※大賞ランキングの集計・更新は1日1回(0時)です。また、最初のランキング更新は2日0時になるため、開催直後の24時間については前日の閲覧ポイント順で固定表示となります。
第19回ファンタジー小説大賞 参加作品
婚約者に裏切られ、成金伯爵令嬢の仕掛けに嵌められた私は、あっけなく「悪役令嬢」として婚約を破棄された。
胸に広がるのは、悔しさと戸惑いと、まるで物語の中に迷い込んだような不思議な感覚。
けれど、この身に宿るのは、かつて過労に倒れた29歳の女医の記憶。
勉強も社交も面倒で、ただ静かに部屋に籠もっていたかったのに……
『神に愛された強運チート』という名の不思議な加護が、私を思いもよらぬ未来へと連れ出していく。
子供部屋の安らぎを夢見たはずが、待っていたのは次期国王……王太子殿下のまなざし。
逃れられない運命と、抗いようのない溺愛に、私の物語は静かに色を変えていく。
時に笑い、時に泣き、時に振り回されながらも、私は今日を生きている。
これは、婚約破棄から始まる、転生令嬢のちぐはぐで胸の騒がしい物語。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。
表紙イラストは、Wednesday (Xアカウント:@wednesday1029)さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎子供部屋悪役令嬢 / 木風 Wednesday
文字数 181,616
最終更新日 2026.02.23
登録日 2025.10.20
ツェーザルはネルデンベルク公爵家の三男である。顔だけはよかったが、それ以外は至って平凡で、5歳のスキル授けの儀式では授かったスキルは生活魔法であった。この国では、兄弟の誰かが家を継ぐとその時点で家を継がなかった兄弟は平民となる。何の取柄もない三男が家を継げるわけもなく、親からは「どこかの貴族家に婿に行くか」と言われたが、婿に行けば肩身の狭い思いをするので「将来は商人になっていろいろな国を旅してみたい」と言った。そうしたら、「15歳で学院を卒業するまでは面倒を見るが、その後は好きにしろ」と言われていた。
ツェーザルは、表面上は顔はいいが、目立たない、空気のような存在である。しかし、実際は女性を虜にするスキルを持っており、それを人に目立たなくするスキルで必死に抑えているのである。そのため、何事にも余裕がなく、いつも疲れ気味なのである。ほんとうはすごく有能なのである。そんな公爵家三男の学院生活と卒業後の旅先々でいろいろな経験をする。顔だけ男の物語である。
本作品はアルファポリス様、小説家になろう様の同時投稿です。あと最近エブリスタ様にも投稿始めました。
表紙作ってみました。今回も以前撮った花桃の写真(違う木です)を使いました。
文字数 284,849
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.04.19
「もう頑張らなくていいんですよ。わたしがあなたを守ります。あなたのお嫁さんにしてください!」
世界を救った代わりにすべての力を失った若き勇者『クレス』。彼の前に現れたのは、絶世の美少女魔術師『フィオナ』。
年下の押しかけ女房なフィオナに迫られるクレスは、彼女の深い愛情によってどんどん甘やかされていき、次第に心を動かされ、魔王を倒すよりも難しい初めての恋に挑戦する!
戦いしか知らない真面目すぎる元勇者が、年下の美少女すぎるお嫁さんに癒やされて甘やかされまくる、一途な二人のハートフル♥ラブファンタジー婚姻譚!
※本作は下記サイト等でも掲載しております。
・『小説家になろう』さまにて500万PV、ジャンル1位達成
・『カクヨム』さまにて130万PV、週間総合1位・月間ジャンル1位達成
文字数 379,722
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.03.28
金を稼いで自由に生きたい。
それだけだった。
異世界へ転移した鏡谷知里は、規格外の魔力を手に入れた代わりに、この世界を管理する存在たちから目を付けられてしまう。
その魔力は世界の均衡を崩しかねないほど。
管理者たちは知里を監視し、排除しようとする。
知里が欲しいのはただ、金と自由な生活だけだ。
それなのに仲間たちに振り回され、事件に首を突っ込み、気づけば巻き込まれていく。
自由を求める守銭奴と、世界を管理する者たちの異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、金、更新予定!
文字数 1,152,329
最終更新日 2026.09.18
登録日 2023.04.23
勇者召喚を止めるために下した神罰の余波で死亡した鷲寺鷹春。
変則的な巻き込まれ転生をすることになったが、事前説明もなく気づいたら知らない天井という、これまた変則的な異世界転生だった。
赤子に授けられた転生特典と、せっかくの転生だからと世界的な問題になっているゴミ問題を解決させるべく授けられたリサイクル能力で、なんちゃって錬金術師生活を満喫しようと思う。
文字数 44,680
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.31
辺境の小さな村で暮らすオメガの僕は、ひょんなことから運命の相手である男性アルファ、ブライトと出会う。ところが、その夜、村が獣人族に襲われ、あろうことか、僕の目の前でブライトがふたりの獣人にレイプされてしまう・・・。
文字数 347,037
最終更新日 2026.09.06
登録日 2021.12.20
元アパレル店員が、伝説の衣で見返す異世界お仕事ファンタジー。
アパレル店員として働いていた柊茜は、ある日突然、見知らぬ異世界の路地裏に投げ出されていた。
目に映るのは、魔法が飛び交う日常と、無骨な防具ばかりが並ぶ武器至上主義の街。途方に暮れていたところを、経営難にあえぐ小さな洋品店を営むエルフのエルウィンに拾われる。
生地に触れるだけで、その由来や効能がわかる不思議な力、「鑑定眼」に目覚めた茜は、店の奥で三年も眠っていた「火鼠の皮衣」を、竜討伐に向かう冒険者への肌着として提案し、見事に売り上げてみせる。
前世で培った接客の腕と、鑑定眼、そしてこの世界に息づく数々の伝説の力。
茜はそれらを武器に、一人また一人とお客様の悩みに向き合っていく。透明化の指輪を選ぶ奥様、大空を翔けるための一揃いを求める冒険者、陸を歩きたいと願う人魚。
服は、ただ身を守るだけの布ではない。誰かの一歩を後押しする、確かな力になる。
新しく仲間になった獣人のヤン、そして正体不明の看板猫モモ。小さな洋品店は少しずつ、けれど確かに賑わいを取り戻していく。
けれどある日、この店の存在そのものを脅かす、大きな影が街に忍び寄ってきて――。
伝説と絆が紡がれる、異世界お仕事ファンタジー。
文字数 67,973
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.18
二つの国が並び立つ世界──朱雀国と春風国。
両国の王子テルシアとキリトは幼い頃からの友であり、
互いの国を支える未来を夢見ていた。
しかし春風国の女王リーサは、朱雀国の姫が持つ“力”を恐れ、
異世界から転生した暗殺勇者に
「姫へ呪いをかけよ」
と命じる。
影の任務を背負わされた勇者は葛藤しながらも呪いを放ち、
その瞬間から、二つの国の運命は静かに狂い始める。
呪いに蝕まれる姫。
闇に染まりゆく王宮。
そして、影の裏で蠢く“黒幕”の気配──。
姫を救うため、家族と国を守るため、
テルシアとキリトは女王リーサの闇に立ち向かうことを決意する。
これは、影を背負った勇者と二人の王子が、
国の未来を守るために戦うダークファンタジー。
暗殺勇者として生きた俊也は、最期の任務で命を落とし、異世界へ転生する。
目覚めた先で彼に与えられた役目は──
姫君シリカと王子ルーナの“影の護衛”。
影として王宮に仕える俊也は、二人の背後に潜む“呪詛”と“影の異変”を察知する。
王城の結界は弱まり、暗殺ギルドの残党が王宮内部へ侵入。
かつて自分が使っていた技術──“影歩き”を操る者まで現れ始める。
姫君は呪いに蝕まれ、王子は影に狙われ、王宮は静かに崩れ始めていた。
俊也は二人を守るため、前世の技を解禁し、影としての誓いを立てる。
「この命が尽きるその時まで──必ず守る」
しかし、敵の背後には“影の主”と呼ばれる黒幕が潜んでいた。
それは俊也を殺した“暗殺者の王”に酷似した気配を放ち、王宮へ忍び寄る。
影の護衛として、俊也は過去と向き合いながら、
姫君と王子を守る戦いへと踏み出す──。
影が揺れ、光が試される。
これは、二人の殿下を守るために転生した暗殺勇者の物語。
文字数 282,541
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.05.29
目が覚めると、男はダンジョン最深部の瓦礫の中にいた。記憶は一切ない。ただ、生き延びる本能と、なぜか身についた戦闘技術だけが残っていた。下へ進めば出口があると信じ、強敵を倒しながら進んだ先で、瀕死の赤竜と出会う。竜の頼みで命を絶ったことで、男は莫大な力と、ダンジョンを操作する権限を手に入れる。
そこは迷宮の中枢――階層を監視し、魔物や罠、宝箱を自由に配置できる“コントロール室”だった。冒険者たちの侵入によって得られるエネルギーを使い、迷宮を成長させていく新たな人生が始まる。
やがて現れたのは、かつての管理者である竜の少女ユウ。二人は協力しながら、恐怖、策略、報酬を巧みに織り交ぜた“攻略したくなるダンジョン”を創り上げていく。
だがその裏には、かつて主人公を奈落へ突き落としたAランクパーティの存在があった。失われた記憶と復讐、そして迷宮の支配者としての成長。挑む者と迎え撃つ者、その全てが交錯する時、ダンジョンは単なる罠ではなく“世界”へと変貌していく――。
文字数 141,643
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.05.08
思念伝道師─消えた者の消えない願い─
届けたい想い。
言えなかった想い。
隠したい想い。
知られたくない想い。
死者の遺した、最後の願い。
その願いは、時に生きる者の運命さえ変えてしまう。
死者の『思念』を、生きる者へ届ける旅人──思念伝道師ヴェルシアン。
最強の元騎士グランツ、銀の巨狼ゼルとともに、彼は行き場を失った死者の声を探し、世界を巡る。
「私は彼の墓を暴きますよ」
「やめろ……やめてくれ!」
彼はただ、“死者の想いを届ける”だけ。
それなのに、人は戸惑い、迷い、自ら運命の舵を切り始める。
届けられた真実は、人を救う。
だが時には、「知らない方が幸せだった」と、生者の心さえ壊してしまう。
そんなヴェルシアンを、死者の思念を禁じるアステル教会は"異端"として追い続けていた。
さらに、遺品だけを狙う世界最大の盗賊団《竜の羽》もまた、彼の旅に影を落とし始める。
なぜ教会は、死者の声を恐れるのか。
盗賊たちの目的とは何なのか。
交わるはずのなかった三つの運命が重なるとき、長い年月をかけて封じられた『真実』が、静かに姿を現す。
これは、消えた者の消えない願いが、人を救い、そして壊していく物語。
文字数 242,501
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.25
アルヴェルス王国王太子ラーシヴァルトは、派閥争いの関係でありもしない罪をでっちあげれ、国外追放の憂き目に遭う。
国のために身を引いた彼が王都を旅立つと、罪人である鬼族の青年イブキや孤独な少年・猫獣人リスガと出会うことに。
ラーシヴァルトは彼らととともに最果ての島を目指し、新しい国を作ることに決める!
※少女向け小説(公募)です。
※「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 160,579
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.04.08
村の人達から「魔女さま」と呼ばれているサナニエラは外見から推定するに年齢12〜13歳の女の子。
しかし、実際は不詳。
村一の長老テレザ婆さんも「わしのひいばあさんが子供の頃から村に住んでおった」と。
かつての魔法の師匠の言葉「過大な力を誇示すれば、余計な災いを呼ぶ」を教訓に、つつましやかに生きてきたけれど、ある事件をきっかけに力が国にバレてしまい・・・。
「こうなったら開き直ろう。そう言えば私って旅行に行ったり、美味しいものを食べ歩きしたかったんだ。
過去お世話になった人達(の子孫)にお礼もしなくちゃ。
ついでに"何故私は歳を取らないのか"も調べよう」
生きたいように過ごすようになったら、仲間が増えて、魔力も膨大になってしまい・・・ついには神様からスカウトが!
「いやいや、神にはなりません。だって・・面倒だもの」
気ままに生きたいサナニエラの魔女ライフ。
何となく書き綴っています。誤字脱字ご容赦ください。
文字数 79,298
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.13
旅行会社に勤めていた永山翔太は世界中を旅するという志し半ばで飛行機墜落事故に遭い死亡。そんな翔太の魂を導いたのは、旅人の守護神・ヘルメースだった。
ヘルメースの導きによって、異世界はシェイレム王国に……中の中の一般家庭にミケル・ハイダルとして転生する。
ミケルの父・ギュレルは冒険者ギルドの鑑定士。そんな父のコネでギルドの受付係の職を得てはいたが、誇りを持っている訳でもなかった。
平和すぎるシェイレム王国では、冒険者たちの仕事も減っていき、今ある依頼は攻略済みのダンジョン地図作成の依頼だけ。
幼馴染でありAランク冒険者でもあるランダルの誘いに乗って、ダンジョンの地図作成の依頼を共に受けるミケル。
初めて訪れたダンジョン内の景色に心を奪われたミケルは、美しい世界を、冒険者だけではなく、他の人たち……一般の市民にも体験してもらいたいと旅行社を設立する。
旅行という概念がない異世界で、ランダルを案内人としてミケルが設立したヘルメース旅行社は、市民に受け入れられ繁栄の道を辿る事ができるのか? 戦いのない平和な異世界での、ほのぼのスローライフファンタジー。
文字数 36,873
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.19
人の感情は、ときに怪物になる。
静かな高校生活だけを望む望月朔は、夜の図書館で赤いマントの怪異に襲われる。そいつが突きつけた選択は、たった二つ――「青か、赤か」。
窮地を救ったのは、奇妙な紋様を刻んだ白いカードを操る男・久世玄だった。
恐怖、後悔、願い――強すぎる感情は、現実を侵す怪異を生む。怪異を終わらせるには、力で倒すだけでは足りない。誰の、どんな感情がそれを生んだのかを突き止め、救うか、殺すかを選ばなければならない。
学校一の美少女と噂される東雲冴は、なぜか夜の校舎に現れ、怪異のことを知っていた。朔は信用できない彼女とともに、赤マントを生んだ人間を追う。
だが、赤マントを残せば次の犠牲者が出る。だからといって消せば、すべてが救われるとは限らない。
そして、玄のカードも怪異たちも、なぜか朔にだけ異常な反応を示し始める。
怪異に心があるなら、その命を終わらせる権利は誰にあるのか。
感情から生まれた怪物の心を暴く、現代怪異バトルミステリー。
文字数 45,677
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.08.06
―――冴えないボッチ男が、六人の美女たちと一つ屋根の下、仲良くハーレム生活することに。しかも相手は、元トップアイドルを始めとした蒼々たる面々ばかり。毎夜、美女たちからは激しく求められ……。
羨ましい? いやいや、そんなイイコト、何の代償も無しには訪れませんよ。それに、そもそも、この生活は羨ましい事なのか?―――
突如、神隠しに遭った「お一人様」神主慎也の前に現れたのは、異界で一人暮らしている千歳超の謎の美女。美女から告げられた、元の世界に戻る方法とは、「龍の祝部」に選ばれること。その為には、「選択の巫女」とセックスし、候補者の中で最大の快感を巫女に与えなければならなかった。そして残酷なことに、選ばれなかった候補者に待っているは、「死」……。
祝部となっても果たさなければならない使命が続く。それは、「神子」と呼ばれる、世を救う存在とされる子を産ませること。産むのは、同じく神隠しとなってきた五人の美女「神子の巫女」たち。さらに産まれてくる神子には、課せられた、鬼に関わる「宿命」があった……。
突然現れて人を襲う鬼の目的は? 鬼との闘いの結末は?
…異界に住む鬼との因縁に巻き込まれてしまった、「祝部」と「巫女」たちの不思議譚。
………この作品は、エロシーンは勿論(?!)、グロシーンもあるR-18G作品です。(「命を繋ぐこと」が重要な話の柱となり、子作り・出産や、鬼の襲撃もありますので…)そちら方面が苦手な人は、ご注意ください。なお、「pixiv]さんには、改稿前のバージョンを、「カクヨム」さんでは、R15版を、「ミッドナイトノベルズ」さんではR18G改稿前版を載せてもらっています………
文字数 280,344
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.02
魔力なし故に虐げられていた辺境伯の嫡男クロウズは、ある日、病の義妹のために1人で魔物の森に薬草を取りに行かされた。
森で魔物の王であるフェンリルに襲われて瀕死のところを精霊界を追放された精霊姫に救われるが、代わりに隷属契約を結ぶことになる。
が、契約を結ぶことで前世の記憶と秘められていたスキル『下克上』が目覚める。
精霊姫を支配下に置きその力を手に入れたクロウズは、フェンリルをも隷属させる。
エブリスタにも掲載しています。
文字数 139,918
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.08.27
自作、『団長サマの幼馴染が聖女の座をよこせというので譲ってあげました』と同じ世界観です。
※某ちゃんねる風創作
『魔力掲示板』
特定の魔法陣を描けば老若男女、貧富の差関係なくアクセスできる掲示板。ビジネスの情報交換、政治の議論、それだけでなく世間話のようなフランクなものまで存在する。
平民レベルの微力な魔力でも打ち込めるものから、貴族クラスの魔力を有するものしか開けないものから多種多様である。勿論そういった身分に関わらずに交流できる掲示板もある。
今日もまた、掲示板は悲喜こもごもに賑わっていた――
※注意
暴力(性的なものを含む)、暴言。
毎日0時に更新
文字数 35,011
最終更新日 2024.10.22
登録日 2024.10.14
三十年前、人類は聖竜戦争に勝利した。
竜王の城へ向かった五人の勇士。帰ってきたのは、ただ一人。
人類最後の英雄《竜滅者》フェルド・アイゼン。
今ではS級危険地帯《隠者の森》に引きこもり、コーヒーを飲みながら余生を過ごしている。
そんな男のもとへ、王の私信を携えた若き冒険者ベスラが訪れる。
待っていたのは英雄直々の剣術指南――ではなかった。
走れ。薪を割れ。魔物を解体しろ。コーヒーを淹れろ。
「これのどこが修行なんですか!?」
英雄の背中を追う青年と、英雄であることをやめた男。
やがてベスラは知ることになる。
三十年間、フェルド・アイゼンが口を閉ざしてきた理由を。
文字数 59,714
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.07.30
逃げろ。だが、逃げ場は俺達が作る!
司法局実働部隊。別名『特殊な部隊』は、『負け犬』ばかりを集めた異常な司法執行実力部隊である。
神前誠は、気弱で乗り物酔い持ちの新人隊員。
だが彼の周囲にいるのは、幼女の見た目で「人類最強」と呼ばれる酒好きの鬼教官クバルカ・ラン、部下を「下僕」と呼ぶ暴力系サイボーグ美人・西園寺かなめ、恋愛と映画と陰謀を愛する長身美女アメリア、そして“逃げろ”を哲学として語る不死身の駄目人間・嵯峨惟基など全員が強烈すぎる連中ばかり。
配属直後から濃いキャラに圧倒される誠。
舞台となる遼州圏は、地球文明と異星文明が衝突した果てに成立した巨大文明圏。法術、機動兵器シュツルム・パンツァー、不死人、超国家組織、地球圏の超富裕層、崩壊寸前の帝国思想……1980年代日本の空気感を残した東和共和国を中心に、無数の国家と思想がぶつかり合う。
主人公は戦うが、その目的は「勝利」ではなく「敗北」に耐えて生きるため。
英雄になれなかった者達。逃げることを選ぶ者達。それでも誰かの逃げ場を守ろうとする者達。
『力ある者による支配』を掲げる最強の法術師『廃帝ハド』に対し、『特殊な部隊』は「誰もが逃げられる世界」を守るため戦う。
熱い。馬鹿馬鹿しい。なのに妙に刺さる。
ロボット、戦争、政治、ギャグ、酒、恋愛、哲学……その全部をぶち込んで、それでも最後には「この連中と生きていたい」と思わせる、新時代の泥臭い群像SF戦記。
文字数 1,101,761
最終更新日 2026.05.24
登録日 2025.03.09
ダンジョンRPGをやり込む九条悠真は、ゲーム内で女神からの救援メッセージを
受け取る。魔物に追い詰められ、先から光の出る剣でシューティングのように
迎え撃っていると、部屋に来客が。幼なじみの女流棋士・星名亜里亜が
三週間前から行方不明だという。外の騒ぎに出た二人は、ゲームと同じ怪物に
襲われ、悠真は意識を失う。
目を覚ますと、そこはギリシャ神話風の異世界。起こしてくれた美少女を
亜里亜と思って気軽に声をかけると、相手はテーバイの王女アリアで、
現代の記憶はなかった。
街は魔物に襲われ、神殿のオリュンポスの秘宝が盗まれた。天地は真っ赤に染まり、
兵も民も地割れに吸い込まれてどこかへ連れ去られた。神殿に取り残された王女は、
交信機である剣を使って救助を求めたのだ。だが勇者を待っていた王女は、
剣もろくに振れない悠真に失望する。
地割れの先はダンジョンにつながっていた。秘宝を取り戻し魔物を退治しなければ、
彗星が神殿を襲い、神殿も兵も民も戻らない。王女の首飾りには、将棋の駒が
彫られた宝石が十個。
剣も振れない悠真と、剣を持てない王女アリア。
二人はオリュンポスの秘宝を求めて、迷宮へ降りる。
文字数 56,075
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.31
冴えない前世から一転、乙女ゲーム『救済の聖女』のヒロイン・ヴィリアリナに転生した私は、野望に燃えていた。
5年後に復活する魔王を倒し、世界を救う――そのためには、メインヒーローである王子アレンを攻略し、彼が持つ特殊スキルを手に入れなければならない。
しかし、肝心の物語が始まらない。悪役令嬢リリアージュが、いじめてくるどころか完璧すぎる淑女なのだ。
「これじゃ王子とのラブイベントが発生しないじゃない!」
そんな中、リリアージュが持つ「聖書」の解読を依頼され、私は全ての真実を知る。
ここはゲームの世界ではない。悪役令嬢を主役に書き換えた「二次創作小説」の世界。かつてのヒロイン(私)は、彼女を輝かせるためだけに存在する、断罪フラグまみれの「悪役聖女」へと成り下がっていたのだ。
ヒロインから一転、処刑される悪役聖女の役回りを押し付けられた私は、立場が逆転した世界で、断罪フラグを回避し、真の敵・魔王を倒すことはできるのか?
「リリアージュ!王子を全力で籠絡して!私はレベル上げに勤しむわ!!」
悪役不在となったこの世界で、処刑エンドを回避するための必死なシナリオ改変劇が今、幕を開ける!
文字数 182,064
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.05.18
世界一強いと言われているSSSランクの冒険者パーティ。
その一員であるケイド。
スーパーサブとしてずっと同行していたが、パーティメンバーからはただのパシリとして使われていた。
戦闘は役立たず。荷物持ちにしかならないお荷物だと。
それでも彼はこのパーティでやって来ていた。
彼がスカウトしたメンバーと一緒に冒険をしたかったからだ。
ある日仲間のミスをケイドのせいにされ、そのままパーティを追い出される。
途方にくれ、なんの目的も持たずにふらふらする日々。
だが、彼自身が気付いていない能力があった。
ずっと荷物持ちやパシリをして来たケイドは、筋力も敏捷も凄まじく成長していた。
その事実をとあるきっかけで知り、喜んだ。
自分は戦闘もできる。
もう荷物持ちだけではないのだと。
見捨てられたパーティがどうなろうと知ったこっちゃない。
むしろもう自分を卑下する必要もない。
我慢しなくていいのだ。
ケイドは自分の幸せを探すために旅へと出る。
※小説家になろう様でも連載中
文字数 125,781
最終更新日 2018.11.29
登録日 2018.11.01
「人は死んだらそれまで、何も残らない」。
そう信じて生きてきた才能の乏しい冒険者・仁科 歩(にしな あゆむ)は
ダンジョン内で申告帰還予定時間までに帰って来ない冒険者を捜索する部署、
「捜索部三課」に所属する職業冒険者としてダンジョン業務に従事していた。
Sクラスパーティ「リンドブルム」の未帰還の知らせを受け、
捜索部総出で捜索業務に当たっている最中、歩は落とし穴トラップに落下。
最深到達点を遥かに超えたダンジョン深層まで落ちた歩は
ドラゴンと相打ちになり、瀕死の重傷を受けて死を待つばかりだった
リンドブルムのユニークスキル所有者、白神 瀬奈(しらかみ せな)を発見する。
瀬奈の持つスキルブックにより、歩は死んだ魔物から魔素を吸い取る
ユニークスキル【レムナント・イーター】を取得。
瀬奈と共に深層から脱出する為に、ダンジョンを上へ上へと昇っていく。
文字数 88,168
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.08.28