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シリーズあらすじ(全体構成)
久我奏太の手には奇妙な体質がある。
女性の胸に触れたときだけ、相手の記憶と感情が流れ込んでくる。それは霊でも、生霊でも、感情の残滓でも同じだ。まるで感情の貯蔵庫に直接触れているかのように。結果的に、除霊まで出来てしまうようになり、否応なく怪異事件に巻き込まれていく。
人里離れた山荘で引きこもり生活を送っていた久我は、
冷静沈着で倫理観が若干ズレている大学生ユウキにスカウトされ、
“胸に未練を残す霊”専門のオカルト探偵として怪異事件に巻き込まれていく。
廃病院、ラブホテル、温泉旅館、女子寮、アイドル事務所、結婚式場――
現れるのはすべて「成仏できない理由が、なぜか胸に集約されている女霊」たち。
久我の能力を“特殊事例”として冷静に運用し、オカルト事件を次々と解決していく。
この物語は、
能力の謎を追う話ではない。
世界の闇に迫る話でもない。
ひたすら――
「胸に未練を残した女霊」と
「触りたくないのに触らされる男」の
不条理な事件解決譚である。
文字数 75,847
最終更新日 2026.03.20
登録日 2026.01.08
「おはようございます、今日も素晴らしい一日の始まりです」
南野綺羅々(みなみの・きらら)、二十八歳。職業、営業事務。
毎朝、労働基準法への形骸化を象徴するような漆黒のクマを、厚塗りのコンシーラーで「抹殺」し、彼女は完全無欠の聖女としてオフィスへ滑り込む。
彼女に与えられた任務は、無能な部長が吐き出す「パッション」という名の精神論を拝聴し、カピカピに乾いた加湿器を磨き上げること。だが、その丁寧な指先は、日常の澱(おり)を数値化し、組織のバグを静かにデバッグするための「キャリブレーション」に過ぎなかった。
ある日、部長の横暴を「事務的」に社長へ直接リークしたことで、彼女は報復人事として、新入社員の部下・犬飼を引き連れ、炎天下の「外回り」へと追放される。
「事務職が現場で何ができる? せいぜい愛想笑いでも振りまいてこい」
鼻で笑う上司たち。しかし、彼らは知らなかった。彼女の脳内には、あらゆる理不尽を論理で粉砕する「最強のExcel」がインストールされていることを。
取引先の無理難題はVLOOKUP関数で因果関係を暴き、傲慢な要求はIF関数による条件分岐で自滅へと追い込む。内勤という名の檻から解き放たれた「社畜女神」が、事務職の矜持を武器に、腐りきった業界のシステムそのものを上書き保存(オーバーライト)していく――。
アスファルトが焼ける空の下、彼女は最高の笑顔で一歩を踏み出す。
「本日も、晴天なり。……さて、どの無能から削除(デリート)しましょうか?」
文字数 199,430
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.02.16
昭和初期――。
ジャズの調べと路面電車の音が響く華やかな銀座の表通り。 その裏側では、法の網をくぐり抜けるクズどもがのさばり、弱い者たちが泣き寝入りする日々が続いていた。 そんな夜の闇に、金で怨みを晴らす裏稼業『夜烏』がいた。 表の顔は、銀座のカフェー「黒猫亭」で働く銀髪ハーフの美人女給・綾。
妖しい銀髪と華やかな笑顔で男たちを魅了する人気者だ。 だが、依頼が舞い込めば——
彼女は冷徹な殺し屋に変わる。
『夜烏』の一員として、金さえ積まれればどんなクズでも容赦なく息の根を止める、血に塗れた仕置人――。 たとえその手がどれだけ血に染まろうとも。
文字数 43,757
最終更新日 2026.06.21
登録日 2026.05.31
唄が聴こえる・・・。
古からの呼び唄が・・・・・・。
それは、人を導き、『常識』から救うものか?
それとも人を狂わせるものなのか・・・?
文字数 8,406
最終更新日 2017.11.21
登録日 2017.11.21
悪魔使い。
それは禁忌とされる悪魔の力を使い、世界から忌み嫌れ、殺されるべく追われる危険なものたちである。
その悪魔使いの中で、天才と呼ばれる少女、クェル・フェル・エル。
そんな彼女が生み出した悪魔に与えられた契約の内容は、『願いをひとつ叶えるたびに、くちづけをひとつ』というもの。
「それじゃ、ちょっとドラゴンとか倒しに行きましょうか」
「くちづけだけで割に合わないと思う時、結構あるんだけど……!?」
世界は残酷で、契約は絶対。
けれど、それが正当かどうかはきっと、ふたりが決めること。
見習い悪魔に、くちづけを。
――――――――――――――――――――
「掴みましたか」
暗く、音のない世界でそんな声が聞こえた。
目覚めた場所はほの暗く、妖しく。
そんな中で、金色の少女はくふふと微笑んで、
「今日からあなたは私の悪魔なので、宜しくお願いしますね♪」
「……はい?」
彼女は理不尽で、滅茶苦茶で。
だけど少しだけ優しくて、あたたかなくちづけをくれる、僕の主だった。
これはたぶん、僕と彼女の繋がりのお話。
登録日 2017.12.04
癒しの魔力を持ち、長きに渡り人々を救ってきた白の魔女──リリヤ・ソールズベリーはある日、大罪を犯した。
黒の魔女が統治する温暖の地、サマースキル公国。その第三公子オルグレンの命の一部を奪い逃走したのだ。
人々の信頼を裏切り、指名手配犯に身を落としてまで、リリヤが逃げ続ける理由は何なのか。
やがて美しい少年公子へと成長したオルグレンに追い詰められていく恥辱に耐えきれず。リリヤは命を延命させる方法を見つけ出せなかったそのときは「責任とって婿にします!」と宣言してしまったのだが……
※◇登場人物紹介イラスト、2019/02/28更新しました。
文字数 115,801
最終更新日 2019.03.15
登録日 2019.01.31
〝名探偵〟が偶然居合わせた喫茶店で、事件が起きないはずがない。
誰が犯人で、誰が被害者か……
現役JK探偵は普通の高校生ライフを守るため、事件が起きる前に推理を騙る。
著名な推理作家の姉を持つ女子高生・根岸 アリア――。
ひきこもりがちな彼女が一歩外に出れば、行く先々で死体が転がり、親類縁者がことごとく殺人事件の被疑者や被害者になってしまう。もはや呪いとも言うべき“名探偵の宿命”を背負いながら、一方でごく普通の青春に憧れてもいた。
そんな彼女がとある事件で知り合った大学生・九野創介の濡れ衣を晴らした事で、お礼にお茶に誘われる。 念願のリア充イベントに浮かれるアリアだったが、デート先で殺人事件が起こるのはまず間違いない。
待ち合わせの時間まで15分! 事件が起こるよりも先に犯人を見つけ出せるのか!?
※なおこの作品は「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 87,768
最終更新日 2018.12.14
登録日 2018.11.10
『このダンジョンはお一人様用です。二名以上でのご利用はご遠慮ください』
ダンジョンという存在が当たり前になった近未来。多くの人にとって冒険者という職業が憧れの的となった時代に、男子高校生の佐藤太郎は平凡な生活を送っていた。しかしある日、何故か自室の本棚の裏にダンジョンの入り口が出来る。
普通なら喜び勇んでもおかしくは無いが、そこは影を極めたような性格の彼。慎重にダンジョンの事を観察しようとするも、ふとした拍子でダンジョンへ入ってしまう事に。意図せずしてレベルとステータスを手に入れた彼は、徐々に現状を変える為に行動を起こしていく。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
文字数 7,741
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.04.10
教育業界に努める花岡陽介(27歳 童貞)は仕事終わりの忘年会に参加していた。
なんの期待もせずに参加した忘年会だがそこでまさかのとんでも性癖・異世界を知る事になる。
人生って深い。
忘年会が進むにつれて酒の量も多くなり、尿意を感じた陽介はトイレに向かった。事を済ませトイレから出ると・・・・・・!?
無能な先輩! 有能な後輩!
戦闘スキル なし! 魔力 なし! ステータス 並! の一般人。
おいしい能力はすべて後輩が!
こんな異世界転移ありなの!?
持ってるスキルはサラリーマンの時のスキルだけ!?
こんなの無理ゲーじゃん!!
責任者呼んで!!
童貞のまま死にたくないんですけど!!
後輩とワンチャン!?
異世界転移にクレームを!
文字数 193,591
最終更新日 2019.10.05
登録日 2019.05.27
魔法学園最弱の男、ユウキ・アルバーナ。彼の固有能力は気持ちの丈が大きければ大きいほど魔法の威力が上がる【インスパイア】。これは、最弱の男が固有能力を生かして、最強の魔法使いを目指す物語。っていうのが魔法使い最弱の俺はなんですよねー。よろしくおねがいしまーす。
登録日 2019.08.13
『執事が執事でなくなる日』の執事・貴裕視点の話です。
ご主人様が執事に欲情する日々、執事はご主人様にどんな感情を抱いていたのか。従順なる敬愛なのか、愛憎なのか。
文字数 14,974
最終更新日 2019.12.19
登録日 2019.12.19
これは職業・主婦(3×歳)の物語。
結婚妊娠後、家事育児パートにと奔走し、気が付いたらアラフォー真っ只中。
夫は遊び歩き午前様、子供たちも自由気まま。何の為に生きているのか苦悩する日々。
パート帰りの川縁でひとり月を見上げた主婦は、疲れた顔で願った。
—このままくたばりたくない。
と。
月明かりなのか何なのか、眩しさに目を閉じると主婦の意識はそこで途絶えた。
眼前に広がる大草原。小鳥の囀り。
拾われ連れられた先、鏡に映る若い娘の姿に、触れた頬の肌のハリに、果たしてアラフォーの主婦は—
開放感と若さを手にし、小躍りしながら第二の人生を闊歩しようと異界の地で奮闘するお話です。
狙うは玉の輿、出来れば若いイケメンが良い。
空回りしながらも青春を謳歌し、泣き笑い苦悶しアラフォーも改めて成長を遂げる…といいな。
*この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 677,398
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.03.09
霊界・・・。それは現世と冥界の狭間にあって、命が交わらぬ場所。浄妙とは無縁の外法の物どもが跋扈し、人を誑かし奈落へ引き摺り込む呪いであり、もののけの類でもある。
時は平安末期、混沌の人界に現れた一条の光。黎明の陰陽師が天命を賭して『百鬼夜行』を退けた。この時、もののけ共は全国津々浦々の土地に封印された。
しかし、千年後。封印されたもののけたちの封印が弱まり、解き放たれようとしていた。
今作の主人公である本間真面目(ほんままじめ)は、あることをきっかけに霊界というものを知り、座敷童と名乗る少女、蒜山(ひるぜん)と協力してもののけたちの封印を施そうとするが、一部の封印から解かれたもののけたちが人間たちと契約して鬼となっていた・・・。
文字数 6,594
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.08.08