完結小説一覧
オーテス男爵夫人ミリアは随分と長い間、子供たちの声を聞いていなかった。
それも仕方がない。
彼女は不貞の罪で訴えられ、夫の手によって屋敷の地下牢に投獄されているのだから。
秋の夕陽が、冬の階段を降りていくのを見たある夕焼けの日。
その景色に感銘を受けたミリアは、つい祈ってしまう。
あの不貞な女と罵られた夜に。その数日前に戻れたら――あんな夫などこちらから離縁してやるのに。
翌朝。
彼女は離縁したあの日の少し前に戻っていた。
他の投稿サイトにも、別名義で掲載しています。
文字数 18,853
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.06.25
王妃アイリーンは国王エルファードに離婚を告げられる。
「お前のような醜い女はいらん!今すぐに出て行け!」
しかしアイリーンは追い出していい人物ではなかった。アイリーンが去った国と迎え入れた国の明暗。
完結致しました(2022/06/28完結表記)
GWだから見切り発車した作品ですが、完結まで辿り着きました。
★お礼★
たくさんのご感想、お気に入り登録、しおり等ありがとうございます!
中々、感想にお返事を書くことが出来なくてとても心苦しく思っています(;´Д`)全部読ませていただいており、とても嬉しいです!!内容に反映したりしなかったりあると思います。ありがとうございます~!
文字数 106,573
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.05.04
私はルクリュ公爵家のロズリーヌ。お母様はこの国の王女で、お父様はファビオ・ルクリュ公爵だ。両親は愛し合っておりとても仲がいい。私はとても幸せだった。
ところが10歳になるとお母様が亡くなり、私と同じ歳の女の子を伴って女性がやって来た。この女性達は屋敷に住み着き、私はお父様がお母様をずっと裏切っていたことを知る。
腹違いの女の子の名前はアラベル。私はその時、将来アラベルが私の旦那様の子供を身籠もることになるとは思いもしなかった。
旦那様は私を愛していると言うけれど・・・・・・
※この世界では通常爵位と土地はセットになっており、女性でも継げます。一つの家族で複数の爵位を持つことも可能で希なことではありません。現代的言葉遣いがあります。※因果応報的ざまぁあり。
文字数 23,339
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.14
気づかぬうちに令嬢を捨て、自身の幼馴染を選んだ王子様の末路
文字数 1,027
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.06.27
「君との婚約は取りやめにして、ルリアと婚約することにした」「あの…ルリアは私の作った魔法人形ですよ?」「っ!?!?」
文字数 1,139
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
1話完結。短いです。
文字数 1,078
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
1話完結。短いです。
文字数 1,398
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
略奪愛を行った妹の婚約を、あえてお祝いしてあげることにします
文字数 1,606
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
1話完結。短いです。
文字数 1,560
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
婚約者様とその幼馴染がラブラブな様子なので、私は身を引いてみようと思います。お二人ともご婚約おめでとうございます
文字数 862
最終更新日 2022.06.28
登録日 2022.06.28
一話完結。ショートショート。大怪我を負い醜くなってしまったわたくしは、婚約者を聖女をしている妹に奪われた。でも、それくらいならかまいませんわ。妹にはこれからもお役目を頑張ってほしいので。※念のためR-18にしております。
文字数 1,568
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
1話完結。短いです。
文字数 1,249
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
私の誕生日さえも覚えていなかった婚約者様が、今になって関係を望んできました
文字数 1,097
最終更新日 2022.06.28
登録日 2022.06.28
伯爵令息のパットは、婚約者であるオーレリアからの突然の別れ話に、困惑していた。
「確かにぼくには、きみの他に愛する人がいる。でもその人は平民で、ぼくはその人と結婚はできない。だから、きみと──こんな言い方は卑怯かもしれないが、きみの家にお金を援助することと引き換えに、きみはそれを受け入れたうえで、ぼくと婚約してくれたんじゃなかったのか?!」
正面に座るオーレリアは、膝のうえに置いたこぶしを強く握った。
「……あなたの言う通りです。元より貴族の結婚など、政略的なものの方が多い。そんな中、没落寸前の我がヴェッター伯爵家に援助してくれたうえ、あなたのような優しいお方が我が家に婿養子としてきてくれるなど、まるで夢のようなお話でした」
「──なら、どうして? ぼくがきみを一番に愛せないから? けれどきみは、それでもいいと言ってくれたよね?」
オーレリアは答えないどころか、顔すらあげてくれない。
けれどその場にいる、両家の親たちは、その理由を理解していた。
──そう。
何もわかっていないのは、パットだけだった。
文字数 13,395
最終更新日 2022.06.24
登録日 2022.06.10
雪弥は、αとβしかいない学園に君臨する高慢なα。
親友の天陽(α)を好きだと自覚するも、かなわない恋だと最初からあきらめていた。
ある日、雪弥は誰かの悪意でΩに変えられ発情し、天陽に助けられる。
Ωになったことがバレたら、学園を追放され、保護施設行きとなる。
次第に周囲に気付かれるなか、天陽に番の申し出を受けるも、雪弥はどうしてもαに戻りたかった。
副生徒会長×生徒会長
イケメン×生意気美人
完結まで投稿済みです。
※レイプ未遂。ぬるい暴力表現注意。
文字数 96,471
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.17
嫌いな婚約者様に罵られたので、姿を消そうと思います。いなくなられると困ると言われても、私はどうでもいいので
文字数 1,070
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
※番外編連載中です 2022/05/29 21:27 人気1位となりました。お読みいただいた皆様のお陰です。ありがとうございます。🙇🏻♀️
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。
婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。
「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」
妹の言葉を肯定する家族達。
そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。
タグ追加・削除の可能性あり。異世界中世ヨーロッパ風で現代的表現や現代的な機材や食べ物なども出てくる可能性あり。ざまぁはR15の残酷ありの予定。ある意味バッドエンドかもしれない結末。ゆるふわ設定ご都合主義です。短いお話しの予定です。
文字数 45,199
最終更新日 2022.06.11
登録日 2022.05.23
一話完結。ショートショート。聖女様、都合のいいときだけ頼らないでくださいませ? わたくしを利用してくる妹にはうんざりです。
文字数 2,020
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
1話完結。短いです。
文字数 1,335
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
姉を婚約破棄に導いた性悪な妹は、政略結婚で生贄にされるようです
文字数 994
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
1話完結。短いです。
文字数 1,052
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
物語の始まりは、ガイアール帝国の皇太子と隣国カラマノ王国の王女との結婚式が行われためでたい日。
夫婦となった皇太子マリオンと皇太子妃エルメが初夜を迎えた時、エルメは前世を思い出す。
自著小説『悪役皇太子妃はただ皇太子の愛が欲しかっただけ・・』の悪役皇太子妃エルメに転生していることに気付く。何とか初夜から逃げ出し、混乱する頭を整理するエルメ。
すると皇太子の愛をいずれ現れる癒やしの乙女に奪われた自分が乙女に嫌がらせをして、それを知った皇太子に離婚され、追放されるというバッドエンドが待ち受けていることに気付く。
訪れる自分の未来を悟ったエルメの中にある想いが芽生える。
円満離婚して、示談金いっぱい貰って、市井でのんびり悠々自適に暮らそうと・・
しかし、エルメの思惑とは違い皇太子からは溺愛され、やがて現れた癒やしの乙女からは・・・
はたしてエルメは円満離婚して、のんびりハッピースローライフを送ることができるのか!?
文字数 80,426
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.05.27
1話完結。短いです。
文字数 992
最終更新日 2022.06.28
登録日 2022.06.28
その昔、精霊女王の加護を賜った少女がプルメリア王国を建国した。
彼女は精霊達と対話し、その力を借りて魔物の来ない《聖域》を作り出した。
人々は『精霊姫』と彼女を尊敬し、崇めたーーーーーーーーーーープルメリア建国物語。
今では誰も信じていないおとぎ話だ。
近代では『精霊』を『見れる人』は居なくなってしまった。
そんなある日、精霊女王から神託が下った。
《エルメリーズ侯爵家の長女を精霊姫とする》
その日エルメリーズ侯爵家に双子が産まれた。
姉アンリーナは精霊姫として厳しく育てられ、妹ローズは溺愛されて育った。
貴族学園の卒業パーティーで、突然アンリーナは婚約者の王太子フレデリックに婚約破棄を言い渡された。
神託の《エルメリーズ侯爵家の長女を精霊姫とする》は《長女》ではなく《少女》だったのでないか。
現にローズに神聖力がある。
本物の精霊姫はローズだったのだとフレデリックは宣言した。
偽物扱いされたアンリーナを自ら国外に出ていこうとした、その時ーーー。
精霊姫を愚かにも追い出した王国の物語です。
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初心者のフワフワ設定です。
温かく見守っていただけると嬉しいです。
文字数 33,659
最終更新日 2020.10.01
登録日 2020.09.26
譲り合いの精神がない妹。必要ない物も全て自分の物にしたがります。家族も妹の肩を持つ始末。
文字数 287
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
* R15、シリアスです。センシティブな内容を含みますのでタグにご注意下さい。
伯爵令嬢のカトリオーナは、恋人ジョン・ジョーに子どもを授かったことを伝えた。
婚約はしていなかったけど、もうすぐ女学校も卒業。
恋人は年上で貿易会社の社長をしていて、このまま結婚するものだと思っていたから。
「俺の子のはずはない」
恋人はとても冷たい眼差しを向けてくる。
「ジョン・ジョー、信じて。あなたの子なの」
だけどカトリオーナは捨てられた――。
* およそ8話程度
* Canva様で作成した表紙を使用しております。
* コメント欄のネタバレ配慮してませんので、お気をつけください。
* 別名義で投稿したお話の加筆修正版です。
文字数 18,888
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.24
身勝手な理由で泣いて帰ってきた妹エセル。
でも、この子、私から婚約者を奪っておいて、どの面下げて帰ってきたのだろう。
誰も構ってくれない、慰めてくれないと泣き喚くエセル。
両親はひたすらに妹をスルー。
「お黙りなさい、エセル。今はヘレンの結婚準備で忙しいの!」
「お姉様なんかほっとけばいいじゃない!!」
無理よ。
だって私、大公様の妻になるんだもの。
大忙しよ。
文字数 11,032
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.03.28
「君との婚約は破棄させてもらう」「?…私との婚約を破棄すると爵位を剥奪されますけれど、それでも構わないのですね?」「っ!?」
文字数 1,145
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30