ライト文芸 異世界小説一覧
文字数 4,233
最終更新日 2020.10.10
登録日 2020.10.04
僕が最もあこがれたのは、幼いころに見た英雄の姿である。
この世界は上に上がれば称賛される。下にいれば、なんともない。
その英雄は一人で険しい崖を登り切り、人類を未踏の地へ導いた。
彼は人類を次のステージへと引き上げた。
しかし僕はなぜ登っているのだろう。
文字数 3,432
最終更新日 2020.07.01
登録日 2020.07.01
口数だけが取り柄の男、アケビ。
長らく不孝をしてきた家を遂に追い出されて、今夜寝る場所もない。
そんな折に、喋らない少女と出会う。
少女は声を発さないが、無視をしている様子もない。
ただ頷き、目を伏せたり見開いたりする。気がすむまで話を聴かせ、陽も暮れてきた。
いくらなんでも少女の家に転がり込む訳にはいかないと、少女を家に帰そうとした時、
「来て」
と一言、彼女が初めて声を発する。
少女が先を歩き、アケビはその後ろを着いていく。
三里程歩いた先には関所のようなものがあり、抜けるとそこは、誰も声を発さない沈黙の村だった。
文字数 19,016
最終更新日 2020.06.19
登録日 2020.06.10
一介のブラック社畜に成り下がった主人公が異世界に転生した。しかも王族にしかしこの男が全てをサボりたいという意思が無ければ無双したであろう異世界生活もサボリ魔に取っては無双は仕事が増えるだけの絶対にやりたくない行為。しかしひょんなことから無双してしまった。そんなサボリ魔主人公アレンが織りなす王国戦記的ストーリーの予定。
これは作者の仕事をサボりたいという意思が具現化した妄想小説です。
文字数 24,910
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.03
「俺は『俺』を守り彼女を歪める『彼女』を殺す」
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『境 霧矢』は3月6日、今まで行方不明になっていた姉『境 美奈子』に襲われそして死んだ。
しかし、死んだはずなのに[確率の神]と契約することにより。[確率の亡霊]として復活する。
[確率の亡霊]になったせいで、幾多にも重なる可能性の世界。[多重世界]を渡る力を手にする。
しかし、彼には救いなど無い。これは呪われた力であり、知り得なかった絶望と、恐怖を知る事となるからだ。
彼は彼を守るため。世界を渡る
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一話は平和な話なので、さっさと物語に入りたい方は二話からの閲覧をお勧めします。
また、分かりづらいと感じたら『閑話』をご覧下さい。
また、写真は自分で撮った物であり。イラストは知人の手による物です。ご承知おきのほど、よろしくお願いしますm(_ _*)m
カクヨム様で、完全版投降中です。是非そちらで
文字数 2,209
最終更新日 2020.03.22
登録日 2020.03.04
この世界の住人を無残にも轢き殺し、
哀れな犠牲者の魂を異世界へと送り届ける鉄の方舟。
——通称・転生トラック
これは、その転生トラックの運転を生業とする、ある青年の物語。
文字数 6,583
最終更新日 2020.02.23
登録日 2020.02.23
地図なき世界を巡る、一通の手紙。
道標は唯一つ、送り主の名前だけ。
僕は、その手紙を届ける郵便屋と共に、旅をしている。
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主人が目的を果たすと本になる人形・吟遊詩人。
これは、地図無き世界に漂う一通の手紙を巡る、人間と人形の日常ハイファンタジー。
文字数 15,202
最終更新日 2019.12.01
登録日 2019.12.01
俺はその時、身も心もボロボロだった。
結婚目前にして彼女を振ったのだ。
当然彼女は怒り心頭、ボッコボコに心的ダメージを喰らわされた。そして周りの人間たちからも、極悪非道のクズ男呼ばわりされている。
俺だってアラフォーに近い彼女を振るなんて酷いことだってわかってるよ!
でも結婚生活って長いんだ!
妥協したくないだろ!
俺だって幸せになる権利はある~!
あぁ…もう嫌だ…家に籠って寝ていたい…。
そんな時、俺の目の前に見たことも無い怪しい路地が現れた。
その先にあったのは…奇妙な女将が営む小料理屋…。
※前作「小料理 タヌキ屋」の続編です。小説家になろうでも連載しています。
文字数 11,207
最終更新日 2019.09.23
登録日 2019.09.12
__私は今日も、あの場所に向かう。
未だ少女のあどけなさが抜けきらない吉狩あぶみは、昔から酷い方向音痴だった事が災いし、入学式当日の校舎で早速迷子になってしまう。
薄暗く気味の悪い廊下の先に、ポツンと佇む秘密の部屋で、カエルの先生との運命的な出会いを果たす。
最古にして唯一、魔法が学べる私立・三岳狼大学で巻き込まれる、不思議な先生と不器用な私の大学生活。
文字数 24,896
最終更新日 2019.07.17
登録日 2019.07.04
タイトルにものすごく悩みました。
「一輪」「紫陽花」などなど候補はいろいろありましたが結局は「秘文字」にしました。
人にはみんな秘密があります。
それを秘文字に託してみました。
読んでいただいたら嬉しく思います。
文字数 4,564
最終更新日 2019.06.24
登録日 2019.06.24
この話は、数年前のCSで放送していた某番組を見て初めて知った「きさらぎ駅」が元となっています。
数年前に、ブログで別の名前で載せていた「きさらぎ村」を加筆修正したものです。
文字数 7,937
最終更新日 2019.05.18
登録日 2019.05.18
文字数 372
最終更新日 2019.01.16
登録日 2018.07.10
双子の殺人鬼ジキルとハイドによる殺人の被害者は行方不明扱いの者を含めて凡そ三〇〇人を優に超えた。強盗、八つ当たり、食肉、強姦ついでに、スプラッター映画に触発されて等、二人が殺す理由はその日その日で大きく違うが、基本的には老若男女問わず善人悪人平等に殺す。
倫理観の無い二人はとある森の洋館に住む老夫婦を惨殺し、換金出来る物を探していると地下室に謎の石扉があり二人は興味本位で潜るとその先は異形の闊歩する異世界が存在した。おぞましい外見の生物であろうとジキルとハイドの感想で言わせればそれはおもちゃ兼食料だった。
文字数 1,552
最終更新日 2018.11.30
登録日 2018.11.30
妖達の世界「日ノ本」
その世界は 一つの権力の中心である黄帝・麒麟を帝に据えた【京】を中心に、北は玄武の【奥州】 、東は青龍の【江戸】、西は白虎の【四國】南は朱雀の【阿蘇】と4つ都市があり、その周りにさまざまな国が連なる世界となっている。
その中、気っ風の良さと行動力、そして風を操る若き青龍将軍収める江戸は 小鉱石川にある 八百万商【細石屋】の住人と、それを取り巻く江戸の妖衆の騒動顛末記、である。
登場人物
【細石屋】住人
★細石屋主人 ・ 漣那美(さざれやあるじ ・ さざなみ)
?歳 雛色の長く波打つ髪を背中の真ん中でゆるりと一つに結い、翡翠色の瞳の美しい若い女人の形をとったモノ。
人か妖か鬼神は不明。着物を粋ににきこなし、紅い羅宇の長煙管を燻らせ、不思議な言葉使いをしている。
★春霞(はるか)
15歳 男 黒髪に碧玉の瞳。細石屋 漣那美の養い子。
この世界にあって大変珍しい「人間」だが、赤子の頃からここに住んでいるためそんな意識はなく、他の妖と生活基準や価値観は一緒、
妖のような攻撃や変化を行う力は持ち合わせていないが、15年ぶりに本人へ返された彼の血脈に寄り添う管狐によって身辺はしっかり守られている。細石屋の小僧のかたわら、飾り職人の真似事も行なっている
★零 (れい)
17歳 男 桜色の髪に橘の瞳の長身痩躯で粋ですれ違い女が振り返るようないい男。
妖ではあるが力の強さや種族は不明。葦原遊郭において随一の花魁「珠月見太夫」に大変見目麗しくよし、と、彼女専属の道中での傘持ちをやっているが、基本的には細石屋の小僧…居候。 飄々とした感じで、女物の反物で設えた着物を着流し、道中用の中が朱色、外が射干玉色をした中朱番傘をさしている。
背中に美しい桜と狗と白狐の彫り物がある。チャキチャキの江戸っ子。
星駒(ほしこま)
13歳 猫又。
空色の瞳に淡い黄金色の髪。
下総国猫の郷の出で、実家は郷長の薬草園。父親は上総下総を統治する猫神。
5男8女の兄妹の中でも1番末の娘だが、1番妖力が高い。白の多い三毛猫で、日の本の猫には珍しい長毛。
猫又治療院 猫仙人である宗龍先生の元に、修行を兼ねて奉公に出されたが本人は大江戸での玉の輿を狙っている…が…
★意図しておかしな喋り口調を使っているキャラがいます
★物書き再開後のごく初期の作品です。 しっちゃかめっちゃかだと思います
文字数 99,452
最終更新日 2018.08.18
登録日 2018.04.28