悲恋小説一覧
ある目的を果たすためにだけ生きていた主人公〈空木櫂人/うつぎ・かいと〉は、毎日通うスーパーで顔を合わせる女性〈伊吹澪/いぶき・みお〉のことをなんとなく気にしていた。
ある日の夜、暗がりで男性と揉めていた澪を助けた櫂人は、その礼にと彼女の家に招かれ、彼女のとんでもない秘密を知ってしまう。しかし、櫂人もまた澪には話すことのできない秘密を持っていた。
人を喰らう吸血鬼と、それを討つ処刑人。決して交わってはならない二人が、お互いに正体を隠したまま絆を深め、しだいに惹かれあっていく。
しかし、とうとうその関係も限界を迎える時が来た。追い詰められてしまった中で、気持ちが通じ合った二人が迎える結末とは?
文字数 30,800
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.12.01
「バカなお嬢様……」
アーノルドは呟くように言った。
使用人相手に本気の恋をしたお嬢様は大馬鹿者だ。そして……主人を好きになった自分も馬鹿だった。
自分の性癖を満たすためのものなので展開が早いです。
ご都合主義
文字数 21,695
最終更新日 2022.11.26
登録日 2021.12.31
ミュルンハルト王国騎士団長であるアルヴィスには忘れられない女性がいる。
それはまだ若い頃に付き合っていた貴族令嬢のことだ。
政略結婚で隣国へと嫁いでしまった彼女のことを忘れられなくて今も独り身でいる。
そんな中で彼女から最後に送られた手紙を読み返した。
その手紙の意味をアルヴィスは今も知らない。
文字数 2,011
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.11.25
ある春の日。
俺は中庭でその人に出会った。
美しい白い髪に、宝石のように輝く赤い瞳を持ったその人に。
一目で恋に落ちた。
けれど、その恋は――――
俺の好きな歌声。
俺を見下ろす赤い瞳。
髪を束ねるのは、俺の瞳色と同じ色のリボン。
『マティ……愛してる』
『はい。私も愛してます。今も、これからも』
ふわりと微笑み、再び歌い始めたマティに、身を委ね目を閉じた。
*タグにてネタバレしてます
*タグ注意してお読みください
*作者のメンタル低下により投下された唐突な物語です
*他シリーズとは全く関係ありません
*楽しいお話を読みたい!という方は、そっとこの画面をお閉じください
*完結済みです。
文字数 25,094
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.05.19
主人公、仕事は順調だが結婚の方には焦りを感じているアラフォー男性。
仕事の帰り道にふと見ると気になる占いの館を発見する。
そこで男は占い師に結婚運を鑑定してもらう。
結果は思いのほか具体的な内容を言われたのだ。
早速、男は占い結果の通りに行動してみると何故か見も知らない風景が広がる世界にいる。
そこは人間以外にもエルフやドワーフ、モンスターまでもが生きている異世界であった。
運命の結婚相手に巡り会えると思っていた男には、全くもって予想していなかった出来事が次々と降りかかってくる。
勿論、男は普通の会社員として生きてきただけに特別な能力など勿論持っていない。
一体これから男はどうしたら良いのか…
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初めての投稿につき暖かい目で見ていただければ幸いです。
ペースを崩さないように少しづつでも頑張り続けていこうと思います。
宜しくお願いします。
※2021/2/23追記
この物語はいつも本気になれない、何をやっても中途半端で強がりばかりで臆病で弱虫な主人公が成長していく物語です。
一年以上更新しないでひたすら腐ってました。
ひょんなことから大好きな人が異世界小説好きだというのを聞いたので、もう一度挑戦します。
きっと大好きな人には届かないでしょう。
才能がないのもわかっています。
どこまで出来るのかなんて全くわかりません。
出来上がったとしてもきっと自分で誇れない出来にしかならないでしょう。
それでも良いんです。
私はもう覚悟を決めましたから。
文字数 452,780
最終更新日 2022.11.22
登録日 2020.01.03
フレッグ国では、第一王女のアクセリナと第一王子のヴィルフェルムが次期国王となるべく日々切磋琢磨している。アクセリナににはエドヴァルドという婚約者がおり、互いに想い合う仲だった。「あなたに相応しい男になりたい」――彼の口癖である。アクセリナはそんな彼を信じ続けていたが、ある日聖女と彼がただならぬ仲であるとの噂を聞いてしまった。彼を信じ続けたいが、生まれる疑心は彼女の心を傷つける。そしてエドヴァルドから告げられた言葉に、疑心は確信に変わって……。
いつも通りのご都合主義ゆるんゆるん設定。やかましいフランクな喋り方の王子とかが出てきます。受け取り方によってはバッドエンドかもしれません。
後味悪かったら申し訳ないです。
文字数 23,146
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.08
妻の誕生日に早退し、サプライズをしようと花束を持って帰ると、妻と浮気相手の密会現場に行き当たってしまった。
妻は家を出て行き、離婚と慰謝料を請求してきた。DVをでっち上げられたのだ。
孤立した戦いに勝てることはできるのだろうか?
文字数 9,323
最終更新日 2022.11.07
登録日 2022.11.07
恋には至らない話です。
一話完結のssです。ss故に関係性への詳しい言及、登場人物の名前など存在しません。お好きに想像して頂ければ幸いです。
文字数 1,127
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.05
昔々、自他共に認める潔癖性の青年が居ました。
その青年はその事が原因で自分が人間で無い事を知り、寿命や時間の流れの感じ方から他の人間との別れを恐れて交流を絶ってしまいます。
そんな時、魔導師の少年と出会い、寂しさを埋めていきますが…
文字数 8,159
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.11.04
雪女の正体を見たが許された男が帰り道に罠にかかっている鶴を助けた。
その晩、外が騒々しい。なにやら二人の美しい女性が口論している。さながらブレイ◯ングダウンの女性の部のオーディション会場のよう。
男は家の中に二人を誘うのだが……。
文字数 3,460
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.11.03
穏やかな晴天のある日の事。僕は最愛の番の後宮で、ぼんやりと紅茶を手に己の生きざまを振り返っていた。ゆったり流れるその時を楽しんだ僕は、そのままカップを傾け、紅茶を喉へと流し込んだ。
――混じり込んだ××と共に。
オメガバースの世界観です。運命の番でありながら、仮想敵国の王子同士に生まれた二人が辿る数奇な運命。勢いで書いたら真っ暗に。ピリリと主張する苦さをアクセントにどうぞ。
追記。本編完結済み。後程「彼」視点を追加投稿する……かも?
文字数 29,043
最終更新日 2022.10.29
登録日 2020.04.27
だいっきらい……。本当にだいっきらい……
―― ―― ―― ―― ――
これはある勝ち気な男と勝ち気な女の恋物語。
女がはじめて恋した男への思いを告げる物語。
幼い日の追憶と青年期のある日とある日の追憶からなる悲しい恋物語。
「だいきらい」に込められた意味とは?
文字数 4,132
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.10.23
時はめぐり、人もめぐる……
―― ―― ―― ―― ――
もう冬ですね……。冬が近づくと私は思い出す。数年前、遠くに行った貴方のことを。
私は今幸せです。貴方はどうですか? そろそろ、新しい生活になれた頃かしら?
ねえ? 私、貴方とは違う男と結婚したの。貴方と違う男と私の間にもうひとり子どもがいるの。それと貴方の間の子も元気なの……。
貴方? 本来、私の隣にいるはずだった貴方? それを知った気分はいかがかしら?
文字数 3,316
最終更新日 2022.10.21
登録日 2022.10.21
脱サラ男×雑誌編集者。舞台はバリ島。TLです。
過去作品です。一度削除していましたが、リクエストをいただいて再掲するものです。
新作ではありませんので、以前読んでいただいたことがある方はご注意ください。
文字数 9,417
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.10
十年、結婚生活を続けてきた二人。ある時から旦那が浮気をしている事を知っていた。だが知らぬふりで夫婦として過ごしてきたが、ある日、旦那は告げた。「離婚しよう」
文字数 3,773
最終更新日 2022.10.07
登録日 2022.10.07
貴方を愛していた。
誰よりも。
強く、貴方を想っている……その自信があった。
文字数 450
最終更新日 2022.10.04
登録日 2022.10.04
婚約破棄を告げられ、心は砕かれた硝子のように……。
あの頃はもう戻らない。
文字数 380
最終更新日 2022.10.01
登録日 2022.10.01