「はし」の検索結果
全体で3,176件見つかりました。
リーゼル・マルクトは、退屈な令嬢だった。
中堅貴族の長女。容姿は並。才能は筆写くらい。十六歳で上位貴族の次男コンラートと婚約し、それから六年、何ひとつ変わらない日々を過ごしてきた。
社交界の小説では、こういう令嬢には転機が訪れるものだ。ある日突然、婚約破棄を言い渡される。ヒロインは涙ながらに屋敷を追われ——しかしそこから隠された才能が目覚め、かつて自分を捨てた者たちを見返す。
リーゼルは、どこかでそれを待っていた。
けれど婚約者は穏やかに笑うばかりで、破棄の気配はない。隠された血筋も、覚醒する魔法も、自分を見初める王子もいない。世界は何も用意してくれない。二十二歳の秋、リーゼルはようやく気づく。
——誰も私を、物語の主人公にはしてくれない。
これは、劇的な逆転も痛快な復讐もない話。都合のいい悪役は出てこないし、運命の相手が突然現れたりもしない。ただ一人の若い女が、地味な日常の中で自分の足元を見つめ直し、自分の言葉で人生を選び直す——それだけの、ささやかな物語。
文字数 57,317
最終更新日 2026.06.03
登録日 2026.04.27
さら(24歳)は保育士。ある小説のキャラを密かに推している。ある時、通勤電車で異世界に迷い込んだ。なぜか裸。出会った男性が窮地の彼女を救ってくれた。彼、ダリアはさらが憧れるキャラそのものの姿をしていた。
領主である彼に拾われ、城でメイドをして過ごすことに。しかし、身分差があり距離が縮まらない。
メイドとして働く日々、城に王都からクリーヴァー王子がやって来た。王子はさらに目をつけ強引に自分のものにしようと行動に出る。
「僕の意に逆らうのか?」
王子は冷たい目を彼女に向ける。
「委ねるなら、乱暴にはしない」。
あきらめた時、ダリアが彼女を救ってくれた。
しかし、それにも限界がありさらを縛る王子の執着は高まっていく。彼女は反発しつつも、異世界で彼から逃れる道はなかった————————————————。
※小説家になろう様、Nolaノベル様、にも投稿させていただいております。
文字数 176,719
最終更新日 2025.08.08
登録日 2025.07.09
「私より強い男でなくては」
それが女王オルガの決まり文句であり、齢三十歳を過ぎた頃からは悩み事となった。
そして現在、泣き言になりつつある。
「私より強い男がいないの~~~~!!」
やがてオルガは拗ねた。
「もういいんだ。私には可愛げというものがない。たとえ私より強い男が現れて、見事私を打ち負かしたところでその男の好みが私であるとは限らない。というか、その男が私を選ぶ可能性は絶望的に低いだろう。たいていの男は『華奢で可憐で守りたくなるような美女』が好きなのだ。すべてにおいて私とは真逆の……」
オルガは失意のまま死んだ。そして生まれ変わり、前世と同じ間違いはしないと誓ったのだった。
※他サイトにも公開しています
※続編追加に伴い、ジャンルをファンタジー→恋愛に変更しました
文字数 17,085
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.11.09
ヒスイ メルティ・ルナリア
絶世の美女だが、壊滅的にドジな悪役令嬢。自分では「冷酷な悪女」を演じているつもりだが、ドジのせいで周囲には「守ってあげたい愛されキャラ」として認識されている。
文字数 62,572
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.24
拗らせ陰キャ女子×一見紳士な上司のラブコメ
オタク女子の苦難と栄光(?)の青春ラブストーリー
高倉千紗は、急死した父親の借金返済のためにフリーターをしながら、コスプレで三味線を弾くというマニアックな動画で稼いでいた。会社では苦手なイケメン上司(井村聖に言い寄られたせいで、彼に恋する肉食系女子から苛めを受け、辛い日々を過ごしていた。オタクで人間関係が苦手な千紗は、顔も知らないファン・田吾作を心の支えとしていた。そんなある日、千紗はネットストーカー事件に巻き込まれ、田吾作に助けを求めるが、そこに現れたのはなぜか井村だった。
キャラ紹介
高倉千紗(20) たかくらちさ
一見地味だが世を忍ぶ仮の姿。
登録者数10万人の動画配信者
エロいコスプレと巧みな演奏で世界中にファンがいる。
父親の借金を返すのに必死。
巨乳で美人だが不愛想で
コミュ障なのでモテはしない。
会社では鉄面皮ロボと呼ばれている。
ネットで知り合った田吾作に
オンラインでガチ恋している。
井村聖(30) いむらひじり
ちさのバイト先の会社の部長
物腰の柔らかい紳士な優男。
ちさに一目ぼれ。
動画配信をしていることを
知り、ファンの振りをして
近づき引っ込みがつかなくなる。
面倒見のよい常識人だが
千紗のこととなると
異常行動を起こしてしまう。
オタク陰キャ女子の苦難と栄光の青春ラブストーリー
文字数 100,806
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.04.26
丸一年、放置されている。初夜をすっぽかした夫に。
没落貴族令嬢と成り上がり商人の結婚とはいえ、いくらなんでもあんまりだ。共寝の為の努力はしたが報われなかったセラは、最後の手段を選ぶことにした。夜這いである。身につけた宝石とドレスの金額にしか注目しない夫対策でシーツだけを纏って、セラは夫のもとへ乗り込んだ。
すれ違っていた新婚夫婦のラブコメが始まるかもしれない話。
文字数 5,294
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.20
第一王子であるカリオスの元婚約者だったシオン・アディシアは、代償と引き換えに他者を癒す力を得た聖女である。ところがカリオスの新しき婚約者であるアメリーに聖女を騙られてしまう。そのせいでシオンが個人で雇っていた使用人たちを除き、長らく何も知らない者たちに気味の悪い令嬢として忌み嫌われてきた。
それでもアメリーや王国に利用されるままに聖女として代償を払い続けた。
その結果自分の命が随分と短くなったことを自覚したシオンは、聖女頼りの皆のために全ての真実を明かすことを決意する。
「間もなく聖女は死にます。聖女頼りの無茶は、もうなさらないほうが宜しいかと」
もはや全てが手遅れになった彼らの後悔に、何の意味もありはしない。
文字数 73,193
最終更新日 2025.09.12
登録日 2025.06.28
エレーヌは、筆頭貴族であるマクナレン家の公爵令嬢、そして、王太子の婚約者である。
ある日、王太子に婚約を破棄されたその理由は、別に好きな人が出来たから。そして、突然、身に覚えのない罪に問われ、地下牢に投獄される。
地下牢の階段で足を滑らせ、思いっきり頭をぶつけた彼女に、突然、見知らぬ記憶が流れ込む。
スマホ、電車、ひっきりなしに道を走る車、そびえたつ高層ビル・・・・・
どれも、この世界にあるものではないが、自分の前世の記憶であることに、すぐに気が付く。
そして、今、自分がいる世界は、前世で散々、やりこんだ乙女ゲームの世界であったのだ。そして、こともあろうに、エレーヌはその中の悪役令嬢だったのだ。
あー、たしかに覚えはあるけど、王太子に色目を使う女子を散々いじめたりとか、色々心当たりはあるけど、収賄はしたことなくてよ?!
地下牢に監禁されてしまい、後は処刑を待つ身の上になってから記憶が戻っても、遅い!
と思っていたら、地下牢ですぐに友達ができ、子分も、一人また一人と増えていって・・・
「……お前、こんな所で何をしている?」
攻略対象である美貌の兄が突然、地下牢に現れた。私は小首をかしげて、令嬢らしく可愛らしい仕草で兄を見上げる。
「何って、ばくちですわ、お兄様、ご存じないの?」
目の前の兄が、がっくりと項垂れた。そう、ちょうど、子分を集めて、カードに興じていた所だったのだ。
「せっかく心配して来てやったと言うのにお前は……」
兄は、ぶつぶつと何かを呟きながら、去っていく
ほほほ、このわたくしのことですもの、転んでもただで起きることはなくてよ?!
そして、パワフルなエレーヌの逆転が、今、幕を開けようとしていた。
◇
なろう様、カクヨムでも物語は配信しています。
文字数 113,130
最終更新日 2021.05.09
登録日 2020.12.31
魔法使いフェルーニの元で修行するキャルン。上達は遅いが、日々がんばっている。
ある日、街の少年スィードに「一緒にリトファの山へ行ってほしい」と頼まれる。身体の弱い母の薬になる薬草がその山にあるが、竜が現れるかも知れないからだ。
フェルーニに山へ行くことを伝えると、即却下された。竜の存在はしばらく確認されていないが、魔物がいる。キャルンのレベルでは対処できないからだ。
しかし、キャルンは夜中に抜け出し、スィードと山へ向かう。途中で狼の魔物に襲われるが、レオスタークと名乗る青年に助けられた。薬草の場所を知っているというレオスタークと一緒に行くが、スィードは彼に疑いの目を向け……。
全十三回
「小説家になろう」にも投稿しています
文字数 42,210
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.05.25
神々の園から零れてきた植物の枝葉が、人の身を通して現れることがある。数多の霊薬や魔法の素材、竜をも屠る劇毒、不老の源である黄金の果実……神話に伝えられる益が再び世に齎された。そうした『庭』を管理する為に、国は軍の一部署として園丁官という役職を作った。
若手の園丁官カイは初夏、新たに庭となった男セヴランの担当となる。ろくでなしでちゃらんぽらんな男の対応は儘ならず――かと言って放ってもおけず。責任感と意地で接するうちに懐かれ、親密な関係になっていく。
真面目で色々できる優秀な世話焼き年下攻め(童貞)×ろくでなしで甘えたな我儘年上受け(処女)。ほのぼの仄暗、近世欧風ファンタジー世界の日常。
・タイトルに*がエロ有
・魔法や精霊、魔物が存在する世界。作中で戦ったりはしない(予定)。電子機器などは無いがそれらでカバーしている部分がある。
・受けは酒と賭け事と女が好きで母親について拗らせている。娼婦との絡みがある。不貞。
・人の死、偏見や差別の表現を含む。
文字数 197,452
最終更新日 2024.12.21
登録日 2023.05.11
複数ヤンデレショタ攻め×貞操観念が高いのに体が淫乱仕様な両性具有ノンケ堅物教師総受け
肉体がウェルカムスケベなせいで快楽負けしてしまった先生の話。
【注意事項】
*既に孕まされてます。
*挿入はしませんが妊婦にエッチなことしてます。
*調教・洗脳・誘導要素有り。
*無理矢理、妊娠、妊婦、ボテ腹、母乳、授乳、アクメ、ハメ撮り
文字数 1,984
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.07.21
世界の頂点に立つ男が俺ヴェルド
・テンペスト。皇帝として名を轟かせている自覚もある。
皇帝である俺はすべてに対して決定権があり、誰もが俺に逆らえないことを物心ついたときから自覚していた。それ故にいらないものは切り捨て、気に入らないものはそれなりの罰を与え、暴君と名を馳せた。
とはいえ、地位が揺るがないようやるべきことは面倒ながらもやり、誰にも隙を見せないよう力だって誰よりもつけてやると隠れた努力があってこそ今がある。地位に甘えるだけの馬鹿が皇帝を続けられるはずもないのだから。
あえていう問題点は俺に婚約者すらいないこと。世継ぎの大事さは理解していても、ろくな女がいないのだから俺は悪くないと思うが。媚び売るだけの馬鹿と自信過剰女に、権威目的に親に言われてか真っ青になりながら嫌々近づいてくる女を皇妃にしたところで仕事が増えるだけ。
せめて大人しいものならばどうせ期待はしないので仕事も増えずまだマシか、なんて考えすら浮かんで、そんなときちょうどよくペコペコしながら臣下たちがさすがにそろそろ皇妃なるものを探すよう言い出したため適齢期の令嬢は強制参加という条件で開いた舞踏会。
こんな貴族社会にそんな都合のいいやつなんているはずもなかったか、なんて香水の臭いに嫌気が差した時だったうさぎのような小動物を連想させる可愛らしい令嬢と目があったのは。
令嬢視点のあちらが本編です。こちらは元々本編の途中に入れるつもりだった皇帝視点ですが、同じくらい長くなりそうなので別作品として公開しました。
進みは先に書き始めた分本編の方が早いかと思いますが、同じペースで書く予定です。ただ視点が違うため、本編にはない部分が書かれることもございます故、裏本編みたいな気分で読んでいただけると。
文字数 20,817
最終更新日 2021.05.27
登録日 2021.04.23
ソフィーは結婚しないと決めていた。
女だからって、家を守るとか冗談じゃないわ。
私は自立して、商会を立ち上げるんだから!!
しかし断りきれずに、仕方なく行ったお見合いで、好みど真ん中の男性が現れ・・・?
勢いで、「私と結婚して下さい!」と、逆プロポーズをしてしまったが、どうやらお相手も結婚しない主義らしい。
ソフィーも、この人と結婚はしたいけど、外で仕事をする夢も捨てきれない。
果たして悩める乙女は、いいとこ取りの人生を送ることは出来るのか。
完結しました。
文字数 18,619
最終更新日 2022.03.13
登録日 2022.02.13
全8話。記憶を無くしている人の良さそうなアルファ×無自覚構いたがりな魔術師オメガ。
人嫌いのコノシェは山の中にある親戚の別荘で研究をして暮らしている。
ある夜、魔術結界が壊れたことに気づいて目を覚まし、周囲を見て回ると、崖の下で怪我をして倒れている男を拾う。
目覚めた男は記憶を失っており、コノシェはしばらく男を家に置くことに決める。
※小説の文章をコピーして無断で使用したり、登場人物名を版権キャラクターに置き換えた二次創作小説への転用は一部分であってもお断りします。
無断使用を発見した場合には、警告をおこなった上で、悪質な場合は法的措置をとる場合があります。
自サイト:
https://sakkkkkkkkk.lsv.jp/
誤字脱字報告フォーム:
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=fcdb8998a698847f
文字数 47,465
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.12.12
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。
文字数 11,293
最終更新日 2025.02.11
登録日 2022.04.11
敬語攻め×不憫受け
ボコボコにされて住まいをエロトラップダンジョンに改造された挙句そこの管理人をさせられてる受けが
攻めを盲信しているのでそれでも一緒にいてくれたら嬉しい♡とはしゃいでいる、
攻めからの愛はまったくない系不憫な受けを曇らせる話です
今の所続きはないのですが
好みの設定なのでそのうち続き書けたら、と思い連載という事で……
文字数 6,561
最終更新日 2024.09.22
登録日 2024.09.22
大学の漫画サークルの先輩の部屋に遊びに行ったら、僕が恥ずかしいことをされているコピー誌を見つけてしまった。先輩は「読ませて欲しかったら、この本の内容を再現させろ」と僕に迫ってきて……!
・高橋祐人(たかはし・ゆうと)……受け。本作の語り手。大学1年生(文系)。漫画サークルの先輩への憧れが恋愛感情へと変わり、絶賛片想い中。
・先輩……攻め。大学3年(理系)。
タイトル通りのテンプレ・アホエロシチュ話ですが、ラブストーリーでもあります。登場人物がやや変態っぽい、コスプレプレイ多め。
ムーンライトノベルズより転載。番外編を不定期に追加。
文字数 94,849
最終更新日 2019.01.20
登録日 2016.02.04
侯爵令息ジェフリー・ブラウンにとって、婚約者とは奴隷なのかもしれない。
自称天然の従姉妹ナンシー・ハーノイスは、私ルルワの婚約者に容赦なく甘える。
口元にはべっとりつけたチョコ。
拭って~とばかりに突き出すナンシー。
ジェフリーはその口元から、仕方がない子だなぁ~と言いながら指先でチョコを拭う。 そしてジェフリーの指についたチョコをナンシーは赤い舌を見せつけぴちゃぴちゃと舐めるのだ。
不満が視線に現れれば、ジェフリーは笑って見せる。
「それは嫉妬かい? 彼女の心は見た目よりずっと幼く純粋なんだ。 僕は子供を相手にしているだけ。 それに比べ、僕は君を僕の婚約者、未来の妻として見ている。 だからこそ、僕の未来の妻として僕を支える事を求めているんだ」
虚しさが募る。
だけど……両親を事故で失くし、爵位を追われ平民となり、当然領地は失われた私には味方は無く、優しいブラウン侯爵夫婦の娘になる事だけに希望を求めてしまった。
一人は嫌。
そんな私に彼は付け入ってくる。
文字数 90,973
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.18