「尽くして」の検索結果
全体で302件見つかりました。
「これは、私達だけの秘密ね」
京都の料亭を継ぐ予定の兄を支えるため、召使いのように尽くしていた少女、こがね。
兄や家族にこき使われ、言いなりになって働く毎日だった。
しかし、青年の姿をした日本刀の付喪神「美雲丸」との出会いで全てが変わり始める。
女の子の姿をした招き猫の付喪神。
京都弁で喋る深鍋の付喪神。
神秘的な女性の姿をした提灯の付喪神。
彼らと、失くし物と持ち主を合わせるための店「失くし物屋」を通して、こがねは大切なものを見つける。
●不安や恐怖で思っている事をハッキリ言えない女の子が成長していく物語です。
●自分の持ち物にも付喪神が宿っているのかも…と想像しながら楽しんでください。
2024.03.12 完結しました。
文字数 104,110
最終更新日 2024.03.12
登録日 2023.12.30
「また当て馬役にされた上に殺されるのか」アリアはいい加減うんざりした。実はもう三度目の人生をループしていたのだ。どうやら生前に読んでいた剣と魔法、バトル何でもありの恋愛ファンタジー小説の中に転生してしまったらしい。役どころは原作ヒロインのヘレナと原作ヒーローのジークフリートの恋愛成就の為に死ぬ宿命にある『当て馬キャラ』だ。表向きは内気で病弱だが大切にされている第三皇女という設定。だが実際は無能で不気味で醜いと冷遇されている。アリアとジークフリートは婚約者。しかもジークフリートが熱烈に口説き落とした。だが彼には秘かに想い合う女が出来てしまう。絶世の美女で全てにおいて完璧なレディという設定のヒロインのヘレナだ。許されぬ恋に身を焦がす二人、周りも二人の恋を純愛だと応援、アリアは二人を引き裂く悪女だと噂されて行く。ヘレナの魅力に無償の愛を捧げる作中の男たち。アリアの専属騎士までヘレナに忠誠を誓う始末だ。どう考えてもジークフリートは浮気男でヘレナは略奪女なのだが。更にヘレナにはアリアにしか見せない裏の顔があった。この世界の倫理観は一体どうなっているのか? と作者(創造主)に突っ込みたいが原作矯正(強制)力は凄まじく、何故かアリアは毎回ジークフリートに恋焦がれ愛を得ようと尽くしてしまう。死ぬタイミングと方法、回帰する時期は三回とも異なるが、共通しているのはヘレナの為にジークフリートに殺されるという事。だが四度目に巻き戻った際、アリアはジークフリートへの想いが再燃する事は無かった。あるのは虚しさと怒り。少しずつ変わり始めるキャラや取り巻く状況。もしかしたら呪術で作者(創造主)とコンタクトが取れるかもしれない?! 今度こそ生き残って自分の幸せを掴み取ってやる! どうせならこの倫理観の狂った原作世界をぶち壊して叩き直してやろうじゃないの! これは革命よ!! 果たしてアリアの運命、そして恋の行方は?
※R指定は念の為です。
※ゆっくりじっくり進展します。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 63,422
最終更新日 2023.02.07
登録日 2022.07.12
誕生日、暖かな日常は崩れ去った。
突如発令された『亜人追放令』。
亜人討伐を掲げる『陰魔導教団』と亜人を収容する敵国家、その看守を担う『呪法騎士』たち。
そして、領主にして最高位魔導師であるアルヴィレッダ家に代々伝わる、『冥竜』と称される種族が一体――『業灼竜』の血脈。
尊敬する両親、愛しい妹、可憐な使い魔、頼もしい使用人たち――その全てを屋敷と共に壊されたアヌリウムは、襲撃者との激戦の末に牢獄にて目を覚ます。
そして、『蟲風呂』や永久回復が可能とする、生きたまま四肢を切断されたり臓物を引きずり出されたりする『解剖遊戯』、家畜の如き所業――人としての尊厳と心を削ぎ落す地獄を味わう。
この世のものとは思えないモノ。しかして屈辱と復讐の業火に焼かれた少女は、やがて『風霊魔』を宿す少女と画策し、脱獄を図る。
『業灼竜』を己の身に降ろす大規模降誕術式。
それを成し、黒と紫に彩られた莫大な炎――『竜属性冥位魔法・業灼術式』を宿した時。
一度破滅したただの令嬢は破壊の権化と化し、目に映るモノ全てを破砕し、焼き尽くしていく――。
数奇に交わる運命は、一人の少女に復讐の業火を灯させた。
拷問、恥辱の限りを尽くされた元魔導師貴族の令嬢は、超位魔法で叛逆する。
災厄級国際指名手配魔導師『破壊令嬢』――そのとある一ページの詳細より。
文字数 11,855
最終更新日 2021.01.25
登録日 2021.01.23
乙女ゲーム『救国のヴァルキュリア』の世界の死亡フラグのある悪役令嬢エリカに転生をした女子高生 愛。
その中で避けている筈なのに、ゲームの様に攻略対象者に出会ってしまう。前世の性格を引きずって、トラウマ持ちの攻略対象者がほっとけなくなってしまうエリカは、次第に彼らを救う為、転生したのではと思う様になる。
しかし、やり尽くしていない為、中途半端にしか乙女ゲームのシナリオがわからない。果たして愛は死亡フラグを回避する事が出来るのか?
そしてタイトルの救国の意味は?国の未来は?エリカの恋の行方は?
間抜けで不器用でエリカが過去の自分のクズっぷりを後悔しながら、強く成ろうと四苦八苦しながら奮闘するお話。
恋愛要素は最初はうっすらとしか出て来ません。
文字数 247,033
最終更新日 2019.10.24
登録日 2017.11.17
俺の趣味は、ネットで調べて、美味しいランチを食べることだ。
会社のお昼休みで、行けるところは、行き尽くしてしまったので、たまにお昼からの半休を取り、電車に乗って、少し行った所に食べに行くのを楽しみにしている。
そして、その後は、お気に入りのコーヒーチェーンで、SNSを更新したり、本を読んだり、ぼーっとしたりするのが、お決まりのコースだった。
その日も半休を取って、お目当てのランチを食べて、コーヒーチェーンでまったりしている時だった。
外は、急な夕立になり、一時避難の客で、お店の中は、ほぼ満席になってしまった。
その時、その当時の元カノにそっくりな中高生ぐらいの女の子が、入って来て、キョロキョロと店内を見回すと、俺の所に向かって来て、相席を申し込んできた!?
この日、俺に待っていたものは果して…。
文字数 7,775
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.10
聖女カーミラは王国の為に結界を張るなど尽くしていたが、聖女管理をしていた公爵に、平民だからという理由で追放されてしまった。
仕事を失ったカーミラだが、愛しのエリック王子殿下が彼女の後を追ってきたのだ。
カーミラはエリック王子殿下の為に祈ることを誓うのだった。
エリック王子の元で働くと言うことは、宮殿に戻るということ……公爵としては手痛いしっぺ返しを食らってしまうことになっていく。
文字数 4,715
最終更新日 2020.09.01
登録日 2020.08.31
聖女として任命され、国のために尽くしてきたセリア。だが彼女の婚約者である第一王子ダイソンは彼女の妹であるシルクに恋をしてセリアとの婚約を破棄したいと告げられた。
悲嘆に暮れるセリアは、慰めようとやって来た友人のエスマに失恋旅行に行こうと誘われる。
そしてセリアはその山の守護竜である孤高のワッツと出会うのだった。
一方、聖女であるセリアが居なくなったハンドアベレジ王国は――
文字数 3,930
最終更新日 2021.03.11
登録日 2021.03.10
長年、婚約相手のステリックに尽くしてきたロザーラ。
彼女はある日、婚約者としての勉強をせず王立図書館で本ばかり読んでると嘘を吐かれて婚約破棄される。
そんな彼女を王子様が助け、ステリックの嘘を暴こうとした。
……そのステリックが再びロザーラへ婚約を申し込むまでは。
文字数 14,557
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.08.02
ある日、若者は暗くて不気味な場所で、ひとり立ち尽くしていました。
地の果てまでつづいているかのような、どこまでも遠く広がるその光景に若者は気が遠くなるのを感じました。
文字数 2,048
最終更新日 2023.12.18
登録日 2023.12.18
雨降りの午後。ぼくは彼女に出会った。傘もささず、たった一人立ち尽くしている彼女と。
着ていた制服から同じ学校の生徒、としかわからなかった彼女が、なぜかぼくは気になってしまって……。
執筆は1997年、漫画家柊あおいさんの一連の作品……特に「夢からさめても」という短編……に感銘を受けて書いた作品です。
携帯電話等が普及していなかった頃に書いた作品、という点もご承知おきいただければ幸いです。
文字数 76,635
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.11
我が家の家訓は『己の唯一を一途に愛す』
愛を語る時点で家訓としては些か疑問を持ってしまうものの、父や祖父を見ているとしかとそれが守られているのが解る。
いや家訓と言うよりはこれは『血』なのだろう。
父も祖父も己の唯一無二である伴侶を溶けてしまうのでは無いかと思うほど溺愛している。
俺はそれを羨ましいと思いながらも自分では無理なのだろうと理解している。
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薄暗い部屋。
漏れ出る熱を帯びた息遣い。
そして、見上げる蕩けた眼差し。
俺は乾いた音を響かせながら重なる相手に微笑みを返す。
疑う事なく完成された甘い空間。
ーーーだが、この後の展開は知っている。知り尽くしている。
この熱い眼差しが、、、悲しみ、怒り、侮蔑に変わる事を、、、。
俺、宮里 遥希はきっと何かが欠けているのだろう。
悲しませる事しか出来ないポンコツだ。
なんせ自分はーーーー唯一を作ることは出来ないのだから。
文字数 36,660
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.10
とある王国の公爵令嬢であったアルテイシアは困惑していた。
今日は自分と王太子の婚約発表の式典の筈なのに、何故か後妻の娘が王太子に侍って愛を語り合っているのだ。
しかも、自分が娘に対して悪虐の限りを尽くしていたと断罪される始末。
その場でなされる婚約破棄と新たな婚約者の発表、そして一方的な国外追放の宣告。
実父である公爵も聞く耳を持たない中、公衆の面前で恥をかかせられ窮地に陥ったアルテイシアを助けたのは小国の王だった。
「叛意が抱けぬほど、遠い地へ追いやればいいのです。
それこそ、我が国など如何ですか?」
にこやかにアルテイシアを自国に招くと言った国王の狙いとは………?
よくある悪役令嬢追放物語です。
どちらかというとほのぼのに分類されます。
文字数 45,668
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.01.26
前後の記憶は全くないのだが、僕が今置かれている状況をきちんと認識した時には全くの見覚えの場所に立っていた。
秘密の釣り場で一人で釣りをしていたはずなのに、気が付いた時には見知らぬ場所で一人立ち尽くしていた。
そこは今まで見たことも来たことも無いような場所であり、視界に入ってくる人の服装や売られている商品は明らかに日本ではない。
だが、道行く通行人の会話や客引きの言っている言葉はハッキリと理解することが出来ていた。
もしかして、僕は全く違う世界に来てしまったのだろうか。
心なしか、自分の手足も小さくなって髪も伸びているような気がしていた。
とにかく、僕は今自分が置かれている状況を確認するためにも、何か行動を起こさなければいけないはずだ。
そうは言っても、なるべく余計な事には巻き込まれないようにしよう。
僕が知っている限りでは、このような状況に置かれた場合は命を危険にさらす可能性が非常に高いのだ。
でも、元の世界にいたって別にいいことなんて無かったと思うし、せっかくだからこの世界で新しい人生をやり直すのも悪くないかもしれないな。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
文字数 9,905
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.11.04
『天使病』という疫病が流行る世界の小さな町で、テオは幼馴染のエレナと一緒に日常を送っている。
いつものようにテオとエレナは一緒に過ごしていたが、突然エレナの背中から羽が生える。
天使病に掛かったエレナがテオを襲い、気が付いた時にはテオは、自我を取り戻したエレナによって草原に運ばれていた。
エレナの天使病の治療法を探しに旅をすることにしたテオだが、困難な壁にぶつかり、そして本物の天使に出会う。
だけどその天使はエレナを攫って行ってしまった。
身動きを封じられて草原に立ち尽くしていたテオの所へ、2人組の悪魔が通りすぎる。
悪魔たちはテオを見つけて悪魔の本拠地に連れて行くが、そこに待ち構えていたのは悪魔たちのボスである「死神」だった。
なにがあっても、テオの「エレナを救う」という意思は揺るがない。
越えるべき壁は頑丈だったが、越えた先に待ち構えていたものは――
文字数 65,044
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.03.29
ある日、グエルド王国の第一王子…それと王太子でもある僕は第二王女を毒殺してしまった罪を擦り付けられ
国家反逆罪として捉えられ公開処刑となった。
僕は死ぬ前に豪華な椅子に座る義弟を見る。
なんと僕の義弟は嘲笑っていた。
そうか…今まで罪を被せ続けていたのはお前だったんだな。
僕は今まで民に尽くしてきた。
しかし、何故かそれが全て裏目に出てしまう。
あれこれと何か行動する度にだ。
訴えても信用してくれる側近や臣下はいなかった。
唯一の理解者であった村や、乳房は何故か病死となってしまった。
そして今に至る。
処刑台の刃がゆっくりと上がっていく…
こんなに尽くしたのにこの返り討ちとは。
笑ってしまった。
あぁ、少し休んでもいいよな────
目が覚めると、8歳である僕の姿が鏡に映っていた。
乳母の姿もある。
ここはまだ僕が誤解され初めてから2年後の世界だ。
せっかくまた過去に戻れたんだ。
乳母や民は僕が守る。
義弟の好き勝手にはさせない。
嫌われ者の第一王子が逆行転生をして過去に戻り、二度とこの悲劇が繰り返されないよう奮闘するお話です。
⚠︎無理矢理×矛盾
⚠︎誤字脱字は昔からの病です。
⚠︎残酷な表現or流血あり
作者のロッケットストーリーです。
<(_ _)>〈 ゴン!〕
文字数 22,415
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.05.12
魔王討伐当日、勇者に「一緒にいけない」と言われた。信じられなかった。
幼いころから魔王討伐のために一緒に修行したきた。彼のためなら勇者のパートナーとしての掟もやぶったし尽くしてきたというのに……。
勇者に捨てられた勇者のパートナーなど生きている価値はない。国からの支援は打ち切られて、役立たずの烙印がおされる。
そもそも、パートナーがないと魔王討伐は不可能なはずである。つまり他にパートナーが作ったに違いない。
腹が立ち、勇者を恨んだ。それ同時に死にたくなった。
気づくと魔物も森にいた。魔物が襲ってきたが戦う気にならずに呆然としていた。死んでもいいと思っていた。その時、姉が助けにきた。必死に自分を助けようとする姉が魔物に押されていた。それを見て慌てて助けようとした。姉を助けることはできたが自分は腕を失うことになった。そこで初めて自分の未熟さを知った。それから修行をし姉と共に勇者を追った。
魔王城で勇者に会うことができた。しかし、そこで魔王討伐にするには勇者の命が必要であることをする。勇者の身体に魔王を封印しそれをパートナーが勇者ごと討伐するのだ。
勇者は自分を殺人をさせないために、捨てたのだった。
文字数 103,256
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.28