「家族」の検索結果
全体で11,438件見つかりました。
6年前の惨劇で家族を失い、事件解明のために心を凍らせた若き辺境伯アイヴァー。
そんな彼に下されたのは、宿敵の娘、ヘルガとの政略結婚という王命だった。
「君を妻として迎えるつもりはない」
冷たい拒絶から始まった生活。だが、父の狂気に翻弄される孤独な彼女の素顔に触れ、アイヴァーの心は次第に溶け始める 。
しかし、彼女の「血統」に隠された残酷な真実が暴かれる時、二人の絆は最大の試練を迎える——
「一族の誇りか」それとも「最愛の妻」か。
北の果てで紡がれる、愛と再生の物語。
※本作の執筆にあたり、アイデアの壁打ちや文法、言葉選び、誤字脱字のチェック補助として生成AIを使用しています。
文字数 37,317
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.16
婚約破棄をきっかけに、家族とともに獣人国へやってきたバン。
「これで私は自由だ!」
悲しむどころか、婚約破棄を大喜びするバンは、これからは誰にも縛られず自由気ままに生きると決めていた。
ところが、たどり着いた獣人国では、まさかの王位争いの真っ最中。
それでもバンは我が道を行く。
食料不足に悩む獣人たちを助けたり、精霊の力で大地を蘇らせたり、日々の小さな困りごとを家族とともに解決したり。
本人はただ、家族と楽しく自由に暮らしたいだけなのに、いつの間にか周囲から「救いの竜」と呼ばれるようになっていく。
そんなある日、バンは王位争いの渦中にいる雪豹族の第一王子と出会う。
自由を愛する竜と、王になる運命を背負った王子。
二人の出会いが、獣人国の未来を大きく変えていく
文字数 14,739
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.08
俺ユーリ。気づいたらねーちゃんが描いたBL漫画の悪役令息のモブ義兄に転生してた。
このキャラ、途中で存在を忘れ物語の最後には居なかったことにされる。
このままだと俺、消える!? いや待て、怖すぎるだろ。
とりあえず家族を幸せにするために、原作改変したらなぜか義弟チェイス(悪役令息)が俺に執着するルートに突入してしまった。
いや違う、そうじゃない。
俺は物語が進むにつれてだんだん存在が薄くなってきてるっぽい。詰んでない?
そんな中、「僕なら義兄さまを繋ぎ止められる」とか言い出したチェイス。頼もしいけど、なんか解決方法が不穏なんだが!?
悪役令息とモブがBLなんて聞いてない!
消えたくないけど恋愛フラグはいらないよ!?
1日1~2話くらいを目安に投稿。
最終話までかき上げてからの投稿になるので完結は確約です。
途中ダークな空気かもしれませんが、ハピエンです。
Rには*がついています。
ムーンライトにも同時掲載中。
※転載・AI取り込み禁止※
文字数 70,430
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.06.19
子爵令嬢リディア・アーヴェルは、王宮記録院で働く地味な書記官だった。
誰も彼女の名前を覚えない。
婚約者も、家族も、王宮の上司たちも、彼女を便利な道具のように扱っていた。
ある夜、リディアは婚約者エドガーから婚約破棄を告げられる。
理由は、妹セレナを愛してしまったから。
さらに翌日、王宮での仕事までも妹に奪われる。
「お姉様の仕事くらい、私にもできますわ」
そう笑った妹は、リディアが十年近く支えてきた王宮記録院の仕事を三日で破綻させる。
一方、家も仕事も婚約者も失ったリディアの前に、冷徹と恐れられる王弟カインが現れる。
「君を探していた。王国には、君が必要だ」
だがリディアはもう、誰かのために自分を犠牲にするつもりはなかった。
彼女の手元には一冊の手帳がある。
そこには王宮、貴族、家族、元婚約者たちの秘密がすべて記されていた。
誰にも覚えられなかったモブ令嬢が、静かに王国を揺るがしていく。
文字数 450,359
最終更新日 2026.07.19
登録日 2026.06.14
「これから先も、俺が愛するのは彼女だけだ。君と結婚してからも、彼女を手放す気はない」
婚約者・リアムが寝室に連れ込んでいたのは、見知らぬ美しい女だった――
アンドレセン公爵令嬢のユリアナは、「呪われた子」として忌み嫌われながらも、政略結婚によりクロシェード公爵家の嫡男・リアムと婚約し、彼の屋敷に移り住んだ。
いつか家族になれると信じて献身的に尽くすが、リアムの隣にはいつも、彼の幼馴染であり愛人のアリスがいた。
蔑まれ、無視され、愛人の引き立て役として扱われる日々。
ある舞踏会の日、衆前で辱めを受けたユリアナの中で、何かがプツリと切れる。
「わかりました。もう、愛される努力はやめにします」
ユリアナがリアムへの関心を捨て、心を閉ざしたその夜。彼女は庭園で、謎めいた美しい青年・フィンレイと出会う。
彼との出会いが、凍りついていたユリアナの人生を劇的に変えていく。
一方、急に素っ気なくなったユリアナに、リアムは焦りと歪んだ執着を抱き始める。
・全体的に暗い内容です。
・注意喚起を含む章は※を付けています。
文字数 83,834
最終更新日 2026.02.21
登録日 2026.01.31
農業大学を卒業し、実家の農家を継いだ青年・誠也。
作業中の事故で命を落とした彼が目を覚ますと、剣と魔法が支配する異世界の公爵家次男・ルークとして転生していた。
名門貴族として将来を約束されていたルークだったが、5歳の儀式で授かったのは、戦闘とは無縁の未知なるスキル【品種改良】
「ゴミスキル」と蔑まれ、家族からも見放されてどん底の生活に送られた彼は、前世で培った農業知識とこのスキルを武器に、ただの雑草を伝説級のアイテムへと変貌させていく。
これは、追放された「草食系」の少年が、植物の力で世界の常識を塗り替えていく下克上ファンタジー。
文字数 117,663
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.04.17
文明を支える魔石が枯渇し、国中の灯りが消え始めていた。
魔石鉱山を治める子爵家の令嬢リディアは、14歳の魔力判定で「魔力なし」と宣告される。
婚約者から婚約破棄を告げられ、家族からも見放され、屋敷の離れへ追いやられてしまった。
けれど、価値がないと捨てられていた“空っぽの魔石”を拾い続けてきた彼女だけが気づく。
――空っぽの魔石は、光や熱、風や水など自然の力で再び魔力を満たせる。
学院で出会った魔法陣を研究する先輩レオンや仲間たちと、魔石再生の研究を重ねる。
その発見は街を照らし、産業を動かし、やがて魔法文明を揺るがす発明へと発展していく。
魔力ゼロと呼ばれた令嬢が、世界初の魔石再生技術を生み出し、
魔法インフラを立て直していく――逆転成長ファンタジー。
文字数 111,210
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.08.01
ルサレテには完璧な妹ペトロニラがいた。彼女は勉強ができて刺繍も上手。美しくて、優しい、皆からの人気者だった。
ある日、ルサレテが公爵令息と話しただけで彼女の嫉妬を買い、階段から突き落とされる。咄嗟にペトロニラの腕を掴んだため、ふたり一緒に転落した。
その後ペトロニラは、階段から突き落とそうとしたのはルサレテだと嘘をつき、婚約者と家族を奪い、意地悪な姉に仕立てた。
ルサレテは、妹に全てを奪われたが、妹が慕う公爵令息を味方にすることを決意して……?
文字数 54,348
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.01.30
☆トリトン伯爵家の養子であり、戸籍上は長男のシエル(Ω)は、両親と本邸の使用人達に冷遇され、別邸に1人追いやられ、別邸の主想いの優しい使用人達と静かに過ごしていた。だがある日、まだあどけなさが残る若さで、ランスター侯爵カイラス(α)との縁談を強制される。
カイラス側からの申し出であったにもかかわらず、実家からは厄介払いをされるように、婚姻の日を待たずして早々に婚家へと送り出されたシエル。
しかし、正妻として迎えられるはずの彼を待っていたのは、ランスター侯爵家の離れ…別邸での生活だったー。
本邸ではカイラスの愛人である平民のレインが、まるで『本当の奥様』であるかのように振る舞い、シエルの居場所を奪っていたのだ。
悪びれた様子もなく、シエルとの婚姻を望んだ理由、そして、契約内容を淡々と告げるカイラス。
あまりにも身勝手な言い分ー。
けれど、シエルは言いたい事を全て呑み込み、受け入れる。
穏やかな生活を送るため…。
そして何より、嫁入りに付いてきてくれた、シエルにとっては『家族』とも呼べる、大切な使用人達のために……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
✻初の異世界です。
✻オメガバース(独自設定有)の設定をお借りしています。
✻主人公・シエルは初めは不憫な状況にありますが、彼を助け出す救世主は必ず現れます。シエルは幸せになるハッピーエンドです。
✻ご都合展開には、どうかお目溢しを…。
✻男性妊娠出産有り。苦手な方はこのまま読まずに閉じてください。
✻不定期更新。完結保証。
文字数 180,883
最終更新日 2026.03.27
登録日 2025.10.01
チャルブッレ辺境伯家の次女である私――リファーラは幼い頃から家族に嫌われ、森の奥で一人で暮らしていた。
私を目の敵にする姉は、私の婚約者や家族と結託して、大勢の前で婚約を破棄を宣言し私を笑いものにしようとした。
しかし、姉たちの考えなどお見通しである。
婚約の破棄は大歓迎。ですが、恥ずかしい思いをするのは、私ではありませんので。
※アナグラムが気になる可能性がありますのでお気をつけくださいませ。
文字数 72,889
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.01.28
子供の頃、男爵令嬢の私アミリア・ファグトは助けた小犬が聖獣と判明して、飼うことが決まる。
数年後――成長した聖獣は家を守ってくれて、私に一番懐いていた。
そんな私を妬んだ姉ラミダは「聖獣は私が拾って一番懐いている」と吹聴していたようで、姉は侯爵令息ケドスの婚約者になる。
どうやらラミダは聖獣が一番懐いていた私が邪魔なようで、追い出そうと目論んでいたようだ。
家族とゲドスはラミダの嘘を信じて、私を蔑み追い出そうとしていた。
文字数 50,300
最終更新日 2021.09.23
登録日 2021.07.06
マリアの両親は平民で、ピナベーカリーというパン屋を経営している。一歳違いの妹ソフィアはピンクブロンドにピンクの大きな瞳の愛らしい女の子で、両親に溺愛されていた。マリアも妹を可愛がっており、幼いころの姉妹仲はとても良かった。
マリアが学園に通う年齢になった頃、小麦粉の値上げでピナベーカリーの経営がうまくいかず、マリアは学園に行くことができない。同じ街のブロック服飾工房に住み込みで働くことになった。朝早く実家のパン屋を手伝い、服飾工房に戻って夜まで針仕事。 お給料の半分は家に入れるのだが、マリアはそれを疑問にも思わなかった。
その1年後、ソフィアが学園に通う年齢になると、ピナベーカリーが持ち直し、かなりパンが売れるようになった。そのためソフィアは裕福な子女が通う名門ルクレール女学園の寮に行くことになった。しかし、ルクレール女学園の学費は高く、マリアは給料を全部入れてくれるように頼まれた。その時もマリアは妹の幸せを自分のものとして捉え、両親の言うとおりにそれを受け入れる。
マリアは家族思いで誠実。働き者なところをブロック服飾工房のオーナーであるレオナードに見初められる。そして、レオナードと結婚を誓い合い、両親と妹と引き合わせたところ・・・・・・
これは、姉妹格差で我慢させられてきた姉が、前世の記憶を取り戻し、もう利用されないと、自分の人生を歩もうとする物語です。
文字数 111,914
最終更新日 2025.10.29
登録日 2025.09.29
腐女子である姉に布教され、俺も腐男子なこと以外平々凡々な家庭に生まれた17歳佐藤 莉音
(サトウ リオン)は、バトルあり、涙ありの、人気BLゲームに転生した。
最初はモブになり観察していたいと願ったが、俺はゲームで名前すら1回も見たこともない存在しないキャラに転生していた…!
「なんなんだこのキャラ…!
こんな顔の良いモブがいるのか!?」
家族と会えない寂しさを背負いながら無難に過ごしていたらいつの間にか周りにはメインキャラが…!?
主人公のリオンは前世と今世の口調が時々ぐちゃぐちゃになるときがあります。
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※R18マークは保険です。作るか分かりません。
※誤字などがありましたら、遠慮なくコメントにお願いします。
※初作品です。拙いところがありますと思うので温かい目で、見守ってくれるとうれしいです。
※不定期更新です。頑張ります…!
※乱暴なコメントや、心許ないコメントは、おやめください。
文字数 16,358
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.04.12
他人の心を見る魔法。それは使い手の意思に関係なく発動し、他人が心で思っている言葉や感情を見てしまう魔法です。
この魔法が使えてしまう私、アイリス・ハーウェイは家族からバケモノとして扱われ、毎日のように虐げられて育ちました。そのせいで、私は人間不信になり、他人が嫌いになりましたわ。
そんな私は、お姉様に押し付けられたパーティーに参加していたのですが、人がいないバラ園で休憩していると、パーティーの主催者であるディヒラー家のご子息様、レックス様に声をかけられました。
声をかけられた時、私は魔法の才に優れる我が家の血が欲しくて、私に言い寄ってきただけかと思ってました。実際に、今回のパーティーの間だけでも、九人の殿方のお誘いをお断りしてます。
ですが、私の想像を裏切るように、レックス様はこう仰いました。
「俺は君に惚れてしまった! 一目惚れだ! だから……俺と結婚を前提に付き合ってくれ!!」
……信じられますか? 私、この方とは初対面なんですのよ? しかも、心の声も同じような事を仰っていたので、この告白に嘘偽りはありませんでした。
この声量も心の声も賑やかな彼との出会いによって、ずっとバケモノとして虐げられていた私の人生は大きく変わりました。
毎日のようにレックス様は私に会いに来てくれて、愛してくださいました。そんな彼に、私は惹かれていきましたの。
それは幸せでもありましたが、同時に私を虐げてきた家族との最大の争いになるきっかけになるとは――私には知る由もありませんでしたわ。
☆文字数の都合でタイトルが若干違いますが、同じ内容のものを小説家になろう、カクヨムにも投稿しております☆
文字数 58,419
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.03.01
名前も、家族も、帰る場所もなかった少年・宵。
幼い頃、彼を拾ったのは、中国の裏社会に身を置く青年・零だった。
何も知らなかった宵は、零や仲間たちと過ごす中で、少しずつ「生きる」ということを知っていく。
食べること。
学ぶこと。
誰かと笑うこと。
そして、初めて自分より小さな存在と出会った。
いつしか誰かに守られるだけだった少年は、誰かを気にかけるようになっていた。
――そんな日々の先で、宵を待っていたのは日本での新しい生活だった。
知らない場所。
知らない人たち。
知らない「普通」。
そして、彼が出会う人々にもまた、宵の知らない日々がある。
これは、誰も知らない誰かの日々と出会いながら、少しずつ世界を広げていく少年の物語。
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作者コメント
学生の頃に初めて書いた作品のリメイク版です。
至らないところもあると思いますが、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
更新できるときに、少しずつ更新していこうと思います。
この作品に登場する人物・組織・その他の設定は、すべて架空のものです。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
文字数 15,617
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.21
東京消防庁ハイパーレスキュー隊長、高村修平。四十六歳。
瓦礫の下から命を引き上げ、要救助者を家族のもとへ帰す。
それが彼の仕事であり、誇りだった。
だが、そんな修平には、自分自身の帰る場所がない。
部下の結婚式で、幼い少女に「かわいそう」と慰められた夜。
修平はついに、結婚相談所の門を叩く。
現場では冷静沈着。
部下から信頼される、本物の救助隊長。
しかし婚活の場では、沈黙、避難経路の確認、防災講習会、勤務評定のような褒め言葉。
誠実さは、なぜか毎回事故になる。
それでも不器用に出会いを重ねるうち、修平は、自分が誰かを守ることばかり考え、誰かに弱さを見せることを恐れていたと気づいていく。
人を帰す側の男が、自分も「帰りたい」と願うことは許されるのか。
これは、鉄壁の消防救助隊長が、かっこ悪い自分を晒しながら、誰かと生きる場所を見つけていく物語。
※本作は、作者主導のもとAIを補助的に活用した「伴走型創作」による作品です。
文字数 45,804
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.09.15
タワマンで一人ぼっちの一ノ瀬緒斗(いちのせおと)と、大家族を背負う学年2位の完璧美少女。
交わる筈のなかった2人が、お互いの孤独を埋めるように溺れていく。
高2の間宮すず(まみやすず)は、才色兼備を地で行く美少女。しかし家では、入院中の母に代わって中2の双子、少1の妹、2才の弟の面倒を見つつ、実家ビストロを手伝う超多忙な日々を送っている。
学校一のイケメンの一ノ瀬緒斗は「ダルい」が口癖で、群がる女子に辟易し、広いタワマンで一人コンビニ飯を食べる日々。
自分の時間がない鈴と、一人の時間しか持てない緒斗。正反対の悩みを抱える二人が付き合い始めたことで、冷え切っていた緒斗の生活に鈴や鈴の家族の温かさが、そして鈴の過酷な日常に緒斗という「逃げ場」が生まれる。
時に悩み、時に激しくセックスに溺れ、彼の狂信的なファンクラブから嫌がらせを受けながらも、二人の距離は縮まっていく。やがて緒斗は、鈴の大家族の中に「息子」のように溶け込んでいき…?
二人が見つける「本当の家族」のカタチとは。
【週1〜2回更新(土日中心)/溺愛/青春/現代恋愛】
文字数 11,776
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.20
勇者たちに討伐された魔王。人間との間に生まれた隠し子がいた。勇者たちに戦利品として回収されるも、盗賊に盗まれて、争ううちに川に流されてしまう。その川の下流で拾ったのは村で有名なクレームババァだった。
やがて、人間の辺境伯一家に「福の神」として家族として迎え入れられる。ずか1歳の女の子――リリィ。
「おじたん、おひげもじゃもじゃ!」
王様の髭を引っ張って遊び、怖いことがあれば氷魔法を無意識に発動してしまう。庭では小さなスコップを持って穴を掘り、珍しいキノコを育て、黒豹の神獣リッチや麒麟獅子のタンと仲良く遊ぶ。
そんなリリィの周囲では、本人も知らないところで大きな陰謀が動き始めていた。
戦場で暗殺される父ブラウン。
そして魔族の世界では、かつての魔王の子供を擁立しようと探し続ける逃亡者ビサミンたち。
二歳児を狙った謎の誘拐事件。
一方、リリィの兄ブルーは武闘大会で準優勝。弟レッドは怪力の鍛冶師として名刀を生み出し、長女ルビーは免許を取って、庭の片隅で薬屋を経営する。
さらにブルーのもとには、武闘大会三位の槍使いマタベーまで仕官してくる。
家族も仲間も、どんどん強くなっていく!
そしてヤマト、レッド、カルルネ、マルナルナたちは、ミスリルを求めて黒竜山脈の迷宮へ。
そこではゴブリン、ホブゴブリン、水晶スライム、そしてミスリルを体内に宿す謎の魔物まで待ち受けていた。
しかし――。
迷宮の外では、リリィが庭で見つけた謎の箱が、静かに眠っていた。
その箱に刻まれていた紋章は、なんとリリィの指輪と同じものだった。
「宝物!」
無邪気に笑うリリィ。
彼女はまだ知らない。
自分が何者なのか。
なぜ魔王の血を引いているのか。
そして――。
この世界で一番かわいい二歳児が、世界の運命を大きく変える存在だということを。
今日もリリィは、リッチとタンと一緒に元気いっぱい。
「おいしくなーれ♪」
小さな手から魔力が注がれ、庭の赤蔓霊茸が、また少しだけ大きくなった。
文字数 107,302
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.08.15
侯爵家に産まれたオメガのミシェルは、王子と婚約していた。しかしオメガとわかった妹が、お兄様ずるいわと言って婚約者を奪ってしまう。家族にないがしろにされたことで悲嘆するミシェルであったが、辺境に匿われていたアルファの落胤王子と出会い真実の愛を育む。ハッピーエンドオメガバースです。
文字数 11,149
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.06.15