「つくし」の検索結果
全体で106件見つかりました。
文字数 2,742
最終更新日 2021.05.26
登録日 2021.05.26
ちょっと変わった、あたたかい童話を求める方へ……
こちらのお話は三題噺スイッチ改訂版様に出していただいた三つのお題、「太陽」「骨」「織機」を使って書かせていただきました。生きているものたちは、今はもう生きていないものたちにさえいつくしまれ、大事にされている。ちょっと変わった、ほっこりした物語を感じ取っていただけたらさいわいです。
文字数 991
最終更新日 2023.10.31
登録日 2023.10.31
第二話から、読み仮名を付けないで作っています。
読み仮名がある方と読み仮名がない方では、どっちの方が読みやすいか教えて頂けると幸いです!
(読み仮名付けたら、文字数がえげつないことになっちゃいましたw
実際は、千字いくかいかないかぐらいなんですけど、ルビを入れたら三千字ぐらいになっちゃいましたw)
文字数 3,278
最終更新日 2022.07.24
登録日 2022.07.24
文字数 8,882
最終更新日 2019.01.18
登録日 2017.09.13
美しい世界があった。そこに生きる人々も当然美しかった。
美しかった。確かに美しかった。
いつからだろうか。それらに疑問を持つようになったのは。
こうなってしまっては、私は異端になってしまう。
何故なら、この世界は美しいのだから。うつくしいのだから。
「貴女の乳房に触れる機会はありますか?」
そして出会った。この世界で一番汚いとされている人間に。
そして、その人間を。
私は、とても、美しいと感じた。
文字数 28,407
最終更新日 2018.10.15
登録日 2018.07.30
千年前、世界には二種類の“災厄”があった。
人類を滅ぼそうと決起した、竜王、巨人王、羅刹王などといった他種族の長を“災厄の王”と呼ぶ。
一方で、人の身でありながら悪逆の限りを尽くし、人類に仇なした人間――デオドラ・ロイーゼは“災厄の魔人”と呼ばれた。
――そして現代。二つの災厄との闘いに勝利し、世界の覇権を手中に納めた人類に未曾有の危機が迫っていた。
“災厄の王”が復活すると予言があったのだ。
これに対抗し、人類は蘇生魔法を用いて“災厄の魔人”であるデオドラを蘇らせ、使役するという策に出る。
しかし、現代に伝えられている歴史は改竄に改竄を重ねた偽史だった。
災厄の魔人だなんてとんでもない。彼は正真正銘、たった一人で全ての種族王を倒しつくした史上最強の英霊だったのだ――!
ハーメルンとのマルチ投稿です。
https://syosetu.org/novel/237866/
文字数 95,724
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.03
過度の性描写を含みます 御注意を
原案提供をして頂いた甘夏晴空先生に感謝の意を申し上げます
制服のスカート、種類にもよるけどたまにダサいのあるよね。暑苦しいし。長すぎてムズムズするとか。あと腰細い人とかだと腰幅の調整一番きつくしてもまだ緩いとか。ベルト付けるとなんか歪むとか。
発案:甘夏晴空
執筆:高橋霧遼
文字数 16,384
最終更新日 2020.05.25
登録日 2020.05.25
ルーズベルトが日本との戦争を望んでいるということを見抜けず、誠心誠意平和交渉を行ったが、事実上の宣戦布告であるハル=ノートを突き付けられ、その内容に絶望し、成すすべもなく戦争に突入してしまった日本の外交。
そこにルーズベルトの意図を正確に見抜いていた人間がいたら、日本の運命はどうなっていたのか?米国の現状を正確に分析できる人間がいたらどういう手が打てたのか?
開戦時の首相・東條は、ふとしたことからルーズベルトの意図を全て知っている青年に出会い、その青年を懐刀にしてハル=ノートを見事に切り返し、『戦争はしない』と国民に約束して大統領選挙に勝ったルーズベルトを完璧に封じ込めることもできた。
いくら彼の国の工業力が強大でも、戦争不可能国の軍備など怖くはないし、米国の英中ソへの軍事援助も辞めさせることに成功する。
ドイツとの戦争を抱え、アジアに派遣できる戦力などしれている英国と、本国がドイツに占領されているオランダにのみ宣戦布告し、帝国陸海軍は破竹の進撃を開始した。
香港・シンガポール・インドネシア・インドと英蘭の拠点を次々と攻略し、石油やゴムといった戦略物資を入手する。
さらに中東やスエズ運河も制圧し、英国本土の攻略やソ連が息絶えるのも時間の問題に思われたが、日本が連合国に勝ってしまえばどうなるのか?なにが起こりえるのか?
日独伊三国同盟は急速にその価値を失い、最悪の場合はドイツの超絶した科学力が日本人に向かってくる可能性すらある。5年10年で日独の海軍力が逆転する事はあり得ないが、20年30年先の事は分からない。東條の懐刀は不安になりながらも、連合国を追い込んでいく。
史実を知っている懐刀は、公正な立場から日本の戦争遂行姿勢の問題点を語っていく。
政治小説として描いたつもりなので、戦闘シーンはほとんど出てこないが、あの戦争とは何だったのか?日本はどうするべきだったのか?
そして、あの時代の、巷にあふれる俗説(間違い)についても語りつくしていきます。
文字数 94,191
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
突然、現代日本から中世西洋ファンタジー世界に召喚された、さおり。勇者として召喚された彼女に、神は3つの能力を与えた。その一つ、メイン能力の「移動魔法」が勇者にふさわしくない、女であることも同じだという理由で、投獄される。そして、「自動治癒能力」のせいで、実験動物の日々を過ごしていたさおりだったが、女性として危機を感じ、反撃する。
同じく投獄されていた殺人鬼を解放し、城の人々を殺しつくしたさおりは、人を殺したことを忘れ隣国の騎士に保護された。
死神勇者と裏で蔑まれながらも、さおりは勇者として世界を救う手伝いを買って出る。あくまで手伝うだけ。危険なことは他に任せる。
これは、死神勇者が魔王を倒し、この世界での居場所を作る物語。
小説家になろうで、先行連載しています。
文字数 308,702
最終更新日 2021.10.31
登録日 2019.07.15
私と同じ翼の生えた彼女は、純白の衣を纏い、
その濡れた唇で私の乾いた唇を塞ぐ。
「何を突然」
と思い振り切ろうとするが、絶望から救われた私は、その求められているという高揚感に酔いしれ、相手に身を委ねるまま口漬けをした。
恐らく周りから見られていればほんの数秒ほどだろう。
だが、私にとって彼女とのキスは月が満ち欠けしてしまうほどに濃厚な一時を体感していた。
「ああ、これでいい」
と感じた途端に、そこにあった2人の時間は消え
彼女も溶けて無くなってしまった
先程は絶望とは比べ物にならないほど、ドス黒いものが心を埋めつくし
輝く羽は、黒く染まり
頭の笑、砂粒のように消えていった
私はフラつく足取りで周辺を意味無く歩き、崖から落ちていき
地獄へ落ち
堕天した
文字数 2,986
最終更新日 2023.03.13
登録日 2023.03.13
【第1部 完結】
彼女はまさに、安楽椅子探偵ならぬ、『安楽御簾探偵』ーーー平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。
華やかな姉、可憐な妹に比べて、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれていた。
ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。
男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、時峰は土筆に悩みを打ち明ける。
その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……
時峰の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。
事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。土筆姫の平安探偵譚、ご覧あれ。
*キリの良いところなので、資料集め等々のために一時的に更新を止めてます。再開までお待ちください。*
※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。
※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。
※区切りの良いところまでは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新。
※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。
※小説家になろうから転載しています。
文字数 182,944
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.06.21
彼の部屋にはしばしば花が飾ってあった。
彼は美しいものが好きな人だった。
表面ではなく、内面のうつくしさを見詰めることのできる人だった。
十一月二日、私は彼に花を贈ろう。
文字数 2,262
最終更新日 2023.11.02
登録日 2023.11.02
☆おしらせ☆
一部を除き非公開状態としました。今後は近日公開予定のnote版(URL:https://note.com/soufu3414/m/m37f065b7491d)をご覧ください。
□作品紹介□
むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。
彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。
ある日のことだった。隣の家の前に、一人の男の子が立ちつくしていた。いつもは見かけないから、多分、お父さんお母さんが家にいなかったか、鍵を忘れちゃったか、あるいはその両方なんだと思う。
迷った。話しかけてどうするんだ、とも思った。そんなことをしたってどうせ、とも思った。
それでも、彼女は話しかけた。手を差し伸べた。少年は今にも泣きそうな顔を必死に崩さないようにする。きっと相当心細かったんだろう。話しかけてよかった、そう思った。
それから彼女には一人の友達が出来た。なんの問題も起きない、幸せな関係。だけど、そんな時間はすぐに音を立てて壊れていった。
むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。
彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。
だけど、そんなひとりぼっちの時も過ぎて、彼女は今、ちょっとだけ人とは違う、けれど大半はごく普通の人生を送っている。あの日のことは忘れて。これからもずっと。そのはずだった。
ある日、誰かが言ったんだ。世界を変えるのは意思の力だって。
これは、そんな意思の力で、どこにでも広がっている醜いセカイが、美しくなる。そんな御伽噺。
□更新について
・現在更新停止中です。
□参考URL
『されど美しき僕らのセカイ』note版:https://note.com/soufu3414/m/m37f065b7491d
(最終更新日:2022/11/04)
文字数 20,445
最終更新日 2020.03.10
登録日 2020.02.09
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妖精は旅に出た。森に住んでいた食べ物(魔物)をあらかた食べつくしてしまったのだ。だから食べ物を求めて、相棒である走鳥と共に旅立った。そこで、魔物を食う妖精は魔物を倒す勇者と出会う。
世界では魔物が増えていたのだ。勇者一行はその原因を探るため魔物たちと戦っていた。
「勇者についていけば食べ物に困らないかもしれない」と妖精は思い、彼らについていくことにした。
1話200字で書いているので、さくっと?読めます。
登録日 2018.05.13
土筆屋大悟(つくしやだいご)は陰陽師の家系に生まれた、ごく一般的な男子高校生だ。残念ながら霊能力はほとんどなく、辛うじて十年に亡くなり幽霊となった姉の声が聞こえるという力だけがあった。
そんな大悟にはクラスに憧れの女子生徒がいた。森ノ宮静華。誰もが彼女を妖精や天使、女神と喩える、美しく、そして大悟からすれば近寄りがたい女性だった。
ある日、姉の力で森ノ宮静華にその取り巻きが「ささやき幽霊の怪を知っている?」という話をしていた。
これは能力を持たない陰陽師の末裔の、ごく普通の高校生男子が恋心を抱く憧れの女子生徒と、怪異が起こす事件に巻き込まれる、ラブコメディーな青春異能物語である。
【備考】
・本作は「ねえねえ姉〜幽霊な姉と天使のような同級生」をリメイクしたものである。
文字数 30,973
最終更新日 2023.02.01
登録日 2023.02.01
□作品紹介□
むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。
彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。
ある日のことだった。隣の家の前に、一人の男の子が立ちつくしていた。いつもは見かけないから、多分、お父さんお母さんが家にいなかったか、鍵を忘れちゃったか、あるいはその両方なんだと思う。
迷った。話しかけてどうするんだ、とも思った。そんなことをしたってどうせ、とも思った。
それでも、彼女は話しかけた。手を差し伸べた。少年は今にも泣きそうな顔を必死に崩さないようにする。きっと相当心細かったんだろう。話しかけてよかった、そう思った。
それから彼女には一人の友達が出来た。なんの問題も起きない、幸せな関係。だけど、そんな時間はすぐに音を立てて壊れていった。
むかしむかしってほどじゃない、ほんのちょっと前。あるところに一人の女の子がいたんだ。
彼女は優しくて、賢くて、強い子だったけど、ひとつだけ大きな問題があった。そのお陰で、彼女にはずっと、友達といえる友達がいなかった。
だけど、そんなひとりぼっちの時も過ぎて、彼女は今、ちょっとだけ人とは違う、けれど大半はごく普通の人生を送っている。あの日のことは忘れて。これからもずっと。そのはずだった。
ある日、誰かが言ったんだ。世界を変えるのは意思の力だって。
これは、そんな意思の力で、どこにでも広がっている醜いセカイが、美しくなる。そんな御伽噺。
登録日 2020.02.09