「ためて」の検索結果
全体で56件見つかりました。
「どうしてお姉様はそんなひどいことを仰るの?!」
妹ベディは今日も、大きなまるい瞳に涙をためて私に喧嘩を売ってきます。
「そうだぞ、リュドミラ!君は、なぜそんな冷たいことをこんなかわいいベディに言えるんだ!」
元婚約者や家族がそうやって妹を甘やかしてきたからです。
両親は反省してくれたようですが、妹の更生には至っていません!
あとひと月でこの地をはなれ結婚する私には時間がありません。
他人に迷惑をかける前に、この妹をなんとかしなくては!
「結婚!?どういうことだ!」って・・・元婚約者がうるさいのですがなにが「どういうこと」なのですか?
あなたにはもう関係のない話ですが?
妹は公爵令嬢の婚約者にまで手を出している様子!ああもうっ本当に面倒ばかり!!
ですが公爵令嬢様、あなたの所業もちょぉっと問題ありそうですね?
私、いろいろ調べさせていただいたんですよ?
あと、人の婚約者に色目を使うのやめてもらっていいですか?
・・・××しますよ?
文字数 10,080
最終更新日 2021.03.22
登録日 2021.03.20
ブラック企業に勤めている山田太郎は、自らの境遇に腐ることなく働いて金をためていた。しかし、やっと挙げた結婚式で裏切られてしまう。失意の太郎だったが、異世界に勇者として召喚されてしまった。
一年後、魔王を倒した太郎は、異世界で身に着けた力とアイテムをもって帰還する。そして自らを嵌めたクラスメイトと、彼らを育んた日本に対して戦いを挑むのだった。
文字数 207,285
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.02.10
「すべては、君のために」
高校生の水嶋史郎は優等生を演じていたが、幼なじみの柿崎笑香に異常な執着を抱いていた。クラスメイトに笑香との交際の橋渡しを依頼され、あたためていた計画を実行する。
「離れる日が来るくらいなら、嫌われてもいい、縛りつける」
それは八年前に起こったある事件がきっかけだった。
2022.5.2本編完結。番外編を不定期更新。
性描写場面には※がついています。
文字数 310,073
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.02.22
フランス最古の武勲詩『ローランの歌』の編訳です。
中世フランク王国の勇将ローラン辺境伯の活躍と悲劇を描いた物語で、11~12世紀ごろの成立いらい、ヨーロッパの文学に多大な影響を与えたとされる記念碑的叙事詩です。
本邦での受容の歴史は古く、戦前から60年代にかけて、いくつかの翻訳がなされています。
しかし岩波、ちくま文庫の訳書は現在絶版状態にあり、書店で気軽に手に入らなくなってしまいました。
また、旧訳の文体は格調高いながらも時代を感じさせる箇所も見受けられます。
そこであらためて英書テクストから新訳し、ある程度読みやすいかたちに現代化をこころみました。
ただし、原書は850年ほど前の韻文であり、また登場人物たちはキリスト教化して三世紀と経たぬゲルマンの騎士であることも事実です。そのため文語的な言いまわしを敢えて残して訳してあります。
文字数 101,119
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.08.27
馬の装蹄師だった俺は火災事故から馬を救おうとして、命を落とした。
錬金術屋の息子として異世界に転生した俺は、「装蹄師」のスキルを授かる。
スキルを使えば、いつでもどこでも装蹄を作ることができたのだが……使い勝手が悪くお金も稼げないため、冒険者になった。
冒険者となった俺は、カメレオンに似たペットリザードと共に実家へ素材を納品しつつ、夢への資金をためていた。
俺の夢とは街の郊外に牧場を作り、動物や人に懐くモンスターに囲まれて暮らすこと。
ついに資金が集まる目途が立ち意気揚々と街へ向かっていた時、金髪のテイマーに蹴飛ばされ罵られた狼に似たモンスター「ワイルドウルフ」と出会う。
居ても立ってもいられなくなった俺は、金髪のテイマーからワイルドウルフを守り彼を新たな相棒に加える。
爪の欠けていたワイルドウルフのために装蹄師スキルで爪を作ったところ……途端にワイルドウルフが覚醒したんだ!
一週間の修行をするだけで、Eランクのワイルドウルフは最強のフェンリルにまで成長していたのだった。
でも、どれだけ獣魔が強くなろうが俺の夢は変わらない。
そう、モフモフたちに囲まれて暮らす牧場を作るんだ!
文字数 115,908
最終更新日 2020.12.15
登録日 2020.11.05
義母と義姉に虐げられてきた私、ユミリア=ミストーク。
父は義母と義姉の所業を知っていながら放置。
ねえ。どう考えても不貞を働いたお父様が一番悪くない?
義母と義姉は置いといて、とにかくお父様、おまえだ!
私が幼い頃からあたためてきた『ざまあ』、今こそ発動してやんよ!
※無断転載・複写はお断りいたします。
文字数 10,512
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.17
Twitterでの会話から生まれたアホエロです。ご都合主義なので設定に深く突っ込んではいけません。
天河の通う高校に転入してきたのは、帰国子女のディールだった。世話役に指名された天河とディールはお互いに人目で惹かれ合うが、天河はモブの自覚があり、控えめに接していた。
だが、ディールはというと、とある理由で天河にのめり込んでいく。それが本物の恋に変わり、二人は結ばれるが……
それぞれに視点に切り替わりながら進みます。予告なく性描写あり。
お尻はなぜかぬれぬれになる、体を作り替える、変な儀式があります。地雷の方は避けてください。
書きためていないので、貯金がなくなったらゆっくり更新です。
佐藤みたお女神様が表紙を描いてくれました!!ありがとうございます!!
文字数 26,085
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.07
公爵家の令息のリネー・マルクネルは、学園の卒業パーティーで婚約者であるマケール王子より婚約破棄されたショックで前世を思い出す。前世は女装してエロい動画で儲ける配信者だった。ストーカーと化したファンに告白されて断ったら刺されて殺された。ウケ狙いで実況動画でプレイしたBLエロゲーの世界に転生してしまったと気づいたのでパーティ会場から逃げ出し、偶然にもチンピラに絡まれていた底辺魔術師のクジマを助ける。
なんとクジマは、悪役令息がいるゲームと同じメーカーの他のゲームでいかがわしい品物を売っているやさぐれ店主だった。しかし今のクジマは外見は若いので、どうやらやさぐれ店主になる前の若い頃のようだった。チンピラに絡まれているところを機転を利かせて助けたお礼としてクジマの店舗兼ねた家に住むことになるリネー。
ある時、クジマが持っているタブレットのような魔道具を見て主人公は思いつく。
「エロい動画を配信すればいいんだ!それで儲けてお金をためて外国に脱出して暮らす!」
気弱童貞底辺青年魔術師(攻)✕前世を思い出した悪役令息(受)
※受けが他の男に襲われる展開もありますが、攻め以外には抱かれません。
※「攻め喘ぎ」があります。メチャ喘ぐのでご注意ください。
※暴力描写があります。
※タイトルに「※」マークのついている時がエロ描写ありとなります。
文字数 85,852
最終更新日 2022.10.22
登録日 2022.10.02
王太子は平民上がりの子爵令嬢の肩を抱いて、婚約者に罵声を浴びせた。
何事だと人が集まり、遠巻きにこちらを見ていた。
「貴様は!嫉妬から愛するナージャの授業ノートを破り捨てたそうだな!!」
貴族学園に通う王太子はそこで出会った子爵令嬢ナージャに恋し、愛を知った。
その愛する女が涙を流しているのを見て、王太子は頭に血が上った。
「授業…ノート、ですか?」
「そうだ!!無残にもびりびりに破かれた状態だった!!」
「…そのノートは彼女の物だと?」
「そうだ!」
「ハラスティア様。私が殿下を愛してしまったばかりに怒りを買ってしまったことは理解しています!
ですが、私物を破損させるなど、そのような方が王妃になんて!」
子爵令嬢は王太子に縋りついたまま、彼の婚約者であるハラスティアに訴えた。
大きな瞳に涙をためて。
「なるほど…そうですか。…衛兵を呼んでください」
文字数 4,105
最終更新日 2022.06.16
登録日 2022.06.16
これは愛か復讐か 一夜のあやまちの果てに不埒な愛に堕ちていく
あらすじ
泉 沙羅は、夫の誠と共に
平穏な日々を過ごしていた。
はたから見れば満たされた幸せな結婚生活。
だが、夫の誠は不妊治療や仕事のストレスの
捌け口として部下と不倫していた。
沙羅はうすうす夫の変化に気づきながら、
過去のトラウマから
見ないふりをして鬱憤をためていく。
そんなある日、かつての想い人である辻村と再会し、
彼の経営するフラワーショップで働かないかと誘われる。
一度は断る沙羅だったが、自分と向き合おうとしない夫に
落胆し気分転換に働くことにする。
仕事で思わぬ成果を上げ、沙羅の日々が充実していく。
一方夫の誠は、不倫相手の麗香が本気になり始めたことで
関係を清算しようとしていた。
母親が倒れ不安な夜に沙羅は、夫が麗香と過ごしていたことを知り
衝動的に辻村に救いを求め一夜を過ごしてしまう。
始めは寂しさを埋めるためだけの関係だったが、
徐々に沙羅は辻村との関係にのめりこんでいく。
【キャラ】
泉 沙羅(いずみさら) 32才
不妊治療のため仕事をやめる。
男性不妊の検査を夫の誠にお願いするが、
拒否され、夫婦仲がぎくしゃくし始める。
泉 誠 (いずみまこと) 36才
沙羅の夫。
仕事のストレスと不妊治療のプレッシャーから
部下の麗香と不倫。
沙羅と離婚するつもりはない。
辻村裕也 (つじむらゆうや) 35才
沙羅の学生時代の写真サークルの先輩。
沙羅とは惹かれ合っていたが、
海外で事故に遭い
すれ違い交際することはなかった。
フラワーデザイナーとして会社経営。
一見飄々としているが計算高い性格。
夫の不貞に苦しむ沙羅を救いたいと願う。
山口 麗香 (やまぐちれいか) 29歳
誠の不倫相手。うまくいかない婚活中に
既婚者と交際して精神のバランスを取っている。
最初はただの憂さ晴らしだったが、
沙羅への嫉妬もあって、徐々に誠に執着していく。
文字数 82,684
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.27
一途でワンコな年下ガイド×クール美人な年上センチネル
ファンタジー×センチネルバース。
北方のビョルランドで人びとの暮らしを守る〈塔の兄弟団〉──そこに所属するガイドのアルは、先輩であり恩人でもあるセンチネルのヨエルに恋心を抱いていた。
孤独を好み、めったに微笑まないヨエルも、アルにだけは素顔を垣間見せてくれる。いつか想いを告げたら、誓約の番としてヨエルと結ばれたい……というか、ぶっちゃけ脈アリでは!?
そんな夢を見ていたアルだったが、ある日ヨエルから「結婚する。相手はお前の知らない奴だ」と告げられてしまう。
寝耳に水の婚約報告に意気消沈するアル。しかしヨエルにも、アルに秘密にしている事情があった。
そんな中、領内で子供の誘拐事件が発生する。
事件の解決を命じられたアルとヨエルは、互いへの想いを秘めたまま犯人を追うが──!?
オーロラに彩られる白銀の世界を舞台にした、ファンタジー×センチネルバース、ここに開幕!
センチネルバースは一次創作界隈ではまだまだ知名度が低いですが、とっても面白いバースです。(特にバディ・ミステリー好きにはオススメ!)
この世界観をご存じない方にも、普通のファンタジーとしてお楽しみ頂けるように書いていきたいと思います。
書きためての投稿ではなく、執筆しながらの更新をしていきます。
お気軽にコメント頂けると嬉しいです!
【登場人物】
攻★アルヴァル ⇒愛称アル。未熟なガイド。ヨエルに片想いしている。霊獣は黒い仔犬のマーナ。
受☆ヨエル ⇒凄腕のセンチネル。ワケありの過去を抱える孤高の戦士。霊獣は白い鴉のスニョル。
【用語説明】
センチネル ⇒発達した感覚と常人離れした力を持つ特殊能力者。ストレスによって暴走するリスクを抱えている。
ガイド ⇒センチネルが暴走しないよう、癒やし導く能力者。浄化などの手段でセンチネルの心身を正常に保つ。
霊獣(フィルギャ) ⇒ガイドとセンチネルの守護霊が具現化した存在。動物や幻獣の姿をしている。
澱(ノイズ) ⇒センチネルの心身に溜まってゆくケガレのようなもの。
浄化(ケア) ⇒ガイドがセンチネルのノイズを消すための行為。接触の濃度が上がるほど効果が高い。
文字数 67,530
最終更新日 2024.02.17
登録日 2023.12.28
芸術大学の大学院で音楽を学ぶ三喜雄(みきお)は、声楽専攻科の杉本(すぎもと)教授から突如呼び出されて、他の音楽大学の辻井(つじい)教授の研究を手伝うよう命じられる。辻井は音楽教育と音楽療法の研究をしており、三喜雄が依頼されたのは、老人ホームのクリスマスコンサートで歌うことだった。三喜雄は新曲への興味から、演奏時間10分の「恋するくじら」を、2ヶ月半で仕上げることを了承する。
初練習の日、三喜雄は共演者である篠原(しのはら)が、高校時代に懇意にしていた後輩・高崎(たかさき)に似ていることに驚き、軽く動揺する。篠原は美声の持ち主だがその歌にはやる気が見えず、頭に来た三喜雄は、歌が終わるなり篠原と衝突してしまう。しかしその翌週、篠原は謝罪してきて、三喜雄もあらためて一緒に曲を仕上げていく気になる。
練習を進めるうち、三喜雄はこの歌が、高崎に絡む高校時代の悔やまれる思い出を呼び起こすことに戸惑う。一方篠原も、この歌を歌いたくないと最初に言ったのは、曲が自分に合わないこと以外の理由があるらしくーー。
『あいみるのときはなかろう』『彼はオタサーの姫』のバリトン歌手・片山三喜雄の、大学院1年目のアナザーストーリー。BL要素はありません。両作品未読でも、お楽しみいただけます。両作品のキャラがチラ登場するので、読了してくださっているかたにはちょっと楽しいかもしれません。
文字数 52,005
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.04.24
第2王子のルクスには、幼い頃からの婚約者がいたがその関係は完全に破綻していた。
その婚約者との顔合わせの日にうまくいかず泣いていたところを慰めてくれた年上の綺麗なお姉さんに初恋をしたルクス。勢いでお姉さんと『成人したら結婚する』約束をする。
時は流れて、いよいよ婚約者との関係が破綻した日、隣国との紛争をおさめて10年ぶりに帰還した王弟である叔父。救国の英雄となった彼が望んだことは地位でも名誉でもなくただひとつ。
「ルクスを私の花嫁として迎えたい」
突然の出来事に周囲を巻き込みながら、ルクスの周囲をかためていく叔父様と、そんな叔父様から逃げて初恋の人と結ばれたいルクスの物語。
※コメディータッチの予定です。
文字数 26,955
最終更新日 2023.03.28
登録日 2023.01.14
狼族の青年と結婚する予定の人間のすれ違い。
長編バージョンも更新始めました。
そちらは視点が異なりますので、あらためて楽しんでいただければと思います。
文字数 6,793
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.06.09
文字数 34,191
最終更新日 2016.06.10
登録日 2015.08.21
文字数 15,207
最終更新日 2021.10.01
登録日 2021.09.29
貧困のため病院から駆逐された末期癌の病人が如何に死んでいくのか興味のある人や,家族や恋人が癌と格闘中で病についての情報収集をしている人があるならば,自らの死までのカウントダウンを観察してほしい。そして少しでも面白みを覚えたり参考になったりした点があるならば,投げ銭してくれないか――と弟の春樹(はるき)が動画配信をはじめた。17歳から30年間ひきこもる姉の食い扶持を稼ぐためだ。姉の私は感謝するどころか,独りで生きる力のない私を守るべき最後の砦でありながら,覇気なく死ぬと決めてかかり,生きることをすっかり諦めている弟を甚だ不甲斐なく腹だたしく思っている。そんな私たちのもとに現れたのは賀之歌(がのうた)緋恋(ひれん)だ。賀之歌が弟の介護をするために我が家に住みついて以来,私たちは隣人家族やそれにつるむ村のごろつきどもの嫌がらせから解放された。そればかりか隣人家族はある夜互いを刺しあって,みな死んでしまうのだ。賀之歌は元ヤクザのテロリストであると知れた。賀之歌のぶつける激しい思いを嫌悪する弟は頑な態度をとり,賀之歌を追いつめていく。テロリスト集団から抜ける決意をかためて出かけた賀之歌が満身創痍で帰宅し日増しに弱る一方で,弟は次第に美と精気とを宿していくように見えた……。
文字数 9,033
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.28
アリンガム侯爵家夫人ルシールは離婚手続きが進むさなかの夜、これから世話になる留学先の知人に手紙をしたためていた。
もう書き終えるかという頃、扉をノックする音が聞こえる。その訪ね人は、薄暗い取引で長年侯爵家に出入りしていた、美しい男性であった。
文字数 9,272
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.07.21