「彼」の検索結果
全体で69,067件見つかりました。
側妃は捨てられましたので
レンタル有り「この国に側妃など要らないのではないか?」
現王、ランドルフが呟いた言葉。
周囲の人間は内心に怒りを抱きつつ、聞き耳を立てる。
ランドルフは、彼のために人生を捧げて王妃となったクリスティーナ妃を側妃に変え。
別の女性を正妃として迎え入れた。
裏切りに近い行為は彼女の心を確かに傷付け、癒えてもいない内に廃妃にすると宣言したのだ。
あまりの横暴、人道を無視した非道な行い。
だが、彼を止める事は誰にも出来ず。
廃妃となった事実を知らされたクリスティーナは、涙で瞳を潤ませながら「分かりました」とだけ答えた。
王妃として教育を受けて、側妃にされ
廃妃となった彼女。
その半生をランドルフのために捧げ、彼のために献身した事実さえも軽んじられる。
実の両親さえ……彼女を慰めてくれずに『捨てられた女性に価値はない』と非難した。
それらの行為に……彼女の心が吹っ切れた。
屋敷を飛び出し、一人で生きていく事を選択した。
ただコソコソと身を隠すつもりはない。
私を軽んじて。
捨てた彼らに自身の価値を示すため。
捨てられたのは、どちらか……。
後悔するのはどちらかを示すために。
文字数 157,434
最終更新日 2024.02.29
登録日 2022.11.19
伯爵令嬢フィーネは婚約破棄のショックで過去の記憶を全て失った。名前も、家族も、婚約者も——何もかも。保護してくれた辺境の薬師に弟子入りし、「フィー」と名乗る少女として穏やかに暮らし始めた。朝は薬草を摘み、昼は薬を調合し、夕方は師匠の息子——無口だが優しい青年ルカスと一緒に夕焼けを見る。「私、前の自分より今の自分が好きです」。五年後。辺境に一人の貴族が現れた。やつれた顔で「フィーネ、迎えに来た」と。彼女は首を傾げた。「存じ上げませんが、どちら様ですか?」——嘘ではなく、本当に覚えていない。忘れることが、最も残酷な復讐になった。
文字数 10,372
最終更新日 2026.04.11
登録日 2026.04.11
「リュクレースを世界の誰よりも幸せにするって約束を果たすには、もっと箔をつけないといけない。そのために俺、留学することにしたんだ」
名門と呼ばれている学院に入学して優秀な成績を収め、生徒会長に就任する。わたしの婚約者であるナズアリエ伯爵家の嫡男ラウルは、その2つの目標を実現するため2年前に隣国に渡りました。
そんなラウルは長期休みになっても帰国しないほど熱心に勉学に励み、成績は常に学年1位をキープ。そういった部分が評価されてついに、一番の目標だった生徒会長への就任という快挙を成し遂げたのでした。
《リュクレース、ついにやったよ! 家への報告も兼ねて2週間後に一旦帰国するから、その時に会おうね!!》
ラウルから送られてきた手紙にはそういったことが記されていて、手紙を受け取った日からずっと再会を楽しみにしていました。
でも――。
およそ2年ぶりに帰ってきたラウルは終始上から目線で振る舞うようになっていて、しかも見ず知らずの女性と一緒だったのです。
そういった別人のような態度と、予想外の事態に困惑していると――。そんなわたしに対して彼は、平然とこんなことを言い放ったのでした。
「この間はああ言っていたけど、リュクレースと結んでいる婚約は解消する。こちらにいらっしゃるマリレーヌ様が、俺の新たな婚約者だ」
※8月5日に追記させていただきました。
少なくとも今週末まではできるだけ安静にした方がいいとのことで、しばらくしっかりとしたお礼(お返事)ができないため感想欄を閉じさせていただいております。
文字数 109,071
最終更新日 2024.09.03
登録日 2024.06.09
外科病棟で「女性看護師」として働く朝霧しずくには、決して誰にも言えない秘密があった 。それは、事情により性別を偽って生きる「男性のオメガ」であること 。
ある夜、突発的なヒートに見舞われたしずくは、密かに想いを寄せる冷徹な外科医・冴島に発情した姿を見られてしまう 。しかも冴島は、しずくを「院長が女装させて囲っている男の愛人」だと最悪の誤解をしてしまう 。
「バラされたくなければ、俺の言うことを聞け」
秘密を盾に取られ、冴島に抱かれることになったしずく 。冷たい言葉とは裏腹に、なぜか彼の手つきだけはひどく丁寧で―― 。「院長の愛人」という濡れ衣から始まり、やがて本物の愛へと変わる、不器用な二人の十二年間の軌跡 。
文字数 23,663
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.13
デイビッド・デュロックは自他ともに認める醜男。
ついたあだ名は“黒豚”で、王都中の貴族子女に嫌われていた。
そんな彼がある日しぶしぶ参加した夜会にて、王族の理不尽な断崖劇に巻き込まれ、ひとりの令嬢と婚約することになってしまう。
始めは同情から保護するだけのつもりが、いつの間にか令嬢にも慕われ始め…
ゆるゆるなファンタジー設定のお話を書きました。
誤字脱字お許しください。
文字数 2,103,525
最終更新日 2026.08.16
登録日 2024.12.11
「まぁ、婚約者なんてそれなりの家格と財産があればだれでもよかったんだよ。」
2か月前に婚約した彼は、そう友人たちと談笑していた。
そうですか、誰でもいいんですね。だったら、私でなくてもよいですよね?
最初、この馬鹿子息を主人公に書いていたのですが
なんだか、先にこのお嬢様のお話を書いたほうが
彼の心象を表現しやすいような気がして、急遽こちらを先に
投稿いたしました。来週お馬鹿君のストーリーを投稿させていただきます。
お読みいただければ幸いです。
文字数 5,385
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
アイビーは墓守として静かに暮らしていた。
目が覚めれば火を焚きスープを温め着替える。
墓の草むしりと掃除を済ませ、養父母が眠る墓に心の中で日々の出来事を伝える。
アイビーが管理する墓地は魔獣に掘り起こされたりアンデット化しないため、他の墓守にも応援を要請される。
彼らは優しく、アイビーに採れたての野菜や肉、パンをくれる。
穏やかな日々を送るアイビーだったが、目が覚めると。
棺の中に居た。
元の身体の持ち主の記憶は流れてくるが、言語が共用語であるリンブル語ではなくカルディア語。
ただ、涙を流し近寄るこの身体の持ち主の自称夫が、物凄い剣幕で罵倒しているのは感覚で分かった。
使用人達も敵対心を持ち、私物を破壊するなどの嫌がらせをしていたことも記憶で『視た』。
アイビーの判断は自称夫をぶん投げ、墓守に戻る事だった。
ただし。
アイビーの魂が元の持ち主と馴染んでいないからか、アイビーが発する言葉は。
「わいらは敵じゃ。関わろごたなかなら放って置け!!」
訛りの強いリンブル語だった。
※作中に出てくる訛りのあるリンブル共通語は方言風言語となります、ご了承ください。
文字数 37,602
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.05
王立学園の卒業パーティーで婚約破棄と断罪を受け、国を出た公爵令嬢オーレリア。
あれから十年。母校の創立記念祭に、一通の招待状が届く。
差出人は学園長。新設図書館の寄贈者として、彼女を主賓に迎えたいという。
――そう。隣国で商会を興した「オーレリア・ウィンズロー」は、いまや大陸で知らぬ者のない人。
会場には、あの日の顔ぶれが揃っていた。窓際で小さくなった元王子。事業に失敗した元取り巻きたち。
復讐? まさか。彼女は十年、忙しすぎましたの。
「皆さまのお顔……ええと、どちらさまでしたかしら」
忘れられていることこそ、最も静かで、最も完璧な決着。
これは復讐しない凱旋の物語。
文字数 23,881
最終更新日 2026.08.05
登録日 2026.08.02
国のためを思って、自分にも他人にも厳しく生きてきた公爵令嬢ヴィクトリア。
その正しさゆえに、社交界でついた呼び名は「鋼鉄の悪役令嬢」。
婚約者のユリウス王子は言いました。
「お前は面白みがない。わたしは真実の愛を見つけた!」
――ピコーン♪
その夜から、彼女の前でつかれた嘘は、すべて現実になるのです。
「扇で頬を打たれましたの」→ バチーン!(本人に)
「ドレスを引き裂かれて…」→ ビリッ!(本人が)
「階段から突き落とされ…」→ ごろごろごろ(本人が)
生まれてから一度も嘘をついたことのない令嬢に、真実の女神さまがくれた祝福『ヴェリタスの鐘』。
断罪の夜会は大崩壊。それでも意地で婚約破棄を強行した王子を待っていたのは、
自分の嘘で自分の首を絞めていく、豪快な自滅劇。
文字数 20,070
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.26
セフィーナ・グラディウスという貴族の娘が、婚約者であるアルディン・オルステリア伯爵令息との関係に苦悩し、彼の優しさが他の女性に向けられることに心を痛める。
セフィーナは、アルディンが幼馴染のリーシャ・ランスロット男爵令嬢に特別な優しさを注ぐ姿を見て、自らの立場に苦しみながらも、理想的な婚約者を演じ続ける日々を送っていた。
婚約して十年間、心の中で自分を演じ続けてきたが、それももう耐えられなくなっていた。
文字数 44,155
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.21
あなたの姿をもう追う事はありません
レンタル有り幼馴染で二つ年上のカイルと婚約していたわたしは、彼のために頑張っていた。
王立学園に先に入ってカイルは最初は手紙をくれていたのに、次第に少なくなっていった。二年になってからはまったくこなくなる。でも、信じていた。だから、わたしはわたしなりに頑張っていた。
なのに、彼は恋人を作っていた。わたしは婚約を解消したがらない悪役令嬢?どう言うこと?
わたしはカイルの姿を見て追っていく。
ずっと、ずっと・・・。
でも、もういいのかもしれない。
文字数 129,036
最終更新日 2023.11.01
登録日 2022.09.05
婚約者から、突然別れを告げられた私。
彼は、完璧すぎる私の幼馴染に惚れたのだと言う。
そして私の元から去って行く彼ですが…何も知らず、愚かですね─。
文字数 1,878
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
「俺はお前とは婚約しない」
学園を卒業したら婚約するはずだったのに、彼は約束を反故にした。
そして一人の女性への愛を口にした。
文字数 13,439
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.30
それなりに資産のある家に生まれた一人娘リーネリア・フリューゲルには婚約者がいる。
その婚約者というのが、母親の友人の息子であるダイス・カイン。
容姿端麗な彼だが、認識が少々甘いところがあって、問題が多く……。
文字数 3,614
最終更新日 2021.04.22
登録日 2021.04.20
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
文字数 20,233
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.05.14
「王女殿下。あなた様を妻に迎えましたが、初夜はいたしません」
救国の姫将軍と呼ばれる王女は、元部下の軍人レイリオンと結婚した。
ところが結婚初夜、突然の白い結婚宣言。
しかも夫は翌日から姿を消し、調べてみれば娼館で二十人もの女性を抱いていたという。
「ふざけんなああああ!!」
怒り狂う王女だったが、夫を問い詰めてみると、返ってきたのは予想もしなかった答えだった。
「姫様への劣情を消すためです」
妻を嫌っているどころか、尊敬し、好きすぎるあまり盛大に間違った方向へ突っ走っていた夫。
「私は崇拝されるために嫁いだのではない。お前の妻になるために嫁いだ!」
救国の姫将軍と、彼女を敬愛しすぎる元部下。
ちょっとおかしな夫婦の、白い結婚から始まるラブコメディ。
文字数 3,419
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.15