「奇譚」の検索結果
全体で597件見つかりました。
異形の願い
いけいのねがい
シンキ——記憶もなく、過去もなく、感情もない存在。ただ一つだけ知っていること、それは「人間の願いを叶えることができる」ということ。
シンキがどこから来たのか、誰も知らない。その願いにはどんな法則があるのかも、誰も知らない。絶望した者たちはシンキのもとへ行き、心の奥底に秘めた願いを囁く。しかし、その代償は決して簡単なものではなかった。
– 命を乞う者は、自らの存在と入れ替わる運命を辿る。
– 愛を求めた者は、最愛の人が意思を失った操り人形となることを知る。
– すべてを手に入れたいと願った者は、名も姿も消え、無に帰す。
シンキは気にしない。ただ願いを叶え、代償が支払われるのを待つだけ。
しかし、数々の願いと砕け散る魂を通して、シンキは何かを学び始めた。人間とは何か、恐怖とは何か、欲望とは何か、生と死とは何かを。
それ以上に、シンキは自身について疑問を抱くようになった。
自分は何なのか?なぜ願いを叶えられるのか?そして、この願いの本当の代償とは何なのか?
そして… 他者の願いを叶えられるなら、自らの願いも叶えられるのだろうか?
『異形の願い』——それは、願いとその代償を巡る怪奇譚。そして、シンキが自らの起源を探す旅の物語である。
文字数 1,726
最終更新日 2025.03.25
登録日 2025.03.25
本作は〈影咒記(EIJUKI)〉の江戸咒譚 第二篇 ― 紫陽花庵夢死帳(あじさいあんむしちょう) ―です。
江戸の闇に息づく恋と祈りの記録を描きます。
――影は祈りを映し、咒は恋を刻む。
江戸の夜に咲いた十の物語、それを人は『影咒記』と呼ぶ。
恋が祈りに変わり、祈りが呪いとなる。
紫陽花の香に導かれた、夢と死の江戸幻想譚。
六月、湯島の裏手に咲き誇る紫陽花の庵――。
髪を結うだけで「恋が叶う」と噂されるその場所で、ある日、娘が眠ったまま息を引き取った。
南町奉行所同心・榊原新右衛門は、かつて心を通わせた霊・おせんとともに、再び怪異の気配を追う。
枕元に残されていたのは、一通の艶書。
“あなたの夢に、今夜も私は参ります――”
それは恋文に見えて、実は死を誘う呪いの文だった。
死者の髪を混ぜた墨。
血の香を帯びた筆致。
そして「夢導文」と呼ばれる、人の意識を夢の中で操る禁呪。
庵の女主人・お貞、夢占師の咲弥、そしてかつてお貞が愛した男・弥一郎――。
過去に果たされなかった恋が、いまなお夢を介して現世を蝕んでいく。
「夢で逢えぬなら、死して添い遂げる」
紫陽花の香とともに、女たちは静かに命を落としていった。
おせんの霊視が見抜いたのは、恋と祈りの境にある“執念”そのもの。
愛が祈りを超えたとき、それは呪いへと変わる。
弥一郎の墓に供えられた紫陽花。
そこに封じられていたのは、男の髪と未練。
そして、その“念のこり”が艶書の墨となり、娘たちを夢の中で呼び寄せていた――。
榊原新右衛門は、おせんとともに夢の界へ踏み込む。
愛と怨が交錯する夢の底、弥一郎の霊が語る真実とは。
そして、恋の記録「夢の記(ゆめのしるし)」に記された最期の文の意味とは。
『江戸咒譚 弐 ― 紫陽花庵夢死帳 ―』
恋慕が祈りに変わり、祈りが呪いに転じるとき――
その想いを斬るのは、人か、霊か、それとも愛そのものか。
江戸を舞台に、人の情と死の境を描く、和風幻想捕物長編。
雨と紫陽花、そして香のように残る恋の記録。
静かな余韻とともに、江戸の夜が花開く。
『影咒記』連作はこちら → 明神恋咒変/紫陽花庵夢死帳/湯煙鬼火奇譚
※毎晩21時頃更新予定。
江戸に残る“祈りと咒”の記録を、どうぞゆるやかにお読みください。
文字数 47,132
最終更新日 2025.11.06
登録日 2025.10.18
──化け物と聞いて、其方は何を思い浮かべる?──
鬼、天狗、人魚、河童。年経た器物は手足を生やし、百鬼夜行が道を行く。しゃれこうべは唄い、狐は人に化け、見上げた先には天突く高さの入道が佇む。
古来、この国で化け物話が絶えた事はない。
彼等は人の暮らしに寄り添い、人を脅かし、時には取って喰らい……そして、時には人の友となり伴侶となる。
約束を交わし、恩を返し、頼み事をし、まるで人のように人を愛し、人を守る。
──ならば化け物とは……一体、何であろうな──
これから語られるは、ある土地を守り続ける人間達と魑魅魍魎が織り成す妖怪奇譚。嘘か、真か……それは貴方様の目でお確かめ下さいな。
文字数 57,526
最終更新日 2021.09.05
登録日 2018.03.14
単身赴任中の派遣SE、遊佐尚斗は、ある日目が覚めると森の中に。
直感と感覚で現実世界での人生が終わり異世界に転生したことを知ると、元々異世界ものと呼ばれるジャンルが好きだった尚斗は、それで知り得たことを元に異世界もの定番のチートがあること、若返りしていることが分かり、今度こそ悔いの無いようこの異世界で第二の人生を歩むことを決意。
転生した世界には、尚斗の他にも既に転生、転移、召喚されている人がおり、この世界では総じて『漂流者』と呼ばれていた。
流れ着いたばかりの尚斗は運良くこの世界の人達に受け入れられて、異世界もので憧れていた冒険者としてやっていくことを決める。
そこで3人の獣人の姫達─シータ、マール、アーネと出会い、冒険者パーティーを組む事になったが、何故か事を起こす度周りに異性が増えていき…。
本人の意志とは無関係で勝手にハーレムメンバーとして増えていく異性達(現在31.5人)とあれやこれやありながら冒険者として異世界を過ごしていく日常(稀にエッチとシリアス含む)を綴るお話です。
※横書きベースで書いているので、縦読みにするとおかしな部分もあるかと思いますがご容赦を。
※纏めて書いたものを話数分割しているので、違和感を覚える部分もあるかと思いますがご容赦を(一話4000〜6000文字程度)。
※基本的にのんびりまったり進行です(会話率6割程度)。
※小説家になろう様に同タイトルで投稿しています。
文字数 1,028,143
最終更新日 2021.07.11
登録日 2019.06.27
花胤、鳥漣、風嘉、月鷲という四つの大国を舞台に、『花胤の陰陽』と称された美貌の双子の生涯を描くオリジナルファンタジー小説です。
同性の双子が禁忌とされている花胤で、母皇后によって女と偽って育てられた主人公の鴻夏。
十七歳の時に、鴻夏を男と知らない父皇帝によって風嘉の皇帝 璉瀏の皇后となるべく嫁がされる事になります。
しかし相手の璉瀏帝も訳ありで風嘉の皇帝に就いており、二人は紆余曲折を経て、お互い納得の上で契約結婚をする事になります。
その後、双子の弟皇子 凛鵜と共に、四国を跨いだ陰謀や駆け引き、内乱、戦争などに巻き込まれていく双子達。
その間に、お互いの信念の元に対立してしまうことになるこの二人が、一体どういう結末を迎えるか、その激動の生涯をお楽しみください。
なお主人公が男でありながら嫁に行っているため、一応『BL要素あり』とはしておりますが、残念ながら色っぽいシーンはございません。
あくまでも普通のファンタジー小説として、お楽しみください。
文字数 182,506
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.10.10
進学するように、時期がくれば、ある程度の努力で、自然とパートナーと巡り合えて初体験して結婚できると思っていたら、現実は甘くないのですね。
都市伝説上の怪人『パイナップル番長』は実在するのです。
パイナップル番長専門の研究機関としての情報を公開いたします。
各話ごと完結の『短編集』で、各話ごと別の設定となっております。
一つとして同じパイナップル番長は存在せず、また、どこの世界にもパイナップル番長は存在するのです。
主人公のパイナップル番長とは、中年童貞の純粋さ切なさ滑稽さを具現化させた現代の妖精のような存在です。
普段は日の目を見ない存在をあえて主役とし、色々な場面で、中年童貞のパイナップル番長が、それらしく活躍して、最後は幸せになっていきます。
そんな不思議な奇譚を集めてみました。
・「豊洲のスーパーサモア人編」
・「パイナポー☆クリスマス編」
・「泡々ハワイアンエステ☆パイナポーパラダイス編」
・「秘密結社で任務遂行編」
・「疾風ポリネシアン巨漢のプロポーズ編」
・「捨てても戻ってくる呪いの人形編」
・「異世界転生『男村と女村』巨大ロボット大戦編」
・「『ハウス・オブ・性転換』編」
・「都市伝説☆二人の変質者編」
・「『魔法陣の技法 悪魔召喚の奥義』編」
・「『童貞王』に自分はなりたい編」
・「南国果実系中年怪談」
・「『キワーノ先生の相談室』編」
・「断頭台の刑事裁判編」
・「《神聖童貞教の教義》編」
・「『腰蓑』それは一子相伝 編」
・「インディーズのロックバンド『中年童貞フルーティー生物』編」
・「包茎寺拳法奥義『伸び伸び包皮』編」
・「大八車牽引責務・パイナップル番長よ!永遠に!編」
・「パイナップル番長のオバンコ編」
・「『パイナップル番長』対『八尺様』」
・「前世の記憶がある子供 編」
・『私立アバロン女学院高校』の秘密
・「もう一人の自分 ドッペルゲンガー 編」
・『科学チャンネル 「ようこそ!ドSじろう先生の実験ランド」』
・パイナップル番長の海外留学
(イラスト作成:manashi様)
文字数 269,545
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.01.19
物心ついた時には不思議なものが見えていた。他の人には見えないものと大真面目に会話して、大人にも子供にも気味悪がられた。そのうち、それらが他の人には見えないこと、そして自分にわからないものを人は排除したがることを理解した。だから人を遠ざけた。
人当たりの良い笑みを浮かべ、穏やかに振舞っていれば、無闇に敵視されることはない。誰とも敵対せず、誰とも親しくならずに一線を引いて付き合えば良い。
そんな静かで穏やかだが、人の気配のなかった俺の世界に、けたたましい騒音が訪れたのは、ある秋の日のことだった。
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あやかしをみる力を持って生まれてしまったがために人間と距離を置き、あやかしと共に生きてきた青年が、ふとしたきっかけで親しくなった少年を通じて人と心を通わせていく物語です。
設定は超ゆるゆるです。
たぶん首都圏のどこか山がちなあたり。
秩父か多摩じゃないかな?知らんけど。
感想大歓迎です。ネタバレOK。
励みになります。
辛口批評も勉強になるのでぜひお寄せ下さい。
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四宮迅様(https://twitter.com/4nomiyajin)に律を描いていただきました。
ちょっと浮世離れした感じがぴったり(`・ω・´)b
途中で更新が止まってしまっていて申し訳ありませんが、また秋になったらぽつぽつ書き進めていきます。
文字数 31,551
最終更新日 2023.11.24
登録日 2021.10.28
京都の大学に通う、二人の女子大生、ツグミと輝夜。
ツグミは祇園のバーでアルバイトする傍ら、神話や都市伝説に興味を持つ輝夜に誘われて、先日起こった猟奇殺人事件の調査に乗り出すことに。
その事件現場で出会ったのは、透明な妖精と、一人の男だった。
「縁が出来た以上は仕方ねえ。君等、妖精を捕まえるのを手伝え」
青髪に真赤なサングラスと甚平を着た謎の男が誘うのは、日常の少し裏側。
文字数 30,999
最終更新日 2021.01.07
登録日 2020.12.31
気が付いたら見知らぬ世界で伯爵令息シャルル・ミオンになっていた。
「裕福で遊び放題の伯爵令息だなんて人生勝ち組!死ぬまで気ままに暮らしてやるぜ!」
と喜んだのも束の間、この世界が転生前に読んだ小説の世界である事とシャルルが悪役どころか過去編で消えるモブである事を思い出し……
主人公ハンス・ウィルフレッドに関わったら小説通りにぶん殴られた末に即時退場!?
シャルルは自由気ままで悠々自適な生活のため、ハンスと絶対に関わらないと決意する。
しかしどういうわけかハンスに懐かれてしまい…?
にゃんこな伯爵令息と不器用な忠犬の異世界奇譚の始まり始まり
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「小説家になろう」様にて連載中の作品です。
登録日 2022.06.08
アイヒベルク侯爵が次女パトリシア令嬢。
愛称パティ、彼女は前世ヲタクであった。
そして転生した彼女の今世は魔女である。
別に大鍋かき混ぜて高笑いしたり、箒で空を飛びながら高笑いしたり、ましてや子供を攫って喰ったり、黒猫と行動を共にしたり、悪魔と契約したりはしないが、魔女である。
そんな私は今日、超絶気乗りしませんが姉と妹に唆された両親によって結婚を強制されましたとさ、チャンチャン♪
じゃねえよ💢
相手はドラゴンの血をひく前世返り個体で有名なセシル・ブランシャール伯爵だって?!
所謂、異種間結婚というやつか、とてつもなく気が乗らねえ。
大体異種間結婚で成功するのはヒロイン属性バリバリのキャピキャピした女か、お淑やかーな深窓の令嬢じゃろがい(偏見)
結婚したばかりだけど、こうなったら円満離婚をして、一緒に転生したマブ(没落貴族令嬢で呪い付きだったから私の弟子にした)と隠居してのんびりお猫様でも愛でながら快適魔女ライフを目指すしかない!
と思ったら、この結婚……案外悪かねぇ……だとぅ?
ガサツ、ヲタ属性の転生魔女×おっとり属性の先祖返りドラゴンのドタバタ結婚生活
文字数 21,815
最終更新日 2025.01.07
登録日 2022.11.17
茨城には河童が生息している。
カッペではない。本物のカッパである。
長い歴史の中で人間による淘汰圧を受けてきた結果、伝書に記されたような険は削がれ、凡そ人間に害をなすことのない、ゆるキャラのような存在になってはいるものの……。
河童のスローライフコメディです。
登録日 2022.05.09
強くなるために新撰組に入隊した鷲塚京次郎。
彼に与えられたのは、零番隊の隊長だった。
突然の命令に困惑する京次郎だったが、構成員を見て更なる驚愕に襲われる。
零番隊の隊士たちは皆、美しい女性ばかりだった。
あらゆる過去や思惑を持つ彼女たちと、京次郎は京の都でその刃を振るう――。
文字数 3,524
最終更新日 2024.12.02
登録日 2024.12.02
一日に摂取可能なアルコール量を20グラムに決めた。その範囲で限りなく愉しむ努力を惜しまない男の、私小説風飲酒奇譚である。
文字数 5,665
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.11.26