「10」の検索結果
全体で8,994件見つかりました。
10歳のスキル鑑定で授かったのは、前例のない『落とし物拾い:E』。
名門侯爵家の令嬢エルゼは「落とし物を見つけるだけのハズレスキル」と蔑まれ、冷遇されるようになる。
唯一優しかった母を亡くし、父の再婚後は継母と義妹からも虐げられる日々。
しかも義妹ロミルダがAランクスキルを授かり、エルゼの居場所は完全になくなってしまう。
そして13歳。
濡れ衣を着せられ、ついに侯爵家を追放されてしまった。
――けれど、誰も知らなかった。
《落とし物拾い》が見つけられるのは、落とした指輪や財布だけではない。
失われた《記憶》。
失われた《魔力》。
失われた《技術》。
そして、人から失われた《生命力》さえも――。
「……これも、『落とし物』なの?」
これは「役立たず」と捨てられた少女が、誰かの失ったものをひとつずつ拾いながら、新しい仲間と居場所を見つけていく物語。
そしていつか彼女は知ることになる。
11歳のあの日――亡くなる直前の母から拾った《生命力の欠片》が、まだ自分の中に残っていることを。
〜各章の簡易説明〜
第一章 追放
第二章 成長
第三章 学園編
第四章 失われた家族
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エルゼの成長をお楽しみに!
文字数 110,099
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.08.28
たった10人で帝国軍をしりぞけた最強の傭兵フェルレイド。
しかし国に契約を破棄され、報酬が貰えなかった。
だが俺たちには秘密がある。
戦利品を売り払い、すでに莫大な資産を築いていたのだ。
その莫大な資金を元手に、静かに暮らそうと王都に戻る途中、盗賊に襲われていた一台の馬車を救出する。
乗っていたのは美しい王女様で、そのお礼としてなぜか『領地』を貰えることになってしまった。
だが、そこは誰も住んでいない『呪われた地』と云われる辺境の魔境。
……いいじゃん! 誰もいないなんて好都合!
悠々自適に暮らそうと意気込む俺だったが、行きの馬車に隠れていたのは、なんと先ほど助けた王女様!?
どうやら王城で酷い扱いを受けていた彼女は、城を捨てて俺についてきたらしい。
王女様は命を狙われており、戻れば殺されるらしい。
ならば一緒に連れて行くしかあるまい。
資金もあるし、誰も居ない領地も貰えて好き勝手できる。
これって最高なのでは?
※マルチ投稿しています。
文字数 77,044
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.02
10歳で家族を失った少女は、母方の祖父母に会うために大きな町に向かって歩いている途中で、唐突に、この世界での自分の記憶のほとんどが失われていることと、自分が転生者であることを理解した。
思い出せた前世の記憶は、自分の名前と好きだった手芸のこと、家族関係が原因で学校というたくさん人がいるところでは目立たないように生きていたことだけ……だと、少女は思っていた。
これは空き家の管理をすることを条件に祖父母の所有する小さな家に住むことを許された、10歳の少女の‟日常生活”を綴っただけの物語である。
前世の記憶が混ざったことで言葉遣いが子どもらしくないことがありますが、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
「10歳の少女の‟日常生活”を綴っただけの物語」の始まりは、100話以降の予定です。
主人公が日常生活を送れるようになるまで、暫くお待ちください。
執筆の息抜きに、ふと思いついた主人公で書き始めたお話です。
好きしか詰め込んでいませんが、楽しんでいただけると幸いです。
※画像はAIに描いてもらいましたが、小説はAI不使用です。
文字数 129,997
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.07.20
気がつけば異世界に転生して、騎士団の見習い少年になっていた。
転生生活は、先輩騎士たちと共に辺境に派遣され、森の中での食材採集から始まった。
騎士団は領主の館の隣にある宿舎で生活している。
領主は騎士の扱いがよろしくない奴。
「私のお抱え料理人に貴様らの餌を作らせるものか、勝手に作って食べろ」
って言われ、騎士たちが自作した料理はどれもダークマター級のもの。
唯一まともな料理を作れたのが僕で、先輩騎士たちに涙目で頼まれて、全員分の料理を作ることになった。
作った料理は前世の記憶にあるパスタで、転生した世界にはまだ無い。
生パスタは強力粉(またはデュラムセモリナ粉)、卵、塩、オリーブオイルから自作できる。
そこで、騎士団の食材からパンの材料になる強力粉らしきものと塩、そこらの森から採ってきた鳥の卵(騎士たちが採ってきた)、炒め物などに使う油を使って自作した。
自作の生麺パスタを使い、騎士団用の調理場兼食堂でみんなのまかないを作っていたら、香りで気づいた領主が見に来てヨダレを垂らしている。
「見習いの小僧、城の厨房を使うことを許可してやるから、私にもそれを作れ!」
パスタが食べたくてしょうがない領主に命じられ、城の厨房でもパスタを作らされる。
世界の設定メモ
中世ファンタジーっぽい世界観。
騎士たちの食材は保存のきく粉類と調味料以外は、自給自足。
辺境の領地は食材の宝庫。
パンはあるけどパスタは無い。
金属や陶器は希少なもので、領主は使っているが、騎士たちは木製の食器を使う。
第6回次世代ファンタジーカップ参加作品です。
残念ながら受賞なしでした。
3位の順位特典3000スコア頂きました。
収益はアマギフに換えて、保護猫たちのゴハン代にします。
閲覧して下さったみなさん、ありがとうございました!
残念ながら書籍化の夢は潰えましたが、めげずに来年も挑戦します。
2026年 9/1~9/30
本作に登場した少年ティミッドを主人公にした新作で「第19回ファンタジー小説大賞」参加。
◆見習い行商人ティミッドの旅日記
https://www.alphapolis.co.jp/mypage/content/detail/791081749
文字数 332,014
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.04.03
世界中にダンジョンが出現して約10年。ダンジョンに適応できた者が超人となる時代。
厳しい修行の末に超人的な力を得ていた忍者は過去の遺物と化した。
ただそれは、忍びの力を持つ者が弱くなったという意味ではない。
忍者の末裔である風魔 蓮は気付いてしまった。
もう力を隠さなくても良い。
一般人に紛れ、世を忍ぶ必要はないのだと。
文字数 125,624
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.08.29
「10年か……。完結したかな、『グイン・サーガ』」
ダンジョン最深部。
そこには、世界から忘れ去られた男と、一匹の幻獣、そして数万冊の蔵書が眠る「図書室」があった。
10年前、学校でのいじめと、両親の無関心で居場所を失った佐伯忍は、世界に突然現れた「ダンジョン」という名の殻に引きこもった。
偶然出会った幸運をもたらす伝説の幻獣、もふもふ毛玉の「ケサランパサラン」と一緒に、生きるために魔物を狩り、心を癒やすために捨てられた本を読む。
いつしか彼は、世界中のトップダンジョンチューバーが束になっても敵わない、「最強の怪物」へと変貌を遂げていた。
本人は無自覚なまま、絶体絶命の美少女グループを救い、あろうことか「エリクサー」をばんそうこう代わりに置いていく。
その一部始終が世界に同時配信されているとも知らずに――。
これは、止まっていた時間を動かされた男が、本を愛する少女たちに導かれ、再び「自分の物語」を綴り始める逆転のストーリー。全100話完結済。
【カクヨムコンテスト11 カクヨムプロ作家部門10位、総合40位作品】
旧タイトル「ダンジョン深層で引きこもってたら、いつの間にか都市伝説級の最強探索者になっていた~もふもふ幻獣としあわせ読書ライフを過ごすはずが、うっかり美少女JKパーティを救った姿を世界中に配信される~」
※表紙画像には生成AIを使用していますが、本文の執筆には生成AIを使用していません。
文字数 39,406
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.08.31
【万能職】と判定され、実家の公爵家を追放されたアルス。
戦闘能力ゼロの無能だと思われ、誰も住めない魔境へ捨てられた――はずだった。
だが、雑用のつもりで温泉を掘り、犬小屋を作っただけで、なぜか神獣フェンリルを従わせてしまう。
「大賢者様……!」
「いや、俺は【万能職】なんだけど……」
実は【万能職】とは、極めれば神の領域に届く唯一の職業だった。
温泉、家、畑、街――。
生きるために雑用を続けていたら、いつの間にか魔境は発展し、最強の独立国家になっていた。
これは、無能と追放された青年が、誰よりも自由に辺境を開拓していく物語。
※ 21:10ごろ、ほぼ毎日一話更新予定。
※更新されない日もあります。
文字数 16,960
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.31
※本作品は、科学考証、登場するAIのセリフや機械的な文章の監修、校正にAIを利用しています。
西暦二一八〇年。
E.U.U――地球統合連合の兵士リアム・オズワルドが目を覚ましたのは、重力が地球の七割しかない剣と魔法の世界だった。
なぜ自分がここにいるのか。
答えのない状況でオズワルドが頼れるのは、高性能自律型演算AI・ATHENA《アテナ》と、二十二世紀の知識と装備。
そんな彼が出会ったのは、魔法使いの少女ルナだった。
やがて、ルナが所属する冒険者パーティ〈暁の道標〉と行動をともにするようになったオズワルドのもとへ、ひとりの宮廷魔導官が駆け込んでくる。
「王国を、助けてほしい」
二百年前に退けられ、伝承上の存在となったはずの魔族が王国の中枢を乗っ取った――。
未来兵士の戦術、AIによる演算、冒険者たちの魔法や現地知識。
異なる世界が交わるとき、ケミストリーが起きる。
剣と魔法が支配する世界で二十二世紀の兵士が科学と知識を武器に、一人の『人間』として生き抜くファンタジー。
※本作はカクヨム、小説家になろう、アルファポリスにも、同一の著者名で掲載しています。
★毎日【20:10】更新予定。
文字数 44,418
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.07
★第7回HJ小説大賞前期『小説家になろう』部門
一次選考通過
★第7回一二三書房Web小説大賞
一次審査通過
★カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト
中間選考通過
【ファンタジー】✕【バトル】✕【エロス】!!
両親を喪って祖父母に育てられ、その後に祖母、最後に祖父を喪って天涯孤独の身となった高校卒業間近の九頭竜八雲は買い物に出ようと玄関を出た瞬間、異世界に送られていた。
突然の出来事に呆気に取られた八雲だが次の瞬間、巨大な影に飲み込まれてまた違う世界へと送られる。
そこで出会った美女はこれから八雲の人生を大きく変える存在。
異世界で四大神龍と呼ばれる一人、黒神龍だった。
誰が召喚したのか謎のまま八雲は黒神龍と契約して黒神龍の御子となった。
そして黒神龍の御子になった八雲の異世界冒険譚が始まる。
文字数 3,162,407
最終更新日 2026.09.08
登録日 2025.07.21
滅亡寸前の王国で、王妃ロワナは敵軍が城に迫る中、静かに死を受け入れようとしていた。夫である王は真っ先に逃げ、国は崩壊。攻め入ってくるのはロワナの祖国・帝国アルカダイア。その先陣には、幼い頃から彼女を“姫”と呼んでくれた騎士ノクティスの姿がある。
致命傷を負ったロワナは、最期に彼の声を聞いたような気がしながら意識を失う。しかし目を開けると、そこはアルカダイア皇城――しかも彼女は幼い頃の姿に戻っていた。
大切なメイド・エリシャも健在で、亡き父皇帝もまだ生きている。あの悲劇が起こる前の時間に戻ったのだと悟ったロワナは、思わず父のもとへ駆け寄り、もう二度と失いたくない家族の温もりに触れる。
これは、滅びた未来から戻った皇女ロワナが、
国を、愛する者たちを、そして大切な彼〈ノクス〉を救うために“やり直す”物語――。
※小説家になろう 総合日間ランキング(完結編)3位作品
文字数 58,813
最終更新日 2026.09.07
登録日 2025.12.23
わたし、ひっそり生きたいと願う魔女クララ。八歳!
魔女は死を迎えるたびにうまれかわるんだけど、今回わたしが転生したのは教会の礼拝堂。
神父さまに拾われて、なぜか聖女候補として育てられることになってしまいましたっ。
なんでこんなことに!?
魔女だってばれたら、火あぶりになっちゃうぅぅっっ!
心の中で叫ぶけれど、その叫び声は誰にも届かないし。
それどころか、あるとき使い魔を呼ぼうとして魔法をつかったところ、なぜか魔物が街に押し寄せることに!?
同時にやってきた聖獣の銀狼フェンリルによって魔物は追い払えたけど、なぜか気に入られてずっと一緒にいることに。
アルと名乗った彼は、使い魔と違ってまったく言うことをきいてくれないし。
それどころか、大事な儀式があるのに、無理矢理山につれていかれて。
あああっ。
大事な儀式すっぽかしちゃったっ。
魔法を使えば失敗するし、アルは言うことをきいてくれない。
それなのに、魔法を失敗するたび、なぜかまわりはわたしのことを聖女さまだなんて言ってきて。
なんなの? なんでなの!?
わたし、聖女になんてなりたくないのにっ。
ばれたら火あぶりなのよっ。
ああ、もう怖い。怖いのよぅぅぅぅっ。
でも――アルがもふもふふわふわなのだけが心の癒やし。
そんなわたしの前に、次々と起こる街の騒動。
魔女だとばれずに、平穏な日々を送ることなんてできるのかなぁ……?
このお話は、ぽんこつ魔女と、もふもふ聖獣が、勘違いから聖女さまに祭り上げられていく物語です。
基本コメディ風味で、ときどきちょっぴりシリアスもあります。
楽しんでもらえたら嬉しいです。毎日19:10に公開中。完結まで執筆済みです。
文字数 38,447
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.29
ゲームの世界で自ら一から立ち上げたクランから追放され、更には女を奪われた少年・蓮(れん)
彼はダンジョンが現れた現実世界でもクランから追放され、最愛の幼馴染の女の子に裏切られた。
ゲームでも現実でもやはりお金が全てだった…
全てを失ったその日から、彼の“静かな無課金の逆襲・復讐”が始まった。
財閥の血を引くエリート達が金の力で支配するハンターの世界。
だが、蓮は一人でも戦うことを選んだ。
──
努力?根性?そんな綺麗ごとはどうでもいい。
必要ならばなんでもやる。這い上がってみせる。そしていつか見返してやる。
裏切った女も、嘲笑った仲間も、全員まとめて──ざまぁだ。
これは、貧乏人には用はないと蔑まれた少年がハーレムと勝利を手に入れる、逆転の物語…のはず。
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2026年7月10日から毎日20時10分ごろ更新予定です。
文字数 1,012,932
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.01.09
46話に加筆修正をしました。
王妃である実の母から「無能」の烙印を押され、ダンジョンへ置き去りにされた貴族の六男シオン。
だが彼には誰にも言えない秘密があった。
それは――100個もの隠しスキルを持っていること。
追放されたことで毒親の支配から解放されたシオンは、ダンジョンでの自由な生活を満喫しようと決意する。
家を作り、食料を確保し、モンスターと交流するうちに、彼はある夢を抱く。
「このダンジョンに、誰もが自由に暮らせる国を作ろう」
ミノタウロスの小太郎をはじめとした仲間たちと共に始まる、迷宮国家建国ファンタジー!
月水金土 11時更新です。
※今作は表紙とあらすじにAIを使用しております。
構成や内容には使用しておりません、作者の完全オリジナルです。
文字数 71,622
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.06.20
「君には失望したよ。ミレイを傷つけるなんて酷いことを! 婚約解消の通知は君の両親にさせて貰うから、もう会うこともないだろうな!」
言い捨てるような突然の婚約解消に、困惑しかないアマリリス・クライド公爵令嬢。
「ミレイ様とは、どなたのことでしょうか? 私(わたくし)には分かりかねますわ」
「とぼけるのも程ほどにしろっ。まったくこれだから気位の高い女は好かんのだ」
先程から散々不満を並べ立てるのが、アマリリスの婚約者のデバン・クラッチ侯爵令息だ。煌めく碧眼と艶々の長い金髪を腰まで伸ばした長身の全身筋肉。
彼の家門は武に長けた者が多く輩出され、彼もそれに漏れないのだが脳筋過ぎた。
だけど顔は普通。
10人に1人くらいは見かける顔である。
そして自分とは真逆の、大人しくか弱い女性が好みなのだ。
前述のアマリリス・クライド公爵令嬢は猫目で菫色、銀糸のサラサラ髪を持つ美しい令嬢だ。祖母似の容姿の為、特に父方の祖父母に溺愛されている。
そんな彼女は言葉が通じない婚約者に、些かの疲労感を覚えた。
「ミレイ様のことは覚えがないのですが、お話は両親に伝えますわ。それでは」
彼女(アマリリス)が淑女の礼の最中に、それを見終えることなく歩き出したデバンの足取りは軽やかだった。
(漸くだ。あいつの有責で、やっと婚約解消が出来る。こちらに非がなければ、父上も同意するだろう)
この婚約はデバン・クラッチの父親、グラナス・クラッチ侯爵からの申し込みであった。クライド公爵家はアマリリスの兄が継ぐので、侯爵家を継ぐデバンは嫁入り先として丁度良いと整ったものだった。
カクヨムさん、小説家になろうさんにも載せています。
文字数 25,829
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.12.04
【第2部】カナたちの5年後の活躍が今ここに!
5年前、当時20歳で大学生だったカナは、とある乙女ゲームのヒロイン、カナ・ベルナールとして転生した。
そんな彼女は魔術学院へと入学し、凶悪な事件に巻き込まれながらも、個性的な友人たちと切磋琢磨しながら充実学院生活を送っていた。
それから5年の月日が流れ、彼女は王国の第二王子ラクア・リアムールによって新設された警察組織、AEGIS(イージス)の隊長として活躍していた。
そんな中、彼女はとある隣国の少女、リンと出会う。
誘拐事件に巻き込まれていた彼女だが、実はカナとある大きな共通点があって……?
文字数 38,080
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.23
兄が死んだ日、俺の中で、兄はもう一度生き始めた。
心臓と、左目として。
十五歳の夏。
双子の兄・彩陽は、事故で脳死となった。
世界最年少のプロサーファーだった兄が遺したのは、弟・蒼空へ移植された心臓と左目。そして、たった一行の言葉。
『心臓と左目は弟に。あいつ、俺のぶんまで生きるの下手だから』
それから三年。
雷鳴。墜落。掴めなかった手。銀の指輪――。
途切れた記憶を抱えた蒼空が目を覚ましたのは、真昼の空にも星が浮かぶ、異世界の浜だった。
黒からプラチナ色へ変わった髪。
深い海のような右目。
空のように淡い、兄から受け継いだ左目。
そして胸の奥では、死んだはずの兄の心臓が、何かを告げるように鳴っていた。
そこで蒼空は、黒髪に銀の筋を持つ少女・カイアと出会う。
初めて会ったはずなのに、なぜか懐かしい。
理由も分からないまま、二度と失いたくないと思った人。
だがカイアは記憶を奪われ、九つの錠に閉ざされた冥界へと消えてしまう。
彼女を取り戻すため、蒼空は神々と獣が息づく異世界を旅する。
その先で待つのは、失われた名前を封じる「空の棺」、星を喰らう影、四千年前に封じられた罪。
そして、蒼空に別人の名と役割を押しつけ、過去の誰かとして生かそうとする世界そのものだった。
けれど、蒼空は拒む。
兄の代わりにはならない。
過去の神にも、選ばれた英雄にもならない。
救いたい人がいる。
それでも、誰かを犠牲にする救いだけは選ばない。
これは、死んだ兄の人生を代わりに生きる物語ではない。
兄から受け取った命で、少年が自分の名前と生き方を選び直す物語。
「お前の左側は、俺が見る」
死者と交わした約束が、二つの世界の運命を動かし始める。
文字数 237,384
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.08.01
世界を救った最強勇者が、まさかの『推定価値2000万円の高級モフモフ毛玉』にジョブチェンジ!?
悪徳ブリーダーの追手をかわし、恋人の膝の上を勝ち取った健太を待ち受けていたのは、人間の尊厳を揺るがす数々の猫トラップだった。
魔王の呪い、あふれる猫の本能、そして彼女への一途な誓い――笑ってほっこり、ちょっぴり泣けて、最後には思わぬサプライズが待ち受けるハッピーエンド短編!
◇◆◇◆◇◆
自主企画
【三題噺 #160】「信」「転」「披露」(09/02(水) 21:59締切)
主催者:柴田 恭太朗 2026年8月26日 22:10 作成
https://kakuyomu.jp/user_events/2912051607125448750
に参加させて頂きました。
©️2026 Tsukikage Lucia
文字数 9,452
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.31
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
文字数 3,803,613
最終更新日 2026.09.08
登録日 2017.08.31
世にも恐ろしい呪物を前に、俺は平然とこう尋ねた。
「とりあえず、その肩のところのカビ拭いていい?」
◆ ◆ ◆
宰相補佐として、日々激務と王太子の嫌がらせに追われていたルシェド(35歳)。
彼は、ある日『呪いの指輪』に選ばれ、代替わりが来る十年後まで宝物庫から一歩も出ずに中の宝物を管理する「完全軟禁」を強いられることになった。
王太子は「出世の道を絶たれた哀れな男」「歴代の宝物庫番のように、お前も気が狂う運命だ!」と嘲笑ってくるけど、数々の王太子からの横暴と無茶ぶりによって鍛えられた彼の強靭メンタルは、無敵。
「ちょうどいいし、この軟禁生活を『十年の有給休暇』として満喫しよう!」
と考える事に。
宝物庫内で、度々喋ったりちょっかいをかけてきたりするおぞましい宝物――呪物に出会うも、強靭メンタルが圧勝。
聞こえてくる呪物の声に耳を傾け、「分かるよ、お前の気持ち」と共感し、労い、綺麗に掃除してやる。
実はそれが忘れ去られた呪物の浄化の手順なんだけど、そんな事は露ほども知らず。
ルシェドは綺麗にしてやった呪物に力を借りて、日々の軟禁生活を充実させていく。
更に彼の呪物の浄化は、宝物庫の外にも影響していくのだが……。
瘴気が収まった!?
魔物が消えた!?
水虫と禿の特効薬ができた!?
その原因調査に、王太子が乗り出すのだが。
「宝物庫……いや、そんな筈ないだろ! あの男に助けられてたまるかっ!」
三十五歳・元宰相補佐の、世界一快適な安楽椅子英雄(無自覚無双)譚、開幕!
◆ 俺メンタルTUEEE:泣く子も黙る恐ろしい呪物に常勝!
◆ 無自覚無双:「人も道具も、もう使い潰させはしない」大人の包容力で全てを救済! 呪物労い、超便利な同居人へと浄化!
◆ 弱者救済:疲弊した来訪者にピッタリの宝物をマッチング!
◆ QOL格差ざまぁ:ルシェドの功績を認めたくない王太子、激務と精神的疲労でげっそり老け込む。一方ルシェドは、極上ライフでお肌ツヤツヤ!
◆ 元呪物の宝物で趣味探し:アーリーリタイアも同然のルシェドが、暇つぶしに宝物を磨きがてら使ってみて、人生の趣味探し!
※ホラー描写が一瞬ありますが、怖くありません。
何故なら本作は一人称で、主人公がまったく怖がっていないからです。笑
文字数 23,348
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.31
人類史上最強、レベル100。
すべてを懸けて戦った勇者エルクは、魔王の強大な力の前に敗れ去った。
死の淵で女神リディアから「人生のやり直し」を提案された彼は、心に固く誓う。
『世界平和なんて重すぎる。次の人生は全ての選択肢を逆に選んで、絶対にバッドエンド(勇者)を回避してやる!』
その第一歩として、彼が選んだ最初の選択肢。
それは――【性別:女】になることだった。
こうして美少女『イデア』として生まれ変わった元・男勇者。神が用意したご都合主義な奇跡になど頼らず、剣を捨てて【大魔法使い】を目指し、今度こそ平穏な人生を歩む……はずだった。
しかし、気高くワガママな第一王女・フレデリカに気に入られてしまい、魔法使いどころか彼女の専属の【姫騎士】に任命されてしまう!?
「絶対に『勇者』にならないし、もう『魔王』とは戦わないんだから!」
さらにこの転生には、イデア自身も知らない『ある重大な秘密』が隠されていて――。
神の敷いたレール(運命)を実力でぶち壊す!
TS元勇者と愛するお姫様が紡ぐ、新たな運命のやり直しファンタジー!
文字数 160,382
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.04.04