「戻」の検索結果
全体で12,516件見つかりました。
大学二年生の佐々木康隆。彼の別居していた父親が亡くなった。心臓麻痺だった。父の遺品整理をしていると奇妙な日記が見つかる。そこから始まる奇怪な出来事と不思議な因縁。一連の事件の末、康隆は望んだ世界を取り戻せるのか?
文字数 84,143
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.07
およそ三千年前、悪神によって世界に危機が訪れた。
世界の終わりが来ると思われたその時、創造神の力によって悪神の野望は潰える事になる。
しかし、二柱の神が争った影響は大きかった、世界の生物の約八割が死滅してしまったのだ。
その生き残りの中にいた人間種は、こう思った。
「創造神ならばもっと穏便に悪神を鎮められたのではないか?
何故これほどの影響が残ってしまったのか?
悪神に与(くみ)した者達の所為で創造神の怒りに触れたのではないか?
創造神に見捨てられたから、どんな影響が出ても構わないと思われたのではないか?
創造神に見捨てられてしまったのでは我々に信仰する神はいなくなってしまったのだろう。
同族の罪の贖罪のためにも、創造神に頼らず生きていかなければならない」
そして、この世界の人々は神に対する信仰を忘れる事になった。
信仰の無い世界、それは神の存在しない世界である。
数多存在する世界の中で、初めて神という管理者の存在しない世界が生まれたのだった。
そして現在。
世界に再び生き物が溢れ。
人々の営みが国を創り。
忘れたはずの信仰の対象に怪しげな宗教ができた。
そんな世界で、一人の追放され記憶を封印された青年が旅をしていた。
その青年が放浪の果てに記憶を取り戻し、世界を巡っていく。
登録日 2021.05.22
若くして死んだ袁閃月と劉陽華の二人の男女は、冥界で目を覚ます。二人の前に立つ冥界の役人によると、二人は遺族の意向により「冥婚」で婚姻関係が結ばれており、死後の世界では夫婦として過ごせと言うのだ。
生前に何の面識も無かった二人は、夫婦生活を強制的に送らされることに反発するが、冥界の規則により離縁する事は出来ない。仕方なく冥婚生活を送る事になった。だが、冥界の役所からもたらされる様々な事件を解決していく内に、二人の関係は次第に縮まっていく。
また、冥界に来た当初失われていた生前の記憶を、段々と取り戻していくのだった。
文字数 152,095
最終更新日 2023.01.28
登録日 2022.01.09
「滅んでしまえばいい。何もかも……」
フォーラス王国の第三王子に婚約破棄されただけでなく、奴隷の烙印を押され、異国へと売り飛ばされてしまったエメリア・ウィレーヌは、奴隷船の中で前世の記憶を取り戻し、自分が敗北を決定づけられた悪役令嬢に転生していたことに気づく。
自分を裏切った王国の者達に復讐したいと願うも、時すでに遅し。
異国で性奴隷にされ、娼館で毎日朝から晩まで客をとらされていたエメリアは、すべてに絶望し、死ぬことすら考えるようになる。
しかし、そんなエメリアの前に、『最強の魔導師』を名乗る青年ルーフェイがあらわれ、止まろうとしていた彼女の運命の歯車が、いま、ふたたびゆっくりと回りはじめる――。
※R18表現が多数出てきます。苦手な方はご注意ください。
文字数 26,286
最終更新日 2022.03.30
登録日 2022.03.20
元々は元気いっぱいの男の子だった悠人(Ω)。だが小学校4年生の頃に突然ヒートになってしまった。その頃からクラスメイトから避けられるようになってしまった。そんな日々が続いたある日、1人で過ごせるところを探していると1人の泣いている少年と出会う。その子の名前は優羽(Ω?)。優羽も周りにバカにされ虐められているらしい。優羽と話しているうちに仲良くなり楽しい日々が戻っていった。だがその数ヶ月後優羽が転校してしまった。また1人になった悠人はまた暗い日々を過ごしていた。
数年後……高校入学当日、そこで優羽と運命の再会を果たす。昔のままの泣き虫な優羽。また優羽との楽しい高校生活を過ごしていると悠人がヒートになってしまった!優羽に誰もいない教室に連れてってもらった悠人。優羽はオメガだからと安心していたがなんだか様子がおかしい……
「ごめん、はるくん。僕実は……」
どうなってしまうのか!!!
文字数 6,055
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.01.18
平凡な社会人だった飛鳥はある日友人と共に異世界に飛ばされてしまう。しかも友人は少年になっていたのに対して、自分はなぜか少女になっていた。慣れない少女の体や少女としての扱いに動揺したり、異世界での環境に流されながらも飛鳥は元の世界、元の体に戻るべく奮闘していく。
文字数 136,225
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.03.16
上流階級・藤原家の子息である、藤原 昴(ふじわら すばる)は、社交界の人気者だ。
美貌に教養、優れた美的センスの持ち主で、多彩な才覚を持っている。
甘やかされ、ちやほやされて育った昴は、わがまま子息として華やかに暮らしていた。
ただ一つ問題があるとすれば、それは彼がすでに故人だということだ。
第二性がオメガである昴は、親が勝手に決めた相手との結婚を強いられた。
その屋敷へと向かう道中で、自動車事故に遭い短い人生を終えたのだ。
しかし昴には、どうしても諦めきれない心残りがあった。
それが、彼の専属執事・柏 暁斗(かしわ あきと)だ。
凛々しく、寡黙で、美しく、有能。
そして、第二性がアルファの暁斗は、昴のわがままが通らない唯一の人間だった。
少年以上・青年未満の、多感な年頃の昴は、暁斗の存在が以前から気になっていた。
昴の、暁斗への想いは、タイムリープを繰り返すたびに募る。
何とかして、何としてでも、彼と結ばれたい!
強い想いは、最後の死に戻りを実現させる。
ただ、この七回目がラストチャンス。
これで暁斗との恋を成就できなければ、昴は永遠に人間へ転生できないのだ。
果たして、昴は暁斗との愛を育み、死亡ルートを回避できるのか……?
文字数 97,216
最終更新日 2024.12.10
登録日 2024.10.30
オレの名はペンペン。何処にでもいるはぐれのペンギンだ。
レベル百超の冒険者を目指し、今日もせっせと友達を作る日々をすごしている。
・・・・・・え、何を言ってるかって? まあ、自分でも何言ってるんだか分からん。
もう少し詳しく言うとだな、
人間の身でありながら、オレはレベル百を目指して猛特訓を繰り返していた。
しかしレベル九十九になった後は一向にレベルアップせず、オレは願い適わず、不慮の事故によって死んじまうんだ。
あの世で女神とやらに話を聞くと、人間は元々レベル九十九でカンストなんだとか。
それを超えるには、友達を作り友情パワーでムリヤリ限界突破しなければいけないのだ。どっかの正しい心の人を超えたプロレスラーたちが育むやつだ。
そこでオレは女神に救われ、生まれ変わることになった。・・・・・・ペンギンとして。
なぜにペンギン? どうやって友達を作れというのか?
駄女神にそそのかされたオレが悪かったと思いながら、その他様々に思い悩みながらも、オレは、とある村の少女、そしてその家族に出会い、ペンペンと名をもらい、少しづつ友達を増やしていく。
人間として生きていた頃の失ったアレコレを取り戻しながら、オレ=ペンペンはレベル百を目指し今日も戦い続ける、・・・・・・じゃなくって友達を作り続ける。詳しくは本編を読んでくれ。
文字数 82,768
最終更新日 2026.01.15
登録日 2025.12.29
※この作品は完結まで書いてから投稿しています。
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私の「今」の役職。それは神様。
私は神様代理。そう。私は代理。本物の神様に世界の管理を任され今日も一人でみんなを見守る。ただそれだけ。ここは退屈だけど地上よりは居心地がいい。
いつまでこの生活が続くのだろうか。。
「あの方」はいつになったら戻ってきてくれるのだろうか。
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誤字脱字があるとは思いますがよろしくお願いします。
文字数 30,278
最終更新日 2021.12.18
登録日 2021.12.14
織田リノは中学受験をめざす小学5年生の少女。
母親はファンタジー作家。今は〆切直前。今回の物語はアイディアを出すのを手伝ったので、リノは作品の完成を楽しみにしている。
まだ神様がいたころ。女神の末裔として生まれた少女ミンネが、島の危機を救う話だ。
――ミンネの兄は、隣村のドラドの陰謀により殺された。島の守り神の竜は怒りを示し、荒ぶる神に変じてしまう。
ミンネは、かつて女神が竜と結んでいた絆を取り戻すため、蒼き血をもつ者として、魔女の宝玉を探すことになった。
魔女は、黒髪黒目の少女で、真っ赤な四角い袋を背負っているという――
突然、その物語の主人公・ミンネが、塾の準備をしていたリノの目の前に現れた。
ミンネは、リノを魔女と呼び、宝玉が欲しい、と言い出した。
蒼き血の勇者と、赤ランドセルの魔女? の冒険が、今はじまる。
文字数 110,111
最終更新日 2023.07.24
登録日 2023.06.23
物語のような恋はできない。本当の恋というのは、ひどく心許なくて、それはささやかなものだ。
依存体質で恋愛や友情が苦手な伊藤琉心と、同じ図書委員の諸星虹汰。彼に紹介された音楽の影響を受け、琉心の世界は広がっていく。「好き」の本質を理解しはじめた琉心に、将来の夢を告げる虹汰。その格差に琉心は落ちこむ。
目の前にある壁は、越えるのが正解なのか。この気持ちは愛なのか、恋なのか。もう戻れない。きっと琉心はもうすぐ後悔する。
伊藤琉心(いとうりこ)
諸星虹汰(もろほしこうた)
文字数 928
最終更新日 2023.08.19
登録日 2023.08.19
シュナは今年10歳になる。古き時代、優れた占星術と強大な魔力で栄華を極めた星読みの一族の末裔だ。一族はその大きすぎる力ゆえ北の辺境の地へと追放されていた。時は流れ、僅かに残った一族はかつての栄華を取り戻すことを悲願としていた。
一族の長の家系に嫡男として生まれたシュナだが、優秀な双子の弟レイや同年代の子とも比べても落ちこぼれで、一族や家族からも冷遇されていた。ただ双子の弟レイだけはシュナに優しくそれが心の支えとなっていた。
そんなある日、シュナは冬至の贄に選ばれる。一族に繁栄をもたらす神の贄となることを受け入れる彼だが、ただ一人、優しかった弟のレイまでもシュナを見下し邪魔者扱いしていることを知ったのだ。深い悲しみと絶望のなか贄として太古の神が祭壇に現れるのを待つシュナだが、そこに現れたのは怪我をした灰色の子犬で?!
もふもふの子犬と過ごすうちシュナは山を降り子犬と共に旅に出ることを決意する。今度こそ自分の人生を歩み幸せになるために――。
※もふもふと出会うまでシリアス風味。
文字数 45,859
最終更新日 2026.05.02
登録日 2025.08.30
名門貴族の子息にして王立学院に通う学生――アルヴェインは、ある日、街中で見知らぬ少女に声をかけられる。
「ねえ! 私と付き合って!」
同じ制服を纏う彼女は、切羽詰まった様子のまま強引に腕を絡め、笑顔を作った。
困惑しながらも、その美貌に惹かれ、問いかける間もなく歩みを共にするアルヴェイン。
だが次の瞬間、二人は何者かに襲撃され、胸を血に染めて倒れ込んだ。少女は即死、アルヴェインは意識を失い――そして、頭を砕かれる感覚を最後に視界が闇に閉ざされた。
目を覚ますと、彼は自室のベッドにいた。
「……夢、だったのか?」
だが机の上には、手のひら大の鉄球が宙に浮かんでいた。不気味な存在を前にしながらも日常を続けるアルヴェイン。だが再び街を歩けば同じ場面が訪れ、同じように死に、再び部屋に戻る。
死ぬたびに「やり直し」が始まる地獄。恐怖に吐き気を覚え、逃げるように外出を控えた彼の耳に飛び込んできたのは、王女暗殺の報せだった。
やがて半年後、隣国との戦争に巻き込まれ、彼は捕虜として処刑される。
――だが、また戻る。
死の先に待つのは必ず自室と、空に浮かぶ鉄球。
幾度も繰り返すうちに、王女の暗殺が国家間の陰謀と利益の連鎖を呼び、やがては大陸全土を揺るがす戦争へと繋がることを知る。さらにその背後には、権力者たちの思惑をも超える“見えざる意志”が存在していた。鉄球こそ、この世界を観測し、滅ぼすか救うかを試す神の断片だったのだ。
無数の未来の果てに、ただ一つの「正解」が彼を待っている。
文字数 348,369
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.08.25
産んだばかりの子を姑に取られ、離れて暮らすようになった。
数年後、夫が浮気して、子供が戻ってくるが……。
「第十一回月餅企画」参加作品です。
文字数 1,999
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.10.06
一夜の宴を終え、暁の賀茂川を戻る途中。
芦屋川 朝光は、川面に揺れる金の色を見つける。
それは、見たこともない髪と青い瞳を持つ少女だった。
異国の言葉をまくしたてるその姿に、供の者たちは「禍の言」と怯える。
けれど朝光は笑う。
妖であれば、呼べばよい。
都に怪異あらば最後に呼ばれる男――
夜にのみ歩く陰陽師、御影 時継を。
金の迷い子と影の男。
これは、夜の縁に立つ物語。
※本作は平安時代をモチーフとしたフィクションです。史実とは異なります。
文字数 22,839
最終更新日 2026.04.17
登録日 2026.02.21
西暦9980年、人類は地球を飛び出し宇宙に勢力圏を広めていた。
人類は三つの陣営に別れて、何かにつけて争っていた。
死人が出ない戦争が可能となったためである。
しかし、そのシステムを使う事が出来るのは、魂の波長が合った者だけだった。
その者はこの時代には存在しなかったため、過去の時代から召喚する事になった。
…なんでこんなシステム作ったんだろ?
な疑問はさておいて、この時代に召喚されて、こなす任務の数々。
そして騒動に巻き込まれていく。
何故主人公はこの時代に召喚されたのか?
その謎は最後に明らかになるかも?
第一章 宇宙召喚編
未来世界に魂を召喚された主人公が、宇宙空間を戦闘機で飛び回るお話です。
掲げられた目標に対して、提示される課題をクリアして、
最終的には答え合わせのように目標をクリアします。
ストレスの無い予定調和は、暇潰しに最適デス!
(´・ω・)
第二章 惑星ファンタジー迷走編 40話から
とある惑星での任務。
行方不明の仲間を探して、ファンタジーなジャンルに迷走してまいます。
千年の時を超えたミステリーに、全俺が涙する!
(´・ω・)
第三章 異次元からの侵略者 80話から
また舞台を宇宙に戻して、未知なる侵略者と戦うお話し。
そのつもりが、停戦状態の戦線の調査だけで、終わりました。
前章のファンタジー路線を、若干引きずりました。
(´・ω・)
第四章 地球へ 167話くらいから
さて、この時代の地球は、どうなっているのでしょう?
この物語の中心になる基地は、月と同じ大きさの宇宙ステーションです。
その先10億光年は何もない、そんな場所に位置してます。
つまり、銀河団を遠く離れてます。
なぜ、その様な場所に基地を構えたのか?
地球には何があるのか?
ついにその謎が解き明かされる!
はるかな時空を超えた感動を、見逃すな!
(´・ω・)
主人公が作者の思い通りに動いてくれないので、三章の途中から、好き勝手させてみました。
作者本人も、書いてみなければ分からない、そんな作品に仕上がりました。
ヽ(´▽`)/
文字数 580,209
最終更新日 2023.01.10
登録日 2022.06.10
病気で死ぬはずだった私がまさか飛行機事故で死ぬなんて……
みんなに何も伝えられないまま私は死んでしまうの!?
そんなのは嫌だ!!
家族や友達、そして『彼』に何も伝えないまま死ぬのは嫌よ。
幼馴染で初恋の『彼』に好きって想いを伝えないまま死ぬなんて……
神様お願い!!
私は彼にこの想いを伝えられないまま死ぬのが辛い。
だからお願い!!
私にもう一度チャンスをください。
大好きな『彼』にもう一度だけ会わせて欲しい。
でも願いが叶うことは無く私は死んだはずだったのに……
あれ? ここはどこ?
私は死んだんじゃなかったの?
何故、一緒に死んでしまったはずのお母さんが目の前にいるの?
もしかしてここが天国なの?
でも、なんか私、身体が小さくなっているような気がするのだけど……
ま、まさか、これって……!?
NOVがおおくりする『タイムリープ作品』第2弾!!
あなたは青春時代にやり残したことはないですか?
もう一度、あの日に戻りたいと思ったことはないですか?
文字数 229,218
最終更新日 2022.12.20
登録日 2022.10.31
東京近郊のK市で車の盗難が発生。持ち主の刑部建設の社長は自力で車を取り戻すべくヤードに乗り込み警察に逮捕される。
その話を聞いた植草は、社長が何故、自ら取り戻そうとしたのか疑問を抱く。他方、運転手の証言から犯人扱いされた「車泥棒噂の三人組」も自分たちの濡れ衣を晴らそうと動き出す。
車には政治家へ賄賂の高価な絵画が積まれており、刑部はそれを秘匿するために秘密裏に取り戻そうとしたのであった。更にその絵を盗もうとした運転手の狂言であると見抜いた植草や三人組は、その絵を取り戻す。だが、その絵を見た植草達は驚く。何故ならそれは目下修復を終えて、美術館で展示中の作品と酷似していたのだ。
三人組のうちの二人、ビリーとコジローは絵を警察に届けるよう植草に託すが、紅一点とみられるミサキは執拗に反対する。
二枚の絵を巡り、真贋論争で世間が大騒ぎをする最中、植草は誰が贋作を描いたのか? に興味を惹かれる。そんな時、修復依頼を請け負った画廊オーナーである小林が殺害される。警察の捜査で、犯人は左利きの可能性が濃いこと、現場に残された毛髪から女性の犯行だと判明。 警察は故買組織の犯行と見て捜査を開始する。小林が殺害されたことで、植草は小林と昔親交があり、過去にも贋作事件を起こした磯村の仕業を疑い、彼について調査を開始した。
そして過去の贋作事件で、T大教授の山下が自殺したこと、その娘が美咲と知り、三人組のミサキが美咲で、今回の事件は彼女の仕業なのではないかと考える。そんな植草の元に、コジローがビリーに殺されたと知らせが入る。植草は、ビリーこそ美咲であること、そしてミサキは磯村の息子琢磨であり、離婚した母親の旧姓三崎を名乗っていることを知る。このままでは磯村とミサキの命が危ないと考えた植草は、三崎家を訪れ磯村の現在の居所を聞き出すと共に、琢磨の部屋を見せてもらう。そこで植草は自分の推理の間違いに気づき、磯村の住む蓼科に急いで向かう。警察がビリーを捕獲しようとするが、ビリーは磯村を人質に逃走を図ろうとする。だが、コジローを殺害した犯人が左利きと知った植草は、琢磨こそ殺人犯であると告げるのであった。琢磨は父親のせいで、自分自身の人生も狂わせられた事を恨んでいた。そして、これ以上問題を起こさないよう父親殺しを決心する。そして磯村に恨みを持つ美咲を利用することを思いつく。結局ビリー(美咲)は、ミサキ(琢磨)の復讐に利用されたのであった。
殺人事件は一応の決着を見たが、更に植草は、磯村が本物の絵を隠していることも指摘する。真贋論争渦中の二枚はどちらも磯村が描いた贋作であり、これこそ世間を恨む磯村が仕組んだ最大のリベンジであり、それを阻止しようとした琢磨に殺人を犯させる皮肉な結果となったのである。こうして本物の絵は無事回収され、すべてが決着したのであった。
文字数 99,970
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
地方都市の市街地に、70年前に建設された円柱形の奇妙な廃病院がある。かつては最先端のモダンなデザインとして話題になったが、今では心霊スポットとして知られ、地元の若者が肝試しに訪れる場所となっていた。
大学生の 森川悠斗 は都市伝説をテーマにした卒業研究のため、この病院の調査を始める。そして、彼はX(旧Twitter)アカウント @babel_report を開設し、廃病院での探索をリアルタイムで投稿しながらフォロワーと情報を共有していった。
最初は何の変哲もない探索だったが、次第に不審な現象が彼の投稿に現れ始める。「背景に知らない人が写っている」「投稿の時間が巻き戻っている」「彼が知らないはずの情報を、誰かが先に投稿している」。フォロワーたちは不安を募らせるが、悠斗本人は気づかない。
そして、ある日を境に @babel_report の投稿が途絶える。
その後、彼のフォロワーの元に、不気味なメッセージが届き始める——
「次は、君の番だよ」
文字数 11,762
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.23