「べ」の検索結果
全体で23,152件見つかりました。
1945年8月。身重の律子は、東京の海辺で一人、夫の帰りを待っていた。
夫・忠司は南方戦線への途上で行方不明。兄がもたらした情報は、彼の乗った船が撃沈されたという非情なものだった。戦争がすべてを奪い去り、希望が見えない毎日。しかし、律子は義理の両親のために、夫の故郷・広島へと向かうことを決意する。
「この子に父親の顔を見せてやりたい。ただそれだけなのに」
広島行きの汽車を待つ駅で、律子は人混みの中に、紛れもない夫の姿を見つける。それは、現実か、それとも――。
文字数 3,671
最終更新日 2025.08.05
登録日 2025.08.05
勇者パーティーを追放された調合師アムス。
無能の烙印を押され、すべてを失った彼が選んだのは――効率の極致を追求することだった。
新たに出会ったのは、エルフの賢者と獣人の戦士。
常識も、価値観も違う彼女たちと共に、アムスは“最短で確実に癒す方法”を探りはじめる。
誰も知らない真の回復理論が、いま明かされる――。
文字数 10,641
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.22
【プロローグ】
――仮面の時代
遠い未来。
だが、今の私たちからほんの少し先にある世界。
この世界では、人々は皆、仮面を被って生きていた。
仮面はただの飾りではない。
それは“力”を宿す器だった。
ある仮面を被れば、剣の達人のように戦える。
ある仮面を被れば、天才のような知恵を得られる。
またある仮面を被れば、人の心を操る言葉を手にすることさえできた。
仮面には、かつて世界に名を刻んだ伝説の偉人たちの魂が宿っていると言われていた。
英雄、賢者、王、革命家――
偉大であればあるほど、その仮面の力は強かった。
人々は仮面を被り、働き、戦い、愛し、街を築いた。
仮面によって世界は発展した。
だが同時に、仮面は“人間の欲”をも暴き出した。
力を正しく使う者もいれば、
力に溺れ、奪い、支配しようとする者も現れた。
仮面を集め、
仮面を奪い、
仮面で世界を支配しようとする組織――
その影は、静かに、しかし確実に街を覆っていった。
そんな時代に、ひとりの少年がいた。
名は――R。
Rは、仮面のない世界を知らない世代だった。
物心ついたときから、仮面を被るのが“当たり前”の世の中だった。
それでもRは、幼い頃に聞いた昔話を、ずっと忘れずにいた。
「この世界にはな……
すべての仮面の頂点に立つ“究極の仮面”が存在する」
誰もが笑って言う。
「そんなもの、ただの作り話だ」と。
R自身も、そう思っていた。
――つい最近までは。
ある日、Rは“現実”として、その昔話を目の当たりにする。
そして知ることになる。
仮面を被ったままでは、
本当に世界は変えられないということを。
仮面を外し、
“真の自分の顔”で立ち向かう者だけが、
この世界を変えられるのだということを――。
これは、
仮面の力に支配された世界で、
ひとりの少年Rが“自分自身”として立ち上がる物語。
希望と絶望、
光と闇、
幻想と現実が交差する――
仮面の時代を終わらせるのは、“誰の仮面も被らない”――ひとりの少年だった。
文字数 3,563
最終更新日 2026.03.06
登録日 2026.03.06
よくある聖女召喚。でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?
※
本作はなろうカクヨムハーメルンにマルチ投稿しています。
文字数 93,347
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.14
草食系地味メンのオレは最近困っていることがある。それはある美少女同級生の猛烈なエロアタック……普通の男ならうれしがるところだが。オレは素直に喜べなくて。【17日深夜に完】(要注意属性:ビッチ)
文字数 16,800
最終更新日 2017.04.17
登録日 2017.04.12
学園の頂点に立つ王子様が口ずさんだ婚約破棄。その原因は私の浮気。本当はあなたなのに。新しい婚約相手と仲良く手を繋ぐ王子様を前にして、私は復讐という2文字を思い浮かべていた。
私は王子様の捏造を証明できる。あなたを破滅させる術を持っている。でも、できない。どうして?
お菓子のように甘い恋の結末はコーヒーのように苦い。
文字数 9,349
最終更新日 2020.01.10
登録日 2019.12.24
ダンジョン。
突如世界中に現れたそれは、人々に様々な恩恵をもたらした。
だが、その影では多くの命が、夢破れて散って逝った。
それでも彼らは危険を省みず、挑戦するのだ。
『探索師』として。
探索師を目指す青年・一輝は、自身の目標と目的のために日夜ダンジョンへと足を運んでいた。
しかし、彼がダンジョンから与えられた能力は『調理』。携帯食料などが豊富な現代においては、なんの役にもたたないものであった。
戦闘にもダンジョンアタックにも役立たない一輝は、ダンジョンでも最弱のE級モンスターにさえやられてしまう始末。
そんな一輝を心配する者も少なからずはいた。
ある日の事。
いつものようにダンジョンでモンスターに追い回されていた一輝は、帰り道で謎の横穴を見つけてしまう。
何度地図と見比べてもそのような横穴の記載はなく、すなわち未踏の通路を発見してしまったのだ。
前人未踏。
その抗いきれない甘美な響きにつられた一輝は、横穴へと足を踏み入れてしまう。
だか、そこに待っていたのは金銀の財宝などではなく、一流探索師が束になっても敵わないと言われる、S級モンスターであった。
文字数 279,801
最終更新日 2021.01.24
登録日 2020.12.02
――私にもお仕事を手伝わせてください。
暗殺業を営むスヴェンは、クスリの売人を殺した帰りに、崩れかけた教会の前で一人の少女――アーリーを発見する。
血まみれで、今にも死にそうだった。
「助けて……」
最後の力を振り絞って出した声を聞いたスヴェンは、「好きな食べ物が同じだったら助ける」と賭けをして、見事に負けた。
「お前は俺との賭けに勝った。だから助けた。それ以上の意味はない」
「……ありがとう……ございます」
「お前の答えが違ったら見捨ていた。礼などいらない」
「わかってます。それでも……言わせてください」
廃墟となった教会で、二人の共同生活の日々が過ぎていく。
暗殺業を知らずに接していたアーリーだったが、ある日、スヴェンの本業に気づき、それが暗殺者になる道へとつながっていく……。
「私にも戦う方法を教えてください!」
捨てられた教会に住み着いた暗殺者がアーリーをパートナーにして、スラム街にはびこる悪を成敗していく物語。
文字数 10,755
最終更新日 2021.02.12
登録日 2021.02.10
とある事故で重傷を負った中学生、柚木咲良は覚めると幼女になっていた。
困惑する咲良だったが、変わっていたのは咲良の体だけではなかった。
なんと彼の居る世界は魔法が当たり前に存在する世界になっていたのだ。
幼女になってしまったこと、魔法の存在する世界になってしまったことを調べる為、咲良は外の世界に足を踏み出す。
具体的には小学校に。
これは魔法がある現代に似た世界で無双しつつ、拗らせ少女達に溺愛されるTS百合ファンタジーである。
文字数 82,414
最終更新日 2021.05.24
登録日 2021.05.03
「安心しろ、俺はお前を食ったりしない」
ブラック勤務に耐えかねてビルから飛び降りようとした後輩を止めたら、私が落ちた。
死んだな、と思ったけれど、目を開けたら異世界で。
しかもここは獣人が支配する世界で人間は蔑まれる最下層の生き物でした。
奴隷として売られたまではいいけれど、なんだかんだあって売れ残り。
明日には闇商人に渡して肉に、なんてその日。
たてがみふさふさのライオンさんが私を買ってくれた。
食べるために買ったのかと思ったら、ライオンさんは助手が欲しかったんだと一人前として扱ってくれる。
前の世界よりもずっと穏やかな、生活。
ライオン――レオンは私に優しくて厳しい。
もふもふのたてがみに顔をうずめるのは幸せだ。
でもレオンは、もう私とは一緒にいられない、なんて言う……。
獅子原千陽(28)
ブラック企業に勤めていた元社畜女子。
レオンに拾われて、心のリハビリ中。
頑張り屋で明るいが、それで無理をしがち。
レオンハルト
ライオンの獣人。
行政書士のような仕事をしており、街では尊敬されている。
おおらかな性格だが、草食獣から怖がられているのを気にしている。
人間差別が嫌い。
ライオン×人間の、禁断の恋。
※直接的・間接的に人間が食べられる描写があります。
ご注意ください。
※獣人溺愛TLの皮を被った、かなりヘビーな話になっています。
ご容赦ください。
文字数 124,499
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.06.01
ある梅雨の日の昼下がりのワンルームマンションの一室。
1か月ぶりの恋人との2人きりの休日なのに、彼は彼女を放って眠ったまま、全く起きる気配を見せない。
彼女はふてくされて、彼が起きるまでの間、暇をつぶそうとするが、何をしても彼との愛おしい日々を回想させるばかりで、何も手につかない。
彼女は諦めて窓の外を見ると、あることに気づく。
これは、彼と彼女の愛おしくてとても大切な、ふつうでとくべつな日のお話。
pixivで初めて投稿した作品です。
供養として掲載します。
文字数 8,547
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.07.11
1部で自殺の名所と騒がれている崖の傍で、お店を営む老婆と壮年の話です。
ただ今、マイペースに断続連載中です。
もっとスラスラと雰囲気に適した言葉が浮かべば・・・と、苦戦しております(笑)。
人物名を考えるのが苦手で、登場人物の中には、動物番組での保護活動企画に出演された有名人、または個人的に保護活動をされている有名人の名前を拝借しています。全員ではありません。
「もしかしてこの名前はあの人かな?」と考えながら読んでいただいても楽しいかと思います。
今後とも、どうぞ気長に、温かい目で読んでいただけると有り難いです。よろしくお願いします。
文字数 172,884
最終更新日 2022.02.24
登録日 2021.09.01
「おばあちゃんのお昼ごはん、ぼくが作っといてあげる!」
夕べ、はるくんがそう言って、玉子焼きを作ってくれたんです。
文字数 678
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.10
「……不法侵入だ」
「わいが言うのもなんやけど、自分、ずれてるって言われん?」
ぽてりと重たそうなまあるい頭につぶらな瞳。
ある日家に帰ったら、ぬいぐるみみたいな『ペンギン』に出迎えられた。
ぺたぺたと足音を立てながら家中を歩き回る。よく食べてよく寝て、私が出掛けている間にテレビを夢中で見ては電気代を底上げする。
20歳をきっかけに一人暮らしを始めたはずの私の生活に、この意味のわからない生き物は現れた。
世界を救うわけでもなく、異世界に迷い込むわけでもなく、特別な使命を課せられたわけでもなく、未知の生物とただ同居してるだけの毎日。
特に何があるわけでもないけれど、話し相手がいるだけで毎日が少しだけ生きやすい気がする。
間違いなく不思議で、でも確かに生活に溶け込んだ今の私の日常について。
文字数 31,968
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
「どうやら、あなたとわたしは、お互いの記憶がない時に会ってるようなのです」
乖離性同一性障害(多重人格)の二人。「僕たちもセックスしてみませんか?その時彼らは現れるでしょう か」
交代人格に引きずられるように愛し合う二人はどこに着地する??
※ この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。乖離性同一性障害の発症の原因、治療法、症状は千差万別であり、誤解を与えたとしたらすべて私の至らなさゆえであることをここに申し上げまておきますm(__)m
7万字くらいです。
※画像元
<a href="https://jp.freepik.com/free-photo/illustration-anime-character-rain_170845450.htm#from_view=detail_alsolike">著作者:freepik</a>
文字数 72,420
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.07.06
「その声は、本当に届いているか?」
神聖なる湖と偉大な山に守られた八尋国。
人々は「式神」と、情報を映し出す力を持つ「水鏡」によって情報を伝え、繁栄してきた。
だが、便利になった世界には真偽不明な噂が溢れ、何が正しいのかさえわからなくなっていた。
ある日、主人公はふと耳にした奇妙な噂に心を奪われる。
興味本位で調べ始めた主人公は、やがて国全体を揺るがす大きな秘密に巻き込まれていく。
彼が追い求めるのは、華やかな情報の裏側に埋もれた、名もなき真実の声。
「情報は、力になる。でも、時に人を惑わす刃にもなる。」
嘘と真実、光と影の狭間で、主人公は何を選び取るのか?
そして、**「本当に伝えるべき言葉」**とは何なのか?
これは、消えかけた声を繋ぐ、物語。
文字数 12,056
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.01
ユウスケとアヤは、些細なことでじゃれ合うような関係だった。
ある日、ユウスケはアヤをからかった後、機嫌を直させるためにお気に入りのパン屋へ誘う。
焼きたてのクロワッサンを食べながら過ごす時間は、彼にとってかけがえのないものだった。
しかし、その幸せな瞬間は突然終わりを迎える。
文字数 936
最終更新日 2025.02.20
登録日 2025.02.20
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
文字数 152,936
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.03.02