「声」の検索結果
全体で8,782件見つかりました。
『Soldier of“Nest’s Guild”』、通称『SNG』。各国政府に承認されている、国際傭兵機関、『ネスツギルド』の傭兵として生計を立てている人々がいる世界。
青年『デヴォイ=マクシミリアン』はつい二日前に新入りの傭兵として試験に合格していた。
その新入りを有名な高ランク傭兵である三人組『トリニティ』に声をかけられて初仕事をしはじめる。
しかし、その幕開けは彼の運命と世界とを賭けた第一歩にすぎなかった。
文字数 92,801
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.08.31
女になって一年。
中山貴子、二十六歳。
ガールズバーの更衣室で、手慣れた動きでメイクを仕上げる。
「貴子ちゃん今日指名多いよ〜」
「はーい」
ヒールにも慣れた。
ナプキンの種類も完璧に把握している。
酔っ払いの扱いも、セクハラのかわし方も覚えた。
男だった頃、
“女は楽”と言っていた自分が、今は少し滑稽に思える。
でも――
楽じゃないからって、不幸とも限らない。
貴子は鏡の中の自分に小さく笑う。
「まぁ、悪くない人生だな」
店のドアが開く音がする。
「いらっしゃいませー」
その声とともに、フロアのざわめきが広がる。
貴子は最後にリップをひと塗りして立ち上がった。
「よし、仕事するか」
――性別で楽とか得とか、そんな単純な話じゃない。
逃げる理由を探すより、
今と向き合うこと。
今をちゃんと生きること。
それが一番大事だと、
女になって一年で、ようやくわかった。
文字数 89,346
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.02.23
『獣神戦士ジュラバース』:プロローグ
今から十年前。
人里離れた山奥にある「村松超物理学研究所」は、一夜にして火の海と化した。
そこでは、村松真斗博士の手によって、宇宙から飛来した未知のエネルギー体「メテオ」と、地球の古の生命力を融合させる研究が進められていた。それは、やがて来るであろう宇宙からの脅威に対抗するための希望、**『獣(ジュラ)ブレス』**の開発であった。
「綾香……これを持って逃げなさい。これは、人類に残された最後の牙だ」
燃え盛る研究所の中で、真斗博士は幼い娘、綾香に銀色のブレスと眩しく輝くメテオを託す。その背後には、次元を切り裂いて現れた絶滅破壊者ザライドの影が迫っていた。
「無駄なことを、村松博士。全ての生命は、我が帝王ガザスキラーの手によって絶滅する運命なのだ」
冷酷な声と共に放たれた一撃。綾香は泣き叫びながら、父が命を懸けて守った希望を抱き、闇夜へと消えた……。
そして、現在。
世界は平和を取り戻したかのように見えていた。
都心の高層ビルが立ち並ぶビジネス街。
新上敬介は、分刻みのスケジュールを完璧にこなすエリート商社マンとして、慌ただしい日々を送っていた。
「新上くん、次のプレゼンの資料、完璧だったよ」
「ありがとうございます。……効率こそが、社会を支える基盤ですから」
感情をあまり表に出さず、合理的に生きる敬介。しかし、その胸の奥には、幼い頃に妹の栞と約束した「いつかヒーローになって、世界を守る」という、青臭い夢の残火が微かに燻っていた。
その夜。
再び空が不気味な紫色に染まる。
十年の時を経て、ザライドの先遣隊が地球へと降臨した。
「絶滅のカウントダウンを再開せよ。生き残った娘を探し出し、ブレスを奪え!」
逃げ惑う人々の中で、敬介は父の形見を守り続けてきた孤独な少女、綾香と運命の再会を果たす。
落ちてきたメテオが、敬介の魂と共鳴するように激しく輝き始めた。
「……悪いな、俺のスケジュールには『絶滅』なんて予定は入ってないんだ」
封印されていた獣の咆哮が、今、大都会に響き渡る!
『獣神戦士ジュラバース』。
その伝説の第一ページが、ここから綴られ始める――。
文字数 2,262
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.06.13
太古の戦乱が原因で、地上に人が住むことの出来なくなった地球。
人間は地下に都市を作ることにより、なんとか種を存続させることに成功。今となっては、小さいながらも地下に国家を作るほどになっていた。
ただ、あの時に戻りたいと言う声がある事も事実。
地上への憧れを捨てきれない多くの人々の声を代弁するように、多くの国家は自国の軍に、調査部隊を設置する。
これは、ある国家の「旧人類遺産調査部隊」を任された1人の変人と、その仲間、そして、旧人類の遺産との物語である。
文字数 2,651
最終更新日 2018.04.03
登録日 2018.01.21
義母と義妹に虐げられてきた伯爵家の長女スフィーナ。
ある日、亡くなった実母の遺品である指輪を見つけた。
それからというもの、義母にお茶をぶちまけられたら、今度は倍量のスープが義母に浴びせられる。
義妹に食事をとられると、義妹は強い空腹を感じ食べても満足できなくなる、というような倍返しが起きた。
指輪が入れられていた木箱には、実母が書いた紙きれが共に入っていた。
どうやら母は異世界から転移してきたものらしい。
異世界でも強く生きていけるようにと、女神の加護が宿った指輪を賜ったというのだ。
かくしてスフィーナは義母と義妹に意図せず倍返ししつつ、やがて母の死の真相と、父の長い間をかけた企みを知っていく。
(※黒幕については推理的な要素はありませんと小声で言っておきます)
文字数 82,971
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.08.31
シーラデン王国には、希少な天然石が豊富に採掘出来る資源洞窟があった。王国には採掘出来る者たちは多くいたものの、鉱石から宝石に加工出来る者はおらずどうすればいいか長年に渡り考えあぐねいていた。
そんな時、たまたま王国に立ち寄った宝石彫刻師ベリルによって王国の長年の悩みは解消。結果、王国付きの宝石彫刻師として名を馳せることになる。
故郷で生まれた娘ペルルは父の名声により、子爵との婚約を取りつけられる運びに。
しかし資源が枯渇したことで仕事が激減、娘の婚約も自然解消され親子は必要とされなくなってしまった。
王国を追われた親は酒浸りの日々。
そして跡継ぎの娘は細々と鉱石を掘る日々を過ごしていたが――
これは、とある王子の訪れと一目惚れにより意外な形で始まっていく話のプロローグ。
文字数 2,033
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
究極なまでのブラック企業、アビス株式会社に勤めるプログラマー、下唐湊崇史(しもとそたかし)は、家に帰った時に出迎えてくれる猫のわらび(年齢不詳・メス)だけが心の支えだった。
徹夜で仕事に取り組み、そのままその日の夜まで仕事をし、真夜中によれよれになりながら自宅に帰った崇史は、玄関に出迎えに来てくれたわらびに思わず頬ずりして、キスをしようと顔を近づける。
だがその時、わらびの方から崇史に顔を寄せて口づけをしてきた。普段ならキスなど許してくれないわらび、遂に許してくれた、と崇史が喜んだのもつかの間、わらびは口の中に舌を突っ込み、熱烈なディープキスをしかけてきた。
愛猫とディープキスという異様な状況に崇史が目をつむると、耳に柔らかな女性の声が聞こえてきた。
「やっと『契約』を結ぶことが出来ましたね、ご主人様?」
目を見開くとそこには、すらりとした体格の猫獣人に返信したわらびの姿が。変身した彼女が言うことには、彼女は地球とは別の次元にに住む、高次元の神の遣いなのだとか。
そして彼女たち神の遣いは、これと決めた相手とキスをすることで『契約』を結び、高次元の存在へと引き上げて力を与えることが出来るのだと言う。
わらびと『契約』を結び、生物の本質を見抜く目を手に入れた崇史は、ブラック過ぎて高次元存在から危険視されている、アビス株式会社の実態を知る。
実は高次元の存在そのもので人間ではなかった同僚六反田(ろくたんだ)、異世界の魔物を溺愛する総務部員四十物(あいもの)。
悪霊に取り憑かれている課長小飯塚(こいいづか)、二次元の邪神を崇拝している部長俵積田(たわらつみだ)、神に祟られている社長七五三掛(しめかけ)。
世界の「ひずみ」に満ち溢れた勤め先の人間は、一癖も二癖もある人物ばかり。
そして契約維持のために毎夜わらびとキスを交わしながら、崇史はブラックすぎる会社をよりよい環境にするべく、六反田や四十物と協力しつつ、異次元の力を使いながら動き出すのだった。
※ノベルアップ+様、カクヨム様、エブリスタ様でも並行して公開しています。
https://novelup.plus/story/295356818
https://kakuyomu.jp/works/16816700428218503878
https://estar.jp/novels/25903639
文字数 88,058
最終更新日 2022.07.29
登録日 2021.11.21
人が第2のタイプ『カナリア』・『ケージ』・『ホーク』を持つ世界。
飛びぬけた才能を持ち、成功を約束されているとされる『ケージ』たちは、特有の疾患から唯一症状を緩和することができる『カナリア』を常に求めていた。
その声に癒され、執着し、『カナリア』本人が望まぬままに閉じ込め、時に傷つける。
人々を声で狂わせる『カナリア』であることを隠し、生活を送っていた添頼奏(そよりかなで)。
ある晩『ケージ』のツミとの出会いが、奏の人生を大きく変えていくことになる。
文字数 26,341
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.08.06
気が付いたら少女の後ろに立っていた。どうして自分がそこに居るのか、自分は何者なのか、何も思い出せない。声を発する事も何かに触れる事も出来ないし、己の姿を確かめようにも鏡にもうつらない。たぶん恐らくどう考えても、幽霊というやつだ。
目の前に居る少女はどこぞの高位貴族のご令嬢らしく、なかなかの美少女だと思うが、歳の割に表情に乏しく滅多に笑わない。
幽霊だから何も出来ないし、どういうわけだか離れる事も出来ない。そのうち彼女のまわりには少しずつおかしなものが増えていく。おかしなものと一緒に彼女の日々をひっそりと見守っていた。
彼女の周りをうろうろ漂うだけの日々の中、ある日のお茶会で、誰かが彼女を名指しで「悪役令嬢」と呼ぶ声が聞こえた。この子が?悪役ってどういうことだ?
※2020年11月に別名義で公開していた作品を改稿して投稿しています
※未完のため、こちらもゆっくり更新で完結目指して続けて行く予定です
文字数 35,772
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.08.31
★アルファポリス様25周年記念作品★
ごくごく平凡な日々を過ごしてきた藤波朔。
しかし、25歳の誕生日を迎えたその夜、異変が起こる。残像のように見えた黒い小屋。そして謎の鍵。
その翌日から、朔の日常は音を立てて崩れ始める。
窓枠を掴む白い手が見え、誰もそばにいないはずなのに子どもの声が聞こえる。
それからさらに進んでいく怪異。それはまるで、朔の悩みに呼応しているかのようだった。
実生活でも会社の状況は悪く、営業としての自信を失う。
なりたい自分と、ならなければいけない自分。
その狭間で揺れる彼は、いつしか現実とも思えない世界に足を踏み入れることに。
不可思議な怪異の真実と、自身の「25歳の誕生日」に隠された意味を解き明かしていく。
── こっちの世界に、早くおいでよ、朔。
果たして朔は、この異変の連鎖を断ち切り、再び平穏な日常を取り戻すことができるのだろうか。
文字数 36,008
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.10.17
毎朝、村の外れにある霧深い森に通う少女エマ。
誰も近づかないその場所で、彼女は銀髪の少年と出会う。
少年はいつも笑ってエマを迎え、野いちごを分け合い、森の秘密を教えてくれる。
冷たい霧の中、手を繋ぐ感触。木漏れ日の温かさ。葉を噛んだときの甘い味。
二人は約束を交わす。「また来るよ」。
だが少年は「霧の精」だった。
森を守るために力を分け与える存在。
そしてその力を使い切れば、霧とともに消えてしまう。
ある夜、村を襲う大雨と氾濫。
エマは少年に助けを求める。
少年は静かに頷き、霧を操って川の流れを止めた。
村は救われた。
けれど代償は大きかった。
翌朝、森の奥でエマは一人、少年の形見である木の実の冠を握りしめる。
霧はいつもより濃く、静かだった。
少年の声はもう聞こえない。
それでもエマは、今日も森へ向かう。
約束は、霧の中にまだ生きているから。
文字数 3,968
最終更新日 2026.02.09
登録日 2026.02.09
校舎が廃校になるという噂を聞4人は同窓会をその学校でおこなうことにする。
その日の夕方家に帰るために校舎を出ようとするが、閉じ込められる。
混乱する男女達の頭の中に鳴り響くように「かくれんぼ、しましょ...」という声が響き渡る。
文字数 3,259
最終更新日 2019.04.24
登録日 2019.04.17
女子校の教師をしている立花新はこの仕事に絶望をし1人校舎の屋上にいた。嫌なことを考え続ける中で魔が差してしまい屋上から身を投げそうになる。そのとき1人の後ろから女子高生から声をかけられた。その声に我に返り新は踏み止まる。その女子高生は自らをここで亡くなった幽霊だと語る。
不思議な出来事が全て偶然ではなく必然で起こっているとしたら
自らを幽霊だと言うその女生徒は何者なのか
文字数 53,743
最終更新日 2023.02.14
登録日 2022.11.15
村を襲われ声を失った少年……エルは、とある人に救われ、魔法を教えてもらう。エルは十五歳になり、住んでいた森を出てフラーロル王国魔法学院へ入学することになる。声が出せないが故に、友達が出来るか心配だったが、それは杞憂だった。個性豊かな人達に囲まれながら学院生活を満喫しながら、降りかかる災いを仲間と乗り越える。そんな王道異世界ファンタジー。
文字数 28,827
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.06.16
ここはとあるパラレルワールド。
時はまさに世紀末。
デデデデーン!デデーン!
1999年七の月。大昔に1人の占星術師が残したコトノハの時限爆弾によって、世界は滅亡の危機に瀕していた。
終末が近づくに連れ、人々の心は病み、わけのわからない宗教も多数生まれる。
絶望に苛まれ集団自殺する者達まで現れ、世の中は不安と混乱に包まれてしまった。
「ヒャッハー」「ウゴォエー」「キーエイ!キーエイ!」
世紀末の断末魔が今日も聞こえてくる。
しかし、そんな中にあっても懸命に生きる者たちもまた数多く存在していた。
オレもまたその中の1人だった。
FUANをFANに、絶望を希望へと書き換えて、ただひたすらに仲間達とともに精一杯駆け抜けたあの夏。
どこからともなく現れた、サイコパスウイルス。
伝染増殖、感染爆発を引き起こし、俺達は非常な日常から異常な激情へと流されていく。
オレの世界は、俺達によって、新たなモノへと進化する。
現実にあったオレの物語と本当は無かったのかもしれない俺達の物語。
今いる世界がReal or Fake?
That doesn't matter!
俺達はこの世界をただ駆け抜けるだけ!
ほんの些細な摩擦から。
火花散り散り引火して。
風に吹かれて焔立つ。
爆発的に燃え上り。
やがて無差別に辺り一面を焼き尽くす!
どこからともなく俺達を鼓舞する声が聞こえてくる。
燃えろ燃えろぉ!炎が出るまで燃えろぉ!
ヒートアップは止まらない!
加速に加速をかけ合わせ、加速度的に俺達の時は過ぎ去っていく。
タイムリミットが迫りくる。
とって、とって、とりまくれ!
この世界が漆黒に包まれる前に!
スキル発動条件は、天使の歌声と塩を効かせた清白な供物。
2つの世界が交差する時、オレは叫ぶ。
「DIVE!」
オレは今日も世界を創造する。
そして。
新たな次の世界へ…。
あの人がいく数千年の時を、誰にも知られることなく戦い続けた、ずっとずっと先の未来へ。
この物語は続いていく。
文字数 241,536
最終更新日 2026.05.08
登録日 2026.04.20
ヴィレス侯爵家に嫁いで、もうすぐ3年。
宰相として多忙な日々を送る夫——ヨシュアとの仲は深まることもなく冷め切っていた。
きっとこのまま関係が変わることもなく過ごすのだろうと思っていた時、夫が『思っていることを隠せない』呪いにかけられて……
これは、無愛想で言葉足らずな夫と、結婚に夢を見ない妻が本物の夫婦になるまでの物語。
※ラブコメ予定、ご都合主義です
※架空の時代設定であること、ご了承ください
文字数 1,184
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.05.02
ネオンの光とマフィアの闇が交差する、リボルヴァ・シティ。ストリート・チルドレンのリンは、偶然殺人現場に遭遇、逃げようとしたが、犯人に捕まり、口づけされた上に昏倒させられてしまう。
次にリンが目覚めた場所は、街一番の規模を誇る聖ルイス教会。リンを連れて来たのは、「輝くプラチナブロンドに、青い瞳の天使」ミカエル神父だった。うっとりするような微笑み、低く響く声の持ち主で、信者(特に女性)の圧倒的人気を誇る、若き神父。そして――暗殺者。
誰にでも穏やかな神父が、リンにだけは違う一面を見せる。
「お前は私の獲物だ。私がお前を殺すまで、他の誰にもお前を殺させない」
「なに言ってるのよ、この変態っ!」
――天使の外見を持つ死神と、彼の色気になびかない少女の、命懸けの攻防戦が、今始まった。
登録日 2014.05.01