「たな」の検索結果
全体で9,981件見つかりました。
小さな国モルシェルに王国から遣わされたラングラム伯爵は日照り続きで穀物の育たない大地に日々頭を悩ませていた。
ある日伯爵は国で一番の老婆の元を訪れ、この地の言い伝えとなっている龍神の存在について話を聞いた。
「龍神は確かに存在する」と老婆に言われ、神の住む谷を目指し足を踏み入れた伯爵は遂に龍神と対面する。
そしてこの国に雨を降らして欲しいと懇願する伯爵に対し、龍神は伯爵の娘を捧げよと条件を突き付ける。
伯爵には四人の娘がおり、生け贄となったのは娘達の中で唯一婚約者のいない地味な娘のアメリアだった。
約束の日、アメリアを連れて龍神の元を訪れた伯爵に対し、龍神は「このような醜い者を何故連れてきた!」という怒りの言葉を放つのだった。
果たしてアメリアの犠牲で雨を降らすことは出来るのか。
*30000文字以内の短編連載です。
*プロローグと全10話で完結予定です。
*一応ラブコメ要素ありのざまあ話となっています。
*少し暴力的な表現やラブシーンを入れているのでR15とさせて頂きます。
*小説家になろうにも掲載しました。
文字数 28,654
最終更新日 2024.03.24
登録日 2024.03.22
魔法に憧れていた主人公は、あらゆる実験を行い魔法を使おうとして爆発事故を起こしてしまい命を落としてしまいました。
次の人生では魔法が使えますようにと願いしましたが、授かった命は魔力を持っていません。
しかし、魔法はその世界に存在していて、魔法を使う為に主人公が色々行うお話です。
文字数 145,748
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.21
「馬鹿な奴が『ざまぁ』されるのは爽快だけど、その前段階で女の子が辛い目に遭うのは見たくない」
という人に向けた、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。
だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。
加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。
当然、そんな彼女周囲は食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。
……しかし、彼らは知らなかった。
この大陸に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。
そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、
「あまりに、この大陸の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」
であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。
一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、
「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」
と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、
「この大陸の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」
と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。
小説家になろう・カクヨムでも掲載しています!
文字数 85,890
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.03.09
二年前、世界は崩壊した。
空間に亀裂が生まれ、異形の魔物が溢れ出した日。柊慎吾は、母を失い、妹を失い、守るべき全てを失った。
生き延びるために契約した「魔王の欠片」。黒く染まった左腕は、圧倒的な力を与える代わりに、制御を失えば全てを焼き尽くす。
かつて仲間だった者たちを、自らの暴走で殺した。愛する者を、自らの炎で焼いた。
「俺は、化け物だ」
慎吾は二年間、一人で生きてきた。誰とも関わらず、ただ魔物を狩り、虚無に生きる日々。
だが、彼の周りに人々が集まり始める。
明るく振る舞う少女・陽菜。彼女もまた、弟を見捨てた罪を抱えている。
娘を失った元刑事・桐生。彼は慎吾に、亡き娘の面影を重ねる。
優しい大家・長谷川。彼は何も聞かず、ただ温かい食事を差し入れる。
避難民を守る冴。彼女もまた、教え子を守れなかった過去を背負っている。
そして、新たな脅威が現れる。
史上最強のSS級魔物。圧倒的な力の前に、仲間が死に、街が崩壊する。
慎吾は決断する。
「もう、逃げない」
左腕の力を完全に解放する。再び暴走するかもしれない。だが、それでも――
守りたいものが、できてしまったから。
孤独だった少年が、喪失と贖罪の果てに見出すものとは。
これは、終わらせるための物語。
文字数 140,881
最終更新日 2026.03.04
登録日 2025.12.30
人に未練を残して死んだ獣達が、人を模した化生(けしょう)と言う存在に生まれ変わり、新たな飼い主を探すオリジナルBL小説です。
『しっぽや』とは彼らの仕事場、ペット探偵のこと。
現代ファンタジー、R-15くらいの甘々でヌルい作品集(連作短編形式)ですが読んでみていただけると嬉しいです。
秋田犬(デカわんこ)×高校生(小柄、童顔)が主軸となっております。
他にも、甲斐犬×高校生、シベリアンハスキー×弱気眼鏡、柴犬×真面目眼鏡、秋田犬×医者、陽気なオジサン×チンチラシルバー、高校教師×黒猫高校生×ノルウェージャンフォレストキャット、ミックス犬×根暗青年など色々と取り揃えてます。
お好みのCPを探してみてください。
登録日 2017.11.25
山田慧子は進学校に通う高校一年生。著名な日本文学研究者の父親を持ち、模試では毎回全国1位をとる程国語の成績が優秀。だが、彼女が文理選択で選んだのは意外にも理系コースだった。曰く、「文学なんて研究したって何の役にも立たないじゃないですか。」
工学部受験に向けて勉強に励む彼女の前に、ある日羊女と名乗る女が現れる。羊女は、これからあなたには文学作品に描かれた悲劇の少女達を救う戦いに参加してもらうと告げるーーー。
文字数 1,581
最終更新日 2019.10.06
登録日 2019.10.06
この物語はある日空から降ってくる得体の知れないナニカが降ってきたなんとその正体は「?」だったそれに気づかずに男子生徒はそのナニカに触れてしまった
するとこの世とは思えないような景色が広がっていた
新鋭高校1年7組はこの世界を生き残ることはできるのか
文字数 4,957
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.05.16
ある星で魔を司る者がいた。彼は元々魔法と呼ばれる術を極めていた魔物だった。
そして年月が経ったある日のこと。勇者と呼ばれる者が現れた。
勇者の目的は、魔王を倒す。そして魔物をこの世から消す。だった。
年月が経ったその物は、いつしか魔王と呼ばれるようになり、彼はヴェルディアと名乗るようになっていた。
しかし、その魔王も勇者には敵わなかったようで倒されてしまったのだ。
だが彼も元々魔法を極めた者だった為。究極魔法輪廻転生を使い、ここ地球へと転生したのだった。
「地球を征服して新たな世界で魔王となる。」
登録日 2021.10.18
高橋鳴月(たかはしなつき)高校一年生。
高校生になって1週間、突如髪の毛が真っ白になってしまった、吸血鬼の血を引く少女。
中学時代、そして高校生になって1週間経たず、学校一の美人と称される。しかし羨望の眼差しのような『陽』の光に弱く、目立ちたくないため、学校一の美人が各学年にいる女子校へ転校。
畑中佳(はたなかけい)高校一年生。鳴月の前の席に座る生徒。よく後ろを振り向いて鳴月に話しかける。黒くないけどギャル。
その高いコミュ力に鳴月は助けられたり助けられなかったり。
不知火海幻(しらぬいみかん)新任養護教諭
ゆる〜く、ふわふわした新卒の養護教諭。
『陽』の光にやられた鳴月の面倒をよく見ている。
名前が名前のため、本当に実在しているのか不明との噂が流れている。
「不知火海幻?そんな先生うちの学校にはいなかったけど……?」となる可能性があったり無かったり。
文字数 113,111
最終更新日 2026.07.12
登録日 2025.09.15
もう一回殺す気かよコンチクショウ!
俺は異世界を愛している。求めている。欲している。
しかし平和主義で心優しい俺は、決して魔物や魔王軍なんぞと戦いたくはない。
俺はただ、ケモミミ娘やエルフ娘たちを集めてハーレムを作り、右手にワイングラス、左手にオッパイ、真ん中の足にもオッパイなスローライフを送りたいだけの、ちょっぴりシャイなハニカミ屋さんだ。
戦争反対! 奴隷制度万歳! ジーク・ジ●ン!
だが、そんな平和をこよなく愛する俺のささやかな願いは、頭がおかしくて話の通じない女神によって、木っ端微塵に砕かれた。
このクソ女神は、手違いで俺を殺してしまった上、無理矢理『ネクタイの勇者』などという訳のわからんものにした挙げ句、あろう事か人類が魔王軍と只今絶賛交戦中という、ウンコ漏らしそうな世界に転生させやがったのだ。
そのファックでビッチな女神の加護は、めったな事では死なない丈夫な体や、取り外し&破壊不可のネクタイなど。
他にもっと聖剣とか性券とかいろいろありそうなものなのに、なぜにネクタイ?
ホント馬鹿じゃねえのか、この女神。
そして俺は、なぜか魔王討伐の少数精鋭パーティなどというキ●ガイ集団の一員となるハメに。
いったい何の罰ゲームだよ、断固やり直しを要求する!
ってか、美人で素敵な女神様、どうやらいろいろと不幸な誤解やすれ違いがあったようですが、そろそろ許していただけませんかねぇ……ダメですか、そうですか……。
登録日 2019.04.02
勇者ハルトは、魔王アズライールと戦っていた。
世界の命運を賭けた戦いは熾烈を極め、勇者と魔王は全身全霊を睹した一撃をお互い相手に放った。
青い光と、黒い闇に包まれた世界は、その混沌から新たな世界の扉を開ける。
勇者ハルトと魔王アズライールが目を覚ますと、そこは先程まで戦っていた場所とは明らかに違う場所。おまけに二人とも力を失い、あろうことか子供の姿になっていた。
ともかく、お互いの種族の命運の為にも死ねない二人は一時休戦し、協力してこの世界からの脱出をこころみる。
世界ユグドシアル ――――――
二人が迷い混んだ世界は、魔人と人間が仲良く暮らす世界。価値観が根底から違う世界で二人は旅を始める。
※この小説は小説家をなろうでも掲載しています。外部URLに登録していますが。下記にリンクを記載いたします。
https://ncode.syosetu.com/n9093fk/
文字数 4,131
最終更新日 2019.04.17
登録日 2019.04.16
各章完結型。単行本形式。
これは神と〝真世界〟を巡る、冒険者たちの物語。
Welcome to The World of MYSTLIA'S.
突如〝終わり〟を迎えた世界・ミストリアス。
この世界を愛した神・ミストリアは世界の復活と引き換えに力尽き、ミストリアスには〝神の霧〟だけが遺された。
さらに時は流れ――。
世界は自由を謳歌する者たち、冒険者らの時代となっていた。
【第1章あらすじ】
エルスは駆け出しの冒険者として、幼馴染のアリサと共に旅に出た。目的は、父親の仇である〝魔王〟を討つこと。だが、最初に辿り着いた街で早くも路銀(旅の資金)を使い果たしてしまい、長い足止めの日々を送るハメに。
ある日、依頼で扱った〝謎の杖〟が引き起こした騒動に巻き込まれ、責任を感じたエルスは、アリサや新たな仲間と共に杖の行方を追う。それは彼にとって、ツラく厳しいながらも、夢と希望に満ちた冒険のはじまりだった。
【登場人物紹介】
エルス:
主人公。銀髪の若い青年。すべての精霊魔法が使える。
幼い頃は礼儀正しかったが、現在は少々ガサツな性格となっている。
アリサ:
エルスの相棒で幼馴染。茶色のポニーテール少女。
小柄で見た目も幼いが、怪力の持ち主で武器の扱いに長ける。
光魔法も使えるが、あまり得意ではない。
ニセル・マークスター:
熟練の冒険者であり、エルスの兄貴分となる存在。
黒ずくめの格好をした、謎めいた男。名前が長いのを気にしている。
幾多の修羅場を潜り抜けており、潜入や暗殺術を得意とする。
ミーファ:
メイド姿のドワーフ少女。長い金髪をツインテールに結っている。
第2章より登場し、エルスとの一騎打ちに敗北する。
その後、エルスを「ご主人さま」と慕い、彼らの仲間に加わった。
ロイマン:
エルスの命の恩人で憧れの存在。屈強な肉体を持つ、壮年の男。
魔王を討伐したことで〝勇者〟の称号を得た、凄腕の冒険者。
魔剣ヴェルブレイズを所有しており、炎を使った戦術を得意とする。
【お知らせ】
大長編の単行本を意識した、各章完結型となっております。
難しい漢字には〝ふりがな〟を多めに振っております。
R指定は外しておりますが、本作には次の要素が含まれます:
飲酒・喫煙(いずれも日本においての成年者のみ)
バトルによる人の死亡および殺害
暴力描写:対人戦・バトル全般
残酷描写:バトルや事故による流血・四肢切断など
虐め・拷問などの直接的な描写は避けております。
性的暴力は現在も今後も、一切登場いたしません。
お気に召していただけましたら、お気に入り登録や感想等にて、応援よろしくお願いいたします。皆さまの応援が投稿のモチベーションとなります。
文字数 307,115
最終更新日 2024.11.16
登録日 2022.08.01
吾輩は猫である。
名前はまだない。当たり前だ。飼い猫ではないのだから。
どこで生まれたか、頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いてたかどうかもわからない。ここで始めて人間というものを見たわけではない。吾輩は、「人間」というものをよく知っていた。
なぜならば。
吾輩は、猫である以前、人間だったから。
「生まれ変わり」というのだろう。
かつて東京一朗(アズマ・キョウイチロウ)という人間だった猫、吾輩。生まれ落ちたのは、前世で暮らしていた懐かしい家のそば。
遺してきた家族、妻の節子が一人暮らす家。
ならばと脚を伸ばしたその先で、吾輩は、猫目を真ん丸、ビックリ驚くこととなる。
ニャニャニャ、ニャンダトォォォ~ッ!! と。
京一朗の記憶にある節子。
今ここで暮らす節子。
その落差は猫が受け止めるにはあまりに激しく、吾輩は衝撃と落胆を覚える。
こんなことなら前世に縁のあるここに来なければよかった。節子の本性など知らなければよかった。
東京一朗だったことを忘れ、新たな猫(人)生を生きよう。そう思った吾輩。だがそこで、別の新たな衝撃の真実を知ることとなり――?
高度経済成長期。流されるように、それが当たり前だと思って見合いで結婚した夫婦の物語。
文字数 23,474
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.06.24
ゼフリカ沿岸の共和国アシェワラ。
その国では、空はもはや希望ではなく恐怖の象徴だった。
世界的超大国ザヴェリカ合衆国の空母から発進する爆撃機が連日のように都市を爆撃し、街は灰へと変わっていく。名目は「アシェワラの核開発阻止」。そう記者会見で宣言したのは大統領ロナルド・クランプフだった。
ある日、壊滅的空襲の中で若き工学学生コフィ・クジャラは両親を失う。
葬儀の日、墓前で彼は叫ぶ。
「もし俺に、あの爆撃機を撃ち落とす力があったなら…空母を沈められたなら!」
その叫びに応え現れたのは、世界の均衡を司る女神エレノア。
彼女は言う。別世界エリンドラの王国が、浮遊空母・竜爆撃部隊・空中戦艦を操る帝国に侵略されている。その国を救えば、コフィを地球へ帰還させ、ザヴェリカの八つの空母打撃群を沈める軍勢と力を与えると。
こうして彼は幻想大陸エリンドラへ転移し、レニアス王国のメリザンド王女、竜騎士マリベル、神官エレスミアと出会う。
女神から授かった知識と魔法の兵器生産力で、コフィは戦争を変える。
極超音速対艦弾道ミサイル、魔導レーダー、空母すら撃墜する防空網。
やがて絶対だった空母が空から墜ちていく。
そして戦争が終わる時、コフィは誓う。
竜騎兵と仲間、そして音速を超える兵器を率いて地球へ帰還し、すべての敵空母を沈めると。
「クランプフ…お前も絶対に殺してやる!」
文字数 3,830
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.03.12
人間と魔族の争う世界に、新たな魔王が降り立った。
けれどもその魔王に、魔族の女神より与えられしギフトは『貯金』。
「母様、流石に此れはなかろうよ……」
思わず自分を派遣した神に愚痴る魔王だったが、実はそのギフトには途轍もない力が……。
この小説は、小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 143,209
最終更新日 2017.10.30
登録日 2017.10.23
私の親友はこの国の国王の弟の王弟だ。
何故、私がそんな凄い身分の人の親友になったかというと簡単な話で私の隣に住んでいる綺麗なお姉さんが私の事を妹の様に可愛がってくれていて、そのお姉さんに惚れた王弟が私を男だと勘違いした事が始まりだった。
まぁ、色々あってお姉さんと王弟は恋人同士になったんだけど新たな問題が私に降り注いだんだ。
ブラコン国王が私の事を弟の恋人だと勘違いして私の事を追い出そうとしているんだ。
私はブラコン国王にかなり嫌われているみたいだ。
私は、、、好きなんだけどなぁ。
文字数 3,376
最終更新日 2019.01.27
登録日 2019.01.24
青年は薄れゆく意識の中で願いました。
嗚呼、あと一分だけでも、ぼくが動くことができたなら。
青年の願いが聞こえたのか、現れた魔女は言います。
機会を与えましょう。掴み取るかは貴方次第。
わたしは貴方の最期の抵抗を見届けることとしましょう。
そうして、青年は運命を変えるための最後の機会を手にします。
それは、大きな絶望と、小さな最期の幸せの始まり。
文字数 3,438
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.28
かつて死刑執行人として生きた熊田鷹男54歳は、息子と妻を理不尽に失い、社会への信頼も心の温かさも失っていた。
ある死刑囚の護送任務中に命を落とした彼は、異世界で若い身体「ダンカン」として転生する。人の言葉の真偽が光で見える不思議な力を得た彼は、相棒のクリスと共に嘆願書の調査を行い、人々を救う日々の中で、凍りついていた心を少しずつ取り戻していく。
やがて戦争が終わり、敵国の幼い王族ミシアとマッシュが極刑を宣告される。前世の家族を重ねたダンカンは、二人を救うため城へ潜入し、逃避行の旅へ出る。
追跡するのは、かつての相棒クリス。逃亡の中でダンカンは働き、助け、笑い、仲間と絆を築きながら、二人の姉弟に“生きる未来”を与えようと奔走する。
ウォールシティでの労働、森での熊親子との出会い、雪の町スノータウンでの温かな日々――逃亡生活は過酷でありながら、ダンカンにとっては「もう一度家族を守る」ための大切な時間となっていく。
しかし手配は広がり、真実を知ったスノータウンのレオナとの絆も深まる中、旅はついに敵国グランドール領へ。戦争の傷跡を目の当たりにしたミシアとマッシュは、国を立て直す決意を固める。
追いついたクリスとの対峙を経て、ダンカンは二人を王都ドランシアへ送り届けることに成功する。しかし自らの罪から逃げず、セントパレスへ戻る道を選ぶ。国王の前で覚悟を示したダンカンは、クリスとの真剣勝負に勝利し、極刑を免れる代わりに“永久国外追放”を命じられる。
国を去る道中、レオナが同行を申し出て、二人は新たな旅へ。やがてドランシアに戻り、ミシアとマッシュと再会。復興に尽力しながら、ダンカンは前世で失った家族の痛みを、今の家族との絆で癒していく。
一年後、レオナとの間に生まれた息子“ダリル”を抱きしめながら、ダンカンはようやく理解する。
「守れなかった家族の痛みは消えない。だが、新しい家族と共に歩むことで、人は再び前へ進める」
異世界での第二の人生は、喪失から始まり、愛と再生へと続いていく。
……しかし、ダンカンの穏やかな日々は長くは続かなかった。
文字数 163,073
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.03.24
――拝啓、親愛なる我が両親、そして兄と妹、俺は剣と魔法の世界で新たな生を何とか生きています。
不慮の事故に遭い、訳も分からず違う世界に転生してしまった俺、いったい俺が俺のまま、この世界に生まれ落ちた理由は何だろう?
そんなことを漠然と考えながら、普通に生活し、普通に学び、生活のために戦ったり――
魔導を暴発させた俺を見かねてエルフの師匠が俺に魔導の手ほどきをしてくれたり、身内に不幸が起こりやむ終えず冒険者になって初任務で死にかけたりと起こることは様々――生き難く、立ち向かい難い世界で、今まで培ってきたモノを糧に、時として新たな力を身に着けながら、少しづつ歩んでゆく俺の物語。
そして、いずれ大切なモノの為に世界を旅したりするかもしれない……そんなお話。
※”チート?”タグはついていますが、主人公は初めから圧倒的な力は持っていません。魔王(ラスボス)を片手間の一撃で倒せるなんて事には絶対になりませんしするつもりもありませんのでご了承ください。
※”成り上がり?”タグは一応の指針、ただし現状主人公に成り上がる余裕はありません。
登録日 2016.03.04