「梅」の検索結果
全体で1,020件見つかりました。
「その女の幽霊は、田中にただ会いたかっただけでなく、いつの間にか、惚れていたのかもしれないな」
ある日、後輩から聞いた事故物件にまつわる怪談話。
その幽霊の心情に、小倉一郎(28)がふと「同情」を寄せた瞬間、彼の日常は静かに、しかし確実に壊れ始めた。
ふとしたことがきっかけで一夜の関係になった小倉一郎と梅沢結菜。
ある日、小倉の職場に結菜が入社してきて状況が一変する。
文字数 25,618
最終更新日 2026.03.18
登録日 2025.12.19
文字数 9,635
最終更新日 2021.08.05
登録日 2021.07.31
高校生の森永拓斗、江崎大翔、明治柊人は仲良し三人組。
拓斗はふたりを親友だと思っているが、完璧な大翔と柊人に憧れを抱いていた。
ある朝、目覚めると拓斗は異世界に転生していた。
そして、付き人として柊人が、フィアンセとして大翔が現れる。
戸惑いながら、甘々な生活をはじめる拓斗だが、そんな世界でも悩みは出てきて・・・
文字数 29,610
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.27
梅雨の湿気が染み込む六月、編集者の三崎麻子は浜田市の古いマンションに引っ越してきた。都会の喧騒を離れ、静かな環境で仕事に集中したいという思いからだった。家賃の安さに不審を感じながらも、海が見える最上階の一室に決めた。
引っ越し初日、階段を上がる途中で麻子は違和感を覚えた。三階と四階の間の踊り場が、どこか不自然に広く感じたのだ。蛍光灯の明かりも他の階より暗く、壁には黒ずんだシミが浮かんでいた。
その夜から、異変は始まった。深夜、誰かが階段を上る足音が聞こえる。しかし、ドアスコープから覗いても人影はない。翌朝、郵便受けに一枚の古びた写真が投函されていた。階段の踊り場で撮られたそれは、白いワンピース姿の女性が写っているものの、顔の部分だけが黒く染みたように潰れていた。
不安を感じた麻子は、管理人の山岸に尋ねてみた。しかし彼は「心配することはない」と言うだけで、それ以上の説明を避けた。その態度に不信感を抱いた麻子は、地域の古老を訪ねることにした。
そこで麻子は、二十年前にこのマンションで起きた連続失踪事件のことを知る。若い女性が次々と姿を消し、最後に発見されたのは階段の踊り場で の事故死だった女性の遺体だけだった。しかし、その死因には不可解な点が多かったという。
その後も麻子のもとには古い写真が届き続けた。写真に写る女性たちの表情は徐々に歪み、恐怖に満ちていった。ある夜、麻子は階段を上がる黒い人影を目撃する。追いかけると、それは不自然に広い踊り場へと消えていった。
壁を調べると、そこには隠された扉があった。扉の向こうには小さな祭壇があり、失踪した女性たちの写真が祀られていた。その奥には、山岸管理人の若かりし日の写真と、白いワンピースが保管されていた。
真相は、二十年前の山岸による連続殺人事件だった。彼は若い女性たちを踊り場の隠し部屋に誘い込み、儀式めいた行為の末に殺害していたのだ。最後の犠牲者となるはずだった女性との格闘の末、彼女は事故死として処理された。その後、山岸は管理人として潜伏し、新たな獲物を待ち続けていた。
麻子が真相に気づいた時、背後から忍び寄る気配があった。振り返ると、山岸が白いワンピースを手に立っていた。しかし、その瞬間、階段の影から複数の黒い人影が現れ、山岸に襲いかかった。それは、犠牲となった女性たちの怨念だった。
翌日、山岸の遺体が踊り場で発見された。事故死として処理されたが、その表情は深い恐怖に歪んでいたという。
それから一年後、マンションには新しい住人が引っ越してきた。階段の踊り場に立つと、今でも誰かの気配を感じることがあるという。それは、過去の悲劇を見守る者たちの存在なのかもしれない。
文字数 16,591
最終更新日 2025.02.08
登録日 2025.02.06
文字数 1,559
最終更新日 2021.05.18
登録日 2021.05.18
文字数 5,573
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
【終末世界×おとぎ話】終末世界を舞台にしたブロマンス・ダークファンタジー
――誰かを赦すこと」「愛すること」は、尊いとみせかけて残酷な犠牲の上で成りたつ――
かつて、魔王様が愛した箱庭を模した世界。
魔王様が去った後は、人間の傍若無人な振る舞いで荒廃し、滅びかけている。
この世界には3つの人類が存在する。
魔法と科学を統べ、繁栄した人類である「人間」
動物を眷属に持つ「亜人種」
そして、人間が科学で生みだした人類に使役され、兵器に使われる「バイオノイド」
人間と亜人種は100年前に行った戦争から互いに干渉をしないという形で平和の均衡を保っていたはずだった――。
文字数 26,230
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.13
文字数 1,223
最終更新日 2020.10.30
登録日 2020.10.30
戦争により文明が滅んだ世界。日本は砂漠化し荒廃していた。
国や政治、経済という概念もなくなった世界では、暴力による支配・強奪が当たり前となっていた。
そんな世界に一人で店を営む男「店長」。
とある目的で店に潜入したが、あっけなく捕まりアルバイトとして働くことになった少女「兎」。
店で売る武器を作る姉弟、レズビアンの姉「トラ」とゲイの弟「リュウ」。
そして、近隣の盗賊達を取り纏める「狸」とその一味。
放射能により進化した巨大生物や盗賊団との戦いの数々。
文明崩壊前の科学技術で作られた遺物《アーティファクト》と荒廃した世界を生きる人の力技《ゴリ押し》。
終末世界で地球最後の店を中心に繰り広げられるSFアクション。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
登録日 2025.07.27
夫子家庭だった黒梅ミライは、父の死後に行くあてがなく、離婚した母方の祖母に引き取られることになった。祖母が住んでいるのは『藤咲村』という、田舎の小さな村。そこで出会ったのは、以前彼女がこの村で住んでいた時の友達である白桜ココロであった。村についたミライは偶然手に入れた手帳から『藤咲村』には三伝説と呼ばれる3つの伝説があることを知るのだが……。
・百合要素があります。
・分量的には中篇小説くらいになると思います。
・1~2週間で完結させる予定なので、1日置きか、毎日かくらいの頻度だと思います(遅れたらすみません……)。
登録日 2015.12.14
主人公藤代優理は私立大学の理工学部に通う学生。彼は生来の不幸体質であり、なにかと苦労の絶えない人生を二十年ほど過ごして今日に至る。そのせいか、彼は人生が退屈で息苦しいものだと思うようになっていた。
梅雨時のある日、彼は携帯と傘を忘れたまま登校してしまう。その日は生憎の大雨で、ずぶ濡れになりながら帰宅するのだが、その道中、彼の行く道の先で女性が倒れているのを見つける。彼女の名は雨弥朝日。みすぼらしい姿の彼女を放っておけず、優理は一旦彼女を自宅アパートに連れ帰った。目を覚ました彼女は発声障害を患うほどに、心身ともに衰弱していた。話を聞けば、彼女は家庭環境が複雑らしく、今はホームレス状態なのだと言う。将来を憂いて涙する彼女を放っておけず、優理は朝日を家政婦のような立場で雇い、しばらく部屋を宿代わりに使わせることに決める。外で働けない彼女のため、優理は二人分の生活費をまかなおうとバイトに精を出すものの、やはり生活は苦しかった。そのことにうすうす気づいていた朝日は自身の秘密を隠しながら水面下で優理を救う手立てを実行していくのだが……
文字数 110,704
最終更新日 2019.08.11
登録日 2019.07.13
お立ち寄りいただきありがとうございます。10000字くらいの短編です。よろしくお願いいたします。※ 午前中間違えて途中なのに「完結」にしていました。今はちゃんと最後まで公開してあります。大変失礼しました。
【あらすじ】
大型書店で働く四葩雫(よひらしずく)は雨上がりの田舎道でウシガエルを助けた。
その日、家に帰るとハイドランジア王国の王子を名乗る美貌の男に「お礼です」とキュウリを手渡された。
新手の勧誘か、何かの詐欺かと警戒する雫だが、ルイと名乗った美しい自称王子様からは、どこか真実の匂いがした。
梅雨の季節に出会った運命のふたり。
大切なものは目には見えないし、一度失った場所に戻ることはできなくても、新しい場所でまたやり直すことはできるのかな……的なお話です。
※ 表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作りました。
※ 2019年にフジョッシー様の「梅雨のBLコンテスト」に参加した作品を改稿して転載しています。
文字数 10,049
最終更新日 2021.01.16
登録日 2021.01.16