現代文学 純文学小説一覧
文字数 807
最終更新日 2023.05.15
登録日 2023.05.15
今年に入り厄が続いてばかりの主人公は、持病が悪化し、ついには仕事を休職し、実家に引き篭もってしまう。ある日、母からの提案で「厄払いに行きましょう」と誘われた主人公は、しぶしぶ神社に行くことになって――。
文字数 5,000
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.05.14
1000文字前後で書いた一話完結の短いお話。恋あり、SF風あり、ファンタジーあり、散文詩的なものもありとバラエティ豊かな物語の数々です。すぐ読めるので、何か少しでも心に残れば幸い。いわゆるショートショート的なオチはあまりないので悪しからず。
文字数 47,722
最終更新日 2023.05.12
登録日 2022.05.14
シリアスな現代小説。研究者である男性主人公が破滅していく話です。毒親やSNSなど、現代的要素も含みます。(あまり主人公に感情移入しすぎないのがおすすめです)。
2023/04/11追記① 「就職祝い」の話を分割し、「就職祝い」と「『雑草』」にしました。ご不便をおかけして恐縮です。
2023/04/11追記② キャプションを一部修正。また、読んでいただいた方、ありがとうございます!ライト文芸大賞にも応募させていただきました。
文字数 15,870
最終更新日 2023.05.11
登録日 2023.04.10
文字数 6,422
最終更新日 2023.05.10
登録日 2023.05.10
――ぼくは、彼女の身体を愛しているのだ。
高校生の士門(しもん)は一人の女の子を愛していた。
士門は、彼女を日夜問わず観察し、後を追いかけ、美的欲求を満たしていたのだった。
そんな高校一年生の九月、クラスに転校生がやってきた。
名前は左岸。
彼女はなんの変哲もない女だったが、彼女の転校を境に、士門の生活は激変してゆく――
文字数 10,398
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.05.06
全身の筋肉が、細胞が、遺伝子がしなやかに変幻していく。私のからだの中から、ぱちんぱちんと空気が弾けるような音が聞こえる。からだが軽くなる。階段を駆け上がっていた私の足が一段飛ばしを始め、次第に二段、三段と、足音を置き去りにして駆け上がる。階段の踊り場には窓から朝日が差し込んでいて、ビニール床がつやつや光っている。各階の教室からは生徒たちの話し声や扉の開け閉め、椅子を引く音が聞こえる。そうした物音が私を焦らせる。踊り場の床を強く踏み込んだ私の右足が、私をどこまでも連れて行くよ、と約束する(一方的な約束だ)。
文字数 116,126
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
僕とかなこさんが出会ったのは、第二講義室の前から四列目の席でのことだった。僕は大学二年生だった。かなこさんは二度目の四年生だった。取り忘れていた単位があるという彼女は、しょっちゅう遅れてやってきて、隣の席から僕のノートをのぞき込み、小テストの前になると学食前の複合機でコピーを取った。コピーを取り終えると学食でカレーライスをおごってくれた。
当時はまだ、かなこさんが結婚していなかったから、彼女のことは伊藤さんと呼んでいた。
文字数 59,821
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
人には己の姿が見えず、事を成し遂げるには一生は短い。
他人と異なる姿を持って生まれた主人公、異形。その姿のみをもってして、ある者は恐れ、ある者は期待する。異形は、権力や貧しさがもたらす他人の思惑に振り回されながら、抗えぬ破滅への道を辿って行くのであった。
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
救いのないバッドエンドの鬱小説です。
ご注意ください。
文字数 10,061
最終更新日 2023.04.22
登録日 2023.04.21
アルファポリスの現代文学小説のご紹介
アルファポリスの現代文学小説の一覧ページです。
ヒューマンドラマや純文学を中心とした現代文学が満載です。
人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。