「利」の検索結果
全体で6,170件見つかりました。
登場人物
主人公 「霧島 ナツメ」(きりしま なつめ)
ナツメの親友「東條 蓮」(とうじょう れん)
いじめをした生徒「高峰 悠」(たかみね ゆう)
謎の美少女 「姫島 恋奈」(ひめじま れな)
生徒会長「御門 一」(みかど はじめ)
灰色の質素な校舎。一星学園。そこにはどこか黒くおびただしい雰囲気が漂っている。この学校は学力に支配されており、学力が全て。学校校則は学力の高いものが決められるという掟であった。そうだ、この学園では学力こそ全て。1番上のクラスからα。2番目のクラスがβ。そして1番下のクラス、ナツメと蓮が在籍しているクラスはこのγクラスだ。βに編入するためにも勉強を重ねて、βクラスの人間より学力をあげる必要がある。そんな学力差別がいじめを起こす。その標的は主人公の親友、蓮。いじめが原因で蓮は退学を決意する。ナツメが悩む中、謎の美少女「姫島 恋奈」がナツメの目の前に現れ、ナツメの過去を知っているという。ナツメは御門 一という男に記憶を消されたのだと。そのことを教えてくれた美少女の正体は一星学園副会長であった。恋奈はこの学園を変えたいという思いがあり、γクラスで1番成績が伸びている主人公に目をつけ協力を仰ぐ。協力と復讐を誓ったナツメはこれよりも根気を入れて勉強を始めた。中間テストでは15位という結果で、元々のポテンシャルもあり上位層に食い込むことができた。終わったあとに生徒会長「御門 一」に期末テストでナツメと恋奈のどちらも一に勝利することを条件に校則を変えることを約束した。見事期末テストではナツメが1位、恋奈が2位と一を打ち負かした。テスト後、一が自分の思いを語りそれを理解したナツメは、御門 一にも協力を求め改革を始めた。退学した蓮をはじめ、一星学園に戻ってこれるようになった。無事学校の校則を変え、普通の学園生活を送るのだった。
文字数 5,187
最終更新日 2022.09.06
登録日 2022.09.06
父親が倒れた事により、リサイクルショップ経営をする事になった立木才世。
だが父親が倒れた原因である激務は変わる事なく、立木才世も激務に呑まれ、25歳という若さで、過労死によって世界を後にした。
才世が気がつくと、才世はどうしてから大高原の真ん中に一人立っていた。
確認してみると若返っている身体、それにゲーム設定の様なステータス画面。
そしてステータス画面に表示されるスキルは
———【再生利用】
過労死によって異世界に転移した才世は、何故か得たスキル【再生利用】を利用して、異世界にでリサイクルショップを立ち上げて、穏やかで楽しい異世界ライフを送っていく。
文字数 3,611
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.07.15
能力と共に代償を持って生まれる世界。
そんな世界において最強と呼ばれる男がいた。
いわく万の敵を相手にして勝利する男、いわく世界を相手にして勝利を収める男、いわく万物の頂点。
現代社会において比肩するほどの人物は誰もいないと言われる男は、ある日思いたったように婚姻する。
神をも恐れぬ力を持ち、生涯孤独とされた男が何故いきなり結婚したのか。
全ては謎に包まれているが、一つだけ分かることがあるとするならば──彼は世界一の愛妻家である。
文字数 5,986
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
世界から隔絶された街で生きてきた孤児のユアは、隠していた癒しの力をブリュンガルデ王国に知られたことによって強制的に戦争へと身を投じることとなる。
戦争はブリュンガルデ王国の勝利で終わったが、特権階級に属する者たちは献身的な活躍をしたユアを英雄視するどころか奴隷のように扱っていた。
「それでも私にはアルフォンスがいる」
戦争時代はユアの護衛であるのと同時に将来を誓い合った恋人のアルフォンス。彼だけが今のユアの心の支えであったが、そんなアルフォンスも半年以上ユアの前に姿を見せてはいなかった。
「なんで会いに来てくれないの?」
不安ばかりが加速度的に募っていく。
王から突然の呼び出しを受けたのは心と体が悲鳴を上げているまさにそんなときだった──。
文字数 38,915
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.10.21
自分を利用した幼馴染と再会した。
だが私は魔女に姿を変えられ、再会しても気づかれずにいた。
また利用される風を感じ取り、なんとかこの美青年の手から逃れようと画策する。
あらすじ
見た目だけ幼女のままの呪いをかけられた私は、なんとか一人で暮らしていっていた。
が、急に戦争が始まる。
そして隠れていたとき、敵国の魔法使いに見つかり捕まってしまう。
酷いことはされません。
幼女に変えられた魔力のない女と、自己愛が強そうな美青年魔法使い(軍人)
レイプ、暴行などの【言葉】が出てきます。
「障害者扱い…」などの表現に、不快に思う方もいるかもしれません。注意
主要キャラ
マルチーノ・ブランシェ
桃色の瞳、プラチナブロンドのストレートヘア。毛先が上に跳ねている。
幼子の姿。
リチャード・フィーピー
軍師兼魔法使い。
明るい金髪、知能派で好戦的、自信家。
目立つタイプの美青年。
カルネ
マルチーノ・ブランシェの本来の名前。
アンニュイな雰囲気のブランシェと違って、比較的目立たない見た目。
ダークブラウンの瞳と髪、そばかす。
文字数 14,253
最終更新日 2025.05.08
登録日 2022.12.24
休職中の身という立場を利用し、臨接するアズウェル公国を訪れた執事のハリエットは、しつこく言い寄る輩に絡まれているところを、顔半分を包帯に覆われたクラウスという名の男性に助けられる。ところが、連れもなくハリエットがひとりで旅をしていると知った男は、なにを思ったのか突拍子もない提案を初対面の彼女に告げてきた。衣食住と安全を保証してやる。俺のところに来い、と。しかし熱心にハリエットを住居に招こうとする男には、なにやら事情があるようで――。異国の地で出会った男と女が紡ぐ、じれったくももどかしい恋の物語。
登録日 2015.06.05
大陸の片隅にある美しい小国・東方義国。
老練なる軍師タケオミは、大国サンドリア帝国から突きつけられた、実質的な無条件降伏を迫る「従属圧力」に頭を悩ませていた。
降伏しても、その後に続くであろう大戦争で自国の民や若者たちが最前線で磨り潰される未来は目に見えている。
タケオミは、最愛の孫娘ルカとの何気ない日常会話から、自国の持つ「地理的優位性」に着目。
東方義国を大国間の「絶対不可侵な緩衝地帯」にするという奇策を閃き、動き出す。
しかし、サンドリア帝国は折衝を早々に切り上げ、十万の軍勢による武力侵攻を開始。
経験不足から動揺する若き現帝マクラに対し、タケオミは「民の命を消費する覚悟と責任を備えよ」と激しく叱咤し、二万の防衛軍による決死の迎撃戦へと打って出る。
過酷な戦場で、タケオミは圧倒的な武技を誇る傭兵団長カザンと出会う。戦場では死神と恐れられながらも平時は天然なカザンと、人間の善性の象徴であるルカが惹かれ合っていく姿を見たタケオミは、若者たちの未来を守るため、すべてを布石とする孤高の大戦略を発動する。
タケオミが事前に世界各地へ仕込んでいた「経済のわずかな歪み」と、マクラ帝が自ら軍旗を断ち切り命がけで全軍を鼓舞した「覚醒」が完璧な噛み合いを見せ、周辺国は「サンドリアが大陸制覇の野心を暴走させ始めた」という強烈な猜疑心(恐怖)に囚われる。
結果、サンドリアの第二陣(増援部隊)は他国との国境防衛に縛り付けられ、前線は孤立。カザンの剣が敵将を討ち取り、東方義国は十万の敵を破る「奇跡の大勝利」を収めるのだった。
戦いは終わり、国中は歓喜に沸き、カザンとルカは未来の約束を交わす――誰もが最高の「ハッピーエンド」を確信した、その数ヶ月後。
勝利の代償はあまりに重かった。
情報と経済を操り、大陸中の軍隊をチェスの駒のように動かした東方義国(タケオミ)の底知れぬ知略に、大国たちは芯から恐怖を抱き始めていた。
時代は「剣と槍の戦争」から、目に見えない「経済と政治の戦争」へと姿を変える。大国たちは完璧な善意を装った『大陸間連盟』を締結し、東方義国の流通をジワジワと締め上げる冷酷な包囲網システムを起動させたのだ。
自分が人間の悪意(猜疑心)を利用して勝った代償として、より洗練されたシステムの呪縛に首を絞められる、真の「バッドエンド」の深淵。
しかし、窓の外にはなおも美しい生の輝きを放つ、カザンとルカの姿があった。老軍師タケオミは「老いてばかりもいられぬな」と呟き、愛する者たちの未来を守り抜くため、再び世界を欺く冷徹な仮面を被り直す――。
文字数 21,571
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.30
住む場所も仕事も失ったルインは、古い屋敷の管理人となった。しかしそこには人語を解する蜂の魔蟲がいて、ルインは魔蟲と暮らすことになる。
面倒事は回避したいが、意外にも働き者の魔蟲たちは快適生活を提供してきて――――。
「絆されたりしてないからね!?」
これは少しひねくれていてちょっぴり打算的な少女が、働き者な魔蟲たちを利用しようとして、できたりできなかったりしながら暮らしていくお話、かもしれない。
注意:主人公の性格が若干悪いと思います。
文字数 191,061
最終更新日 2019.05.03
登録日 2017.08.31
【楼主×死神】
吉原にある藤乃屋。楼主の最澄(もずみ)は、吉原では珍しい京言葉を使う。ある日、競争店である菊乃屋の花魁が殺された。裸体の花魁の首を鋭利な刃物で切り裂いた犯人。疑われたのは、最後の客では無く、最澄だった————。
「人と違うとあかんのか?」
彼の前に現れたのは、自分を死神だと名乗る少女だった。
自分の生い立ちに不満を抱えた最澄。追い討ちをかける様に犯人だと罵られる。自分の身の潔白を証明出来るのは、少女だけ————。親から継いだ藤乃屋を守る為、楼主である最澄は、真犯人を追う事を決めた。
生きる意味を模索する楼主と死神の少女が送る和風ミステリー。人の欲が入り乱れる吉原で、真犯人は見つかるのか?!!
文字数 12,329
最終更新日 2024.06.27
登録日 2020.05.16
――魔王の時代、あるいは妖精の時代。
人々は現在をそう呼んでいる。
大陸の外、南海諸島に向かう港町の宿屋で、『平凡な吟遊詩人《旅の楽師》』に身をやつした26歳の『神の子』サミルは、英雄級として名が知れる傭兵『堅牢剣鬼』ハルディアに春を買われ、契約の一夜を過ごした。
「男も喰えそうかい? 英雄さん」
「ん、他の男はわからぬが、楽師さんは喰わせて頂く」
22歳のハルディアは若干初々しくサミルを抱いて、「本気で楽師さんに惚れたので、行先についていく」などと言い出した。
『堅牢剣鬼』は腕が立つので連れて歩けば自分が楽だし、普段フード付きローブで顔を隠すサミルと違ってその出で立ち――鎧姿は知れているので、色々便利だ。
好意が前提なら扱いやすいだろうし……若干、サミルの側も『この英雄さん、好ましいな』という情が湧いていたので、サミルは同行を許可して、二人は一緒に南海の冒険に乗り出したのであった。
年下の初々しい攻め、年上の包容力受け、のんびり更新冒険譚、ハッピーエンドとなっております。
※致してる話にはタイトル末尾に☆付けています。
表紙イラストレーター:ぬるめのおゆ。様
文字数 159,571
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.08.03
帝国妖異対策局では、危険な妖異についての情報を臣民の皆様に提供しております。妖異に遭遇する危険性はいつでもどこでも誰にでも存在しています。もし妖異を目撃した際には直ちに帝国妖異対策局までご連絡ください。
※メタ注意書き
・SCP財団やRPC機構のような報告書形式で異常なお話を紡いでいく感じです。
・一種の図鑑のようなもので、各記事は独立した内容となっており、どからでも読むことができます。
・上記の理由から、タイトルのTYT番号が途中で飛んでいることもあります。
・二次創作大歓迎です。お好きな妖異をご利用ください。引用の際は「(管理番号)@帝国妖異対策局」と紹介文や本文あるいは近況ノートなどのどこかに一つ入れていただければOKです。
文字数 27,960
最終更新日 2025.06.29
登録日 2025.05.05
「今この場を持って私、レオンフォードは公爵家令嬢アナスタシアとの婚約を破棄し此方のリリス男爵令嬢と婚約する!」
「なっ何故ですかレオン様!」
王主催の夜会。
高位貴族の多く集まる中、私アナスタシは第一王子レオンフォード様から婚約破棄された。
「私の婚約者と言う立場を利用した数々の悪事を私が知らないとでも思ったか!証拠は揃っている。公爵家令嬢アナスタシア、貴女を身分剥奪の上に国外追放する」
如何してこうなってしまったのかしら?
只、貴女に見てもらいたかっただけなのに。
「はいカートッ!今日は此処まで」
「お疲れ様でしたー!」
文字数 6,222
最終更新日 2018.10.21
登録日 2018.09.26
平凡な僕が夜にだけ開くお店、『うみかもめ』は不思議なお客さんが来る。不思議なお客さんと交流したり、時にはおつかいを頼まれたりもする。
いつのまにか彼女らの便利屋まがいをしたり、平凡な僕が平凡でない日常を過ごす物語だ。
文字数 1,501
最終更新日 2019.09.13
登録日 2019.09.13
遂に茶店の歌姫も4に突入。今回は現代ファンタジーで侍を主軸に添えた物語。もちろん女将さんとエヘ幽霊は健在。どう考えても伏線的にエヘ幽霊が悪いのだが。主人公のユウは由緒正しい武士の家柄に生まれた。しかし現代に侍はいないし、剣道は汗臭くて不潔で人気はない。それでもユウは侍になりたかった。ふとした時に街に侍が現れて通行人を斬って暴れ出す。駆けつけたユウの前に変なエヘ幽霊と蛍が現れる。そしてユウは侍になる所から物語が始まるのでした。ドンドン! ピュウピュウ! パフパフ! 宜しくお願い致します。無事に茶店の歌姫の30万字も書き終わり安堵する。次に何を書こうかと思ったら、人間の一生がいいなと感じる。ので、考えることにしよう。侍では時代劇だし、侍と騎士を戦わせるのもなんだかな。一層のこと現代劇で刀を振り回したらいいのだろうか? 気楽に書こう。タイトルを変えるのも不利だから茶店の歌姫4に変えよう。まあ、1話の5000字を書き終えて、普段通りです。結局、同じ作品の角度違い、○○編違い、ワンピースの島違い、ドラゴンボールや毀滅の刃の敵違いの方が設定を考えなくて良いので楽という結論。ほぼ続編の様な作り鴨。本拠地が渋谷ということもあり、ふと思うとよく奈落の神タルタロスが出てくることに気づく。騎士でも、魔法使いでも、侍でも同一作者の発想なのでタルタロスはよく出てくる。
文字数 100,392
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
せめて教育だけは平等であるべきだ。日本社会の荒廃は教育の衰退が根本原因となっていることは否めない。貧富の差は仕方がないかもしれないが、せめて憲法第26条第2項で保証されている国民の「教育を受ける義務」は守られるべきである。これは権利ではなく義務なのだ。
だが給食や制服、上履きや縦笛、学用品など様々な物が有料になっているのが現状だ。そして精神教育、道徳や哲学が軽んじられている。そんな教育の理想について考えてみました。これは筆者の夢でもあります。
文字数 24,624
最終更新日 2025.08.18
登録日 2024.09.28
元カレにお金を騙し取られた過去をもつ女子大生のユキジは、落し物のあみぐるみに導かれて訪れたハンドメイド雑貨店でひょんなことからアルバイトをすることに。
イケメン……に見えなくもないイケボのオジサン店主綿貫さんに利用(?)されつつ、店の経営を立て直していく。
しかしこのいつも小汚い格好の綿貫さんにはどうやらいくつも秘密があるらしく……?
大の嘘嫌いだったのに、この人の嘘はなにかが違う。隠されるほどに惹かれる不思議。気づけばイケメン店主とひとつ屋根の下!? ユキジに一体なにがあった!?
ほっこりかわいい手作り雑貨に
はんなり田舎関西弁つっこみ
恋に秘密に、推しごと、そして
え、地球のおわり?
作者の趣味と理想と妙な現実感が炸裂する
社会人女子向けラブコメ!
※この作品はフィクションです。実際のハンドメイド雑貨店はもっとしっかり経営・営業されていますのでご安心ください。また、作中に登場する店名・ハンドメイド作家名、アイドル名及びグループ・団体名はすべて架空のものでありモデル等も一切存在していません。作者にアイドルを否定する意図は一切ありません。令和のアイドルさんたち、今日も張り切って世の中に元気を届けてください。
ⓒkomomomoco 2026
エブリスタにも掲載
文字数 92,307
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.04.28
気がつけば異世界。
気がつけば片田舎。
そして気がつけば――文明レベルが中世!?
超能力少女・カオルコは、ひょんな事故で異世界の片田舎に転移してしまう。
ソード&マジック世界だが、魔法も剣術も使えない彼女には“超能力”がある。
生活のために冒険者となった彼女は、相棒ルウリィと日々クエストをこなしながら、文明レベルの低さに、異世界に持ち込んだタブレットからの知識を使って、村人たちのために“ちょっと便利なもの”を作り始める。
最初は村周辺の地図作成から始まり、そして村人の生活を少しずつ改善するつもりだったのに――、気が付けば片田舎のココタ村から、世界を変える産業革命を起こしていく……。
へっぽこ冒険者の二人が織りなす、ちょっとの冒険と産業革命を描いた異世界ファンタジー。
文字数 89,161
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31
「とにかく、光華諸学院に転校しろ。」
立場的には、ぼくの義父なのだろうが無茶を言ってくれる。光華? 諸学院とはなんぞ?
「大丈夫だ! 行けばすべてわかるようになっている。青春ってやつを満喫してくるんだ、槇村龍斗(まきむらりゅうと)。」
リュートは、義理の父とはあまり、仲がよろしくなかった。
「なんなんですか? この光華諸学院というのは。」
「全寮制の中等教育機関だ。」
「どこにあるんです?」
「聞いてどうする。」
「行くんですよ。当然でしょう。」
「……知らんな。」
「そんなはずないでしょう。あなた、今、全寮制っていいましたよね。ということは、どこかにあるんでしょう?」
「ないものはない。」
「嘘をおっしゃい。それとも、ぼくには教えたくないんですか?」
「お前には関係ないことだ。」
「ありますとも! 学校に行くのはぼくですよ!」
「だったらなんだというんだ。」
「あなたはいつもそうだ。ぼく自分の都合のいいように利用して、都合が悪くなると放り出す。」
リュートは、遠い目をした。
「いや、都合が悪くなって放り出しても都合よく利用する。」
「それがどうした。お前がなにをするかは、行った先でお前が決めることだ。私は関係がない。」
「あなたのそういう態度が、ぼくの人生を狂わせたんです。」
「そうかもしれんな。だが、お前はそれを望んでいたんじゃないのか?」
「よく言う……!」
リュートは、思わず、笑いだした
笑うしかない状況だ。
突然、全寮制の学校に叩き込まれ、しかもそれがどこにあるのかも分からないときている!笑わずにいられるだろうか? いや、いられない。
だが、それはそれだ。
問題は、どうやって、この義父(とでも呼ぶしかあるまい)から逃げ出すかだ。
そのことだけを考えよう。
「わかりました。言われた通りにいたしましょう?
で、いつ出立いたします?」
義父は、一抱えほどもあるトランクをよっこらしょと、言いながら取り出して、リュートに手渡した。
「なんて、行き届いた『親』なんだろう。準備は完璧だ。」
「まさか、今晩出立しろ、と。」
「まさか! 今晩のわけないだろう?」
「デスよね!」
二人は声をそろえて笑った。
「今すぐに決まってるだろう?」
はあ?
リュートの周りで世界がぐるぐる回ったような気がした。
文字数 39,076
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.05.02
ある日、貴族の娘が失踪した。
見つけ出せば、貧民には一生遊んで暮らせるほどの賞金が出るらしい。
”ヘリオス”――――それは、水蒸気と炭鉱に囲まれた陸の孤島。
その町は、周囲を幅600メートル、深さ1キロほどの輪状の巨大な溝で囲まれた地面の上に築かれており、まるで陸の孤島のようだった。
レンガと木で造られたその町は、周囲の溝を炭鉱として利用しており、独特に発展した蒸気機関が住民たちの生活の根幹を担っていた。
そんな閉鎖的で寂しく美しい町のおんぼろ家に住む14歳の少年、シューゼ。シューゼは、下層民としての生活に憤りを感じながらも、どこかで満足していた。
しかし、とある日。シューゼは、貴族の娘が失踪したニュースを目にする。
と、さらにシューゼの炭鉱には灰色の髪をした少年が突如として現れ、シューゼの運命は少しずつ変わることに――――。
――――王道スチームパンクファンタジー、ここに開幕。
文字数 75,340
最終更新日 2025.08.22
登録日 2025.08.22
おいらは宇宙を駆けるトラック野郎。
積み込めるものなら何でも運ぶ。依頼主の望み通りにキッチリ運ぶのがおいらのモットー。
いつか大好きな歌い手の推しちゃんだらけの痛船(デコトラ)を作って荷物を運ぶ傍ら彼女の声(歌)を宇宙の端から端まで届ける事がおいらの夢さ。
SF短編と言えば…なシチュエーションの一つですよね「冷たい方程式」!
私が書くなら…ってという事で書いてみました。
前作「名無しな神様の僕は、健気な少女に肩入れしても良いのだろうか?」の投稿直後から試行錯誤しつつ書いていたら、ちょっと思う所ありまして、お蔵入りにしようとしたんですが、なんだか気持ちをうまく切り替えられなくて。
それで結局最後まで書くことにしました。
ただ、題材的にちょっと思う所があってXで告知するのは控えます。
プロトタイプ版もありますので、良かったらそちらもお読みくださると嬉しいです!
※明日4/24、6:30頃予約投稿済みとなります。プロトタイプ版も同様の理由でXでの告知はしません。
どうぞよろしくお願いします。
※いいねやお気に入りはとても励みになります!気軽に押してください♪
※サイエンスフィクションというよりシチュエーションファンタジーの可能性大
※ご都合主義
※名称などは読みやすさや響きを優先して付けたものです。
※作中に登場するすべては架空のものです。作者の勝手な創作によるものですので広い心で受け止めて頂けると幸いです。
※無断転載及び転用や利用等はご遠慮ください。(おまじない)
文字数 15,949
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.04.23