「胸」の検索結果
全体で5,068件見つかりました。
あぁ……どうしてこんなことになってしまったんだろう。
私は眠っている男性を起こさない様に、そっと寝台を降りた。
私が着ていたお仕着せは、乱暴に脱がされたせいでボタンは千切れ、エプロンも破れていた。
私は仕方なくそのお仕着せに袖を通すと、止められなくなったシャツの前を握りしめる様にした。
そして、部屋の扉にそっと手を掛ける。
ドアノブは回る。いつの間にか
鍵は開いていたみたいだ。
私は最後に後ろを振り返った。そこには裸で眠っている男性の胸が上下している事が確認出来る。深い眠りについている様だ。
外はまだ夜中。月明かりだけが差し込むこの部屋は薄暗い。男性の顔ははっきりとは確認出来なかった。
※ 私の頭の中の異世界のお話です
※相変わらずのゆるゆるふわふわ設定です。ご了承下さい
※直接的な性描写等はありませんが、その行為を匂わせる言葉を使う場合があります。苦手な方はそっと閉じて下さると、自衛になるかと思います
※誤字脱字がちりばめられている可能性を否定出来ません。広い心で読んでいただけるとありがたいです
文字数 137,583
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.02.22
東京の夜を走り続けるタクシードライバー、清水翔。
ハンドル捌きと道の知識には自信があり、理不尽な客にも笑顔で対応できる――不器用ながらも芯の強い男だ。
そんな翔が、偶然立ち寄った銀座の宝くじ売り場で一人の女性・松田忍と出会う。
彼女との再会をきっかけに、人生は思いもよらぬ方向へ動き出した。
宝くじの大当たり、そして「夢を追う旅」という衝動。
二人は豪華にバスコンをカスタムしたキャンピングカー「ブレイザー」を相棒に、日本一周を計画する。
――だが、最初のキャンプの日。
雷の直撃が二人を異世界へと連れ去った。
二つの月が照らす森で、翔は持ち前の度胸と行動力を武器に、忍を守りながら立ち向かう。
魔力で進化したブレイザー、忍の「鑑定スキル」、そして翔の判断力と腕力。
全てを駆使して、この未知の世界を切り開いていく。
焚き火の炎の向こうに広がるのは、戦いと冒険、そして新しい絆。
タクシードライバーから異世界の冒険者へ――翔と忍のキャンピングカー旅が、今始まる。
文字数 209,610
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.09.11
席替えをきっかけに、クラスメイトの優士と話すようになった瑞樹。
明るくて誰にでも優しいはずの彼は、なぜか瑞樹にだけ、少し踏み込みすぎてくる。
「俺たち、似てるよね」
その一言から、距離はゆっくり縮まっていく──はずだった。
気づけば、視線も、距離も、言葉も、少しずつ“近い”では済まなくなっていく。
ただの友達のはずなのに、他の誰かと話しているだけで、胸がざわつく。
優しさだとわかっているのに、どこか息苦しい。
それでも、離れたくないと思ってしまう。
これは、少しずつ二人だけの世界に閉じていく、静かな青春の話。
〜〜〜
少しずつ近づいていく青年たちのじれったい物語を綴っていきます。目標は、毎日少しずつでも書いて更新すること。
▫1日1話投稿
▫1話1000字以内
▫毎日更新(土日祝は除く)
これをルールに毎日綴っていきますので、どうぞ応援してください( *˙˘˙ ) *.ˬ.))ペコ
一言でも感想をいただけると嬉しいです!よろしくお願いします(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
文字数 36,011
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.03.02
平凡な高校生・三神美佳(みかみよしはる)の楽しみは、アルファポリスの投稿小説を読むこと。
最近ハマっている作品はダンジョン配信もの。たまたまランキングから見つけて読んでいるその小説には心惹かれるヒロインが登場する。
ボーイッシュでつるぺた胸、平凡顔の眼鏡っ子。名前はミカ。
名前が自分のあだ名と同じ「ミカ」だし、誕生日も同じ。行動も共感するところが多く、他人とは思えないのだ。
そんな美佳はある日、クラスのヒエラルキートップにいる陽キャイケメン久野(くの)にメガネを割られてしまい、弁償すると言う彼と一緒にメガネを買いに行くことになる。
少しだけ打ち解けてメッセージアプリの連絡先を交換する際、彼のスマホに表示された通知をみてしまった。
そこには読書用とは別の、「アルファポリス小説投稿専用アプリ」と、見慣れすぎた小説のタイトルが一瞬だけ映っていた。
(……え? 久野、もしかして……)
その後、投稿された小説の最新話では、ヒロイン・ミカがヒーローから“ちょっといいメガネ”を貰う。
美佳は、久野に買ってもらった“ちょっといいメガネ”と小説を交互に見て動揺する。
作者名は「M2D」…。
(まさかとは思うけど、Mikami、Mika(M×2)、Daisukiとかじゃないよね…?
ちょ…、なんかエッチなエピソードがきたぁー!)
えっちなエピソードで、その小説はランキングを駆け上がり、ついに…?!
※学校のヒエラルキートップイケメン×地味メガネ男子。
※R18はなし
※7万字ほどで完結予定
※エブリスタにはエブリスタ版を掲載予定
文字数 75,923
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.02.19
HOTランキング(女性向け)入りありがとうございました……(涙)
ヒーローのあだ名が「チンアナゴ」になった作品、2023/9/1に完結公開させていただきました。
小学生レベルの下ネタも、お色気な下ネタもあるR15ぎりぎりの作品になっております。
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そこそこの財産を持ち、そこそこの生活ができるけど、貴族社会では1番下のブラウニー男爵家の末娘、リーゼ・ブラウニーは、物心ついた頃から読み込んでしまった恋愛小説(ちょっぴりエッチ)の影響で、男女問わず「カップリング」を勝手に作っては妄想するようになってしまった。
もちろん、将来の夢は恋愛小説(ちょっぴりエッチ)を書く作家。
娘を溺愛する両親や兄達も、そこそこの財産があればスタンスなので、リーゼを無理に嫁がせる気はなし。
そんなリーゼが今最も推しているのは、眉目秀麗文武両道で評判のエドヴィン王子と、王子の婚約者候補ナンバー1と言われる公爵令嬢アレクサンドラのカップル。
「早く結婚すればいいのに。結婚式はぜひ遠目で眺めて、それを元に小説書いてデビューしたい」
そんな風にリーゼは胸をときめかせていた。
ところがある日、リーゼの元に何故か「王子の婚約者選抜試験」の知らせが届く。
自分の元に来る理由が分からず困惑したものの
「推しカプを間近で眺める絶好のチャンス!」
と、観光気分で選抜試験への参加を決意する。
ところが、気がついた時には全裸で知らない部屋のベッドに寝かされていた……!?
しかも、その横にはあろうことかエドヴィン王子が全裸で寝ていて……。
「やっとお前を手に入れた」
と言ってくるエドヴィン王子だったが
「冗談じゃない!私とのカップリングなんて萌えない、断固拒否!」
と逃げ帰ったリーゼ。
その日からエドヴィン王子から怒涛のアプローチが始まるだけでなく、妊娠も発覚してしまい……?
この話は「推しカプ至上主義!(自分以外)」のリーゼと、「リーゼと結婚するためなら手段を選ばない」エドヴィン王子の間で巻き起こる、ラブバトルコメディだったりする……。
<登場人物>
リーゼ・ブラウニー
男爵令嬢 18歳
推しカプに人生を捧げる決意をした、恋愛小説家志望。
自分と他人のカップリングなんて見たくもないと、全力で全否定をする。推しに囲まれたいという思いだけで絵画、彫刻、工作、裁縫をマスターし、日々推しを持ち歩ける何かをせっせと作っている。
エドヴィン
王子 18歳
パーティーで知り合ったリーゼ(ただしリーゼ本人は全く覚えていない)に一目惚れしてから、どうすればリーゼと結婚できるか、しか頭になかった、残念すぎるイケメン王子。
文字数 143,516
最終更新日 2023.09.01
登録日 2023.03.04
様々な生き物やモンスターを配下にできる【テイム】のスキルを持つ少年テネアは、度胸試しで迷い込んだ洞窟の奥にて、衰弱していた美しい白銀のサキュバスお嬢様であるフェルストゥーナを助けることになった。
傷ついて動けない彼女を回復させるために【テイム】のスキルで配下にして、回復させるために自身の精液を捧げると、その味とチンポを大変気に入られることになってしまう。
あまり喋らない無口なフェルストゥーナに溺愛されることになってしまったテネアは、訳もわからないまま毎日のごはんとして気持ちよく搾精されてしまうのだった。
スキルで配下にしたはずの無口なサキュバスお嬢様に、ラブラブえっちで搾精されながら上下関係を逆転されてしまい、マゾ調教済みのお婿さんにされちゃうお話です。
※:★付きの話がえっちシーンになります。
文字数 10,930
最終更新日 2023.03.29
登録日 2023.03.23
親の都合で一人暮らしをすることになった俺、結城翔太(18・大学一年生)。
壊滅的な家事能力を見かねた親が、ある日「家事代行サービス」を頼んでくれた。
そこに派遣されてきたのは、近所に住む同じ大学の先輩お姉さん・白瀬彩音(20)だった。
――彼女の家事スキルは完璧だった。
ただ、ひとつだけ大きな問題があった。
「翔太くん、あーん」
「ちょ、彩音さん! 近い、胸当たってるから!」
「え? もちろん家事代行のサービス料金内だよ? ほら、膝枕で耳かきもしよっか」
そう、彼女は「誰かを極限まで甘やかすことに喜びを感じる」という特異体質(世話焼きモンスター)だったのだ!
最初は「俺は子どもじゃない!」と強がっていた俺も、完璧な手料理と圧倒的な優しさに即座に陥落していく。
しかし、甘やかされるだけじゃカッコ悪い。
一人の「男」として彼女に振り向いてもらうため、密かな努力を始めるけれど……?
母性溢れるお姉さんに限界まで甘やかされる、圧倒的ニヤニヤ同居(通い)ラブコメディ!
ラブコメ
年上ヒロイン
女子大生お姉さん
年下主人公
家政婦/メイド
甘やかし
同居
ほのぼの
イチャイチャ
日常
文字数 21,858
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.13
滅びかけた祖国のため、海の孤島に棲む"竜王"のもとへ嫁いだわたし――セレナ。
恐ろしい化け物と噂されたそのお方は、けれど、恐ろしいほどに完璧で、優しくて。
わたしを、それはもう、大切に、大切に、愛してくださいます。
――ただ一つ。
夜、竜王さまの腕に抱かれて眠るとき。
寄せては返す波音にまぎれて、わたしの胸の奥から、"二つめの鼓動"が、聞こえるのです。
とく、とく、と。まるで、もう一つの心臓が、そこに在るみたいに。
※二人にとっては、最初から最後までハッピーエンドです。
※ほの暗く切ないホラー風味(不老の竜王の、途方もない執着)がありますが、ヒロインは絶対に傷つかず、竜王に永遠に愛されて幸せなままの物語です。幽霊やお化けは出ません。
文字数 4,684
最終更新日 2026.07.22
登録日 2026.07.22
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世界にも名を馳せる大企業、Sakura
その総帥である桜ノ宮鴈治郎に5人目の孫が産まれた。
桜ノ宮家の血を引く、鴈治郎にとっての初めての女の子。
この世に新たに生を受けた桜ノ宮あや
そんな彼女には誰にも言えない苦悩があった、、、
「、、、まだ足りないわ。」
「そう!そうよ兄様ッ!かわいい妹をもっと大切に扱って!!」
不運な事故により異世界に転生した桜ノ宮あやは愉悦部員だった。
「こんなに美人に生まれてきたんだもの!自分を主役にして楽しまなきゃ損よね!」
「ふぇ、、、っにいしゃま、、、」
「「「「ッ////」」」」
「大丈夫だ、あや。さっきのことなんか忘れてしまおう。」
「さぁ、あっちで休もう?胸は痛くないかい?」
「っ俺が守ってやるからな、、、!」
「あや、控えのお部屋の準備が出来ました。失礼しますよ?」
フワッと私を姫抱きにして別の階に連れて行ってくれる兄達。
「(、、、よしっ。あとは震えながら寝ちゃおう、、、犯人が早く捕まりますように!!)」
【過保護万歳!もっと溺愛してください!!】
欲に忠実になった元アラサー女が転生先で自己生産を始める物語。
※本作品では決して病気やトラウマ等を軽視したものではありません。不快に思われる方は予めご了承ください。
文字数 18,058
最終更新日 2023.08.15
登録日 2022.02.18
あらすじ
山に囲まれたこの村では、狐憑きの忌み子は人ではないとされている。
白い髪と金色の瞳を持って生まれた少年――九尾(くび)朧(おぼろ)は「九尾家に伝わる狐の呪い」をその身に宿す存在として、生まれながらに村八分にされた。
名はあっても誰にも呼ばれず、
家はあっても居場所はない。
唯一、朧の名を呼ぶのは、兄であり九尾家の跡取り――九尾宗珠。
優しさと暴力による支配が絡み合った、その檻の中で、朧は自由を知らずに育てられてきた。
そんな村に、正義感の強い新米警察官、三上悠真が駐在として赴任する。
村人たちは皆、「九尾家には関わるな」とだけ忠告する。やがて三上悠真は知る。
前任の駐在警官が――この村で、理由も分からぬまま消えていることを。
――この村では、忌み子に情をかけた者は、必ず消える。
籠の狐が空を知ってしまった時、
壊れるのは、狐か、籠か。
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【⚠️注意⚠️】
・性行為を匂わせる表現あり
・虐待・暴力描写あり
・兄がとにかくドブカスクズ男
暴力や虐待、イジメのような表現が苦手
主人公が辛い目にあうのは地雷という方はお引き返しください。胸糞悪いシーン多いです。ハピエンかどうかは、ご想像にお任せします。
文字数 38,555
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.06
魔術学院に通うクーノは小さい頃助けてくれた騎士ザイハムに恋をしている。毎年バレンタインの日にチョコを渡しているものの、ザイハムは「いまだにお礼なんて律儀な子だな」としか思っていない。ザイハムの弟で重度のブラコンでもあるファルスの邪魔を躱しながら、今年は別の想いも胸にチョコを渡そうと考えるクーノだが……。
[名家の騎士×魔術師の卵 / BL]
文字数 13,875
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.06.01
愛する夫も、我が子たちも、父すらも——大切な者をすべて奪われた女がいた。
幕末の京。絶望の底で冷たい泥を握りしめた彼女は、黒い髪を切り「蓮月」と名を改める。
泥から土を丸め、鉄筆で和歌を刻む「蓮月焼」を生み出しながら、彼女は世間の執着や利権を風のように受け流して生きていく。
やがて彼女の庵には、画家を志す若き日の富岡鉄斎、倒幕の志を燃やす野村望東尼、そして殺気立った新選組や志士たちが迷い込んでくる。
天下を揺るがす大乱のなか、一切の私心を捨てて生きた一人の老尼が残した言葉と器は、西郷隆盛の胸をも穿ち、幕末の京都を静かに照らしていく。
実在した伝説の女歌人・陶芸家「大田垣蓮月」の八十五年の生涯を描いた歴史短編(全5話)。
文字数 16,188
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.17
便秘症の草井一人者(くさいそろもん)は今日もトイレに籠もっていた。
「ちくしょう、なかなか出ねぇ!」
彼は今日もトイレで踏ん張っていたが、なかなか出ない。しかし努力(?)の甲斐ありようやく5日ぶりのお通じがあるとスッキリした気分になった。しかしその瞬間彼の足元に魔法陣が現れ、彼は異世界に召喚されてしまう。
一人者(そろもん)を召喚し者は一人者(そろもん)を含む他の召喚された者達に世界の窮状を訴えられ、力を貸してほしいとせがむ。しかし一人者(そろもん)の得たスキルがクソ魔法というふざけたスキルであったため城を追い出してしまうのであった。
「はーっ、しょうがない。冒険者にでもなるか」
異世界で生きることになった一人者(ソロモン)は冒険者となり生き抜くことにする。しかし一人者(ソロモン)のスキルがゴミ過ぎて魔物相手には通じなかった。しかし魔王の腹心であるホルヌスに見い出され彼は魔王軍へと誘われる。
「お前の能力は魔物相手にはゴミだが人間相手なら凄い性能を発揮するだろう」
「俺、別にこの世界の人間に義理なんかねーし別に構わんぞ」
一人者(ソロモン)は己の欲望に従い魔王の下につくことを決意する。そして一人者(ソロモン)は人類の敵として立ちはだかるのであった。彼の運命やいかに!?
最低主人公シリーズ第一弾!
堂々開幕w
※下品なネタや胸糞展開が多いため苦手な方は閲覧しないことをオススメします。
文字数 101,714
最終更新日 2024.08.10
登録日 2024.06.07
神様、僕に生きろとおっしゃったのに同じような試練を通らせるのですね…。
▽ー▽ ▽ ▽ー▽ ▽ ▽ー▽ ▽ ▽ー▽ ▽ ▽ー▽ ▽ ▽ー▽
自殺で死んでしまった主人公は、神に新しい生はしっかりと全うしなさいと諭されて新しく生を受けることになった。
しかし、新しく生まれ変わると思っていたユキだったが目が覚めた場所は見慣れない高級で厳重そうな部屋だった。
「スノードロップ、お前との婚約は無効だ。殺人を犯そうとしたお前が私との婚約を続けられると思っていたのか。」
新しい生を受けてなお僕は憎まれ、罰を受けなければならないのですね。
生きろと言われましたが、僕はもうこの不幸な人生を生き抜く気力はありません。
△ー△ △ △ー△ △ △ー△ △ △ー△ △ △ー△△△ー△
※前世の章はR18要素はないです。(自殺表現があるので注意)
※主人公が自殺未遂を繰り返し、周りから心配されながら本当の悪人を成敗するお話です。
※胸糞・過激なシーンがあるのでR18に設定しました。
文字数 42,574
最終更新日 2023.03.30
登録日 2022.02.23
これは、身分、性別、時代の壁に抗い、愛と芸術を武器に、残酷な運命に立ち向かう二人の物語。彼らは、吉原という闇の中で、光を見出し、世界を変えることができるのか——。
江戸時代前期、伊勢亀山の鈴鹿の里で出会った八歳の少年・多賀一郎(のちの英一蝶)と少女・胡蝶。侍医の息子である一郎は、村の童に虐められる胡蝶の姿に胸を衝かれ、声をかける。胡蝶は、関ヶ原で西軍に与して滅んだ岡本家の末裔であり、今は水呑みに身を落としていた。だが、彼女は一郎の絵を心から褒め、「絶対、絵師になれる!」と彼の夢を引き出す。しかし、一郎の父が胡蝶の秘密(両性具有であること)を知り、二人は引き裂かれる。別れの朝、一郎は丘の上に立つ胡蝶が、赤い衣をまとって舞う姿を目に焼き付ける。それは、彼の絵師人生の原風景となる。
十一年の時が流れ、一郎は江戸で狩野派の絵師・多賀朝湖として頭角を現す。一方、胡蝶は板倉重常の陰謀により、母を殺され、自身も陵辱された末、吉原の太夫となっていた。過酷な運命に耐えながら、胡蝶は板倉への復讐を誓う。吉原で再会する二人だが、胡蝶は一郎が自身を覗き見たと思い込み、一郎は胡蝶の置かれた地獄を知る。
◇歴史的史実
江戸時代の絵師・英一蝶(はなぶさ・いっちょう)は、伊勢亀山藩(三重県)の侍医の息子で、江戸で狩野派に入門し、伝統的な絵画のみならず、市井の人々を活写した独自の風俗画で人気の絵師となる。しかし人気絶頂の元禄11年 (1698)に47歳で三宅島への流罪になるという異色の経歴も持つ。時の将軍「犬公方」徳川綱吉の生類憐れみ令を批判したからとも、吉原に出入りし大奥の関係者に女郎の身請けをさせたからとも言われるが、理由は不明。宝永6年(1709)、綱吉が亡くなると、将軍代替わりの恩赦によって江戸に戻り、それまで名乗っていた「多賀朝湖」から、画名を「英一蝶」と改める。英は母親の実家の「花房」から、蝶は、島流しされて江戸に戻ることは望み薄だったことから「胡蝶の夢」の逸話から取ったーーとの説があるが、本当の理由は本人しか分からない。そんな英一蝶と、歴史には一切名の残らない「岡本胡蝶」の物語。
文字数 81,783
最終更新日 2026.01.17
登録日 2025.05.03
「…まさか、此処が『自由と鳥籠の聖女〜光と闇の覚醒〜』の世界だったなんて」
…ーこの国、アルフォルト魔法王国の王家の血をひき、昔から王家を支えるアルフィーレート公爵家の長女、ルピティナ・アルフィーレートの呟きに反応する者はいない。
ルピティナはランプの明かりだけを頼りに、鏡台にうつる自身の姿を見つめる。
乳白色の柔らかい肌、睫毛が長く薄紫色の大人びた瞳、腰まで長いふわふわした薄紫色の髪、長身で細身のスレンダーな身体、そして自身の胸元に『黒薔薇』が咲き誇る。
「悪役令嬢のルピティナが“闇の聖女”だったなんて…」
ルピティナの前世である日本人の少女がハマっていた18禁乙女ゲー『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の世界だ。
そして今は既にエンディングを迎えた。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDへ。
「もっと早く前世(記憶)が戻れば、何か変わったかしら」
前世の記憶が戻った時は全てが終わっていたー…。
ルピティナの耳にカシャンと音が聞こえ、音に誘われて、ルピティナは後ろを振り向く。
そこに『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の攻略対象キャラである男性が立っていた。
ルピティナを閉じ込める檻の鍵をあけて入ってきたようだ。
「お帰りなさいませ。ーーーー」
ルピティナが男性の名前を呼ぶと、男性は優しく微笑み、ルピティナを抱き締めてベッドへ誘う。
「んんっ」
男性がルピティナに覆い被さり、深くて甘いキスをルピティナに贈る。
「…あっ、ああ!」
衣服を何も身に付けていない、生まれたままの姿でルピティナと男性は抱き合う。
男性の身体が上下に揺れる度に、ルピティナの身体も上下に揺さぶれる。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDを迎えた、ルピティナに出来ることはただひとつ。
攻略対象キャラ男性の歪んだ愛情を“愛の檻”で受け入れることだけ。
それぞれの“愛の檻”をどうぞご覧下さいー…。
※攻略対象キャラルートによって、前世の記憶の有無や、戻るタイミングなど、設定の相違があります。
※“光の聖女”リリアと攻略対象キャラの絡みもあります。
※1話完結の読み切り形式です。
※最中はほぼありません。
ムーンライトノベルズ様、カクヨム様で同時掲載しております。
※表紙と挿し絵のイラストは、はやし様に素敵なイラストを描いていただきました。ありがとうございます。
Twitter→@884R0210
pixiv→https://www.pixiv.net/users/61175608
文字数 42,383
最終更新日 2022.05.09
登録日 2021.10.17