「見」の検索結果
全体で61,065件見つかりました。
俺は日本の大学生だったと思う。
ある日突然、ガリガリボロボロの子供の身体で人っ子一人いない深い森の中で目が覚めた。その身体で生きた記憶もない状態。大学生だった自分の名前や家族構成、友人なども覚えていない。
ここで生きるための知識もなく途方に暮れていると、冒険者だという男が偶然現れて保護してくれた。
彼にお世話になりながら自立していこうと意気込む俺と、世話はするが自立させたくない男。
そして俺は自分が何者かを知って、流されるように男と暮らすことになる。
男だけの世界。誰でも子供ができるけど、出産の描写はないです。
駆け足で完結までザッと書いて投稿しましたのでもしかしたら誤字脱字があるかと思いますが、見つけ次第修正します。
誤字脱字報告ありがとうございます。助かります。
文字数 14,537
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.28
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
文字数 3,355
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.10.04
貧しい子爵家に生まれたセイブルは、十一歳の頃に母が他界し、父親は訳あり公爵家の未亡人と再婚する。継母となった女性には連れ子が二人おり、その日からセイブルには二人の弟ができた。初めてできた弟たちに喜ぶセイブルだが、次男のスクレイグには嫌われているのか距離を置かれていた。
しかし、セイブルが十五歳の頃に不慮の事故で両親が他界し、残された愛しい弟たちを養うために、セイブルは家を取り仕切り子爵家当主として懸命に働く日々を送った。
そうして、二人の弟は宮廷でも噂が立つほど美形に育ち、スクレイグは学園でも優秀な成績を納め卒業した。
優秀な弟たちを見たセイブルは、何も無い平凡な自分を振り返って当主の座を弟に譲って隠居しようと試みるが―――
文字数 18,408
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.16
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
文字数 316,307
最終更新日 2026.08.21
登録日 2025.12.17
◆◇◆特殊なお知らせ↓をしています◆◇◆
2026/6/27 YouTubeでこの作品が動画化され、私の著作物が無断で利用されていることを確認しています。「恋なんかじゃない」で検索すると出てくると思います。
私は動画化の許可を、どの作品にも、一切、出していません。
タイトル・キャラ名まったく同じですが、まったくの無関係です。
再生すると閲覧回数に貢献してしまうので、閲覧せず、
小説の方でお楽しみいただけたら幸いです。
もし「通報」という機能を使って意思表示をしていただける方がいらっしゃいましたら、皆様が安全な形でご協力いただけると、とても心強いです。
「恋なんかじゃない」で検索しても出てこなくなるのを願って。
とりあえず、動画からこちらにくる方もいるかもしれませんので、この文章をしばらく載せておきます。
◆◇◆
のどかに甘々を読みたい方、ぜひ…♡
超モテまくりで遊んではいたけど好きって気持ちも執着も知らなかった攻めくんが、平凡だけど可愛らしい受けくんを好きになって執着も知って、これ以上ない位、猫可愛がりに可愛がるお話です(*´艸`*)♡
中の皆、ちょっとずつ色々成長もしているはず……(*'ω'*)
※ただただ、好きな幸せ世界を楽しく書いてます♡
ご一緒にほのぼの楽しんで頂けたら嬉しいです。
お気にいり登録&感想を頂けると更新気力upします(*'ω'*)♡
匿名がよろしければ、Twitterのマシュマロから♡ 頂けると嬉しいです♡
モロツヨシさまの「人間(男)メーカー(仮)」で、キャラのイメージを作らせて頂きました。
◇ ◇ ◇ ◇
あまもあもさま に描いて頂いた素敵な表紙を大賞期間だけ公開してます🩷
https://xfolio.jp/portfolio/amamoamo
またいつか、表紙として、お見せすることがあると思います🩷
文字数 1,484,058
最終更新日 2026.06.30
登録日 2021.06.14
【暗殺者執事×モブ化して死を回避したい悪役令息(中身は普通の会社員】主人公総愛され・溺愛ファンタジーBL
勇者に倒される悪役令息に生まれ変わった、元会社員のアドリエル。死亡フラグを回避するため行動を改め、父の悪役化も防いだら、なぜだか自分を殺すはずの執事から求愛されて、おまけに従僕の美少年からも懐かれているんだけど、なんで――!?
生き残りをかけて奮闘する転生悪役令息が、気づいたら真実の愛を手にしていて、幸せになるお話です。
総受けに見える展開が含まれますが、最終的に主人公とくっつくのは執事ひとりだけです。
性描写のあるエピソードには(☆)を付けております。
アルファポリス様の独占公開・最新作です。
皆様に楽しんでいただけたらと願っています。どうぞよろしくお願いいたします!
※本編完結済み。今後は、後日談・番外編を不定期に投稿します。
※番外編・第一弾としまして、完結記念SS『プレゼントは僕だった』を更新しました。
文字数 109,822
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.12
侯爵家の令嬢であるアルティアは、家で冷遇されていた。
彼女の父親は、妾とその娘である妹に熱を上げており、アルティアのことは邪魔とさえ思っていたのである。
しかし妾の子である妹を婿に迎える立場にすることは、父親も躊躇っていた。周囲からの体裁を気にした結果、アルティアがその立場となったのだ。
だが、彼女は婚約者から拒絶されることになった。彼曰くアルティアは面白味がなく、多少わがままな妹の方が可愛げがあるそうなのだ。
父親もその判断を支持したことによって、アルティアは家に居場所がないことを悟った。
そこで彼女は、母親が懇意にしている伯爵家を頼り、新たな生活をすることを選んだ。それはアルティアにとって、悪いことという訳ではなかった。家の呪縛から解放された彼女は、伸び伸びと暮らすことにするのだった。
程なくして彼女の元に、婚約者が訪ねて来た。
彼はアルティアの妹のわがままさに辟易としており、さらには社交界において侯爵家が厳しい立場となったことを伝えてきた。妾の子であるということを差し引いても、甘やかされて育ってきた妹の評価というものは、高いものではなかったのだ。
戻って来て欲しいと懇願する婚約者だったが、アルティアはそれを拒絶する。
彼女にとって、婚約者も侯爵家も既に助ける義理はないものだったのだ。
文字数 52,534
最終更新日 2025.01.28
登録日 2025.01.08
第2回青春×BLカップ参加中♪
神乃遥翔(じんの はると)は自分のことをモブだと思っていた。
少年漫画ではいつだって、平凡に見えて何か一つに秀でている人物が主人公だったから。
その点、遥翔は眉目秀麗文武両道、家も財閥の超お金持ち。
一通りのことがなんでも簡単にできる自分は夢中になれるものもなくて、きっと漫画のモブみたいに輝く主人公を引き立てるモブのように生きるのだと、そう遥翔は思っていた。
けれど、そんな遥翔に勉強を教わりに来ている葛城星 (かつらぎ ほし)は言った。
「BL漫画の中では、神乃くんみたいな人がいつだって主人公なんだよ?」
そう言って、星が貸してくれた一冊のBL漫画が遥翔の人生を一変させた。
自分にも輝ける人生を歩むことができるのかもしれないと希望を持った遥翔は、そのことを教えてくれた星に恋をする。
だけど、恋をした途端、星には思い人がいることに気づいてしまって……
眉目秀麗文武両道で完璧だけど漫画脳な遥翔が、お人好しで気弱な星の心に少しずつ少しずつ近づこうと頑張るお話です。
文字数 85,368
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.04.08
女癖の悪い王太子は呪われた。
寝台から起き上がれず、食事も身体が拒否し、原因不明な状態の心労もあり、やせ細っていった。
「こりゃあすごい」
解呪に呼ばれた魔女は、しゃがれ声で場違いにも感嘆した。
「王族に呪いなんて効かないはずなのにと思ったけれど、これほど大きい呪いは見たことがないよ。どれだけの女の恨みを買ったんだい」
王太子には思い当たる節はない。
相手が勝手に勘違いして想いを寄せられているだけなのに。
「こりゃあ対価は大きいよ?」
金ならいくらでも出すと豪語する国王と、「早く息子を助けて」と喚く王妃。
「なら、その娘の心を対価にどうだい」
魔女はぐるりと部屋を見渡し、壁際に使用人らと共に立たされている王太子の婚約者の令嬢を指差した。
文字数 5,401
最終更新日 2023.03.16
登録日 2023.03.11
婚約を破棄された貴族令嬢は、悪評の渦中にありながら、帝国貴族の集う仮面夜会へ姿を現す。
目的は赤い瞳の少女型記録人形、ルビイを探し出し、盗み出すこと。
だが、情報を集め蓄えるためだけに作られたはずのルビイは、あまりにも無邪気に笑い、あまりにもまっすぐに彼女を見る。
任務に失敗し、自分を道具のように扱っていた彼女は、やがてその人形を、ただの“物”として扱えなくなっていく――
…ですが、1話目以外から読む方がたぶん楽です。
サブタイトル見て面白そうなとこから読んだ方がわかりやすいかも。
※今回はAI「補助」作品です。旧作品の舞台設定の見直しなどをGPTに手伝ってもらいました。
文字数 287,798
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.07.05
【爽やか王子様だけど執着攻め×逃げたい陰キャ主人公】
目立たず、静かに高校生活を送りたい。
それだけが、篠原朔の願いだった。
けれど、学校一の人気者で"王子様"と呼ばれる幼馴染・如月悠成は、毎朝迎えに来ては当然のように隣を歩き、放課後も朔と過ごしたがる。
そのせいで周囲からは「あんな地味な奴のどこがいいんだ」と噂され、朔は居心地の悪い日々を送っていた。
だから朔は悠成の好意など、幼馴染だからだとしか思っていない。
まさかそれが、10年間、一度も揺らぐことのなかった片想いだとは夢にも気づかずにいた。
星を眺めた夜、夏祭り、文化祭。そして、卒業後に待つ別々の進路。
「離れたい」と思っていたはずなのに、離れる未来が近づくほど、朔の心は少しずつ変わっていく。
一方、悠成の想いは、子どもの頃から何ひとつ変わらない。
どれだけ拒まれても、どれだけ突き放されても、朔だけを想い続けてきた。
子どもの頃、屋根裏部屋で並んで星を見上げた夜も────悠成が見つめていたのは、星ではなく、いつだって朔だった。
これは、学校一の王子様が抱き続けた初恋と、その想いに少しずつ気づいていく主人公、一途で不器用な幼馴染ふたりが紡ぐ、青春ラブストーリー。
表紙絵には画像生成AIを使用していますが、
本文にはAIは使用しておりません。
アルファポリスのAI校正は使わせていただいてます。
文字数 89,698
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.03
1期完結!
第2期連載中
「 人間なんて、大嫌いだ! 」
生前、「 生まれ変わるなら人間以外がいい 」と願ったはずだった。
なのに転生した姿は――討伐対象とされる【魔物】。
世界征服の野望も、人間への復讐心もない。
「 僕はただ、雛のあんこと一緒に、静かに暮らせる場所を目指してるだけなんだ! 魔物が静かに暮らしたらだめなの!? 」
そんな健気な望みを胸に、キラキラの石を集めたり、美味しい毒? の果実を食べたり。
「 いつか、僕とあんこの果樹園を作るんだ! 」
そう夢見る魔獣の少女の前に現れたのは、
冷徹と恐れられる、白馬の身体を持つ若き騎馬隊の騎士だった。
なぜか彼は、少女たちを静かに暮らせる場所へと案内してくれると言う。
チートもなければ、ざまぁもない。
人間になりたくなかった魔獣の少女と、孤独な白き騎士。
少しずつ増えていく温かい出会いの中で、
二人の穏やかな冒険が始まる。
※すでに3期分(約30万文字)までのストックがあります。途中で止まることなく、
毎日決まった時間に更新していきますので、安心して結末までお付き合いください!
表紙•挿絵 chatGTP
文字数 202,269
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.07.01
両親を亡くし、広すぎる屋敷に取り残された少年エドガー。
彼のそばには、物心ついた頃から彼を導いてきた家庭教師、
クラリス・ローレルがいた。
冷静で口うるさく、決して甘やかさない彼女のもとで、
エドガーはフォルティス家の跡継ぎとして、
そして一人の人間として、少しずつ成長していく。
けれど、その日々の裏で、
当主を失ったフォルティス家は静かに崩れかけていた。
後見、相続、そして伯爵家を狙う親族たち。
差し伸べられる手は、救いか、それとも新たな思惑か――。
それでもクラリスは、家庭教師として、
そしてフォルティス家に仕える者として、
決してその立場を越えることなく、エドガーを支え続ける。
彼が自らの足で立ち、
未来を選び取れるようになる、その日まで。
やがて明らかになる、クラリスの隠された過去。
避けることのできない別れを経て、
二人はそれぞれの道を歩み始める。
そして数年後。
成長したエドガーが、ようやく気づいた想いとは――。
これは、一人の少年の未来を支え続けた女性と、
長い時を経て、その献身の意味を知った青年の物語。
文字数 427,131
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.05.15
公爵子息である引きこもりのリューリュは、義弟であるレアの罪によって一家斬殺の刑に処されてしまった。
死んだと思った瞬間飛び起きたリューリュは、公爵家にレアが引き取られる当日まで回帰したことを知る。
レアを公爵家に入れたら自分たちの未来はない!そう思い公爵家から追い出そうとしたリューリュだったが、レアのやせ細った姿を見て考えを改めることにした。
まだレアは悪役になる前なのだから、自分が真っ当に育ててやればいい!そう思い立ったリューリュは、引きこもりから脱却しレアのお世話をするようになる。
しかしなぜかいつの間にやらレアに溺愛されるようになっていて──
愛に飢えているヤンデレ義弟
×
過去のせいで引きこもりになった料理好き義兄
の破滅ルート回避からの溺愛の話しです。
※ハピエン保証。攻めは基本ヤンデレですがお互いに好きなのでただの愛が重い人でおさまってます。
※血が繋がっていないので近親相姦ではないです。
人気BL最高1位
hotランキング最高17位
ありがとうございます😭✨💓
文字数 41,535
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.06.10
【累計350万PV突破!】
『ユニークスキル? よし、盗もう!』
テンプレを知り尽くした男による、王道異世界転生ファンタジーです。
ルミウム王国の辺境シーズ村に暮らすルイン(5歳)は、日課のお昼寝から目を覚ました拍子に、前世の社畜生活を思い出した。
「マジかぁ、これアレじゃん」
異世界転生に超スピードで順応したルインが「ステータス!」と唱えると、そこに表示されたのは【視て盗む】というスキル。
『スキルや魔法? そんなもん見て盗め!』という、料理人の世界みたいな能力だった。
異世界転生ものを前世で貪り尽くしてきたルインは、このスキルを手に本物の異世界をどう生きていくのか。
元サラリーマンが夢にまで見た大冒険が、辺境の農村で幕を開ける!
※毎日21時更新です
本作は、カクヨム・小説家になろうにも掲載中の連載作品です。
文字数 390,527
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.06.10
王太子に婚約破棄された令嬢リリベッタ。
「これで平民に落ちるのかしら?」――そんな周囲の声をよそに、本人は思い出した。
――わたし、皇女なんですけど?
叔父は帝国の皇帝。
昔のクーデターから逃れるため、一時期王国に亡命していた彼女は、
その見返りとして“王太子との婚約”を受け入れていただけだった。
一方的に婚約破棄されたのをきっかけに、
本来の立場――“帝国の皇女”として戻ることに決めました。
さようなら、情けない王太子。
これからは、自由に、愛されて、幸せになりますわ!
文字数 46,176
最終更新日 2026.02.23
登録日 2025.07.07
地味でおとなしい性格の高校生 佐藤 理人は、趣味でこっそりお菓子のレシピ動画を公開している人気配信者でありスイーツ研究家。
ある日理人は幼なじみの太陽に味見用としてクッキーを手渡すところを、クラスのカースト最上位に君臨する男、大路 清雅に見られてしまう。
しかも清雅は大の甘党で、理人が配信している動画の大ファンだったことが判明。
しかし清雅は、理人=推し配信者の『りとる』だとはまったく気付いていなくて……!?
***
第2回青春BLカップ参加中です。
少しでも多くの方に、応援・BETしていただけたら嬉しいです!
よろしくお願いいたします( ꈍᴗꈍ)
文字数 67,955
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.11
「声がなければ、告発も否定もできない。喋れない女の走り書きを、誰が立ち止まって読む?」
伯爵令嬢アメリアは、婚約後の領地運営を手伝うなかで、不自然な支払いを見つける。
南堤防の石材代として処理された二百四十金貨。
同じ支払番号、同じ金額、同じ婚約者の署名が記されたもう一枚の明細には、こう書かれていた。
――愛人ダフネへ贈る、婚礼用サファイア首飾り一式。
公的救済金の横領を地区救済局へ告発すると宣言した直後、アメリアは婚約者ヴィクトルから「封言の呪い」をかけられる。
横領という秘密を隠すため、声そのものを奪う呪い。
ヴィクトルはアメリアとの婚約を解消し、十日後にはダフネとの結婚式を開くと告げた。
声を奪えば、何も訴えられない。
声を失った女の話など、誰も聞かない。
ヴィクトルはそう信じていた。
けれど、アメリアが失ったのは声だけだった。
文字を書く手も、証拠を求める知識も、どこで誰へ伝えるかを選ぶ意思も、奪われてはいない。
以前から面識のあるジュリアン子爵は、アメリアの代わりに告発しようとしない。彼女が一文字ずつ書き終えるまで待ち、本人が決めるまで答えを先回りしない。
アメリアは自分で二つの支払控えを確保し、安全と複数の証人がそろう場所を選ぶ。
それは、ダフネが横領金で買われたサファイアを身につける、ヴィクトル本人の結婚式だった。
誓いの前に婚姻への異議を問われた瞬間、声のないアメリアは自ら立ち上がり、一枚目の告発書を大勢へ掲げる。
> 私はアメリア・レイン。ヴィクトル・ハロウに声を奪われました。
これは、声を奪われても意思を他人へ渡さなかった令嬢が、自分の文字で秘密を公にし、自分の言葉と名誉を取り戻す物語。
全7話・完結。婚約破棄、愛人との結婚式での直接告発、ざまぁ、意思を尊重して待つ相手との異世界恋愛です。
文字数 12,127
最終更新日 2026.08.14
登録日 2026.08.14