「声」の検索結果
全体で8,780件見つかりました。
中学2年。
三学期の終わり。
最高学年への進級に期待や不安が入り交じる教室。
数人の生徒が教室に残るように各担任に言い渡された。
全クラスの居残り者がとある教室に集まると、2年過ごした学校で初めて見る教師が現れた。
そして、その教師は臆することもなく声高に僕らに告げるのだった。
「ーーこれより厨二病魔法学級を開講します」
文字数 4,486
最終更新日 2021.01.04
登録日 2021.01.04
由緒正しい四神家の出身でありながら、落ちこぼれである天笠弥咲。
道楽でやっている古物商店の店先で倒れていた浪人から一宿一飯のお礼だと“曰く付きの古書”を押し付けられる。
しかしそれを機に周辺で不審死が相次ぎ、天笠弥咲は知らぬ存ぜぬを決め込んでいたが、不思議な出来事により自身の大切な妹が拷問を受けていると聞き殺人犯を捜索し始める。
その矢先、偶然出くわした殺人現場で極彩色の着物を身に着け、唐紅色の髪をした天女が吐き捨てる。「お前のその瞳は凄く汚い色だな?」そんな失礼極まりない第一声が天笠弥咲と奴隷少女ザンカの出会いだった。
文字数 34,161
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.11
プロローグ:星の吠え声、論理の夜明け
1. 完璧な人生設計
午前4時30分。堂坂 吠(どうさか ほえる)の部屋には、目覚まし時計が鳴る前に明かりが灯る。
デスクの上には、分厚い参考書と、分刻みで書き込まれた「人生最適化スケジュール」が置かれていた。
「今日の模試の目標偏差値は78。大学合格までの確率は99.8%。無駄な感情、無駄な娯楽を排すれば、私の未来は論理的に保証される。」
吠にとって、世界は数式で解けるパズルのようなものだった。
幼馴染の青波 穂乃果が、いつも「吠える、たまには空を見上げなよ!」と笑うのも、彼にとっては「非効率なノイズ」に過ぎなかった。
2. 墜落する「非論理」
その日の夜。塾の帰り道、吠はいつもの最短ルートを歩いていた。
しかし、突然、夜空が不自然に歪み、一条の赤い光が彼の目の前の空き地へ激突した。
轟音。立ち込める煙。
吠の計算外の出来事だった。
「……隕石か? 警察に連絡して立ち去るのが最も効率的だが……」
なぜか、彼の心臓が激しく鼓動していた。その鼓動に導かれるように煙の中へ足を踏み入れると、そこにはクレーターの中心で脈動する、銀色のデバイス——レオ・ブレスと、結晶体に包まれたスターレオ・カプセルがあった。
3.最初の「吠え声」
「触れるな、地球人!」
影から現れたのは、不気味なトカゲのような異星人、コマンダー・ゾルだった。
「それは我がドルガル団が狙う伝説のボールカプセル。貴様のような下等生物が触れていいものではない!」
ゾルが放った光線が吠の足をかすめる。痛み。恐怖。
だが、吠の頭脳は極限状態で回転し始めた。
(逃走成功率0%。生存のために必要な手段は……この『未知のデバイス』の使用!)
吠がデバイスを手に取った瞬間、脳内に宇宙の膨大なデータが流れ込んできた。
47個のカプセル。滅びた銀河。そして、生命の王の意志。
「……私の人生計画に、『宇宙人との交戦』は入っていない。だが、戦わなければ計画そのものが消滅する。ならば——」
吠は、スターレオ・カプセルをデバイスに叩き込んだ。
「カプセル・ライド! ギンガレオン!!」
その夜、静かな住宅街に、論理を凌駕する野獣の咆哮が響き渡った。
紅蓮の炎を纏った吠の姿は、もはやただの優等生ではなかった。
「論理的に説明しよう。お前たちの侵略は、ここで私が……『粉砕』する!」
これが、後に「流動する論理」へと至る、宇宙戦士ギンガレオンの孤独な戦いの始まりだった。
文字数 65,230
最終更新日 2026.01.28
登録日 2025.12.17
父親の失脚により、名声共に地に堕ちた令嬢、アンネ・ハートラル。
そして彼女は予知夢により、唯一自分の味方である婚約者まで裏切られ、悪役令嬢として無念の死を迎えることを知る。
そしてその現実に絶望したアンネは森にいるドラゴンにその身を捧げ、自殺することを決める。
だが、彼女の人生はそのドラゴンとの出会いにより大きく変わって行くこととなる!
これは召還魔法を扱い、最強となった悪役令嬢の物語。
※恋愛要素もありますが、ファンタジー要素もある作品となっております。
※一応ザマァものです(初めだけになる可能性あり)
登録日 2017.05.28
迷宮部。
正式名称、迷宮探索部。
学園の地下に広がる謎のダンジョンを探索する部活動……のはずなのだけれど。
今日も部室からは、彼らのにぎやかな声が聞こえてくる。
盗賊で苦労人、副部長もやってます、東山創介。
戦士で部長、創介をいつも振り回してます、江崎エマ。
治癒士の癒し系、いつもほんわか、来栖アイリ。
魔術師は無表情、有能ツインテールな、歴舎こよみ。
もう一人の戦士、赤毛エルフ娘のクレア・クル・クリーティア。
弓使いで迷宮部顧問、ちょっと頼りない? 夢川春。
そんな、いつもの6人は、いつものように集まって、時にはダンジョンに潜ったり、時にはおしゃべりをしながらココアを飲んだりする日々をすごす。
日常とファンタジーを行ったり来たりな、迷宮部ほのぼの活動日記。
文字数 7,082
最終更新日 2019.02.14
登録日 2019.02.11
お知らせ
挿し絵を4枚程追加しました
予定
指輪制作を貴石屋に依頼
概要
早期リタイアした男29歳ニート林真樹(はやしまさき)が所有地の山で星空を見に行った結果、突然異世界へ転移してしまう。世界観は自然が豊かで魔法も存在する世界。その世界で出会った少女と暮らす中で、転移する前の声を頼りに辿ると巨大樹の空洞・・・ダンジョンを見つける。誰も入った事の無い秘境の地。日々の暮らしが7割、料理が2割、ダンジョンが1割のスローライフな彼らの冒険が幕を開ける!
登場人物
林真樹 29歳主人公
想里愛(そりあ) 14歳メインヒロイン、おしとやかな性格
咲桜里(さおり) 12歳ソリアの妹、明るい性格
翠(みどり) モンスター化の呪いが解けた少女、ボクっ子
里乃愛(りのあ) 春の精霊、過去にそりあとさおりを助けた
瑠璃海(るりか) 夏精霊として登場・同居予定
祭(まつり) 秋精霊として登場・同居予定
絵琉桜(えりお) 冬精霊として登場・同居予定
精霊街
愛理守(ありす) 16話前編登場、14歳。アイリの妹、病気が治りこれから登場させていく予定です
愛凛(あいり) 15話中編登場、15歳。妹を助ける為に利回りの良い仕事に手を出してしまう。今後仕事の発注先の悪い人達が登場するかも?
光(ひかり) 16話前編登場、16歳。貴石屋を経営していて落ち着いた雰囲気の女性。都市部のオークションに売却するのを勧めたり、代替品を提供するなど商売人気質よりも優しい性格が顕れている。
紗癒璃(さゆり) 16話前編登場、12歳。薬師の家系で日々薬の勉強と家の利益の為に森の薬屋さんでお手伝いをしているとても良い子である。
夏鈴(かりん) 次回、アリスちゃんの居る宿屋に寄った際に宿屋の支配人として登場予定
陽満梨(ひまり) 弓術道場で登場後、ギルドor居酒屋orのような店で再度登場予定
リーフ王国
精霊騎士隊 (凛里愛)リリア
(凛梨花)リリカ観測隊
精霊魔術会 (霧雨流星)リレインスター
(霊澄人形)リスドール
魔族
(愛理喜望)アリキーノ
名も無き魔族
太古の島
神社の巫女 結璃(ゆり)
ソリアと結婚ダンジョン全て攻略。ヒロイン達とも暮らす。結婚後も描く。
文字数 596,721
最終更新日 2025.06.04
登録日 2019.05.21
アレフ・ブレイブは優秀な剣聖の家系に生まれたものの、剣の才能が全くなかった。
けれど、ひょんな事から魔法に興味を持ち、自室である物置小屋で独学で魔法をマスターしていくも、ある日父親ジャコブ・ブレイブに魔法の入門書が見つかってしまう。
「剣技も録に会得できないくせに、魔法なんぞにかまけていたのか! 剣も振れないお前など、ブレイブ家の恥さらしだ! もう出て行け!」
「そ、そんな……!」
アレフは剣の稽古をサボっていたわけでもなく、魔法の研究は空いた小さな時間でやっていたのに、ジャコブに家から追放されてしまう。
さらには、ジャコブにより『アレフ・ブレイブ』は病死したことにされてしまい、アレフは名前すら失ってしまった。
「うっ……」
今までずっと住んできた屋敷から追い出され、それによりアレフ――否、名無しの少年が得たものは不安だけだった。
大粒の涙をこぼして、追い出された屋敷の近くの森の中で静かに泣いた。外はもう暗くなっていて、そこら中から獣のうめき声が聞こえる。
とてつもない悲しみに少年は打ちひしがれていた。けれど、彼は立ち上がる。
「……行かなきゃ」
ぽつぽつと一人、少年は歩み始めた。――生まれ育った屋敷に背を向けて。
「アレフ・ブレイブは……死んじゃったんだ……僕はもう、アレフじゃないんだ……」
名前を失った少年はただ暗い森の中を歩く。
その先に明日があるのかも分からないけれど、とにかく歩いた。
少年はぼそっと呟く。
「……そうだ。まずは僕が誰なのか、名前をつけないと……僕が僕であるために……」
「名前……そういえば、男の魔法使いはウィザードって呼ばれることがあるんだっけ……。なら僕は……」
「――ウィズ。そう名乗ろう」
足を止めていたウィズはまた歩き出した。その先には何があるのか分からないけど、後ろには戻れない。
「……さようなら、アレフ・ブレイブ」
ウィズは今までの自分に別れを告げると、暗闇の中に消えていったのだった。
――物語が動き出すのは、『ウィズ』と名乗る青年が雑貨店を営み始め、数年後のことになる――。
文字数 396,453
最終更新日 2023.11.10
登録日 2021.12.22
絶望の中で聞いた謎の声、そして復讐は果たされたのです。
文字数 1,089
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.12.01
その昔、パードラム大陸は戦乱の世へと成り果てていた。
魔王グルドアの呼び声により北方の魔族が挙兵し人々を襲ったのだ。
数多ある国は崩壊し瓦礫へと代わり、作物は手入れする者なく踏みにじられ荒れ果た
生き残った人々は魔族の支配下に従うしか無かった。
そうして魔族の支配が続き幾数年が経った頃だ。
魔族の支配から逃げ延びた無事だった人々は中央霊峰【オルゥリォ】に集い精霊に祈りを捧げ始めた。
どうかこの狂った世界を救ってくれ。
どうか魔族に奪われた土地を奪い返してくれ
【どうか我等を救いし英雄を呼んでくれ】
かくして祈りは届き遠い異世界の地から召喚されたのは一人の少年。
少年は人々の窮状を聞くや自らを勇者と名乗り旅を共にする者達を集めた。
霊峰の精霊
人間の剣士
エルフの魔法使い
巨漢のオーク
冬国の巫女
そして勇者を含めた6人。
彼等は瞬く間に世界を巡り魔族に支配される人々を救い出し5年という速さで魔王を倒したのであった。
そんな壮大な物語のあとの話。
文字数 3,773
最終更新日 2026.04.12
登録日 2025.04.14
「このことは2人だけの秘密だよ?」彼女達は俺にそう言った―――
高校2年の鳥屋野亮太は従姉に「とあるバイト」を持ちかけられた。
従姉はメイドカフェを開店することになったらしい。
彼女は言った。
「亮太には美少女をスカウトしてきてほしいんだ。一人につき一万でどうだ?」
亮太は学年の三大美少女の一人である「一ノ瀬深恋」に思い切って声をかけた。2人で話している最中、明るくて社交的でクラスの人気者の彼女は、あることをきっかけに様子を変える。
赤くなった顔。ハの字になった眉。そして上目遣いで見上げる潤んだ瞳。
「ほ、本当の私を、か、かかか、可愛いって……!?」
彼女をスカウトしたことをきっかけに、なぜか「あざと系美少女」や「正体不明のクール系美少女」もメイドカフェで働くことに。
文字数 129,197
最終更新日 2025.06.04
登録日 2025.05.05
パシーン キャロラインの張り手が男に飛んでいた。婚約破棄されて友人とやけ酒を飲んでいるところに現れたイケメンの男が「男を立てないから婚約破棄されたんじゃないの?」と言ってくれたから機嫌の悪かったキャロラインは男を張り倒していたのだ。
でも、何故かそれから男がキャロラインに執着しだしてもう大変。
上司や親にまで話をし出して外堀がどんどん埋められていき、最後は……
執着されたヒロインが王族まで巻き込んでヒーローにがんじがらめにされてしまうお話しです
文字数 10,964
最終更新日 2026.01.15
登録日 2026.01.14
高校三年生に進級した森川浩一は、吉野友理奈
と同じクラスになる。
一学期の期末試験が終わり、夏休みを目前とするある日、友理奈に思いがけない不幸が訪れた。
終業式を迎えたが友理奈は姿を見せず、浩一は彼女のことが気にかかる。
その日、帰るときは雨が降り、公園のところにいる友理奈を見て愕然となった浩一は、彼女から話を聞く。
浩一は、不幸が起きたのは自分のせいだと己を責める友理奈に抱きつかれたとき、浩一のなかで邪悪ななにかが目覚めた。
その邪悪な存在は、浩一に「獣になれ」とたぶらかし、浩一は自分のなかに響くその声にとらわれ、いつもの日常が狂いはじめる。
その後、友理奈は立ち直ったが、逆に浩一の様子はふつうとはちがってくる。
心配した友理奈はクラスメートで頼れる同級生、外山に相談すると、外山は浩一から話を聞き出そうとする。
外山に励まされた浩一だったが、根本的な解決にはならないことを自分で悟っていた。
大学受験が迫るなか、ひたすら悩むしかできない浩一に、友理奈は行動を起こすのだった。
※簡単にいうと、大学受験をひかえた高校三年生の男女が予期せぬ事態に直面し、悲しみ、悩みぬき、友情を育むという物語。
空想的な部分はありますが、SFやファンタジーではありません。
この物語は、元号が令和に変わるまえにはすでに完結させていた作品です。現状とは合わない部分があるかもしれませんが、なにとぞご容赦を。
文字数 30,206
最終更新日 2020.09.24
登録日 2020.09.19
ロサンゼルスに突如パンデミックが発生した。街の人々が理性を失い、次々と人間を食らい襲い始める。ロスの悲劇と呼ばれたこの現象は街中を脅威に至らしめ、多くの人間が被害を受けていた
ロサンゼルスに住む青年セバスチャンと幼馴染のエリーは迫り来るゾンビと化した集団から逃れながら、街の研究施設を目指す。様々な研究を行なっている博士の元へ辿り着けば何かがわかるかもしれないと真相を確かめる為に。
一方研究所の博士は街の様子をモニターで見ながら、次々と増えるゾンビの群生に頭を悩ませていた。死者であるゾンビは生者に比べ体温が減少する事から、体温で生存者を識別する事で街の様子を判断している。
モニターを暫く見ていると異変が起こる。
街を彷徨っている筈のゾンビの群生の一部が、ごっそりと何処かへ突然消えたのだ。
「一体何が起きた?」
頭を悩ませる博士だが、真相はわからない。
そんな折、消えたゾンビはとある山奥へ出現。
景色は確実に時系列の異なる、浮世絵に描かれるような背景。
「何者だ、貴様らは?」
ゾンビ達に声を掛ける九つの尾を持つ狐。
「俺達は侍と相対するのに忙しいんだ、邪魔はしないで貰いたんだが?」
獣とも、動物とも言えない者達が問いかけているが死者に声が届く訳も無く、妖達は平然と貪ららる。
江戸時代の妖達は、不死の妖と成り果てた。
文字数 25,766
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.10.05
1話完結で、軽く見れるミステリーホラーを作りたくて書きました。
グロ要素はないですが、エグみはあるかもしれません。
【本編のあらすじ】
クラスの陽キャである、「高田」が、学生用グループラインに、とある動画を投稿した。
それは、自身の未来が診断されるというサイトをクラスの生徒数人で、試しているという動画だった。
そして数日後、その診断は現実のものとなる。
そこに興味を持った、オカルト好きの「明美」が、クラスにいる陰キャ「蒼汰」にこの話を持ち掛けるところから始まる。
また、世間では、謎の行方不明事件が起こっていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
内容が複雑かもしれないので、本編と別に設定資料を添付しました。
また、本作品は声劇台本として使用することを想定しています。
テストプレイ後に細かい部分についての修正が入る可能性がありますので、ご了承ください。
文字数 9,808
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.14
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
そしてこの作品で、当事者の方やその周りの方を傷つける意図はありません。
人を避け、困れば笑って誤魔化し、とくにやりたいことも無く生きてきた真澄。大学で絡んでくる同期への対応に困惑しながらも、生活費を稼ぐために懸命に暮らしていた。
ある日、真澄が働くスーパーに一人の男性が客としてやってくる。真澄が接客しているうちに、その人は視覚障がい者だとわかった。目が見えにくい彼は、周りに自分の要求や考えをハッキリ言う人で、真澄は苦手だと感じ彼を避けようとする。
しかし、とあるきっかけでアルバイトを辞めることになり、真澄は次の職に家事代行のアルバイトを始めた。家主がいない間に進められる仕事なら、人と関わらなくて気楽で良いと思っていた矢先、真澄はあの、視覚障害の男性の家に派遣される。彼の名は稜。真澄はその名前と性格から、気骨稜稜という四字熟語を連想するが、仕事として彼と接するうちに、本当に四字熟語を体現した人なのだと知っていく。
同い年ながら点字や福祉に興味を持ち、障がい者の見ている世界をみんなに知ってもらいたいという彼の気持ちを聞いて、純粋に真澄は稜に憧れ、彼のサポートができることに喜びを感じ始めていった。
公募落ち供養なので1話が長めです。
文字数 119,101
最終更新日 2025.04.09
登録日 2025.03.14
「嘘」と呟いた声が「にゃ」と聞こえた。
鏡に映っていたのは、銀色に近い真っ白い毛並みの、品のよさそうなネコだった。
ありえない―――
叫んだ声はやっぱり「にゃぁぁぁ」で、間違いなく私の姿は、ネコだった。
公爵令嬢であるシャーロット・ローズブレイドは、王太子妃になることを夢見ていた。
しかし、選ばれたのは別の令嬢。
ショックで郊外の屋敷に逃げていたシャーロットは、翌日、目が覚めたらネコになっていた。
どうして、どうしてなの――――!?
登録日 2018.12.15
大学生の如月真理が、彼氏に振り回される話。
「私は如月真理。あと、眼鏡は普段かけてないから。あなたは?」
「俺は九条翔。眼鏡かけてないんだね。あまりにも似合っていたから声をかけたんだ」
これが真理と翔の出会いである。
文字数 11,162
最終更新日 2021.10.04
登録日 2021.08.23
薄暗い薄気味の悪い話を書いてみました。
春を告げる節分が過ぎると返ってこの村は寒さが一気に厳しくなる。
シベリアからの寒気団が海を越えて流れ込んでくるから。
そして雲は山にぶつかって、麓のこの村にたくさん雪を降らせて。
強い北風が山をくだり谷に吹き降ろしてくるときに大きな風の音をたてる。
ときに、獣が狂おしく吼えるような。
ときに、人が寒さに耐え切れずに嘆くような。
ときに、か細い声でおんながさめざめと泣くような。
こんな吹雪の夜には。
民話、昔話風の出だしからなんとも気色の悪い世界が展開いたします。
文字数 6,169
最終更新日 2016.10.31
登録日 2016.10.31