短篇 小説一覧
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「それ、どういう意味?」
彼女の声が鋭く跳ねた。
僕はとっさに言葉を飲み込んだが、もう遅かった。
いつものように、部屋で映画を観て、少しお酒を飲んで。くだらない話をしていたはずなのに。
たしか僕は言ったのだ。「最近、あのバンド、ちょっと飽きてきたかも」って。
それだけのことだったはずだ。
「・・・ふざけんな」
彼女の低い声。急に鋭くなった眼光。
次の瞬間、僕は頬に鋭い痛みを感じた。
一瞬のことで何が起きたか分からなかった。
驚く間もなく僕の髪は彼女の手によって乱暴に掴まれ、激しく何度も振り下ろされていた。
「やめてくれ!」
僕は防戦するしかなかった。立ち上がっても、彼女は後ろから体当たりしてくる。
足元のCDケースが飛び、ゲームのコントローラーが壁に当たって割れた。
彼女は泣きながら喚いていた。「信じてたのに・・・」
(やばい)
僕はスマホを取り出し、110番した。それを見た彼女は目を見開いて、叫んだ。
「何やってんだよ!!」
十分も経たないうちに、インターホンが鳴った。
警官は二人。僕と彼女は別々の部屋に案内され、それぞれ事情を聴かれることになった。
文字数 1,196
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.11.14
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正直に言えば、「あの車両」は少し苦手だった。
それでも、自分はその車両に乗る。
なぜなら身体が、それを必要としているから。
文字数 1,146
最終更新日 2025.11.12
登録日 2025.11.12
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文字数 1,496
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.10.16
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佐渡トライアスロンで活躍した38歳の「鉄人」が、現在72歳になり人生を振り返るエッセイ。4kmスイム、190kmバイク、42.195kmランの過酷なレースを完走した感動と涙。スポーツに明け暮れた前半生から、事業の失敗や妻の死を経て、読書家へと変化した後半生。「鉄人会」での仲間との絆、家族との思い出、そして新たな出会いや老いとの向き合い方。人生という最後のレースを完走しようとする主人公の、怖さと期待が入り混じる複雑な心境を描く人生の記録。
文字数 4,287
最終更新日 2025.03.11
登録日 2025.03.11
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文字数 11,987
最終更新日 2024.10.20
登録日 2024.10.20
10
近未来、老人なども脳の一部を機械改造などし、インターネットなどを介して氾濫した情報に振れることになるのだが。
文字数 954
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.07.16
11
主人公の友人は、ある事情で超能力・パラレルワールドへ移動する力をもってしまった。主人公は彼の能力をうらやむのだったが、友人いわくそう簡単なものではないという。
文字数 2,251
最終更新日 2023.07.15
登録日 2023.07.15
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彼は奔放な人物だったが、人によく愛された。
その理由をしれば、彼を知らない人からも彼は愛されるのだろうか。
それでも彼は、それに関しても無頓着かもしれない。
文字数 746
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.07.10
14
人間が社会にある様々な格差を改善しようとするとき、いったいどこまで、対等などというものを議論できるかについて考えました。
文字数 1,236
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.07.09
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ゴーストライターしての能力だけが優れている男。
影に隠れ、しかしそれでも、仕方がないと自分を納得させている。
文字数 1,024
最終更新日 2023.07.05
登録日 2023.07.05
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高校の入学式。いつも要領のいいα性のナオキは、整った容姿の男子生徒に意識を奪われた。恐らく彼もα性なのだろう。
男子も女子も熱い眼差しを彼に注いだり、自分たちにファンクラブができたりするけれど、彼の一番になりたい。
(旧タイトル『アルファのはずの彼は、オメガみたいな匂いがする』です。)全4話です。
文字数 9,416
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.03.27
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北海道に住むどこにでもいる一般女性ミナト
今回はちょっと奮発した時の話
ニセコと言えば、スキーやカヌー、気球といった大型レジャーで有名だが温泉やワインも有名
娯楽の多いニセコでミナト達は何処をまわっていくのか?
今回もまったり旅行記のはじまりはじまり
文字数 12,501
最終更新日 2022.09.06
登録日 2022.06.03
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