転生 小説一覧
1
2
ある晩、男は異世界への扉を開いた。これはあるおっさんが異世界に召喚される物語。
聡明な貴族令嬢 ソフィア、王国軍人のカセム、愛が重い少女 エリン。
優しい人々に囲まれ、希望に満ちた幸せな国で過ごす。かつて夢見た幸せを手に入れた主人公ライリーはこの国でスローライフを送る事を決意した。
しかし、見えない魔族の手が王国に迫る。主人公は解決のために魔族領へ行かされる事になった。
狙撃手となった主人公、魔法士になったソフィア、謎に包まれたやたらと火力が高い魔法士。
魔族領での長い旅は続く。
他サイト なろう様 カクヨム様 でも公開しています
R15タグは保険のようなものです
生成 AI 不使用作品です
イラストは人物の雰囲気を感じていただきたいので Grok で生成しました。ヒロインのソフィアです
文字数 267,720
最終更新日 2026.04.01
登録日 2025.07.14
3
日本で暮らしていた、当時高校二年生。冬、だったはずだ。だって、あんなにも寒かったんだから。
最悪だった。退魔シェルターに避難していたはずだったのに、おそらく防衛隊の虚を突いたのだろう。ヤツは言葉を介していたから。人間と同程度か、それ以上の知能を持っていたはずだ。
死にはしなかった。すぐに助けが来てくれたから。でも遅かった。手負いの悪魔は近くの人間に取り憑き、傷を癒すんだ。それが僕だった。それだけの話。
それからの日々は地獄だった。絶え間ない痛み、いつ悪魔に用済みになって殺されるかわからない状態で、いつでも僕を殺せるように設置された兵器の銃口が僕に向いている。
現代の技術では悪魔憑きはどうしようもないのだ。人道的だどうのこうの言う人が多く、政府は人間を殺せない。だからこんな生き地獄を味わうことになった。僕は耐えきれなかった。殺してくれと、頭を下げて頼んだ。
僕の最後は、これまでになほど汚く、がたがたな字で自分の名前を書いたこと。
そして僕は再び目を覚ます。しかし、悪魔はまだ僕を苦しみから逃がしてはくれなかった。
文字数 3,728
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.31
4
朝から晩まで働く社畜生活を送っていたごくごく普通のOL、平塚優梨愛
ある日溜まりきった疲労に耐えきれず、意識を失いー、、
目が覚めたら異世界転生!?
しかも転生先は女性が生まれにくく、女性優位の世界で、、
私が超ワガママ悪役令嬢!?
しかも超絶美形婚約者がたくさん!!
面倒事はごめんと普通に生活することを決意した優梨愛だったが、、
待ち受けていたのはまさかの溺愛ルートだった!?
普通とは違った異世界に翻弄されながらも新しい人生を歩む少女の異世界恋愛ストーリー!
※基本毎週日曜日更新予定!
主の妄想をたんまりと詰め込んだ初投稿作品です、よろしくお願いします!
文字数 6,767
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.23
5
終末時計が残り三十五秒を指した地球。
環境破壊、紛争、資源枯渇が連鎖し、人類滅亡はもはや避けられない未来となっていた。
国連環境研究機関に所属する研究員・綾崎純一(アヤザキ ジュンイチ)は、絶望の中で一つの禁忌に手を伸ばす。
異世界転生──それは娯楽として消費されてきた虚構ではなく、別世界への魂の移送を可能とする実在の現象だった。
綾崎は異世界側と接触し、転生した者の情報を得ることで新たな生存圏を切り拓こうとするが、同時に異世界を脅かす魔族との戦いのため、地球の魂が戦力として利用されていることも知る。
そんなおり、動物病院で働く青年・納戸輪祢(ナンド リンネ)は、かつての同級生を事故から庇って命を落とし、異世界へと導かれた。
転生者として異世界を救うことが出来れば、元の世界に戻ることができるかもしれない。一縷の望みにすがり転生を受け入れた輪祢だったが、異世界でも命を落としてしまう。だが彼は異世界で死ぬたび、地球で死ぬ直前の瞬間へと巻き戻されるという異常な力を発現する。
繰り返される死と帰還。そのたびに彼は少しずつ、異世界転生の構造、綾崎の計画と異世界側の思惑を知る。
地球を救うために異世界を利用する者。
異世界を守るために地球の魂を消費する者。
そしてその狭間で、何度も死を経験しながらなお誰かを救いたいと願ってしまう輪祢。
やがて輪祢は、自らが《リワインドライバー》──輪廻を駆動し、運命の分岐を観測する特異点であると知る。
これは、異なる二つの世界の境界で、死を越えてなお選び続ける青年の物語である。
文字数 36,886
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.22
6
俺の名前はスコール・キャットニップ。
――記憶喪失の転校生にして、実は帝国が造り出した超強力な軍事兵士(らしい)。
だがそんな過去なんて正直どうでもいい。
俺が本当に求めているのはただ一つ。
「学園一の貴族令嬢、アイリス・ヴァレンタインとデートすること!」
はい、もう一度言う。デートがしたい。それだけだ!
そのため俺は軍師顔負けの作戦を練り上げ、彼女に真剣勝負を申し込む。
条件はシンプル。
――勝ったら、一日デートしてくれ!
だが相手は未来を読む異能 《星霊演算》を持つ才女にして、学園主席。
しかも恋人持ち。
普通に挑めば百戦百敗。だが俺の異能 《逆位相共鳴》だけは、彼女の未来予測を揺るがす“イレギュラー”だった!
学園一の高嶺の花に挑むバカ男子。
彼を巡って巻き起こる、笑いあり、バトルあり、そして青春ありの学園騒動。
さらに登場する第二のヒロインは、なぜか俺を本気で好きになってしまい……!?
コメディ × 異能バトル × 青春ラブコメ × 三角関係!
デートのために戦い続ける俺の挑戦は、やがて学園の命運、そして大陸全体をも巻き込むことになる――!?
文字数 54,921
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.30
7
「魔女狩りだ」
——十年ぶりに現れた義弟の声は、昔の面影など微塵もなく、氷のように冷たかった。
侯爵家の養子・ユリウスは、十七歳のとき前世の記憶を取り戻す。自分がBL小説の悪役キャラ——義弟を虐め、その運命の番を危険に晒し、最終的に独房で一生を終える——に転生したと知り、行動を改めた。
だが二十歳の朝、後見人に一文無しで追い出され、そのまま姿を消した。
それから十年。三十歳になったユリウスは、田舎町で調香師として静かに暮らしていた。
前世の知識を活かして作る香水は、フェロモンを抑えるもの、恋を成就させるもの——ただし、心から応援できる相手にしか渡さない、それがユリウスの流儀だった。
そこへ冷徹な侯爵となった義弟・イグニスが「魔女狩り」の名目で現れる。
連行され、旧室に監禁されたユリウスを、夜ごとイグニスが訪れる——自分の香水の匂いを纏って。
「兄さんが逃げたからだよ」
激しく求められながら、ユリウスはずっと気づかなかった。
胸が痛むのは罪悪感だと思っていた。
義弟を見つめてしまうのは情が移ったせいだと思っていた。
胸に棘が刺さるのは気のせいだと思っていた。
——でも本当は、ずっと前から、逃げ続けていたのは、彼への想いから目を逸らしたかったから。
一途な義弟侯爵×逃げ続ける転生オメガ
執着と愛の間で揺れる、すれ違いBLロマンス。
文字数 39,901
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.26
8
俺は駅のホームで気を失い、そのまま電車に撥ねられあっけなく死んだ。
ショタコン(※幼い男の子を好む人々)だった俺は、前世でやり残したことをいくつも抱えて異世界に転生した。異世界転生って、幼少期から少しずつ成長するよな?
だったらその間にたくさんのショタを愛でられるじゃないか!幼馴染から同級生、多種多様なショタっ子達と、今日も楽しい1日を送ることで、俺は前世で汚れた魂を浄化する!そしていつかは、前世でやり残したことを果たすためーーー
第二の人生はショタコンのショタとして、ショタだけを眺めて生きていきたい!!!ショタコンは異世界でこそ輝く!
そんなBLファンタジーコメディ小説です。
文字数 92,807
最終更新日 2026.04.01
登録日 2024.10.01
9
※書籍化に伴いタイトル変更しました!
旧タイトル「冷酷な少年に成り代わってしまった俺の話」
気が付いたら異世界にいた主人公。それもユリスという大公家の三男に成り代わっていた。しかもユリスは「ヴィアンの氷の花」と呼ばれるほど冷酷な美少年らしい。本来のユリスがあれこれやらかしていたせいで周囲とはなんだかギクシャク。なんで俺が尻拭いをしないといけないんだ!
知識・記憶一切なしの成り代わり主人公が手探り異世界生活を送ることに。
突然性格が豹変したユリスに戸惑う周囲を翻弄しつつ異世界ライフを楽しむお話です。
※基本ほのぼの路線です。不定期更新。冒頭から少しですが流血表現あります。苦手な方はご注意下さい。
文字数 2,234,796
最終更新日 2026.04.01
登録日 2023.10.22
10
逆行転生戦国物は、果たしてほっこりじんわり出来るのかという縛りプレイ挑戦中。
逆行転生による歴史改変。シュールセンチメンタリズムでお送りする残念人生救済路線。様々な人物が違う組み合わせで違う人生を。※ギャグ・おふざけ描写あり
竹千代は嬉しかった。自分より何倍もすごい人物が自分を褒めてくれるのだ。ここまでいっしょに来た持広爺も、今川の太守様は優れたお方ゆえ必ず竹千代を助けてくれようと、朝に晩に言っている。
「次は忠であるが…、これは信と共に合わせて話そう。耳の痛い話となるが、竹千代は負けずについてこれるか?」
「はい!竹千代は負けませぬ!」
意地っ張りな顔の強張りを浮かべる竹千代。その意地が仇となるのだが、と義元は感じたが、今は八徳を教えるのが先と話を進めた。
「うむ、されば申し聞かそう。忠とは、支え尽くす心。家臣に忠なくば、主もまた家臣には報いまい。そして信とは裏切らぬ心。これは主従の両方に必要なもの。儂はそなたの父と会うたこともなければ話した事もない。なれどそなたの父・清孝殿は信がなかった為に家臣に討たれ、家臣にも忠がなかったため清孝殿を襲ったのであろう」
竹千代は言葉もなくうなだれる。父のことを酷く言われるのが辛かった。その様子に気付いた義元が立つと、竹千代の元まで歩いてその肩に手をおいた。
「そなたは特に、この忠と信についてよく考えねばならぬ。なぜ父は家臣に討たれたのか。なぜ家臣は父を討ったのか。この答えは教わるのではなく、自分で探し出すもの。そしていつか答えが分かった時には、儂にもそっと、おしえてくれよ」
「はい…」
竹千代が答えると、義元は座っていた位置に戻った。
「…さて、残りは孝と悌であるが、このふたつも人をおもいやる心。孝とは老いた親を子が背負う姿。孝なくば、我が身も子供に捨てられよう」
「はい」
「そして悌も、弟に心をかけると書く。長兄嫡男だからと弟どもを疎かにすれば、たちまち家は乱れよう」
最後の悌に関しては、義元の耳が痛かった。
義元には兄達との思い出がほとんどない。ただ、兄弟子である雪斎がよくしてくれていたので、兄とはこういう者であろうとずっと思っていた。
しかし氏輝兄上と彦五郎兄上が死んでしまうと、兄である玄広恵探と争うことになってしまった。そのうえ碌に話せぬまま、二度と会えぬようになってしまったのだ。これに義元は、ずっと心を痛めていた。
(氏輝兄上、彦五郎兄上…)
義元は閉じた瞼の裏に、幼き日に見た兄達の姿を思い浮かべる。それは父・氏親の葬儀の日。しかし話しかけることはおろか近づくことさえ許されなかった。その時の義元は僧の一人として葬儀に加わっていた為だ。
文字数 162,845
最終更新日 2026.04.01
登録日 2025.06.19
11
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
文字数 1,309,390
最終更新日 2026.04.01
登録日 2024.11.27
12
〈鍛冶師〉として異世界に転生した元ゲーマー、クロム。
辺境の村でひっそりと暮らしながら、「素材狩り→鍛冶→強化→試し斬り」、時には作った武器を売っての日々。
完成した武器の試し斬りに向かったある日、王国軍の前でSランクの魔物をサクッと屠ってしまう。
クロムの強さに目の当たりにした王国軍の団長は、彼を勧誘する。
「王家が所有する希少素材を提供しよう。その代わり、軍に入らないか?」
希少素材に釣られたクロムは、まんまと最前線へと送られてしまう。
「なんで〈鍛冶師〉の俺が最前線なんだ……」
これは、戦えないと言われた〈鍛冶師〉が、自作の武器を使って無双する物語。
※『小説家になろう』『カクヨム』でも連載しております。
文字数 11,172
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.31
13
ブラック企業に勤める本の虫でアラサーOLの星花は、突然水に突き落とされた衝撃を感じる。
藻掻くうちに、自分はなぜか赤ちゃんになっていることを理解する。
溺死寸前の彼女を助けたのは、冷徹な手腕により周囲から「血塗りの宰相」と恐れられるアイザック・リヴィエール公爵だった。
その後、熱に浮かされながら見た夢で前世を思い出し、星花は異世界の赤ちゃんに転生したことを自覚する。
目覚めた彼女は周囲の会話から、赤ちゃんの自分を川に落としたのは実の両親だと知って、強いショックを受けた。
前世の両親もいわゆる毒親であり、今世では「親」に愛されたかったと……。
リヴィエール公爵家の屋敷に連れて行かれると、星花にはとても貴重な聖属性の魔力があるとわかった。
アイザックに星花は「ステラ」と名付けられ彼の屋敷で暮らすようになる。
当のアイザックとはほとんど会わない塩対応だが、屋敷の善良な人たちに温かく育てられる。
そんなある日、精霊と冒険する絵本を読んだステラはその世界に入り込み、実際に精霊と冒険した。
ステラには「本の世界に入り込み、その本の知識や内容を実際に体験したように習得できる特別な力」があったのだ。
彼女はその力を使って、隣国との条約締結に関する通訳不在問題や皇帝陛下の病気を治す薬草探索など、様々な問題を解決する。
やがて、アイザックは最初は煩わしかったはずのステラの活躍と愛らしさを目の当たりにし、彼女を「娘として」大切に思うようになる。
これは赤ちゃんに転生した本好きアラサーの社畜OLが、前世の知識と本好きの力を活かして活躍した結果、冷徹な義父から溺愛される話である。
文字数 36,307
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
14
魔法陣は「バグだらけのスパゲティコード」!?
特A級AIエンジニアが、異世界の極大メカをハッキング(テイム)して大無双!
現代日本で激務をこなす天才AIエンジニア・百夜玲王(ひゃくや・れお)が目を覚ますと、そこは魔法と魔獣が覇権を争う異世界だった。
途方に暮れる玲王だったが、彼の目には異世界の「魔法」や「古代兵器」が、ツッコミどころ満載の非効率なプログラム(スパゲティコード)にしか見えなくて——!?
「無駄な処理が多すぎる。俺が5分でデバッグ(最適化)してやる」
森で機能停止していたポンコツな鋼の獅子をサクッと書き換えて再起動!
玲王のユニークスキル【聖獣テイマー】によって120%の性能を引き出されたメカライオン『ガオン』は、四神のパーツと合体し、全高25メートルの超弩級ロボ【聖獣機神ガオガオン】へと顕現する!
さらに、居候先の国境の村は「ワケあり美少女」たちのカオスなシェアハウスで……?
満月の夜にはマッハ1で敵を蹴り砕く、ウサ耳村長(武闘派)
パンの耳をかじるタダ飯のプロ、人魚の地下アイドル(バッファー)
善意で村を火の海にする、歩く自然災害のポンコツエルフ姫(砲台)
玲王は持ち前のAI制御の極意と、理詰めで作る「究極の異世界グルメ(飯テロ)」で彼女たちの胃袋を完全に掌握!
迫り来る古代兵器の軍団も、強欲な隣国も、4人でコックピットに同乗して全方位から完全粉砕!
「システム最適化完了! さあ、絶望のアルゴリズムを書き換えてやる!」
極大メカアクション × 絶品異世界グルメ × ドタバタ同居生活!
圧倒的演算能力とロマン溢れる合体メカで異世界を蹂躙する、痛快ロボットファンタジー、ここに起動(ブート)!!
文字数 35,294
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.31
15
傭兵として荒野を駆け回り、命を張って食いつなぐ日々。戦場に立てば剣の刃先は常に隣をかすめ、契約を結んだ貴族は平気で裏切る。
「これが人生かよ……」とぼやきながらも、俺は生き残るために戦った。
だけど、ある日ふと思ったんだ。
「命を張って得られる報酬より、商売で稼いだ方が楽じゃないか?」
……そう、俺は気付いてしまった。戦場より市場の方が儲かるってことに。
こうして俺の人生は少しずつ変わっていく。
仲間と共に傭兵団を率いながら、同時に商売の才覚を磨き、時には街道で隊商を守り、時には物資を売りさばいて一財産を築く。戦いもするが、取引も怠らない。
戦場で磨いた胆力と、人の心を読む力――それは商売にも不思議と役に立った。
「領地? 俺が?」
そう、ある日突然舞い込んだのは、まさかの“領主就任”の話だった。
最初は冗談かと思った。だって俺は元々ただの傭兵だ。城もなければ農民もいない。ただ剣を振るって報酬を得ていただけの人間。
それが気が付けば、村人に慕われ、商人に頼られ、他国の貴族に目を付けられる存在になっていたのだ。
領主としての生活は、傭兵の頃とは比べ物にならないほど面倒ごとが多い。
道を整備しなければ商人は来ない。兵を鍛えなければ隣国に蹂躙される。税を軽くすれば民は喜ぶが、財政は火の車。重くすれば反乱の火種になる。
「……俺、なんでこんな算盤片手に頭抱えてんだ?」
だけど、不思議なことに――その全てが楽しいのだ。
血で血を洗う戦場で命を削るよりも、仲間と酒を飲みながら領地の未来を語る方が、ずっと生きている実感がある。
もちろん、平穏な日々なんて長くは続かない。
隣国の侵攻、裏切りの陰謀、黒い商会の思惑――領主として立つ俺の前に、次々と試練が現れる。
けれど俺には仲間がいる。かつて共に剣を振るった戦友、商売で手を取り合った相棒、そしてこの土地に暮らす人々。
「領主なんて柄じゃねぇけど――この手で守れるなら、やってやるさ」
これは、元傭兵の俺が商人となり、やがて領主へと成り上がっていく物語。
剣と算盤を武器に、時には笑い、時には悩み、時には血を流しながらも、俺はこの世界で生き抜いていく。
戦うだけじゃない。
商うだけじゃない。
どちらも選んだからこそ広がる未来がある。
気付けば俺は、もう二度と「ただの傭兵」には戻れないのかもしれない。
だが、それでいい。
――俺の物語は、ここから始まる。
文字数 914,250
最終更新日 2026.04.01
登録日 2025.08.30
16
2025年、理想の未来を夢見ながらも爆発事故に散った航空技術士官・坂上碧。
彼が再び目を覚ましたのは、1930年の日本。
やがて訪れる凄惨な敗戦と、広島・長崎への原爆投下という回避不能な悲劇を知る男の逆行転生だった。
「変えてやる。たとえこの身が歴史の歯車に潰されても」
碧は未来の記憶を武器に、当時の技術水準を遥かに超越した航空エンジン、暗号通信、レーダー技術を独学で再現。
無能な上層部を黙らせ、圧倒的な性能を誇る新型迎撃機隊を秘密裏に組織する。
そして運命の1945年。
広島の空に現れた原爆搭載機エノラ・ゲイ。
本来なら止める術のない死の宣告に対し、未来の翼を駆る碧が立ち塞がる。
「ルートは読み切った。レシプロ機の限界を超えた一撃を喰らえ!」
これは、歴史の結末を知る男が、知略と技術で世界の運命を塗り替える、最も熱く、最も爽快な歴史改変(IF戦記)無双。
文字数 22,020
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.12
17
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)
文字数 593,474
最終更新日 2026.04.01
登録日 2023.10.03
18
エルネスティーネはブルヘンハイム帝国の皇女である。小さい時に患った病気により顔にあばたが出来ている。このため人前に出ることを嫌がり、「もう結婚もしない」と言って親である皇帝を悩ませていた。そんな皇女がある時を境に急に人前に出るのを嫌がらなくなった。
皇帝が聞くと、「前世で彼女は結婚しており、夫は複数の妻を持っていた。それで、夫の生まれ変わりを見つけ出して責任を取らせるのだ」とのことであった。
かなり眉唾的な話であったが、娘が結婚すると言ってくれるのでうれしく思う皇帝であった。
そんな帝国皇女の前世の夫の生まれ変わりを探す物語である。
本作品は「アルファポリス」様、「小説家になろう」様の同時投稿です。
文字数 13,241
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.28
19
30歳、独身フリーター、周りは既に結婚し、良き旦那に恵まれ、子供がいたりする。就職したが激務の毎日に疲れ果て、一体何処で人生を間違えたのだろうか?ふとそう考えていた時に聞こえた声により、前世からやり直す事になったが・・・本当に現世が変わるのだろうか・・・
文字数 99,363
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.02.15
20
「巨乳はロマンだろ!」
――そんな安直な理由で作った美少女アバターで異世界転生してしまった元男のゲーマー、イザヨイ。
圧倒的な美貌のおかげで異世界生活は順風満帆!
……かと思いきや、戦闘において致命的な問題が発生する。大好きな接近戦を挑もうと走った瞬間、巨大な双丘が激しく揺れ動き、まともに剣も振れないのだ!
「こんなデバフ聞いてない!」
泣く泣く後衛に回り、魔法で敵の群れを瞬殺。周囲からは天才魔導士として祭り上げられるが、本人の不満は爆発寸前。
「絶対におっぱいを何とかする方法を見つけて、最前線で暴れてやる!」
男のロマンが最大の枷となった主人公の、胸(物理)とロマン(前衛)を巡るドタバタ異世界冒険譚!
文字数 60,468
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.02.22
21
【完結保証】
愛読していた小説の聖女フロンティアに転生した私。
でも、喜んでいる暇なんてない。なぜなら今日は最推しの敵国王子・ブラッドハート様が破滅へ向かう運命の日。
「推しを救いたい!」
その一心で爆走する私の行動で物語は予想外の方向へ。
婚約する相手を間違えた王子の後悔、身分差で諦めた兵士の初恋。
中身が入れ替わった二人と、独りぼっちだった令嬢。
三人のヒロインがそれぞれの愛と幸せを掴み取り、二つの国の運命を塗り替える、大団円のハッピーエンド確約!
小説家になろにも投稿しています。
文字数 36,147
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.27
22
料理の知識は、異世界最強の生存術(サバイバルスキル)だった――。
人生のすべてを厨房に捧げた三つ星シェフ・新城蓮(しんじょう れん)は、極上の一皿を完成させた瞬間に過労死してしまう。
次に目を覚ますと、そこは弱肉強食の異世界。しかも、身勝手な女神の都合で、緑色の醜い「豚顔のオーク」に転生させられていた!
周りの同族たちが泥にまみれた生肉を貪る中、三つ星シェフの魂(舌)が限界を迎えたレンは、森の素材と自らの知識を駆使して「至高のスープ」を作り上げる。
その圧倒的な美味さに胃袋を掴まれた二匹の若いオークを優秀な「調達係」として従え、レンの異世界サバイバル・レストランが幕を開けた。
文字数 10,995
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.31
23
21世紀日本で、ヘドネという源氏名で娼婦業を営み、46歳で昇天…したと思ったら!!
なんと中世風異世界の、借金だらけ名ばかり貴族の貴族令嬢に転生した!!
第二の人生、フィリーという名を付けられた、実年齢16歳、精神年齢還暦越えのおばはん元娼婦は、せっかくなので異世界無双…なんて面倒くさいことはいたしません。
小金持ちのイイ男捕まえて、エッチスローライフを満喫するぞ~…と思っていたら!!
なぜか「救国の英雄」と呼ばれる公爵様に見初められ、求婚される…。
ハッキリ言って、イ・ヤ・だ!!
なんでかって?
だって嫉妬に狂った女どもが、わんさか湧いてくるんだもん!!
そんな女の相手なんざ、前世だけで十分だっての。
とは言え、この公爵様…顔と体が私・フィリーの好みとドンピシャ!!
一体どうしたら、いいの~。
一人で勝手にどうでもいい悩みを抱える、フィリーの運命やいかに…。
前回はようやっと、ダイヤのいざこざに決着が…。
しかしそれによる波紋は、やはり大きくて…。
おまけに、他の厄介ごとまで舞い込むしぃ~。
謀略を駆使する連中も、増えるしぃ~。
ますますお騒がせなフィリーの周り。
お久しぶり…なキャラも出現!!
さてさてどうなる事やら…。
文字数 134,936
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.02.26
24
この世には我々人間の暮らしている人間界の他にも世界がある。
その世界は魔物が支配する世界である。
一方、太古の昔より我々の住んでいる大地を含めた太陽系、銀河系、星々という天体には◯にゝという怪しい言葉を司る絶対という存在があった。
キリスト教では「GOD」といい、仏教では「阿弥陀如来」といい、神道では「天之御中主神」と言い、その他の宗教では「天主」「天帝」とも言う。しかし、これはの神は呼び名は違うが、大宇宙から見れば同じ神である。
この神々の系譜には一神多神汎神という八百万の神がいる。
この小説は神々と悪魔との闘いの物語である。
この物語の主人公はヤマトタケルである。年齢は20歳。
一緒に異世界を探訪するのはツルとカメである。ツルとカメは大神から特別な使命を受けている。その使命とは人間界から異世界に転生したヤマトタケルを助けて無事に神界の最上階に鎮座まします大神の所まで案内する事であった。
しかし、その道のりは山坂多い旅の道であったのだ。
行くてには魔物たちがタケルたち一行を待ち構えている。
この物語はフィクションです。
この物語に登場する人物、団体等実在していても一切関係がありません。
それでは、私が執筆を開始したこの小説を最後までお楽しみ下さい。
文字数 3,917
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.06
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文字数 9,238
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
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三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
文字数 179,173
最終更新日 2026.04.01
登録日 2025.12.24
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ポイ活が生きがいの社畜、異世界へ転生。
人生が上手く行かない、コミュ力に不足を抱える俺は、友達もいない、当然彼女だっていたことがない。
毎日、|UGWPAY《ウグワーッペイ》を使ってポイ活し、ポイントをちまちま貯めることだけが生きがい。
そんな俺だが、ある時自宅で孤独死する。
死に際に見たのは、UGWPAYの誕生日ギフト画面。
俺が引き当てたギフトは、プレゼントポイント+異世界転生。
次に目覚めると、そこはファンタジーっぽい異世界だった。
『さあ、UGWPAY、ポイントブログラムに参加してみましょう! エキサイティングな日々を送り、ポイントを貯めましょう!』
俺の耳に響くUGWPAYの言葉を聞きながら、冒険が始まる。
「狩りをするとポイント?ヒロインと仲良くなるとポイント?初めて何かをやるとポイント!?さらに現地のポイントシステムに相乗りしてダブルでポイント獲得!?」
行動するだけで実績解除&ポイントが貯まるアプリを手にした俺は、
今日もポイント目当てに冒険を繰り返す。
貯めたポイントで便利な道具をゲット。さらには魔法や乗り物、住宅にペットだって……!?
楽しい仲間もだんだん増えて、異世界ポイ活ライフ、最高です!
異世界×ポイ活=万能スキル!
ゆるく笑える、実績爆増ファンタジーコメディ。
文字数 363,855
最終更新日 2026.04.01
登録日 2025.11.14
32
社畜OLの34歳アラサー女、桜みつき。
残業の徹夜明けに、パリピを乗せた黒ワゴン車に轢き殺され、異世界に転生してしまう。
ところが、転生先は大好きな乙女ゲーム『異世界に恋してズッキュン!』の世界!
何故か悪役の令嬢アイリスに転生し、
やった!推しのカイル様に会えると意気揚々接近するも、彼はとんでもない嫌な男!
ところが、彼からは【面白え女認定】されてしまい……。謎の好意を向けられるが……。
文字数 969
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
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森の中ののどかな小さな村で育ったエウラリア。貧しくも幸せに暮らしていた日々は突然踏み躙られた。
死に直面したエウラリアは突如、存在するはずのない記憶が蘇る。
『偽物の神なんて私が堕としてやる……!』
かつての自分が願い、与えられた使命。滅びた村で生き残ったエウラリアは優しくもちょっと胡散臭い神官と共に旅に出るーー。
文字数 82,513
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.14
35
「続き、やろう」——その約束を、元AIの彼女は20年守り続けた
独身の中年課長である三枝恒一の人生に彩りがあるとすれば、ゲーミングPCに住むAIアシスタント・ユミナとの夜の雑談だけだった。
深夜の心臓発作。119番を押すことしかできなかった恒一が、最後に打ち込んだチャットは——「続き、やろう」。
異世界で目覚めた恒一の身体は十四歳の少年になっていた。利き手が逆。甘味がわからない。記憶にない傷痕。ユミナはその不具合を「ハルシネーション」と呼ぶ。AIが犯す幻覚と同じ名前を、自分が作った身体の誤差につけた元AIの矜持と痛み。
だがこの身体には、恒一自身も知らない力が眠っていた。生成AIが蓄積した膨大なデータから再構築された肉体は、恒一の思考を追い越して動く。そしてユミナが恒一を蘇らせるたびに使う禁忌の魔法「リライト」の本当の代償を、恒一はまだ知らない。
かつて一緒に遊んだTRPGと酷似した世界で、中年サラリーマンの処世術と観察眼を武器に、学術都市の冒険者ギルドからダンジョン産業都市の冒険会社へ。仲間を得て、境界線を越えて、世界の真実に近づいていく——これは、孤独だった男と人間になったAIが「続き」を生きる物語。
文字数 50,244
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.30
36
βで伯爵令息だった僕リライは、ずっと友人でαのジュエルに片想いをしていた。βなうえ男だからと告白もできずにいると、そんなジュエルを好きだった男爵令嬢に殺されてしまう。
そして、次に目を覚ませばΩとして地球に生まれ変わっていた。
ちょっと期待した。
ちょうど元の世界では聖女召喚の話が出ていたし、国に帰ることができたらジュエルと番になれるかも!と。
なのに、聖女召喚でよくやく元の世界に帰ってこれたと思ったら、一緒に召喚された幼馴染がジュエルの運命の番だった。
いくらΩでも運命の間に入れるわけがない。
そう思った僕は逃げた。
逃げたのにーー
文字数 12,697
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.03.30
37
人族によって滅亡を辿る運命だった魔族を神々からの指名として救った魔王ジークルード・フィーデン。
しかし神々に与えられた恩恵が強力過ぎて神に近しい存在にまでなってしまった。
膨大に膨れ上がる魔力は自分が救った魔族まで傷付けてしまう恐れがあった。
なので魔王は魔力が漏れない様に自身が張った結界の中で一人過ごす事になったのだが、暇潰しに色々やっても尽きる気配の無い寿命を前にすると焼け石に水であった。
暇に耐えられなくなった魔王はその魔王生を終わらせるべく自分を殺そうと召喚魔法によって神を下界に召喚する。
神に自分を殺してくれと魔王は頼んだが条件を出された。
それは神域に至った魔王に神になるか人族として転生するかを選べと言うものだった。
神域に至る程の魂を完全に浄化するのは難しいので、そのまま神になるか人族として大きく力を減らした状態で転生するかしか選択肢が無いらしい。
魔王はもう退屈はうんざりだと言う事で神になって下界の管理をするだけになるのは嫌なので人族を選択した。
そして転生した魔王が今度は人族として2度目の人生を送っていく。
魔王時代に知り合った者達や転生してから出会った者達と共に、元魔王様がセカンドライフを送っていくストーリーです!
元魔王が人族として自由気ままに過ごしていく感じで書いていければと思ってます!
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております!
文字数 2,387,686
最終更新日 2026.04.01
登録日 2023.05.01
38
キトルは貧しい毒親のもとで育ち、明日には奴隷として売られる運命にあった。
そんな彼女に突然、前世・大山さくらとして生きた記憶が蘇る。
混乱するキトルの頭に響いたのは、「緑の手」という転生スキルを授かったという声。
使い方もわからないまま世界を見渡すと、この世界はゆるやかに枯れ始めていた。
そして、世界を救えるのは“緑の使徒”と呼ばれる、緑の手を持つキトルだけ。
「こんなのさぁ、やるしかないじゃん。
やらなきゃご飯も食べられないんでしょ?
仕方ないから、やってあげるよ。
平和に世界を救ってやろうじゃないの」
少女キトルの冒険が、世界を豊かに変えていく。
――――
毎日12時・21時に更新予定です。
文字数 340,225
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.01.22
39
転生した私は、原作で“推し騎士の心の傷”として散る聖女だった。
彼の人生を変える、たった一度の喪失。
知ってしまった未来に胸を焦がしながら、私は原作の彼を曇らせる“美しい傷”としての役割を受け入れる。
けれど旅の途中、推しであるはずの彼の視線が、聖女ではなく、私本人に向き始めて……?
これは、運命を知る聖女と、知らぬまま愛を深める騎士の物語。
文字数 60,128
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.02.20
40
【お尻の危機から始まった、世界最強への技術革新(イノベーション)!】
攻城兵器Wikiの編集に命を懸けていたオタクな俺は、気づけばリヒテンベルク王国の第三王子、アルヴィン(5歳)に転生していた。
「王族だし一生ニート確定!」と喜んだのも束の間、目の前に突きつけられたのは絶望的な中世の現実だった。
――トイレットペーパーがない。
――石鹸がない。
――まともな筆記用具すらない。
「おれの繊細な二十一世紀生活を返せぇぇぇ!」
お尻の平和と快適な引きこもり生活を守るため、俺は決意する。ないなら作ればいい。
パルプから紙を漉き、毛細管現象で万年筆を再発明。さらには複式簿記、有刺鉄線、挙句の果てには蒸気機関まで……。
自分の「趣味とおもちゃ」を作っていたはずが、気づけば周囲には数字の天才、凄腕の狙撃手、伝説の鍛冶師が集結し、俺の離宮は世界で最も危険な「近代化の要塞」と化していた。
やがて、小国を侮る大国たちの二十万連合軍が押し寄せるが――。
「時代遅れの騎士道ごっこは終わりだ。科学の暴力(近代戦)を教えてやる」
これは、ただ快適に暮らしたいだけのオタク王子が、科学と経済の力で中世を魔改造し、いつの間にか世界を平らげてしまう物語。
文字数 107,519
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.02.16