「面影」の検索結果

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ミステリー 連載中 長編
星川明美は両親の影響で東京より南に400キロ離れた南の面影島に引っ越してきた。待っていた愉快な生活は不良の事故死から少しずつ狂っていく。青少年たちのそれぞれが抱えていた悩みが白日の下に晒されたとき。。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ミステリー 5,328 位 / 5,328件
文字数 89,940 最終更新日 2024.03.25 登録日 2023.04.11
SF 完結 長編
 昭和初期の面影を残す酒屋。  湯気の立つ徳利を挟み、桜樹敬司と同期の山崎隼は、昔話のような現在を語り合い、静かに盃を重ねていた。煤けた木の匂い、店主のおやっさんのぶっきらぼうな笑顔――そこは疑いようもなく、懐かしい「現実」に見えた。  だが、その世界は仮想空間だった。  西暦2050年、肉体を管理され、意識を別の場所に預ける時代。彼らが酔い、笑い、記憶をなぞっていた場所は、精緻に再現された“過去”に過ぎない。  二人は二件目のバーで飲み直し、そこで赤いスーツをまとった謎の女性と出会う。 名前も素性も曖昧なその美女との邂逅は、やがて仮想と現実、存在と不在の境界を揺るがし、桜樹敬司の運命そのものを巻き込む事件へと発展していく――。
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小説 225,879 位 / 225,879件 SF 6,664 位 / 6,664件
文字数 63,985 最終更新日 2026.02.08 登録日 2026.01.20
ライト文芸 完結 短編
十五年前に放送された少女向け特撮番組『星鎖の魔装姫アンドロメリナ』。 その主人公・室星きららを演じていた落合ふゆみ。 そんなふゆみは、今や女優を引退し都内の介護施設で働いていた。 かつての輝きは失われ、彼女の胸に残るのは『アンドロメリナ』という名前が自分を縛り続けたという苦い記憶――。 ある夜、葛飾・立石の赤ちょうちん街にある小料理屋『大衆割烹なつめ』に、ふゆみは偶然立ち寄る。 店の女将から勧められた茶碗蒸し――『ほろ星蒸し』を口にした瞬間、彼女の心に過去の記憶が蘇る。 光の屑が浮かぶその料理は、「昔の夢を少しだけ見せる」と言われる不思議な一品。 その夜、ふゆみの心の奥で止まっていた『アンドロメリナの時間』がそっと放送され始めた。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ライト文芸 9,600 位 / 9,600件
文字数 10,151 最終更新日 2026.04.30 登録日 2026.04.01
ライト文芸 完結 短編
勇者が転生するお話だった筈が異世界でトラブルにまきこまれていく内大変だと思いしらされる。なぜこんなにも退屈しない時があるかと思うが,友人に「お前は人の心がないのか」とか考えて,やっぱり自立した生活って素晴らしいと思う。そして徐々に新しい事を求めていく中で大地へと(かけぬけて)向かう「其姿」から昔の面影がある様だが魔王の話はでてこないがいつ迄も堕落した生活を送る訳にはいかない為隣町(大都市)へとむかっていく。そこらの地域じゃ盗賊⋯昔紛争がおきてたらしい。何となくだけどその地域で生計たててたのはきのせい何だがなぜこんなにも出現頻度が高いのかと思っていたら,何となくわかってきたが調査がてら洞窟に向かう事にしてく中にはモンスターの存在があったとして主人公の未来はどうなる? 或ひ爾人の話を思い出した。自分が考えてる力から遠く感じる物だった。自分でもできないか探っていた。1回やった事は何としてもやり通したい為自分が考えた方法で通そうとした(そしたら)其でき事だけかこになってて思い出せないかてをのばしてみたが余りパッとこない為力の元探る為でき事を思い出したが自分の中で留めてたじきがあった
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小説 225,879 位 / 225,879件 ライト文芸 9,600 位 / 9,600件
文字数 10,442 最終更新日 2023.12.02 登録日 2023.05.13
ファンタジー 連載中 長編 R15
“氷龍”と呼ばれる怪物が跋扈し、氷龍に対抗できる唯一の種族「火族」が英雄とされている世界。  現代最強火族の一角と言われる「蓮杖家」の長男・流彦は、強すぎる家族たちの世話に手を焼く毎日を送っていた。  ある時、一人の少女を氷龍の襲撃から救う。沙羅と名乗る少女は火族に仕える使用人=「銃者」となることを志望していると話す。 「銃者なんてろくなもんじゃない」と流彦は、沙羅をヒト族の警察に引き渡そうと考えるが、少女は自らの身体に宿る「縛火紋(ばくかもん)」と呼ばれる紋様を流彦に見せる。  それは火族として生まれながら無能力者であることを示す紋様。  そして、他界した流彦の姉・ほたるが持っていた紋様でもあった……  成り行きで沙羅を蓮杖家に迎え、流彦は沙羅の「銃者教育係」に任命される。  流彦はほたるの面影を沙羅に重ねてしまう自分に戸惑いを覚えてしまう。  蓮杖家の温かな雰囲気の中で、流彦は姉を失った傷を癒し、沙羅は認められることの喜びを知っていくが……やがて訪れる残酷な運命の奔流から、彼らは光を見出そうと奮闘する。  一つの家族の再生を描くファミリアファンタジー。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ファンタジー 52,479 位 / 52,479件
文字数 36,661 最終更新日 2023.09.03 登録日 2019.07.28
現代文学 完結 短編
『星を届けた小さな手 ──パパへ贈るクリスマスの奇跡──』の続編 娘の幸せを、誰よりも願ってきた。 そのはずなのに──手を離すこの日、涙が溢れた。 小さな腕で星を抱え、吹雪の中を父に届けに来た、あの日。 幼い娘の懸命な姿は、父の胸に今も鮮やかに刻まれている。 そして今日── 大人になった娘が新たな人生へ旅立つその瞬間、 父の胸に溢れてきたのは、走馬灯のように巡る数え切れない日々の記憶だった。 笑顔、涙、甘えた声、小さな手紙── 誰よりも自分を信じてくれていた娘。 誰よりも無償の愛を注いできた父。 だがこれからは、その愛を向ける相手が自分ではなくなる── 「幸せになれ」 その言葉の奥に重なる、言葉にできない切なさ。 愛とは、こんなにも優しく、こんなにも痛く、 そして──こんなにも幸せなものだったのか。 父と娘が歩んだ、静かで深くあたたかな愛の物語。 きっとあなたの胸にも、大切な「誰か」の面影が浮かぶ──
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小説 225,879 位 / 225,879件 現代文学 9,472 位 / 9,472件
文字数 7,657 最終更新日 2025.06.19 登録日 2025.06.17
SF 連載中 短編
百年前、世界は破滅への一歩を踏み出した。 急激な科学技術の進化、争い、大災害……。 それらにより再起不能となった文明は退化していき、今や人類はその存在が消えゆくのを待つだけの存在となった。 そんな終末世界を生きる青年、宮田真幸はかつて新たな景色を求めて旅立った同郷の友、佐々木美晴の後を追い、故郷を出る事に。 乗り物も存在しない世界。 十数年前、佐々木が踏みしめた地を辿り、彼は鳥取県から東京都を目指す。 常に死と隣り合わせの終末世界横断の旅。 初めて足を踏み入れた外の世界には、彼が想像するより多くの尊い出会いがあった。 生と死が隣り合わせになった、静かな世界。 そんな世界だからこそ生まれる様々な価値観や考えに触れる宮田は、佐々木が外の世界に求めたものを悟るようになっていく。 これはそんな静かで危険で、けれど温かくも切ない旅路の一幕。
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小説 225,879 位 / 225,879件 SF 6,664 位 / 6,664件
文字数 3,283 最終更新日 2026.06.30 登録日 2026.06.30
ホラー 完結 長編 R15
※第二部を独立させることにしました! こちらで連載しております~ https://www.alphapolis.co.jp/novel/33242583/802394467 「たぶん、僕は殺される」 小説家ロデリックの元に届いたのは、未来の日付からのメールだった。 ロデリックは友人の危機に慌て、 幼馴染であり義兄弟であるローランド、ロバートとともに調査を始める。 奇怪なメール「ある罪人の記憶」、 目を離した隙に原稿に書き込まれる文書、 そして、調査報告とともに、失踪したはずの「キース」がロバートの面影になぜか重なっていく。 引きこもりの小説家は気づかない。 既に、自分たちも因縁に絡め取られているのだと。 ……渦巻く狂気の中に、足を踏み入れていたのだと。 ──これは、過去を救い、未来を探す物語。 《注意書き》 ※他サイトにも同名義で重複投稿しています。 ※過激な描写あり。特に心がしんどい時は読む際注意してください。 ※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。ちなみに、迂闊に真似をしたら呪われる可能性があります。 ※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。場合によっては復讐されるような行為だと念頭に置いて、言動にはどうか気をつけて……。 ※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ホラー 8,340 位 / 8,340件
文字数 247,441 最終更新日 2020.07.19 登録日 2019.01.03
現代文学 完結 ショートショート
冬にひとり、アイスコーヒーを飲む「私」。雪と星空の中で、記憶の中の「君」と再会する幻想を描きながら、忘れられない別れと向き合う。偶像にすり替えた「君」の面影と、叶わぬ再会への想いを静かに綴った短編。
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小説 225,879 位 / 225,879件 現代文学 9,472 位 / 9,472件
文字数 843 最終更新日 2025.04.20 登録日 2025.04.20
恋愛 連載中 短編
10年前…転校してしまった幼なじみ隼人。 そんな隼人と10年後まさかの再会!! だけど10年後に再会した隼人は全く面影がなく… なにが、、あったの、、隼人。。
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小説 225,879 位 / 225,879件 恋愛 65,798 位 / 65,798件
文字数 977 最終更新日 2020.09.06 登録日 2020.09.06
恋愛 完結 ショートショート R18
男は買ってはイケメンで女性からモテモテで、だが、今の彼にその面影はない。 目の前にたべものがあるとつい食べてしまう、その事が原因で別れてしまった。 だが、今の目の前にいる付き合っている女性は他の女とは違う。 食べ尽くしてしまう男は手を止めることができない、だが、その姿を見て女は、ある言葉を口にした。
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小説 225,879 位 / 225,879件 恋愛 65,798 位 / 65,798件
文字数 2,398 最終更新日 2023.06.06 登録日 2023.06.06
キャラ文芸 完結 短編
これは、桜が見せた儚くも大切な淡い夢物語。 高校二年の佐倉優衣は階段で足を滑らせ骨折。入院生活を送っている。そんな中、大好きな先生が定年退職すると聞く。 その先生の離任式には、自分は出れそうにない。 落ち込む優衣は夢の中で、不思議な体験をするのだった。
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小説 225,879 位 / 225,879件 キャラ文芸 5,640 位 / 5,640件
文字数 9,618 最終更新日 2023.06.30 登録日 2023.06.30
僕(ジェン)は、おかしな物をたまに見る程度の軽めの霊感がある。 基本的には見たくもないが、ある霊にだけはどうしても会いたいと思ってしまう。 流れる歳月に薄れゆく君の面影を、今日も僕は拙い文章で書き残す。
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小説 225,879 位 / 225,879件 エッセイ・ノンフィクション 8,806 位 / 8,806件
文字数 34,671 最終更新日 2023.09.02 登録日 2023.08.19
ファンタジー 連載中 長編
吸血鬼側の最強皇女【グレーテ=ローゼンベルク】と人間側の無敵の狩人【シュバルツ=フォルトゥナート】が、お互いの種族の生存権を賭けた大戦が行われてから20XX年後……。その地にはかつての面影はなく、高度な文明都市が栄えていて”日本”という新たな国名が付けれていた。 大戦で生き残った吸血鬼と人間は停戦協定を結び、共に日本という国で歪な関係のまま過ごしていたが、ある日そこにかつての大戦で皇族の吸血鬼と相打ちとなり死んだはずのシュバルツが記憶と姿を保ったまま新たに日本に誕生したのだ。 だがそれには問題があり、シュバルツは人間ではなく吸血鬼として誕生日してしまったのだ。 元人間側のシュバルツは吸血鬼として吸血鬼を育成する機関、通称【私立吸血鬼第一高等学園】に入学が決定していて、そこで多くの個性豊かな吸血鬼達と出会い……そして元狩人のシュバルツは吸血鬼となり何を思うのか。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ファンタジー 52,479 位 / 52,479件
文字数 68,994 最終更新日 2024.08.06 登録日 2024.07.23
青春 完結 短編
図書室の隅を特等席とする如月栞には、誰にも言えない秘密がある。ネット上で小説を書き、顔も知らない読者「将棋さん」と心を通わせていることだ。 ​一方、現実世界では接点のないクラスメイト・葛城歩が、なぜか毎日栞の隣に座って本を読み始める。初めは警戒していた栞だったが、歩が語る本の感想や言葉選びに、次第に画面の向こうの「将棋さん」の面影を重ねていき——。 雨色銀水様主催の自主企画参加作品です。 「図書館の隅」「最後のページ」「窓辺の光」の三つのお題を織り込んだ、心温まる青春すれ違いストーリー。 ◇◇◇ 自主企画:あなたの世界観にて『三題噺』を見せてください!【抽選で感想orイラストを差し上げる特典付き】 主催者:雨色銀水 2026年2月22日 18:48 作成 https://kakuyomu.jp/user_events/822139845706236191 に参加させて頂きました。
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小説 225,879 位 / 225,879件 青春 7,892 位 / 7,892件
文字数 8,017 最終更新日 2026.02.25 登録日 2026.02.25
ホラー 完結 長編 R18
※本作は後日談または前日譚にあたる以下の2作品をご覧いただくと、物語の背景や登場人物の〈秘密〉をより深く味わっていただけます。 こちら単独でも読めないことはない(おそらく)ですが、本作は「愛してる、と言って死んで」の重要なネタバレを多く含んでいますので、ご留意下さい。 「愛してる、と言って死んで」(全年齢対象)※こちらからお読み下さい https://www.alphapolis.co.jp/novel/38100749/560940839 「忘れられた面影」(R18) https://www.alphapolis.co.jp/novel/38100749/565946159  運命に翻弄された”淑女”が、吸血鬼として再び目を覚ます。  舞台は19世紀ロンドン。  “淑女”として育てられた少年ネルは、吸血鬼として生き延びた夜から時間を凍らせてしまった。  新たに始まったのは、血と孤独に彩られた夜の世界。  出会ったのは、  ネルの師となり第二の母となった女、ヴァネッサ。  自らの見た目を呪う少女、エレオノーラ。  境界を壊された娼館育ちの女装少年、ルシアン。  仲間、敵、そして愛。すべてが命を賭けた選択の中にある。  やがて訪れる夜明けを信じて、ネルは歩き続ける――。  美しくも残酷なヴィクトリア朝×吸血鬼幻想譚。  「恋」と「家族」の境界を問い直す、静かな愛の物語。 ジェンダー曖昧 嘔吐 男装女子×女装男子 女装男子×男装女子 擬似BL 擬似百合 ゲロ 幼女 拷問 娼婦 男娼 歴史 史実 男の娘
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小説 225,879 位 / 225,879件 ホラー 8,340 位 / 8,340件
文字数 110,387 最終更新日 2025.05.06 登録日 2025.05.04
青春 連載中 短編
幼少期に母親を亡くした少年勇気。成人となり、故人を想い、母親の生きていた場所を巡り、母親の足跡を辿る。 幼少の心では受け止めきれなかった母親の想いや男手ひとつで育ててくれた父親の想いを改めて見返す旅に出る。 母親はなぜ亡くなったのか。どんな思いをして幼少の勇気を遺し去ったのか、旅先で触れる面影に何を思うのか。 不定期連載中です
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小説 225,879 位 / 225,879件 青春 7,892 位 / 7,892件
文字数 414 最終更新日 2025.11.27 登録日 2025.11.27
ホラー 完結 短編
祠で待つ人は、声だけ先に届く。りんどうの青の下、鏡師となる青年は最期の面影に別れを告げる。 山の風はもう秋の色を帯びていた。青年・芳三郎は、祠へ続く細い径を歩いている。風に揺れるりんどうの花、袖をすり抜ける光の粒。彼がそこに向かうのは、ある約束のためだった。祠の前には、いつも彼女が先に来ている。名は紗江。穏やかに笑う声が、山の静けさの中で一番やさしい音だった。 ふたりの間に、特別な出来事はない。干菓子を分け合い、昔話をして、花を眺めるだけの時間。けれど、その何気ない瞬間が、芳三郎には何よりの喜びだった。祠のそばには、毎年同じ場所で咲くりんどうがある。変わらず咲く花のように、ふたりの時間も続くと信じていた。 ある日、紗江が言う。「変わらないって、すごいこと。でも、変わるからこそ、また咲くのよね。」 その言葉が、芳三郎の胸に残る。彼は祠に小さな草履を置き、来年もまたここで会おうと約束した。別れ際、ふたりの影が重なり、風が花々を揺らす。その一瞬が永遠のように感じられた。 季節がいくつ過ぎても、芳三郎は同じ山道を登りつづける。りんどうは咲き、祠は変わらずそこにある。けれど、どこかが少しずつ違っていく。風の向き、陽の角度、そして――彼女の声の響き。ある日、紗江は静かに笑って言った。「ねえ、また明日も来てくれる?」 彼は頷く。けれど、その「明日」は、ほんとうに訪れるのだろうか。 りんどうの花が、風に揺れている。祠の前に置かれた小さな草履は、今もそのままだ。山の静けさの中、空の色だけが澄み渡っていく。 青年は祠の前に立ち、しばらく何も言わずにいた。風が頬をなでる。目を閉じると、かすかにあの笑い声が聞こえた気がする。 そして、彼は名を呼ばずに、そっと空を仰ぐ。 雲ひとつない蒼の下――その空は、どこまでも深く、どこまでも静かだった。 蒼雲の次の物語が、あなたを待っています。 黄泉灯籠迷図(よみとうろうめいず) ―― 灯籠の声を聴く者の物語へ。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ホラー 8,340 位 / 8,340件
文字数 12,857 最終更新日 2025.10.18 登録日 2025.10.17
BL 連載中 長編
敵国との戦争で親友を失い、それ以降心を閉ざしてしまった主人公セイジ。セイジは親友、蒼(アオ)の夢を叶えるために己を蒼と名乗り、振る舞いや見た目までもを親友に寄せて過ごすように。努力の甲斐もあり親友の夢であった騎士団に入ることが出来た主人公だったが、己を偽って生きることに心身ともに疲弊していた。 そんな主人公はとある任務の最中にセレストという孤児の少年と出会う。セレストに蒼の面影を感じた主人公はセレストを養子として迎えることを決意。 そうして共に過ごすうちに、純粋で心優しいセレストに癒され段々と心を許していく。主人公は節々の言動からセレストが蒼の生まれ変わりだと確信するが、セレストには前世の記憶はなかった。 しかし、セレストが騎士団に入団することが出来る年齢である十二歳の誕生日を迎えたその日、彼の記憶に変化が起こり… ※ ・擬似成り代わり ・微勘違い ・転生パロ ・擬似家族 ・ブロマンス ・愛され という詰め込みセットにも程があるお話。 全てが連続したお話と言うよりも、時系列に沿った短編が年代ごとに並んでいるような形式となっております。 2023/3/2 …タイトル少し変えました
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小説 225,879 位 / 225,879件 BL 31,029 位 / 31,029件
文字数 51,741 最終更新日 2023.11.16 登録日 2023.02.26
ファンタジー 完結 長編
命尽きようとする精霊から「この子を…アーリシアンを頼みます」と託された魔物ラセル。 15年の月日が経った月食の日、大きくなったアーリシアンを天上界に帰すべく巣立ちをさせようとするのだが、 「最後に一度だけキスをして」 とせがまれ、口づけを交わしてしまう。実は精霊界ではキス=婚姻の証だった。 めでたく成人となったアーリシアンだったが、魔物と精霊の婚姻など認められるはずもなく… 二人の婚姻を解くためには、どちらかの命が尽きなければならない。 どうしてもラセルと結婚したいアーリシアンと、どうしたらいいか考えあぐねているラセル。 天上界からアーリシアンを取り戻そうと送られてきた精霊王ユーシュライの家臣、ムシュウに囚われ、天上界へと戻されたたアーリシアンと、ラセルの友人?でもある小人(ピグル)のマリム。 屋敷を抜け出し、天上界で知り合った、ちょっととぼけた精霊セイ・ルーの助けを借り、地上へと戻ることに成功する。 だが、ムシュウの執念はすさまじく、いつしかそれはアーリシアンの父、ユーシュライの命で動いているのではなく、アーリシアンの亡き母フィアーナの面影を追う、ただのストーカーのようになってゆく。 無事、地上に戻ったアーリシアンだったが、ラセルとの再会もつかの間、今度はアーリシアンに化けていたラセルがムシュウに襲われ、天上界へと連れ去られてしまう。 再び離れ離れになる二人。 セイ・ルーの機転で、アーリシアンを通してラセルの居所を突き止めようとするも、アーリシアン自信がラセルの元に飛んでしまう事態に。 再び天上界で再開したアーリシアンとラセルは、精霊王ユーシュライに二人の仲を認めてもらうため、嘘をでっちあげる。 全てが上手く行きそうだったその時、姿を現したムシュウに襲われてしまう。 絶体絶命のピンチを、脱するため、ラセルは封印していた力を使ってしまった。 ムシュウを倒し、茫然自失のラセルを抱き締めるアーリシアン。 二人の愛が本物であることを認め、ユーシュライは二人を地上へと帰すのだった。
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小説 225,879 位 / 225,879件 ファンタジー 52,479 位 / 52,479件
文字数 91,502 最終更新日 2023.08.28 登録日 2023.07.25
280 34567