「お金」の検索結果
全体で1,992件見つかりました。
「ロザリンド・メイア、お前との婚約を破棄する!」
私、ロザリンド・メイアは、クルス王太子に婚約破棄を宣告されました。
「商人の娘など、元々余の妃に相応しくないのだ!」
あーそうですね。
私だって王太子と婚約なんてしたくありませんわ。
本当は、お父様のように商売がしたいのです。
ですから婚約破棄は望むところですが、何故に婚約破棄できるのでしょう。
王太子から婚約破棄すれば、銀貨3万枚の支払いが発生します。
そんなお金、無いはずなのに。
文字数 5,516
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.11.14
リエル・グランセットは、公式愛妾になりたかった。
領地で相次ぐ冷害、獣害。流行り病での両親の死。領地と外をつなぐ橋の崩落。
増える借金、餓える領民。
それをなんとかする手立てが、国王の公式愛妾だった。
公式愛妾になれば、王様からどれだけでもお金の引き出し放題。今までどれだけ国に惨状を訴えても助けてくれなかったけど、
公式愛妾になれば、愛しい女からのおねだりなら、お金なんて気前よくポンッと出してくれるでしょ?
親もなく、あてになるような婚約者もいない。
なけなしのお金をはたいて王都に出てきたリエル。髪を染め、胸を盛り。さっそく王様ホイホイできたのはいいのだけど。
公式愛妾として王宮に上がるには、結婚して、夫がいることが条件。
なんですって――っ⁉
妾になるのに、夫がいるの?
そして、王様がリエルの夫にと選んだのは、王様の近習、ラーゼイン・アグスレーネ。侯爵家の次男。
若い彼と見た目だけはお似合い、中身は形だけの冷たい夫婦になる。
けれど。
(ふしだらな女と思われてるのかしら)
王様に取り入ろうとする、権力欲と淫らな欲にまみれた女。だから、夫婦になってもそっけない態度のままなのかしら。
本当は、亡くなった両親みたいに、互いを慈しみ想い合う、愛ある結婚がしたかったのに。そういうのを夢見てきたのに。
ラーゼインの態度に、一人傷ついていくリエル。でも、それを望んだのは、まぎれもなく自分で。彼は巻き込まれただけの可哀想な人で。領地のためとはいえ、身を差し出すわたしを軽蔑しても当然で。
そんな時、ラーゼインにリエルの本当の姿を知られてしまい――?
目指せ、公式愛妾! 守れ、我が領地!
十八歳のリエルの、孤軍奮闘(ひょんなことから)溺愛されます物語。
文字数 111,198
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.21
※まだまだまだまだ更新継続中!
※書籍の詳細はteraのツイッターまで!@tera_father
※第1巻〜7巻まで好評発売中!コミックス1巻も発売中!
※書影など、公開中!
ある日、秋野冬至は異世界召喚に巻き込まれてしまった。
勇者召喚に巻き込まれた結果、チートの恩恵は無しだった。
スキルも何もない秋野冬至は一般人として生きていくことになる。
途方に暮れていた秋野冬至だが、手に持っていたアイテムの詳細が見えたり、インベントリが使えたりすることに気づく。
なんと、召喚前にやっていたゲームシステムをそっくりそのまま持っていたのだった。
その世界で秋野冬至にだけドロップアイテムとして誰かが倒した魔物の素材が拾え、お金も拾え、さらに秋野冬至だけが自由に装備を強化したり、錬金したり、ゲームのいいとこ取りみたいな事をできてしまう。
文字数 2,494,282
最終更新日 2026.09.07
登録日 2018.09.09
私は死んだはずだった。
目を覚ましたら、そこは見知らぬ世界。しかも、国王陛下の側妃になっていた。
前世の記憶が戻る前は、冷遇されていたらしい。そして池に身を投げた。死にかけたことで、私は前世の記憶を思い出した。
前世では借金取りに捕まり、お金を返す為にキャバ嬢をしていた。給料は全部持っていかれ、食べ物にも困り、ガリガリに痩せ細った私は路地裏に捨てられて死んだ。そんな私が、側妃? 冷遇なんて構わない! こんな贅沢が出来るなんて幸せ過ぎるじゃない!
そう思っていたのに、いつの間にか陛下が甘やかして来るのですが?
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
文字数 33,875
最終更新日 2023.05.01
登録日 2023.04.21
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
文字数 166,979
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.03.19
子爵家の末娘リリア、四歳。家族の誰にもかまわれず、屋敷のすみで育ちました。
でも私には、前の人生の記憶があります。数字を見ると、勝手に計算してしまうんです。
ある日、お父様の帳簿のお金の使い込みを、うっかりその場で言ってしまいました。
返ってきたのは「出来損ない」の一言と、追放でした。持たされたのは銅貨23枚だけ。
いいでしょう。それなら、この銅貨23枚を開業資金にします。
森で助けた銀色のもふもふな子犬のフェンと一緒に、つぶれかけのお店を立て直しながら、おいしいものを食べる旅に出ます。
つぶれかけのパン屋さんは村一番の人気店に。ガラクタだらけの雑貨屋さんは町一番のお店に。
私はただの経理顧問。なのに、まわりが勝手に大騒ぎしていきます。
え? 今さら「家がつぶれそうだからお金を何とかして」?
……ふふ。数字は、うそをつきませんよ。
※本作は、既存作品を全面的に改稿(リライト)した作品です。
文字数 178,188
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.07.28
45歳の派遣社員、佐々木香織は、契約満了で仕事を失った。
不安定な生活の中で唯一の心の支えは、少しずつ積み立ててきた、世界中の企業に分散して投資するインデックス投資だった。
ところがある日、光に包まれた香織が目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界。
仕事も、住む場所も、お金もない。
手元に残ったのは通勤バッグと、法事用に用意していた真珠のネックレスと珊瑚の数珠だけ。
まずは生きていくため、宿屋で手伝いを始め、そこで物価、流通、価値を知っていく。
商業ギルドの代表や、金融の才能を秘めた少年との交流を通じて、香織はこの世界に「投資」という仕組みを根づかせていく。
「一つに賭けるんじゃなくて、いろいろなものに分けておけばいいんです」
しかし魔物の襲来という危機が訪れる――。
一攫千金を目指すのではない。
無理をせず、戦わず、未来のために少しずつ積み立てる。長期・分散・生活重視。
これは、異世界へやってきた45歳の女性が積み立てる、「第二の人生」の物語。
文字数 82,295
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.21
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》
◆コミカライズ第1巻発売中!
◆第1〜4巻発売中!
コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。
早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。
そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。
道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが…
※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜
※カクヨム様でも投稿をしております
文字数 560,229
最終更新日 2026.09.16
登録日 2024.04.29
「パパとママね。離婚します」
私は、驚きすぎて、声が出ませんでした。
この二人、仲良しなんだと思ってました。
私の勘違いだったみたいです。
「パパは、養子にいきます」
「ママは、お嫁にいきます」
今日は、珍しく外食しようと言われて、ちょっと浮かれていた私ですが、頭に悲しみと?が浮かびました。
ママが離婚したら、お嫁にいくのは分かるけど、パパが養子にいく?
養子?その年で?なんで養子?
私は、目が点になっていました。
「パパとママは、それぞれに真実の愛を見つけたんだよ。分かってくれるね。桃子」
19歳、恋人なし、フリーター、(大学受験失敗)そんな私に真実の愛って。。。
「分かるかい!」と心の中で叫んでみました。
家に一人で帰ってきました。
アパートも来月から、家賃更新らしく、私も今月中にこの家から出ていくように言われました。
もう19歳だし、自分のお金で生活していくように言われました。
「私達にお金の面で、決して頼らないでほしいの」
と言われました。
今、貯金33万しかないよ。
スポーツくじが、当たってなかったら、本当にやばかったよ。路頭に迷うところだったよ。
両親にくじが当たったから、3人で旅行に行こうって言おうとおもってたけど、そんな雰囲気ではありませんでした。
村木桃子、明日から、不動産屋さんを巡ります。
文字数 217,851
最終更新日 2026.09.20
登録日 2025.10.17
『あなたのヒーローをお返しします。末永くお幸せに』
運命の日。
ルキナは婚約者候補のロミオに、早く帰ってきてほしいとお願いしていた。
(私がどんなに足掻いても、この先の未来はわかってる。でも……)
今頃、ロミオは思い出の小屋で、初恋の人と偶然の再会を果たしているだろう。
ロミオが夕刻までに帰ってくれば、サプライズでルキナとの婚約発表をする。
もし帰ってこなければ、ある程度のお金と文を渡し、お別れするつもりだ。
そしてルキナは、両親が決めた相手と婚姻することになる。
ただ、ルキナとロミオは、友人以上、恋人未満のような関係。
ルキナは、ロミオの言葉を信じて帰りを待っていた。
でも、帰ってきたのは護衛のみ。
その後に知らされたのは、ロミオは初恋の相手であるブリトニーと、一夜を共にしたという報告だった――。
《登場人物》
☆ルキナ(16) 公爵令嬢。
☆ジークレイン(24) ルキナの兄。
☆ロミオ(18) 男爵子息、公爵家で保護中。
★ブリトニー(18) パン屋の娘。
文字数 93,869
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.08.24
【第14回恋愛小説大賞受賞作:本編完結済:ただ今番外編投稿中】
「お前ほど醜い女はいないな」
これが新婚初夜でわたくしに言い放った旦那様の言葉です。
どう言葉を返せば良いのやら。まぁ、旦那様はお金のために身売りしたようなものなので、気持ちは分かりますが、新妻にあたりちらすのはどうかと思います。こちらも被害者ですしね。
でしたら、その男優も顔負けの美貌を生かして、金持ちのパトロンでもひっかければ良かったのでは? と思います。愛でお腹は膨れませんよ? 甲斐性なしの朴念仁と心の中で罵っておきます。
とにもかくにも、白い結婚は確定したようなので、離婚を目指して奮闘していたら、何やら私に対する旦那様の態度が変わってきたような? おやあ? 気のせいですよね?
*******申し訳ありません、名前を変更します*******
ウォル・バークレア →ウォレン・バークレアになります。ニコルとウォルを同時に出すと、何故か両者がごっちゃになるという珍現象が。そこまで似ている名前ではないはずなのですが、ニコルの元気でやんちゃな顔と、ウォルの優しくぽわぽわした顔が時々入れ替わる、うーん……
文字数 636,427
最終更新日 2023.04.26
登録日 2020.11.07
かつては英雄と呼ばれた父は事業で失敗ばかり。
そのせいで極貧生活を送るオリヴィア・ディルムーンは、母が倒れたことをきっかけに娼婦になり稼ごうと屋敷を飛び出した。
娼館(たぶん)の店主は札束でビンタしてくる謎の男。
金と引き換えに雇われたと思いきや……契約結婚だった!?
裏社会を牛耳るロベールは仮面をつけており、謎が多いが幸せな結婚生活を満喫中。
そこでロベールを慕うアリスに一方的に敵視され、嫌がらせを受けるもオリヴィアには効果なし。
勘違いから始まる初夜騒動に危険ばかりの血まみれ新婚生活。
次第にロベールはオリヴィアを気にかけるように……?
「この金が欲しければ、俺の言うことに従え」
「──はい、喜んで!」
出会いは最悪、結婚生活は最高……?
愛を知らない公爵と天然怪力令嬢の溺愛バイオレンスラブコメディです。
*この世界のお金はお札にさせてください。
文字数 108,007
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.06.06
OL小柴寛子は40代の大台にのり、見事お局様の称号を手に入れた。
ある日、残業を行っていた時に新人の一人がお疲れ様です、どうぞ。とお茶を持って来たのだ。
まぁめずらしい。と思いながら好意を無下にしないため、勢いよく飲んだ。そして、死んだ。
お茶に入れられていた雑巾の絞り汁が超化学反応を起こして激毒になっていたのだ。
気が付けば幼き少女ロゼッタとして新たな生を受けていた。
寛子の記憶を持ったロゼッタは、自分が新人たちの話に合わせようとやり込んだゲームの悪役令嬢であると気付く。
このままでは第一皇子に婚約破棄を突き付けられてのデッドエンドしかないと気付いた彼女は、バッドエンドを回避すべく動き出す。
念には念を、彼女の性格により起こす行動の結果が明後日の方向に向かうことなど気付きもせずに。
予定として一章は努力で能力上昇。二章は自分で自由にできるお金を手に入れるために商業開始。三章は王国軍総司令官に就任。四章では学園編を五章では神話級戦争を予定しております。
※小説家になろうで既に完結済み作品を加筆修正して投稿しております。
※こちらでのコメント等に関する返答は行っていません。ごめんね。
文字数 1,440,150
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.05.01
「奪うのはスキルだけじゃない、“存在”そのものだ。」
結城誠(35歳)は、冒険者協会に勤める事務員であった。
しかし彼には才能がなかった。
冒険者適性「ゼロ」。
それはこの世の中では致命的な欠点であった。
それが原因で主人公は人員整理という名の理不尽なリストラにあう。
主人公は無理矢理辞めさせられ、絶望している中で更に追い詰められてしまう。
恋人に捨てられ、家賃も払えず退去勧告、さらに難病の妹を救うため一ヶ月以内に1億円以上のお金が必要となってしまう。
人生のどん底に突き落とされた誠は、やけくそでダンジョンへ特攻してしまう。
【無装備】【適性ゼロ】の状態であったが、迫り来るゴブリンに対して素手だけで死に物狂いで討伐を果たす。
満身創痍で、意識が朦朧とする中、一つのアナウンスを聞く。
『――例外処理(エクセプション)を実行します』
本来、想定されていない条件での討伐を果たした事により、世界(システム)にバグを起こしたのだった。
誠の前に現れたのは、ポンコツだが可愛いサポートAI「エク子」。
そして手にしたのは、敵のステータス、スキル、さらには対象の「存在そのもの」すら根こそぎ奪い去る最強のユニークスキル【存在強奪(コンセプト・スティール)】だった!
これは、すべてを失った最弱のおじさんが、バグスキルとAIを相棒に、底辺からダンジョンを無双していく痛快な下克上ファンタジーである。
文字数 437,952
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.05.29
「普通を探した彼の二年間の物語」
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
文字数 545,775
最終更新日 2025.11.29
登録日 2022.10.28
タイトル通り。
各所小説投稿サイトで小説を投稿して実際に収益になるのかの実験体験記です。
文字数 5,357
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.09.10
私はマライア、プライス商会の次女だ。私には兄と姉がいる。そして姉は学生でありながらモデルをしているとても美しい女性なの。
私は残念ながらそんな姉の引き立て役よ。でもお姉様は優しいから幼い頃から大好き。
ある日のこと、学園ではお姉様宛てのラブレターをいつも渡される私が、なんとこの日は映画に誘われた。しかも上級生でこの学年で1番お金持ちで素敵だと言われている男性によ。
信じられない! 私は夢みたいなこの現実を喜び、彼と付き合うことになったけれど・・・・・・
※史実には一切基づかない異世界のお話しです。現実に映画が普及しはじめた時代のことではありません。現代的表現や機器や調味料、料理など出てくる場合あり。青空独自の世界ですので、時代考証に忠実な世界をお好みの方はごめんなさい。
残酷すぎないざまぁ、姉妹対決となっております。途中タグの追加あるかも。ショートショートの予定ですが変更する場合もあります。
文字数 5,443
最終更新日 2022.10.21
登録日 2022.10.19
ねえ、おねえさん。男に振られたから死にたいってホント?
お金も貢いだの? 家賃払ってあげたり、高い時計やアクセサリー、香水なんかも買ってあげたんだ? なのに、家政婦扱いは酷いでしょ、って?
一生懸命働いたのに、ゴミを見るみたいな目を向けられた?
うっわ、かわいそー。
ああ、だからこんなところでヤケ酒してるんだ?
……そう。そっか……
あのね、あたし彼氏とかいないけど推しがいるの。
お金無いと、ライブ行けない。彼に会えない。遠くから見てることしかできない。じかに話し掛けることも、返事を返してもらうことも、笑顔を見せてもらうこともできない……っ!
寂しいの、彼が足りなくて、寂しくて寂しくて死にそうな気分になる……
だから、早くお金を作らなきゃっ!!
おねえさん、彼氏に振られて死にたいんでしょ? だったら、お金も要らないでしょ?
ねえ、要らないって言うなら譲ってよ?
文字数 11,384
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.07.01
「私なんて、何をしても普通だから。結婚さえすれば、きっと幸せになれる」
十六歳の伯爵令嬢クラリスは、そう思っていた。
特別美人でもない。
成績も普通。
魔法も普通。
これといった才能もない。
幼い頃は貧しかったアシュフォード家も、父の事業が成功して裕福になった。いつしかクラリスは、自分で何かを成し遂げるより、誰かに選ばれ、幸せにしてもらうことを望むようになっていた。
そんな彼女に待っていたのは――婚約破棄。
父の事業失敗で爵位は降格し、婚約者には捨てられた。
しかも、新しい婚約者になったのは学院で一番仲の良かった親友。
家にはお金もなく、学院まで退学することになった。
「私には、もう何もない……」
絶望するクラリス。
けれど、兄は領地を諦めていなかった。
そして兄の友人である公爵夫妻から、
「あなた自身は、何ができるの?」
と問われる。
特別な才能はない。
それでも、貧しかった頃に身につけた家事や仕事の経験、人をよく見る力ならある。
「……私にも、できることがあるかもしれない」
領地の特産品に目をつけ、失敗しながらも領地再建に挑み始める。
やがて小さな成功は大きな成果へ。
一方、彼女を捨てた元婚約者は気づいていく。
自分が見下していた「普通の令嬢」が、実は誰よりも自分たちを支えていたことに。
そしてクラリスの前には、商才に溢れた一人の青年が現れる。
「あなたといると、楽しいです」
誰かに幸せにしてもらおうとしていた少女が、自分の人生を自分で切り開いていく。
婚約も、親友も、爵位も失った普通の令嬢の、逆転と溺愛の物語。
*****
10時20時更新します。
いつもより長編の予定です。
文字数 124,378
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.08.12