「本」の検索結果
全体で48,370件見つかりました。
-- BL風味なのにロマンス皆無なグダグダコメディ --
◯作品説明
登場人物は基本オトコのみ!
神楽坂でアナログレコードの中古買取販売をしている "MAESTRO神楽坂" は、赤レンガで作られたオンボロビルの一階にある。
五階はオーナーのペントハウス、途中階は賃貸アパート・メゾンマエストロ、ビルの名称は "キング・オブ・ロックンロール神楽坂" というトンデモハウスで展開する、グダグダのラブとラブじゃないコメディ。
ロマンスゼロ、価値観はかなり昭和、えげつない会話とグダグダの展開、ライトに読める一話完結です。
◯あらすじ
多聞蓮太郎は、MAESTRO神楽坂の雇われ店長であり、オーナーの東雲柊一と "友達以上恋人未満" の付き合いをしている。
ある日、多聞が店番をしていると、そこに路地で迷子になった天宮北斗というイケメンがやってくる。
何気なく道を教えた多聞。
そのあと、多聞が柊一と昼食を取っていると、北斗が道を戻ってきた。
北斗に馴れ馴れしく話しかける柊一、困惑顔の北斗。
だが、よくよく確かめたら、柊一の知り合いが北斗にそっくりだったのだ。
おまけに北斗は、柊一の義弟である敬一の幼馴染でもあった。
一方その頃、メゾンの住人である小熊から、屋内で幽霊を見たとの話が出てきて…。
◯この物語は
・登場する人物・団体・地名・名称は全てフィクションです。
・複数のサイトに重複投稿されています。
・扉絵などのイラストは、本人の許可を得てROKUさんの作品を使っています。
外部リンク:https://www.pixiv.net/users/15485895
文字数 390,762
最終更新日 2026.05.17
登録日 2020.07.16
「鏡よ、鏡。
一番美しいのは……」
何よりも美しくあろうとする姫さま。
そして何よりも美しい林檎をつくりあげる農家の白雪。
物語は、ある日姫さまが「一番美しいのは……」と鏡に尋ねたところから始まる。鏡は少し考えてから姫さまに「姫さま、それはこの城のキッチンにある林檎です。それがいちばんうつくしい」と伝えた。何よりも美しくありたい姫さまは顔を真っ赤に膨らませ、靴も履かず部屋を飛び出した。大きな扉を嵐のごとく激しく押し開き、キッチンの中を見渡す。
ふと目についた戸棚の扉をゆっくりと開き、その暗闇の中へ白く透き通る手を伸ばしていくーー。
普段イラストや漫画を中心に活動している、ゆありと申します(なので表紙も自作です)。小説は思いつく限り三回ほど挑戦したことがあるのですが、毎回最初の数ページで断念してしまい書き上げられたことがありませんでした……。本当に書き物というのは難しい!
しかし今回は小説のルールなどを一通り勉強してからの挑戦、そして原作のある作品、有名な白雪姫をベースにしたこと、先にプロットでラストまで作成してきたという準備万端状態なのできちんと完成させることが出来ました!嬉しい!
読みやすいよう数話に分けて公開していきますのでよろしくお願い致します。
文字数 9,232
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.09.20
周りと波風立てずに生きたかったアメリア・フローレスは、相手が求めるまま適当な社交辞令ばかりを口にしていた。そうしたら勘違いした第一王子がプロポーズしてきたのでさすがに断ったら──
「あれだけ僕に愛を囁きながら断るなんて…! さてはお前わざと誑かしたな! この国を乗っ取るつもりだろう! 国家反逆の罪で処刑してやる!」
(っていやいや飛躍しすぎでしょ。誑かす? 国家反逆? 愛なんて囁いたことありませんけど。……はあ、こうなったら社交辞令なんて口にしている場合じゃない。こんな理不尽な理由で死ぬのは御免だ。平和に過ごすためにずっと隠していたけれど、歴史上最も危険と言われている破壊の魔法を使っちゃおうかしら)
──どうやらこの公爵令嬢、本当に国家反逆するようです。
文字数 6,178
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.09.18
勘違い男に悩まされる全ての女性へ
愛が上手く伝わらない全ての男性へ
【あらすじ】
ありきたりな愛の言葉や頭のおかしい演出のプロポーズでは結婚なんて出来ません! 勘違いだらけのプロポーズに女性の代弁者ドリス・シルバー男爵令嬢が物申す! 男性代表ニコラス・ホワイト伯爵子息はダメ出しにめげず、愛を伝える事が出来るのだろうか!?
【作品情報】
ラブコメディファンタジー(愛の幻想喜劇)
完結まで毎日更新 全23話 ノンストップ!
本文 約5万5千字
【スタッフ】
文章: 狸田 真(たぬきだ まこと)
イラスト: 与那国アルガ
他: 編集スタッフ
文字数 58,115
最終更新日 2021.01.31
登録日 2020.11.20
「あなたに友達はいるか?リアルでもネット上でもどちらでもいい。あるいは片思いでも、両思いでもいい、恋人はいるか?」
もしそう聞かれたらどう答えるだろうか。これは就職の面接の場ではない。本当の事を聞いているのである。 私はどちらもゼロだ。友達もゼロ、恋人もゼロ。人を好きになったこともない。友達が少ない、過去には恋人がいたが今はいない、などのまがい物ではない。そう、私、いや僕は正真正銘、究極のボッチである。
ボッチにとって、この社会は戦場であった。
そしてこれはその戦場の中、たった一人でもがき、苦しみ、戦い抜く物語である。
文字数 108,812
最終更新日 2021.10.14
登録日 2021.01.24
二人にとって私は二番目なのだとしたら、この殺気だった感情は初恋と呼ぼう。
***
簡単に落ちる恋だとすれば、簡単に幸せにさせてくれてもいいのに。
ーーーーーーー
そのまま、艶やかな夜に同化して消えていってしまうんじゃないだろうか。
浮世離れした、どこかミステリアスな上司は、高校時代に彼女が交通事故で亡くなってから本気の恋をしたことがないと言う。
「美琴なら、一緒にいても気楽だな」
そういって私の誘いに乗ったのは、所詮二番目だったから。
私ではなく誰かを思って抱いた癖に、私はそれでもいいかと諦めていた。
「そーゆうの、止めといたら?」
彼の弟が私のやさぐれた気持ちを、ゆっくりと癒していく。
噛みつくようなキスが愛しい。
本当の自分を全て見せた、あの艶やかな夜の香り。
でも次の日に、彼は突然姿を消した。
私の前に現れたのは、記憶を無くして別人になってからだ。
ーーーーーー
上司兼婚約者
賢木 泉(さかき いずみ)29歳
×
巫 美琴(かんなぎ みこと)26歳
×
泉の弟
賢木 遊馬(さかき あすま)25歳
ーーーーーーー
表紙はフリイラお借りしています。
文字数 39,185
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.01.31
魔王討伐のため勇者召喚した愛と平和の女神、アテナだったが誤って猫を召喚してしまう。
例え動物でも異世界転移の慣例に従いチート能力を授けることとなるが、しょせんは猫だから、と多くのチート能力を猫に授けてしまう。
アテナの予想に反して、なんと猫は瞬く間に魔王討伐を成してしまう。
ここまでは良かった。
真の恐怖はここから始まる…
【登場人物紹介】
魔王…異世界の恐怖の魔王。女の子。ドラにモラハラされている
アテナ…異世界にドラを呼びだした女神
ロキ…お助けキャラの邪神
7賢…異世界の秩序を保つためアテナに任命された7人の能力者
ドラ…本作の主人公。猫。
トラのような縞模様をもつ日本のトラ猫。
灰と黒の青みがかった縞が特徴的で地域によっては藤猫とも呼ばれる。
トラ猫の内面をそのまま体現した猫で、その性格は好奇心旺盛かつ無邪気。
また、飼い猫ながら積極的に外出し地域のネズミなどを狩るため近所の猫達からの信頼も厚い。
好きな食べ物はウエットフード全般、ドライフードはモンプチ。
今回、おうちの縁側にてぬくぬくと日向ぼっこしていたところ、突如白い光につつまれて異世界へと召喚された。
文字数 37,290
最終更新日 2022.07.06
登録日 2021.12.07
フリー朗読台本として利用可能な小説です。
幻想的で文学的な作品。
朗読にぴったりです。
利用の際の注意はリンク先をご覧ください。
【あらすじ】
文化人類学者のイチロウはジャングルの中に住むリソ族の村に住みこんで、調査研究をしている。
そこで女装の呪術師で、30歳近いのに十代半ばの美少年に見えるキユという青年に出会う。
キユの家で暮らしているうちに、キユの瓜二つの妹シアラとの間にほのかな恋心も芽生える。
ある日、他の村の調査から帰ってきたイチロウが、久しぶりにリソ族の村に戻ってくると、いつもは一番に出迎えてくれるキユの姿が見えない。
シアラによると、キユは自室に閉じこもっているという。
ここのところキユは一日中、鏡を眺めて過ごし、自分の美しい姿にみとれているというのだ。
キユの部屋を訪ね、イチローが鏡を見ているキユをからかうと、キユは自分は別に自分にみとれているわけではないという。
彼は鏡を使って、女神とつながる術を練習していたのだ。
そんなキユの語る女神とは……?
登録日 2022.02.26
―― 生き地獄というのは
もしかするとこういうことを言うのかもしれない――
いつの時代も、その多くはきっと
口いっぱいに飯をかきこめることに幸せを感じ、
友人と他愛もない会話を楽しむことに
些細な喜びを感じているのだろうと思う。
けれど私はというと
普通の人が “ふつう” としている何気ない日常を味わったことがない。
私の生きる道は、その基準を圧倒的に下回っている。
陽に透けるような白い髪と白い肌をもち、
奥深い黄金の瞳もった少女――未生。
彼女の見目は言うまでもなく
その様相が神や、仏、妖などに例えられるほど
不思議な引力を伴う神々しさを纏っていた。
しかし不運にも、
彼女を拾った人間の気質があまりにも悪く、
狡猾で、己の利益にばかり目を向けるような人だったので
彼女の神々しさは一瞬で幕を閉じることとなる。
――彼女は死なない。
いや、死ねない――と言った方が正しいか。
”何をされても壊れない頑丈な身体” はときに
人の好奇心を異常なまでに煽る。
それどころか、
死にたいと強く願う未生の命をことごとく生かし続け、
それとは逆に、
天はいつ死んでもおかしくない状況下に彼女を置く――。
~・~ ◇◇◇ ~・~
繰り返される絶望を味わうのにも飽きてきて、
自分の運命に失望していた矢先、
曇り空にふいの晴れ間が広がった。
未生の耳に届いたのは、先駆けて轟く雷鳴の響き。
激しい稲光とともに未生の頭上に落ちてきた雷は
――不思議なことに彼女を全身水浸しにして――
視線の先に背の高井人影を連れてきた。
「落ちどころが悪い」
と言って天上に悪態を吐き、
黒曜石のような漆黒の髪を乱暴に掻き上げる人物。
彼は呆然としている未生の傍にしゃがみこむと
「お前、呪われているな?」
と囁いて、赤く腫れあがった未生の頰に優しく手を添えた。
「俺ならその “呪われた身体” を手放す方法を見つけてやれる」
そう不敵に笑んだ男は、
未生の首筋から顎へと手を滑らせた。
彼女は美しい面をした男――猩々に目を据える。
そのとき自分の中で
何かが大きく動いたのを感じた――。
続きは本編にてお楽しみください♡
文字数 29,182
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.02.16
プーチンが戦争を起こすには、彼を正統な政治的権力者であり上司であると認め、
命令を実行する無数の人々の協力が必要だったのである。
要は彼の権力は、軍や警察や官僚やロシア民衆といった協力者たちに依存している。
いくら偉そうにしていても、協力者がいなければプーチンと言えども
「上半身裸で馬に乗る、ただのマッチョなおっさん」にすぎないのだ。
考えてみれば当たり前にも思えるが、このコロンブスの卵に気づいて理論化したのが、ジーン・シャープである。
彼は「人々の協力」という「権力の源泉」を崩壊させさえすれば、
抑圧者が持つ権力そのものが自然に崩壊してしまうメカニズムを見抜いた。
そしてそのメカニズムを起動させるには、暴力よりも非暴力的手法の方が、はるかに強力で犠牲も少ないと悟ったのである。
シャープはこの気づきと、非暴力抵抗の歴史的実例(巷の思い込みに反して、実はたくさんの成功例がある)を挙げながら、
それが独裁者であれ、占領者であれ、権力を無力化するための198の非暴力的方法を列挙している。
それは抑圧者に対する政治的・経済的・社会的協力を、
官僚も軍も警察も組合も民間団体も民衆も
公然と拒否し、非協力を貫くための具体的方法である。
シャープはこうした手法を、時には国を挙げて一斉に、時には分野を限って選択的・集中的に行うことを提唱する。
そうすることで、占領者による統治をあらゆる局面でボイコットし、困難にさせるのである。
そして占領を継続しようとしても、人的・経済的・政治的コストばかりがかかって果実が少ないという状況を出現させ、
最終的には撤退に追い込むわけである。
暴力を使うことは、権力者が優位性を保つ土俵にわざわざ自分から乗って、
自らを不利にする行為だからである。
暴力を使うことで、非暴力闘争の力を減じることはあっても、増大させることはありえないからである。
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#1
1、国会、国連で人類共通の闘争戦略にしていく。
2、防衛費を支援、福祉、介護、医療、生きやすくするあらゆる面に回す。
非暴力抵抗を実行できる意識戦略。
・行動を起こせる目標
↓↓嫌がる自分、苦しがる自分を本気で怒る(=すべてを肯定する)。
・苦しいをやり過ごせる目標
↓↓生死の境という魅惑の別世界。に到達する。
・うんざりをやり過ごせる目標
↓↓戦略、やり方をひねり出す。
または、それぞれの状況で全部使う。
目標にする。
意識をそっちの方向に向けておく。
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#b.
文字数 2,927
最終更新日 2023.03.20
登録日 2023.03.20
魔剣氾濫。二年前、世界は『魔剣使い』の闊歩する地獄と化した。
偶然の事故で魔剣に憑かれ、狐の耳と尻尾を得てしまった悲運の魔剣使い・篝ニナは窮地の淵にて傷つき倒れた一人の少女と出会う。
魔剣使い、魔剣狩り、剣聖一家、廃刀機関、鎖国国家日本――血で血を洗う刀刃の世にて、魔剣狐(まけんこ)は血の絆がつなぐ修羅の道へと進んでいく。
文字数 52,809
最終更新日 2024.03.09
登録日 2024.02.19
満たされないあなたへ
特別に可愛くもなく特別にモテるわけでもない高校2年生の薫。
満たされない毎日にうんざりしながらもどうにか生きている毎日だ。
そんな薫の前に突然現れた不思議な喫茶店らしき店。
恐る恐る店に入ると1冊の本を渡された。
マスターらしき男が言うにはこの本を読むのも読まないも自由だが、続きを書いて欲しいと言う。
ただそれも薫次第だという。
薫は不安な思いを抱えつつ本を開いてみることにした。
そこに書かれていた内容とは予想もしないものだった。
綺麗な顔の青年。不思議なマスター。
薫の日常に突然舞い降りた世界。
世界中のあなたが幸せになれるように願って
文字数 14,296
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.24
「ごめん!サクヤ。俺、会社の後輩とできちゃって」
結婚式の1週間前に婚約者に裏切られた咲夜は、失意の中帰る途中通り魔に襲われ生涯を終えてしまう。だが、目が覚めると見知らぬ少年になっていた。
そうだサキアは、この大陸の英雄と言われるラース大公の孫ーー。男の身で妊娠出産ができる変わった種だ。
咲夜の記憶が薄れ、サキアの記憶がはっきりと浮かんできてー。
サキアは結婚初夜に愛人の元に行った旦那に失望し、やけ酒を飲んでいる最中だった。そして咲夜はサキナにかわったことから、サキナは亡くなってしまったのだろう。可哀想なサキナのため、祖父との約束を果たすため、咲夜は旦那の子を宿す決心をする。
旦那エドアルドが愛人のノエルと楽しんでいるところにサキナは乗り込み、愛人の前で寝取ることに成功。妊娠さえすればエドアルドに用はない。
だが、行為後のエドアルドの様子がおかしくなりーー。
愛人と戦わない正室の話です。タイトルに☆があるときはエッチな描写が少しあります。
※本作は完結しておりますが、同じ世界設定の続編があります。主人公は変わりますが、よければそちらものぞいてくださるとうれしいです。
『主人公の当て馬幼なじみの俺は、出番がなくなったので自分の領地でのんびりしたい』というタイトルです。
文字数 35,119
最終更新日 2025.05.10
登録日 2024.09.24
※体調不良等で遅くなりましたが、再開していきたいと思います。
◇小説以外の更新内容◇
2024/11/30に設定画2枚追加。
2024/12/01に設定画2枚追加。
気ままなファンタジー(ヒューマンドラマ)小説。
魔法も魔物も現存しないどころか、紙もなければ数字の『0』もない。
そんな古代のギリシア文明やローマ時代に似た世界で生活する主人公『マル』。
女っ気のない身長は178cm、体重100キロ前後のおデブな彼がひょんなことから出会った
女の子5人と送る生活の、一見ハーレムなようで違う母性にとんだ主人公との共同生活。
しかし……本当に『魔物』がいないわけではなかった。
「人生をプラスにして歩いていく」をモットーにした作品です。
気になったら読んでみてください。
※タイトルの変更をいたしました。
タイトル自体の意味が間違っていたためという事と、類似する商品などが
存在するための処置としての変更になります(2024・10・30)
文字数 13,832
最終更新日 2024.11.04
登録日 2024.10.06
政略結婚で新興国の騎士団長キアン(26歳)に嫁いだ大国グントバハロン宗家の末姫ティルフィーユ(17歳)。とても背が高くて不愛想で口数の少ないキアンをティルフィーユは悪くは思わなかったが、キアンはこの結婚とティルフィーユが気に入らない様子。いざむかえた初夜では「これは所詮、政略結婚だ。夜の行為は必須ではない」と言われて拒絶されてしまい、ティルフィーユはひどく傷つく。目も合わせてくれないほど冷たい態度のキアンだが、実は何かを誤解しているようで……?
二人の両誤解とその解決、初えっちという前半、国のために頑張る二人におとずれるピンチを描いた後半という二部構成のような物語です。アルファポリスでの本作は、具体的な性描写をすべてカットしたR15版として掲載しています。
他サイトにも掲載あり。作者の近況ボードにて関連作品や番外編についてご案内しております。
文字数 239,578
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.03.03
第一章:名前のない部屋で
「誰かと話したい夜」が、俺には週に四回くらいある。
季節の変わり目で、鼻は詰まり、首元は汗ばんで、気持ちはどこか浮ついている。テレビもYouTubeもBGMにしかならなくて、スマホの光だけが頼りだった。
モノログというSNSを始めたのは、そんな夜だった。
匿名で、誰にも正体を明かさず、感情だけをぶつけあえる。タイムラインには疲れた心が並び、どこか他人事のような言葉が自分の内側を代弁してくれているような気がした。
俺の名前は「きりん侍」。理由は特にない。思いついた言葉をそのまま並べただけ。プロフィール欄には「ADHDとASDを併発してるSNS廃人」とだけ書いた。誰も本当のことなんて求めちゃいない。それでも書く。書くことで、俺は俺になれた。
モノログでは「ルーム」というチャットスペースを開ける。
俺が初めて開いたルームは🔞タグのついたやつだった。
「暇人来て。だるい夜に意味をくれ」
そんな投げやりなタイトルに数人が来た。すぐ抜ける人、無言でアイテム(豚)を投げるだけの人、そして、妙に気になる名前の参加者。
こむぎこ。
アイコンは猫耳の落書き、プロフには「たまにこわれる」とだけ。
一言も発さずに、俺の言葉をじっと見ていた。
「今日も寝れない。生きる意味、誰かに預けたいくらい。」
俺がそう書くと、彼女は一行だけ返してきた。
「預かってもいいよ?」
その瞬間、脳のどこかが電流走ったみたいにビリビリした。
軽くない。でも重くもない。なにより、見透かされてる。
俺が抱える空虚と、自嘲と、優しさに飢えた皮膚感を──。
その晩は深夜三時まで話していた。
特別なことは何もなかった。下ネタもない。言葉を差し出し合うだけ。
でも、彼女は「豚(クッキー)」をぽつぽつと投げてくれて、それが変に嬉しかった。
「豚、くれるんだ」
「他にあげられるもの、ないし」
誰にも本気になれない。誰にも触れられない。
でも、こむぎこはゆっくりと、俺の“飼い主”になっていった。
もちろんそれは比喩だ。けれど、モノログのなかでは比喩が現実を侵食する。
“ペット”という言葉がはじめてルームに出たのは数日後だった。
こむぎこが俺のメッセージに対してこう言ったのだ。
「こむぎこは、誰かに撫でられたい犬みたい」
「じゃあ、飼ってくれる?」
「うん。しつけ、厳しいけど」
笑ってるのが見える気がした。
スマホの画面越し、誰にも見えない部屋で、名前も顔も知らない二人が、奇妙な主従関係を結んだ夜だった。
俺はモノログの裏通りに住み着くことになる。
そして“こむぎこ”は、夜な夜な俺の飼い主になる。
関係は、まるでゴムのようにだるく、伸びては戻らず、戻ったと思えば絡まり、やがて切れる。
この時は知らなかった。
そのゴムが、どこまで伸びて、どこで音もなく切れるのか
文字数 3,471
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.06.05
「で、でも! 私に魅力なんてありませんっ!」
『未来スコープ──運命の分岐点』の番外編として描かれる、もうひとつの成長の物語。
本編の主人公・美久の親友である里中ユカを主人公に、彼女が未来本部のエージェントとして覚醒していく過程を描きます。
過酷な訓練、初任務、そして自らの感情との向き合い──
ユカは、感情と倫理の狭間で揺れながらも、自分の“核”となる想いを見失わずに進む道を選びます。
感情を捨てるのではなく、感情と共に未来を紡ぐ覚悟が、彼女を本物のエージェントへと導いていく。
この物語は、感情と倫理、使命と自己の間で揺れる少女が、自分自身の軸を見つけていく成長の記録です。
本編では語られなかったユカの内面と選択が、読者の心に深く問いかける番外編です。
読後、きっと「迷いや葛藤の中で、自分らしく進むとはどういうことか」を考えたくなる一冊です。
文字数 21,636
最終更新日 2025.07.05
登録日 2025.07.05
目覚めたら、不貞のために修道院に送られた子爵家の次男だった。どうやら異世界転生したようだが、スタートからすでに詰んでいる。これからこんな世界で俺が生き延びるには……?
◆ ヴァレンタイン(ヴァル)主人公。元は清廉潔白な性格の努力家。不貞は濡れ衣。アウトローな主人公(新)と入れ替わる。
◆ 本作は闇BLアンソロジーの没原稿です。しかし微妙に大団円、全然闇になりませんでした。ご了承ください。ちなみに闇BLアンソロジーに寄稿した作品も闇かどうかは微妙です。ご了承ください。(闇BLアンソロジーの概要URLはこちら→https://amzn.to/45habbw)
◆ 全三話。性描写のある話には※印をつけています。
◆ 本作は不同意プレイを含みます。苦手な方はご注意ください。
◆ 本作は他サイトにも掲載しています。
#闇BL祭り2025
文字数 13,789
最終更新日 2025.08.13
登録日 2025.08.13