「ゆかり」の検索結果
全体で129件見つかりました。
王子付きの女官として出仕するはずだった娘が、出仕前日になってまさかの駆け落ち。そこで娘の世話役を担っていたイルーシャが身代わりとして出仕することに。
身代わりを引き受けたのはいいけれど、本人に変装しているイルーシャを王子が気に入ってしまって、さあ大変。しかも彼女のことを気に入っている男性は他にもいて?
ちょっといじわるだけど優しい王子に魅かれていく、そんなお話。※エッチなシーン(表現)が登場します。基本いちゃラブ系です。一部官能表現がある場合は☆のマークをつけてます。
登録日 2017.01.04
今、世界で生きている人達の中で、初恋を引きずっている人ってどれくらいいるんだろうか。
13年前、僕は16歳で、高校生で、まだ恋とか愛とかについて、よく知らなかった。
昨日、夢をみた。あの子と仲睦まじく過ごす、暖かく柔らかい時間。
目が覚めても、そのイメージが鮮烈に焼き付いている。
29歳になった今、あの頃のことを思い出すことはほとんどなくなっている、はずだった。
なんとなく胸騒ぎのようなものがして、それはきっと、燃え尽きる前の、一際眩い線香花火みたいで、僕はいても立ってもいられなかった。
ほとんど衝動的に会社を休んで、もう縁もゆかりもない、昔住んでたあの街に向かう。こんなに行動的なのも久し振りで、ちょっと面白い。
とは言っても、これはあくまでも、気紛れの小旅行みたいなものだ。ちょっとした整理整頓。
行きの新幹線では、そんな風に思っていた。
あの子の影をさらって、過去を振り返ると、止まっていた時間が動き出したーー。
これは僕の、周回遅れの初恋の話だ。
文字数 16
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.31
ゆかりさんはわたしの一番の友達で、古風な家に住まう幽霊です。
生まれつき重度の病人だった彼女が幽霊として再びわたしの前に現れてから早三年。この奇妙な関係にも慣れてきました。
当然学校に通うこともできず、日長一日ひとり寂しく広くて古い家の縁側に腰掛け、雲など眺めるゆかりさん。
そんな姿を思い浮かべる時、わたしはとても切なくなります。放っておくことはできません。
だからわたしは可能な限りの時間を使ってゆかりさんと遊ぶことにしました。少しでもいい、彼女の心労が和らいでくれることを願って。
ゆかりさんのためにわたしはいつもお話を持っていきます。それは日常のちょっとしたこと。
奇妙だったり、不思議だったり、不気味だったり、良く分からなかったりする。そんなお話を。
*「小説家になろう」にも投稿しています。
https://ncode.syosetu.com/n4636fe/
文字数 122,357
最終更新日 2019.02.10
登録日 2018.10.23
【登場人物】
丹野ゆかり
山縣忍
【あらすじ】
同じ会社に勤めるゆかりと忍は、お互いに惹かれあっていた。
つき合い始めてすぐに、忍が岡山へ異動して、遠距離恋愛になってしまう。
二人の恋の行方は……?
【補足】
性描写は、ふわっとしてます。
途中にうたたねを挟んで、半日くらいで、さっくり書きました。
楽しんで読んでもらえたら、うれしいです。
↓連載中です。よかったら、読んでやってください。
恋愛「バージン・クイーン」※R18
恋愛「ダブル・デート」
ファンタジー「叉雷の鱗」
ファンタジー「やくたたずのメシア」
キャラ文芸「令和モラトリアム★ボーイ」
エッセイ「でもどりアマチュア作家のひとりごと」
↓完結済。短編。
ライト文芸「三百字」
キャラ文芸「ステイ・ウィズ・ミー」
ファンタジー「チャム・チャムートの世界」
ファンタジー「いせとば」
文字数 5,575
最終更新日 2022.02.26
登録日 2022.02.26
「なんじゃいおまえらそろいもそろって偏差値上げる時間あるなら品性を磨け!」
『留学』が『ピアノを習う』、『塾に行く』と同レベルで浸透している近未来。
中学二年生で帰国子女の篠崎凜々(しのざき・りり)は、県内でも有数の進学校に在籍しつつも自分が帰国子女であることを隠し、脳内ではおっさんのような口調で毎日くだを巻いていた。
ある日の放課後、凜々は教師に呼び出され、今度アメリカから転入してくる『ワケあり留学生』の言語面のサポートをしてくれないか、と頼まれる。進学に大きく作用する部活動をまったくしてこなかった凜々に対し、教師陣は、そのサポート役でその面をカバーすると約束。
結局その留学生のサポーターになった凜々、そして留学生アイザック。
恋愛感情では絶対にないけれど、何かもっと深くて暖かいもので結ばれる二人の話。
文字数 7,149
最終更新日 2020.04.18
登録日 2020.04.18
わたしこと一之瀬ゆかりの日課は、街中の大学で准教授をしている駒込榊のお世話係をすること。十五も年上の彼と一緒に過ごすことは、わたしにとってもはや当たり前のことで。こんな日々がずっと続くって、信じて疑っていなかった。でも時の流れは、わたしたちをこのままにしていてはくれなくて――……。
登録日 2014.12.21
10年前妻が殺された
そして時効の日が迫って来ている現実に焦りをおぼえる。
良平は夫として悔いの残らない人生を歩むことを誓いまだ見ぬ犯人にたちむかう。
登録日 2017.11.06
※堂々完結!
※これは、一〇〇年の逆襲の物語
※本格長編『逆襲の悪役令嬢物語 ~家門の矜持、守るためなら鬼となります〜』全二六章開始。
※あらすじ
第一部『旅立ち篇』全一三章
カーディナル公爵家令嬢ラベルナ。かの人は代々、人々の身命を守ってきた薬師の一族であるカーディナル家の若き当主であり、フィールナル王国王太子アルフォンスの婚約者でもあった。しかし――。
国王アルフレッドによって、自身の失策をごまかすため『王家を操った希代の悪女』に仕立てあげられ、投獄されてしまう。
「罪を認めれば、追放先で安穏と暮らさせてやる」
そう取り引きを持ちかける国王アルフレッド。
しかし、ラベルナは代々、人々の身命を守ってきた家門の矜持に懸けてこれを拒否。いかなる拷問にも屈しないラベルナに業を煮やしたアルフレッドはついに奥の手を……。
第二部『戦い篇』全一〇章
遙か極北の地へと旅立ったラベルナ。かの人はそこで、巨人族族長の息子ウルグズと出会う。ウルグズに溺愛されながら、薬師としての技と知識を駆使して居場所を作っていく。
一方、フィールナル王国ではカーディナル家ゆかりのものたちによる矜持を守るための戦いがつづいていた。
第三部『帰還篇』全三章
そして、カーディナルの血は帰る。フィールナルの大地へと。
※『アルファポリス』、『カクヨム』にて公開。
文字数 118,721
最終更新日 2023.03.17
登録日 2023.02.20
レーヴェン国南部に栄えるブランギット。
この領地を治めるリューネブルク伯爵家は、「この家なくしてレーヴェン無し」とまで謳われるほどの大貴族である。
しかし、伯爵家長男のヴィーツはこの家を継ぐことの難しい状況に置かれていた。同じ年に生まれた弟は現王の姪を母に持つが、自分は父伯爵が豪商の娘に産ませた所謂庶子。血筋に重きをおく古い慣習の中で思い悩むヴィーツにとって、本と森だけが友達だった。
そんなヴィーツが森で見つけた、花に包まれた小さな屋敷。そこで出会ったのは、母と二人で暮らす、忌むべき運命を持つ美しいアルビノの少女だった。
現代に残る「神の薔薇園」のゆかりをめぐる、童話調西洋ファンタジーです。
作中に出てくる人物・都市などはドイツ語名を元にしておりますが、実在の人物等との関係はありません。
文字数 5,263
最終更新日 2016.02.28
登録日 2016.02.20
文字数 23,968
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.09
中国は明の時代。
都・長安には風流人士たちの集う酒楼があった。
名を酔仙楼という。
かの大詩人、李白ゆかりのこの酒楼で繰り広げられるドタバタ詩文コメディ。
さて、今宵の肴はいったい誰になるのか?
登場人物紹介
すもも 盛唐の詩人李白そのひと。字は太白、号は青蓮居士。天才的な詩才と自由奔放な振る舞いから謫仙人とも呼ばれる。詩仙の尊称を持つ。
しびっち 盛唐の詩人杜甫そのひと。字は子美。真面目で細かく、融通の効かない性格。食い意地が人一倍張っている。詩聖の尊称を持つ。
ブツ子 盛唐の詩人王維そのひと。字は摩詰。やや天然気味のフワッとした性格。詩のみならず絵画にも長け、南画の祖とも呼ばれる。詩仏の尊称を持つ。
※カクヨムさま、小説になろうさまにても公開中です
文字数 33,760
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.11