは
いつしか破壊者と呼ばれるようになった。
それから数千年後。
賢者である父に憧れる少年ネス・カートス。
彼の十六歳の誕生日に現れた一人の女性。
彼女はその絵本が実話で、
半年後に世界が終わると言う。
そしてネスが水の破壊者の子孫だと告げる。
世界の終わりを止めるために
ネスは彼女と聖地「ブエノレスパ」へ向かう。
旅の途中、ネスは彼女が呪われた運命に
苦しんでいることを知る。
そんな彼女をいつしかネスは救いたいと
思うようになっていた。
呪われた腕、兄との確執、迫り来る奇怪な追手
仕組まれた出会いに、変貌を遂げる己の体
複雑に絡み合う人間模様
そして明らかになる彼女の正体──
それに子作り?!
少しずつ狂い始めるネスの運命の行方は──
・・・・・・・
人の心の弱さ、汚さを描いた大人向けバトルファンタジーです。
前半はのんびり進みますが、三章中盤からどろどろしてきます。
・・・・・・・
「華々の乱舞」の1話から、22年後の世界を書いています(キャラの性格が違ったりするのは、そのせいです)
※なろう、カクヨムにも掲載し、完結しておりますが、1話から順に改稿してこちらに掲載しております※
文字数 372,515
最終更新日 2025.05.06
登録日 2024.06.30
町の尊敬される医師であるジェイソン・ハーキンスは、ある晩、緊急の呼び出しを受け、病院に急行する。そこで彼が診察した患者が何者かによって注射され、殺害されていたことがわかる。警察の捜査が始まる中、証拠がジェイソンに向かっていく。彼は無実を訴えるが、証拠は彼を犯人として指し続ける。
ジェイソンは自らの記憶を辿り始める。しかし、その記憶は彼が何かを隠しているような感覚を彼に与える。彼は自身の内なる闇と向き合いながら、真実を追求する。
調査が進む中、ジェイソンは町の闇を垣間見る。友人や同僚、さらには自分自身にまで疑念が向けられる中、彼は真実を探し求める。しかし、その過程で彼は自らの隠された罪に直面することになる。
結末に向けて、ジェイソンは自らの内面と向き合い、罪の意識と闘う。そして、彼が真実を受け入れる覚悟を決めるとき、彼の人生は決定的な転機を迎える。
「隠された罪」は、犯人が主人公であるミステリー小説でありながら、人間の複雑な心理と向き合い、真実を追求する旅を描いている。
文字数 1,070
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.05.30
文字数 2,853
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.18
キャラメシ、キャラ弁。
それは、様々なキャラクターや動物などを、様々な材料を使い表現、
再現し束の間の休息(食事時間)を楽しく、幸せにするもの。
キャラ弁好きの古池愛良は、料理の腕はなく、アイデアを書き溜める日々。
ある日、弟に誘われ、VRMMORPGの世界へと旅立つ。
そこで『キャラメシ・キャラ弁作成』という特別スキルを入手!
これは社会人生活三年目の、会社員生活に疲れた大人女子が、
「異世界ファンタジー版キャラ弁・キャラメシ」を開発し、
自分の価値をゆったりと、見つけていく物語。
(「言霊付与術師は、VRMMOでほのぼのライフを送りたい」と世界観は共有していますが、単体でもお読み頂けます。)
文字数 1,330
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.31
ブラック企業で心も体もすり減らし、エナドリ漬けの毎日を送っていたプログラマー・四谷知久(25歳)は、ある日、過労とカフェインの過剰摂取であっけなく死亡――
気づけば、目の前には“女神”と名乗る謎の美少女と、異世界転生のチャンスが。
授かったのは、エナドリを飲むことで能力が爆上がりするという謎の加護《ライフイズエナジー》。
だが転生先のギルドも、上司は腐敗、労働環境は最悪、冒険者たちは希望ゼロ……まるで前の職場!?
「今度こそ、間違えない働き方をしたい」
「搾取されるだけの人生なんて、もう終わりにしよう」
元社畜、加護と仲間を武器に、異世界の働き方に革命を起こす――!
これは、“働く意味”を見失った男が、異世界で仲間とともに再び立ち上がる物語。
文字数 136,623
最終更新日 2025.12.17
登録日 2025.08.31
江戸時代末期、世界が揺らぎ始めた長崎。
幕末の風が吹き荒れる中、港町の片隅――丸山遊郭では、人と妖(あやかし)が交わる夜が続いていた。
放浪の浪人・** 千早(ちはや)** は、過去を捨て、夢も名もなく漂う旅人。
ある夜、霧の中に浮かぶ丸山の灯に導かれるようにして遊郭にたどり着く。
香の煙と三味線の音に包まれたその場所で、彼は一人の遊女・** 紫苑(しおん)** と出会う。
白い狐の面をかぶったその女は、どこかこの世のものではなかった。
紫苑は、人々の“記憶”を喰らって生きる妖。
百年のあいだ、時代の移り変わりを見つめ続け、男たちの夢や欲望を糧に存在してきた。
しかし、千早に出会ったことで、彼女の心に“人の感情”が芽生え、記憶の層が崩れはじめる。
一方、長崎では坂本龍馬と勝海舟が時代の行く末を語らい、開国と維新の潮流を導こうとしていた。
だが、龍馬の背後には、人の形をした“もう一つの存在”――夢と理想を操る“影の龍
馬”が潜んでいた。
黒船の影が再び長崎に現れる頃、異国の使節に取り憑いた“幽霊”たちが人々の思想に感染し始める。
現実と幻、国家と理想、人と妖――その境が曖昧になっていく中で、勝海舟は未来の幻を見始める。
彼の夢の中には、焼け落ちる江戸、そしてかつて人であった千早の面影が見え隠れする。
やがて丸山を覆う炎の夜。
紫苑の正体が暴かれ、龍馬はこの国を動かしているのが“人の意志”なのか、“夢の呪
い”なのかを問う。
千早は紫苑を抱き、燃えさかる楼閣の中へと消える。
残された龍馬と海舟は、幻と現実のあわいを彷徨いながらも、時代の奔流へと身を投じていく。
長崎の空には、狐の面が浮かび、妖たちの夜会が再び始まる。
やがて千早は、自らも“幻の存在”であったことを知り、滅びゆく記憶の中で紫苑の面影を探す。
龍馬が京都へと旅立つ前夜、千早は夢の中で“もう一つの未来”を垣間見る。
そこでは龍馬が生き延び、紫苑は人間となり、二人は静かな海辺を歩いていた。
だが、それは決して訪れぬ未来――。
春。
丸山には新しい遊女たちが笑い、過去の幻を知る者はいない。
ただ、一枚の花弁が風に舞い、千早の記憶に触れて消える。
それは紫苑の最後の涙であり、人と妖、理想と滅びを織りなしたこの国の“美の記憶だった。
文字数 19,680
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.20
二十年前、世界各地に突如として現れた“ダンジョン”。
冒険者は国家資格となり、一攫千金も現実になったが??。
相川ユウト(19)はその中でも最低ランク・Fの落ちこぼれ冒険者。
攻撃スキルなし。戦闘適性なし。装備は中古の安物。
ギルドからは「せめて死ぬな」とだけ言われる程度。
だがユウトには、ひとつだけ誰にも気づかれていない特異体質があった。
──歩けば歩くほど強くなる。
回復、察知、耐性……気づけばステータスが勝手に上昇していく“散歩特化型”の謎スキル。
ユウトはそれをスキルだとすら思っていない。
ただ「散歩が好きだから」毎日ダンジョンをぶらぶらするだけ。
その結果。
・高レベル冒険者が迷う迷宮を、何故か迷わず突破
・レアモンスターに遭遇しても、なぜか全て攻撃が当たらない
・S級の危険地帯でくつろいでいたところを保安隊に発見される
・探索しただけで、未発見資源を大量に見つけてしまう
まったり散歩しているだけなのに、気づけば周囲は大騒ぎ。
街のトップ冒険者たちが焦り始める。
「……なんでアイツ、いつの間にそんな場所に?」
「いや、本当に散歩してただけなんだけど……?」
これは、
まったり歩き回るだけの最底辺冒険者が、
本人の自覚ゼロで周りを追い抜いてしまう物語。
文字数 15,160
最終更新日 2025.12.26
登録日 2025.12.26
主人公・鋼太郎は下校途中の電車の中でいつの間にか眠ってしまい、目を覚ますと無人の電車に一人きりであることに気付いた。
そこは見知らぬ地下の駅。
電車を降り、階段を上がると、そこに異形の化け物が待ち受けていた。
しかし偶然通りかかった四人組に命を救われ、行動を共にすることになるが、彼らも鋼太郎同様に異世界に迷い込んだ者達であった。
異世界から脱出するための条件を満たすため、化け物が跋扈する迷宮と化した駅構内を探索する。
脱出条件――それは一定額の『スコア』を所持した状態で『改札』を通り抜けるというものだった。
『スコア』とはこの世界における通貨であり、脱出条件を満たす要素である。
人々はそれを巡って他者を励まし、助け、騙し、奪い、殺す。
舞台となる世界は山手線のような環状線、走る電車は無人、ひと駅の間隔は30分以上。
ある者は迷宮探索者として、またある者は商人等の彼らをサポートする者として居住可能な駅で暮らす。
居住不可能な駅はすべて化け物が徘徊する希望と絶望がないまぜとなった迷宮。
迷宮探索者は命を賭して奥へ奥へと進む。
これは少年少女たちが剣を、銃をとり迷宮探索に挑む冒険活劇。
ときに敵は異形の化け物ではなく――同じ人間である。
登録日 2015.04.11